4240 J-クラスターT 2021-02-10 16:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年2月10日
上場会社名 クラスターテクノロジー 株式会社 上場取引所 東
コード番号 4240 URL http://www.cluster-tech.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 安達 良紀
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名) 駒井 幸三 TEL 06-6726-2711
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第3四半期の業績(2020年4月1日∼2020年12月31日)
(1) 経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 501 △17.8 6 75.4 9 58.4 7 84.6
2020年3月期第3四半期 610 △1.4 3 △74.4 6 △65.2 4 △73.0
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第3四半期 1.35 ―
2020年3月期第3四半期 0.73 ―
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期第3四半期 1,395 1,295 92.8 227.57
2020年3月期 1,411 1,287 91.2 226.22
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 1,295百万円 2020年3月期 1,287百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2021年3月期 ― 0.00 ―
2021年3月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 711 △14.9 △22 ― △21 ― △23 ― △4.12
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 5,692,800 株 2020年3月期 5,692,800 株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 208 株 2020年3月期 160 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 5,692,610 株 2020年3月期3Q 5,692,640 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により、大きく異なる可能性があります。
クラスターテクノロジー株式会社(4240) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………6
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………6
1
クラスターテクノロジー株式会社(4240) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間における世界経済は、中国や米国で経済活動が再開したことに伴い、第1
四半期を底に回復基調となりました。特に中国の10~12月期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.5
%増となり、中国向けの需要が高まりました。
一方、欧米を中心とした各国の新型コロナウイルス感染の再拡大により、いまだに世界経済の不
透明な状況は続いております。
わが国の製造業においても、国内外の自動車生産の持ち直しや電子機器の需要増加により、それ
らに搭載される電子部品等の需要も回復が顕著になっております。
当社においても、これら生産活動の正常化により、産業機器やOA機器を中心に需要が回復して
まいりました。
このような状況のもと、当社は、事業方針「高精度・高機能に特化した樹脂製品の提供」及び
「対処すべき課題」の具体的施策として、「新規開拓に向けた営業力の強化」、「顧客提案力の向
上と新規開拓に向けた商品開発」、「生産力の強化と人材育成」を推進しております。
また、「新規開拓に向けた営業力の強化」については、Web会議での打ち合わせを活用しなが
ら、訪問可能な顧客も増え始めておりました。しかしながら、緊急事態宣言が再発令されるなど、
対面の新規顧客開拓活動は厳しい状況になりつつあります。
ナノ/マイクロ・テクノロジー関連分野につきまして、映像機器分野は、デジタルカメラ市場に
おいて、レンズ交換式の出荷台数は、5月頃を底に回復傾向にあり、当社においても売上が回復い
たしました。しかしながら、12月現在レンズ交換式、レンズ一体型ともに前年同期比の水準まで回
復しておりません。
産業機器分野やOA機器分野は、国内外、とりわけ中国での生産活動が回復し、また、新規の量
産案件の寄与により、順調に推移しております。
レジャー分野は、在庫調整等の影響もあり、依然、厳しい状況にありますが、アウトドアレジャ
ーが堅調であり、回復の兆しも見えつつあります。
パルスインジェクター®(以下、PIJという)は、大学や顧客企業の研究開発活動が本格的に
始動し、大学研究室及び各企業の研究・開発部門へWeb会議が中心になりますが、積極的にアプ
ローチを行っております。引き続き、研究開発を支えるツールとして多分野への展開を推進いたし
ます。
マクロ・テクノロジー関連分野につきましては、樹脂成形材料、樹脂成形品ともに景気動向の影
響は小さく堅調な中で小幅に下振れしております。
高耐熱性・高熱伝導体・低温硬化等の固形封止材「エポクラスター®クーリエ」をはじめとする
固形封止材につきましては、引き続き半導体デバイスメーカーや産業機器メーカー等へサンプルを
供給しながら事業を展開・推進しております。
なお、収益面では、「生産力の強化と人材育成」において、原価低減に積極的に取り組んでお
り、その成果も見えてまいりました。
以上の結果、当第3四半期の売上高は501百万円(前年同期比17.8%減)、営業利益は6百万円
(前年同期比75.5%増)、経常利益は9百万円(前年同期比58.4%増)、四半期純利益は7百万円
