4220 リケンテクノス 2019-11-14 10:00:00
2020年3月期 第2四半期決算説明会資料 [pdf]
リケンテクノス株式会社
2020年3月期上期
(2020年3月期 第2四半期)
決算説明会
2019年11月14日
目 次
決算概要
セグメント別概況
3ヵ年中期経営計画進捗
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 1
決算概要
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 2
2020年3月期 上期 連結業績サマリー
単位:百万円、円
2020年
2020年 2019年
科 目 3月期上期 3月期上期
前年同期比 増 減 率 3月期上期 達 成 率
業績予想
売 上 高 49,541 47,252 +2,289 +4.8% 50,000 99.1%
売上総利益 8,867 8,560 +307 +3.6% - -
営 業 利 益 2,753 2,705 +48 +1.7% 2,800 98.3%
経 常 利 益 2,770 2,777 ▲7 ▲0.3% 2,800 99.0%
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益 1,432 1,606 ▲174 ▲10.8% 1,300 110.2%
1株当り利益 22.15 25.04 ▲2.89 ▲11.5% 20.01 110.7%
R O S 5.6% 5.7% ▲0.1% - 5.6% -
※ 過去最高
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 3
開示セグメントの変更
製品にとらわれず市場別にグローバル戦略を構築することで、
より的確に市場ニーズに応えてまいります。
プロダクトアウト
旧セグメント 新セグメント ターゲット市場
※( )内は略称
Transportation (TR) 自動車、鉄道、船舶市場等
コンパウンド
医療、生活資材、食品包材市
Daily Life & Healthcare(DH)
場等
フイルム
エネルギー、情報通信、IT機器
Electronics (EL)
市場等
食品包材 住宅、ビル、建築資材、土木市
Building & Construction (BC)
場等
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 4
セグメント別売上高推移
2020年3月期上期 売上高 495億円 前年同期比2,289百万円増(4.8%増)
(億円)600
その他
495
500 472
BC
98 119
400
EL
300
104 107
117 116 DH
200
100 TR
148 149
0
2019年3月期上期 2020年3月期上期
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 5
地域別売上高推移
2020年3月期上期 売上高 495億円 前年同期比2,289百万円増(4.8%増)
(億円) 600
その他
487 506 495
500 458 472
60 65
67 64 北米
400
69
162 148
154 148 アジア
300 138
200 日本
246 261 257 281 278
100
0
2018年 2018年 2019年 2019年 2020年
3月期上期 3月期下期 3月期上期 3月期下期 3月期上期
海外
46.3% 46.4% 45.6% 44.4% 43.7%
売上高比率
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 6
営業利益 前期比 増減要因分析
単位:百万円
3,500
為替レート影響
ASEANでの拡販 設備投資に
よるコスト増
原材料価格の低減 売上構成変化に
18
155 よる販売単価低下
3,000 158
214 187
2,500
2,705 48百万円の増益 2,753
2,000
2019年3月期上期 2020年3月期上期
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 7
営業利益 予想比 増減要因分析
設備投資額圧縮 単位:百万円
3,100 によるコスト削減
為替レート影響 ベトナム承認遅れ
海外市況の低迷
生産性改善による 43 54
原価低減 74
98 208
2,800
2,800
47百万円の未達 2,753
2,500
2020年3月期上期(予想) 2020年3月期上期(実績)
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 8
連結貸借対照表 キャッシュ・フロー計算書
連結貸借対照表 キャッシュ・フロー計算書
単位:百万円
資産合計 負債合計 前年
当期 同期比
37,331百万円
営 業 C F 4,185 ▲164
94,102百万円 前期末比 1,397百万円減
投 資 C F ▲703 +1,297
前期末比 1,105百万円減
純資産合計
流動資産 57,165百万円
財 務 C F ▲2,564 ▲1,778
56,771百万円
固定資産 36,937百万円
増 減 額 889 ▲474
前期末比 292百万円増
