4220 リケンテクノス 2019-05-07 15:00:00
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月7日
上 場 会 社 名 リケンテクノス株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4220 URL https://www.rikentechnos.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 (氏名) 常盤 和明
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名) 高見 亮一 (TEL) 03-5297-1650
定時株主総会開催予定日 2019年6月21日 配当支払開始予定日 2019年6月24日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月21日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期の連結業績(2018年4月1日~2019年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 97,813 3.4 5,761 6.7 5,869 8.5 3,060 20.6
2018年3月期 94,601 7.1 5,399 △7.9 5,410 △7.3 2,538 △6.6
(注) 包括利益 2019年3月期 3,198百万円( △28.0%) 2018年3月期 4,444百万円( △5.8%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2019年3月期 47.43 45.93 6.4 6.3 5.9
2018年3月期 41.64 38.12 5.7 6.0 5.7
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 -百万円 2018年3月期 -百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年3月期 95,207 56,478 51.4 753.31
2018年3月期 91,866 54,854 51.4 735.85
(参考) 自己資本 2019年3月期 48,942百万円 2018年3月期 47,173百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 7,317 △3,232 △1,562 17,036
2018年3月期 5,671 △3,621 △1,866 14,655
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2018年3月期 - 6.00 - 6.00 12.00 754 28.8 1.6
2019年3月期 - 6.00 - 8.00 14.00 906 29.5 1.9
2020年3月期(予想)
- 8.00 - 8.00 16.00 28.1
※配当金の総額には、株式給付信託(従業員持株会処分型及び株式報酬制度「株式給付信託(BBT=Board
Benefit Trust)」)導入において設定した信託口(信託E口)が保有する自己株式に対する配当金8百万円は
含まれておりません。
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 50,000 5.8 2,800 3.5 2,800 0.8 1,300 △19.1 20.01
通 期 105,000 7.3 6,500 12.8 6,500 10.7 3,700 20.9 56.95
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、13ページ「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」をご覧ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 66,113,819株 2018年3月期 66,113,819株
② 期末自己株式数 2019年3月期 1,144,315株 2018年3月期 2,005,873株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 64,534,937株 2018年3月期 60,956,444株
(注)1株当たり当期純利益(連結)の算定の基礎となる株式数について、23ページ「1株当たり情報」をご覧くだ
さい。
(参考) 個別業績の概要
1.2019年3月期の個別業績(2018年4月1日~2019年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 42,769 4.7 1,815 35.0 3,614 17.1 3,054 20.2
2018年3月期 40,843 7.6 1,344 32.4 3,085 25.1 2,541 24.4
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2019年3月期 47.33 45.84
2018年3月期 41.69 38.17
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年3月期 63,113 45,051 71.4 693.42
2018年3月期 61,525 42,976 69.9 670.38
(参考) 自己資本
2019年3月期 45,051百万円 2018年3月期 42,976百万円
2.2020年3月期の個別業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
売上高 経常利益 当期純利益 1株当たり当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 21,000 △0.9 1,300 △12.1 1,000 △29.9 15.39
通 期 44,000 2.9 3,700 2.4 3,000 △1.8 46.18
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績
予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料4ページ「1.経営
成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
