4248 竹本容器 2021-04-30 15:00:00
2021年12月期第1四半期決算説明資料 [pdf]
チャレンジ精神に満ちた
パッケージングソリューション・プロバイダー
2021年12月期第1四半期決算説明資料
竹本容器株式会社
(東証1部 4248)
2021年4月30日
資料構成
1. 2021年12月期第1四半期トピックス
2. 2021年12月期第1四半期業績概要
3. 参考資料
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1.2021年12月期第1四半期トピックス
1Q業績
【売上面】
日本国内は新型コロナウイルス感染症拡大は収束に至っていないものの、開発提案
型営業などにより新規案件の確保に努めるとともに、日用・雑貨、食品・健康食品区
分でリピート注文が増加し、増収となりました。
また、中国国内は昨年の新型コロナウイルス感染症の影響による生産活動の停止・
縮小の影響が無くなったことと、消費活動が回復基調となったことにより、化粧品向
け売上を中心に大幅増収となりました。この結果、連結売上高は38億3百万円(前年同
期比11.0%増)となりました。
【損益面】
労務費の増加や海外の原材料価格上昇等もありますが、内製化努力等により生産
効率を高めたことや償却費負担の軽減等により費用増を抑えました。売上増に伴う
粗利額が増加したことで営業利益は5億3百万円(前年同期比47.9%増)となりました。
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資料構成
1. 2021年12月期第1四半期トピックス
2. 2021年12月期第1四半期業績概要
3. 参考資料
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2.2021年12月期第1四半期業績概要
2021年12月期第1四半期連結決算ハイライト
・国内の化粧品向けを中心に新規案件獲得が増加。日用・雑貨、食品・健康食品区分でリピート注文が増加し、
前年比、計画比ともに増収。
・海外も新規案件は順調に増加。昨年の中国事業の生産活動の停止・縮小の影響が無くなり化粧品向けを中心に増収。
・損益面では労務費、海外の原材料価格が上昇するも内製化努力等や償却費負担軽減と売上増に伴う粗利増で増益。
2020年第1四半期 2021年第1四半期 前年同期比 2021年計画比
(1-3月期) (1-3月期)
¥15.59/RMB ¥16.38/RMB
¥108.86/USD ¥106.09/USD 増減 増減率 増減 増減率
百万円 百万円 百万円 百万円
売上高 3,425 3,803 +377 +11.0% +392 +11.5%
営業利益 340 503 +163 +47.9% +168 +50.5%
売上高営業利益率 9.9% 13.2% +3.3P - +3.4P -
経常利益 327 555 +227 +69.4% +219 +65.4%
四半期純利益 212 364 +151 +71.4% +136 +59.6%
減価償却費 264 249
設備投資額 120 192
(うち 金型) 69 82
EBITDA 604 753
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2.2021年12月期第1四半期業績概要
地域別グループ企業業績
日本 百万円
前年同期比 計画比
2020年第1四半期 2021年第1四半期
増減 増減率 増減 増減率
売上高 2,814 2,890 +76 +2.7% +238 +9.0%
営業利益 315 410 +94 +29.8% +121 +42.2%
売上変動要因
① 需要は徐々に戻りつつあり化粧品向けを中心に受注は回復基調。全体的にリピート注文も回復基調。
② 開発提案型営業に加えメルマガなども活用することで化粧品向けを中心に新規案件は順調に獲得。
③ 感染予防対策の除菌用途の需要は前期水準からは減少。日用・雑貨、食品・健康食品区分のリピート注文が増加。
利益変動要因
① 内製化努力等により粗利益率が1.5ポイント改善。
② 国内の樹脂原材料価格は前年同期比ではなお低水準で推移。前年1Qとの価格対比で材料費負担は9百万円軽減。
③ 粗利額の増加に加え販管費は想定内に収まったことから、営業利益は計画比大幅増加。
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2.2021年12月期第1四半期業績概要
地域別グループ企業業績
中国 ※( )内はRMBベース 百万円
(百万元)
2020年第1四半期 2021年第1四半期 前年同期比 計画比
¥15.59/RMB ¥16.38/RMB
増減 増減率 増減 増減率
604 871 +266 +44.0% +160 +22.6%
売上高
(38) (53) (+14) +37.1% (+8) +19.8%
56 112 +56 +99.9% +51 +84.2%
営業利益
(3) (6) (+3) +90.2% (+3) +79.9%
売上変動要因
①昨年の中国事業の生産活動の停止・縮小の影響が無くなり経済活動は回復基調へ。
②新規案件は化粧品向けを中心に順調に増加。
③リピート注文は顧客による差異はあるものの、主要顧客層の化粧品向けを中心に順調に増加。
