4220 リケンテクノス 2019-05-17 10:00:00
2019年3月期 決算説明会資料 [pdf]
リケンテクノス株式会社
2019年3月期決算
及び
新3ヵ年中期経営計画説明会
2019年5月17日
1
目 次
決算概要
前3ヵ年中期経営計画
新3ヵ年中期経営計画
2
決算概要
3
2019年3月期 連結業績サマリー
単位:百万円、円
2019年
2019年 2018年 3月期
科 目 前期比 増減率 達成率
3月期 3月期 業績予想
売上高 97,813 94,601 +3,212 +3.4% 100,000 97.8%
売上総利益 17,741 17,262 +479 +2.8% − −
営業利益 5,761 5,399 +362 +6.7% 6,300 91.5%
経常利益 5,869 5,410 +459 +8.5% 6,100 96.2%
親会社株主に帰属する
当期純利益
3,060 2,538 +522 +20.6% 2,900 105.5%
1株当り利益 47.43 41.64 +5.79 +13.9% 45.24 104.8%
※ 過去最高
4
セグメント別売上高推移
2019年3月期 売上高 978億円
前期比 3,212百万円増 (3.4%増)
1,100 単位:億円
978
1,000
919 946
905 883 37
39
900 36 35 115
34 114
114 111
800 113
143
130
700 139 120
122
その他
食品包材
600
フイルム
500 コンパウンド
400
662 679
629 638 612
300
200
100
0
2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 5
地域別売上高推移
2019年3月期 売上高 978億円
前期比 3,212百万円増 (3.4%増)
単位:億円
1,100
978
1,000
919 946
906 883
900 124
136
124 135
800 131
700 311
その他
256 292
274 260 北米
600
アジア
500
日本
400
300
512 507 538
482 482
200
100
0
2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 6
営業利益 前期比 増減要因分析
7,500
生産性の改善 為替レート影響
7,000
光学分野の大型案件獲得 北米の販売減
▲34
6,500
237
製品価格の適正化 ▲379 原材料値上がり
261
6,000
345 ▲419
アジア・国内での拡販
5,500
351
5,761
5,000
5,399
362百万円の増益 単位:百万円
4,500
2018年 2019年
3月期 3月期 7
営業利益 予想比 増減要因分析
6,500
北米の販売不振
ベトナムの承認遅れ
▲339
光学分野の開発試作
6,000
▲101
▲99
6,300
5,500
5,761
539百万円の未達
単位:百万円
5,000
2019年3月期 2019年3月期
(予想) (実績) 8
セグメント別動向① コンパウンド事業
単位:百万円
100,000 売上高 利益 10,000
2019年3月期
1,688百万円増収 107百万円増益
80,000 8,000
66,279 67,967 前期比2.5%増 前期比2.1%増
60,000 6,000
○国内は自動車及び電線市場で
5,108 5,215 新規拡販が進み増収
40,000 4,000
○海外はASEAN及び中国市場の
需要を取込み増収
20,000 2,000
○生産性改善および数量増による
増益
0 0
2018年3月期 2019年3月期
(実績) (実績) 9
セグメント別動向② フイルム事業
単位:百万円
18,000 売上高 利益 2019年3月期
800
15,000 14,355
1,291百万円増収 186百万円赤字幅削減
13,064
前期比9.9%増
12,000 400
○建装材市場で国内非住宅
9,000 分野及び輸出において減収
0 ○光学分野では、国内外の新規
6,000
▲53 及び継続採用により増収
▲239
○期中に子会社化したデザイン
-400 会社の売上が寄与
3,000
○光学分野での損失改善するも
黒字化に至らず
0 -800
2018年3月期 2019年3月期
(実績) (実績) 10
セグメント別動向③ 食品包材事業
単位:百万円
売上高 利益 2,000
2019年3月期
15,000
42百万円増収 119百万円減益
12,000 11,481 11,523 1,500
前期比0.4%増 前期比.15.1%減
9,000 ○小巻ラップは外食産業、家庭
1,000
用向けに増加
6,000
○業務用ラップは食品スーパー
790 の鮮魚部門の低迷により減収
671
500 ○製品価格調整の遅れにより
3,000 減益
0 0
2018年3月期 2019年3月期
(実績) (実績) 11
連結貸借対照表 キャッシュ・フロー計算書
連結貸借対照表 キャッシュ・フロー計算書
単位:百万円
資産合計 負債合計 当期 前期比
95,207百万円 38,729 百万円 営業CF 7,317 +1,646
前期末比 1,717百万円増
前期末比 3,341百万円増 投資CF ▲3,232 +389
流動資産 57,809百万円 固定負債 7,730百万円 財務CF ▲1,562 +304
純資産合計
固定資産 37,398百万円