(日付の表示方法の変更)
「2019年3月期 決算短信」より日付の表示方法を和暦表示から西暦表示に変更しております。
リケンテクノス株式会社(4220) 2019年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 4
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 ………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 5
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 14
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ………………………………………… 14
(追加情報) ………………………………………………………………………………………… 17
(連結貸借対照表関係) …………………………………………………………………………… 18
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………… 19
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………… 24
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………… 24
4.個別財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 25
(1)貸借対照表 ……………………………………………………………………………………… 25
(2)損益計算書 ……………………………………………………………………………………… 27
(3)株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………… 28
(4)個別財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………… 30
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 30
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リケンテクノス株式会社(4220) 2019年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、設備投資が増加し雇用所得環境も改善したこともあり、引き続き緩やか
な景気回復傾向が見られました。
海外では、米国経済は個人消費や民間設備投資を中心に堅調を維持し、欧州経済は内需を中心に底堅く推移いた
しました。中国経済は、米中貿易摩擦などの影響もあり緩やかな減速傾向となりました。
このような環境の中、当社グループは3ヵ年中期経営計画の最終年度を迎え様々な取り組みを行ってまいりまし
た。製造面では、ASEANでの旺盛な需要に対応すべくタイ国現地法人およびインドネシア国現地法人で増設を行い、
今後さらに市場の伸びが期待されるベトナム国と米国において合理化設備を増設いたしました。また、販売面で
は、中国における自動車市場へのマーケティングを強化し、未開拓地域への進出の足掛かりとしてインド国に販売
会社を設立いたしました。このようにグローバルな視点で顧客のニーズをきめ細かく確実に捉え、業績の向上に努
めてまいりました。
その結果、売上高は97,813百万円、前連結会計年度比(以下「前年同期比」)3.4%増加、営業利益は5,761百万円
(前年同期比6.7%増加)、経常利益は5,869百万円(前年同期比8.5%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は
3,060百万円(前年同期比20.6%増加)となりました。なお、売上高につきましては、過去最高、経常利益および親
会社株主に帰属する当期純利益につきましては、最高益を更新いたしました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① コンパウンド事業
国内のコンパウンド事業のうち、塩ビコンパウンドは、電線市場を中心とした首都圏再開発案件の取り込みお
よび拡販により増収となりました。エラストマーコンパウンドは、自動車市場および電線市場での拡販により、
増収となりました。
海外のコンパウンド事業のうち、米国現地法人では自動車市場および電線市場で低調に推移いたしましたが、
中国現地法人では電線市場を中心に、またタイ国現地法人では自動車市場を中心に、売上を伸ばしました。イン
ドネシア国現地法人では、自動車市場および電線市場で売上を伸ばし、海外全体としては増収となりました。
利益面につきましては、生産性改善および販売数量増加により、増益となりました。
その結果、売上高は67,967百万円(前年同期比2.5%増加)、セグメント利益は5,215百万円(前年同期比2.1%増
加)となりました。
② フイルム事業
国内のフイルム事業のうち、建装材市場の住宅分野では、新築住宅着工件数は横ばいで推移いたしましたが、
顧客の輸出取り扱いの増加もあり増収となりました。一方、非住宅分野では、オフィスビル、ホテル、公共施設
等の新設およびリニューアル等の需要は好調に推移いたしましたが、在庫調整の影響もあり、減収となりまし
た。新市場の光学分野では、大型案件の量産化および新用途への拡販により、増収となりました。
輸出は、電線市場では、アジアで非日系顧客向け自動車用製品が堅調に推移し増収となりましたが、建装材市
場では、北米・欧州向けが前年を下回り減収となり、輸出全体としては減収となりました。
利益面につきましては、光学分野での損失が大幅に改善いたしましたが、全体として黒字化するには至りませ
んでした。
その結果、売上高は14,355百万円(前年同期比9.9%増加)、セグメント損失は53百万円(前年同期は239百万円
の損失)となりました。
③ 食品包材事業
国内の食品包材事業のうち、外食産業および家庭向け小巻ラップは拡販が進み、増収となりました。一方、業
務用ラップは食品スーパーでの鮮魚部門の落ち込みに伴い減収となり、全体として売上は横ばいとなりました。
中国現地法人は、業務用ラップの拡販が進み、増収となりました。
利益面につきましては、原材料価格の改定に伴う製品価格調整の遅れの影響もあり、減益となりました。
その結果、売上高は11,523百万円(前年同期比0.4%増加)、セグメント利益は671百万円(前年同期比15.1%減