利益変動要因
① 売上高が増加したことで、粗利益額が増加。
② 昨年実施された中国政府による社会保険料軽減措置が無くなり労務費は前年同期比増加。
③ 樹脂原材料価格は原油価格に伴い上昇、前年1Qとの価格対比で材料費負担は5百万円増。
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2.2021年12月期第1四半期業績概要
地域別グループ企業業績
その他地域 百万円
2020年第1四半期 2021年第1四半期
¥108.86/US$ ¥106.09/US$ 前年同期比 計画比
¥120.08/€ ¥127.81/€
¥1.51/INR ¥1.47/INR
増減 増減率 増減 増減率
¥3.48/TB ¥3.50/TB
売上高 59 100 +40 +68.5% +14 +16.4%
営業利益 ▲34 ▲20 +13 - % +3 - %
現状、今後の見通しなど
① インドはスタンダードボトルを軸として営業活動を実施。売上高は前年・計画を共に上回る。
今後も金型のラインナップを増やし売り上げ増加を目指す方針。
一方、原油価格の上昇により原材料価格が上昇していること等から今後の利益確保が課題。
② オランダはWEBサイトリニューアルにより問合せ件数が増加し、受注が好調。前年比、計画比ともに増加。
環境への関心の高まりを踏まえ、サステナビリティ関連に特化したECサイト構築を準備中。
③ アメリカは既存取引先を中心に受注・販売が順調で計画比増加。
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2.2021年12月期第1四半期業績概要
区分別販売実績
販売先の主要事業内容ごとの販売実績
・全区分で売上増加。化粧・美容区分は中国セグメント増加による影響大。
・日用・雑貨、食品・健康食品区分のリピート注文が増加。
・化学・医薬区分の増加はオーラルケア関連が貢献。
2020年第1四半期 2021年第1四半期 増減
区分
金額 構成比 金額 構成比 金額 比率
百万円 % 百万円 % 百万円 %
化粧・美容 1,955 57.1 2,054 54.0 +98 +5.1
日用・雑貨 209 6.1 249 6.6 +39 +18.7
食品・健康食品 280 8.2 352 9.3 +71 +25.4
化学・医薬 187 5.5 243 6.4 +55 +29.7
卸、その他 791 23.1 903 23.8 +112 +14.2
合 計 3,425 100.0 3,803 100.0 +377 +11.0
※上記区分は販売先の主要事業内容により分類したものであり、
販売先における実際の用途と上記区分名称は異なる場合があります。
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2.2021年12月期第1四半期業績概要
区分別販売実績
製商品の内訳ごとの販売実績
・国内、海外ともにスタンダードボトルは化粧品向けを中心に売上増加。
・ビスポーク(旧カスタムボトル)は国内では減少するも大口案件の多い中国では増加し、全体でも増加。
2020年第1四半期 2021年第1四半期 増減
区分
金額 構成比 金額 構成比 金額 比率
百万円 % 百万円 % 百万円 %
自社製品
(スタンダードボトル) 2,611 76.2 2,791 73.4 +180 +6.9
顧客金型製品
(ビスポーク)
288 8.4 352 9.3 +63 +22.0
他社製品 472 13.8 583 15.3 +111 +23.5
材料その他 53 1.6 75 2.0 +22 +41.8
合 計 3,425 100.0 3,803 100.0 +377 +11.0
※上記区分は以下により分類しています
自社製品: 当社所有の金型を用いて生産した製品(スタンダードボトル)
顧客金型製品: 顧客が金型費用を負担している製品(ビスポーク)
他社製品: 顧客の要望等により他社から仕入れた品物
材料その他: 協力メーカーへ原材料を販売した物等
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2.2021年12月期第1四半期業績概要
金型(新製品)開発状況
当社はパッケージングソリューション・プロバイダーとしてより多くの顧客に利用いただけるボトルや付属品の品揃えを
充実させ、さらに顧客商品の価値を高めるカスタマイズ(着色、印刷などの加飾)を行うことで世界の器文化に貢献して
います。
このためスタンダードボトル容器の成形に不可欠な総金型数及び年間の金型製作数はKPIの一つとして重要視しています。
現在進行中の中期経営計画においては、内容物の価値と個性化を高めるデザイン、優れた機能性、技術、そして高い信頼
性を備えたボトルパッケージを顧客に提供していく「Standout なパッケージングソリューションの創造 」を目指した開
発にも注力することとしています。
2021年第1四半期の金型製作の進捗状況(新規製品の増加の状況)は下表のとおりです。
金型数
2021年第1四半期 2021年第1四半期 製作中 【当社新製品の開発方針】
完成金型数 保有金型総数
13 22 包装の役割(保護性・簡便性・快適性)
日本 2,336 を踏まえつつ、当社新製品については、
(5) (1)
