4221 大倉工 2021-08-25 10:00:00
2021年12月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]
2021年12月期
第2四半期決算説明資料
大倉工業株式会社
2021年8月25日
代表取締役社長執行役員
神田 進
1
CONTENTS
01. 当社概要
02. 第2四半期連結決算の概要
03. 通期の業績予想
04. サステナビリティの推進 経営理念 人ひとりを大切に
地域社会への貢献
お客様を第一に
05. 参考資料
ビジョン 要素技術を通じて、新たな価値を創造し、
Next 10 お客様から選ばれるソリューションパートナー
次の10年に向けて「ありたい姿」 ~ お客様の価値向上と社会課題の解決に貢献し、
事業を通じて、社会・環境価値を創出する ~
事業 CSR
CSRとの整合性を持った活動 事業を通じて実現
中期経営計画 CSR基本方針
年度事業計画 ESG経営
社訓 大倉工業倫理綱領
日々向上 創意工夫 同心協力 行動の7原則
2
当社概要
1 3
当社の概要
証 券 コ ー ド 4221(東証1部) 業種 化学
社 名 大倉工業株式会社 Okura Industrial Co.,Ltd.
本 社 所 在 地 香川県丸亀市中津町1515番地
代 表 者 代表取締役社長執行役員 神田 進
設 立 1947年7月11日
資 本 金 86億1千9百万円
従 業 員 数 2,004名 (連結)、1,060名 (単体)
売 上 高 809億円(2020年12月期、連結)
事 業 所 営業拠点 6拠点、製造拠点 5拠点
子 会 社 連結子会社〔国内:12社、海外:1社〕
㈱関西オークラ、 ㈱関東オークラ、 ㈱九州オークラ、
㈱埼玉オークラ、 ㈱オークラプロダクツ、 オークラホテル㈱、
㈱オークラプレカットシステム、オークラ情報システム㈱、㈱オークラハウス、
㈱ユニオン・グラビア、 ㈱オークラパック香川、 ㈱カントウ、
無錫大倉包装材料有限公司
非連結子会社 1社 大倉産業㈱ 【2021年6月末現在】
4
当社の概要
2020年
事業セグメント ビジネスユニット 主な製品/子会社名 売上高
構成比
パッケージングBU
シュリンクフィルム 乳酸菌飲料集積用、カップ麺等の包装フィルム
軟包材 洗剤等の詰替え用パウチ袋、食品用ラミネートフィルム
合成樹脂事業 リキッドパック ミネラルウォーター・調味液等の液体包装容器 57.4%
産業資材BU 工業・電子材料用保護フィルム
一般包材BU 規格袋、日用品・食品用パッケージフィルム
アグリマテリアルBU 農業用の機能性フィルム
機能材料BU ウレタンフィルム、シームレスベルト、アクリル接着剤
新規材料事業 電子材料BU 光学フィルム(加工)、プロジェクター部材 28.9%
光学材料BU 光学フィルム(製膜・延伸)
パーティクルボード パーティクルボード素板
建材事業 7.7%
住環境 パーティクルボード等の二次加工品
ホテル事業 オークラホテル株式会社
情報処理事業 オークラ情報システム株式会社
その他関連事業 5.9%
住宅事業 株式会社オークラハウス
プレカット事業 株式会社オークラプレカットシステム
詳細内容は40ページ以降に記載の「参考資料」をご参照ください。
5
第2四半期連結決算の概要
2 6
第2四半期累計期間 連結業績
(億円)
【売上高】 (億円) 【営業利益】
500 前年比 50
+10.7% 前年比
400 40
+64.2%
300 30
200 422.1 20
381.4 392.0 33.1
100 10 20.2 18.0
0
0 2020上期 2021上期 2021上期計画
2020上期 2021上期 2021上期計画
(億円)
(億円) 【経常利益】 【四半期純利益】
50 50
前年比
+67.5% 前年比
40 40
+89.9%
30 30
20 20
35.6
10 26.2
10 21.2 18.5 13.8 12.5
0 0
2020上期 2021上期 2021上期計画 2020上期 2021上期 2021上期計画
7
セグメント別 需要増減
需要増 需要減
合成樹脂事業 ・自動車、工業用途は回復 ・外食用途は低迷
・内食用途は堅調 ・インバウンド需要がなくなり、
おむつ外装用は苦戦
需要増
新規材料事業 ・大型テレビ用光学フィルムは
好調
・自動車、OA機器用途は回復
需要増 需要減
・リフォーム需要が堅調 ・ウッドショックによる木材調達難
建材事業 ・東南アジアのロックダウンの影響 で住宅着工に遅れ
で輸入基材代替品が増加
需要減
その他関連事業 ・ホテル事業は宿泊、宴会が
引き続き低迷
8
セグメント別増減
【売上高のセグメント別増減内訳】 前年比
+4,071
(百万円)
38,146 +66 +3,913 +217 △126 42,218
2020年上期 合成樹脂 新規材料 建材 その他関連 2021年上期
【営業利益のセグメント別増減内訳】 前年比
+1,296
(百万円)
2,021 +423 +867 +124 △24 △93 3,318
2020年上期 合成樹脂 新規材料 建材 その他関連 調整額 2021年上期
9
合成樹脂事業
› 自動車及びプリント基盤用フィルムの
(億円) 【上期売上高】 (億円) 【上期営業利益】
需要が回復。LIB用タブテープが増加。
