4220 リケンテクノス 2019-11-14 10:00:00
2020年3月期 第2四半期決算説明会資料 [pdf]

リケンテクノス株式会社
 2020年3月期上期
 (2020年3月期   第2四半期)

    決算説明会
     2019年11月14日
            目              次



   決算概要
   セグメント別概況
   3ヵ年中期経営計画進捗


      すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して   1
決算概要




       すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して   2
         2020年3月期 上期 連結業績サマリー
                                                                  単位:百万円、円
                                                             2020年
              2020年 2019年
科         目   3月期上期 3月期上期
                          前年同期比 増                      減   率 3月期上期 達 成 率
                                                             業績予想

売   上     高 49,541 47,252 +2,289                     +4.8% 50,000      99.1%

売上総利益          8,867     8,560          +307         +3.6%        -         -

営 業 利 益        2,753     2,705            +48        +1.7%     2,800   98.3%

経 常 利 益        2,770     2,777             ▲7       ▲0.3%      2,800   99.0%
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益      1,432     1,606        ▲174 ▲10.8%              1,300 110.2%

1株当り利益         22.15     25.04        ▲2.89 ▲11.5%             20.01 110.7%

R    O    S     5.6%       5.7%       ▲0.1%                -    5.6%        -
※ 過去最高
                       すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                3
           開示セグメントの変更
       製品にとらわれず市場別にグローバル戦略を構築することで、
           より的確に市場ニーズに応えてまいります。

プロダクトアウト

旧セグメント               新セグメント                            ターゲット市場
                       ※( )内は略称



              Transportation (TR)                 自動車、鉄道、船舶市場等
コンパウンド
                                                  医療、生活資材、食品包材市
              Daily Life & Healthcare(DH)
                                                  場等
フイルム
                                                  エネルギー、情報通信、IT機器
              Electronics (EL)
                                                  市場等

食品包材                                              住宅、ビル、建築資材、土木市
              Building & Construction (BC)
                                                  場等

              すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                  4
           セグメント別売上高推移
2020年3月期上期 売上高            495億円                        前年同期比2,289百万円増(4.8%増)


(億円)600
                                                                      その他
                                          495
    500      472
                                                                      BC
             98                           119
    400

                                                                      EL
    300
             104                          107


             117                          116                         DH
    200


    100                                                               TR
             148                          149

      0
          2019年3月期上期                  2020年3月期上期

                   すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                   5
                    地域別売上高推移
2020年3月期上期 売上高               495億円                        前年同期比2,289百万円増(4.8%増)

(億円) 600
                                                                      その他
                     487                         506          495
    500     458                   472
                                                  60           65
                     67            64                                 北米
    400
            69
                                                 162          148
                     154          148                                 アジア
    300     138


    200                                                               日本

            246      261          257            281          278
    100


      0
            2018年    2018年        2019年          2019年        2020年
           3月期上期    3月期下期        3月期上期          3月期下期        3月期上期
 海外
           46.3%    46.4%        45.6%          44.4%        43.7%
売上高比率
                      すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                    6
          営業利益 前期比 増減要因分析
                                                                      単位:百万円
3,500


                                  為替レート影響
                ASEANでの拡販                                 設備投資に
                                                          よるコスト増
原材料価格の低減                                                             売上構成変化に
                                       18
                                                   155               よる販売単価低下
3,000                     158

                214                                           187



2,500



        2,705              48百万円の増益                                  2,753


2,000

  2019年3月期上期                                                        2020年3月期上期

                      すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                   7
             営業利益 予想比 増減要因分析
                                  設備投資額圧縮                            単位:百万円
3,100                             によるコスト削減
                為替レート影響                                 ベトナム承認遅れ

                                                               海外市況の低迷
   生産性改善による                              43          54
   原価低減                      74

                   98                                        208
2,800




        2,800
                           47百万円の未達                                2,753

2,500

        2020年3月期上期(予想)                                       2020年3月期上期(実績)

