4220 リケンテクノス 2019-05-17 10:00:00
2019年3月期 決算説明会資料 [pdf]

リケンテクノス株式会社

  2019年3月期決算
       及び
新3ヵ年中期経営計画説明会
    2019年5月17日
                 1
     目   次




 決算概要
 前3ヵ年中期経営計画
 新3ヵ年中期経営計画

               2
決算概要

       3
           2019年3月期 連結業績サマリー
                                            単位:百万円、円
                                               2019年
             2019年    2018年                     3月期
   科   目                      前期比     増減率               達成率
              3月期      3月期                     業績予想


  売上高        97,813 94,601 +3,212      +3.4% 100,000    97.8%

 売上総利益       17,741 17,262    +479     +2.8%    −        −

  営業利益        5,761   5,399   +362     +6.7%    6,300   91.5%

  経常利益        5,869   5,410   +459     +8.5%    6,100   96.2%

親会社株主に帰属する
  当期純利益
              3,060   2,538   +522    +20.6%    2,900 105.5%

1株当り利益        47.43   41.64   +5.79   +13.9%   45.24 104.8%
 ※ 過去最高
                                                                4
                   セグメント別売上高推移
           2019年3月期               売上高            978億円
                前期比 3,212百万円増 (3.4%増)
1,100                                                          単位:億円
                                                      978
1,000
          919                              946
                     905        883         37
                                                       39
 900       36         35                              115
                                 34        114
          114        111
 800                            113
                                                      143
                                           130
 700      139        120
                                122
                                                               その他
                                                               食品包材
 600
                                                               フイルム
 500                                                           コンパウンド

 400
                                           662        679
          629        638        612
 300

 200

 100

   0
        2015年3月期   2016年3月期   2017年3月期   2018年3月期   2019年3月期            5
                           地域別売上高推移
            2019年3月期              売上高            978億円
                前期比 3,212百万円増 (3.4%増)
                                                               単位:億円
1,100
                                                      978
1,000
          919                              946
                     906        883
 900                                                  124
                                           136
          124        135
 800                            131

 700                                                  311
                                                               その他
          256                              292
                     274        260                            北米
 600
                                                               アジア
 500
                                                               日本
 400

 300
          512                              507        538
                     482        482
 200

 100

   0
        2015年3月期   2016年3月期   2017年3月期   2018年3月期   2019年3月期         6
               営業利益 前期比 増減要因分析
       7,500



                             生産性の改善        為替レート影響
       7,000

      光学分野の大型案件獲得                                           北米の販売減
                                               ▲34
       6,500
                                         237
    製品価格の適正化                                         ▲379        原材料値上がり
                                   261
       6,000
                             345                        ▲419
アジア・国内での拡販


       5,500
                       351


                                                             5,761
       5,000
               5,399
                              362百万円の増益                              単位:百万円
       4,500
               2018年                                         2019年
               3月期                                           3月期           7
        営業利益 予想比 増減要因分析
6,500
                       北米の販売不振


                              ベトナムの承認遅れ

                ▲339
                                     光学分野の開発試作
6,000

                       ▲101
                               ▲99

        6,300
5,500


                                      5,761

                 539百万円の未達
                                              単位:百万円
5,000
2019年3月期                              2019年3月期
  (予想)                                  (実績)       8
            セグメント別動向① コンパウンド事業
                              単位:百万円
100,000   売上高        利益              10,000
                                              2019年3月期


                                              1,688百万円増収   107百万円増益
 80,000                              8,000


          66,279          67,967              前期比2.5%増     前期比2.1%増

 60,000                              6,000

                                              ○国内は自動車及び電線市場で
           5,108           5,215               新規拡販が進み増収
 40,000                              4,000
                                              ○海外はASEAN及び中国市場の
                                               需要を取込み増収
 20,000                              2,000
                                              ○生産性改善および数量増による
                                               増益

     0                               0
          2018年3月期        2019年3月期
            (実績)            (実績)                                      9
               セグメント別動向② フイルム事業
                             単位:百万円
18,000   売上高        利益                     2019年3月期