期末残高 17,925 +1,906
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 9
セグメント別概況
※次ページ以降の2019年3月期のセグメント別数値は監査前です。
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 10
Ⅰ Transportation(TR)
20,000 3,000
2020年3月期上期
14,888 14,941
15,000
2,000
52百万円増収 53百万円減益
1,452 1,398 前期比0.4%増 前期比3.7%減
10,000
○国内では、自動車市場が堅調に推移し、エラストマー
1,000 コンパウンドを中心に増収
5,000 〇海外では、北米及び中国における市況低迷を受け、塩ビ・
エラストマーコンパウンド共に低調に推移し、減収
国内売上高 海外売上高 利益
〇セグメント利益は、ASEANでの設備投資に伴う
0 0
2019年3月期(上期) 2020年3月期(上期) コスト負担増加の影響もあり減益
40,000 5,000
32,700 2020年3月期業績予想
31,200
30,000
3,100
4,000
1,500百万円増収 100百万円増益
3,000
3,000 前期比4.8%増 前期比3.3%増
20,000
○国内では、導入した新ラインを活用し、機能部材及び
2,000
シール部材用エラストマーコンパウンドの拡販
10,000 ○海外では、自動車用薄肉絶縁材用塩ビコンパウンドの
1,000
拡販
国内売上高 海外売上高 利益
0 0
2019年3月期(通期) 2020年3月期(通期)
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 11
Ⅰ Transportation(TR)
重点分野① 自動車用電装
市場動向(予測) ワイヤーハーネス用コンパウンド売上高
日系ワイヤーハーネスメーカー地域別コンパウンド使用量 (億円)
(万トン) 200
15
11 11 12 174
10
147
150 142
5
0 下期
2019年3月期 2020年3月期予測 2022年3月期
100 予測
ASEAN 中国 北米 その他 当社調べ
上期実績
50
・薄肉絶縁材用塩ビコンパウンドのグローバルでの拡販実現及び 73
新規顧客の開拓
今後の施策
0
・ASEANを中心に、軽量化ニーズに対応した薄肉絶縁材用塩ビ
2019年3月期 2020年3月期上期実績 2022年3月期
コンパウンドの拡販及び新規顧客獲得により、3年後市場の成長
を上回る売上増を実現 ASEAN 中国 北米 その他
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 12
Ⅰ Transportation(TR)
重点分野② 自動車用成型部材
市場動向(予測) 自動車内外装コンパウンド売上高
日系自動車生産台数
(万台)
3,100
(億円)
3,000 150
2,860 当初計画
2,900
2,772 2,880
2,800
2,700
109
2,600 124
2019年3月期 2020年3月期予測 2022年3月期
当社調べ
100 114
下期
上期実績 予測
・国内では、機能部材及びシール部材用のエラストマーコンパウン
ドの拡販 50
・海外では、シール部材の新規拡販及び機能部材顧客の開拓
54
今後の施策
・国内では、ゴム代替等の機能部材用エラストマーコンパウンドの
拡販 0
・海外では、シール部材用エラストマーコンパウンドの国内への
2019年3月期 2020年3月期上期実績 2022年3月期
販売実績を武器に、ASEAN・インド・中国・北米市場において
拡販
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 13
ⅠTransportation(TR)
Transportation(TR)
重点分野③ 2輪車用部材
市場動向(予測) 2輪車用部材コンパウンド売上高
2輪車生産台数
(万台)
8,000
(億円)
6,100 6,300 16
6,000
5,900
14
4,000
12
14
2,000 11
0 10
2019年3月期 2020年3月期予測 2022年3月期
インド ASEAN 中国 その他
当社調べ 下期
8
9 予測
上期実績
6
・インドネシア市場が好調で増収
・日系2輪車向け販売実績を元にベトナムでの拡販が進む 4
・インド市場等グローバルに提案を進め新規顧客の獲得に注力 5
2
今後の施策
0
・日系2輪車向けの販売実績を元にタイ・ベトナム・インド等の 2019年3月期 2020年3月期上期実績 2022年3月期
未開拓市場での拡販
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 14
Ⅱ Daily Life & Healthcare(DH)
20,000 2,000
2020年3月期上期
15,000
11,632
1,500
99百万円減収 154百万円減益
11,731
前期比0.8%減 前期比17.5%減
10,000 1,000
〇国内では、生活資材市場向け塩ビコンパウンド及び食品
881 包材市場の小巻ラップの拡販が進み増収
5,000 727 500 〇海外では、ASEANの一部地域における生活資材市場での