                         すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                 8
連結貸借対照表                   キャッシュ・フロー計算書

         連結貸借対照表                             キャッシュ・フロー計算書
                                                                 単位:百万円

   資産合計            負債合計                                           前年
                                                        当期       同期比
                  37,331百万円
                                           営 業 C F       4,185   ▲164
94,102百万円        前期末比 1,397百万円減

                                           投 資 C F      ▲703     +1,297
前期末比 1,105百万円減
                  純資産合計
流動資産 57,165百万円
                                           財 務 C F ▲2,564 ▲1,778
                  56,771百万円
固定資産 36,937百万円
                                           増 減 額          889    ▲474
                 前期末比 292百万円増

                                           期末残高         17,925   +1,906

                    すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して              9
セグメント別概況



※次ページ以降の2019年3月期のセグメント別数値は監査前です。




            すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して   10
                        Ⅰ       Transportation(TR)
20,000                                     3,000
                                                       2020年3月期上期
           14,888           14,941
15,000
                                           2,000
                                                       52百万円増収         53百万円減益
            1,452               1,398                  前期比0.4%増        前期比3.7%減
10,000
                                                       ○国内では、自動車市場が堅調に推移し、エラストマー
                                           1,000        コンパウンドを中心に増収
 5,000                                                 〇海外では、北米及び中国における市況低迷を受け、塩ビ・
                                                        エラストマーコンパウンド共に低調に推移し、減収
              国内売上高     海外売上高      利益
                                                       〇セグメント利益は、ASEANでの設備投資に伴う
     0                                     0
         2019年3月期(上期)    2020年3月期(上期)                   コスト負担増加の影響もあり減益
40,000                                     5,000
                            32,700                     2020年3月期業績予想
           31,200
30,000
                             3,100
                                           4,000
                                                       1,500百万円増収      100百万円増益
            3,000
                                           3,000       前期比4.8%増        前期比3.3%増
20,000
                                                       ○国内では、導入した新ラインを活用し、機能部材及び
                                           2,000
                                                        シール部材用エラストマーコンパウンドの拡販
10,000                                                 ○海外では、自動車用薄肉絶縁材用塩ビコンパウンドの
                                           1,000
                                                        拡販
              国内売上高     海外売上高      利益
    0                                      0
         2019年3月期(通期)    2020年3月期(通期)

                                   すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して              11
                            Ⅰ         Transportation(TR)
                                      重点分野① 自動車用電装
                市場動向(予測)                                          ワイヤーハーネス用コンパウンド売上高
  日系ワイヤーハーネスメーカー地域別コンパウンド使用量                                 (億円)
(万トン)                                                       200
    15

           11               11              12                                                  174
    10
                                                                                   147
                                                            150      142
    5


    0                                                                              下期
         2019年3月期      2020年3月期予測      2022年3月期
                                                            100                    予測
                    ASEAN   中国   北米   その他         当社調べ


                      上期実績
                                                             50
 ・薄肉絶縁材用塩ビコンパウンドのグローバルでの拡販実現及び                                                      73
  新規顧客の開拓

                     今後の施策
                                                              0
 ・ASEANを中心に、軽量化ニーズに対応した薄肉絶縁材用塩ビ
                                                                   2019年3月期    2020年3月期上期実績   2022年3月期
  コンパウンドの拡販及び新規顧客獲得により、3年後市場の成長
  を上回る売上増を実現                                                               ASEAN   中国    北米   その他


                                       すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                              12
                      Ⅰ           Transportation(TR)
                               重点分野② 自動車用成型部材
                   市場動向(予測)                                  自動車内外装コンパウンド売上高
                   日系自動車生産台数
(万台)
  3,100
                                                        (億円)
  3,000                                                150
           2,860                   当初計画
  2,900
                       2,772                 2,880
  2,800

