4241 J-アテクト 2021-05-11 12:00:00
2021年3月期決算説明資料 [pdf]
VISION 25/30
2021年3月期
Listed Company 4241
2021年5月
株式会社アテクト
2021年3月期(第52期)
業績総括
2
全社連結業績
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期 増減率
売上高 2,977 2,855 -4.1%
売上総利益
1,431 1,325 -7.4%
48.1% 46.4%
営業利益
157 162 3.1%
5.3% 5.7%
経常利益 126 189 49.4%
親会社株主に帰属する
当期純利益 38 75 95.7%
6期ぶりの減収(4.1%減)、営業利益は2期ぶりの増益(3.1%増)
為替の好転、助成金(滋賀工場移転)収入により経常利益以下は大きく増加
3
2021年3月期収益サマリー
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期
3,500 ・半導体資材 :4.4%減収
2,977 2,855 122百万円減 ・衛生検査器材:2.2%減収
3,000
・PIM :27.5%減収
2,500 ・売上の減少
105百万円減 ・キャッシュフロー優先
2,000
在庫圧縮
1,431 1,325
1,500
売上総利益105百万円減
1,000 4百万円増 <販管費110百万円減
⇒4百万円増益
500 157 162
0
(500) ・徹底した経費節減活動
110百万円減 ・間接部門における
(1,000) 輪番制出勤体制
(1,500) (1,273) (1,163)
売上高 売上総利益 販管費 営業利益
売上高は4.1%減(122百万円減)、売上総利益は105百万円減
一方、販管費の大幅な圧縮(110百万円減)により、営業利益は増益(4百万円増)
4
半導体資材・衛生検査器材事業 半期別売上高
(単位:百万円)
前年比 前年比 前年比 前年比
1,000 83.2% 109.6% 92.1% 103.8%
800
736
666
569
500
上半期 下半期 上半期 下半期
半導体資材事業 衛生検査器材事業
2大コア事業(半導体資材・衛生検査器材)共に下半期の売上高は急回復し
前期比でプラスとなった
5
売上総利益推移
(単位:百万円)
1,800 55%
47.0% 47.0% 48.6% 48.9% 48.4% 48.1%
1,600 45.1% 46.4% 46.4%
45%
1,400
1,200 35%
1,000
25%
800
1,372 1,431 1,325
1,203 1,214 1,291
600
1,126 1,177 1,110
15%
400
5%
200
0 -5%
2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
上半期の売上減少及び在庫圧縮により売上総利益額・率共に前年割れとなった
6
販売管理費推移
(単位:百万円)
1,800 50%
41.6% 42.4% 42.8%
1,600
39.1% 39.3% 40.7%
35.5% 38.2%
1,400 36.5% 40%
1,200
30%
1,000
800
20%
600 1,273
1,130 1,162 1,163
967 1,033
400
913 919 903
10%
200
0%
2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
徹底した経費低減活動により前期比8.7%減、110百万円の費用を圧縮
7
EBITDA:企業収益力
(単位:百万円)
600
538 532
460 489
500
426 431 441
401 209 157
400 352 162
236 182 160
300 257 207
213
200 165
375
329 327
250 281
100 199 195 225
139 169
0
-34
-100
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
3月期実績 3月期実績 3月期実績 3月期実績 3月期実績 3月期実績 3月期実績 3月期実績 3月期実績 3月期実績
減価償却 営業利益 EBITDA
営業利益は増収となったが減価償却費の減少によりEBITDAは後退
8
総括:セグメント別業績と概況
(単位:百万円)
半導体資材事業 衛生検査器材事業 PIM事業
2020年3月期 2021年3月期 増減 2020年3月期 2021年3月期 増減 2020年3月期 2021年3月期 増減