(前年同期比84.6%増)となりました。
当第3四半期セグメントの業績は次のとおりであります。
①ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業
ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業につきましては、機能性樹脂複合材料及び機能性精密成
形品並びにPIJ関連製品の当第3四半期累計期間の売上高は365百万円(前年同期比19.5%減)、
セグメント利益は160百万円(前年同期比14.6%減)となりました。
2
クラスターテクノロジー株式会社(4240) 2021年3月期 第3四半期決算短信
②マクロ・テクノロジー関連事業
マクロ・テクノロジー関連事業につきましては、機能性樹脂複合材料、樹脂成形碍子及び金型・
部品の当第3四半期累計期間の売上高は131百万円(前年同期比14.3%減)、セグメント利益は28
百万円(前年同期比12.7%増)となりました。
③その他事業
その他の事業につきましては、医療薬品容器の異物検査事業などにより、当第3四半期累計期間
の売上高は4百万円(前年同期比56.2%増)、セグメント利益は2百万円(前年同期比95.3%増)
となりました。
(2)財政状態に関する説明
財政状態につきましては、総資産は1,395百万円となり、2020年3月期末に比して15百万円減少
しました。
負債は、100百万円となり、2020年3月期末に比して23百万円減少いたしました。これは主に、
未払法人税等が10百万円、賞与引当金が13百万円減少したことによるものであります。
純資産は、1,295百万円となり、2020年3月期末に比して7百万円増加いたしました。これは主
に、四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したためであります。
また、自己資本比率は、2020年3月期末に比して1.6ポイント増加して92.8%となりました。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年11月12日発表の「業績予想の修正に関するお知らせ」で公表しました通期の業績予想に変
更はありません。
3
クラスターテクノロジー株式会社(4240) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 780,865 803,683
受取手形及び売掛金 154,253 110,353
商品及び製品 20,007 30,931
仕掛品 41,719 34,981
原材料及び貯蔵品 36,656 31,337
その他 3,070 5,833
流動資産合計 1,036,573 1,017,119
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 169,761 163,203
土地 160,500 160,500
その他(純額) 41,586 53,167
有形固定資産合計 371,849 376,870
無形固定資産 2,465 1,518
投資その他の資産 393 224
固定資産合計 374,707 378,613
資産合計 1,411,281 1,395,733
負債の部
流動負債
買掛金 23,748 24,252
未払法人税等 10,926 -
賞与引当金 23,891 9,892
その他 60,970 47,578
流動負債合計 119,536 81,723
固定負債
長期未払金 3,972 3,972
リース債務 - 14,581
固定負債合計 3,972 18,553
負債合計 123,508 100,277
純資産の部
株主資本
資本金 1,240,721 1,240,721
資本剰余金 5,927 5,927
利益剰余金 41,232 48,934
自己株式 △107 △126
株主資本合計 1,287,773 1,295,455
純資産合計 1,287,773 1,295,455
負債純資産合計 1,411,281 1,395,733
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クラスターテクノロジー株式会社(4240) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
第3四半期累計期間
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 610,658 501,777
売上原価 396,342 310,363
売上総利益 214,316 191,413
販売費及び一般管理費 210,362 184,474
営業利益 3,954 6,938
営業外収益
受取利息 701 670
売電収入 1,426 1,515
その他 711 1,323
営業外収益合計 2,839 3,509
営業外費用
支払利息 - 208
売電原価 752 666
その他 - 0
営業外費用合計 752 875
経常利益 6,042 9,572
税引前四半期純利益 6,042 9,572
法人税、住民税及び事業税 1,870 1,870
法人税等合計 1,870 1,870
四半期純利益 4,171 7,701
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クラスターテクノロジー株式会社(4240) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
Ⅰ 前第3四半期累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.配当金支払額
該当事項はありません。
2.基準日が当第3四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期会計
期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.配当金支払額
該当事項はありません。
2.基準日が当第3四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期会計
期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
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