4222 児玉化 2020-02-14 15:30:00
特別損失の計上ならびに通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年 2 月 14 日
各 位
会 社 名 児玉化学工業株式会社
代表者名 代表取締役社長 斎木 均
(コード:4222、東証第2部)
問合せ先 経理財務部長 大洞 豪将
(TEL.050-3645-0121)
特別損失の計上ならびに通期業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、連結子会社株式の譲渡に伴う特別損益を計上するとともに、最近の業績動向等を踏まえ、
2019 年 5 月 14 日に公表しました 2020 年 3 月期の業績予想を下記の通り修正致しますのでお知らせいた
します。
1. 特別損失の計上について
当社は、中国の連結子会社である無錫普拉那塑膠有限公司(以下、「無錫普拉那」
)の全株式を蘇州明
強塑料有限公司(以下、
「蘇州明強」
)に譲渡することにより特別損失を計上致します。
無錫普拉那は、2002 年、住宅関連設備を主体とする国外生産及び中国における事業開拓の拠点として
設立され、今日まで当社の連結子会社として事業を営んで参りました。しかしながら、中国での販売低
迷により赤字が続いており、米中貿易摩擦をはじめとする中国における本事業を取り巻く環境の変化や
今後の事業の方向性を勘案した結果、今般、当社が保有する無錫普拉那の全出資持分を蘇州明強に売却
することが最適と判断いたしました。
尚、連結業績、個別業績に与える影響は下記の通りであります。
(1) 連結業績においては、無錫普拉那の株式を譲渡することによる株式売却損失を特別損失として、7
千万円計上する見込みであります。
(2) 個別業績においては、無錫普拉那の株式を譲渡することによる株式売却損失を特別損失として、3
億2千万円計上する見込みであります。
2. 業績予想の修正について
(1)2020 年 3 月期通期連結業績予想の修正(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)
親会社株主に
1株当たり
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 帰 属 す る
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A)
17,700 300 170 50 12.95
今回修正予想(B) 17,400 170 10 △430 △124.07
増 減 額(B-A) △300 △130 △160 △480 -
増 減 率( % ) △1.7 △43.3 △94.1 - -
(ご参考)前期実績
18,799 △352 △552 △694 △185.49
(2019 年 3 月期)
(2)2020 年 3 月期通期個別業績予想の修正(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)
1株当たり
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A)
9,000 100 20 5 1.30
今回修正予想(B) 9,900 40 △90 △660 △170.59
増 減 額(B-A) 900 △60 △110 △665 -
増 減 率( % ) 10.0 △60.0 - - -
(ご参考)前期実績 11,092 △400 △533 △1,170 △312.71
(3) 修正の理由
(連結業績予想)
連結業績予想につきましては、第 3 四半期までは、概ね堅調に推移しておりましたが、第4四半期に
おいて、国内では消費税増税等の影響もあり売上高が減少し、世界経済の低迷によりタイの自動車事業
では、各メーカーの減産影響等により需要も停滞し、中国では米中貿易摩擦の影響による需要の減少に
より売上高が減少したことにより、営業利益は減少となる見込みであります。また、事業構造改革によ
る外部コンサルタント費用及び無錫普拉那の株式譲渡することによる株式売却損失等を特別損失として
計上することにより、親会社株主に帰属する当期純利益は前回業績予想を大幅に下回る事態になる見込
みであります。
(個別業績予想)
個別業績予想につきましては、概ね堅調に推移しておりましたが、第3四半期後半から、消費税増税
等の影響もあり売上高が減少したことにより営業利益は減少する見込みであります。また、事業構造改
革による外部コンサルタント費用及び無錫普拉那の株式譲渡することによる株式売却損失等を特別損失
として計上することにより、当期純利益は前回業績予想を大幅に下回る事態になる見込みであります。
以 上