少)となりました。
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リケンテクノス株式会社(4220) 2019年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末における総資産は、売掛金等の流動資産が4,425百万円増加し、有形固定資産等の固定資産が
1,083百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ3,341百万円増加し、95,207百万円となりました。
負債は、支払手形及び買掛金等の流動負債が3,156百万円増加、社債及び長期借入金等の固定負債が1,439百万
円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,717百万円増加し、38,729百万円となりました。
純資産は、利益剰余金等の株主資本が2,699百万円増加し、その他有価証券評価差額金等のその他の包括利益累
計額が931百万円減少、非支配株主持分が144百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,624百万円
増加し、56,478百万円となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ2,380百万円
増加し、17,036百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得られた資金は、前連結会計年度に比べ1,646百万円増加し、7,317百万円でした。その主な
内容は、税金等調整前当期純利益6,135百万円、減価償却費3,657百万円等による資金の増加、たな卸資産の増加
783百万円、法人税等の支払1,467百万円等による資金の減少であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の支出は、前連結会計年度に比べ389百万円減少し、3,232百万円でした。その主な内容は、
有形固定資産の取得による支出3,610百万円、無形固定資産の取得による支出212百万円、投資有価証券の売却に
よる収入302百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の支出は、前連結会計年度に比べ304百万円減少し、1,562百万円でした。その主な内容は、
短期借入金の増加による収入1,036百万円、長期借入金の返済による支出565百万円、配当金の支払額(非支配株主
への配当を含む)1,989百万円等による資金の支払であります。
(参考) キャッシュ・フロー指標のトレンド
2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
自己資本比率(%) 45.8 47.7 47.5 51.4 51.4
時価ベースの自己資本比率
30.4 27.6 34.9 35.4 30.9
(%)
キャッシュ・フロー対有利子
3.3 1.6 2.4 2.2 1.9
負債比率(年)
インタレスト・カバレッジ・
47.7 59.7 50.9 30.8 34.5
レシオ(倍)
(注) 自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1) いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
(注2) 株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
(注3) キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを使用しております。
(注4) 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利息を支払っている全ての負債を対象と
しております。
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リケンテクノス株式会社(4220) 2019年3月期 決算短信
(4)今後の見通し
次期連結会計年度からは、新3ヵ年中期経営計画を開始いたします。経営方針を「More Value to All 2021
共に生み出せ!さらなる価値を!」とし、すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指
してまいります。
これまで以上に変化のスピードが加速していく市場のニーズを的確にとらえるため、次期連結会計年度より従
来の「コンパウンド」「フイルム」「食品包材」の製品別セグメントから、以下の4つの市場別セグメントに変
更いたします。製品にとらわれず市場別にグローバル戦略を構築することで、より的確に市場ニーズに応えてま
いります。
セ グ メ ン ト 名
事 業 戦 略
[ 市 場 ]
トランスポーテーション アジア・北米市場で圧倒的な存在感の確立
[自動車、鉄道、船舶市場等] 主に自動車分野の機能部品の販売強化
デイリーライフ&ヘルスケア
医療・ヘルスケアおよび生活資材での高付加価値製品の拡充
[医 療、 生 活 資 材、 食 品 包 材 市 場
および新分野への挑戦
等]
エレクトロニクス
電線分野での快適な暮らしを支える情報インフラへの貢献
[エネルギー、情報通信、IT機器市
光学分野での未来を創造するオンリーワン製品の開発
場等]
ビルディング&コンストラクション
[住宅、ビル、建設資材、土木市場 建装材分野にて機能的で環境に優しく美しい空間部材の提供
等]
新3ヵ年中期経営計画では、以下5つの主要課題に取り組んでまいります。
①「グローバル経営の深化とシナジー」
すべての部門がグローバル経営に関わることで海外拠点の経営のレベルをさらに深めてまいります。同時に、
各拠点の連携を一層強固なものにしグローバルにシナジーを発揮させてまいります。
②「戦略思考による収益力向上」
戦略思考にこだわり効率的に利益を向上させ、高付加価値製品の販売を強化することで、ROS7%,ROE
8%を目指してまいります。
③「効率を極めた生産体制の実現」
さらなる生産効率化を目指し、グローバルでのものづくりを強化することで競争力を高めてまいります。
④「サステナブルな社会への貢献」
地球環境が大きく変化していく中、持続可能な社会を作り出すことは、企業としての使命であり、当社グルー
プは、あらゆる側面でサステナブルな社会へ貢献してまいります。
⑤「人材育成とガバナンス重視の経営による企業体質の強化」