売上高 1,292 1,235 -4.4% 1,570 1,536 -2.2% 115 83 -27.5%
売上総利益
589 527 -10.6% 772 747 -3.2% 68 50 -26.6%
45.6% 42.7% 49.2% 48.6% 59.6% 60.4%
営業利益
63 70 11.0% 49 63 27.2% 44 28 -35.2%
4.9% 5.7% 3.2% 4.1% 38.4% 34.4%
◆ 新型コロナウイルスの影響により ◆ 新型コロナウイルスの影響により ◆ 自動車メーカー最終試験に遅れ
上半期16.8%減収 上半期7.9%減収 ◆ 半導体設備、工作機械用高機能部品
× の回復が鈍く、減収
◆ 高機能部品の営業活動抑制
◆ 「すごもり需要」で下半期急回復 ◆ 内食、デリバリー、テイクアウト需要の増 ◆ 自動車ディーゼルターボ部品⇒IHIの
⇒下半期単独で9.6%増収 加により下半期単独で創業以来過去最 最終試験に合格(2020年8月)
◆ 円安/Won・NT$高 高の売上高 ◆ ターボ部品量産用設備発注
(Won0.089⇒0.098 NT$3.60⇒3.88) ◆ シャーレ梱包自動化ライン完成 ◆ セラミックス製CMOSセンサー部品量産
〇 ◆ 8K・PCモニタ用両山スペーサーテープ
開発受注開始
◆ 大阪営業所6月10日/福岡営業所3月19
日開設
◆ がん検査用シャーレ(HIROTSUバイオサ
開始
イエンスN-NOSE)受注
◆ 簡易微生物検査用培地「FM-Plate」開発
9
2022年3月期(第53期)
業績見通しについて
10
2022年3月期事業計画
(百万円)
2021年3月期 2022年3月期 増減率
売上高 2,855 3,100 8.6%
営業利益 162 300 85.0%
5.7% 9.7%
経常利益 189 280 47.9%
親会社株主に帰属する
当期純利益 75 150 99.5%
配当予想 5円 10円 100.0%
売上高30億円超、営業利益3億円を目指す
8.6%増収・85.0%増益
11
2022年3月期収益見込サマリー
(百万円) 2021年3月期 2022年3月期
3,500 ・半導体資材:世界的需要回復
3,100 245百万円増 ・衛生検査器材:内食等需要増継続
3,000 2,855 ・PIM:自動車部品量産開始
2,500 ・売上増
215百万円増 ・半導体:為替・セールス
2,000 ミックスの改善
1,540
1,500 1,325
138百万円増 ・販管費増を売上総利益で
1,000 吸収
500 162 300
0
(500) ・人件費、研究開発費の
77百万円増 増加
(1,000)
(1,500) -1,163 -1,240
売上高 売上総利益 販管費 営業利益
8.6%の増収、売上総利益過去最高更新
販管費の増加(77百万円)を吸収し、138百万円増益
12
全社連結業績推移及び見込
(百万円)
売上高 450
営業利益 営業利益額
12%
4,000 営業利益率
10.3%
9.5% 9.7%
3,500
8.5% 8.8%
3,100 350 9%
2,977
2,955 2,855 7.3% 7.1% 300
3,000 2,669
2,500 2,483 257 6.0%
2,495 2,500 2,473
2,500 2,361 250 235 5.3%5.7% 6%
213 206 209
2,000
181
160 157 162
150 3%
1,500
1,000
50 0%
500
-1.4%
0 (50) -34 -3%
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
2012年3月期の構造改革以降過去最高の売上・利益を目指す
13
EBITDA(企業収益力)推移及び見込
(百万円)
700
595
600 539 533
461 489
500
426 432 441
402 209 160 300
400 352 162
236 182 160
300 257 207
165 213
200
329 375 327
250 281 295
100 199 195 225
139 169
0
-34
-100
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
3月期実績 3月期実績 3月期実績 3月期実績 3月期実績 3月期実績 3月期実績 3月期実績 3月期実績 3月期実績 3月期見通し
減価償却 営業利益 EBITDA
創業以来過去最高のEBITDAとなる見込
14
2022年3月期事業別アクションプラン
