4249 森六 2021-02-12 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算補足資料 [pdf]
2021年3期 第3四半期
決算補足資料
東証1部 4249
森六ホールディングス株式会社
2021年2⽉12日
2021年3月期 第3四半期決算 連結業績
上期の減収影響はあるも、グローバルでの需要回復に加え、全社的な収益改善策の実施により
営業利益は前期を上回る
(百万円)
20.3期 21.3期
第3四半期 第3四半期 増減 進捗率
実績 実績 前年
% 通期予想 %
同期比
売上高 127,996 112,164 △ 15,831 △12.4% 154,000 72.8%
営業利益 3,558 4,093 535 15.0% 5,300 77.2%
営業利益率 2.8% 3.6% - - 3.4% -
経常利益 3,604 3,491 △ 113 △3.2% 4,900 71.3%
四半期純利益 2,070 734 △ 1,336 △64.5% 1,100 66.7%
EPS(円) 125.06円 44.30円 △ 80.76 △64.6% 66.39円 -
為替 米ドル【期中平均】 108.7円 106.1円 △ 2.6 △2.3% 105.0円 -
中国元【期中平均】 15.9円 15.4円 △ 0.5 △3.3% 15.4円 -
国産ナフサ(円/kl) 【期中平均】 42,300円 28,800円 △ 13,500 △31.9% 30,000円 -
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事業環境
⾃動⾞⽣産台数は3Qまで回復基調、4Q以降は半導体の供給不足が⼀部影響
【主要市場の生産状況推移】
■ 計画 ■ 計画 ■ 計画
日 本 北 米 中国
■ 実績 ■ 実績 ■ 実績
■ ⾒通 ■ ⾒通 ■ ⾒通
1Q 2Q 3Q 4Q(見通) 1Q 2Q 3Q 4Q(見通) 1Q 2Q 3Q 4Q(見通)
3Q累計︓主要顧客の生産台数は順調に推移、中国では前期を上回る
4Q︓コロナや半導体の供給不⾜により、⽇本や北⽶を中⼼に生産に影響が出ている
中国は12月決算のため、上記影響は来期以降
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2021年3月期第3四半期 経常利益増減分析
上期の工場停止期間中の固定費やコロナ感染防止に関する直接費用を特別損失に計上
(百万円)
経常利益△113百万円(△3.2%)
営業利益+535百万円(+15.0%)
△ 39 △15
※経費減少(増益) △ 633
の理由(△は増益)
運賃保管料 △432
旅費交通費 △279
減価償却費 △107 +2,226
※その他営業外費用増加
△ 2,660 (減益)の理由
3,605 (+は減益)
為替差損+655
3,491
+1,208
△ 201
20.3期 樹脂加工 ケミカル 経費※ 特損に 為替影響 配当等 その他 21.3期
第3四半期 振り替えた ⾦融収益 営業外※ 第3四半期
コロナ影響額 ・費用
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2021年3月期 第3四半期決算 セグメント別業績
樹脂加工製品事業︓コロナによる減収影響あるも、中国以外の地域も復調
ケミカル事業︓上期はコロナにより影響を受けたが、下期は復調し、概ね前期並みに推移
(百万円)
20.3期 21.3期
第3四半期 第3四半期
増減額 増減率
実績 実績
売上高 127,996 112,164 △ 15,831 △12.4%
|樹脂加工製品事業 79,956 67,309 △ 12,647 △15.8%
|ケミカル事業 48,039 44,855 △ 3,184 △6.6%
営業利益 3,558 4,093 535 15.0%
|樹脂加工製品事業 2,898 3,362 463 16.0%
|ケミカル事業 875 855 △ 20 △2.3%
営業利益率(%) 2.8% 3.6% - -
|樹脂加工製品事業 3.6% 5.0% - -
|ケミカル事業 1.8% 1.9% - -
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2021年3月期 第3四半期決算 樹脂加工製品事業・営業利益増減分析
⽣産工程改善や経費効率化等の収益改善策で、マイナス影響をカバー
(百万円)
営業利益 +463百万円(+16.0%)
※労務費の減少(△は増益)
GTI △915
RTI △311
LTI △295(内、政府補助⾦77) △ 29
+185 +2,149
MTDM △132
3,362
2,898
+276 +727
△ 5,807
+1,270 ※その他経費の減少
(△は増益)
運賃・保管料 △407
人件費等 △126
+1,693 旅費交通費 △114
20.3期 ⾦型売上 台数変動 労務費 その他 減価 その他 特損に 為替影響 21.3期
第3四半期 構成差 製造費用 償却費 経費※ 振替えた 第3四半期
コロナ影響額
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2021年3月期 第3四半期決算 ケミカル事業・営業利益増減分析
ファインケミカル、電機・電子分野が堅調
