4221 大倉工 2020-05-15 15:00:00
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月15日
上場会社名 大倉工業株式会社 上場取引所 東
コード番号 4221 URL http://www.okr-ind.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名) 神田 進
問合せ先責任者 (役職名) コーポレートセンター経理部長 (氏名) 長尾 誠司 TEL 0877-56-1111
四半期報告書提出予定日 2020年5月15日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年12月期第1四半期の連結業績(2020年1月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第1四半期 19,348 △9.0 903 △22.8 929 △19.4 649 △46.5
2019年12月期第1四半期 21,268 3.9 1,169 17.5 1,152 19.8 1,212 50.0
(注)包括利益 2020年12月期第1四半期 △8百万円 (―%) 2019年12月期第1四半期 1,381百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年12月期第1四半期 54.49 ―
2019年12月期第1四半期 101.74 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第1四半期 79,479 45,777 57.6
2019年12月期 83,481 46,441 55.6
(参考)自己資本 2020年12月期第1四半期 45,763百万円 2019年12月期 46,427百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年12月期 ― 0.00 ― 55.00 55.00
2020年12月期 ―
2020年12月期(予想) 0.00 ― 55.00 55.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年12月期の連結業績予想(2020年 1月 1日∼2020年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 40,500 △4.3 1,600 △25.9 1,650 △25.4 1,150 △40.7 96.52
通期 85,000 △0.4 3,900 4.9 4,000 2.7 2,700 △6.9 226.60
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期1Q 12,414,870 株 2019年12月期 12,414,870 株
② 期末自己株式数 2020年12月期1Q 499,714 株 2019年12月期 499,634 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期1Q 11,915,201 株 2019年12月期1Q 11,916,595 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際
の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
なお、上記の業績予想に関する事項については、添付資料の2ページ「当四半期決算に関する定性的情報」をご覧下さい。
大倉工業株式会社(4221) 2020年12月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 8
(追加情報) …………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 9
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大倉工業株式会社(4221) 2020年12月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大により、中国を中心とした海外
環境が悪化するなかで、輸出の減少及び部材調達の遅延が起こったことや、国内においてもインバウンドの減少や
外出自粛に伴う市場の低迷により、大きく減速いたしました。また、新型コロナウイルス感染拡大に終息の見通し
が立たない状況から、経済へのさらなる悪影響も懸念されるなど、先行きの不透明な状態が続いております。
このような状況のもと、当社グループでは、各事業において、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、受注
が減少し、当第1四半期連結累計期間の売上高は193億4千8百万円(前年同四半期比9.0%減)となりました。
利益面では、合成樹脂事業において原料構成により変動コストが低位で推移したことや付加価値の高い製品の販
売数量増加はあったものの、新規材料事業において比較的利益率の高い製品の販売が減少したことなどにより、営
業利益は9億3百万円(前年同四半期比22.8%減)、経常利益は9億2千9百万円(前年同四半期比19.4%減)と
なりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期のような特段の特別利益の計上がなかったこと
から6億4千9百万円(前年同四半期比46.5%減)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
〔合成樹脂事業〕
食品向けシュリンクフィルムや衛生材料向けパウチ袋は伸びたものの、消費増税及び新型コロナウイルス感染拡
大の影響を受けた建材用途フィルムを中心に販売数量が減少し、売上高は120億3千万円(前年同四半期比2.4%
減)となりました。一方、営業利益は、原料構成により変動コストが低位で推移したことや付加価値の高い製品の
販売数量増加などにより、11億2千7百万円(前年同四半期比22.1%増)となりました。
〔新規材料事業〕
光学フィルム製品や自動車関連製品において、新型コロナウイルス感染拡大による中国市場低迷の影響を受けた
ことなどにより、売上高は44億9千7百万円(前年同四半期比17.5%減)となりました。営業利益は売上高の減少
に加え、光学フィルムのうち比較的利益率の高い製品の販売が減少したことにより、9千4百万円(前年同四半期
比77.5%減)となりました。
〔建材事業〕
消費増税による需要減及び新型コロナウイルス感染拡大で部材調達が難航したことにより、新設住宅着工戸数が
減少しております。その影響によりフロア関連向けパーティクルボードの販売数量の減少が続いていることや、前
年6月に南洋材合板化粧板等の規格品販売を終了したことにより、売上高は16億2千3百万円(前年同四半期比
19.1%減)となりました。営業利益は売上高の減少などにより、8千3百万円(前年同四半期比47.9%減)となり
ました。
〔その他〕
ホテル事業において新型コロナウイルス感染拡大により宿泊及び宴会などの大幅な減少が続いていることや、前
年3月にオークラホテル高松の営業を終了したことにより、売上高は11億9千8百万円(前年同四半期比19.4%
減)となりました。営業利益は売上高の減少などにより、6千8百万円(前年同四半期比51.1%減)となりまし
た。
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大倉工業株式会社(4221) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ40億1百万円減少し、794億7千9百万円とな
りました。その主な内訳は、売上債権の減少29億6百万円、投資有価証券の減少9億1千9百万円によるものであ
ります。
一方、負債につきましては、仕入債務の減少26億3千7百万円、未払金の減少6億8千7百万円などにより、前
連結会計年度末に比べ33億3千7百万円減少し、337億2百万円となりました。
また、純資産は、その他有価証券評価差額金の減少6億6千5百万円などにより、前連結会計年度末に比べ6億
6千3百万円減少し、457億7千7百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べて2.0ポイント上昇し、57.6%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年2月14日に公表いたしました連結業績予想から変更はありません。
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大倉工業株式会社(4221) 2020年12月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 7,605 6,953