増減額 2,380 +2,094
56,478 百万円
前期末比 1,624百万円増
期末残高 17,036 +2,380
12
前3ヵ年中期経営計画
13
前3ヵ年中期経営計画
コンパウンド フイルム
連結 売上高
ベース
実績 計画 (億円)
食品包材
経常利益
その他 経常利益
(億円)
1,200
140
売上高 978億円 1,100億円 1,000 946
978
883 120
営業利益 57億円 80億円 800 100
80
経常利益 58億円 80億円 600
60
400 58 58
当期純利益 30億円 45億円 54
40
200
20
ROS 5.9% 7.0%
0 0
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
ROE 6.4% 8.0% (実績) (実績) (実績)
14
前3ヵ年中期経営計画
主 1 全事業のグローバル経営の深化
要 2 収益力・財務体質の強化
課 3 革新的な生産体制の創造
題 4 光学分野における事業化の確立
5 戦略的な人材育成による企業基盤の強化
15
グローバル経営の深化∼地域戦略ロードマップ∼
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
日本 埼玉工場 フイルム新鋭機導入 三重工場エラストマーライン増設
埼玉工場 塩ビライン再稼働 3年間での
デザイン企画会社のM&A 設備投資
アジア 中国 自動車市場調査 合計
中国 塩ビ
増設ライン稼働開始 専任営業部署設置
146
インドネシア塩ビライン増設
インドネシア
生産性改善 タイ エラストマーライン増設
億円
※メンテナンスを含む
設備導入
ベトナム 合理化設備増設
タイ 塩ビライン増設 海外
ベトナム 塩ビ
新設工場稼働開始 アジア 自動車・医療市場調査 売上高
インド販社設立 比率
アジア フィルム市場調査
北米 北米 建材フィルム普及グレード拡販 45%
米国 合理化設備増設
米国 塩ビ新設 北米統括
ライン稼働 会社設立 北米自動車・建材・未開拓市場調査
開始
メキシコ
自動車市場調査 16
グローバル経営の深化∼地域別進捗∼
地域別売上数量の推移 2016年3月期比
日本
中国
北米
116%
99% 2016年 2017年 2018年 2019年
3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績)
112%
2016年 2017年 2018年 2019年
3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績) タイ
2016年 2017年 2018年 2019年
3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績)
114%
2016年 2017年 2018年 2019年
3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績) インドネシア
全体
113%
143%
2016年 2017年 2018年 2019年
3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績) 3月期(実績)
17
前3ヵ年 重点市場振り返り(1)
自動車市場 医療用市場
事業戦略 事業戦略
アジア・北米市場における圧倒的な存在感の確立 血液回路材をグローバルに拡販・新市場への参入
◆ワイヤーハーネス:薄肉化による軽量化対応 ◆血液回路材料:日本実績材の海外展開
⇒2016年3月期比 +18億円(目標:+42億円) ⇒2016年3月期比 +8億円(目標:+15億円)
◆内外装・シール部材:日本承認材の海外展開 ◆医療用栓体への新規製品採用
⇒2016年3月期比 +22億円(目標:+25億円) ⇒2021年3月期 流動開始
◆インド販売拠点設立、中国に専任営業部署設置 ◆医療用フィルム市場への参入
売上高(実績) 売上高(実績)
2019年3月期 +40億 14% UP(2016年3月期比) 2019年3月期 +9億 18% UP(2016年3月期比)
(億円) 内外装部材(国内) 内外装部材(海外) W/H (億円)
400 60
281 316
276 269
300
40
32%
200 30% 58 59
50 51
20
100
11%
10%
0 0
16年3月期 17年3月期 18年3月期 19年3月期 16年3月期 17年3月期 18年3月期 19年3月期 18
前3ヵ年 重点市場振り返り(2)
光学市場 食品包材市場
事業戦略 事業戦略
REPTY®DC100の実績を活かした次なる展開 塩ビ化の推進:優れた包装適性を訴求
◆スマホ次期モデル/他社大型案件への採用 ◆業務用ラップ市場:塩ビ化の推進活動
◆大型産業用タブレットへの採用 ⇒2016年3月期比 +1億円(目標:+14億円)
◆サイネージスクリーンへの採用 ◆小巻ラップ市場:量販店への販路拡大
⇒2016年3月期比 +3億円(目標:+4億円)
売上高(実績) 売上高(実績)
2019年3月期 +11億 367% UP(2016年3月期比) 2019年3月期 +3億 3% UP(2016年3月期比)
(億円) (億円)
20 150
15
100
10
14 50 112 114 115 115
5
4 5
3 0
0
16年3月期 17年3月期 18年3月期 19年3月期 16年3月期 17年3月期 18年3月期 19年3月期 19
新3ヵ年中期経営計画
共に生み出せ!さらなる価値を!