  2,700
                                                                            109
  2,600                                                                                 124
          2019年3月期   2020年3月期予測   2022年3月期
                                               当社調べ
                                                       100      114
                                                                            下期
                     上期実績                                                   予測
・国内では、機能部材及びシール部材用のエラストマーコンパウン
 ドの拡販                                                   50
・海外では、シール部材の新規拡販及び機能部材顧客の開拓
                                                                            54
                     今後の施策
・国内では、ゴム代替等の機能部材用エラストマーコンパウンドの
 拡販                                                      0
・海外では、シール部材用エラストマーコンパウンドの国内への
                                                             2019年3月期   2020年3月期上期実績   2022年3月期
 販売実績を武器に、ASEAN・インド・中国・北米市場において
 拡販

                                   すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                          13
                          ⅠTransportation(TR)
                             Transportation(TR)
                                      重点分野③ 2輪車用部材
                    市場動向(予測)                                        2輪車用部材コンパウンド売上高
                    2輪車生産台数
(万台)
 8,000
                                                               (億円)
          6,100                            6,300               16
 6,000
                           5,900
                                                               14
 4,000

                                                               12
                                                                                                 14
 2,000                                                                              11
    0                                                          10
         2019年3月期       2020年3月期予測     2022年3月期
                  インド   ASEAN   中国   その他
                                                    当社調べ                           下期
                                                                8
                                                                        9          予測
                        上期実績
                                                                6
・インドネシア市場が好調で増収
・日系2輪車向け販売実績を元にベトナムでの拡販が進む                                      4
・インド市場等グローバルに提案を進め新規顧客の獲得に注力                                                         5
                                                                2
                        今後の施策
                                                                0
・日系2輪車向けの販売実績を元にタイ・ベトナム・インド等の                                        2019年3月期   2020年3月期上期実績   2022年3月期
 未開拓市場での拡販


                                           すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                       14
         Ⅱ          Daily Life & Healthcare(DH)
20,000                                    2,000
                                                     2020年3月期上期
15,000
                           11,632
                                          1,500
                                                     99百万円減収         154百万円減益
          11,731
                                                     前期比0.8%減        前期比17.5%減
10,000                                    1,000
                                                     〇国内では、生活資材市場向け塩ビコンパウンド及び食品
             881                                      包材市場の小巻ラップの拡販が進み増収
 5,000                          727       500        〇海外では、ASEANの一部地域における生活資材市場での
              国内売上高     海外売上高      利益
                                                      競争激化により減収
    0                                     0
                                                     〇セグメント利益は、全体の販売数量減少により減益
         2019年3月期(上期)    2020年3月期(上期)
40,000                                     4,000


                                                     2020年3月期業績予想
30,000                     26,500          3,000
           25,000
                                                     1,500百万円増収      150百万円増益
20,000                                     2,000
                                                     前期比6.0%増        前期比8.1%増
                                2,000
            1,850                                    〇国内では、食品包材市場の業務用ラップ、医療用エラスト
10,000                                     1,000      マーコンパウンド及びフィルムの拡販
                                                     〇海外では、ASEANの医療市場及び生活資材市場での
              国内売上高     海外売上高      利益
                                                      塩ビコンパウンドの拡販
     0                                     0
         2019年3月期(通期)    2020年3月期(通期)


                                 すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して               15
5/14PM更新    ⅡDaily Life & & Healthcare(DH)
               Daily Life Healthcare(DH)
                                         重点分野① 医療用
                       市場分析:全世界で年7%の伸び、500億円強の市場になる見込み
                   市場動向(予測)                                    医療用コンパウンド・フィルム売上高
                医療用透析回路材料市場
                   世界市場規模     当社シェア
 (億円)                                       (%)           (億円)
 600                                         100
                                   546                    80
                                                                                              74
                                             80
 500
          440           470                  60
                                                                   59              61
                                             40
 400
           12          12          12        20
                                                          60