受取手形及び売掛金 21,527 19,260
電子記録債権 3,916 3,277
商品及び製品 4,559 4,543
仕掛品 988 984
原材料及び貯蔵品 3,070 3,424
販売用不動産 235 254
その他 657 884
貸倒引当金 △0 △0
流動資産合計 42,561 39,581
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 13,819 13,652
機械装置及び運搬具(純額) 9,120 8,517
土地 5,994 5,994
建設仮勘定 1,528 1,773
その他(純額) 528 529
有形固定資産合計 30,992 30,466
無形固定資産 684 684
投資その他の資産
投資有価証券 7,787 6,867
繰延税金資産 852 1,278
その他 604 603
貸倒引当金 △1 △1
投資その他の資産合計 9,242 8,747
固定資産合計 40,920 39,898
資産合計 83,481 79,479
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大倉工業株式会社(4221) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 15,571 12,934
短期借入金 5,386 5,736
1年内返済予定の長期借入金 1,283 999
未払金 4,057 3,369
未払法人税等 226 384
賞与引当金 ― 600
その他 4,231 3,281
流動負債合計 30,756 27,305
固定負債
長期借入金 1,650 1,747
繰延税金負債 12 12
退職給付に係る負債 3,688 3,700
その他 930 935
固定負債合計 6,282 6,396
負債合計 37,039 33,702
純資産の部
株主資本
資本金 8,619 8,619
資本剰余金 9,068 9,068
利益剰余金 27,230 27,224
自己株式 △864 △864
株主資本合計 44,053 44,047
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,326 1,660
為替換算調整勘定 158 152
退職給付に係る調整累計額 △110 △97
その他の包括利益累計額合計 2,373 1,715
非支配株主持分 14 14
純資産合計 46,441 45,777
負債純資産合計 83,481 79,479
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大倉工業株式会社(4221) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 21,268 19,348
売上原価 17,766 16,176
売上総利益 3,502 3,172
販売費及び一般管理費
販売手数料 34 20
運送費及び保管費 696 680
給料 511 515
賞与引当金繰入額 164 161
役員報酬 76 72
退職給付費用 39 36
減価償却費 51 53
研究開発費 240 239
貸倒引当金繰入額 △2 △0
その他 518 490
販売費及び一般管理費合計 2,332 2,269
営業利益 1,169 903
営業外収益
受取利息 0 1
受取配当金 2 2
為替差益 4 ―
助成金収入 0 46
雑収入 18 25
営業外収益合計 25 75
営業外費用
支払利息 31 26
為替差損 ― 6
雑損失 11 16
営業外費用合計 42 49
経常利益 1,152 929
特別利益
固定資産売却益 190 0
特別利益合計 190 0
特別損失
固定資産除売却損 9 14
特別損失合計 9 14
税金等調整前四半期純利益 1,333 914
法人税、住民税及び事業税 105 437
法人税等調整額 14 △172
法人税等合計 119 264
四半期純利益 1,213 649
非支配株主に帰属する四半期純利益 0 0
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,212 649
6
大倉工業株式会社(4221) 2020年12月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期純利益 1,213 649
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 154 △665
為替換算調整勘定 3 △5
退職給付に係る調整額 9 12
その他の包括利益合計 168 △658
四半期包括利益 1,381 △8
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,380 △8
非支配株主に係る四半期包括利益 1 0
7
大倉工業株式会社(4221) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用)
当社及び国内連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設され
たグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目
については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務
対応報告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業
会計基準適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額に
ついて、改正前の税法の規定に基づいております。
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大倉工業株式会社(4221) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
合成樹脂 新規材料 (注)1 (注)2 計上額
建材事業 計 (注)3
事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 12,326 5,449 2,006 19,782 1,486 21,268 ― 21,268
セグメント間の内部
1 ― 0 1 161 163 △163 ―
売上高又は振替高
計 12,327 5,449 2,006 19,783 1,648 21,432 △163 21,268
セグメント利益 923 419 161 1,504 140 1,645 △475 1,169
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ホテル事業、木材加工事業、宅
地造成及び建物建築事業、情報処理システム開発事業ならびに不動産賃貸事業等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△475百万円には、セグメント間取引消去△0百万円、各報告セグメントに配分し
ていない全社費用△475百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管
理費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
合成樹脂 新規材料 (注)1 (注)2 計上額
建材事業 計 (注)3
事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 12,030 4,497 1,623 18,150 1,198 19,348 ― 19,348
セグメント間の内部
0 ― 4 5 154 159 △159 ―
売上高又は振替高
計 12,031 4,497 1,628 18,156 1,352 19,508 △159 19,348
セグメント利益 1,127 94 83 1,305 68 1,374 △471 903
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ホテル事業、木材加工事業、宅
地造成及び建物建築事業、情報処理システム開発事業ならびに不動産賃貸事業等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△471百万円には、セグメント間取引消去△2百万円、各報告セグメントに配分し
ていない全社費用△469百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管
理費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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