4246 DNC 2021-05-13 16:00:00
2021年3月期 決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月13日
上 場 会 社 名 ダイキョーニシカワ株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4246 URL http://www.daikyonishikawa.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 内田 成明
問合せ先責任者 (役職名) 常務執行役員 経営企画本部長 (氏名) 河崎 広 (TEL) 082-493-5610
定時株主総会開催予定日 2021年6月18日 配当支払開始予定日 2021年6月21日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月18日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 150,234 △17.6 4,456 △50.5 5,386 △43.3 2,536 △48.3
2020年3月期 182,219 △1.1 8,995 △38.5 9,500 △36.0 4,907 △52.8
(注) 包括利益 2021年3月期 1,505百万円( △72.2%) 2020年3月期 5,424百万円( △45.4%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 35.75 - 3.3 3.5 3.0
2020年3月期 69.27 69.20 6.5 6.4 4.9
(参考) 持分法投資損益 2021年3月期 400百万円 2020年3月期 454百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 159,295 79,889 48.5 1,089.41
2020年3月期 150,484 80,387 51.3 1,088.74
(参考) 自己資本 2021年3月期 77,327百万円 2020年3月期 77,141百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 16,788 △17,567 8,565 32,967
2020年3月期 19,584 △24,370 △2,012 25,510
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年3月期 - 15.00 - 15.00 30.00 2,125 43.3 2.8
2021年3月期 - 13.00 - 17.00 30.00 2,129 83.9 2.8
2022年3月期(予想)
- - - - - -
(注)2022年3月期の配当につきましては、現段階では未定とし、業績予想の開示が可能となった段階で、配当予想
を速やかに公表いたします。
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
新型コロナウイルス感染症の影響及び半導体の供給不足により主要な顧客の生産台数が見通せないため、先行きの
見通しは不透明であります。
このような状況を踏まえ、現時点では、業績に影響を与える不確定要素が多数存在することから、業績予想を適正
かつ合理的に算定することが困難と判断し、未定としております。
なお、今後、業績予想の算定が可能となった段階で、速やかに公表いたします。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
期中における重要な子会社の異動に関する注記
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示に関する注記
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 73,896,400株 2020年3月期 73,896,400株
② 期末自己株式数 2021年3月期 2,914,981株 2020年3月期 3,042,930株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 70,943,341株 2020年3月期 70,853,470株
(参考) 個別業績の概要
1.2021年3月期の個別業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 114,984 △23.5 2,409 △62.0 2,859 △56.8 1,860 △49.2
2020年3月期 150,213 0.3 6,345 △36.9 6,623 △35.0 3,660 △49.7
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期 26.22 -
2020年3月期 51.66 51.61
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 110,481 60,799 55.0 856.55
2020年3月期 112,615 60,777 53.9 856.52
(参考) 自己資本
2021年3月期 60,799百万円 2020年3月期 60,687百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であ
ると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
ダイキョーニシカワ株式会社(4246)
2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………14
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………14
(連結損益計算書関係) ……………………………………………………………………………14
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………14
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………18
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………18
1
ダイキョーニシカワ株式会社(4246)
2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度(2020年4月1日~2021年3月31日)の自動車業界を取り巻く事業環境は、低炭
素社会に向けた環境規制対応による電気自動車や自動運転など次世代に向けた自動車開発スピード
が加速する一方、全世界で長期化している新型コロナウイルス感染症の影響により、自動車メーカ
ー各社においても販売減や生産停止等の経済活動の停滞を招き、当社の事業活動にも大きな影響を
及ぼすこととなりました。
