4248 竹本容器 2019-02-14 15:00:00
2018年12月期 会社説明会資料 [pdf]
チャレンジ精神に満ちた
パッケージングソリューション・プロバイダー
2018年12月期決算説明資料
竹本容器株式会社
(東証1部 4248)
2019年2月14日
資料構成
1. 2018年12月期トピックス
2. 2018年12月期業績概要
3. 当社の特徴
中期計画及び2019年12月期見通し
4. 参考資料
1
1.2018年12月期トピックス
2018年12月期 振り返り(1)
通期業績及び配当
国内海外ともに、お客様からの引き合い・受注とも好調により、売上高は160億22百万円
(前年同期比12.8%増)、営業利益は粗利額が販管費の伸びを上回り16億30百万円(前
年同期比15.5%増)となりました。
上記、業績を踏まえ期末配当を、2018年2月公表値より1株当たり3円増配し、20円とする
ことと致しました。
株式分割の実施
2018年12月末の株主を対象として、1株につき2株の割合をもって分割をいたしました。
この株式分割は、当社株式の投資単位あたりの金額を引き下げ、当社株式の流動性を高め
るとともに、投資家層の更なる拡大を図ることを目的としております。
2
1.2018年12月期トピックス
2018年12月期 振り返り(2)
生産体制の強化
(ハード面)
〔インド サナンド工場〕
インド工場の生産開始、欧州において生産委託を開始、
岡山事業所の増設など、グローバル化や大量生産に対応す
るために、ハード面の強化を図りました。
開発提案の強化
〔増設棟(右側)工事中の岡山事業所〕
(ソフト面)
革新的なデザインにおいて世界的な評価の高いContainer社
(豪)との提携、ねじれ容器などの提案力向上、東上野デ
ザインラボ(Standoutラボ)の建設着手など、ソフト面の
強化にも注力しました。
Designed by Container
3
資料構成
1. 2018年12月期トピックス
2. 2018年12月期業績概要
3. 当社の特徴
中期計画及び2019年12月期見通し
4. 参考資料
4
2.2018年12月期業績概要
2018年12月期連結決算ハイライト
・スタンダードボトル、カスタムボトルとも化粧品向けを中心に需要が伸び売上高は続伸
・国内海外とも受注増に伴い売上高が大幅増加、設備投資に伴う償却負担が増加するも営業利益は続伸
・助成金収入等の営業外収益により経常利益は大幅増加
前年同期比 2018年計画比
2017年12月期 2018年12月期
¥16.62/RMB ¥16.71/RMB
¥112.16/USD ¥110.44/USD 増減 増減率 増減 増減率
百万円 百万円 百万円 百万円
売上高 14,201 16,022 + 1,821 +12.8% + 521 +3.4%
営業利益 1,412 1,630 + 218 +15.5% + 124 +8.3%
売上高営業利益率 9.9% 10.2% +0.2P - +0.5P -
経常利益 1,440 1,762 + 321 +22.3% + 230 +15.1%
当期純利益 986 1,211 + 224 +22.8% + 184 +18.0%
減価償却費 928 1,021
設備投資額 1,728 1,946
(うち 金型) 405 476
EBITDA 2,341 2,651
5
2.2018年12月期業績概要
地域別グループ企業業績
日本 百万円
前年同期比 計画比
2017年12月期 2018年12月期
増減 増減率 増減 増減率
売上高 11,018 12,063 +1,045 +9.5% +493 +4.3%
営業利益 1,077 1,242 + 164 +15.3% +111 +9.9%
売上変動要因
① 顧客企業の業績好調により化粧品向けを中心として、業界全体で需要が増加する中、積極的な開発提案型
営業の展開により受注が増加。
② 生産機械投資、自動化投資により国内の生産能力が増強され、製品供給量が増加。
③ 売上高は自社製品、他社製品を中心に前期比9.5%増。
利益変動要因
① 製品供給が増え材料費、人件費増加するも生産性の向上を図り売上総利益は額、率とも増加。
② プラスチック原材料価格は前年同期比で上昇(53百万円負担増)。
③ 売上総利益の増加により販管費は人件費、修繕費などが増加するも営業利益率は10.3%と0.5p上昇。
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2.2018年12月期業績概要
地域別グループ企業業績
中国 ※( )内はRMBベース 百万円
(百万元)
2017年12月期 2018年12月期 前年同期比 計画比
¥16.62/RMB ¥16.71/RMB 増減 増減率 増減 増減率
3,094 3,921 +826 +26.7% ▲5 ▲0.2%
