4249 森六 2021-05-18 15:45:00
2021年3月期 決算説明会資料 [pdf]

      2021年3月期
     決算説明会
        東証1部 4249




森六ホールディングス株式会社
        2021年5月19日
目次


     1. 会社概要           P.   3

     2. 2021年3月期の総括    P.   7

     3. 重点取り組み         P. 1 1

     4. 2021年3月期 決算    P. 2 0

     5. 2022年3月期 ⾒通し   P. 3 0

     6. 参考資料           P. 3 5


                                2
1. 会社概要
会社概要

                   森六ホールディングス株式会社とは

        2021.3月期 【連結】          1.創業350余年のグローバル化学企業
                                 徳島県で阿波藍の取り扱いからスタート
        売上高       営業利益           現在は15か国52拠点に展開、海外売上利率は
   1,554 億円        56 億円         約3分の2


                               2.⾃動⾞部品メーカーと化学品商社、
                                 2つの事業を展開
   売上高            営業利益           両事業のシナジーを発揮し、
                                 原料調達から部品製造・納品まで⼀貫体制
                   23%
  40%
         60                    3.ホンダ向け樹脂部品のトップメーカー
         %               77%
                                 他の⾃動⾞メーカーへの販売も拡⼤中
                                 樹脂加工製品事業の9割がホンダ向け


         ■樹脂加工   ■ケミカル

                                                          4
事業内容① 樹脂加工製品事業
  四輪⾞の内外装部品を開発・製造・販売
  設計開発から量産までの⼀貫体制を構築
         【内装部品】                                          【外装部品】
 ⽊目調、⾦属調、高光沢、高輝度等、多種多様な意匠                完成⾞両と⼀体化した外装の樹脂部品
 より高い利便性や操作性を実現                          高度な成形技術、塗装技術により、耐久性と合わせて非常に
 インテリア加飾パネル   インテリア加飾パネル                   高い外観品質を実現
  (フィルム素材)     (表皮素材)
                                                      ドア/フェンダープロテクター   バックドアガーニッシュ
                                           フューエル
                                          フィラーリッド



                        インストルメントパネルダクト
                                                                          カウルトップ

                                            サイドシル

                             メーターバイザー

 グローブボックス



              インストルメントパネル   インストルメントパネル                                  バンパー
                 ロアーカバー        ロアーカバー                                  ロアーガーニッシュ
センターロアーカバー                                フォグランプカバー      フロントグリル




                                                                                     5
事業内容② ケミカル事業
 化学品スマート企業として幅広い分野で事業展開
 きめ細かいサプライチェーンと⻑年の取引で培われた信頼関係


LED材料                                 合成樹脂
放熱材料                                  制振塗料
各種レンズ材料                               摩擦材原料
半導体工程材料              電機・電子            ⼆輪⽤外装部品

                  ものづくり      モビリティ

                       ケミカル事業         合成樹脂
               コーティング 21.3期 売上高       フィルム・シート
医療⽤・食品⽤・
電子機器⽤フィルム
                         621億円        住宅資材
                                      油吸着材
                  ファインケミカ    ⽣活材料
                     ル

                                     医農薬中間体原料
塗料原料
                                     化粧品原料
粘・接着原料
                                     機能材料
界⾯活性剤原料
                                     機能性食品素材



                                                 6
2. 2021年3月期の総括
2021年3月期 総括

                             業績ハイライト
      売上高           営業利益             経常利益           当期純利益

   1,554 億円          56 億円           55 億円           3.7 億円
  前年同期⽐   ▲9.0%    前年同期⽐   +3.2%   前年同期⽐   ▲1.3%   前年同期⽐   ▲89.3%
  【公表予想 1,550億円】   【公表予想 56億円】     【公表予想 55億円】      【公表予想 3億円】




   2020年度 実績
  • 売上高︓新型コロナウイルス影響あるも、中国の急速な回復が全体を牽引
  • 営業利益︓北⽶を中⼼とした⽣産性向上と経費抑制により前年を上回る
  • 経常利益︓為替差損2億円を計上
  • 当期純利益︓新型コロナウイルスにかかる損失22億円、関東工場などの減損損失25億円
              有価証券売却益11億円を計上