国内売上高 海外売上高 利益
競争激化により減収
0 0
〇セグメント利益は、全体の販売数量減少により減益
2019年3月期(上期) 2020年3月期(上期)
40,000 4,000
2020年3月期業績予想
30,000 26,500 3,000
25,000
1,500百万円増収 150百万円増益
20,000 2,000
前期比6.0%増 前期比8.1%増
2,000
1,850 〇国内では、食品包材市場の業務用ラップ、医療用エラスト
10,000 1,000 マーコンパウンド及びフィルムの拡販
〇海外では、ASEANの医療市場及び生活資材市場での
国内売上高 海外売上高 利益
塩ビコンパウンドの拡販
0 0
2019年3月期(通期) 2020年3月期(通期)
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 15
5/14PM更新 ⅡDaily Life & & Healthcare(DH)
Daily Life Healthcare(DH)
重点分野① 医療用
市場分析:全世界で年7%の伸び、500億円強の市場になる見込み
市場動向(予測) 医療用コンパウンド・フィルム売上高
医療用透析回路材料市場
世界市場規模 当社シェア
(億円) (%) (億円)
600 100
546 80
74
80
500
440 470 60
59 61
40
400
12 12 12 20
60
300 0
下期
2019年3月期 2020年3月期予測 2022年3月期 当社調べ
40 予測 64
上期実績 49
・国内では、高付加価値エラストマーコンパウンドの新規顧客獲得
及びフィルムの販売開始 20
・海外では、ASEAN日系顧客へ拡販 24
今後の施策 10 10
5
・国内では、高付加価値エラストマーコンパウンド及びフィルム 0
の拡販 2019年3月期 2020年3月期上期実績 2022年3月期
・海外では、ASEAN日系顧客の増産に対応した拡販及び
日本 海外
グローバル非日系顧客の新規開拓
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 16
5/14PM更新 ⅡDaily Life & & Healthcare(DH)
Daily Life Healthcare(DH)
重点分野② 食品包材
市場動向(予測) 食品包材売上高
日本の業務用ラップ市場
(食品用途ストレッチ・シュリンクフィルム)
市場規模 当社シェア
(億円) (%) (億円)
300 市場伸び 横ばい 100 140
130
264 264 264 80
60 120
115 119 15
250
18 18 21 40
12
下期
20 100
200 0
2019年3月期 2020年3月期予測 2022年3月期
当社調べ
80 予測
上期実績 60
115
103 5
・国内では、小巻ラップの外食チェーン向け新規拡販により増収 40
・海外では、業務用ラップの新規顧客開拓
20
50
今後の施策
・包装機メーカーとの連携した業務用ラップのグローバル展開 0
・国内小巻ラップの新規拡販継続 2019年3月期 2020年3月期上期実績 2022年3月期
・国内3拠点と海外1拠点の供給能力を活かした需要の取り込み
日本 海外
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 17
Ⅲ Electronics (EL)
20,000 800
2020年3月期上期
15,000 600
358百万円増収 84百万円増益
10,769
10,410 前期比3.4%増 前期比34.1%増
10,000 400
〇国内では、エネルギー、情報通信市場でのエラストマーコ
331 ンパウンドの拡販進むも、光学フィルムは前期の新モデル
5,000 200 立上げ時の数量に及ばず、全体としては減収
247
国内売上高 海外売上高 利益
〇海外では、中国は景気減速で減少も、インドネシア及び
0 0
米国で電線分野の販売増により増収
2019年3月期(上期) 2020年3月期(上期) 〇セグメント利益は国内エラストマーコンパウンドの数量増に
40,000 1,500 より増益
30,000 2020年3月期業績予想
22,600 1,000
20,000
21,200 1,400百万円増収 240百万円増益
前期比6.6%増 前期比60.0%増
640 500
10,000 〇国内では、光学フィルムの拡販、及び塩ビコンパウンドの
400 シェアアップ
国内売上高 海外売上高 利益 〇海外では、米国の電線分野での拡販、及びEV用充電
0 0 ケーブル用コンパウンドの拡販
2019年3月期(通期) 2020年3月期(通期)
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 18
5/14PM更新 Ⅲ Electronics (EL)
重点分野① 電力・通信インフラ
市場動向(予測) 電線用コンパウンド売上高
ASEAN電力需要
(億円)
(TWh/年)
1400 150
1200
1,022
126
916 117
1000
868 110
800
100
600 下期 67
2019年3月期 2020年3月期予測 2022年3月期
当社調べ 56 予測
上期実績
50