                                    800
15,000                   14,355
                                           1,291百万円増収   186百万円赤字幅削減
         13,064
                                           前期比9.9%増
12,000                              400

                                           ○建装材市場で国内非住宅
 9,000                                      分野及び輸出において減収
                                    0      ○光学分野では、国内外の新規
 6,000
                          ▲53               及び継続採用により増収
          ▲239
                                           ○期中に子会社化したデザイン
                                    -400    会社の売上が寄与
 3,000
                                           ○光学分野での損失改善するも
                                            黒字化に至らず
    0                               -800
         2018年3月期        2019年3月期
           (実績)            (実績)                                   10
              セグメント別動向③ 食品包材事業
                             単位:百万円
         売上高        利益              2,000
                                            2019年3月期
15,000

                                            42百万円増収    119百万円減益
12,000   11,481          11,523     1,500
                                            前期比0.4%増   前期比.15.1%減



 9,000                                      ○小巻ラップは外食産業、家庭
                                    1,000
                                             用向けに増加
 6,000
                                            ○業務用ラップは食品スーパー
           790                               の鮮魚部門の低迷により減収
                           671
                                    500     ○製品価格調整の遅れにより
 3,000                                       減益

    0                               0
         2018年3月期        2019年3月期
           (実績)            (実績)                                     11
       連結貸借対照表           キャッシュ・フロー計算書

      連結貸借対照表                      キャッシュ・フロー計算書
                                                 単位:百万円

  資産合計             負債合計                     当期    前期比

95,207百万円        38,729 百万円         営業CF   7,317 +1,646
                 前期末比 1,717百万円増
前期末比 3,341百万円増                      投資CF ▲3,232    +389
流動資産 57,809百万円   固定負債   7,730百万円    財務CF ▲1,562    +304
                   純資産合計
固定資産 37,398百万円
                                    増減額    2,380 +2,094
                 56,478 百万円
                 前期末比 1,624百万円増
                                    期末残高 17,036 +2,380


                                                     12
前3ヵ年中期経営計画


             13
             前3ヵ年中期経営計画
                                   コンパウンド      フイルム
 連結                      売上高

ベース
        実績      計画      (億円)
                                   食品包材
                                   経常利益
                                               その他            経常利益
                                                              (億円)
                        1,200
                                                                 140
売上高     978億円 1,100億円   1,000                946
                                                        978
                                  883                            120


営業利益    57億円    80億円     800                                     100


                                                                 80
経常利益    58億円    80億円     600

                                                                 60
                         400      58                    58
当期純利益   30億円    45億円                         54
                                                                 40

                         200
                                                                 20
ROS      5.9%    7.0%
                           0                                     0
                                2017年3月期   2018年3月期   2019年3月期
ROE      6.4%    8.0%             (実績)       (実績)       (実績)
                                                                 14
     前3ヵ年中期経営計画



主   1 全事業のグローバル経営の深化


要   2 収益力・財務体質の強化


課   3 革新的な生産体制の創造


題   4 光学分野における事業化の確立

    5 戦略的な人材育成による企業基盤の強化
                           15
      グローバル経営の深化∼地域戦略ロードマップ∼
         2017年3月期              2018年3月期           2019年3月期
日本              埼玉工場   フイルム新鋭機導入          三重工場エラストマーライン増設
                       埼玉工場    塩ビライン再稼働                       3年間での
                                        デザイン企画会社のM&A          設備投資
アジア                中国    自動車市場調査                                合計
      中国 塩ビ
      増設ライン稼働開始                              専任営業部署設置
                                                              146
                          インドネシア塩ビライン増設
      インドネシア
      生産性改善              タイ   エラストマーライン増設
                                                              億円
                                                              ※メンテナンスを含む
      設備導入
                                          ベトナム   合理化設備増設
                                タイ 塩ビライン増設                    海外
      ベトナム 塩ビ
      新設工場稼働開始                アジア   自動車・医療市場調査                売上高
                                                 インド販社設立      比率
           アジア フィルム市場調査
北米                        北米    建材フィルム普及グレード拡販                45%
                                                 米国 合理化設備増設
      米国 塩ビ新設     北米統括
      ライン稼働       会社設立         北米自動車・建材・未開拓市場調査
      開始
                                           メキシコ
                                           自動車市場調査                   16
             グローバル経営の深化∼地域別進捗∼
                  地域別売上数量の推移                                    2016年3月期比