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 20
経営方針
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 21
計数計画
連結 2019年3月期 2022年3月期
(億円) 売上高(億円) 営業利益
ベース (実績) (計画最終年度)
1,500 120
売上高 978億円 1,150億円
1,100 1,150
100
1,050
営業利益 57億円 85億円 1,000
978
85
経常利益 58億円 85億円 80
75
当期純利益 30億円 50億円 500
65
57 60
ROS 5.9% 7.0%
ROE 6.4% 8.0% 0 40
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
(実績) (予測) (計画) (計画)
前提条件 為替:¥110/US$ 国産ナフサ:¥50,000/KL
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 22
5つの主要課題
1 • グローバル経営の深化とシナジー
2 • 戦略思考による収益力向上
3 • 効率を極めた生産体制の実現
4 • サステナブルな社会への貢献
• 人材育成とガバナンス重視の経営による
5 • 企業体質の強化
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 23
5つの主要課題
1 • グローバル経営の深化とシナジー
海外拠点の経営のレベルの深化
グローバルにシナジーを発揮
グローバル経営 本部間・グロー グローバルマー
を意識した バル拠点間での ケットに対応し
組織体制 連携強化 たセグメント
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 24
5つの主要課題
2 • 戦略思考による収益力向上
高付加価値製品の販売強化
効率的な利益の向上
ROS ROE
2019年3月期 2022年3月期 2019年3月期 2022年3月期
(実績) (計画最終年度) (実績) (計画最終年度)
5.9% 7.0% 6.4% 8.0%
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 25
5つの主要課題
3 • 効率を極めた生産体制の実現
生産の効率化
グローバルでのもの造りの強化
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 26
5つの主要課題
4 • サステナブルな社会への貢献
あらゆる側面から持続可能な社会の実現へ貢献
• 人材育成とガバナンス重視の経営による
5 • 企業体質の強化
グローバルに活躍できる人材の育成
グループガバナンスの強化
あらゆるステークホルダーに配慮した持続可能な
企業経営の実現
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 27
5つの主要課題
5つの主要課題に沿って、注力すべき課題を特定し、
持続可能な社会づくりに貢献してまいります。
グローバル経営の 戦略思考による収 効率を極めた生産 サステナブルな社 人材育成とガバナ
深化とシナジー 益力向上 体制の実現 会への貢献 ンス重視の経営に
よる企業体質の強
化
市場分類毎に各拠 各セグメント毎の 市場分類毎に各拠 サステナブルな社 法令・規程を順守
点との協働地域戦 重点市場への取り 点との協働地域戦 会に貢献する製品 し正しい行動をと
略 組み 略 の販売確立 れるよう指導徹底
グローバルでの機 グローバルでの機 化学物質管理 グローバルで活躍
能材生産確立 能材生産確立 廃棄物管理 できる人材育成
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 28
開示セグメントの変更
製品にとらわれず市場別にグローバル戦略を構築することで、
より的確に市場ニーズに応えてまいります。
プロダクトアウト
旧セグメント 新セグメント ターゲット市場
※( )内は略称
コンパウンド Transportation (TR) 自動車、鉄道、船舶市場等
フイルム Daily Life & Healthcare(DH) 医療、生活資材、食品包材市場等
エネルギー、情報通信、IT機器市場
食品包材 Electronics (EL)
等
Building & Construction (BC) 住宅、ビル、建築資材、土木市場等
※次ページ以降の新セグメントの2019年3月期の計数は、いずれも監査前のものです。
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 29
Ⅰ Transportation(TR)
事業戦略
アジア・北米市場で 圧倒的な存在感の確立
自動車分野の機能部品の販売強化
計数計画(億円) 2022年3月期計画
400 50
売上高 367億円 55億円増収(18%増)
40
300 営業利益 35億円 5億円増益(17%増)
30
200 重点分野
20
1.自動車用電装
100
10
2.自動車用成型部材
0 0
2019年3月期 2022年3月期 3.2輪車用部材
売上高 営業利益
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 30
Ⅰ Transportation(TR)
重点分野① 自動車用電装
市場動向(予測) 日系ワイヤーハーネス用コンパウンド売上高
日系ワイヤーハーネスメーカー地域別コンパウンド使用量