300 前年比 30 前年比
+0.3% +18.3% › 機能性フィルムと環境対応製品を拡販
し、農業用フィルムの販売が増加。
200 20
237.1 237.8 27.3 › おむつ外装向けが減少、
100 235.0 10 23.1 22.0 レジ袋メーカーの参入等、競争激化に
より、ごみ袋の販売が減少。
0 0
2020 2021 2021計画 2020 2021 2021計画
› 原材料価格は上昇しているものの付
加価値の高い製品の販売数量が増加。
2021年上期
製品別売上高 (百万円)
前年比
パ ッ ケ ー ジ ン グ B U 8,892 △0.2%
シ ュ リ ン ク フ ィ ル ム 4,605 △0.1%
軟 包 材 3,428 △3.0%
リ キ ッ ド パ ッ ク 858 +11.5%
産 業 機 能 材 B U 3,102 +12.2%
一 般 包 材 B U 8,637 △5.8%
ア グ リ マ テ リ ア ル B U 2,713 +6.9%
農業用生分解性マルチフィルム
そ の 他 435 +31.1% 「エコローム®こかげ」
合 計 23,782 +0.3%
10
新規材料事業
(億円) 【上期売上高】 (億円) 【上期営業利益】 › 機能材料
150 前年比 15 前年比 在宅勤務・在宅学習が広がり、OA機
+43.4% +221.2% 器用部材が増加。
自動車用途を始め、モーター関連を
100 10 中心に接着剤が増加。
129.3 › 光学フィルム
12.5
50 100.0 5 大型液晶パネル向け光学フィルム及
90.2
びスマートフォン向け製品が引き続き
3.9 3.5 好調。
0 0
2020 2021 2021計画 2020 2021 2021計画
2021年上期
BU別売上高 (百万円)
前年比
機 能 材 料 B U 1,315 +12.4%
電 子 材 料 B U 7,494 +91.9% 無溶剤型アクリル接着剤
光 学 材 料 B U 3,365 +28.8%
商 品 他 758 △43.0%
合 計 12,934 +43.4% 光学フィルム
11
建材事業
(億円) 【上期売上高】 (億円) 【上期営業利益】
前年比 4 前年比 › パーティクルボード素板、住環境製品
40 +7.0% +79.3% リフォーム需要の増加により、キッチン等
3 の水回り関連用途が好調。
東南アジアのロックダウンにより、輸入代
20 2 替品の販売が増加。
31.1 33.2 32.0
2.8
1 2.0 › フロア関連製品
1.5
新設住宅着工戸数が低調で販売が減少。
0 0
2020 2021 2021計画 2020 2021 2021計画
2021年上期
製品別売上高 (百万円)
前年比
パ ー テ ィ ク ル ボ ー ド 素 板 1,711 +11.3%
パーティクルボードフロア 883 △2.4%
住 環 境( 建 装 材、 商 品 を含 む ) 734 +10.0%
(内、パーティクルボード基材加工品) (510) (+6.9%)
合 計 3,328 +7.0% 住宅設備機器
12
その他関連事業
› ホテル事業
(億円) 【上期売上高】 (億円) 【上期営業利益】
コロナ影響により、宿泊や宴会の低迷
40 前年比 4 前年比 が続く。岡山ビジネスホテルの土地建
△5.5% △20.4%
物を売却。
30 3 › 情報処理事業
調剤薬局向け調剤鑑査システムの販
20 2 売が堅調。
25.0 › 住宅・プレカット事業
10 22.9 21.7 1 2.0 ウッドショックの影響を受けるも売上は
1.2 0.9 前年並み。
0 0
2020 2021 2021計画 2020 2021 2021計画
2021年上期
事業別売上高 (百万円)
前年比
ホ テ ル 事 業 104 △55.1%
情 報 処 理 事 業 646 +10.5% オークラハウスの
住 宅 事 業 434 +4.9% ゼロエネルギーハウス(ZEH)
プ レ カ ッ ト 事 業 1,256 △0.1%
賃 貸 事 業 328 △11.8%
消 去 ・ 組 替 △598 -
オークラプレカットシステム
合 計 2,172 △5.5% 非住宅物件(保育園)
13
上期のトピックス
合成樹脂事業の環境貢献製品の状況
2021年上期売上高 4,028百万円(前年比+7.5%)
合成樹脂事業の売上高に占める比率:2020年上期15.8% ⇒ 2021年上期16.9%
脱化石燃料製品 フードロス削減
農業用生分解性マルチフィルム エコラップ®G、エコラップ®BSS-V2
「エコローム®こかげ」 トレーガスパック包装で食品の
消費期限を延長
マルチフィルムを微生物が分解するため、
収穫後のフィルム回収が不要。 プラスチック減量化
詰替え用パウチ袋
バイオマスシュリンクフィルムシリーズ
①PO系多層シュリンク「ラプラー®バイオ」 ボトル容器よりプラスチックを減量化
②LDPEシュリンク「パワーシュリンクバイオ」
③HDPEシュリンク「CSシュリンクバイオ」 環境負荷低減型マルチ「省之助」
通常マルチを薄膜化し、厚みを40%カット
1,000mの長尺巻きを実現
自治体向けバイオマス ごみ袋
環境汚染防止
ガスバリアマルチ「祐作」
農薬を閉じ込め、環境リスクを低減
14
上期のトピックス
【R&Dセンター、合成樹脂事業】
トヨタ自動車の新型MIRAIに当社製品が搭載
