4249 森六 2019-08-09 14:00:00
2020年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月9日
上場会社名 森六ホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 4249 URL http://www.moriroku.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名)栗田 尚
問合せ先責任者 (役職名) 常務執行役員 経理 兼 IR担当 (氏名)下迫 俊司 TEL 03(3403)6102
四半期報告書提出予定日 2019年8月9日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 44,131 △8.1 1,563 △45.0 1,568 △50.1 654 △71.3
2019年3月期第1四半期 48,022 - 2,845 - 3,141 - 2,277 -
(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 418百万円 (△67.2%) 2019年3月期第1四半期 1,275百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
四半期純利益
1株当たり
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第1四半期 39.53 -
2019年3月期第1四半期 137.66 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 123,837 67,032 53.2
2019年3月期 128,063 67,440 51.8
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 65,860百万円 2019年3月期 66,298百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 47.00 - 47.00 94.00
2020年3月期 -
2020年3月期(予想) 51.00 - 51.00 102.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 90,500 △5.0 4,000 △12.8 4,000 △13.9 2,700 △29.6 163.19
通期 186,000 △1.9 9,000 3.6 8,900 0.8 6,300 3.1 380.78
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、添付資料P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事
項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、添付資料P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事
項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 16,960,000株 2019年3月期 16,960,000株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 414,885株 2019年3月期 414,885株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 16,545,115株 2019年3月期1Q 16,545,240株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての
注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
森六ホールディングス㈱ (4249)
2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 9
- 1 -
森六ホールディングス㈱ (4249)
2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結会計期間における自動車業界は、国内では、消費増税前の駆け込み需要は見られず、新車販売
台数は横ばいとなりました。海外におきましては、中国では、一部の日系完成車メーカーは堅調に推移したもの
の、消費マインドの冷え込みから新車販売台数は減少しました。北米ではセダン系車種を中心に販売台数が前年を
下回り、東南アジアでも市場の足踏み感が見られました。
こうした状況のなか、当社は、2020年3月期をスタートとする第12次中期経営計画(2020年3月期~2022年3月
期)を新たに策定し、当該計画に基づき、高効率製造体制の強化と更なる品質向上、車両の軽量化ニーズに対応し
た新製品の研究開発を進めているものの、その効果が発揮されるには至っておりません。また、中国では現地メー
カーとの競合が激しくなってきており、売上は伸び悩んでいるほか、円高による為替影響もあります。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における経営成績は、売上高は44,131百万円(前年同期比8.1%
減)、営業利益は1,563百万円(同45.0%減)、経常利益は1,568百万円(同50.1%減)、親会社株主に帰属する四
半期純利益は654百万円(同71.3%減)となりました。
なお、昨年第3四半期から収益に影響を与えていた米国工場の生産混乱は収束したものの、利益正常化に時間を
要していることから、繰延税金資産を取り崩し、法人税額が増加しております。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①樹脂加工製品事業
樹脂加工製品事業においては、生産台数は前年同期並みに推移したものの、製品構成の変化や当社主力車種の減
産、中国現地メーカーとの競合等により減収となりました。利益面では、継続的な高効率生産への取り組みや原価
低減に努めましたが、減収の影響に加えて、北米の生産体制安定化に向けた費用が増加した結果、前年同期比で減
益となりました。
このような結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は28,187百万円(前年同期比9.2%減)、営業利益は1,286
百万円(同48.0%減)となりました。
②ケミカル事業
ケミカル事業では、主に中国における自動車メーカーの減産を受け、自動車向け既存顧客からの受注が減少しま
した。一方、ものづくり分野では、機能性フィルムの製造販売を行う四国化工㈱において、食品・医療関係とも受
注が増加しました。
このような結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は15,943百万円(前年同期比6.1%減)、営業利益は327百
万円(同3.2%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は61,930百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,990百万円減
少しました。これは主に、現金及び預金が1,217百万円、受取手形及び売掛金が2,554百万円減少したこと等による
ものであります。
また、固定資産は61,906百万円となり、前連結会計年度末に比べ235百万円減少しました。これは主に、建設仮
勘定が1,091百万円増加した一方、機械装置及び運搬具(純額)が424百万円、投資有価証券が598百万円、長期繰
延税金資産が349百万円減少したこと等によるものであります。
これらの結果、総資産は123,837百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,225百万円減少しました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は45,306百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,255百万円減
少しました。これは主に、支払手形及び買掛金が1,616百万円、短期借入金が486百万円減少したこと等によるもの
であります。
また、固定負債は11,498百万円となり、前連結会計年度末に比べ561百万円減少しました。これは主に、長期借