                                                                    8
関東工場の減損損失について


  2021年3月期第4四半期において、関東工場における減損損失 21億円を計上



  ■背景︓主要顧客の⽣産再編

    ホンダの⽣産拠点再編により、埼⽟から鈴⿅へ⽣産が移管
    ホンダ狭山工場(埼⽟県)の2021年度中の四輪⽣産終了が決定したことから、
    今期、減損損失を計上


   ■今後の戦略︓売上の確保と、⽣産体質の継続的な改善

    売上確保︓ホンダ以外の⾃動⾞メーカーへの販売拡⼤(⽇産、SUBARU)
    体質改善︓良品率、塗装直⾏率など⽣産効率を改善
          成形機削減、組⽴⾃動化、労務費削減

     来期の事業⿊字化および持続的な成⻑を目指す
                                             9
2021年3月期 株主還元
2021年3月期の期末配当は30.00円、年間配当は50.00円
将来への投資や内部留保のバランスを考慮しながら、安定的・継続的な配当を実施




           90.0円    94.0円    94.0円
                                      期末
                                      30.0円

                                      中間
                                      20.0円

           18.3期    19.3期    20.3期    21.3期

    ⼀株配当    90.0円    94.0円    94.0円    50.0円

    配当性向    20.2%    25.4%    44.2%   220.5%
                                               10
3. 重点取り組み
第12次中期経営計画(2020年3月期〜2022年3月期)
   スローガン          MOVING FORWARD WITH MI 400(Moriroku Innovation 400)
                  環境変化を先取りし、新事業創造と変革に挑み続けることで
                  グローバル市場で勝ち抜ける経営基盤を構築する
            3つの                                            2021年3月期
           基本戦略                  細 目                        取り組み

                   上場企業としての企業価値の向上
             Ⅰ
                   • グローバル経営基盤の強化を図ることで変革の加速を実現する     「開発⼒」 × 「技術⼒」
           経営基盤
            強化     • 地球環境の変化への対応、豊かな暮らしつくりへの社会貢献
                   • 新成⻑事業育成への資源配分、ポートフォリオの最適化
                                                      1. 他の⾃動⾞メーカー
                                                         への販売拡⼤
  MI 400




                                                      2. 部品領域の拡⼤
             Ⅱ     モビリティー革新への新技術の事業化
           付加価値    • 次世代モビリティーへの革新技術・商品開発への挑戦
            創造                                        3. 収益体質向上
                     (グループ横断での取組み・パートナー企業との連携)

                                                      4. グローバル事業強化
             Ⅲ
                   新スマート社会での新たな事業基盤の実現                5. 環境への取組み
           事業構造
            変革     • 環境変化を先取りした新たな⽣産技術の確⽴
                   • グローカライズビジネスの拡⼤                   6. ダイバーシティ

                                                                        12
第12次中期経営計画の進捗
                                   中計最終年度       2020.3月期     2021.3月期
                               (2022.3月期)の目標値      実績           実績

                     売上高        2,000億円以上        1,707億円      1,554億円
      業績目標
   (2022年3月期)        営業利益率          5.0%以上            3.2%         3.6%
 *為替前提要件 1US$=110円
                     ROE            9.0%以上            5.4%         0.6%

   安定した株主還元          株主総還元性向        30%以上            44.2%        75.3%
                                      中期3カ年
    戦略事業投資           投資⾦額                          133億円         70億円
                                     350億円
      2020年度                                今後に向けて
 ネガティブ影響                                 • 新型コロナウイルスや半導体不⾜の影響により、
   • コロナや顧客⽣産変動による受注の減少                    ⾃動⾞⽣産台数の回復には、なお時間を要す
   • 社員の移動制限                               る⾒通し