➢ 当社とトヨタ紡織株式会社で共同開発した
遠赤外線反射フィルムを使用した遠赤外線反射天井が
トヨタ自動車の燃料電池自動車の新型MIRAIに搭載。
➢ 夏季、室内への入熱を抑制し、エアコンへの 遠赤外線反射天井
負荷を軽減して実用燃費の低減に貢献。
ルーフパネル
➢ トヨタ自動車株式会社よりプロジェクト表彰 輻射
「技術の部」を受賞。 不織布 (遠赤外線) 遠赤外線反射層
バリアフィルム 当社開発品
基材コア
表皮
従来品 開発品
遠赤外線反射天井の原理
プロジェクト表彰
15
連結損益計算書
(億円)
2020年 2021年
増減額 主な内訳
上期 上期
売上高 381.4 422.1 +40.7
営業利益 20.2 33.1 +12.9
営業外収益 2.1 3.2 +1.1
営業外費用 1.0 0.7 △0.3
経常利益 21.2 35.6 +14.4
特別利益 0.0 2.0 +2.0 (当期)固定資産売却益1.8
(前期)投資有価証券評価損0.5
特別損失 1.6 0.6 △1.0 (前期)臨時休業による損失 0.3
税金等調整前
四半期純利益 19.6 37.0 +17.4
法人税等 5.7 10.7 +5.0
親会社株主に帰属する
13.8 26.2 +12.4
四半期純利益
16
連結貸借対照表
(億円)
2021年
2020期末 増減額 主な内訳
第2四半期末
(資産の部)
流 動 資 産 431.8 444.3 +12.4 現預金 +9.1
たな卸資産 +6.6
固 定 資 産 394.6 389.1 △5.5 有形固定資産 △7.9
資 産 合 計 826.5 833.4 +6.9
(負債の部)
流 動 負 債 274.9 262.6 △12.3
借入金の減少 △13.2
固 定 負 債 60.5 57.9 △2.6
負 債 合 計 335.5 320.5 △14.9
(純資産の部)
利益剰余金 +19.1
純 資 産 合 計 490.9 512.8 +21.9 有価証券評価差額金+2.2
(自己資本比率) (59.4%) (61.5%)
借 入 金 残 高 56.3 43.0 △13.2
17
連結キャッシュ・フロー計算書
(億円)
2020年 2021年 › 営業キャッシュ・フロー
2020年
上期 上期 税金等調整前四半期純利益
現金及び現金同等物 +37.0億円
期首残高
76.0 76.0 91.7 減価償却費 +21.3億円
法人税等の支払 △8.8億円
営業活動による たな卸資産の増加 △6.5億円
キャッシュ・フロー
92.9 29.9 39.8
投資活動による › 投資キャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー
△43.5 △23.7 △10.5 製造装置等の有形固定資産の
取得による資金の減少
財務活動による
キャッシュ・フロー
△33.4 △7.8 △20.4
› 財務キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物 借入金の減少 △13.2億円
期末残高
91.7 74.2 100.9 配当金の支払 △7.1億円
18
通期の業績予想
3 19
国産ナフサ価格及び原油価格の足下での動向
左軸(赤線):ナフサ価格 右軸(青線):ドバイ原油価格(US$/bbl)
円/KL
US$/bbl
60,000 2020年 2021年
75.0
72.0 72.0
55,000 70.0
67.0 52,000 52,000
65.0
50,000 47,700 現時点での想定
60.2
44,800 60.0
45,000 42,000
41,000 55.0
40,000
50.1 38,800
40,000 2月時点での想定 50.0
44.3 37,500
35,000 42.7 45.0
40.0
30,000 31,300
25,000 30,200 35.0
25,000 2020 年平均 2020年4Q 2Q
1Q 30.0
32,800円/KL 31.6
31,300円/KL 47,700円/KL
38,800円/KL
20,000 25.0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2020年 1Q:44,800円/KL(確報値) 2Q:25,000円/KL(確報値)
3Q:30,200円/KL(確報値) 4Q:31,300円/KL(確報値) ※折れ線グラフ中の点線の値は
2021年 1Q:38,800円/KL(確報値) 2Q:47,700円/KL(速報値) 当社予想値です。
3Q:52,000円/KL(予想値) 4Q:52,000円/KL(予想値)
20
ウッドショックの影響
ウッドショック 木材価格が高騰 ウッドショックの発生経緯
新型コロナウイルス
2020年末頃から、輸入材がひっ迫すると同時に値上がりし、 感染拡大
代替材に国産材を求めたところ、国産材も高騰。
中国 米国
(万円/㎥)
輸入材(ベイマツ平角)
9 早期に テレワークによる
国産材(スギ正角) 経済回復 一戸建てブーム
世界的に木材高騰
8
※農林水産省の統計 日本
による全国平均
7
輸入材が品薄に
6 国産材も高騰
5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5