入金が609百万円減少したこと等によるものであります。
これらの結果、負債合計は56,805百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,817百万円減少しました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は67,032百万円となり、前連結会計年度末に比べ408百万円減
少しました。これは主に、その他有価証券評価差額金が397百万円減少したこと等によるものであります。
- 2 -
森六ホールディングス㈱ (4249)
2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想については、2019年5月14日の「2019年3月期 決算短信」で公表いたしました第2四半期累計期間及
び通期の連結業績予想に変更はありません。
- 3 -
森六ホールディングス㈱ (4249)
2020年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 18,566 17,349
受取手形及び売掛金 33,475 30,921
有価証券 404 -
商品及び製品 4,820 4,721
仕掛品 1,358 1,586
原材料及び貯蔵品 3,789 3,463
その他 3,533 3,904
貸倒引当金 △26 △14
流動資産合計 65,921 61,930
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 16,159 15,971
機械装置及び運搬具(純額) 10,031 9,606
工具、器具及び備品(純額) 5,239 5,423
土地 5,379 5,464
リース資産(純額) 197 179
建設仮勘定 5,538 6,629
有形固定資産合計 42,545 43,275
無形固定資産 990 948
投資その他の資産
投資有価証券 16,447 15,848
長期貸付金 74 74
繰延税金資産 1,342 992
その他 769 803
貸倒引当金 △28 △37
投資その他の資産合計 18,605 17,682
固定資産合計 62,141 61,906
資産合計 128,063 123,837
- 4 -
森六ホールディングス㈱ (4249)
2020年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 23,440 21,823
電子記録債務 3,068 2,992
短期借入金 9,527 9,040
1年内返済予定の長期借入金 3,617 3,227
リース債務 79 196
未払法人税等 851 616
その他 7,977 7,409
流動負債合計 48,561 45,306
固定負債
長期借入金 5,976 5,367
リース債務 198 376
繰延税金負債 4,772 4,657
退職給付に係る負債 409 396
資産除去債務 168 168
その他 534 532
固定負債合計 12,060 11,498
負債合計 60,622 56,805
純資産の部
株主資本
資本金 1,640 1,640
資本剰余金 4,737 4,737
利益剰余金 52,459 52,286
自己株式 △253 △253
株主資本合計 58,584 58,410
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 6,945 6,547
為替換算調整勘定 360 516
退職給付に係る調整累計額 94 87
在外子会社のその他退職後給付調整額 314 297
その他の包括利益累計額合計 7,714 7,449
非支配株主持分 1,142 1,171
純資産合計 67,440 67,032
負債純資産合計 128,063 123,837
- 5 -
森六ホールディングス㈱ (4249)
2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 48,022 44,131
売上原価 41,332 38,659
売上総利益 6,689 5,471
販売費及び一般管理費 3,844 3,907
営業利益 2,845 1,563
営業外収益
受取利息 38 38
受取配当金 134 138
持分法による投資利益 0 -
為替差益 252 -
その他 45 43
営業外収益合計 470 220
営業外費用
支払利息 153 136
為替差損 - 44
持分法による投資損失 - 14
その他 20 19
営業外費用合計 173 215
経常利益 3,141 1,568
特別利益
固定資産売却益 3 17
投資有価証券売却益 - 107
補助金収入 10 8
特別利益合計 14 134
特別損失
固定資産売却損 1 -
特別損失合計 1 -
税金等調整前四半期純利益 3,155 1,702
法人税等 858 1,017
四半期純利益 2,297 685
非支配株主に帰属する四半期純利益 19 31
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,277 654
- 6 -
森六ホールディングス㈱ (4249)
2020年3月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 2,297 685
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △776 △399
為替換算調整勘定 △243 155
退職給付に係る調整額 △6 △6
在外子会社のその他退職後給付調整額 5 △16
持分法適用会社に対する持分相当額 - △0
その他の包括利益合計 △1,021 △266
四半期包括利益 1,275 418
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,256 389
非支配株主に係る四半期包括利益 19 29
- 7 -
森六ホールディングス㈱ (4249)
2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(IFRS第16号「リース」の適用)
国際財務報告基準を適用する在外連結子会社は、IFRS第16号「リース」(2016年1月13日。以下、「IFRS第
16号」という。)を、当第1四半期連結会計期間より適用しております。これに伴い、借手のリース取引は原
則すべてのリースについて資産及び負債の認識をしております。
IFRS第16号の適用については、経過的な取扱いに従って、当第1四半期連結会計期間の期首において、累積
的影響を適用開始日に認識する方法を採用しております。
この結果、当第1四半期連結会計期間の期首の有形固定資産が275百万円、流動負債のリース債務が111百万
円、固定負債のリース債務が208百万円それぞれ増加し、利益剰余金が49百万円減少しております。なお、当
第1四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
- 8 -
森六ホールディングス㈱ (4249)
2020年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
樹脂加工製品 (注)1
ケミカル事業 計 (注)2
事業
売上高
外部顧客への売上高 31,048 16,973 48,022 - 48,022
セグメント間の内部売上高
97 886 983 △983 -
又は振替高
計 31,146 17,859 49,006 △983 48,022
セグメント利益 2,476 338 2,814 30 2,845
(注)1.セグメント利益の調整額30百万円には、セグメント間取引消去309百万円及び各報告セグメントに帰属しな
い当社の費用△278百万円が含まれております。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
樹脂加工製品 (注)1
ケミカル事業 計 (注)2
事業
売上高
外部顧客への売上高 28,187 15,943 44,131 - 44,131
セグメント間の内部売上高
56 814 871 △871 -
又は振替高
計 28,244 16,757 45,002 △871 44,131
セグメント利益 1,286 327 1,614 △50 1,563
(注)1.セグメント利益の調整額△50百万円には、セグメント間取引消去271百万円及び各報告セグメントに帰属し
ない当社の費用△322百万円が含まれております。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
- 9 -