コロナ影響が⼤きかったモビリティ、コーティングなど⾃動⾞材料分野も回復基調
(百万円)
営業利益 △20百万円(△2.3%)
△9
+66
△ 106
+43
△ 34
+11 △ 62
+123
875
△ 52
855
※その他経費の減少(△は増益)
減価償却費 +164
旅費交通費 △149
研究開発費 △80
20.3期 モビリティ 生活材料 電機・電子 ファイン コーティング ものづくり その他 特損に 為替影響 21.3期
第3四半期 ケミカル 経費※ 振り替えた 第3四半期
コロナ影響額
7
所在地別・四半期売上⾼、営業利益
中国・北米に加えて国内も販売が回復し、売上、利益とも前年同期を上回る
所在地別・四半期売上⾼(億円) 所在地別・四半期営業利益(億円)
22
19
441 451
417 420 427 17
405
15
107 129
109 115 118 15
108
その他 9 10
264 その他
アジア 13
156 18
136 138 140 56
150 11 アジア
147 北⽶
北⽶
60 ⽇本 1
11 12 ⽇本
4
176 1 6
171 166 168 170
146 149
3 4 3
1 1
△2 △3
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
20.3期 21.3期
20.3期 21.3期
8
2021年3月期 第3四半期決算 貸借対照表(概略)
保有株式の時価の上昇により、投資有価証券および評価差額が増加
(億円)
21.3期 21.3期
20.3期末 20.3期末
第3四半期 第3四半期
実績 実績
実績 差額 実績 差額
流動資産 586 640 53 流動負債 449 492 43
(現預⾦) 116 174 57 (買入債務) 220 249 29
(売上債権) 310 314 3 (短期借入⾦) 153 173 19
(在庫) 114 115 1 固定負債 110 120 9
固定資産 638 655 16 (⻑期借入⾦) 50 49 △0
(有形固定資産) 465 449 △ 16 純資産 664 682 17
(投資有価証券) 141 175 33 (資本剰余⾦) 47 47 0
(利益剰余⾦) 543 539 △3
(自己株式) △2 △2 0
(評価・換算差額) 47 67 20
資産合計 1,224 1,295 70 負債純資産合計 1,224 1,295 70
借⼊⾦ 204 222 18
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2021年3月期第3四半期 トピックス
森六ケミカルズ 顧客から感謝状授与 新型コロナウイルス感染予防グッズを寄贈
アイシングループおよびアイシン化工より、感謝状・原 PCRドライブスルー検査時の感染予防のため、
価賞を受賞しました。 ⼿袋付きカーテンを医療用機関を共同開発し、
今後も顧客満⾜の向上に努めてまいります。 1,000枚を岐阜県に寄付しました。
【取り扱い商材】
制振塗料製品
制振塗料原料
軽量化原料
摩擦材原料
燃料電池⾞向け原料 ▲取り扱う制振塗料
▲ドライブスルーカーテン ▲寄贈式の様子
森六テクノロジー AUDI社との取引が決定 新型コロナウイルス対策へ寄付⾦を拠出
寄付の対象 ⾦額
2024年、メキシコ工場で
Audi Q5のエアベント 量産開始 東京都、神奈川県、千葉県、埼⽟県、大阪府、愛
計300万円
知県、群馬県、栃木県、三重県の9都府県
が決定しました。
今後も、他販ビジネスの拡大に注 特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン 200万円
⼒してまいります。 合 計 500万円
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2021年3月期通期 業績予想
2020/12/15付の業績予想
(百万円)
20.3期 21.3期
実績 通期予想 増減額 増減率
売上高 170,773 154,000 △ 16,773 △9.8%
営業利益 5,497 5,300 △ 197 △3.6%
営業利益率 3.2% 3.4% - -
経常利益 5,668 4,900 △ 768 △13.6%
当期純利益 3,525 1,100 △ 2,425 △68.8%
EPS(円) 212.89円 66.39円 △ 146.50 △68.8%
⼀株配当(円) 94.00円 50.00円 △ 44.00 △46.8%
為替 米ドル【期中平均】 108.7円 105.0円 △ 3.7 △3.4%
中国元【期中平均】 15.8円 15.4円 △ 0.4 △2.5%
国産ナフサ(円/kl) 【期中平均】 42,925円 30,000円 △ 12,925 △30.1%
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ん。本資料中の業績予想ならびに将来予測は、本資料作成時点で入⼿可能な情報に基づき当社
が判断したものであり、潜在的なリスクや不確実性が含まれております。そのため、事業環境の変化等
の様々な要因により、実際の業績は⾔及または記述されている将来⾒通しとは異なる結果となること
があることをご承知おきください。
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