2020年 2021年 住宅値上がり・工期遅れの懸念
木材価格の推移
木材価格は輸入材は最大3倍、国産材は2倍の高騰が見込まれる。
21
2021年業績予想
下期 市場、市況の想定
› 原油・ナフサ価格は上昇
国産ナフサ価格
2020年1Q:44,800円/KL、2Q:25,000円/KL、3Q:30,200円/KL、4Q:31,300円/KL
2021年1Q:38,800円/KL、2Q:47,700円/KL、3Q:52,000円/KL、4Q:52,000円/KL
(2021年3Q以降は当社予想価格)
› 当社関連市場
①巣ごもり需要によるテイクアウト、EC購入(ネット購入)が引き続き好調で
内食関連、消毒液・ハンドソープ等の衛生材料は堅調に推移する。
②自動車関連、電器製品は東南アジアのロックダウンと半導体不足の影響
で不透明。
③ハイエンドのスマホ・テレビ向け電子材料は、引き続き好調に推移する。
④住宅・建材市場はウッドショックの影響で、木材がひっ迫しコスト上昇。
22
2021年業績予想
(億円)
2021年 2021年
2020年 2 月
通期予想 通期予想 前 年 比
通期実績 公 表 比
2月公表 修 正
売 上 高 809.5 825.0 855.0 +5.6% +3.6%
営 業 利 益 42.8 41.0 50.0 +16.7% +24.4%
経 常 利 益 45.0 42.5 53.5 +18.6% +25.9%
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益 28.6 28.0 32.0 +11.7% +14.3%
➢ 2021年上期実績を反映し、原油価格のさらなる上昇による変動コストの増加等を踏まえ、
2月に公表した通期の業績予想を修正。
➢ 引き続き新型コロナウイルス感染症の拡大、世界的な半導体不足、木材価格の高騰等に
よる世界市場及び国内市場への影響が不透明。
23
業績予想 セグメント別売上高、営業利益
【売上高】 【営業利益】
合成樹脂事業 新規材料事業 合成樹脂事業 新規材料事業 建材事業
(億円) 建材事業 その他関連事業 (億円)
その他関連事業 調整額
1,000 100
809 825 855 42.8 41.0 50.0
800
47 50 45 75
62 65 65 2.0 5.0
2.5 3.7 4.04.0
600
234 240 270 50 22.0
11.3 12.0
400
25 44.5 44.0 43.0
200 465 470 475
0
△19.3 △23.0 △22.0
0
△ 25
2020年 2021年 2021年 2020年 2021年 2021年
実績 2月予想 修正予想 実績 2月予想 修正予想
24
合成樹脂事業 下期の取組み
詰替え用パウチ製品の生産・販売量の拡大
ボトル容器から詰替え用パウチ袋にすることでプラスチックを減量化
2021年下期売上高 前年比+72%の見込み
スパウト溶着機
詰替え用パウチ袋の大容量化に対応するため広幅印刷機を導入。
⇒投資額4億円、2022年より稼働予定。
25
新規材料事業 下期の取組み
大型液晶パネル向け光学フィルム生産能力増強
テレビ画面の大型化と需要増に対応。
⇒設備の改造により、増産体制を確立。総投資額6.4億円。
現在、顧客認定手続き中、9月から販売開始予定。
*当社製造部材、量産実績あり
*
TAC代替
PVA
*
TAC代替
Panel
26
建材事業 下期の取組み
環境型枠
国産針葉樹材
輸入認証材
10%
15%
【 特長 】
認証のない南洋材 1.FSC認証の薄物PB開発利用
75% 2.NETIS(新技術登録制度)登録 等
2021年 2021年上期から本格販売を開始
全長47mの複合設備を導入 施工現場
認証のない南洋材型枠の 工程を短縮、自動化により生産能力UP
代替が加速 現状、月産28,500枚
⇒2022年に月産100,000枚の量産体制
設備投資額 2億円
27
R&Dセンター 下期の取組み
【情報通信分野の開発】
情報通信
高周波低損失基板用フィルムの開発
・第5世代移動通信システム(5G)では、伝送損失が低く(低誘電率・低誘電正接)、
高耐熱・高寸法安定性を有した高周波基板用フィルムが要求されている。
開発状況・目標
・2021年10月:専用の特殊製膜試験設備
導入完了予定
(設備投資額:3.5億円)
・2021年4Q :顧客へサンプル提供開始
高周波低損失基板用フィルム(当社開発品)
5Gスマホ アンテナモジュール
28
R&Dセンター、新規材料事業の取組み
【ライフサイエンス分野の開発】
ライフ
サイエンス
内視鏡用飛沫感染防御システム(Endobarrier)
香川大学と協働で製品開発
46病院で採用
・被覆フィルム空間内の陰圧化による室内への飛沫拡散の最小限化
・飛沫が付着する部材の使い捨て(ディスポーザブル化)による消毒作業等の省力化
バイオ医薬品、ワクチン培養用シングルユースバック
◆特徴
・バッグフィルムには無添加原料を使用
・クラス10,000のクリーンルーム内でバッグを加工
・アッセンブリー等のカスタム対応可能
2021年 開発中(顧客評価中)
5L 200L 29
第六次中期経営計画の進捗
第六次中期経営計画の位置づけ
グループビジョンの実現へ向けた第一ステップ
Step
02