売上高
(186) (234) (48) +26.0% (▲2) ▲0.8%
337 515 +178 +52.9% +2 +0.5%
営業利益
(20) (30) (10) +52.1% (▲0) ▲0.2%
売上変動要因
① 好調なリピート注文により売上高は大幅に増加。
② 開発提案型営業の展開によりスタンダードボトルの売上は大幅に増加。
③ 為替変動の影響は前年同期比で円換算額増(+21百万円)
利益変動要因
① 生産供給が増え材料費、人件費増加、投資増により償却費が増加するも売上総利益は額、率ともに増加。
② 販管費は人件費を中心に増加するも伸び率を低く抑え、営業利益率は13%台に。
③ プラスチック原材料価格は前年同期比ではほぼ影響なし。
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2.2018年12月期業績概要
区分別販売実績
販売先の主要事業内容ごとの販売実績
・国内海外ともにスタンダードボトルの品揃え強化と開発提案型営業の展開により、全区分で売上は増加。
・国内海外ともに化粧・美容区分は増加額、比率ともに大幅増加。
2017年12月期 2018年12月期 増減
区分
金額 構成比 金額 構成比 金額 比率
百万円 % 百万円 % 百万円 %
化粧・美容 8,512 59.9 9,651 60.2 +1,138 +13.4
日用・雑貨 685 4.8 697 4.4 +12 +1.8
食品・健康食品 1,221 8.6 1,310 8.2 +89 +7.3
化学・医薬 661 4.7 838 5.2 +176 +26.6
卸、その他 3,119 22.0 3,523 22.0 +404 +13.0
合 計 14,201 100.0 16,022 100.0 +1,821 +12.8
※上記区分は販売先の主要事業内容により分類したものであり、
販売先における実際の用途と上記区分名称は異なる場合があります。
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2.2018年12月期業績概要
区分別販売実績
製商品の内訳ごとの販売実績
・国内海外ともに化粧品向けを中心に需要が増加し全区分で売上は増加。
・国内海外ともにスタンダードボトルの売上が増加額、比率ともに大幅増加。
2017年12月期 2018年12月期 増減
区分
金額 構成比 金額 構成比 金額 比率
百万円 % 百万円 % 百万円 %
自社製品
(スタンダードボトル)
10,225 72.0 11,515 71.9 +1,289 +12.6
顧客金型製品
(カスタムボトル)
1,596 11.2 1,636 10.2 +39 +2.5
他社製品 2,063 14.5 2,532 15.8 +469 +22.7
材料その他 315 2.2 336 2.1 +21 +6.7
合 計 14,201 100.0 16,022 100.0 +1,821 +12.8
※上記区分は以下により分類しています
自社製品:当社所有の金型を用いて生産した製品(スタンダードボトル)
顧客金型製品:顧客が金型費用を負担している製品(カスタムボトル)
他社製品:顧客の要望等により他社から仕入れた品物
材料その他:協力メーカーへの原材料を販売した物等
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2.2018年12月期業績概要
金型(新製品)開発状況
当社はパッケージソリューションプロバイダーとしてより多くの顧客に利用いただけるボトルや付属品の品揃えを充実させ、
さらに顧客商品の価値を高めるカスタマイズ(着色、印刷などの加飾)を行うことで世界の器文化に貢献しています。
このためスタンダードボトル容器の成形に不可欠な総金型数及び年間の金型製作数はKPIの一つとして重要視しています。
現在進行中の中期経営計画においては、内容物の価値と個性化を高めるデザイン、優れた機能性、技術、そして高い信頼性
を備えたボトルパッケージを顧客に提供していく「Standoutな価値創造」を目指した開発にも注力することとしています。
2018年12月期の金型製作の進捗状況(新規製品の増加の状況)は下表のとおりです
金型数
2018年度
製作中 合計
完成金型数
137 75 212
日本
(30) (14) (44)
117 44 161
中国
(36) (11) (47)
インド 3 20 23
257 139 396
合計
(66) (25) (91)
※表の( )は内数でカスタムボトル用金型
2018年12月末時点での自社金型数は3,463型となっている。
10
2.2018年12月期業績概要
2016年以降の四半期業績の推移
単位:百万円
売上高
営業利益
※日本、中国はそれぞれ当該地域のグループ企業業績を示している
