4247 ポバール興業 2020-11-12 15:40:00
2021年3月期第2四半期決算説明資料 [pdf]
2021年3月期第2四半期
決算説明資料
ポバール興業株式会社
1
目次
• 企業概要 ……………………………………… P3
• 製品紹介 ……………………………………… P13
• 2021年3月期第2四半期 …………………… P22
2
企業概要
3
会社概要
事 業 内 容 総合接着・樹脂加工品、特殊設計機械事業の製造及び販売
設 立 1964年11月2日
代 表 者 名 代表取締役社長 松井 孝敏
本 社 所 在 地 名古屋市中村区野田町字中深30番地
資 本 金 1億7,960万円
従 業 員 数 正社員 109名(連結:203名)
営 業 所 東京・名古屋・大阪・福岡
工 場 名古屋・三重
関 連 会 社 国内3社、海外3社
4
ポバールグループ(関連会社)
㈱日新製作所
POBAL DEVICE 大阪(特殊設計機械)
KOREA CO.,LTD
博宝楽輸送帯科技 韓国工場(研磨)
(昆山)有限公司
中国工場(ベルト・研磨)
ユニカー工業㈱
大阪(特殊設計機械)
POVAL KOGYO
(THAILAND) CO.,LTD. 博宝楽輸送帯科技
タイ営業所 ㈱アールエスティ電機工業
POVAL KOBASHI (昆山)有限公司 大阪(特殊設計機械)
上海営業所
(THAILAND) CO.,LTD.
タイ工場(ベルト・その他)
5
沿革
年 月 概 要 備 考
神田製作所を設立 国産工業用樹脂ベルトのパイオニア的企業として活動。
1957年5月
(現:ポバール興業) それまでは、工業用ベルトといえば、ゴム製が主流だった。
1964年11月 商号をポバール興業へ 株式会社に改組
2001年11月 タイに子会社を設立 POVAL KOGYO(THAILAND)CO.,LTD
2006年4月 韓国に子会社を設立 POBAL DEVICE KOREA CO.,LTD
2011年9月 中国に子会社を設立 博宝楽輸送帯科技(昆山)有限公司
2014年6月 上場会社へ 名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場
2016年10月 日新製作所を子会社化 ㈱日新製作所を買収
2017年7月 ユニカー工業を子会社化 ユニカー工業㈱を買収
2019年8月 アールエスティ電機工業を子会社化 ㈱アールエスティ電機工業を買収
6
連結業績推移(過去10年)
4,000 25.0%
売上 経常利益 経常利益率
単位:百万円 3,417 3,465
3,500
20.0%
3,000 2,922
2,500 2,366 2,392
2,277 2,318 2,280 15.0%
2,145
1,998
2,000 11.2%
13.8%
12.0% 12.2%
11.3% 10.0%
1,500
8.8%
8.4% 5.6%
7.8%
1,000
5.0%
4.4% 476
500 386
274 282 255 257
156 181 133 106
0 0.0%
2011.3 2012.3 2013.3 2014.3 2015.3 2016.3 2017.3 2018.3 2019.3 2020.3
47期 48期 49期 50期 51期 52期 53期 54期 55期 56期
7
社是・経営理念・経営方針
◼ 社是
企業は永遠なり、企業は魅力なり
◼ 経営理念
私たちは、常に新しいサムシングを求め、現場視点でものづくりを発想し、
チャレンジし続けることで進化していきます。
◼ 経営方針
深い共感力と接着加工、素材加工、機械設計を駆使し、顧客の真のニーズを知り応える
ソリューションビジネスをグローバルに展開していきます。
8
衣、食、住との繋がり
様々な場面でポバールの技術が生きています 精米機に使われるポバールの特殊コン 私たちの住まいになくては
ベアベルトは、 ならないアルミサッシ。高熱に耐える加
玄米から白米への精製を 工を施したポバールの機能性ベルトは、
お手伝い。美味しいお米づくりにもポ その製造過程で大きな役割を担います。
バールの技術が活かされています。
業務用のトイレットペーパーに多く見られ
る、紙による個包装。この包装を施す機器 化粧品をはじめ、さまざまなボトル 鋼板などを帯状に切断する際に利用され
にもポバールの発泡ウレタンの技術が使 類のキャップをしめる機械で使わ るのが、ポバールの機能性ベルト。電子
われています。 れる特殊コンベアベルトも、ポバー レンジや冷蔵庫等の製造現場には欠か
ルの製品 せません。
ビジネスシーンに欠かせないスーツ。その
今も幅広い層に愛されるレジャー施設、 素材となる羊毛の長さを揃えたり、ゴミを
ボーリング場。ポバールの発泡ウレタン 除去したりする場面でもポバールお機能 現在でも広く使われているもっとも
は、ここで毎日ピン集めに精を出してい 性ベルトが活躍しています。 ペーシックな筆記用具、鉛筆。その
ます。 製造工程を、ポバールの特殊コンベ
アベルトが黙々と支えています。
甘くておいしいチョコレートの製造現場
にもポバールの特殊コンベアベルトが。
溶かしたチョコレートを再度冷やし固め
る工程で使われています。