「新たな成長トレンド」への転換
グループビジョンの実現に向けた第一ステップとして土台を作り、
「新たな成長トレンド」への転換を推進する
【第六次中期経営計画の基本方針】
既存事業の再構築と成長分野への投資
Step 【全社戦略】 徹底した『マーケットイン』で『稼ぐ力をつける』
01
《付加価値の増大》
【重点取組み】 1. 先行大型投資案件の早期収穫
2. 既存事業の基盤強化(事業構造改革の完遂)
3. 成長市場・分野への投資と新たな成長エンジンの創出
4. ESG
30
第六次中期経営計画の進捗
【売上高】 【営業利益】
合成樹脂事業 新規材料事業 合成樹脂事業 新規材料事業 建材事業
(億円) 建材事業 その他関連事業 (億円)
その他関連事業 調整額
1,000 100
870 900 930 853 809 855
55
55
55 75 57 45 35.0 40.0 48.0 37.1 42.8 50.0
800 70
70 74 47 65 75
62 2.0
250 5.5 5.0
240 5.0 2.5
225 229 270 5.5 5.3 3.7
600 234 5.5 4.0
22.0
50 4.6 11.3
3.5 19.0
17.5 11.1
16.0
400
25 44.5
38.5 43.0
33.0 36.4
520 535 550 30.0
493 465 475
200
0
△20.0 △20.0 △20.0 △20.3 △19.3 △22.0
0
2019年 2020年 2021年
△ 25 2019年 2020年 2021年
2019年 2020年 2021年 2019年 2020年 2021年
第六次中期経営計画 実績 実績 予想 第六次中期経営計画 実績 実績 予想
3ヵ年合計 2,700億円 3ヵ年合計 2,518億円 3ヵ年合計 123億円 3ヵ年合計 130億円
(対中計△6.7%) (対中計+5.7%)
31
第六次中期経営計画の進捗
設備投資(工事ベース)及び減価償却費
合成樹脂事業 新規材料事業 建材事業
(億円)
その他関連事業 全社 減価償却費
60 55 58
2
1 2 50 48 減価償却費
4 3 1
50 1 44 設備投資
42
10 15 8 45 36 6 46
40 1
39 39 5 2 3
30 2
30 11 9 4 12
4 5
20 3
37 34
25 23 23
10 19
0
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
実績 実績 実績 実績 実績 計画
設備投資3ヵ年合計 144億円 設備投資3ヵ年合計 133億円
(第六次中計3ヵ年合計 145億円)
32
株主還元
年間配当金(左軸) 親会社株主に帰属する当期純利益(右軸)
(円) (億円)
100 35
27.2 30
80 24.4 32.0
25.0
28.9 28.6 25
65.0
記念配当
15円
60.0 60.0
60 55.0 55.0
17.5 11.9 50.0 20
16.0
15.7
40 37.5 37.5 37.5 15
30.0
10
20
5
0 0
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021(予想)
配当性向(%) 23.2 28.0 25.4 37.5 23.8 28.5 26.8 22.6 25.0 22.4
33
サステナビリティの推進
34
サステナビリティ推進体制
サステナビリティ基本方針
「社会から信頼される企業」であり続けるために、事業を通じて、
社会との共生を念頭に企業の成長を目指す
サステナビリティ基本原則 サステナビリティ推進体制
2021年4月
1.事業とESGの両立 サステナビリティ推進部設立
2.地球環境の保全
3.法令順守・人権尊重と
労働環境の配慮
4.情報開示と対話
35
マテリアリティ・事業基盤
マテリアリティ 事業継続のための基盤
脱炭素経営(気候変動対策)の推進
企業の信頼性・
資源循環対策の更なる推進 透明性の向上
汚染防止の徹底
環境配慮型製品の創出と拡大
働きがいのある
CSR調達の推進 地域社会との共生
職場環境の整備
DX推進による競争優位の確保
イノベーション創出に向けた研究開発
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脱炭素経営の推進
大倉工業グループCO2排出量の削減状況
【CO2-t】
(Scope1+2+物流)
160,038 153,029
164,683
162,044 全社的な省エネ活動の推進
138,043
132,119
123,389
省エネ設備への転換
99,846
○バイオマスボイラー設置(2008年)
○LED照明
生産性向上の推進
○品質向上
○ロス率削減
さらなるCO2削減へ ~再生可能エネルギーの導入~
☆積極的な設備投資の推進 ☆DX導入による生産性向上
○太陽光パネル設備の導入 ○ペーパーレスによる業務効率化
○ヒートポンプ ○リモートワークの推進
○バイオマスボイラー増設
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リサイクル事業の取組み
サーキュラーエコノミーへの取組み
プラスチック資源循環推進プロジェクトの発足
etc.