11
2.2018年12月期業績概要
2018年12月期 営業利益の変動分析
1,412 百万円
+ 1,821 自社生産高の増加
▲ 202
▲ 53
▲ 299
▲ 106 生産高アップによる人件費の
増加その他引当など
▲ 613
+ 138
▲ 169 顧客の要望等により他社から
仕入れた製品商品の増加
▲ 145
▲ 57
▲ 44
▲ 50
1,630
12
2.2018年12月期業績概要
2018年12月期 連結貸借対照表 資産の部
百万円
2017年12月末 14,550 ■流動資産 + 1,513
現預金 + 677
現預金 +677
売掛債権 + 439
売掛債権 + 439
棚卸資産 + 281
■固定資産 + 666
その他流動資産 + 115
建物及び構築物 + 286
有形固定資産 機械装置及び運搬具 + 479
+ 552
建設仮勘定
無形固定資産 ▲10
(建物及び構築物、
投資その他の資産 +125 機械装置及び運搬具) ▲ 292
2018年12月末 16,730
13
2.2018年12月期業績概要
2018年12月期 連結貸借対照表 負債・純資産の部
百万円
■流動負債 + 511
2017年12月末 14,550 支払手形及び買掛金 + 394
買掛債務 +394 1年内返済予定長期借入金 + 71
未払法人税等 ▲ 59
その他の流動負債 +117
固定負債 +986 ■固定負債 + 986
長期借入金 + 962
資本金・資本剰余金 変動なし
(うち、長期借入金による資金調達) (+1,600)
利益剰余金 +992
■純資産 + 682
その他包括利益累計 ▲ 329
利益剰余金(当期純利益分) + 1,211
新株予約権 +19 ( 配当金支払) ▲ 219
為替換算調整額 ▲ 330
2018年12月末 16,730
14
2.2018年12月期業績概要
2018年12月期 連結キャッシュ・フローの増減
換算差額は▲130百万円
現金及び現金同等物は+518百万円
百万円
■営業活動によるキャッシュ・フロー + 2,028
税金等調整前当期純利益 + 1,757
+ 2,028 減価償却費 + 1,021
法人税等の支払額 ▲ 654
+ 814
■投資活動によるキャッシュ・フロー ▲2,194
固定資産の取得による支出 ▲ 2,023
- 2,194 ■財務活動によるキャッシュ・フロー + 814
長期借入れによる収入 + 1,600
長期借入金の返済による支出 ▲ 566
配当金の支払額 ▲ 219
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資料構成
1. 2018年12月期トピックス
2. 2018年12月期業績概要
3. 当社の特徴
中期計画及び2019年12月期見通し
4. 参考資料
16
3-1.当社の特徴
プラスチック製容器の製造工程
樹脂を温めて 樹脂を金型で 空気で 金型を冷却して 製品を
金型に流し込む 挟み込む 膨らます 樹脂を固める 取り出す
金型の実物 用語の定義
金型の所有者
スタンダードボトル: 容器製造会社(竹本容器)
カスタムボトル: お客様(化粧品会社等)
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3-1.当社の特徴
<当社の使命>
生活上必要不可欠な容器-カタチ(容)あるウツワ(器)-を通じて、
お客様の商品である内容物の価値を安全に包み、
さらにその価値と個性化を高め「世界の器文化に貢献」すること。
18
3-1.当社の特徴
化粧品メーカー、食品メーカー等のお客様ニーズにお応えするために、
4つの施策を実行しています
お客様のニーズ
タイムリーな製品開発 内容物を安全に包み
商品価値を高める容器を 他社とは差別化した
開発リスク・コストを 必要なとき・必要なだけ
調達したい 容器を調達したい
低減したい 調達したい
開発提案力 金型の品揃え カスタマイズ 生産対応力
顧客基盤の厚み(規模の経済)
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3-1.当社の特徴
パッケージングソリューションとは、
竹本容器が提供するお客様への解決策のことです
パッケージングソリューション
コンセプトに沿った 最適な 必要な時に、
適切な容器
開発提案 カスタマイズ 必要なだけ
商品アイデアこそ、 完璧なパッケージを提供する 無限の可能性を持った ビジネスに貢献する
パッケージコンセプトの核心 最も効率的な手法 パッケージ お客様重視の生産システム
• 製品開発 • 小ロット生産
• スタンダードボトル • カラーリング
• 知財調査 • 短納期
• カスタムボトル • 様々な加工
• 設計・構造検討 • 即納体制
(お客様オリジナル) • 印刷とラベリング