 ポジティブ影響                                 • ポジティブな変化は残しつつ、中計に設定した成
                                           ⻑戦略を継続
   • 工場スタッフのトレーニング充実
   • オンライン活⽤によるコスト削減                     • 地球環境(E)、社会課題解決(S)に繋が
   • 働き方改革の進化                              る取組みを加速
                                                                          13
他の⾃動⾞メーカーへの販売拡⼤
2020年度 はVolkswagenと日産の追加受注が量産開始

    2020年度 実績
       Volkswagen 【メキシコ】                 日産 【日本】
                        TAOS      Note             Rogue※



                                               ※北⽶ X-trail兄弟⾞

    今後の量産開始予定
     2021年6月                     AUDI Q5 【メキシコ】
      SUBARU BRZ 【⽇本】
     2021年中旬
      ⽇産 Ariya 【⽇本】
     2024年
      AUDI Q5 【メキシコ】
                               ※ 現⾏品︓受注機種とは異なります


                引き続き、他の⾃動⾞メーカーへの販売拡⼤を強化
                                                                14
部品領域の拡⼤
⾞両の軽量化とともに、リビング化ニーズに合わせた⾃動⾞部品を開発                       サステナビリティ ESG活動     E
    ドアライニング 採⽤⾞種の拡⼤

    N-ONEにおける採⽤を⾜掛かりに、⼩型⾞や
     ASEAN地域での拡⼤を推進
    軽量化によるCO2排出削減に寄与


    外装樹脂化ビジネスの拡⼤展開
    樹脂テールデートの基礎開発は完了、                  ROOF
                                                 WINDOW

     受注に向けた活動を継続
    ⾞体全体の樹脂化に向けた研究も加速         BONNET

                                                 DOOR PANEL
                              FR END    FENDER                TAIL GATE


    ⾃動運転、電動化に向けた製品開発

    電装と加飾技術を融合させた高付加価値部品
     の研究開発を推進
    中国ではイルミ内臓部品を受注、今夏の量産に
     向けて最終段階
                                        ※ イメージ︓実際の受注部品とは異なります                 15
収益体質向上に向けた取組み
高付加価値部品を開発し、具現化するための組織体制を再構築

         開発・設計、⽣産技術、工場の融合による収益最⼤化

                       開発・設計




            ⽣産技術                         工 場

 開発・設計              ⽣産技術                   工 場


 新領域拡⼤に向けた商品開発         高収益体制の確⽴             高品質・高効率の追求

  開発部/開発推進部(新設)         ⽣産企画部(新設)          ⽣産本部(新設)/各工場
 将来技術の研究と商品開発       開発・設計と⽣産を繋ぎ、高品質・高     ⽣産本部が全体を統括し、構築した高
 開発初期で試験、⾦型仕様を同時開   収益のものづくりを効率的に⾏うための    収益体制を具現化
 発することで効率化          工程設計、⽣産標準化を担当         顧客への安定供給維持の責任を担う
                                                              16
グローバル事業強化
森六ケミカルズ インド法人の営業を開始

MORIROKU CHEMICALS INDIA PRIVATE LIMITED
            (2021年2月︓営業開始)                                         森六ケミカルズ アジア拠点



インド進出の意義
 市場の高いポテンシャル
  輸入⾯→内需拡⼤による原材料需要の増加
  輸出⾯→中国と肩を並べる化学品の産地                      Moriroku Chemicals

注⼒分野
                                           India Private Limited



 モビリティ
                                                                      日本・
 1996年にインド進出した樹脂加工製品部門と連携し、                                           ASEAN
 原料調達から製品の納品まで、⼀気通貫でサービスを提供                  インド

 ファインケミカル     コーティング

 塗料原料、農薬・医薬品の原料など
 お客様のニーズに合わせて加工し、高品質にアレンジして納品


              ⽇本、ASEANとインドを繋ぐ新たなビジネスを展開
                                                                                   17
環境への取組み
事業活動を通じて地球環境と社会課題の解決に貢献                      サステナビリティ ESG活動    E
   CO2削減に向けた取組みをグローバルに横展開




   工場屋根にソーラーパネルを設置        成形機の電動化や工場の          社有⾞のEV化、
       (広州・タイ)            LED化を実施(アメリカ)     電気スタンドの設置(⽇本)