このような環境の中、当社は新型コロナウイルス感染症の拡大防止策により、新たな生活様式に
対応し社員の安全確保を目的とした働き方改革の推進、パンデミック等の緊急事態におけるBCP
(事業継続計画)の見直し等、事業活動を継続するための取り組みやESGをはじめとしたCSRをより
一層意識した施策を実施するために、2019年度に策定した中期経営計画の計画期間を1年間延長し
2023年度までとするとともに、戦略および目標とする経営指標の見直しを行いました。
当連結会計年度の具体的な取り組みについては、研究開発面においては、低炭素社会への貢献を
意識した製品の軽量化や環境にやさしい新素材の研究開発に加え、電気自動車に対応する製品の研
究開発に注力してまいりました。経営基盤の面においては、働きやすい職場づくりやライフワーク
バランスの実現に向けたテレワーク制度の導入、デジタル技術を活用した業務の効率化を実施し、
また環境対応、地域貢献を目指したSDGs宣言に向けて取り組んでまいりました。
また、海外においては、米国アラバマ州に建設中の新工場が2021年度に生産を開始する予定であ
り、国内各拠点で培った生産プロセスを織り込んで生産性向上に繋げるとともに、顧客の要求に基
づき着実に準備を進めてまいります。
当連結会計年度の連結業績は、新型コロナウイルス感染症の影響による第1四半期連結会計期間
の減産により、売上高は前連結会計年度と比べ31,984百万円(17.6%)減少の150,234百万円とな
りました。営業利益は、経費削減とメキシコの増収効果はありましたが、減収影響と国内関係会社
で発生した火災の影響等により、前連結会計年度と比べ4,539百万円(50.5%)減少の4,456百万円
となりました。経常利益は、前連結会計年度と比べ4,113百万円(43.3%)減少の5,386百万円とな
りました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比べ2,371百万円(48.3%)減
少の2,536百万円となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(日本)
日本では、新型コロナウイルス感染症の影響による第1四半期連結会計期間の減産により、売上
高は前連結会計年度と比べ35,057百万円(23.2%)減少の115,989百万円となりました。セグメン
ト利益(営業利益)は減収影響と関係会社で発生した火災の影響等により、前連結会計年度と比べ
5,569百万円(71.9%)減少の2,176百万円となりました。
(中国・韓国)
中国・韓国では、中国における日本向けの売上減により、売上高は前連結会計年度と比べ1,852百
万円(20.4%)減少の7,208百万円となりました。セグメント利益(営業利益)は減収影響等によ
り、前連結会計年度と比べ37百万円(8.8%)減少の385百万円となりました。
(アセアン)
アセアンでは、新型コロナウイルス感染症の影響による主要取引先の減産により、売上高は前連
結会計年度と比べ5,773百万円(36.9%)減少の9,881百万円となりました。セグメント利益(営業
利益)は、タイ子会社における工程改善などの原価低減効果はありましたが減収影響等により、前
連結会計年度と比べ995百万円(71.4%)減少の397百万円となりました。
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ダイキョーニシカワ株式会社(4246)
2021年3月期 決算短信
(中米・北米)
中米・北米では、メキシコにおける主要取引先の増産により、売上高は前連結会計年度と比べ
5,327百万円(30.4%)増加の22,862百万円となりました。セグメント利益(営業利益)は、米国
子会社の新工場準備費用がありましたが、メキシコの増収効果により、1,382百万円(前連結会計
年度は515百万円のセグメント損失)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度の総資産は、前連結会計年度に比べ8,810百万円(5.9%)増加し、159,295百万円
となりました。主な要因は、商品及び製品が減少した一方で、現金及び預金並びに有形固定資産が
増加したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度に比べ9,308百万円(13.3%)増加し、79,405百万円となりました。主
な要因は、長期借入金が増加したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度に比べ498百万円(0.6%)減少し、79,889百万円となりました。主な
要因は、為替換算調整勘定が減少したことによるものであります。
この結果、1株当たり純資産額は、前連結会計年度に比べ67銭増加の1,089円41銭に、自己資本
比率は、前連結会計年度の51.3%から2.8ポイント低下の48.5%となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して7,456百万円(29.2
%)増加し、32,967百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、16,788百万円の収入(前連結会計年度は19,584百万円の
収入)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益3,553百万円及び減価償却費10,510百万
円の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、17,567百万円の支出(前連結会計年度は24,370百万円の
支出)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出16,569百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、8,565百万円の収入(前連結会計年度は2,012百万円の支
出)となりました。主な要因は、長期借入れによる収入14,772百万円であります。
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ダイキョーニシカワ株式会社(4246)
2021年3月期 決算短信
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
自己資本比率 (%) 45.8 48.4 50.8 51.3 48.5
時価ベースの
自己資本比率 (%) 85.9 88.7 49.2 23.3 34.5
キャッシュ・フロー対
有利子負債比率 (年) 1.1 0.6 8.4 1.4 2.2
インタレスト・カバレ
ッジ・レシオ (倍) 60.0 78.6 10.1 49.9 53.1