 300                                         0
                                                                                下期
        2019年3月期    2020年3月期予測   2022年3月期          当社調べ
                                                          40                    予測            64
                     上期実績                                          49
・国内では、高付加価値エラストマーコンパウンドの新規顧客獲得
 及びフィルムの販売開始                                              20
・海外では、ASEAN日系顧客へ拡販                                                                 24
                    今後の施策                                          10                         10
                                                                                   5
・国内では、高付加価値エラストマーコンパウンド及びフィルム                             0

 の拡販                                                             2019年3月期   2020年3月期上期実績    2022年3月期
・海外では、ASEAN日系顧客の増産に対応した拡販及び
                                                                              日本       海外
 グローバル非日系顧客の新規開拓

                                      すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                         16
5/14PM更新  ⅡDaily Life & & Healthcare(DH)
             Daily Life Healthcare(DH)
                                      重点分野② 食品包材
               市場動向(予測)                                                    食品包材売上高
        日本の業務用ラップ市場
   (食品用途ストレッチ・シュリンクフィルム)
                  市場規模        当社シェア
 (億円)                                         (%)         (億円)
 300              市場伸び 横ばい                    100         140
                                                                                            130
         264         264              264     80

                                              60          120
                                                                  115           119          15
 250
         18              18           21      40
                                                                  12
                                                                               下期
                                              20          100

 200                                          0
       2019年3月期    2020年3月期予測     2022年3月期
                                                   当社調べ
                                                           80                  予測

                   上期実績                                    60
                                                                                             115
                                                                  103              5
・国内では、小巻ラップの外食チェーン向け新規拡販により増収                              40
・海外では、業務用ラップの新規顧客開拓
                                                           20
                                                                                   50
                   今後の施策
・包装機メーカーとの連携した業務用ラップのグローバル展開                                0

・国内小巻ラップの新規拡販継続                                                 2019年3月期    2020年3月期上期実績   2022年3月期
・国内3拠点と海外1拠点の供給能力を活かした需要の取り込み
                                                                              日本    海外



                                      すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                           17
                        Ⅲ        Electronics (EL)
20,000                                     800
                                                    2020年3月期上期
15,000                                     600
                                                    358百万円増収        84百万円増益
                            10,769
           10,410                                   前期比3.4%増        前期比34.1%増
10,000                                     400
                                                    〇国内では、エネルギー、情報通信市場でのエラストマーコ
                                331                  ンパウンドの拡販進むも、光学フィルムは前期の新モデル
 5,000                                     200       立上げ時の数量に及ばず、全体としては減収
             247
              国内売上高     海外売上高         利益
                                                    〇海外では、中国は景気減速で減少も、インドネシア及び
    0                                      0
                                                     米国で電線分野の販売増により増収
         2019年3月期(上期)    2020年3月期(上期)               〇セグメント利益は国内エラストマーコンパウンドの数量増に
40,000                                     1,500     より増益


30,000                                              2020年3月期業績予想
                            22,600         1,000

20,000
           21,200                                   1,400百万円増収      240百万円増益
                                                    前期比6.6%増        前期比60.0%増
                                640        500
10,000                                              〇国内では、光学フィルムの拡販、及び塩ビコンパウンドの
             400                                     シェアアップ
              国内売上高     海外売上高         利益            〇海外では、米国の電線分野での拡販、及びEV用充電
     0                                     0         ケーブル用コンパウンドの拡販
         2019年3月期(通期)    2020年3月期(通期)


                                すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して               18
  5/14PM更新                  Ⅲ          Electronics (EL)
                                重点分野① 電力・通信インフラ
                    市場動向(予測)                                      電線用コンパウンド売上高
                    ASEAN電力需要
                                                         (億円)
(TWh/年)
     1400                                                150

     1200
                                     1,022
                                                                                           126
                          916                                                  117
     1000
              868                                                 110
      800
                                                         100
      600                                                                     下期            67
            2019年3月期   2020年3月期予測   2022年3月期
                                               当社調べ               56          予測