                                                                            日本
                                            中国
            北米
                                           116%
            99%                 2016年   2017年   2018年   2019年
                              3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績)
                                                                         112%
  2016年   2017年   2018年   2019年
3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績)           タイ
                                                                  2016年   2017年   2018年   2019年
                                                                3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績)

                                          114%
                                2016年   2017年   2018年   2019年
                              3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績)   インドネシア
                    全体
                   113%
                                                                       143%
                                                             2016年   2017年   2018年   2019年
                                                           3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績)
                                                                                             17
                前3ヵ年 重点市場振り返り(1)
                自動車市場                                       医療用市場
                事業戦略                                         事業戦略
 アジア・北米市場における圧倒的な存在感の確立                      血液回路材をグローバルに拡販・新市場への参入

 ◆ワイヤーハーネス:薄肉化による軽量化対応                      ◆血液回路材料:日本実績材の海外展開
  ⇒2016年3月期比       +18億円(目標:+42億円)            ⇒2016年3月期比           +8億円(目標:+15億円)
 ◆内外装・シール部材:日本承認材の海外展開                      ◆医療用栓体への新規製品採用
  ⇒2016年3月期比       +22億円(目標:+25億円)            ⇒2021年3月期       流動開始
 ◆インド販売拠点設立、中国に専任営業部署設置                     ◆医療用フィルム市場への参入
                売上高(実績)                                     売上高(実績)
  2019年3月期      +40億 14% UP(2016年3月期比)        2019年3月期      +9億 18% UP(2016年3月期比)
(億円)   内外装部材(国内)       内外装部材(海外)    W/H     (億円)
400                                          60
                          281       316
        276      269
300
                                             40
                                    32%
200     30%                                                             58       59
                                                     50       51
                                             20
100
                                    11%
        10%
  0                                           0
       16年3月期   17年3月期   18年3月期    19年3月期          16年3月期   17年3月期    18年3月期   19年3月期   18
                前3ヵ年 重点市場振り返り(2)
                  光学市場                                     食品包材市場
                  事業戦略                                      事業戦略
      REPTY®DC100の実績を活かした次なる展開                    塩ビ化の推進:優れた包装適性を訴求


 ◆スマホ次期モデル/他社大型案件への採用                      ◆業務用ラップ市場:塩ビ化の推進活動
 ◆大型産業用タブレットへの採用                             ⇒2016年3月期比        +1億円(目標:+14億円)
 ◆サイネージスクリーンへの採用                           ◆小巻ラップ市場:量販店への販路拡大
                                             ⇒2016年3月期比        +3億円(目標:+4億円)


                売上高(実績)                                    売上高(実績)
 2019年3月期       +11億 367% UP(2016年3月期比)      2019年3月期       +3億 3% UP(2016年3月期比)
(億円)                                       (億円)
 20                                        150

 15
                                           100
 10
                                    14      50     112      114      115      115
  5
                  4        5
         3                                   0
  0
       16年3月期   17年3月期   18年3月期   19年3月期          16年3月期   17年3月期   18年3月期   19年3月期   19
新3ヵ年中期経営計画




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  すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して   20
      経営方針




すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して   21
                            計数計画
  連結      2019年3月期    2022年3月期
                                        (億円)              売上高(億円)              営業利益
  ベース        (実績)     (計画最終年度)
                                          1,500                                               120


 売上高        978億円 1,150億円
                                                                        1,100      1,150
                                                                                              100
                                                              1,050
営業利益         57億円          85億円           1,000
                                                    978
                                                                                     85
経常利益         58億円          85億円                                                               80
                                                                          75

当期純利益        30億円          50億円             500
                                                               65