  フードロスの改善                        バイオプラスチックの⾞載適⽤研究

                       昨年⽐
                     約27%の削減




                                • ケミカルと樹脂加工のグループシナジーを発揮

  • 中国・広州では食堂の事前注文のOA化を         • 温室効果ガスの削減やマイクロプラスチック問題の解決に
    実施し、フードロスを低減                  向けて、森六だからできることに取り組む
                                                                   18
グループ⼈材が成⻑、活躍できる環境づくり
「森六=働きがいのある会社」を目指して施策を展開                 サステナビリティ ESG活動        S
   ダイバーシティ推進

                        森六グループ                        40.0%
 ⼥性や外国籍スタッフの活躍を積極      ⼥性採⽤⽐率
  的に推進(外国⼈管理職1名)                              27.6%

 海外現地スタッフの本社採⽤も実施
                                     15.3%
 テレワーク・フレックス勤務など、柔軟        10.7%

  な働き方も定着

                           2017年度   2018年度   2019年度   2020年度

                          森六HD                        12.0%
                        ⼥性管理職⽐率

                                              8.0%
                            5.9%
                                     4.3%




   ダイバーシティ推進委員会の活動の様子
                           2017年度   2018年度   2019年度   2020年度
                                                                   19
3. 2021年3月期 決算
2021年3月期 決算 連結業績
⽣産性の向上により減産の影響を最小化
新型コロナウイルスによる損失および減損損失を特別損失に計上

                                                            (億円)
                            20.3期     21.3期
                           通期実績      通期実績       増減額       増減率
 売上高                         1,707     1,554     △ 153    △9.0%

 営業利益                           54        56         1      3.2%
 営業利益率                        3.2%      3.6%          -         -
 経常利益                           56        55         0    △1.3%

 親会社株主に帰属する当期純利益                35         3      △ 31    △89.3%

 EPS(円)                    212.89円    22.68円   △ 190.21   △89.3%
 一株配当(円)                    94.00円    50.00円    △ 44.00   △46.8%
 為替(円/$)【期中平均】              108.7円    106.1円      △ 2.6   △2.4%
 klあたりナフサ価格(円/kl) 【期中平均】   42,900円   31,300円   △ 11,600   △27.0%
                                                                    21
2021年3月期 決算 セグメント別業績
樹脂加工製品︓中国の需要回復と北⽶の⽣産改善が寄与
ケミカル︓ファインケミカル、電機・電子分野が復調
                                                       (億円)

                        20.3期     21.3期
                       通期実績      通期実績      増減額       増減率

売上高                      1,707     1,554   △ 153     △9.0%

  |樹脂加工製品事業              1,069       933   △ 136     △12.7%
  |ケミカル事業                  638       621    △ 16     △2.6%

営業利益                        54        56         1     3.2%

  |樹脂加工製品事業                 45        45         0     0.6%
  |ケミカル事業                   12        13         1    14.3%

営業利益率(%)                  3.2%      3.6%         -         -

  |樹脂加工製品事業               4.3%      4.9%         -         -
  |ケミカル事業                 1.9%      2.2%         -         -
                                                               22
2021年3月期 決算 樹脂加工製品事業・営業利益増減分析
コロナと半導体不⾜の影響により台数・構成差で△65億円
工場停止期間中、従業員の一時解雇や時短対応を実施し、経費を抑制
                                                                           (百万円)
                            営業利益 +26百万円(+0.6%)                        2,080

                            ※その他経費の減少(△は増益)
         +318                運賃・保管料   △474
                             旅費交通費    △142
                             ⼈件費等     △86
                             役員報酬     △30
                             事務⽤消耗品費  △23
                                                                    △ 18
                             業務委託費    △21                  +2,173
                △ 6,541                                                       4,579
 4,553                                       +223   +854

                                   +1,019

                          +1,998          ※労務費の減少(△は増益)
                                           GTI  △1,140
                                           RTI  △298
                                           LTI  △320 (内、政府補助⾦ 77)
                                           MTDM △164