                       上期実績
                                                          50

 ・ASEANにおけるインフラ系電力ケーブル用コンパウンドの拡販                                                  33
                                                                  54                        59
                       今後の施策                                                      26
                                                           0
 ・国内では、高品質・安定供給を武器にシェアアップ
                                                                2019年3月期   2020年3月期上期実績   2022年3月期
 ・海外では、ASEANにおける新規インフラ系電力ケーブル用コン
  パウンドの未開拓地域への拡販                                                             日本    海外



                                     すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                       19
                           Ⅲ           Electronics (EL)
                                重点分野② 自動車周辺インフラ
                  市場動向(予測)
                  EV/PHV生産台数                                   充電・センサーケーブル用コンパウンド売上高
                  EV/PHV生産台数
(万台/年)                                                    (億円)
    600
                                                          15
                                       493
    500
    400
    300                   260
            193
    200                                                                                    13
    100
                                                          10
      0
          2019年3月期    2020年3月期予測      2022年3月期
                     中国   米国    その他              当社調べ



                     上期実績                                                       5
                                                           5
・充電ケーブル用コンパウンドの新製品開発終了、EV化が                                                   下期
 急速に進展してきた中国市場に対し展開中
                                                                              予測
                                                                    4
                     今後の施策                                                      2
                                                           0
・充電ケーブル用コンパウンドの更なる拡販                                             2019年3月期   2020年3月期上期   2022年3月期
・センサーケーブル用コンパウンドの拡販


                                      すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                         20
                      Ⅲ         Electronics (EL)
                              重点分野③ 光学フィルム(1)
              市場動向(予測)                                             ターゲット用途例
                   モバイル市場
                                                     ◆車載用
(百万台)

2,300
                                 2,247
2,200                 2,168
           2,130
2,100                                                         差別化製品開発
        2019年3月期    2020年3月期   2022年3月期                  (例)高硬度3Dグレード、
                                 出典:富士キメラ              AG、AR、遮熱、高耐候、防曇

        非モバイル市場(車載EV・産業)                             ◆産業用
(百万台)

350                              332
300                   261
250       237
200
        2019年3月期   2020年3月期    2022年3月期
                               出典:富士キメラ、富士経済



                               すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して              21
               ⅢElectronics (EL)
                  Electronics (EL)
                  重点分野③ 光学フィルム(2)
            上期実績                                         光学フィルム売上高
                                         (億円)
・既存モバイルは堅調推移、次期モデル基礎開発完了                  35

・車載向け技術複合化・差別化開発に目途
・グローバル展開ユーザーへ産業モニター用途採用                   30

                                                                           32
           今後の施策                          25



・モバイル5Gをターゲットに米・中・台市場攻略                   20

・3Dスマホ、保護フィルム市場参入                                              15
・複合化技術で樹脂グレージング用途開発開始                     15

 (高硬度+3D+AG+AR+高耐候+防曇)
                                                              下期
                                          10       14
          産学共同推進                                              予測

・科学技術振興機構(JST)A-STEP2019年度プログラム            5


 「産学共同フェーズ:シーズ育成タイプFS」で再採択
                                                               6
                                           0
・2019年10月から実施中∼
                                                2019年3月期   2020年3月上期実績   2022年3月期
・車載・産業市場向け製品開発の本格化