自己資本比率: 自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率: 株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率: 有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ: 営業キャッシュ・フロー/利払い
(注)1 いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
2 株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
3 営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フ
ローを使用しております。
4 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債
を対象としております。また利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支
払額を使用しております。
(4)今後の見通し
次年度においては現在進めております米国新工場の操業準備が本格化し、その費用の発生により
次期の利益を押し下げる見通しとなっております。
一方、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大が始まり1年が経過しましたが、依然として感染
の収束の目途が立たない状況であります。また、当社を取り巻く自動車市場におきましても、新型
コロナウイルス感染症による人々の動きが変化し、移動手段として自動車が見直され需要が高まる
動きは見られたものの、市場の回復水準には懸念があります。あわせて、半導体不足の影響で日系
メーカー、米国、欧州の海外メーカーも生産調整を強いられており、生産台数が下がる懸念があり
先行きの見通しは不透明であります。したがって、次期の業績につきましては主要顧客の生産台数
が見通せないため、業績予想を適正かつ合理的に算定することが困難と判断し、未定としておりま
す。
なお、今後、業績予想の算定が可能となった段階で、速やかに公表いたします。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき、連結財務諸表を作成して
おります。今後は、投資家の判断材料として有用と思われる会計基準を比較検討し、関係法令と上場
規則の動向を考慮したうえで適切な会計基準を選択いたします。
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ダイキョーニシカワ株式会社(4246)
2021年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 32,529 39,842
受取手形及び売掛金 29,717 28,672
電子記録債権 3,339 3,087
商品及び製品 4,170 1,723
仕掛品 1,216 1,657
原材料及び貯蔵品 4,178 4,018
未収入金 252 75
その他 1,737 1,199
貸倒引当金 △2 △19
流動資産合計 77,137 80,257
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 20,125 19,104
機械装置及び運搬具(純額) 14,936 13,531
工具、器具及び備品(純額) 2,826 2,551
土地 12,425 12,381
リース資産(純額) 5,890 4,641
建設仮勘定 12,141 20,956
有形固定資産合計 68,346 73,167
無形固定資産 767 741
投資その他の資産
投資有価証券 1,765 2,411
長期貸付金 389 129
繰延税金資産 1,664 819
その他 809 1,900
貸倒引当金 △396 △133
投資その他の資産合計 4,233 5,128
固定資産合計 73,347 79,037
資産合計 150,484 159,295
5
ダイキョーニシカワ株式会社(4246)
2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 25,579 24,823
短期借入金 1,757 1,694
1年内返済予定の長期借入金 2,912 2,272
リース債務 3,344 2,807
未払金 5,235 7,106
未払費用 547 580
未払法人税等 848 203
賞与引当金 1,945 2,157
製品保証引当金 1,482 390
環境対策引当金 482 507
災害損失引当金 15 15
設備関係支払手形 318 96
圧縮未決算特別勘定 - 997
その他 2,537 1,902
流動負債合計 47,007 45,557
固定負債
長期借入金 17,658 29,241
リース債務 2,089 1,431
退職給付に係る負債 2,891 2,663
役員退職慰労引当金 13 15
株式報酬引当金 - 6
資産除去債務 151 152
繰延税金負債 123 217
その他 161 119
固定負債合計 23,089 33,848
負債合計 70,096 79,405
純資産の部
株主資本
資本金 5,426 5,426
資本剰余金 10,835 10,721
利益剰余金 62,992 63,542
自己株式 △4,415 △4,229
株主資本合計 74,838 75,461
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △172 △6
為替換算調整勘定 2,694 1,684
退職給付に係る調整累計額 △219 188
その他の包括利益累計額合計 2,302 1,866
新株予約権 89 -
非支配株主持分 3,156 2,562
純資産合計 80,387 79,889
負債純資産合計 150,484 159,295
6
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2021年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 182,219 150,234
売上原価 163,780 ※ 136,690
売上総利益 18,438 13,544
販売費及び一般管理費
荷造運搬費 2,109 1,729
給料及び手当 2,048 ※ 2,222
賞与引当金繰入額 199 211
退職給付費用 117 69
役員退職慰労引当金繰入額 1 1
研究開発費 1,112 ※ 1,050
その他 3,853 ※ 3,802
販売費及び一般管理費合計 9,443 9,087
営業利益 8,995 4,456
営業外収益
受取利息 164 123
受取配当金 25 14
貸倒引当金戻入額 264 263
持分法による投資利益 454 400
補助金収入 27 55
為替差益 12 149
借入手数料戻入額 - 161
その他 172 105
営業外収益合計 1,121 1,273
営業外費用
支払利息 415 315
シンジケートローン手数料 169 2
その他 31 24