EC
アパレル 日用品 住設 農業
通販
今年実績化
低い 汚染度 高い
各業界のブランドオーナーから排出される不要になったフィルム、容器
大倉工業G 外部
リサイクル工場 リサイクラー活用
大倉工業G 外部
リサイクルフィルム製品製造 成型品等製造
プラスチック廃棄物を再資源化
38
ご清聴ありがとうございました
39
参考資料
5 40
マテリアリティ・事業基盤
○マテリアリティに基づく活動テーマ
マテリアリティ 活動テーマ
脱炭素経営(気候変動対策) 自社(工場、およびオフィス)からのCO2排出量削減
の推進 物流(出荷)の効率化とCO2排出量削減
工場廃棄物の大幅削減推進
資源循環対策の更なる推進 海洋プラスチックの削減
使用後の廃資材等の回収、再資源化の促進
環境配慮製品の創出の仕組み化と中長期目標設定
環境配慮型製品の創出と拡大
機能性に優れた製品の開発および販売
人権等に配慮した原材料調達の仕組み構築と運用
CSR調達の推進
環境に配慮した原材料調達(グリーン調達)の仕組み構築と運用
新しいデジタル技術の導入による生産性向上と業務改革
DX推進による競争優位性の
営業活動およびマーケティングの高度化
確保
より高品質で安全性の高い製品の追求
イノベーション創出に向けた 新規事業の創出につながるマーケティングの強化
研究開発 オープンイノベーションの積極的な活用
41
マテリアリティ・事業基盤
○事業継続のための基盤に基づく活動テーマ
事業基盤 活動テーマ
有害化学物質の適切な管理
汚染防止の徹底
水資源の使用量削減と適切な管理
ダイバーシティ経営の実現
働き方改革による生産性向上とワークライフバランスの実現
働きがいのある職場環境の
健康経営の推進
整備
やりがいのある人事評価制度構築と人財育成制度の充実
労働安全衛生の強化
社会奉仕活動、地域環境保護活動の推進
地域社会との共生 地域課題解決ビジネス、地域活性化ビジネスへの参画
地域資源の積極的な利用
ESG情報の積極的な開示
企業の信頼性・透明性の ステークホルダーとの対話促進
向上 内部統制・コンプライアンス体制の整備
リスクの洗い出しとBCP(事業継続計画)のブラッシュアップ
42
当社の事業所とグループ会社
コーポレートセンター 丸亀第四工場
R&Dセンター 丸亀第五工場
新規材料事業部 (A・C・D・E・F棟) 新規材料事業部 (B棟)
合成樹脂事業部
建材事業部
詫間工場
グループ会社
㈱関西オークラ(滋賀県)
㈱関東オークラ(静岡県)
㈱九州オークラ(熊本県)
㈱埼玉オークラ(埼玉県)
㈱ オークラプロダクツ
オークラホテル㈱
仲南工場 ㈱ オークラプレカットシステム
新規材料事業部 (G棟) オークラ情報システム㈱
㈱ オークラハウス
㈱ ユニオン・グラビア
㈱ オークラパック香川
㈱カントウ(埼玉県)
無錫大倉包装材料有限公司(中国)
尤妮佳包装材料(天津)有限公司(中国)
大倉産業㈱
オー・エル・エス㈲
東京支店 大友化成㈱
大宝㈱
中讃ケーブルビジョン㈱
名古屋支店 ※(香川県)所在地省略
大阪支店
九州支店
広島営業所
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事業セグメント別、業界・用途別売上高比率
その他関連事業
47億円 医薬・医療
建材事業 5.9% 合成樹脂事業 1.6%
62億円 自動車 その他
465億円
7.7% 1.6%
57.4% 6.7%
アグリ
5.6% 電子・光学材料
工業材料 (部品)
5.8% 33.8%
売上高
生活日用品
809 (非食品全般)
新規材料事業 億円 12.8%
234億円
28.9% 建材・住環境 食品・飲料
15.9% 16.2%
事業セグメント別売上高比率 業界・用途別売上高比率
(2020年) (2020年)
44
事業紹介
合成樹脂事業
パッケージングBU
シュリンクフィルム 【用途例】
中間物流用の重量物包装や集積包装、食品を 乳酸菌飲料集積用、カッ
直接包装するものなど、オリジナルのデザインや形 プ麺、酒パック等の包装フィ
状を生かしたまま、商品をより美しく安全に包み込 ルム、食品トレイ包装用バ
む。用途に応じた独自の機能を付与すると共に、 リアフィルム
印刷などの二次加工や包装システムなどを提案。
軟包材
【用途例】
ナイロン・ポリエステル・ポリエチレンなどのさまざまな 食品、洗剤、柔軟剤、シャ
フィルムを貼り合わせることにより、それぞれの特性 ンプー、ペットフード、お菓
を活かした機能的な複合フィルムのこと。冷凍食 子等
品の包装やIC基盤の保護用フィルム、詰め替え
用のスパウト付きラミネート袋など、身近なところか
ら最先端の電子材料にまで幅広く提供。
リキッドパック 【用途例】