                     すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                          22
         Ⅳ          Building & Construction(BC)
20,000                                     500
                                                    2020年3月期上期
15,000
                           11,913
                                                    2,059百万円増収      180百万円増益
           9,853                                    前期比20.9%増       前期比180.8%増
10,000                                     250
                                279
                                                    〇国内では、昨年子会社化したデザイン会社の寄与及び
             99                                      非住宅市場の高意匠インテリアフィルムの拡販により増収
 5,000                                              〇海外では、北米での建築用塩ビコンパウンド等の販売が
                                                     落ち込み減収
              国内売上高     海外売上高     利益
    0                                      0
                                                    〇セグメント利益は、国内高付加価値品の数量増により
         2019年3月期(上期)    2020年3月期(上期)                増益
40,000                                     1,500
                                                    2020年3月期業績予想
30,000
                           23,100          1,000
                                                    2,800百万円増収      300百万円増益
           20,300                                   前期比13.8%増       前期比60.0%増
20,000
                                800                 〇国内では、建築用塩ビコンパウンドの高品質を武器に
                                           500       拡販及びデザイン子会社を活用したインテリアフィルムの
10,000                                               拡販
             500
              国内売上高     海外売上高     利益
                                                    〇海外では、建築用塩ビコンパウンドの拡販
    0                                      0
         2019年3月期(通期)    2020年3月期(通期)


                                すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                23
           Ⅳ             Building && Construction
                          Building Construction(BC)
                                       重点分野① インテリア
                  市場動向(予測)                                          インテリアフィルム売上高
        日本・北米 家具/壁装フィルム市場
                  日本      北米        当社シェア
                                                             (億円)
(億円)                                              (%)       150
 500                                               100
         385              388            399
 400                                               80                                        126
 300                                               60
                                                                                 118
                                                                                              9
 200
         21                21               24     40

 100                                               20       100
                                                                     89         下期
   0                                               0
       2019年3月期        2020年3月期予測      2022年3月期                       6         予測
                                                  当社調べ



                       上期実績                                                                   117
・デザイン子会社の新製品を取り込み増収に繋げ、                                      50                   5
 既存フィルムビジネスの高意匠化における協業体制を確立                                          83
・海外では、北米で新分野への拡販及びグローバルカタログと展示
 会を活用した意匠提案                                                                      53
                   今後の施策
・国内では、デザイン子会社を活用した水廻り及びインテリアでの                                0

 新商品の拡販                                                           2019年3月期   2020年3月期上期実績   2022年3月期
・海外では、デザイン子会社を活用した新意匠の開発による新市場
                                                                                日本    海外
 の開拓及び拡販

                                       すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                        24
           Ⅳ         Building && Construction
                      Building Construction(BC)
                                重点分野② 住宅・建築資材
                  市場動向(予測)                                  住宅・建築資材コンパウンド売上高
          日本の住宅建築資材コンパウンド
                   市場規模     当社シェア                      (億円)
(億円)                                           (%)    100
150                                   144       100

140      135          138                       80

130                                             60
                                                       80                                75
120       26           26             28        40             69              73
110                                             20

100                                             0      60                  下期
       2019年3月期    2020年3月期予測       2022年3月期                                             38
                                                                           予測
                                               当社調べ
                                                               35
                   上期実績                                40


・国内における高付加価値品塩ビコンパウンドの拡販
                                                                               19
                                                       20
                   今後の施策                                       34                        37
                                                                               18
・国内では、ハウスメーカーのZEH対応を狙った塩ビコンパウン
                                                        0
 ドの拡販及び非住宅市場でのシェア拡大
                                                             2019年3月期   2020年3月期上期実績   2022年3月期
・海外では、ASEANの日系顧客へ塩ビコンパウンドの拡販及び
 北米での新規顧客開拓                                                               日本    海外


                                 すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                          25
              2020年3月期 連結業績予想
               2019年       2020年                                              (単位:百万円、円)
科         目   3月期実績      3月期業績予想
                                        伸    び    率


売    上   高    97,813 105,000                 +7.3%                     売上高      営業利益

                                                       120,000

営 業 利 益        5,761         6,500          +12.8%                              105,000        10,000
                                                                     97,813
                                                       100,000

経 常 利 益        5,869         6,500          +10.7%                                             8,000
                                                           80,000
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益      3,060         3,700          +20.9%                                             6,000
                                                           60,000               6,500
1株当り利益         47.43         56.95          +20.0%                  5,761
                                                                                               4,000
                                                           40,000