営業外費用合計 616 342
経常利益 9,500 5,386
特別利益
受取保険金 - 2,065
雇用調整助成金 - ※ 115
新株予約権戻入益 - 42
固定資産売却益 317 40
投資有価証券売却益 0 -
特別利益合計 318 2,264
特別損失
環境対策引当金繰入額 436 630
新型コロナウイルス感染症による損失 - ※ 466
固定資産除売却損 121 110
本社移転費用 430 -
災害による損失 112 1,893
圧縮未決算特別勘定繰入額 - 997
減損損失 1,029 -
投資有価証券評価損 9 -
特別損失合計 2,140 4,097
税金等調整前当期純利益 7,678 3,553
法人税、住民税及び事業税 2,290 881
7
ダイキョーニシカワ株式会社(4246)
2021年3月期 決算短信
法人税等調整額 164 714
法人税等合計 2,455 1,595
当期純利益 5,223 1,958
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に
315 △578
帰属する当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益 4,907 2,536
8
ダイキョーニシカワ株式会社(4246)
2021年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益 5,223 1,958
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △323 165
為替換算調整勘定 411 △1,058
退職給付に係る調整額 131 411
持分法適用会社に対する持分相当額 △18 29
その他の包括利益合計 200 △452
包括利益 5,424 1,505
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 5,121 2,100
非支配株主に係る包括利益 302 △594
9
ダイキョーニシカワ株式会社(4246)
2021年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
その他の包括利益
株主資本
累計額
その他有価証券
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
評価差額金
当期首残高 5,426 10,835 60,351 △4,415 72,198 151
当期変動額
剰余金の配当 △2,267 △2,267
親会社株主に帰属す
4,907 4,907
る当期純利益
自己株式の取得 -
自己株式の処分 -
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △323
額)
当期変動額合計 - - 2,640 - 2,640 △323
当期末残高 5,426 10,835 62,992 △4,415 74,838 △172
その他の包括利益累計額
為替換算 退職給付に係る その他の包括利益 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
調整勘定 調整累計額 累計額合計
当期首残高 2,281 △344 2,088 57 2,856 77,200
当期変動額
剰余金の配当 △2,267
親会社株主に帰属す
4,907
る当期純利益
自己株式の取得 -
自己株式の処分 -
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 412 125 213 32 300 546
額)
当期変動額合計 412 125 213 32 300 3,186
当期末残高 2,694 △219 2,302 89 3,156 80,387
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ダイキョーニシカワ株式会社(4246)
2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
その他の包括利益
株主資本
累計額
その他有価証券
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
評価差額金
当期首残高 5,426 10,835 62,992 △4,415 74,838 △172
当期変動額
剰余金の配当 △1,985 △1,985
親会社株主に帰属す
2,536 2,536
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 △114 185 71
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 165
額)
当期変動額合計 - △114 550 185 622 165
当期末残高 5,426 10,721 63,542 △4,229 75,461 △6
その他の包括利益累計額
為替換算 退職給付に係る その他の包括利益 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
調整勘定 調整累計額 累計額合計
当期首残高 2,694 △219 2,302 89 3,156 80,387
当期変動額
剰余金の配当 △1,985
親会社株主に帰属す
2,536
る当期純利益
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 71
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △1,009 407 △435 △89 △594 △1,120
額)
当期変動額合計 △1,009 407 △435 △89 △594 △498
当期末残高 1,684 188 1,866 - 2,562 79,889
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ダイキョーニシカワ株式会社(4246)
2021年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 7,678 3,553
減価償却費 10,716 10,510
減損損失 1,029 -
株式報酬費用 32 25
貸倒引当金の増減額(△は減少) △264 △245
賞与引当金の増減額(△は減少) △89 211
株式報酬引当金の増減額(△は減少) - 6
製品保証引当金の増減額(△は減少) △361 △1,091
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △97 △213
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 1 1
受取利息及び受取配当金 △189 △137
支払利息 415 315
持分法による投資損益(△は益) △454 △400
固定資産除売却損益(△は益) △196 70