(万トン) (億円)
14
12 11 12
200
10 174
8
6 142 32
4 150
2 17
0 40
2019年3月期 2022年3月期 35
100
ASEAN 中国 北米 その他
当社調べ
施策 50
88
101
・グローバル同一品質を武器として、市場の成長を
上回る売上増を目指す 0
・グローバル供給を加速し、軽量化ニーズに対応した 2019年3月期 2022年3月期
薄肉絶縁材分野で更なる拡販
・新規アイテムを獲得 ASEAN 中国 北米 その他
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 31
5/14PM更新 Ⅰ Transportation(TR)
Transportation(TR)
重点分野② 自動車用成型部材
市場動向(予測) 自動車内外装コンパウンド売上高
日系自動車生産台数
(万台)
(億円)
3,100
3,000
3,000
2,900
2,860 124
2,800
100 114
2,700
2,600
2019年3月期 2022年3月期 当社調べ
50
施策
・ASEANと北米市場に対して、日本での採用実績を
武器に、日系メーカーへのTPE製品を拡販
・日本市場に対して、TPE製品の拡販により 0
ゴム代替などの新規採用を図る 2019年3月期 2022年3月期
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 32
Ⅰ Transportation(TR)
Transportation(TR)
重点分野③ 2輪車用部材
市場動向(予測) 日系2輪車用部材コンパウンド売上高
日系車比率(%) 2輪車生産台数
日系 その他 (億円)
16
(万台)
4 ASEAN
8,000 14
6,900
6,200 12 14
6,000
96
10
4,000
インド 8
9
2,000 6
40
60 4
0
2019年3月期 2022年3月期 2
インド ASEAN 中国 その他
0
施策 2019年3月期 2022年3月期
・日系車向けの採用実績を元に、タイ・ベトナム・
インドなどの未開拓市場での拡販
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 33
Ⅱ Daily Life & Healthcare(DH)
事業戦略
医療・ヘルスケアおよび生活資材での
高付加価値製品の拡充および新分野への挑戦
計数計画(億円) 2022年3月期計画
400 50
売上高 287億円 37億円増収(15%増)
40
300 営業利益 25億円 7億円増益(35%増)
30
200 重点分野
20
1.医療
100
10
0 0 2.食品包材
2019年3月期 2022年3月期
売上高 営業利益
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 34
5/14PM更新Ⅱ Daily Life & Healthcare(DH)
Daily Life & Healthcare(DH)
重点分野① 医療用
市場分析:全世界で年7%の伸び、500億円強の市場になる見込み
市場動向(予測) 医療用コンパウンド・フィルム売上高
医療用透析回路材料市場
(億円)
世界市場規模 当社シェア (%)
(億円)
600 100
546 80
550 80 71
500
60
440 59
450 60
40
400
13 14 20
350
300 0 40 64
2019年3月期 2022年3月期 当社調べ
49
20
施策
・透析回路市場への更なる拡販 10 7
(日系は拡販、非日系に参入) 0
・高付加価値製品の採用増 2019年3月期 2022年3月期
(ゴム代替TPE製品の拡販)
・新規分野フイルム製品の拡販 日本 海外
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 35
5/14PM更新 Ⅱ Daily Life & Healthcare(DH)
Daily Life & Healthcare(DH)
重点分野② 食品包材
市場動向(予測) 食品包材売上高
日本の業務用ラップ市場
(食品用途ストレッチ・シュリンクフィルム)
食品加工包材市場(国内) 当社シェア
(%) (億円)
(億円) 130
300 市場伸び 横ばい 50
140
264 264 40
115
30 120 15
250 12 115
20 100
21 103
18 10
80
200 0
2019年3月期 2022年3月期 当社調べ 60
40
施策
20
・食品パックセンター向け商材拡充 0
・家庭向け小巻ラップ拡販 2019年3月期 2022年3月期
・業務用ラップの海外需要の取り込み 日本 海外
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 36
5/14PM更新 Ⅲ Electronics (EL)
事業戦略
電線分野での快適な暮らしを支えるインフラへの貢献
光学分野での未来を創造するオンリーワン製品の開発
計数計画(億円) 2022年3月期計画
400 50
売上高 255億円 43億円増収(20%増)
40
300 営業利益 17億円 13億円増益(325%増)
30
200 重点分野
20
1.電力・通信インフラ
100
10
2.自動車周辺インフラ
0 0
2019年3月期 2022年3月期 3. 光学フイルム
売上高 営業利益
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 37
5/14PM更新 Ⅲ Electronics (EL)
