4245 ダイキアクシス 2020-08-21 16:30:00
第2回新株予約権の発行に関する補足説明資料 [pdf]
新株予約権の発⾏に関する補⾜説明資料
2020年8⽉21⽇(⾦)
証券コード︓4245 (東証1部)
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本件の背景と資⾦調達⼿法のポイント
本件実施の背景
現中期経営計画「Make
FOUNDATION Plan(ESG経営の推進)」における成⻑戦略の⼀つとして、
環境機器関連事業における「⽔関連インフラ事業の海外(中国・東南アジア・インド)展開」を推進するた
め、本資⾦調達を実施
本資⾦調達により、アジア・アフリカ地域の⽔資源有効活⽤並びに汚染の防⽌及び管理を⾏い、環境改
善の推進及びサステナブルな社会の実現を⽬指す
2024年度までの設備投資・運営費⽤の計画は30億円を超える⽔準に達しており、調達資⾦を投資計
画の⼀部へ充当し成⻑戦略を加速
– 現在、コロナウイルス感染症の影響により各国における活動が制限されている状況ではあるものの、
WEB会議の活⽤、リモートによる関係各所との交渉を進めることで、本格的な事業活動再開に向けた
準備を進めており、本件資⾦使途に含まれる各案件についても進捗が⾒られている
資⾦調達⼿法のポイント
ESG認証を受けていること
– 当社が掲げる現中期経営計画に合致した資⾦使途
– DNV GL ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(1)よりセカンドパーティオピニオンを取得したサ
ステナビリティファイナンス
新株予約権による資⾦調達の不確実性を排除する観点からバックアップローンを設定
※1 1864年に設⽴されたノルウェー・オスロに本部を置く第三者評価機関。ESG投資では、環境省のグリーンボンド発⾏⽀援者登録者(外部レビュー部⾨)や、低炭素経済に向
けた⼤規模投資を促進する国際NGOである気候ボンドイニシアチブより認定を受けた検証者としてグローバルに活動し、国内外で多くのセカンドパーティオピニオン提供実績を
有する組織
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本件資⾦使途のESG適格性
本件において弊社は国内外で多くのセカンドパーティオピニオン提供実績を有する
第三者評価機関であるDNV GL ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(1)よりセカンドパーティオピニオンを取得
本件資⾦調達を通じてSDGs(持続可能な開発⽬標)達成に貢献していく⽅針
1 浄化槽製造⼯場の建設及び運営
̶ ⾦額︓916百万円/⽀払予定時期︓2020年10⽉〜2023年12⽉
̶ 概要︓海外における、浄化槽⼯場の建設費⽤及び運営費⽤へ充当
̶ 対象地域︓ミャンマー、スリランカ、バングラデシュ、ケニア
2 排⽔処理事業(BOO(2)事業・BOT(3)事業)
̶ ⾦額︓1,055百万円/⽀払予定時期︓2020年10⽉〜2024年12⽉
̶ 概要︓各事業において必要となる浄化槽の製造及び設置費⽤並びに施設運営費⽤へ充当
̶ 対象地域︓インド、バングラデシュ、スリランカ、ケニア、ミャンマー
3 飲料⽔事業(WaterKiosk事業)(4)
̶ ⾦額︓210百万円/⽀払予定時期︓2020年10⽉〜2021年12⽉
̶ 概要︓飲料⽔販売所(WaterKiosk)にて使⽤する装置の製造及び設置費⽤並びに運営費⽤へ充当
̶ 対象地域︓インド
※1 1864年に設⽴されたノルウェー・オスロに本部を置く第三者評価機関
※2 BOO(Build Own Operate)︓建設、資⾦調達、維持管理及び運営を当社グループで⾏い、契約終了後は当社グループが施設の所有権を所有し続ける、⼜は、施
設を解体、撤去して事業を終了させる⽅式
※3 BOT(Build Operate Transfer):建設、資⾦調達、維持管理及び運営を当社グループで⾏い、契約終了後に顧客に施設の所有権を移転する⽅式
※4 「飲料⽔販売所(Water Kiosk)」:公共の場所に設置された飲料⽔販売所
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サステナビリティファイナンスの概要
サステナビリティ新株予約権を発⾏と同時に、バックアップとなるサステナビリティローンを契約
新株予約権による資⾦調達の不確実性を排除し、着実に投資を執⾏できるスキーム
「サステナビリティ新株予約権」 「サステナビリティローン」
発⾏決議⽇ 2020年8⽉21⽇ 契約締結⽇ 2020年8⽉21⽇
割当⽇ 2020年9⽉7⽇
借⼊形態 実⾏可能期間付タームローン
潜在株式数 2,500,000株
調達資⾦の予定総額(1) 21億円
組成⾦額 21億円
当初⾏使価額 875円
805円
下限⾏使価額 ※当社の取締役会決議により
実⾏可能期間 3年
725円に修正可能
⾏使期間 3年 • 資⾦使途の対象となるプロジェク
各⾏使請求の効⼒発⽣⽇の トに遅延が⽣じないようにするため
直前取引⽇の終値の92%に に借⼊枠を設定
設定の⽬的及び
⾏使価額及び 相当する⾦額に修正(当該 返済⽅法
⾏使価額の修正条件 ⾦額が下限⾏使価額を下回 • 本ローンに残⾼がある場合には、
る場合、下限⾏使価額=⾏ 左記新株予約権の⾏使により調
使価額) 達した資⾦をその返済に充当
モルガン・スタンレーMUFG証券
割当予定先 貸出⼈ 株式会社三菱UFJ銀⾏
株式会社
※1 調達予定⾦額は、当初⾏使価額で全ての⾏使が⾏われた場合を前提として記載しております 3
本スキームによる資⾦調達のイメージ
サステナビリティローンを活⽤することで、プロジェクト資⾦⽀払いに対して着実に対応
①新株予約権のみでプロジェクト⽀出額を調達出来た場合 ②新株予約権のみではプロジェクト⽀出額に不⾜が⽣じた場合
サステナビリティローンは活⽤せず サステナビリティローンにて不⾜分を調達
当該ローンは、以後の新株予約権の⾏使資⾦にて返済
サステナビリティ
ローン
実⾏額
⽀払いに充当 ⽀払いに充当
新株予約権⾏使 プロジェクト資⾦ プロジェクト資⾦
累積額 ⽀出額 ⽀出額
新株予約権⾏使
累積額
※1 上図はイメージであり、実際の当社株価の推移を予想若しくは保証するものではございません
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IRに関するお問い合わせ先
株式会社ダイキアクシス 経営管理本部 財務部 経営企画課
電話︓089-927-1122
e-mail︓ir@daiki-axis.com
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証券コード︓4245(東証1部)
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