環境対策引当金繰入額 436 630
受取保険金 - △2,065
新株予約権戻入益 - △42
災害損失 112 1,893
圧縮未決算特別勘定繰入額 - 997
本社移転費用 430 -
投資有価証券評価損益(△は益) 9 -
投資有価証券売却損益(△は益) △0 -
売上債権の増減額(△は増加) 3,024 1,051
たな卸資産の増減額(△は増加) 591 1,954
仕入債務の増減額(△は減少) △882 △479
その他 1,079 1,642
小計 23,022 18,187
利息及び配当金の受取額 213 133
利息の支払額 △392 △316
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △2,989 △1,286
災害損失の支払額 △60 △1,234
環境対策費用の支払額 △4 △536
本社移転費用の支払額 △205 △224
保険金の受取額 - 2,065
営業活動によるキャッシュ・フロー 19,584 16,788
投資活動によるキャッシュ・フロー
長期預金の預入による支出 - △1,217
定期預金の純増減額(△は増加) △1,475 △97
投資有価証券の売却による収入 4 -
有形固定資産の取得による支出 △23,472 △16,569
有形固定資産の売却による収入 898 85
無形固定資産の取得による支出 △435 △163
無形固定資産の売却による収入 0 0
長期貸付金の回収による収入 129 389
その他 △20 6
投資活動によるキャッシュ・フロー △24,370 △17,567
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △732 △74
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ダイキョーニシカワ株式会社(4246)
2021年3月期 決算短信
長期借入れによる収入 5,016 14,772
長期借入金の返済による支出 △2,924 △2,893
セール・アンド・リースバックによる収入 2,926 2,655
リース債務の返済による支出 △4,028 △3,909
自己株式の取得による支出 - △0
自己株式の売却による収入 - 0
配当金の支払額 △2,268 △1,985
非支配株主への配当金の支払額 △2 -
財務活動によるキャッシュ・フロー △2,012 8,565
現金及び現金同等物に係る換算差額 38 △328
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △6,760 7,456
現金及び現金同等物の期首残高 32,270 25,510
現金及び現金同等物の期末残高 25,510 32,967
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ダイキョーニシカワ株式会社(4246)
2021年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結損益計算書関係)
※ 新型コロナウイルス感染症に関する事項
新型コロナウイルス感染症に対する政府・自治体からの休業要請に伴い発生した固定費等466
百万円を「新型コロナウイルス感染症による損失」として特別損失に計上しております。また、
休業を実施したことにより支給した休業手当等について雇用調整助成金の特例措置の適用を受け
た金額746百万円のうち、特別損失に対応した金額115百万円については特別利益に計上し、630
百万円については販売費及び一般管理費並びに当期製造費用から控除しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役
会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている
ものです。
当社グループは主に自動車部品を製造・販売しており、国内においては当社及び国内子会社が、
海外においては中国・韓国、アセアン(タイ、インドネシア)、中米・北米(メキシコ、アメリ
カ)の各地域を海外子会社が担当しております。各海外子会社はそれぞれ独立した経営単位であ
り、取り扱う製品について各地域の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社は製造・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日
本」、「中国・韓国」、「アセアン」及び「中米・北米」の4つを報告セグメントとしておりま
す。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替
高は市場実勢価格に基づいております。
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ダイキョーニシカワ株式会社(4246)
2021年3月期 決算短信
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
連結
報告セグメント
調整額 財務諸表
(注)1 計上額
日本 中国・韓国 アセアン 中米・北米 合計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 145,491 5,975 13,334 17,417 182,219 - 182,219
セグメント間の内部売上高又は振替高 5,555 3,084 2,319 117 11,077 △11,077 -
計 151,046 9,060 15,654 17,535 193,297 △11,077 182,219
セグメント利益又は損失(△) 7,745 422 1,393 △515 9,044 △48 8,995
セグメント資産 119,418 8,124 14,107 22,124 163,773 △13,289 150,484
セグメント負債 52,976 2,444 2,921 12,917 71,260 △1,163 70,096
その他の項目
減価償却費 8,907 325 678 823 10,734 △18 10,716
受取利息 37 42 85 0 166 △2 164
支払利息 239 50 15 116 421 △6 415
持分法投資利益 454 - - - 454 - 454
持分法適用会社への投資額 1,345 - - - 1,345 - 1,345
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 15,764 402 445 8,401 25,012 - 25,012
(注)1 セグメント利益又は損失(△)の調整額、セグメント資産及びセグメント負債の調整額は、セグメント間取引消去
であります。
2 セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
連結
報告セグメント
調整額 財務諸表
(注)1 計上額