重点分野① 電力・通信インフラ
市場動向(予測) 電線用コンパウンド売上高
ASEAN電力需要
(TWh/年)
(億円)
1,400
1,200 150
1,022 126
1,000 868 110
800
100
600 67
2019年3月期 2022年3月期
56
当社調べ
50
施策
54 59
・電力通信電線へグローバル拡販 0
・ASEANを中心とした電力需要増の確実な取込み 2019年3月期 2022年3月期
・日本は、高品質・安定供給によりシェアアップを図る 日本 海外
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 38
Ⅲ Electronics (EL)
重点分野② 自動車周辺インフラ
市場動向(予測)
EV/PHV生産台数 充電・センサーケーブル用コンパウンド売上高
EV/PHV生産台数
(万台) (億円)
410 20
500
400
300 248
200
100
0
2019年3月期 2022年3月期 10
13
中国 米国 その他
当社調べ
施策
4
・電気自動車・自動運転で需要が伸びる充電・ 0
センサーケーブル用TPE製品を日本で拡販する 2019年3月期 2022年3月期
・中国・米国市場に横展開、拡販する
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 39
Ⅲ Electronics (EL)
重点分野③ 光学フィルム(1)
市場動向(予測) ターゲット例
世界タッチパネルカバー市場全体
◆車載用ディスプレイ
(億円)
1,630
1,610
1,610
1,590 1,560
1,570
1,550
2018年 2021年
◆産業用ディスプレイ
ターゲット市場: 非モバイル(車載・産業用)
(億円) 差別化製品開発
年+7%成長と推定 296
300 (例)高機能3Dグレード
250 235 AG、AR、遮熱、耐候/耐光性
200
2018年 2021年
出典:富士キメラ、富士経済、エンプラネット
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 40
Ⅲ Electronics (EL)
Electronics (EL)
重点分野③ 光学フィルム(2)
施策 光学フィルム売上高
・モバイル:海外をメインとした大型案件の獲得
・非モバイル:売上から利益重視へのシフト
①車載ディスプレイ市場への参入 (億円)
②産業用途(サイネージ、業務・医療等)の拡販
30
32
20
産学共同推進
10 14
・科学技術振興機構(JST)のA-STEP
0
「産学共同フェーズ:シーズ育成タイプFS」採択
2019年3月期 2022年3月期
・2018年10月1日から実施中
・車載・産業市場でのオンリーワン製品上市に拍車
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 41
Ⅳ Building & Construction(BC)
事業戦略
建装材分野にて機能的で環境に優しく
美しい空間部材の提供
計数計画(億円) 2022年3月期計画
400 50
売上高 241億円 38億円増収(19%増)
40
300 営業利益 8億円 3億円増益(60%増)
30
200 重点分野
20
1.インテリア
100
10
0 0 2.住宅・建築資材
2019年3月期 2022年3月期
売上高 営業利益
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 42
Ⅳ Building & Construction(BC)
Building & Construction
重点分野① インテリア
市場動向(予測) インテリアフィルム売上高
日本・北米インテリアフィルム市場
(億円) 日本 北米 当社シェア (%) (億円)
500 50 120
400 385 398 40
96
300 30 100
200 20
81
100 21 24 10
80
0 0 60
2019年3月期 2022年3月期
当社調べ
40
施策
20
・デザイン子会社を駆使した高意匠製品の提案
・環境対応、新機能付加 0
日本 水廻り分野への拡販 2019年3月期 2022年3月期
北米 商業施設等の新分野への拡販 日本 北米
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 43
Ⅳ Building & Construction(BC)
Building & Construction
重点分野② 住宅・建築資材
市場動向(予測) 住宅・建築資材コンパウンド売上高
日本の住宅建築資材コンパウンド (億円)
(億円)
150 100
90
80 75
100
135 144 70 69
60
50 50
2019年3月期 2022年3月期
当社調べ 40
30
施策
20
・高機能、環境対応、成型性により 10
日本 住宅はZEH推進 0
非住宅はホテル等の新設需要増に対して拡販 2019年3月期 2022年3月期
北米 硬質PVCコンパウンドの拡販 日本 北米
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 44
設備投資
3年間での設備投資合計 予測:145億円 単位:億円 ※メンテナンスを含む。
減価 研究
年度 主な設備投資 総額 償却費 開発費
国内エラストマー増設
2020年3月期
(予測)
タイ ITシステム更新
効率化設備投資
35 35 15
タイエラストマー増設
2021年3月期 インドネシア塩ビ増設
(計画) 研究開発センター増築 58 38 16