今やニッポンのお茶の間には欠かせな
い液晶テレビ。その製造工程でもポバー
ルの研磨部材が用いられています。
おいしい餃子の皮をスピーディ且つ
大量に製造。餃子の皮を成型(型抜
お菓子を搬送したり餡を包んだりする機 き)するポバールの特殊コンベアベ
械に使われているのは、丈夫で衛生的 ルトがそれを可能にします。
なポバールの特殊コンベアベルト。より
豊かで安全な食生活にも貢献します。
製本用の機械にもポバールの特殊コ クルマのボデー等に使われる鋼板
ンベアベルトが。 は、ポバール特殊コンベアバルトを
製パン工場内でパン生地を延ばしたり ピザを焼く窯や陶芸用の窯などに用いら 使用した機械で必要な形に切断され
私たちお知恵の源である大切な本が ポバールの特殊コンベアベルトは缶
丸めたりする際には、ポバールの特殊 れる耐火煉瓦の製造現場でも、耐熱性に ます。
できるまでのさまざまな工程を、高い ビールや缶ジュースの製造過程でも
コンベアベルトが活躍。おいしいパン 優れたポバールの機能性ベルトは引っ張
技術で支えます。 大活躍。私たちののどを潤すのに一
づくりをサポートします。 りだこ。
9
役買っています。
セグメント別売上比率
特殊設計機械事業
総合接着・樹脂加工事業
714百万円
2020年3月期 1
売上高合計
3 1 ベルト1,306百万円
3,465百万円
総合接着樹脂加工
2,750百万円 2 研磨928百万円
2
3 その他516百万円
10
当社グループの強み
特殊設計機械
オリジナル設計 組立て メンテナンスサービス
少量
当社独自の
多品種 お客様のニーズに合わせて 製品サービス
短納期
提案 最適な技術とサービスを選定し ポバール
オンリーワンのカスタムメイド
スペシャル
特殊用途
etc.
素材選定技術 接着技術 樹脂加工技術
総合接着・樹脂加工 11
総合接着・樹脂加工の技術
素材選定技術
さまざまな素材の中から、使用用途に合う最適な素材を選定します ポ
バ
ー
接着技術 ル
素材に最適な接着方法を選定して異種素材の組み合わせを可能にします ス
ペ
シ
樹脂加工技術 ャ
細かな要望に合わせて、1つ1つ丁寧に加工を施し製品化します ル
12
製品紹介
13
総合接着・樹脂加工の製品紹介<ベルト>
食品用ベルト
抗菌・防カビ性・洗浄のしやすさなど、衛生面の配慮が必要です。また、繰
り返し洗浄しても劣化しない耐久性などが求められます。
鉄鋼用ベルト ホツレーヌ加工
異物混入の原因を防ぐため、『耳(両端の繊維)のほつれ』をベルト両端耳
高温の鉄鋼製品の傷防止用受けや、金属部品の熱処理・徐冷工程な 部にウレタン溶着することで、繊維の露出をカバーし、ほつれによる異物混
どに使用されるため、優れた耐熱性・耐寒性・クッション性があり、製品を 入を防ぐとともに、衛生管理および耐久性も大幅にアップさせます。 14
傷つけないことが重要視されます。
総合接着・樹脂加工の製品紹介<ベルト>
• 特殊ニーズに特化した機能を付帯しているベルト
• 紡績用ベルトは、高級繊維の製造用に使用されています
まな板ベルト 紡績用コンデンサーテープ
通常の樹脂ベルトでは、ベルトが切れてしまいますので、ベルト部分をまな 紡績工程において糸の太さを決めていくベルトです。
板にして、搬送中に食材をカットしていく仕組みのベルトです。
15
総合接着・樹脂加工の製品紹介<研磨>
• 研磨分野での長年の実績、知見を活かしてパッドの開発を行い、各種研磨用パッドを生産しています。
次世代半導体ウェハ用研磨パッド シリコンウェハ用研磨パッド
SiCウェハで非常に良い面が得られています。 シリコンウエハー、ガラス、金属などを傷つけずに磨きます。長年の実績から
※人工皮革層とウレタン樹脂層を組み合わせた研磨パッドです。 得た高分子材質選定技術と樹脂処理技術をもとに最適な研磨具を作っ
ています。 16
総合接着・樹脂加工の製品紹介<不織布>
• 通気性・吸水性・吸油性・断熱性・緩衝性に加え、アラミド繊維や炭素繊維など多種多様な繊維を使用するこ
とで特殊機能を持った不織布を製造
• 緩衝材、ベルトの桟材などに使用
油水分離機用ベルト 耐熱ロール
油を回収する際に使用するベルトです。 アルミ成型用で使用するロールです。約500℃まで耐えられます。
17
総合接着・樹脂加工の製品紹介<発泡ウレタン>
• 高い弾性回復率・優れた成形性・耐久性・抗張力を活かし、ゴムやポリ塩化ビニル(PVC)に代わる素材
トイレットペーパー包装用アーム 鉛筆搬送用クッション
トイレットペーパーを個装する際に使用する部材です。 鉛筆を搬送する際に使用するベルトです。
18
特殊設計機械の製品紹介<特殊機械>
搬送機 回転式熱交換器
電動機などで駆動されるプーリーまたは歯車に、ベルト、チェーンなどのベ 主に食品業界にて使用され、ポンプで圧送できる原材料であれば、加熱・
ルトをかけた運搬装置であります。 冷却・攪拌・混練・固化が可能となります。
19
特殊設計機械の製品紹介<メカニカルシール>
メカニカルシール
主にケミカルプロセス分野にて回転軸で使用される密封シールであります。使用流体・圧力・温度・対摩耗性・粘度・耐食性・回転数など、各種条件に