・ASEANにおけるインフラ系電力ケーブル用コンパウンドの拡販 33
54 59
今後の施策 26
0
・国内では、高品質・安定供給を武器にシェアアップ
2019年3月期 2020年3月期上期実績 2022年3月期
・海外では、ASEANにおける新規インフラ系電力ケーブル用コン
パウンドの未開拓地域への拡販 日本 海外
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 19
Ⅲ Electronics (EL)
重点分野② 自動車周辺インフラ
市場動向(予測)
EV/PHV生産台数 充電・センサーケーブル用コンパウンド売上高
EV/PHV生産台数
(万台/年) (億円)
600
15
493
500
400
300 260
193
200 13
100
10
0
2019年3月期 2020年3月期予測 2022年3月期
中国 米国 その他 当社調べ
上期実績 5
5
・充電ケーブル用コンパウンドの新製品開発終了、EV化が 下期
急速に進展してきた中国市場に対し展開中
予測
4
今後の施策 2
0
・充電ケーブル用コンパウンドの更なる拡販 2019年3月期 2020年3月期上期 2022年3月期
・センサーケーブル用コンパウンドの拡販
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 20
Ⅲ Electronics (EL)
重点分野③ 光学フィルム(1)
市場動向(予測) ターゲット用途例
モバイル市場
◆車載用
(百万台)
2,300
2,247
2,200 2,168
2,130
2,100 差別化製品開発
2019年3月期 2020年3月期 2022年3月期 (例)高硬度3Dグレード、
出典:富士キメラ AG、AR、遮熱、高耐候、防曇
非モバイル市場(車載EV・産業) ◆産業用
(百万台)
350 332
300 261
250 237
200
2019年3月期 2020年3月期 2022年3月期
出典:富士キメラ、富士経済
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 21
ⅢElectronics (EL)
Electronics (EL)
重点分野③ 光学フィルム(2)
上期実績 光学フィルム売上高
(億円)
・既存モバイルは堅調推移、次期モデル基礎開発完了 35
・車載向け技術複合化・差別化開発に目途
・グローバル展開ユーザーへ産業モニター用途採用 30
32
今後の施策 25
・モバイル5Gをターゲットに米・中・台市場攻略 20
・3Dスマホ、保護フィルム市場参入 15
・複合化技術で樹脂グレージング用途開発開始 15
(高硬度+3D+AG+AR+高耐候+防曇)
下期
10 14
産学共同推進 予測
・科学技術振興機構(JST)A-STEP2019年度プログラム 5
「産学共同フェーズ:シーズ育成タイプFS」で再採択
6
0
・2019年10月から実施中∼
2019年3月期 2020年3月上期実績 2022年3月期
・車載・産業市場向け製品開発の本格化
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 22
Ⅳ Building & Construction(BC)
20,000 500
2020年3月期上期
15,000
11,913
2,059百万円増収 180百万円増益
9,853 前期比20.9%増 前期比180.8%増
10,000 250
279
〇国内では、昨年子会社化したデザイン会社の寄与及び
99 非住宅市場の高意匠インテリアフィルムの拡販により増収
5,000 〇海外では、北米での建築用塩ビコンパウンド等の販売が
落ち込み減収
国内売上高 海外売上高 利益
0 0
〇セグメント利益は、国内高付加価値品の数量増により
2019年3月期(上期) 2020年3月期(上期) 増益
40,000 1,500
2020年3月期業績予想
30,000
23,100 1,000
2,800百万円増収 300百万円増益
20,300 前期比13.8%増 前期比60.0%増
20,000
800 〇国内では、建築用塩ビコンパウンドの高品質を武器に
500 拡販及びデザイン子会社を活用したインテリアフィルムの
10,000 拡販
500
国内売上高 海外売上高 利益
〇海外では、建築用塩ビコンパウンドの拡販
0 0
2019年3月期(通期) 2020年3月期(通期)
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 23
Ⅳ Building && Construction
Building Construction(BC)
重点分野① インテリア
市場動向(予測) インテリアフィルム売上高
日本・北米 家具/壁装フィルム市場
日本 北米 当社シェア
(億円)
(億円) (%) 150
500 100
385 388 399
400 80 126
300 60
118
9
200
21 21 24 40
100 20 100
89 下期
0 0
2019年3月期 2020年3月期予測 2022年3月期 6 予測
当社調べ
上期実績 117
・デザイン子会社の新製品を取り込み増収に繋げ、 50 5
既存フィルムビジネスの高意匠化における協業体制を確立 83