 20.3期   ⾦型売上   台数変動       労務費      その他      減価      その他    特損に     為替影響      21.3期
 通期実績            構成差               製造費⽤      償却費    経費※     振替えた              通期実績
                                                           コロナ影響額
                                                                                      23
2021年3月期 決算 ケミカル事業・営業利益増減分析
ファインケミカルは、既存取引先への販売が拡⼤
電機・電子は、テレワークや5G基地局拡⼤により需要増加

                                                                                 (百万円)
                    営業利益 +174百万円(+14.3%)

                                                                  +72      △9
                                        △276     +18      +48
                                 +337
                         +220

          △265    +29



 1,215                                                                           1,389
                                          ※その他経費の減少(△は増益)

                                           減価償却費         +240
                                           運賃保管料          +30
                                           旅費交通費         △187
                                           研究開発費          △79
                                           ⼈件費            △46



  20.3期   モビリティ   ⽣活材料   電機・電子   ファイン   コーティング   ものづくり   その他経費    特損に     為替影響    21.3期
 通期実績                            ケミカル                            振替えた            通期実績
                                                                 コロナ影響額

                                                                                          24
2021年3月期 決算 所在地別売上高・営業利益
北⽶︓⽣産体質の改善により通期の⿊字化を達成
中国︓売上、利益とも前期を上回る
                                                          (億円)

             20.3期             21.3期          前年同期⽐    前年同期⽐
                   構成⽐率              構成⽐率      増減額      増減率

 売上高 計     1,707   100.0%    1,554   100.0%    △ 153    △9.0%
  |日本        683    40.0%      634    40.8%     △ 48    △7.2%
  |海外      1,024    60.0%     919     59.2%    △ 104   △10.2%
   |北⽶       571    33.5%     484     31.2%     △ 87    △15.3%
   |中国       289    17.0%     321     20.7%       31     11.0%
   |アジア      160     9.4%     112      7.2%     △ 48    △30.4%
   |その他        1     0.1%       1      0.1%        0      3.0%
 営業利益 計       54   100.0%      56    100.0%        1      3.2%
  |日本          3     5.6%     △1      △2.3%     △4     △142.9%
  |海外       52       96.4%     58    103.5%      5      10.9%
   |北⽶      △0       △0.1%      6     12.2%      6           -
   |中国      39       71.2%     40     71.4%      1       3.5%
   |アジア     13       25.3%     11     19.8%     △2     △19.1%
   |その他     △0       △0.1%      0      0.1%      0           -
  |調整額      △1       △1.9%     △0     △1.2%      0           -
                                                                 25
所在地別・四半期売上高、営業利益
3Qまでは順調に回復したが、4Qは日本および北⽶で半導体不⾜による減産が影響


   所在地別・四半期売上高(億円)                                      所在地別・四半期営業利益(億円)
                                                                                     22

                                     451                                             2
 441         420                           432                        19
       417         427
                                     35
  40                           405
                   38                      40                                   17        15
       40    41                23                      15             4          1
  66                                 94
       68    73    80                      98
                               84                      3                                  5
                                                 その他                                 12
                                                            9    10                            その他
                         264                     アジア
                          12                                      2                            アジア
 156                                 150         中国         3                   11
       136   138   140                                                                         中国
                          43   147         125
                                                 北⽶    8
                                                                      13
                                                                           1                   北⽶
                         60                      ⽇本
                                                                           1              11   ⽇本
                                                            7    9                   4
                                                       1
                                                                           5
 176   171   166   168               170   167         3                        4    3
                         146   149
                                                            1         1
                                                            △2                            △1
                                                                           △3
  1Q   2Q    3Q    4Q    1Q    2Q    3Q    4Q          1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q

        20.3期                   21.3期                       20.3期               21.3期
                                                                                                     26
2021年3月期 決算 貸借対照表(概略)
コロナ禍における手元資⾦の確保により、総資産は103億円増加し1,328億円

                                                                    (億円)


           20.3期末    21.3期末                     20.3期末    21.3期末
                               差額                                   差額