R    O    S     5.9%           6.2%          +0.3%
                                                           20,000                              2,000
【業績予想のポイント】
〇国内では、エネルギー・情報通信市場でのエラストマーコンパウンド、
 非住宅市場での高意匠インテリアフィルムの拡販、食品包材市場での拡販、及び昨年                        0                               0
 子会社化したデザイン会社の寄与等により増収                                              2019年3月期   2020年3月期
〇海外では、米国・インドネシアでの電線用コンパウンド、及びベトナム拠点の成長に                                (実績)     (業績予想)
 より増収
〇全体では販売数量増加に伴う生産性向上による増益を見込む

                       すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                                  26
2020年3月期(予想)営業利益 増減要因分析
                                                                         単位:百万円
                                               原材料価格の低減
 7,000
                           生産性の改善                                 売上構成変化に
                                                                  よる販売単価低下

             光学分野の高付加価値                                         187
                                                       214
 6,500       製品の拡販
                                           236
 販売数量の増加                        40
 6,000
                     436

                                                                      6,500
 5,500
                            739百万円の増益
          5,761

 5,000
         2019年3月期(実績)                                                 2020年3月期(予想)

                            すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                 27
3ヵ年中期経営計画進捗




    すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して   28
                            計数計画
  連結      2019年3月期    2022年3月期
                                        (億円)              売上高(億円)              営業利益
  ベース        (実績)     (計画最終年度)
                                          1,500                                               120


 売上高        978億円 1,150億円
                                                                        1,100      1,150
                                                                                              100
                                                              1,050
営業利益         57億円          85億円           1,000
                                                    978
                                                                                     85
経常利益         58億円          85億円                                                               80
                                                                          75

当期純利益        30億円          50億円             500
                                                               65

                                                    57                                        60
  ROS          5.9%           7.0%

  ROE          6.4%           8.0%           0                                                40
                                                  2019年3月期   2020年3月期   2021年3月期   2022年3月期
                                                    (実績)       (予測)       (計画)       (計画)
前提条件 為替:¥110/US$ 国産ナフサ:¥50,000/KL
                      すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                                29
         5つの主要課題

1   • グローバル経営の深化とシナジー


2   • 戦略思考による収益力向上


3   • 効率を極めた生産体制の実現


4   • サステナブルな社会への貢献

    • 人材育成とガバナンス重視の経営による
5   • 企業体質の強化
        すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して   30
         5つの主要課題

1   • グローバル経営の深化とシナジー

      海外拠点の経営のレベルの深化

      グローバルにシナジーを発揮




    グローバル経営          グローバルマー                 本部間・グロー
     を意識した           ケットに対応し                 バル拠点間での
     組織体制            たセグメント                    連携強化

         すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して        31
    地域別セグメント売上高比率と今後の戦略
※2020年3月期上期実績の単純合算での比率
                                                      ZEHを狙った拡販及びデ         機能部材
                                                      ザインを武器に拡販            拡販
                   EV高速充電ケーブル
 新規顧客獲得            への展開
                                          ※ASEANを除く

                                         東ア
                                         ジア

                  W/Hの軽量化製品
                  及びシール部材へ                                           日本
        北米        の拡販
                                              エラストマーの
                                              市場開拓


                                                      高品質・安定供給
                                                      でシェアアップ
             インフラ系電力
                                                      光学車載用開発及
             ケーブル向け拡販                                 び上市

                                                                      高付加価値製品と
                                 ASEAN                                新規開発品の拡販

     医療用の日系顧客への増産対
     応及び非日系顧客への拡販
                                                  W/Hの軽量化製品及びシ
                                                  ール部材への拡販


                          すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                32
               5つの主要課題

3   • 効率を極めた生産体制の実現

                   生産の効率化
上期実施事項                           今後の施策
 自動化/省人化設備の検討                  ∼更なる低コストオペレーションの確立∼
 モデルラインでの設備予兆管理開始               人員/工程/設備の抜本的見直し
                                 ボトルネック解消による生産能力増強