「人の成長こそ、企業の成長」であり、グローバルに活躍できる人材の育成を目指してまいります。また、グ
ループガバナンスを強化し、グループシナジーを活かすことで、あらゆるステークホルダーに配慮した持続可能
な企業経営を実現してまいります。
今後、ますますグローバルに競争が激化する中、新3ヵ年中期経営計画の完遂に向けてリケンテクノスグルー
プの全社員が一丸となって邁進してまいります。
これらにより、次期連結会計年度(2020年3月期)の売上高は105,000百万円、営業利益は6,500百万円、経常
利益は6,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は3,700百万円を見込んでおります。
(5)継続企業の前提に関する重要事象等
該当事項はありません。
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リケンテクノス株式会社(4220) 2019年3月期 決算短信
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、国内の同業他社との比較可能性を確保するため、会計基準につきましては日本基準を適用してお
ります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 14,790,082 17,550,326
受取手形及び売掛金 25,200,204 26,020,053
商品及び製品 6,343,924 6,918,874
仕掛品 650,566 785,762
原材料及び貯蔵品 5,195,751 5,222,601
その他 1,316,124 1,408,509
貸倒引当金 △112,531 △96,701
流動資産合計 53,384,121 57,809,424
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 22,990,627 23,783,479
減価償却累計額 △13,185,738 △13,661,099
建物及び構築物(純額) 9,804,889 10,122,379
機械装置及び運搬具 49,545,762 51,070,338
減価償却累計額 △40,319,412 △41,526,892
機械装置及び運搬具(純額) 9,226,349 9,543,445
土地 6,458,132 6,409,088
リース資産 395,278 413,901
減価償却累計額 △366,531 △377,795
リース資産(純額) 28,746 36,105
建設仮勘定 1,336,417 699,155
その他 5,710,286 5,903,207
減価償却累計額 △4,969,008 △5,200,613
その他(純額) 741,278 702,593
有形固定資産合計 27,595,814 27,512,767
無形固定資産
のれん 291,959 100,221
リース資産 11,995 7,998
その他 2,147,153 1,696,276
無形固定資産合計 2,451,107 1,804,497
投資その他の資産
投資有価証券 6,571,580 5,734,433
長期貸付金 54,286 48,255
退職給付に係る資産 563,405 565,739
繰延税金資産 443,347 421,434
その他 806,311 1,315,119
貸倒引当金 △3,770 △3,770
投資その他の資産合計 8,435,162 8,081,213
固定資産合計 38,482,084 37,398,478
資産合計 91,866,206 95,207,902
-6-
リケンテクノス株式会社(4220) 2019年3月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 17,727,414 18,306,323
短期借入金 6,490,266 8,144,431
1年内返済予定の長期借入金 443,906 712,703
1年内償還予定の社債 - 800,000
リース債務 11,739 15,572
未払法人税等 569,420 712,389
賞与引当金 656,720 677,135
役員賞与引当金 70,422 103,007
その他 2,850,672 2,505,573
流動負債合計 28,820,563 31,977,136
固定負債
社債 1,170,000 -
長期借入金 4,396,471 4,120,063
リース債務 29,452 30,691
繰延税金負債 1,021,590 944,178
役員退職慰労引当金 - 141,291
役員株式給付引当金 93,575 158,100
退職給付に係る負債 1,116,690 959,810
資産除去債務 314,607 323,044
その他 49,054 75,117
固定負債合計 8,191,441 6,752,298
負債合計 37,012,004 38,729,434
純資産の部
株主資本
資本金 8,514,018 8,514,018
資本剰余金 7,297,981 7,371,821
利益剰余金 28,937,991 31,223,798
自己株式 △828,559 △488,720
株主資本合計 43,921,432 46,620,918
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,219,427 2,571,083
為替換算調整勘定 442,192 44,410
退職給付に係る調整累計額 △409,332 △294,312
その他の包括利益累計額合計 3,252,287 2,321,182
非支配株主持分 7,680,481 7,536,367
純資産合計 54,854,201 56,478,468
負債純資産合計 91,866,206 95,207,902
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 94,601,133 97,813,960
売上原価 77,338,818 80,072,066
売上総利益 17,262,315 17,741,893
販売費及び一般管理費 11,863,007 11,980,097
営業利益 5,399,307 5,761,796
営業外収益
受取利息 27,951 39,452
受取配当金 130,168 150,972
為替差益 - 9,504
その他 131,819 158,709
営業外収益合計 289,939 358,638
営業外費用