液体包装容器の総称であり、段ボール箱内で使 ミネラルウォーター、油脂加
用されるバッグインボックスとドラム缶内で使用され 工製品、調味液(醤油、
るバッグインドラムに大別される。醤油などの食料 ソース等)、液体肥料、
品や化学薬品などの液体輸送の合理化に寄与。 液体洗剤、接着剤
45
事業紹介
合成樹脂事業
産業機能材BU
【用途例】
電子・エネルギー・住宅・メディカルなど様々な分野 光学、電子、電気製品、
の主材や基材を提供。液晶パネルに使用される 自動車、ユニットバス壁面、
位相差フィルムの保護用フィルムなど、独自の樹 ドア・クローゼット・床などの
脂ブレンドノウハウ・高い製膜技術・徹底した品質 建装材など
管理で最適なソリューションを提供。
一般包材BU 【用途例】
規格袋・ごみ袋・包装/梱包荷材など、各種既 規格袋、日用品、食品用
製品はもとより、食品・衛生材料・家庭紙・日 パッケージフィルム、衛生材
用雑貨・産業資材・医薬・洗剤・化粧品・印刷 料用フィルム
出版物など幅広い分野で製品の包装に使われ
ているポリエチレンフィルムを提供。
アグリマテリアルBU
【用途例】
農業用の機能性フィルムであり、全国の農家から 農業用フィルム、肥料の保
親しまれている製品。農作業の省力化と作物の 存
収穫増のために、保温・地温上昇抑制・害虫忌
避・抗菌・生分解といったさまざまな機能を持つ製
品をラインアップ。
46
事業紹介
新規材料事業
機能材料BU
TPEチーム(ウレタンフィルム) 【用途例】
機械的・化学的・電気的等著しい機能を 創傷用被覆保護ドレッシング
持つウレタンやフッ素系等の単層、多層フィ プリント接着用シート
ルムをメディカル分野や自動車部品メー 印刷転写用シート
カー等に提供。 ヘッドレスト
ペイントプロテクションフィルム
BLTチーム(シームレスベルト・樹脂被覆ローラ)
【製品種類】
プリンター等の画像情報機器に必要な電 LBP用中間転写ベルト
子機能を持つベルトやチューブをプリン クリーニングローラ
ター・複写機メーカーに提供。 転写ローラ
ADHチーム(アクリル接着剤)
【用途例】
3タイプの硬化機構の無溶剤型アクリル接 モーターマグネット(電気自動車部品)
着剤を車輌・電気・鋼板・鋳型模型から 塗装鋼板
ゴルフクラブまで幅広い市場に提供。 ゴルフクラブ
鋳型模型
47
事業紹介
新規材料事業
電子材料BU(加工)、光学材料BU(製膜延伸)
MNTチーム、 KEチーム、 PLMチーム、CTチーム、MCSTRチーム
大型から中小型サイズの液晶ディスプレイを始め、タッチパネルや液晶プロジェクター等、電子表示体の
キーマテリアルとなる各種光学機能性フィルムをFPDメーカー等に提供。
48
事業紹介
建材事業
パーティクルボード(素板)
木質廃材を細かくしたチップに接着剤などを混ぜた原料を高温でプレスし固
めたパーティクルボード。
木質廃材を焼却せず製品としてリサイクルしており、二酸化炭素の排出を
抑制し、地球温暖化の防止に寄与。
【用途例】
キッチン、家具
フロア
構造用耐力面材
住環境
当社のパーティクルボードなどにシートを貼った製品で、住設機器等の部材
提供及び棚板、フロア等として住宅メーカー等に提供。
【用途例】
フロア、棚板等のパーティクルボード二次加工品
49
事業紹介
その他関連事業
ホテル事業:オークラホテル株式会社
香川県丸亀市に本社があり、オークラホテル丸亀を営業。オークラホテル丸亀は瀬戸内海を
一望する最高のロケーションでビジネスや観光の拠点に便利な立地。
情報処理事業:オークラ情報システム株式会社
香川県丸亀市に本社があり、ソフトウェア開発やコンピュータシステムの運用、保守パッケージ
ソフトの製造・販売、コンピュータ機器販売を手掛けている。ニーズを拾い上げ、形にするまで
トータルでサポート。
住宅事業:株式会社オークラハウス
香川県丸亀市に本社があり、県内の新築、リフォームを手掛る。エネルギー収支ゼロを目指し
たゼロ・エネルギー住宅や国土交通省が定めた耐震性能最高等級「耐震等級3」相当で建
てるなど、快適に安心して永く住んでもらう住宅を提供。
プレカット事業:株式会社オークラプレカットシステム
香川県丸亀市に本社があり、木造建屋宅用構造材加工(プレカット加工)および木造建
屋用資材(建築金物・基礎素材等)の仕入販売を行っている。よりよい家を作るために、
数々の建築データを基に、安全に現場での作業を迅速に行えるプレカットされた木材を、日々
つくり続けている。
50
当社の強み
材料設計開発 加工技術
ポリマーブレンドアロイ 製膜、延伸、塗工、印刷、
有機無機ハイブリッド 貼合、加圧、抽出、+α
重合、多層化
用途・形態・使用条件にマッチした材料と
製造プロセスでお客様のご要求に対応