         グローバルでのもの造り強化
上期実施事項                           今後の施策
 生産管理指標の統一                     リケンスタンダードの強化
 コスト管理項目の統一                    グローバル生産拠点のコストの適時可視化

               すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して   33
                   5つの主要課題

  4    • サステナブルな社会への貢献

①グローバル経営の深化とシナジー            ③効率を極めた生            ④サステナブルな    ⑤人材育成とガバ
                            産体制の実現              社会への貢献      ナンス重視の経営
②戦略思考による収益力向上
                                                            による企業体質の
                                                            強化

       グローバルに医療用製品を
       提供




                             化学物質と廃棄物            医療用材料の拡販    継続的な支援
       EV用の製品開発              の適正な管理              抗菌、抗ウイルス
                                                 などの高機能製品
                                                 の販売




                               すべての主要課題をステークホルダーの皆さまとの
全主要課題共通のSDGs                   パートナーシップで解決してまいります。


                   すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して              34
                       設備投資
           3年間での設備投資合計 計画:145億円 単位:億円                     ※メンテナンスを含む。


                                                     減価      研究
 年度           主な設備投資                           総額    償却費     開発費

             国内エラストマー増設
2020年3月期
  (予測)
             タイ ITシステム更新
               効率化設備投資
                                               35    35       15
             タイエラストマー増設
2021年3月期     インドネシア塩ビ増設
  (計画)       研究開発センター増築                        58    38       16
               効率化設備投資
                中国塩ビ増設
2022年3月期
  (計画)
             インドネシア塩ビ増設
               効率化設備投資
                                               52    36       16
                 すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して             35
                      設備投資
         3年間での設備投資合計 計画:145億円

                 タイエラストマー
                                                    中国塩ビ増設
国内
                 増設
エラストマー
増設

                             インドネシア塩ビ増設


研究開発センター増築

国内 効率化設備投資        国内 効率化設備投資                        国内 効率化設備投資


     2020年3月期          2021年3月期                       2022年3月期
                すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                36
            設備投資
研究開発センター増築 2020年8月完成予定

投資金額:7億円                        規模:1.5倍
次世代を担う更なる新技術の開発を目指して




               完成イメージ図



      すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して   37
     自己株式の取得について
  自己株式取得(2019年7月31日決議)結果


  取得理由
 機動的な資本政策の遂行と資本効率の向上

取得に関する内容
 取得した株式の総数              : 2,800千株
 株式の取得価額の総額 : 1,353百万円
 取得期間:2019年8月7日∼2019年10月31日

         すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して   38
            株主還元 ∼配当金∼
                                                                        (円)

                                                      年間配当性向 純資産配当率
           中間          期末              通期               (連結)   (%)

2017年3月期   5.00         6.00           11.00           24.0   1.6

2018年3月期   6.00         6.00           12.00           28.8   1.6

2019年3月期   6.00         8.00           14.00           29.5   1.9

2020年3月期
   (予想)
           8.00         8.00           16.00           28.1    -

       連結配当性向30%程度を一つの目途とした上で、
配当方針
       今後の事業投資・自己資本の充実等も勘案し、安定的な配当を行う

                  すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                39
               免責事項

本資料に記載されている計画、見通し、戦略およびその他の歴史的事実でないもの
は、作成時点において入手可能な情報に基づく将来に関する見通しであり、さまざ
まなリスクおよび不確実性が内在しています。実際の業績は経営環境の変動などに
より、これら見通しと大きく異なる可能性があります。また、本資料に記載されて
いる当社および当社グループ以外の企業などにかかわる情報は、公開情報などから
引用したものであり、情報の正確性などについて保証するものではありません。




            お問い合わせ先
      webmaster@rikentechnos.co.jp
             経理部 髙見

           すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して   40