1.半導体資材事業
①巣籠り特需に対応する為、現有能力を日韓両拠点で1.2倍に引き上げ
②8Kテレビ、PCモニタ用両山スペーサーテープの増産対応
2.衛生検査器材事業
①ウィズコロナ・アフターコロナに対応した営業活動・生産体制
②N-NOSE(がん検査)用シャーレの普及に対応した増産体制
③簡易型シート培地『FM-Plate』の立上げ及び販売開始
3.PIM事業
①IHI向けターボ部品2021年10月量産開始
・『本金型・本設備』立ち上げ、安定量産技術の確立
・PPAP(生産部品承認プロセス)の承認活動
②高機能部品の営業活動再開(※自動車部品量産開始以降)
15
1-1.半導体資材事業トピックス①
8K対応スペーサーテープの商品化及び本格量産開始
8K対応スペーサーテープとして4K用で採用した新コーティングを施したフィルムの
両面にエンボスを形成する『8K対応両山スペーサーテープ』を開発し、本格量産を開始
スペーサーテープの使用数量
(対FHDテレビ比)
4Kテレビ 8Kテレビ
2.7倍 4.0倍
従来品:片山スペーサーテープ 新製品:両山スペーサーテープ ※当社調べ
8KテレビではFHDテレビと比べ一台あたりのスペーサーテープの消費量が4.0倍増加
既存ラインの生産能力を1.2倍に増強すると共に日韓双方で保有するラインの3割を
従来品と本製品の切換可能なラインに順次改造予定
16
1-2.半導体資材事業売上高・売上数量推移
(百万円) (百万m)
2,000 100
92 91 100
84
68 80
1,500 1,400
1,308 1,292 1,235 60
1,075
1,000 40
20
500
2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期目標
売上金額 売上数量
巣籠り特需と8K及びPCモニタ用新製品の投入により、年間販売数量
10万Kmを目標とする(3期ぶりの2桁成長)
17
2-1.衛生検査器材事業トピックス①
HIROTSUバイオサイエンス向けがん検査用シャーレの本格量産開始
株式会社HIROTSUバイオサイエンスが世界に先駆けて開発した、『N-NOSE』用シャーレを
昨秋から全面供給開始!
N-NOSEの普及は人類の直面するがんという課題解決における画期的な世界初の技術で
あり、当社シャーレが採用されたことはこれまでにない大きな使命であると捉え、「Quality・
Cost・Delivery」全てにおいて満足頂ける生産体制の構築を目指す
18
2-2.衛生検査器材事業トピックス②
簡易型微生物検査用培地『FM-Plate』の開発、販売
積み重ねての培養・保管が可能
(シート状培地では初)
簡易型微生物検出用培地『FM-Plate』は従来の公定法による寒天培地とは異なり、
微生物検査の知識がなくても誰でも簡単に公定法に近い検査結果を得ることが可能
※特許出願済、2022年10月AOAC認証取得予定
19
2-3.衛生検査器材事業売上高推移
(百万円) (百万m)
1,650
1,600
1,600
1,570
1,550
1,527 1,533 1,536
1,500
1,450
1,400
2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期目標
新型コロナウイルスによる食生活の変化に対応した営業活動と
がん検査用シャーレ(N-NOSE)の普及拡大により年商16億円を目指す
20
3-1. PIM事業トピックス
ターボ部品量産開始までの概略スケジュール
4月 7月 9月 3月
自動車メーカー
評価
本金型 導入・立上げ 量産技術確立
本設備
PPAP 準備 7月末
本監査 準備 9月初
量産開始 人員採用 量産
21
3-2. PIM事業トピックス
ターボ部品専用設備導入開始・立上げ中
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作成時点において、当社が合理的に入手可能な情報に基づき、通常予測し得る範囲内で行った
判断に基づくものです。
しかしながら実際には、通常予測し得ないような特別事情の発生または通常予測し得ないような
結果の発生などにより、当資料記載の業績見通しとは異なる結果を生じ得るリスクを含んでおります。
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いりますが、当資料記載の業績見通しのみに全面的に依拠してご判断されることはくれぐれも
お控えになられるようお願いいたします。
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