                                                    57                                        60
  ROS          5.9%           7.0%

  ROE          6.4%           8.0%           0                                                40
                                                  2019年3月期   2020年3月期   2021年3月期   2022年3月期
                                                    (実績)       (予測)       (計画)       (計画)
前提条件 為替:¥110/US$ 国産ナフサ:¥50,000/KL
                      すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                                22
         5つの主要課題

1   • グローバル経営の深化とシナジー


2   • 戦略思考による収益力向上


3   • 効率を極めた生産体制の実現


4   • サステナブルな社会への貢献

    • 人材育成とガバナンス重視の経営による
5   • 企業体質の強化
        すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して   23
            5つの主要課題

1   • グローバル経営の深化とシナジー

       海外拠点の経営のレベルの深化

       グローバルにシナジーを発揮




    グローバル経営         本部間・グロー                  グローバルマー
    を意識した           バル拠点間での                  ケットに対応し
     組織体制            連携強化                     たセグメント

         すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して         24
          5つの主要課題

2   • 戦略思考による収益力向上

      高付加価値製品の販売強化

      効率的な利益の向上


               ROS                               ROE
      2019年3月期     2022年3月期           2019年3月期     2022年3月期
        (実績)       (計画最終年度)               (実績)     (計画最終年度)


       5.9%          7.0%                 6.4%      8.0%

          すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                   25
         5つの主要課題

3   • 効率を極めた生産体制の実現

      生産の効率化

      グローバルでのもの造りの強化




        すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して   26
         5つの主要課題

4   • サステナブルな社会への貢献

      あらゆる側面から持続可能な社会の実現へ貢献

    • 人材育成とガバナンス重視の経営による
5   • 企業体質の強化
      グローバルに活躍できる人材の育成

      グループガバナンスの強化

      あらゆるステークホルダーに配慮した持続可能な
      企業経営の実現
         すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して   27
                  5つの主要課題
           5つの主要課題に沿って、注力すべき課題を特定し、
             持続可能な社会づくりに貢献してまいります。
グローバル経営の    戦略思考による収      効率を極めた生産            サステナブルな社    人材育成とガバナ
深化とシナジー     益力向上          体制の実現               会への貢献       ンス重視の経営に
                                                          よる企業体質の強
                                                          化




市場分類毎に各拠    各セグメント毎の       市場分類毎に各拠            サステナブルな社   法令・規程を順守
点との協働地域戦    重点市場への取り       点との協働地域戦            会に貢献する製品   し正しい行動をと
略           組み             略                   の販売確立      れるよう指導徹底
グローバルでの機                   グローバルでの機            化学物質管理     グローバルで活躍
能材生産確立                     能材生産確立              廃棄物管理      できる人材育成




                  すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して              28
           開示セグメントの変更
       製品にとらわれず市場別にグローバル戦略を構築することで、
           より的確に市場ニーズに応えてまいります。

プロダクトアウト

 旧セグメント              新セグメント                           ターゲット市場
                       ※( )内は略称



コンパウンド       Transportation (TR)                  自動車、鉄道、船舶市場等


フイルム         Daily Life & Healthcare(DH)          医療、生活資材、食品包材市場等

                                                  エネルギー、情報通信、IT機器市場
食品包材         Electronics (EL)
                                                  等

             Building & Construction (BC)         住宅、ビル、建築資材、土木市場等

                           ※次ページ以降の新セグメントの2019年3月期の計数は、いずれも監査前のものです。


              すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                  29
             Ⅰ              Transportation(TR)
                                    事業戦略
             アジア・北米市場で 圧倒的な存在感の確立
               自動車分野の機能部品の販売強化
        計数計画(億円)                       2022年3月期計画
400                            50
                                       売上高            367億円 55億円増収(18%増)
                               40
300                                    営業利益             35億円    5億円増益(17%増)
                               30
200                                    重点分野
                               20
                                                1.自動車用電装
100
                               10
                                                2.自動車用成型部材
  0                            0
      2019年3月期   2022年3月期                       3.2輪車用部材
          売上高    営業利益