流動資産          586       673     87 流動負債            449       510      61
(現預⾦)         116       179     62 (買入債務)          220       233      13
(売上債権)        310       324     13 (短期借入⾦)         153       188      34
(在庫)          114       134     19 固定負債            110       117         6
固定資産          638       655     16 (⻑期借入⾦)          50        46     △3
(有形固定資産)      465       438    △ 27 純資産            664       701      36
(投資有価証券)      141       182      40 (資本剰余⾦)         47        47         0
                                    (利益剰余⾦)        543       536     △6
                                    (⾃己株式)         △2        △2       0
                                    (評価・換算差額)       47       89       42
資産合計         1,224     1,328   103 負債純資産合計        1,224     1,328    103
                                    借⼊⾦            204       234      30




                                                                             27
政策保有株式の縮減
政策保有株式の売却を進めるも、株高により純資産に占める割合が上昇


 保有銘柄数と政策保有株式の累計売却額                                 政策保有株式の純資産に占める割合
(百万円)                                 (銘柄数)
3,000         前年までの売却額                  100   30%
              当年売却額
              銘柄数                       90                               25.6%
                                                      23.8%
2,500                                         25%
         75                             80
                      69                                       20.9%
                              64        70                              株高により増加
2,000                                         20%
                                        60

1,500                                   50    15%

                                        40
1,000                                         10%
                                        30

                                        20
 500                                          5%
                                        10

   0                                    0     0%
        2019.3      2020.3   2021.3                   2019.3   2020.3    2021.3


                                                                                  28
2021年3月期 決算 キャッシュ・フロー
フリーキャッシュフローはプラスを確保
                                          (億円)

                        20.3期    21.3期
                         実績       実績      差額

 営業活動によるキャッシュフロー            60       96    36

 投資活動によるキャッシュフロー          △128     △ 52    75

 フリーキャッシュフロー               △68       44   112

 財務活動によるキャッシュフロー           △1        16    17

 現⾦及び現⾦同等物の増減額             △72       62   135

 現⾦及び現⾦同等物期末残高             116      179    62

                                                 29
2021年3月期 決算 設備投資額・減価償却費及び研究開発費
⼤型投資は一巡し、設備投資額は減少、研究開発費は横ばい


             設備投資額・減価償却費(億円)                               研究開発費(億円)

                            133
                                                            27
                                                    24              25      25
91             92
      75            79            79
                                          70 70




設備 減価          設備 減価        設備 減価         設備 減価    18.3期   19.3期   20.3期   21.3期
投資 償却          投資 償却        投資 償却         投資 償却
                                                   通期実績    通期実績    通期実績    通期実績
 額    費        額     費      額      費      額    費

     18.3期          19.3期         20.3期    21.3期
     通期実績           通期実績        通期実績      通期実績

                                                                                   30
2021年3月期 決算 エリア別設備投資額
 新機種の⾦型や既存施設の増築・メンテナンスが中⼼

▼広州森六塑件有限公司                       ▼森六テクノロジー株式会社
 増築+⽴体倉庫                          新機種⾦型等




▲Moriroku Technology (Thailand)   ▲四国化工株式会社
 Co.,Ltd.                         新工場 クリーンルームの様子
  工場拡張



                                                   31
4. 2022年3月期 ⾒通し
2022年3月期予想 前提条件

■想定レート


                                            21.3期 通期実績             22.3期 通期予想

    為替(円/$)          【期中平均】                        106.1円              105.0円
    為替(円/中国元)【期中平均】                                15.5円                   16.4円

    klあたりナフサ価格(円/kl)【期中平均】                     31,300円                 36,000円


■主要市場での⾃動⾞販売台数推移(百万台)

                中国                            ⽇本                               ⽶国
                                     5.27   5.20                   17.66    17.58           16.81
     28.08                                           4.60   4.82
             25.77   25.27   26.14                                                  14.86