支払利息 183,078 216,402
為替差損 74,337 -
その他 21,395 34,515
営業外費用合計 278,811 250,918
経常利益 5,410,435 5,869,515
特別利益
固定資産売却益 5,899 5,253
投資有価証券売却益 98,096 292,203
負ののれん発生益 - 19,487
特別利益合計 103,996 316,944
特別損失
固定資産売却損 13,247 1,742
固定資産除却損 31,658 23,616
投資有価証券売却損 3,000 -
環境対策費 - 25,587
特別損失合計 47,905 50,946
税金等調整前当期純利益 5,466,525 6,135,514
法人税、住民税及び事業税 1,705,974 1,708,244
法人税等調整額 △161,966 55,860
法人税等合計 1,544,008 1,764,104
当期純利益 3,922,517 4,371,409
非支配株主に帰属する当期純利益 1,384,395 1,310,487
親会社株主に帰属する当期純利益 2,538,121 3,060,922
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連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益 3,922,517 4,371,409
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 433,796 △648,969
為替換算調整勘定 △34,140 △638,621
退職給付に係る調整額 122,357 115,020
その他の包括利益合計 522,013 △1,172,570
包括利益 4,444,530 3,198,839
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,029,549 2,129,817
非支配株主に係る包括利益 1,414,980 1,069,021
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リケンテクノス株式会社(4220) 2019年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 8,514,018 6,670,465 27,137,248 △3,108,532 39,213,200
当期変動額
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 55,571 55,571
変動
剰余金の配当 △718,511 △718,511
親会社株主に帰属す
2,538,121 2,538,121
る当期純利益
自己株式の取得 △137,692 △137,692
自己株式の処分 571,944 2,417,665 2,989,610
その他 △18,867 △18,867
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - 627,515 1,800,743 2,279,973 4,708,231
当期末残高 8,514,018 7,297,981 28,937,991 △828,559 43,921,432
その他の包括利益累計額
その他有価証券 為替換算 退職給付に係る その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
評価差額金 調整勘定 調整累計額 累計額合計
当期首残高 2,785,333 502,996 △527,469 2,760,859 7,222,277 49,196,337
当期変動額
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 55,571
変動
剰余金の配当 △718,511
親会社株主に帰属す
2,538,121
る当期純利益
自己株式の取得 △137,692
自己株式の処分 2,989,610
その他 △18,867
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 434,093 △60,803 118,137 491,427 458,204 949,631
額)
当期変動額合計 434,093 △60,803 118,137 491,427 458,204 5,657,863
当期末残高 3,219,427 442,192 △409,332 3,252,287 7,680,481 54,854,201
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リケンテクノス株式会社(4220) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 8,514,018 7,297,981 28,937,991 △828,559 43,921,432
当期変動額
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 -
変動
剰余金の配当 △771,686 △771,686
親会社株主に帰属す
3,060,922 3,060,922
る当期純利益
自己株式の取得 △215 △215
自己株式の処分 69,246 340,053 409,300
その他 4,593 △3,428 1,164
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - 73,840 2,285,807 339,838 2,699,486
当期末残高 8,514,018 7,371,821 31,223,798 △488,720 46,620,918
その他の包括利益累計額
その他有価証券 為替換算 退職給付に係る その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
評価差額金 調整勘定 調整累計額 累計額合計
当期首残高 3,219,427 442,192 △409,332 3,252,287 7,680,481 54,854,201
当期変動額
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 -
変動
剰余金の配当 △771,686
親会社株主に帰属す
3,060,922
る当期純利益
自己株式の取得 △215
自己株式の処分 409,300
その他 1,164