                            すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して          30
                  Ⅰ           Transportation(TR)
                            重点分野① 自動車用電装
            市場動向(予測)                               日系ワイヤーハーネス用コンパウンド売上高
日系ワイヤーハーネスメーカー地域別コンパウンド使用量
  (万トン)                                               (億円)
    14
    12       11                12
                                                       200
    10                                                                             174
     8
     6                                                             142             32
     4                                                 150
     2                                                             17
     0                                                                             40
          2019年3月期          2022年3月期                               35
                                                       100
          ASEAN   中国   北米   その他
                                       当社調べ


                  施策                                    50
                                                                   88
                                                                                   101

・グローバル同一品質を武器として、市場の成長を
 上回る売上増を目指す                                              0
・グローバル供給を加速し、軽量化ニーズに対応した                                       2019年3月期        2022年3月期
 薄肉絶縁材分野で更なる拡販
・新規アイテムを獲得                                                     ASEAN     中国   北米   その他


                               すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                          31
5/14PM更新      Ⅰ Transportation(TR)
                   Transportation(TR)
                        重点分野② 自動車用成型部材
            市場動向(予測)                                  自動車内外装コンパウンド売上高
           日系自動車生産台数


  (万台)
                                                    (億円)
  3,100
                         3,000
  3,000
  2,900
           2,860                                                        124
  2,800
                                                    100         114
  2,700
  2,600
          2019年3月期      2022年3月期   当社調べ

                                                     50
                   施策

・ASEANと北米市場に対して、日本での採用実績を
 武器に、日系メーカーへのTPE製品を拡販
・日本市場に対して、TPE製品の拡販により                                 0
 ゴム代替などの新規採用を図る                                            2019年3月期   2022年3月期

                            すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                 32
                 Ⅰ Transportation(TR)
                      Transportation(TR)
                                 重点分野③ 2輪車用部材
                市場動向(予測)                                 日系2輪車用部材コンパウンド売上高
 日系車比率(%)                2輪車生産台数

   日系     その他                                             (億円)
                                                         16
                                             (万台)
  4 ASEAN
                                             8,000       14
                                    6,900
                     6,200                               12                   14
                                             6,000
         96
                                                         10
                                             4,000
    インド                                                   8
                                                                     9
                                             2,000        6
          40
    60                                                    4
                                             0
                   2019年3月期      2022年3月期                 2
                   インド   ASEAN    中国   その他
                                                          0
                  施策                                             2019年3月期   2022年3月期


・日系車向けの採用実績を元に、タイ・ベトナム・
インドなどの未開拓市場での拡販

                                 すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                     33
      Ⅱ          Daily Life & Healthcare(DH)
                                    事業戦略
              医療・ヘルスケアおよび生活資材での
            高付加価値製品の拡充および新分野への挑戦
        計数計画(億円)                       2022年3月期計画
400                            50
                                       売上高            287億円 37億円増収(15%増)
                               40
300                                    営業利益             25億円    7億円増益(35%増)
                               30
200                                    重点分野
                               20
                                                  1.医療
100
                               10


  0                            0                  2.食品包材
      2019年3月期   2022年3月期
          売上高    営業利益

                            すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して          34
5/14PM更新Ⅱ Daily Life & Healthcare(DH)
             Daily Life & Healthcare(DH)
                                    重点分野① 医療用
                 市場分析:全世界で年7%の伸び、500億円強の市場になる見込み
           市場動向(予測)                                       医療用コンパウンド・フィルム売上高
         医療用透析回路材料市場
                                                       (億円)
            世界市場規模        当社シェア        (%)
  (億円)
  600                                   100
                           546                          80
  550                                  80                                           71
  500
                                       60
           440                                                       59
  450                                                   60
                                       40
  400
           13              14          20
  350
  300                                  0                40                          64
         2019年3月期        2022年3月期             当社調べ
                                                                     49

                                                        20
                    施策
・透析回路市場への更なる拡販                                                       10             7
  (日系は拡販、非日系に参入)                                         0
・高付加価値製品の採用増                                                   2019年3月期         2022年3月期
  (ゴム代替TPE製品の拡販)
・新規分野フイルム製品の拡販                                                            日本   海外