    2018年 2019年 2020年 2021年          2018年 2019年 2020年 2021年       2018年 2019年 2020年 2021年
                     (予)     (予)                     (予)    (予)                     (予)     (予)
  出所)みずほ銀⾏ 産業調査部
                                                                                                    33
2022年3月期予想 連結業績
コロナからの⽣産回復と体質改善を織り込み、2019年度、2020年度⽐で増収増益
半導体供給が安定した後は、挽回⽣産を⾒込む

                                                                     (億円)

                                   21.3期        22.3期
                                    実績         通期予想      増減額       増減率

   売上高                               1,554       1,430         -          -
                                               ※ 1,850         -          -
   営業利益                                56          81       24     42.8%
    営業利益率                            3.6%        5.7%          -          -
   経常利益                                55          80       24     43.0%

   親会社株主に帰属する当期純利益                         3       52       48            -
   EPS(円)                           22.68円     313.81円   291.13           -
   一株配当(円)                          50.00円      94.00円    44.00    88.0%

   注1)22.3期の期⾸より、「収益認識に関する会計基準」等を適⽤する予定であり、22.3期 は、当該基準に基づいた予想となっております。
      そのため、21.3期 実績に対する売上高の増減率は記載しておりません。
    2)※は「収益認識に関する会計基準」等を適⽤しない場合の売上高(参考)となります。

                                                                              34
2022年3月期予想 セグメント別業績
収益認識に関する会計基準の適⽤によりケミカルの売上高が減少するも、利益影響はなし
                                                                   (億円)

                             21.3期        22.3期
                            通期実績         通期予想         増減額        増減率

  売上高                           1,554        1,430          -             -

                                          ※ 1,850           -             -
     |樹脂加工製品事業                   933         1,120          -             -
                                          ※ 1,120           -             -
     |ケミカル事業                     621          310           -             -
                                            ※ 730           -             -
  営業利益                            56           81          24      42.8%

     |樹脂加工製品事業                    45           65          19      41.9%
     |ケミカル事業                      13           18           4      29.5%

   注1)22.3期の期⾸より、「収益認識に関する会計基準」等を適⽤する予定であり、22.3期 は、当該基準に基づいた予想となっております。
      そのため、21.3期 実績に対する売上高の増減率は記載しておりません。
    2)※は「収益認識に関する会計基準」等を適⽤しない場合の売上高(参考)となります。
                                                                              35
設備投資額・減価償却費及び研究開発費 ⾒通し
地球環境に配慮した投資や研究・開発に注⼒



                                          (億円)

                 21.3期    22.3期
                通期実績     通期予想     増減額    増減率

 設備投資額              70      115     45   65.1%

 減価償却費              70       81     10   14.4%

 研究開発費              25       27      1    6.6%




                                                 36
2022年3月期 配当予想
年間配当94.0円、配当性向30.0%の⾒通し




                                                47.0円


           90.0円    94.0円    94.0円


                                      50.0円     47.0円



           18.3期    19.3期    20.3期    21.3期    22.3期予想

  ⼀株配当      90.0円    94.0円    94.0円    50.0円     94.0円

  配当性向      20.2%    25.4%    44.2%   220.5%     30.0%

                                                         37
5. 参考資料
財務ハイライト①
                                                                                                  (百万円)
      【連 結】             16.3期          17.3期          18.3期          19.3期          20.3期       21.3期
売上高                      172,224        170,005       182,177        189,554         170,773    155,460
                  YoY           6.9%       △1.3%              7.2%           4.0%       △9.9%       △9.0%
売上原価                     151,436        149,212       157,633        164,813         149,556    136,092
売上総利益                     20,788         20,792        24,543         24,740          21,217     19,367
               YoY              ―           0.0%          18.0%           0.8%         △14.2%       △8.7%
              ratio         12.1%          12.2%          13.5%          13.1%          12.4%       12.5%