効率化設備投資
中国塩ビ増設
2022年3月期
(計画)
インドネシア塩ビ増設
効率化設備投資
52 36 16
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 45
2020年3月期 業績予想
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 46
セグメント別動向 2020年3月期 ※前期セグメント数値は監査前
Transportation (TR) Daily Life & Healthcare (DH)
1,500百万円増収 100百万円増益 1,500百万円増収 150百万円増益
前期比4.8%増 前期比3.3%増 前期比6.0%増 前期比8.1%増
○ASEAN・北米での自動車電装用コンパウンドの需要増の ○医療分野でASEANの日系メーカーにおける需要増の
取込み及びASEAN・インド・中国での自動車成形部材 取込み及び高付加価値製品の拡販
コンパウンドの拡販による増収 〇食品包材分野における小巻ラップの拡販による増収
○生産性改善及び数量増による増益 〇数量増と高付加価値製品の拡販による増益
40,000 4,000 40,000 4,000
31,200 32,700
30,000
3,100
3,000 30,000
25,000 26,500 3,000
3,000
20,000 2,000 20,000 2,000
2,000
1,850
10,000 1,000 10,000 1,000
売上高 利益 売上高 利益
0 0 0 0
2019年3月期 2020年3月期(予測)
(百万円) 2019年3月期 2020年3月期(予測) (百万円)
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 47
セグメント別動向 2020年3月期 ※前期セグメント数値は監査前
Electronics (EL) Building & Construction (BC)
1,400百万円増収 440百万円増益 2,800百万円増収 100百万円増益
前期比6.6%増 前期比109.8%増 前期比13.8%増 前期比20.0%増
○ASEANでの電力・通信インフラ用コンパウンドの需要増の
○国内での高意匠インテリアフィルム及び住宅用コンパウン
取込み及び中国での機器内配線フィルムの拡販
ドの拡販
○自動車関連インフラ用コンパウンドの拡販
○北米での硬質PVCコンパウンドの巻き返しによる増収
○光学フィルム大型案件継続及び新用途拡販による増収
〇高付加価値製品の販売増及び生産性改善による増益
〇高付加価値製品の販売増及び生産性改善による増益
40,000 4,000 40,000 4,000
30,000 3,000 30,000 3,000
22,600 23,100
21,200 20,300
20,000 2,000 20,000 2,000
売上高 利益 売上高 利益
10,000 1,000 10,000 1,000
840
500 600
0 400 0 0 0
2019年3月期 2020年3月期(予測)
(百万円) 2019年3月期 2020年3月期(予測) (百万円)
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 48
2020年3月期 連結業績予想
(単位:百万円、円)
科 目 2019年3月期 2020年3月期 伸び率
実績 業績予想 売上高
営業利益
120,000
売上高 97,813 105,000 +7.3% 110,000 10,000
100,000 105,000
97,813
90,000
営業利益 5,761 6,500 +12.8% 80,000
8,000
70,000
6,000
+10.7% 6,500
経常利益 5,869 6,500 60,000
5,761
50,000
4,000
親会社株主に帰属する +20.9% 40,000
当期純利益 3,060 3,700 30,000
20,000 2,000
1株当り利益 47.43 56.95 +20.0% 10,000
0 0
2019年3月期 2020年3月期
(実績) (業績予想)
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2020年3月期(予想)営業利益 増減要因分析
7,000
生産性の改善
光学分野の高付加価値製品の拡販
6,500
99
204
販売数量の増加
6,000
436
6,500
5,500
5,761
739百万円の増益
単位:百万円
5,000
2019年3月期 2020年3月期
(実績) (予想)
すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して 50
株主還元 ∼配当金∼
(円)
年間配当性向 純資産配当率
中間 期末 通期 (連結) (%)
2017年3月期 5.00 6.00 11.00 24.0 1.6
2018年3月期 6.00 6.00 12.00 28.8 1.6
2019年3月期 6.00 8.00 14.00 29.5 1.9
2020年3月期
(予想)
8.00 8.00 16.00 28.1 -
連結配当性向30%程度を一つの目途とした上で、
配当方針
今後の事業投資・自己資本の充実等も勘案し、安定的な配当を行う
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経理部 髙見
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