原則としてカーボンニュートラル、サー
9 26 キュラーエコノミーに配慮したものとし
中国 1,125
(11) (5) ます。
7 42
インド 93
(-) (11)
- 17
オランダ 23
(-) (4)
29 107
合計 3,577
(16) (21) ※製作数の( )はビスポーク(旧 カスタムボトル)用
金型(外数表示)
2021年3月末時点での自社金型総数は3,577型となってい
※自社保有金型総数から、顧客限定金型は控除しています。
る。
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2.2021年12月期第1四半期業績概要
2019年以降の四半期業績の推移
単位:百万円
5,000
4,000
売上高 3,000
2,000
1,000
0
2019 1Q 2Q 3Q 4Q 2020 1Q 2Q 3Q 4Q 2021 1Q
700 25%
600
20%
500
400 15%
営業利益 300 10%
200
5%
100
0 0%
2019 1Q 2Q 3Q 4Q 2020 1Q 2Q 3Q 4Q 2021 1Q
連結 日本 中国 連結営業利益率 日本営業利益率 中国営業利益率
※日本、中国はそれぞれ当該地域のグループ企業業績を示している
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2.2021年12月期第1四半期業績概要
2021年12月期第1四半期 営業利益の変動分析
単位:百万円
2020年第1四半期 340
売上増加 + 377
原材料使用量増 ▲ 99
原材料価格の下落 +4
労務費増(製造原価) ▲ 85
日本は下落(▲9)
減価償却費減(製造原価) + 21
中国は上昇(+5)
製商品仕入額増 ▲ 155
製商品在庫増 + 96
その他売上原価減 ▲6
販管費減 +9
2021年第1四半期 503
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2.2021年12月期第1四半期業績概要
2021年12月期第1四半期 連結貸借対照表 資産の部
単位:百万円
2020年12月末 17,712 ■流動資産 + 267
現預金 + 104
現預金 + 454 +104
売掛債権 + 68
売掛債権 +68 棚卸資産 + 58
棚卸資産 +58
その他流動資産 +36
■固定資産 + 38
有形固定資産 +45 金型 + 38
建設仮勘定 + 37
無形固定資産 +29
繰延税金資産 ▲ 15
投資その他の資産 ▲36
2021年3月末 18,018
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2.2021年12月期第1四半期業績概要
2021年12月期第1四半期 連結貸借対照表 負債・純資産の部
単位:百万円
2020年12月末
■流動負債 ▲ 62
17,712
支払手形及び買掛金 + 167
買掛債務 +82
電子記録債務 ▲ 84
その他の流動負債
未払費用 + 85
▲ 145
未払法人税等 ▲ 269
固定負債 ▲ 184
資本金・資本剰余金 変動なし ■固定負債 ▲ 184
長期借入金 ▲ 190
利益剰余金 +245
その他包括利益累計 +306 ■純資産 ▲ 552
利益剰余金(当期純利益分) + 364
新株予約権 +0
( 配当金支払) ▲ 119
2021年3月末 18,018 為替換算調整額 + 305
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資料構成
1. 2021年12月期第1四半期トピックス
2. 2021年12月期第1四半期業績概要
3. 参考資料
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竹本容器株式会社
代表取締役社長
会社名 竹本容器株式会社
Takemoto Yohki Co., Ltd.
設立年月 1953年5月19日(昭和28年)
代表者 代表取締役社長 竹本 笑子
所在地 東京都台東区松が谷2丁目21番5号
事業内容 プラスチック製等の包装容器の製造及び販売
資本金 8億342万1,725円(2020年12月31日現在)
本社 合羽橋ショールーム
発行済株式数 12,529,200株(2020年12月31日現在)
単元株主数 14,741名(2020年12月31日現在)
グループ従業員数 918名(2020年12月31日現在)
大阪営業所・シ ー ー
ョ ル ム 福岡営業所・シ ー ー
ョ ル ム
上場市場 東京証券取引所市場第一部 JQA-FC0115
結城事業所
食品用プラスチック 岡山事業所
[ 証券コード:4248 ] 容器の製造 食品用プラスチック
(印刷製品は除く) 容器の製造
ホームページ https://www.takemotopkg.com
名古屋営業所・シ ー ー
ョ ル ム 北海道営業所 TOGETHER LAB
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すべては “ ”な
パッケージングソリューション
創造のために
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