販管費                       14,485         14,468        15,125         16,054          15,720     13,694
               YoY                 ―       △0.1%              4.5%           6.1%       △2.1%      △12.9%
              ratio             8.4%        8.5%              8.3%           8.5%        9.2%        8.8%
営業利益                       6,303          6,323          9,417          8,686          5,497       5,672
               YoY                 ―           0.3%       48.9%          △7.8%         △36.7%           3.2%
              ratio             3.7%           3.7%        5.2%           4.6%           3.2%           3.6%
営業外収益                        602            556            616            863            796         689
営業外費⽤                        829            894            778            722            625         766
経常利益                       6,076          5,985          9,256          8,827          5,668       5,595
               YoY          △2.4%          △1.5%          54.6%          △4.6%         △35.8%       △1.3%
              ratio          3.5%           3.5%           5.1%           4.7%           3.3%        3.6%

特別利益                          59             92            160          1,003            480       1,878
特別損失                         570          2,693            267          1,188            574       4,878
税前利益                       5,565          3,384          9,149          8,642          5,574       2,596
               YoY          △7.7%         △39.2%         170.4%          △5.5%         △35.5%      △53.4%
              ratio          3.2%           2.0%           5.0%           4.6%           3.3%        1.7%

法人税等                       2,164          2,255          2,245          2,658          1,945       2,117
当期純利益                      3,320          1,026          6,805          6,112          3,525         375
               YoY         △15.5%         △69.1%         563.3%         △10.2%         △42.3%      △89.3%
              ratio          1.9%           0.6%           3.7%           3.2%           2.1%        0.2%
     【連 結】              16.3期          17.3期          18.3期          19.3期          20.3期       21.3期
営業活動によるキャッシュフロー           12,967          9,880        15,388         18,358           6,042      9,693
投資活動によるキャッシュフロー         △ 14,584       △ 10,912       △ 8,819        △ 7,186        △ 12,857    △ 5,260
財務活動によるキャッシュフロー            2,297          2,191         1,562        △ 9,016          △ 112       1,633
現⾦及び現⾦同等物の増減額                388          1,020         8,287          1,716         △ 7,254      6,279
現⾦及び現⾦同等物期末残高              7,573          8,902        17,190         18,906          11,653     17,933
                                                                                                               39
財務ハイライト②

                                                                                  (百万円)
    【連 結】   16.3期         17.3期         18.3期         19.3期         20.3期       21.3期
流動資産         54,120        56,502        67,716        65,921        58,624      67,360
 (現預⾦)          7,639         8,968        16,789        18,566        11,681      17,947
 (売掛⾦)         32,125        33,401        36,459        33,475        31,097      32,428
 (貸倒引当⾦)        △ 60          △ 53          △ 46          △ 26          △ 12        △ 12
固定資産         57,985        61,538        65,572        62,141        63,869      65,527
有形固定資産       41,466        42,720        43,619        42,545        46,546      43,807
無形固定資産              804           773           839           990       1,004       1,003
投資その他の資産     15,714        18,044        21,113        18,605        16,318      20,715
 (投資有価証券)      14,738        16,654        19,371        16,447        14,186      18,254
資産合計        112,105       118,041       133,289       128,063       122,493     132,887
            16.3期         17.3期         18.3期         19.3期         20.3期       21.3期
流動負債         43,388        44,756        50,792        48,561        44,933      51,049
 (買掛⾦)         22,727        21,647        24,552        23,440        19,801      21,052
固定負債           16,839        19,761        15,825        12,060        11,092      11,701
負債合計         60,227        64,517        66,617        60,622        56,025      62,750
株主資本         43,309        43,886        54,769        58,584        60,487      59,824
(資本⾦)           1,640         1,640         1,640         1,640         1,640       1,640
(利益剰余⾦)        41,595        42,172        48,644        52,459        54,307      53,638
評価・換算差額等        7,484         8,445        10,619         7,714         4,741       8,989
純資産額           51,878        53,523        66,672        67,440        66,467      70,136
負債純資産合計     112,105       118,041       133,289       128,063       122,493     132,887
ROE            6.5%          2.0%         11.6%          9.3%          5.4%        0.6%
⾃⼰資本⽐率        45.3%         44.3%         49.1%         51.8%         53.3%       51.8%


                                                                                            40
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があることをご承知おきください。




                                                 41