日本 中国・韓国 アセアン 中米・北米 合計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 113,774 5,380 8,221 22,857 150,234 - 150,234
セグメント間の内部売上高又は振替高 2,214 1,828 1,659 4 5,706 △5,706 -
計 115,989 7,208 9,881 22,862 155,941 △5,706 150,234
セグメント利益 2,176 385 397 1,382 4,341 114 4,456
セグメント資産 117,241 8,554 12,865 33,535 172,197 △12,902 159,295
セグメント負債 51,737 2,482 1,971 24,089 80,281 △876 79,405
その他の項目
減価償却費 8,651 348 619 890 10,510 △0 10,510
受取利息 16 42 64 0 123 △0 123
支払利息 205 42 4 103 355 △39 315
持分法投資利益 400 - - - 400 - 400
持分法適用会社への投資額 1,752 - - - 1,752 - 1,752
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 5,206 209 247 11,347 17,011 - 17,011
(注)1 セグメント利益の調整額、セグメント資産及びセグメント負債の調整額は、セグメント間取引消去であります。
2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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ダイキョーニシカワ株式会社(4246)
2021年3月期 決算短信
【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超える
ため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本 中国・韓国 アセアン 中米・北米 合計
145,491 5,975 13,334 17,417 182,219
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
中米・北米
日本 中国・韓国 アセアン 合計
メキシコ アメリカ
47,143 2,725 3,397 7,541 7,538 68,346
3 主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
マツダ株式会社 110,603 日本
ダイハツ工業株式会社 20,894 日本
Mazda Motor Manufacturing de Mexico, S.A. de C.V. 16,521 中米・北米
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超える
ため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
中米・北米
日本 中国・韓国 アセアン 合計
メキシコ アメリカ
113,774 5,380 8,221 22,852 5 150,234
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
中米・北米
日本 中国・韓国 アセアン 合計
メキシコ アメリカ
43,517 2,565 2,836 6,594 17,653 73,167
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ダイキョーニシカワ株式会社(4246)
2021年3月期 決算短信
3 主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
マツダ株式会社 82,989 日本
Mazda Motor Manufacturing de Mexico, S.A. de C.V. 21,977 中米・北米
ダイハツ工業株式会社 18,741 日本
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ダイキョーニシカワ株式会社(4246)
2021年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 1,088円74銭 1,089円41銭
1株当たり当期純利益 69円27銭 35円75銭
潜在株式調整後
69円20銭 -
1株当たり当期純利益
(注)1 1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであ
ります。
(注)2 当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、記載
しておりません。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 4,907 2,536
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
4,907 2,536
当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 70,853,470 70,943,341
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円) - -
普通株式増加数(株) 69,743 -
(うち新株予約権(株)) (69,743) -
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
- -
当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要
2 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
純資産の部の合計額(百万円) 80,387 79,889
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) 3,246 2,562
(うち新株予約権(百万円)) (89) -
(うち非支配株主持分(百万円)) (3,156) (2,562)
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 77,141 77,327
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式
70,853,470 70,981,419
の数(株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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