• 研究開発 • 量産対応
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3-1.当社の特徴
竹本容器が金型を保有するスタンダードボトルによって、
お客様にさまざまなメリットを提供しています
お客様 スタンダードボトル 竹本容器(当社)
スタンダードボトルのメリット(お客様) 金型数を有するメリット(当社)
• コスト削減 • 金型の品揃えによる差別化
• 期間短縮 • 相談件数の多さ
• 印刷や装飾面でのノウハウ蓄積
多数の金型を抱えるメリット(お客様)
• 形状に関するニーズ対応
• サイズに関するニーズ対応
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3-1.当社の特徴
生産対応力 ~ 製造拠点及びグローバル戦略
製造提携拠点 海外販売拠点 製造拠点 インド 日本
オランダ アメリカ合衆国 NEW・SANAND FACTORY ・結城事業所(茨城県)
タイ ・吉川事業所(埼玉県)
NEW ・ヘルモンド
オランダ ・ジェイ・トム事業所(富山県)
中国
・ジェイ・プラ事業所(北海道)
・上海竹本容器包装
・プラスコ事業所(北海道)
・竹本容器(昆山) 22
NEW・岡山事業所(岡山県)
3-1.当社の特徴
海外におけるターゲット市場(用途)と顧客系列
用途
その他
化粧・美容、
×
トイレタリー
基本は進出地に所在する顧客への販売
海外市場は化粧・美容、
であり、現地ローカル企業、グローバ
トイレタリー向けが中心
ル企業、日系企業のニーズに対応
23
3-2.前年開示した中期計画(2018~2020)との比較
■2018年2月9日公表値
2018年~2020年中期計画
2018(計) 2019(計) 2020(計)
百万円 百万円 百万円
売上高 14,722 15,621 17,051
営業利益 1,339 1,472 1,706
EBITDA 2,551 3,026 3,362
設備投資額 3,516 2,950 1,871
■2019年1月31日公表値
2019年~2021年中期計画
2018(実績) 2019(計) 2020(計) 2021(計)
百万円 百万円 百万円 百万円
売上高 16,022 16,934 17,952 19,173
営業利益 1,630 1,678 1,712 1,830
EBITDA 2,651 2,876 3,267 3,655
設備投資額 1,946 3,585 3,189 2,410
24
3-2.前年開示した中期計画(2018~2020)との比較
前年開示したポイント 今年開示したポイント
1 STANDOUT
サステナビリティー
1(環境への取り組み)
2 グローバリゼーション
2 スピーディーかつ
アジャイルな体制
3 開発提案型
生産能力・ 3 デジタルとリアルの協働
4 省力化の取組み
25
3-3.中期計画(2019~2021)のポイント
サステナビリティー スピーディーかつ
1 (環境への取り組み) 2 3 デジタルとリアルの協働
アジャイルな体制
【現在の状況】
• 包装容器の開発基準・価値観が大きく変化する可能性がある。
• EUが中心になる可能性が高く、その動向に注視する必要がある。
【今後のテーマ】
• 営業、開発、生産の一貫体制による対応。
• 新基準に適合した容器開発を進めていく。
• 包装容器分野において、新事業を創出していく。
26
3-3.中期計画(2019~2021)のポイント
サステナビリティー スピーディーかつ
1 (環境への取り組み) 2 アジャイルな体制 3 デジタルとリアルの協働
【用語】
• スピーディー:working very quickly
• アジャイル :able to move quickly, able to think quickly and in an intelligent way
~ 変化に対して、時間軸としての速さだけでなく、知的に・機敏に・的確に動くこと。
【背景】
• 環境の変化が激しい。
• お客様の要求量が増えているため、仕事の回転スピード、生産性を上げる必要がある。
【今後のテーマ】
• 営業、開発、生産が最短で繋がる神経系統を築く。
• 従業員の新たな能力開発のための共育共成体制を強化・構築する。
27
3-3.中期計画(2019~2021)のポイント
サステナビリティー スピーディーかつ
1 (環境への取り組み) 2 アジャイルな体制 3 デジタルとリアルの協働
【アジャイルな体制作り】
• 機敏な組織になるためには、デジタルの活用が不可欠である。
• 経験や知見の蓄積と社内情報へのオープンアクセスによってナレッジ共有化を図る。
【具体的な活用イメージ】
• デザイン、品質、生産シミュレーションの活用
• 実験や実物確認により、多くの経験を得る。