・海外では、北米で新分野への拡販及びグローバルカタログと展示
会を活用した意匠提案 53
今後の施策
・国内では、デザイン子会社を活用した水廻り及びインテリアでの 0
新商品の拡販 2019年3月期 2020年3月期上期実績 2022年3月期
・海外では、デザイン子会社を活用した新意匠の開発による新市場
日本 海外
の開拓及び拡販
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 24
Ⅳ Building && Construction
Building Construction(BC)
重点分野② 住宅・建築資材
市場動向(予測) 住宅・建築資材コンパウンド売上高
日本の住宅建築資材コンパウンド
市場規模 当社シェア (億円)
(億円) (%) 100
150 144 100
140 135 138 80
130 60
80 75
120 26 26 28 40 69 73
110 20
100 0 60 下期
2019年3月期 2020年3月期予測 2022年3月期 38
予測
当社調べ
35
上期実績 40
・国内における高付加価値品塩ビコンパウンドの拡販
19
20
今後の施策 34 37
18
・国内では、ハウスメーカーのZEH対応を狙った塩ビコンパウン
0
ドの拡販及び非住宅市場でのシェア拡大
2019年3月期 2020年3月期上期実績 2022年3月期
・海外では、ASEANの日系顧客へ塩ビコンパウンドの拡販及び
北米での新規顧客開拓 日本 海外
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 25
2020年3月期 連結業績予想
2019年 2020年 (単位:百万円、円)
科 目 3月期実績 3月期業績予想
伸 び 率
売 上 高 97,813 105,000 +7.3% 売上高 営業利益
120,000
営 業 利 益 5,761 6,500 +12.8% 105,000 10,000
97,813
100,000
経 常 利 益 5,869 6,500 +10.7% 8,000
80,000
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益 3,060 3,700 +20.9% 6,000
60,000 6,500
1株当り利益 47.43 56.95 +20.0% 5,761
4,000
40,000
R O S 5.9% 6.2% +0.3%
20,000 2,000
【業績予想のポイント】
〇国内では、エネルギー・情報通信市場でのエラストマーコンパウンド、
非住宅市場での高意匠インテリアフィルムの拡販、食品包材市場での拡販、及び昨年 0 0
子会社化したデザイン会社の寄与等により増収 2019年3月期 2020年3月期
〇海外では、米国・インドネシアでの電線用コンパウンド、及びベトナム拠点の成長に (実績) (業績予想)
より増収
〇全体では販売数量増加に伴う生産性向上による増益を見込む
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 26
2020年3月期(予想)営業利益 増減要因分析
単位:百万円
原材料価格の低減
7,000
生産性の改善 売上構成変化に
よる販売単価低下
光学分野の高付加価値 187
214
6,500 製品の拡販
236
販売数量の増加 40
6,000
436
6,500
5,500
739百万円の増益
5,761
5,000
2019年3月期(実績) 2020年3月期(予想)
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 27
3ヵ年中期経営計画進捗
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 28
計数計画
連結 2019年3月期 2022年3月期
(億円) 売上高(億円) 営業利益
ベース (実績) (計画最終年度)
1,500 120
売上高 978億円 1,150億円
1,100 1,150
100
1,050
営業利益 57億円 85億円 1,000
978
85
経常利益 58億円 85億円 80
75
当期純利益 30億円 50億円 500
65
57 60
ROS 5.9% 7.0%
ROE 6.4% 8.0% 0 40
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
(実績) (予測) (計画) (計画)
前提条件 為替:¥110/US$ 国産ナフサ:¥50,000/KL
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 29
5つの主要課題
1 • グローバル経営の深化とシナジー
2 • 戦略思考による収益力向上
3 • 効率を極めた生産体制の実現
4 • サステナブルな社会への貢献
• 人材育成とガバナンス重視の経営による
5 • 企業体質の強化
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 30
5つの主要課題
1 • グローバル経営の深化とシナジー
海外拠点の経営のレベルの深化
グローバルにシナジーを発揮
グローバル経営 グローバルマー 本部間・グロー
を意識した ケットに対応し バル拠点間での