51
当社の強み
さまざまな分野・業界への 様々な業界のお客様とのお取引により
製品対応力 多様化するニーズにマッチした製品を
高い技術力を生かし供給し続けています。
52
大倉工業の沿革|戦災後の混乱期からの出発
創業の意義 【創業者 松田 正二】
高松、倉敷飛行機勤務時に終戦を迎え、80数名の従業員の生活を守ることと、
戦後社会の復興と人々の役立つ為に事業を起こす
世の為 = 社会に役立つ
人の為 = 従業員を守り、人々に役立つ
復興に不可欠な住宅とその材料販売で創業
高松製材所の風景
1945 岡内製材所として製材・小型の復興住宅を販売
1947 四国住宅株式会社を設立 ⇒ 創立記念日
1949 高松(東浜町)にて木材市売りを開始
1951 四国実業株式会社に商号変更
倉敷ビニロンを発売
1952 丸亀(城西町)にて木材市売りを開始
1955 ポリエチレン加工に着目し製造装置を購入 木材市売の四国住宅の頃
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大倉工業の沿革|第一期【黎明】偉大な歩み
国内に原料メーカーが無い中で、ポリエチレンフィルムの将来性に着目
当該事業の開始を機に社名(商号)変更
長年勤務しお世話になった倉敷紡績と大原社長から一字ずつ戴く
倉敷紡績 社長
大 原總一郎氏 倉 敷紡績株式会社
高松本社ビル
1955 【全体】大倉工業株式会社に商号変更
1956 【合成】ポリエチレンフィルム本格生産(港町)
1959 【合成】東京工場操業開始
その後、大阪工場、福岡工場を立て続けに建設
1962 【全体】大阪証券取引所第2部市場に株式上場
【合成】本社工場操業開始
【建材】ラワン合板事業に進出
1964 【合成】岡山工場、熊本工場、静岡工場を建設
【建材】プリント合板製造開始 本社工場構内
1967 【合成】埼玉工場操業開始
54
大倉工業の沿革| 事業の拡大
1968 【建材】詫間工場操業開始、【 他 】冷凍倉庫事業開始
1970 【全体】東京・大阪両証券取引所第1部市場に株式上場
1971 【建材】パーティクルボード製造開始
1972 【全体】本社を香川県丸亀市に移転
1973 【 他 】四国初のマンション(大倉マンション)建設
「オークラホテル高松」をオープン
1977 【合成】丸亀第四工場操業開始
1987 新規材料事業部を新設
1988 【 他 】「オークラホテル丸亀」がオープン
オークラホテル丸亀
1992 オークラ情報システム㈱設立
【合成】製版会社㈱ユニオングラビア設立
丸亀第五工場操業開始
1995 中国に「無錫大倉包装材料有限公司」を設立
【合成】仲南工場操業開始
新規材料事業部(A棟)
1996 【建材】詫間工場で爆発事故
55
大倉工業の沿革|新たな事業で拡大
液晶ディスプレー用光学フィルムの事業拡大
2000 【新規】光学フィルム工場C棟創業開始
偏光板事業「オー・エル・エス㈲」を設立
2001 【合成】福岡・熊本の2工場を統合し九州工場操業開始
2004 【新規】光学フィルム工場D棟創業開始
【合成】「㈱九州オークラ」を設立 新規材料事業部(C棟)
2006 【合成】「㈱OKプロダクツ岡山」、
「㈱オークラプロダクツ香川」を設立
2007 R&Dセンターを新設
【合成】「㈱関西オークラ」 、「㈱関東オークラ」を設立
2009 【 他 】「㈱オークラプレカットシステム」を設立
新規材料事業部(D棟)
56
大倉工業の沿革 技術優位な企業集団を目指して
経営品質を高め、技術優位な企業へ
経営基盤を強化し、要素技術を進化させる
2012 【合成】「尤妮佳包装材料(天津)有限公司」を設立
【建材】パーティクルボードJIS認証取り消し
2013 第四次中期経営計画スタート
JIS認定再取得
2014 【新規】仲南G棟操業開始 新規材料事業部(仲南G棟)
オー・エル・エス新ライン増設 10.5世代パネル対応の
【合成】関西オークラ新工場(第3工場)操業開始 最新工場
2015 【建材】「パワーホーム香川㈱」を設立
2016 第五次中期経営計画スタート
監査等委員会設置会社に移行
2017 会社創立70周年
2018 代表取締役交代
関西オークラ(第3工場)
57
本資料に関する注意事項
本資料に掲載されている業績予想・事業計画は、当社が現時点で入
手可能な情報及び種々の前提に基づき作成したものであり、実際の
業績等の結果は、今後生ずる様々な要因によって、予想・計画とは異
なる場合がございます。
本資料は、情報提供のみを目的としたものであり、当社が発行する有
価証券の売買を勧誘することを目的としたものではありません。
58
2021年12月期
第2四半期決算説明資料
大倉工業株式会社
2021年8月25日
END 59