                                 すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                       35
5/14PM更新 Ⅱ Daily Life & Healthcare(DH)
              Daily Life & Healthcare(DH)
                                重点分野② 食品包材
             市場動向(予測)                                               食品包材売上高
         日本の業務用ラップ市場
     (食品用途ストレッチ・シュリンクフィルム)
         食品加工包材市場(国内)       当社シェア
                                     (%)              (億円)
(億円)                                                                                130
   300       市場伸び 横ばい                50
                                                     140
             264          264        40
                                                                    115
                                     30              120                            15
   250                                                              12              115
                                     20              100
                          21                                        103
             18                      10
                                                      80
   200                               0
          2019年3月期      2022年3月期           当社調べ       60
                                                      40
                     施策
                                                      20
・食品パックセンター向け商材拡充                                       0
・家庭向け小巻ラップ拡販                                                 2019年3月期           2022年3月期
・業務用ラップの海外需要の取り込み                                                         日本   海外


                                すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                         36
5/14PM更新          Ⅲ             Electronics (EL)
                                     事業戦略
       電線分野での快適な暮らしを支えるインフラへの貢献
       光学分野での未来を創造するオンリーワン製品の開発
         計数計画(億円)                       2022年3月期計画
 400                            50
                                        売上高            255億円 43億円増収(20%増)
                                40
 300                                    営業利益             17億円    13億円増益(325%増)
                                30
 200                                    重点分野
                                20
                                                1.電力・通信インフラ
 100
                                10
                                                2.自動車周辺インフラ
   0                            0
       2019年3月期   2022年3月期                      3. 光学フイルム
           売上高    営業利益

                             すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して            37
5/14PM更新               Ⅲ               Electronics (EL)
                            重点分野① 電力・通信インフラ
               市場動向(予測)                                           電線用コンパウンド売上高
                 ASEAN電力需要

  (TWh/年)
                                                         (億円)
 1,400

 1,200                                                  150
                            1,022                                                       126
 1,000        868                                                       110
  800
                                                        100
  600                                                                                   67
            2019年3月期    2022年3月期
                                                                        56
                                             当社調べ

                                                         50
                       施策
                                                                        54              59
・電力通信電線へグローバル拡販                                           0
・ASEANを中心とした電力需要増の確実な取込み                                         2019年3月期           2022年3月期
・日本は、高品質・安定供給によりシェアアップを図る                                                     日本   海外

                                    すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                         38
                    Ⅲ               Electronics (EL)
                         重点分野② 自動車周辺インフラ
            市場動向(予測)
            EV/PHV生産台数                                    充電・センサーケーブル用コンパウンド売上高
             EV/PHV生産台数

  (万台)                                               (億円)
                            410                      20
  500
  400
  300       248
  200
  100
    0
         2019年3月期        2022年3月期                    10
                                                                           13
             中国     米国    その他
                                         当社調べ



                    施策
                                                                    4
・電気自動車・自動運転で需要が伸びる充電・                                 0
 センサーケーブル用TPE製品を日本で拡販する                                      2019年3月期    2022年3月期
・中国・米国市場に横展開、拡販する


                                すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して               39
                    Ⅲ            Electronics (EL)
                        重点分野③ 光学フィルム(1)
             市場動向(予測)                                              ターゲット例
         世界タッチパネルカバー市場全体
                                                   ◆車載用ディスプレイ
(億円)
1,630
                         1,610
1,610
1,590       1,560
1,570
1,550
            2018年        2021年
                                                   ◆産業用ディスプレイ

        ターゲット市場: 非モバイル(車載・産業用)

(億円)                                                                差別化製品開発
           年+7%成長と推定      296
 300                                                              (例)高機能3Dグレード
 250         235                                                 AG、AR、遮熱、耐候/耐光性

 200
            2018年        2021年

                        出典:富士キメラ、富士経済、エンプラネット


                             すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                     40
           Ⅲ Electronics (EL)
                Electronics (EL)
                重点分野③ 光学フィルム(2)
           施策                                         光学フィルム売上高
・モバイル:海外をメインとした大型案件の獲得
・非モバイル:売上から利益重視へのシフト
①車載ディスプレイ市場への参入                          (億円)
②産業用途(サイネージ、業務・医療等)の拡販
                                        30
                                                              32
                                        20