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3-3.中期計画(2019~2021)のポイント
2019(計) 2020(計) 2021(計) 中期計画数値のポイント
百万円 百万円 百万円
1. 旺盛な需要に対応→生産能力増強への取組み
売上高 16,934 17,952 19,173
・2019年 上期には岡山既存棟改修工事が完了。
営業利益 1,678 1,712 1,830
2棟体制で生産開始。下期には結城増設。
売上高
9.9% 9.5% 9.5%
営業利益率 ・2020年 昆山工場増設、自動倉庫、新規事業立上
経常利益 1,706 1,722 1,836
・2021年 中国新工場、新規事業立上
当期純利益 1,176 1,203 1,281
・継続的な金型投資、生産設備投資、省力化投資
減価償却費 1,198 1,555 1,825 2.グローバルな営業、開発、生産活動
設備投資額 3,585 3,189 2,410 ・日本、中国、タイ、ヨーロッパ、アメリカ、インド
(うち 金型) 700 759 749
前提条件
EBITDA 2,876 3,267 3,655 プラスチック原材料: 2019年は2018年比2ケタ増
を想定。以降はゆるやかな上昇を想定
為替レート: 16.0円/元、110円/ドルで想定
29
3-3.中期計画(2019~2021)のポイント
地域別グループ企業計画
百万円
2018(実績) 2019(計) 2020(計) 2021(計) 日本:売上続伸を想定
売上高 12,063 12,431 13,045 13,758 スタンダードボトル開発の
金型投資と生産能力増強の
(増減) +1,045 +368 +614 +713 設備投資を継続。2019は
日本
営業利益 1,242 1,192 1,224 1,445 増収も材料費、償却負担重
(利益率) 10.3% 9.6% 9.4% 10.5%
く減益。2021以降は利益
率が改善し増益見込。
2018(実績) 2019(計) 2020(計) 2021(計) 中国:2019は金型投資と
売上高 3,921 4,207 4,548 4,914 生産性向上に取組み増収
増益を見込む。2020以降
中国 (増減) +827 +239 +388 +366 は昆山増設、新工場設立
営業利益 515 586 569 450 に伴い償却負担が増加し、
(利益率) 13.1% 13.9% 12.5% 9.2%
減益を想定。
インド:2019より国内市
2018(実績) 2019(計) 2020(計) 2021(計) 場向けに本格的に生産販
売を開始。引き合い、新
売上高 322 564 892 1,125
規案件を取込み、売上増
(増減) ▲55 +242 +328 +233 につなげ2024に黒字化を
その他
営業利益 ▲128 ▲101 ▲81 ▲66 目指す。
(利益率) -% -% -% -%
オランダ:2019より現地
での生産委託開始。金型
投資を本格的に開始し販
※ 上記数値は所在地別のグループ会社業績であり、地域別セグメントとは一致しません
売増につなげる。
30
3-4.2019年12月期業績見通し
2019年12月期 損益見通し
2018年12月期 2019年12月期計画
¥16.71/RMB ¥16.00/RMB 前期比 単年度計画ポイント
¥110.44/USD ¥110.00/USD
売上高
百万円 百万円 百万円 %
・スタンダードボトルニーズは引き続き拡大
売上高
16,022 16,934 +912 +5.7 • 消費者ニーズの多様化
• 商品サイクルの短縮化により開発コス
営業利益 1,630 1,678 +48 +3.0
ト削減・開発期間短縮の要望増加
・開発提案拡大、新規金型増加により売上増加を
売上高営業利益率 10.2% 9.9% - - 見込む。
・生産能力の増強
経常利益 1,762 1,706 ▲ 56 ▲3.2
・ 岡山工場2棟生産体制
・ 結城工場増設
当期純利益 1,211 1,176 ▲ 47 ▲2.9
営業利益
減価償却費 1,021 1,198 コスト:金型開発と増産対応及び省力化投資等
に伴う減価償却費負担177百万円の増加。増産対
設備投資額 1,946 3,585
応と原材料価格上昇により原材料費増加。
(うち 金型) 476 700
営業利益:販管費の抑制に努め増益を見込む。
EBITDA 2,651 2,876
31
3-4.2019年12月期業績見通し
製造原価の内訳について 為替感応度について
1円円安となった場合の営業利益の影響額
2019年12月期 想定為替レート 営業利益影響額
2017年12月期 2018年12月期
(計画)
対人民元 16.0円 +40百万円
百万円 % 百万円 % 百万円 %