組織体制 たセグメント 連携強化
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 31
地域別セグメント売上高比率と今後の戦略
※2020年3月期上期実績の単純合算での比率
ZEHを狙った拡販及びデ 機能部材
ザインを武器に拡販 拡販
EV高速充電ケーブル
新規顧客獲得 への展開
※ASEANを除く
東ア
ジア
W/Hの軽量化製品
及びシール部材へ 日本
北米 の拡販
エラストマーの
市場開拓
高品質・安定供給
でシェアアップ
インフラ系電力
光学車載用開発及
ケーブル向け拡販 び上市
高付加価値製品と
ASEAN 新規開発品の拡販
医療用の日系顧客への増産対
応及び非日系顧客への拡販
W/Hの軽量化製品及びシ
ール部材への拡販
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 32
5つの主要課題
3 • 効率を極めた生産体制の実現
生産の効率化
上期実施事項 今後の施策
自動化/省人化設備の検討 ∼更なる低コストオペレーションの確立∼
モデルラインでの設備予兆管理開始 人員/工程/設備の抜本的見直し
ボトルネック解消による生産能力増強
グローバルでのもの造り強化
上期実施事項 今後の施策
生産管理指標の統一 リケンスタンダードの強化
コスト管理項目の統一 グローバル生産拠点のコストの適時可視化
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 33
5つの主要課題
4 • サステナブルな社会への貢献
①グローバル経営の深化とシナジー ③効率を極めた生 ④サステナブルな ⑤人材育成とガバ
産体制の実現 社会への貢献 ナンス重視の経営
②戦略思考による収益力向上
による企業体質の
強化
グローバルに医療用製品を
提供
化学物質と廃棄物 医療用材料の拡販 継続的な支援
EV用の製品開発 の適正な管理 抗菌、抗ウイルス
などの高機能製品
の販売
すべての主要課題をステークホルダーの皆さまとの
全主要課題共通のSDGs パートナーシップで解決してまいります。
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 34
設備投資
3年間での設備投資合計 計画:145億円 単位:億円 ※メンテナンスを含む。
減価 研究
年度 主な設備投資 総額 償却費 開発費
国内エラストマー増設
2020年3月期
(予測)
タイ ITシステム更新
効率化設備投資
35 35 15
タイエラストマー増設
2021年3月期 インドネシア塩ビ増設
(計画) 研究開発センター増築 58 38 16
効率化設備投資
中国塩ビ増設
2022年3月期
(計画)
インドネシア塩ビ増設
効率化設備投資
52 36 16
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設備投資
3年間での設備投資合計 計画:145億円
タイエラストマー
中国塩ビ増設
国内
増設
エラストマー
増設
インドネシア塩ビ増設
研究開発センター増築
国内 効率化設備投資 国内 効率化設備投資 国内 効率化設備投資
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 36
設備投資
研究開発センター増築 2020年8月完成予定
投資金額:7億円 規模:1.5倍
次世代を担う更なる新技術の開発を目指して
完成イメージ図
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自己株式の取得について
自己株式取得(2019年7月31日決議)結果
取得理由
機動的な資本政策の遂行と資本効率の向上
取得に関する内容
取得した株式の総数 : 2,800千株
株式の取得価額の総額 : 1,353百万円
取得期間:2019年8月7日∼2019年10月31日
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株主還元 ∼配当金∼
(円)
年間配当性向 純資産配当率
中間 期末 通期 (連結) (%)
2017年3月期 5.00 6.00 11.00 24.0 1.6
2018年3月期 6.00 6.00 12.00 28.8 1.6
2019年3月期 6.00 8.00 14.00 29.5 1.9
2020年3月期
(予想)
8.00 8.00 16.00 28.1 -
連結配当性向30%程度を一つの目途とした上で、
配当方針
今後の事業投資・自己資本の充実等も勘案し、安定的な配当を行う
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 39
免責事項
本資料に記載されている計画、見通し、戦略およびその他の歴史的事実でないもの
は、作成時点において入手可能な情報に基づく将来に関する見通しであり、さまざ
まなリスクおよび不確実性が内在しています。実際の業績は経営環境の変動などに
より、これら見通しと大きく異なる可能性があります。また、本資料に記載されて
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経理部 髙見
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