        産学共同推進
                                        10            14
・科学技術振興機構(JST)のA-STEP
                                         0
 「産学共同フェーズ:シーズ育成タイプFS」採択
                                                2019年3月期    2022年3月期
・2018年10月1日から実施中
・車載・産業市場でのオンリーワン製品上市に拍車

                  すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                    41
      Ⅳ          Building & Construction(BC)
                                    事業戦略
                 建装材分野にて機能的で環境に優しく
                     美しい空間部材の提供
        計数計画(億円)                       2022年3月期計画
400                            50
                                       売上高            241億円 38億円増収(19%増)
                               40
300                                    営業利益               8億円   3億円増益(60%増)
                               30
200                                    重点分野
                               20
                                                  1.インテリア
100
                               10


  0                            0                  2.住宅・建築資材
      2019年3月期   2022年3月期
          売上高    営業利益

                            すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して          42
           Ⅳ           Building & Construction(BC)
                       Building & Construction
                                 重点分野① インテリア
               市場動向(予測)                                         インテリアフィルム売上高
           日本・北米インテリアフィルム市場
(億円)           日本      北米    当社シェア       (%)             (億円)
   500                                  50                120
   400         385             398      40
                                                                                96
   300                                  30                100
   200                                  20
                                                                    81
   100         21             24        10
                                                           80

       0                                0                  60
            2019年3月期        2022年3月期
                                         当社調べ
                                                           40
                       施策
                                                           20
・デザイン子会社を駆使した高意匠製品の提案
・環境対応、新機能付加                                                 0
  日本 水廻り分野への拡販                                                  2019年3月期   2022年3月期
  北米 商業施設等の新分野への拡販                                                   日本    北米

                                すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                     43
        Ⅳ            Building & Construction(BC)
                     Building & Construction
                           重点分野② 住宅・建築資材
             市場動向(予測)                                  住宅・建築資材コンパウンド売上高
         日本の住宅建築資材コンパウンド                          (億円)

  (億円)
  150                                                  100
                                                         90
                                                         80                   75
  100
            135             144                          70       69
                                                         60
   50                                                    50
          2019年3月期        2022年3月期
                                       当社調べ              40
                                                         30
                     施策
                                                         20

・高機能、環境対応、成型性により                                         10
 日本 住宅はZEH推進                                             0
    非住宅はホテル等の新設需要増に対して拡販                                      2019年3月期   2022年3月期
 北米 硬質PVCコンパウンドの拡販                                                 日本    北米

                              すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                    44
                       設備投資
           3年間での設備投資合計 予測:145億円 単位:億円                     ※メンテナンスを含む。


                                                     減価      研究
 年度           主な設備投資                           総額    償却費     開発費

             国内エラストマー増設
2020年3月期
  (予測)
             タイ ITシステム更新
               効率化設備投資
                                               35    35       15
             タイエラストマー増設
2021年3月期     インドネシア塩ビ増設
  (計画)       研究開発センター増築                        58    38       16
               効率化設備投資
                中国塩ビ増設
2022年3月期
  (計画)
             インドネシア塩ビ増設
               効率化設備投資
                                               52    36       16
                 すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して             45
2020年3月期                      業績予想




    すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して   46
             セグメント別動向 2020年3月期                                                         ※前期セグメント数値は監査前


          Transportation (TR)                             Daily Life & Healthcare (DH)
 1,500百万円増収                 100百万円増益                 1,500百万円増収                   150百万円増益
     前期比4.8%増                前期比3.3%増                    前期比6.0%増                  前期比8.1%増

○ASEAN・北米での自動車電装用コンパウンドの需要増の                        ○医療分野でASEANの日系メーカーにおける需要増の
 取込み及びASEAN・インド・中国での自動車成形部材                          取込み及び高付加価値製品の拡販
 コンパウンドの拡販による増収                                     〇食品包材分野における小巻ラップの拡販による増収
○生産性改善及び数量増による増益                                    〇数量増と高付加価値製品の拡販による増益