売上高 14,201 100.0 16,022 100.0 16,934 100.0 対米ドル 110.0円 △10百万円
商品及び製品売上高 14,155 99.7 15,914 99.3 16,803 99.2
商品及び製品売上原価 9,787 68.9 11,075 69.1 11,807 69.7 現状では日本国内⇔海外の製商品
の取引はごく少量で売上金額への
商品及び製品仕入高 4,149 28.5 4,762 29.7 4,600 27.2 影響は限定的
製造原価 5,754 40.5 6,523 40.7 7,207 42.6 人民元に関しては、中国子会社の
円換算の影響度が大きい
材料費 1,750 12.3 2,006 12.5 2,425 14.3
米ドルに関しては、米子会社の
労務費 2,269 16.0 2,501 15.6 2,467 14.6 規模小さく
経 費 1,734 12.2 2,015 12.6 2,313 13.7 日本での原材料調達額への影響が
相対的に大きい
売上総利益 4,301 30.3 4,817 30.1 4,993 29.5
※2019年12月期の材料購入単価は日本国内では2018年比2ケタupを、
中国では2018年通期平均調達価格並みを想定。
※2015年に低減した減価償却負担(経費)が2016年では増加している。
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3-4.2019年12月期業績見通し
2019年12月期設備投資計画について
需要増加・人手不足への対応、将来への布石を見据えた設備投資を計画
百万円
国内 海外 合計
建物 1,365 14 1,379
(岡山既存棟改修、結城事業所など) 38.1% 0.4% 38.5%
機械装置(成形機、多層機、画像検査 1,110 253 1,363
装置、自動機など) 31.0% 7.1% 38.0%
397 303 700
金型
11.1% 8.5% 19.5%
120 23 143
その他
3.3% 0.6% 4.0%
2,992 593 3,585
合 計
83.5% 16.5% 100.0%
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3-4.2019年12月期業績見通し
配当政策
2018年12月期実績 2019年12月期計画
9.50円
中間配当金 17.00円 (株式分割前換算)
(19.00円)
9.50円
期末配当金 20.00円 (株式分割前換算)
(19.00円)
19.00円
年間配当金 37.00円 (株式分割前換算)
(38.00円)
当期純利益 1,211百万円 1,176百万円
配当性向 19.1% 20.2%
利益還元策は配当性向20%を目標として実施する方針です。
2019年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合を持って株式分割を行っております。
2018年12月期につきましては、当該株式分割前の配当金の金額を記載しております。
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資料構成
1. 2018年12月期トピックス
2. 2018年12月期業績概要
3. 当社の特徴
中期計画及び2019年12月期見通し
4. 参考資料
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竹本容器株式会社
代表取締役社長
会社名 竹本容器株式会社
Takemoto Yohki Co., Ltd.
設立年月 1953年5月19日(昭和28年)
代表者 代表取締役社長 竹本 笑子
所在地 東京都台東区松が谷2丁目21番5号
事業内容 プラスチック製等の包装容器の製造及び販売
資本金 8億314万4,725円
本社 合羽橋ショールーム
発行済株式数 6,264,200株(2018年12月31日現在)
12,528,400株(2019年1月1日現在)
株主数 4,548名(2018年12月31日現在)
グループ従業員数 959名(2018年12月31日現在) 大阪営業所・ショールーム 福岡営業所・ショールーム
JQA-FC0115
上場市場 東京証券取引所市場第一部 結城事業所
食品用プラスチック
包装容器の製造
[ 証券コード:4248 ] (印刷製品は除く)
ホームページ http://www.takemotokk.co.jp 名古屋営業所・ショールーム 北海道営業所 Standout ラボ (建設中)
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“STANDOUT”な価値創造
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