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △648,343 △397,781 115,020 △931,104 △144,114 △1,075,218
額)
当期変動額合計 △648,343 △397,781 115,020 △931,104 △144,114 1,624,267
当期末残高 2,571,083 44,410 △294,312 2,321,182 7,536,367 56,478,468
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 5,466,525 6,135,514
減価償却費 3,434,252 3,657,027
のれん償却額 191,577 199,201
負ののれん発生益 - △19,487
賞与引当金の増減額(△は減少) 33,146 21,477
役員賞与引当金の増減額(△は減少) 7,322 32,584
貸倒引当金の増減額(△は減少) △16,975 △10,978
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △48,175 △136,041
役員株式給付引当金の増減額(△は減少) 76,164 64,525
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) - 775
受取利息及び受取配当金 △158,119 △190,424
支払利息 183,078 216,402
投資有価証券売却損益(△は益) △95,096 △292,203
有形固定資産売却損益(△は益) 7,347 △3,511
固定資産除却損 31,658 23,616
売上債権の増減額(△は増加) △1,460,571 △407,027
たな卸資産の増減額(△は増加) △1,074,829 △783,689
仕入債務の増減額(△は減少) 836,017 290,318
未払消費税等の増減額(△は減少) △203,006 140,797
その他 △124,997 △130,550
小計 7,085,319 8,808,326
利息及び配当金の受取額 156,546 188,996
利息の支払額 △184,213 △211,962
法人税等の支払額 △1,386,099 △1,467,653
営業活動によるキャッシュ・フロー 5,671,553 7,317,707
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △243,532 △27,768
定期預金の払戻による収入 242,057 134,732
有形固定資産の取得による支出 △3,421,810 △3,610,130
有形固定資産の売却による収入 13,838 9,904
無形固定資産の取得による支出 △154,343 △212,510
投資有価証券の取得による支出 △676 △986
投資有価証券の売却による収入 193,772 302,650
貸付けによる支出 △1,000 -
貸付金の回収による収入 5,108 3,043
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
- △83,041
る支出
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
- 235,764
る収入
その他 △255,411 15,390
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,621,996 △3,232,951
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △70,228 1,036,900
長期借入れによる収入 - 100,000
長期借入金の返済による支出 △313,307 △565,248
社債の償還による支出 - △130,000
リース債務の返済による支出 △18,967 △13,875
自己株式の売却による収入 161,923 -
自己株式の取得による支出 △196 △215
配当金の支払額 △716,911 △770,008
非支配株主への配当金の支払額 △909,264 △1,219,954
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,866,952 △1,562,401
現金及び現金同等物に係る換算差額 103,487 △142,195
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 286,091 2,380,158
現金及び現金同等物の期首残高 14,369,863 14,655,955
現金及び現金同等物の期末残高 14,655,955 17,036,114
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1 連結の範囲に関する事項
(イ)連結子会社の数 23社
子会社は全て連結の範囲に含めております。
株式会社アイエムアイ及び株式会社エムディーエルは、2018年10月1日に株式を取得したことに伴い、また、
RIKEN TECHNOS INDIA PVT. LTD.は、新規設立に伴い、当連結会計年度より連結の範囲に含めております。なお、前
連結会計年度において連結子会社でありましたRIKEN TECHNOS INTERNATIONAL (THAILAND) CO., LTDは、清算したた
め、当連結会計年度より連結の範囲から除外しております。
(ロ)非連結子会社はありません。
2 持分法の適用に関する事項
関連会社はありません。
3 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日が連結決算日と異なる会社は次のとおりであります。
会社名 決算日
リケンケーブルテクノロジー株式会社 12月31日 ※1
株式会社協栄樹脂製作所 12月31日 ※1
リケンテクノスインターナショナル株式会社 12月31日 ※1
リケンケミカルプロダクツ株式会社 12月31日 ※1
リケンファブロ株式会社 12月31日 ※1
株式会社アイエムアイ 12月31日 ※1
株式会社エムディーエル 12月31日 ※1
RIKEN (THAILAND) CO., LTD. 12月31日 ※1
RIKEN ELASTOMERS (THAILAND) CO., LTD. 12月31日 ※1
PT. RIKEN INDONESIA 12月31日 ※1