よって多種多様であり、豊富な実績に基づき、母材材料・摺動材・Oリング材質・Vリング等を選定し、設計・製作しております。主な、使用用途は、食
品工場、製鉄工場、原子力発電所となっております。
20
特殊設計機械の製品紹介<制御盤>
制御盤 電機工事
制御盤などの組立作業に必要な電気部品、配線資材、電線類などの 制御盤の製造だけではなく、機内配線工事・機外配線工事も行っており
選定を行うことで様々な問題を解決できます。 ます。
21
2021年3月期
第2四半期業績
22
PL(連結)
2020年3月期 2021年3月期
2Q実績 期末実績 2Q実績 通期予想
(百万円) 前期比
売上高 1,849 3,465 1,726 93.3 3,346
営業利益 271 449 198 73.1 365
営業利益率(%) 14.7 13.0 11.5 10.9
経常利益 287 476 214 74.8 400
経常利益率(%) 15.5 13.8 12.4 12.0
親会社株主に帰属する
四半期純利益 204 360 154 75.3 261
当期純利益
親会社株主に帰属する
四半期純利益 11.1 10.4 8.9 7.8
当期純利益(%)
23
売上高
第2四半期(百万円) 通期(百万円)
2,000 売上-特殊機械 4,000
1,804 1,849
売上-総合接着
1,800 1,726 3,417 3,465
3,500 3,346
20.4%
1,600 24.4% 10.9%
19.1% 2,922 21.0% 20.6%
1,399 3,000
1,400
10.4% 15.8%
2,500
1,200 75.6% 79.6%
89.6% 80.9%
84.2% 79.0% 79.4% 89.1%
1,000 2,000
800
1,500
600
1,000
400
500
200
0 0
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 24
2Q 2Q 2Q 2Q
通期 通期 通期 通期(予想)
経常利益
第2四半期(百万円) 通期(百万円)
経常利益 経常利益率 経常利益 経常利益率
350 30.0% 500 30.0%
476
450
300 287 25.0% 400 25.0%
400 386
250 235 350
20.0% 20.0%
214
300
200
15.5% 257
15.0% 250 13.8% 15.0%
150
200
115 13.0% 12.4% 8.8%
10.0% 11.3% 10.0%
100 150 12.0%
8.3%
100
5.0% 5.0%
50
50
0 0.0% 0 0.0%
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
2Q 2Q 2Q 2Q 通期 通期 通期 通期(予想) 25
セグメント別状況(総合接着・樹脂加工事業)
売上高(百万円) 営業利益(百万円)
1,600 営業利益 営業利益率
1,471 250 30.0%
1,396 231
1,400 1,363
1,254
25.0%
1,200 200
187
163 166
1,000 20.0%
150 15.8%
800
15.0%
600 100
13.4%
13.0% 10.0%
12.2%
400
50
5.0%
200
0 0 0.0%
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
2Q 2Q 2Q 2Q 2Q 2Q 2Q 2Q
26
セグメント別状況(特殊設計機械事業)
売上高(百万円) 営業利益(百万円)
500
営業利益 営業利益率
100 30.0%
450 440
92
90
90
400
378 23.9% 25.0%
80
350
329
70
20.0%
300
60
21.0%
250
50 15.0%
200
40
40
145 12.2% 10.0%
150
30
100
20
5.0%
50 10
0 0.0%
0 0 0.0%
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
2Q 2Q 2Q 2Q 2Q 2Q 2Q 2Q 27
配当金
将来の企業成長に必要な内部留保を確保しつつ、長期にわたり安定した配当を継続して
実施していくことを基本方針としております。
35 60.0%
30
50.0%
25
40.0%
20
30.0%
15
20.0%
10
10.0%
5
0 0.0%
2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期(予想)
年間配当 15 15 20 25 27.5 30
期末配当 15 15 20 25 15 15
中間配当 0 0 0 0 12.5 15
配当性向 34.3% 53.1% 21.7% 23.5% 20.1% 30.3%
当社は、2020年10月1日付で普通株式1株を2株とする株式分割を行っております。 28
これに伴い、2016年3月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して配当金を算定しております。