 40,000                                 4,000        40,000                                   4,000


          31,200           32,700
 30,000
                             3,100
                                        3,000        30,000
                                                               25,000            26,500       3,000
           3,000

 20,000                                 2,000        20,000                                   2,000
                                                                                   2,000
                                                                 1,850

 10,000                                 1,000        10,000                                   1,000


                   売上高      利益                                           売上高      利益
     0                                  0                0                                    0
          2019年3月期       2020年3月期(予測)
                                            (百万円)              2019年3月期        2020年3月期(予測)    (百万円)

                                 すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                                47
             セグメント別動向 2020年3月期                                                      ※前期セグメント数値は監査前


            Electronics (EL)                             Building & Construction (BC)
 1,400百万円増収                440百万円増益                 2,800百万円増収                 100百万円増益
     前期比6.6%増              前期比109.8%増                  前期比13.8%増                前期比20.0%増
○ASEANでの電力・通信インフラ用コンパウンドの需要増の
                                                   ○国内での高意匠インテリアフィルム及び住宅用コンパウン
 取込み及び中国での機器内配線フィルムの拡販
                                                    ドの拡販
○自動車関連インフラ用コンパウンドの拡販
                                                   ○北米での硬質PVCコンパウンドの巻き返しによる増収
○光学フィルム大型案件継続及び新用途拡販による増収
                                                   〇高付加価値製品の販売増及び生産性改善による増益
〇高付加価値製品の販売増及び生産性改善による増益

 40,000                                4,000        40,000                                 4,000




 30,000                                3,000        30,000                                 3,000

                          22,600                                              23,100
          21,200                                              20,300
 20,000                                2,000        20,000                                 2,000


                  売上高      利益                                         売上高      利益
 10,000                                1,000        10,000                                 1,000

                            840
                                                                500             600
     0      400                        0                0                                  0
          2019年3月期      2020年3月期(予測)
                                           (百万円)              2019年3月期      2020年3月期(予測)    (百万円)

                                すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                              48
             2020年3月期 連結業績予想
                                                                (単位:百万円、円)
   科   目     2019年3月期 2020年3月期             伸び率
                 実績     業績予想                                           売上高
                                                                       営業利益
                                                          120,000


  売上高        97,813 105,000                 +7.3%         110,000                         10,000

                                                          100,000              105,000
                                                                     97,813
                                                           90,000
  営業利益        5,761         6,500         +12.8%           80,000
                                                                                          8,000



                                                           70,000
                                                                                          6,000
                                          +10.7%                                6,500
  経常利益        5,869         6,500                          60,000
                                                                     5,761
                                                           50,000
                                                                                          4,000
親会社株主に帰属する                                +20.9%           40,000

   当期純利益      3,060         3,700                          30,000

                                                           20,000                         2,000

 1株当り利益       47.43         56.95         +20.0%           10,000

                                                               0                          0
                                                                    2019年3月期   2020年3月期
                                                                      (実績)     (業績予想)

                      すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                              49
2020年3月期(予想)営業利益 増減要因分析
   7,000


                                           生産性の改善

      光学分野の高付加価値製品の拡販
   6,500
                                                  99
                                     204
   販売数量の増加

   6,000
                        436

                                                           6,500

   5,500

            5,761
                          739百万円の増益
                                                                     単位:百万円
   5,000
           2019年3月期                                       2020年3月期
             (実績)                                           (予想)
                      すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                 50
            株主還元 ∼配当金∼
                                                                        (円)

                                                      年間配当性向 純資産配当率
           中間          期末              通期               (連結)   (%)

2017年3月期   5.00         6.00           11.00           24.0   1.6

2018年3月期   6.00         6.00           12.00           28.8   1.6

2019年3月期   6.00         8.00           14.00           29.5   1.9

2020年3月期
   (予想)
           8.00         8.00           16.00           28.1    -

       連結配当性向30%程度を一つの目途とした上で、
配当方針
       今後の事業投資・自己資本の充実等も勘案し、安定的な配当を行う

                  すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して                51
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