上海理研塑料有限公司 12月31日 ※1
理研食品包装(江蘇)有限公司 12月31日 ※1
理元(上海)貿易有限公司 12月31日 ※1
RIKEN TECHNOS INTERNATIONAL PTE. LTD. 12月31日 ※1
RIKEN TECHNOS INTERNATIONAL KOREA CORPORATION 12月31日 ※1
RIKEN VIETNAM CO., LTD. 12月31日 ※1
RIKEN TECHNOS INTERNATIONAL VIETNAM CO., LTD. 12月31日 ※1
RIKEN TECHNOS INDIA PVT. LTD. 12月31日 ※1
RIKEN U.S.A. CORPORATION 12月31日 ※1
RIMTEC MANUFACTURING CORPORATION 12月31日 ※1
RIKEN ELASTOMERS CORPORATION 12月31日 ※1
RIKEN AMERICAS CORPORATION 12月31日 ※1
RIKEN TECHNOS EUROPE B.V 12月31日 ※1
※1 連結子会社の決算日現在の財務諸表を使用しております。ただし、連結決算日との間に生じた重要な取引につ
いては連結上必要な調整を行っております。
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4 会計方針に関する事項
(イ)重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
(1) 満期保有目的の債券
償却原価法(定額法)
(2) その他有価証券
時価のあるもの
決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均
法により算定)
時価のないもの
移動平均法による原価法
② デリバティブ
時価法
③ たな卸資産
提出会社及び国内連結子会社は、主として移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿
価切下げの方法により算定)を採用しております。又、在外連結子会社は、主として総平均法に基づく低価法を採
用しております。
(ロ)重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
提出会社及び国内連結子会社は、主として定率法を採用しております。ただし、1998年4月1日以降に取得し
た建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法
を採用しております。又、在外連結子会社は、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物及び構築物 3~47年
機械装置及び運搬具 4~10年
② 無形固定資産(リース資産を除く)
提出会社及び国内連結子会社は、定額法を採用しております。
なお、主として、自社利用のソフトウェアについては、社内における見込利用可能期間(5年)に基づく定額法
を採用しております。
③ リース資産
提出会社及び国内連結子会社は、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しておりま
す。
(ハ)重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の
債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員賞与の支給に備えるため、主として支給見込額に基づき当連結会計年度に負担すべき金額を計上してお
ります。
③ 役員賞与引当金
提出会社は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び執行役員に支給する賞与の支払に充てるため、
支給見込額に基づき当連結会計年度に負担すべき金額を計上しております。
④ 役員退職慰労引当金
一部の連結子会社は、役員の退職慰労金の支給に充てるため、内規に基づく期末要支給額を計上しておりま
す。
⑤ 役員株式給付引当金
提出会社は、取締役及び執行役員への当社株式の給付等に備えるため、当連結会計年度末における株式給付債
務の見込額に基づき計上しております。
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(ニ)退職給付に係る会計処理の方法
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、
給付算定式基準によっております。
② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用については、その発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(13年)による定額
法により費用処理しております。
数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数
(13年)に基づく定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。
③ 未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の会計処理方法
未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用については、税効果を調整の上、純資産の部におけるその他
の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。
④ 小規模企業等における簡便法の採用
一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額
を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
(ホ)重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
為替予約を付した外貨建金銭債権等について、振当処理を採用しております。また、金利スワップ取引につい
ては、特例処理の要件を満たしている場合には、特例処理によっております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
・ヘッジ手段
為替予約取引及び金利スワップ取引
・ヘッジ対象
製品輸出に係る外貨建売掛金及び借入金利息
③ ヘッジ方針
為替予約取引については、外国為替相場変動リスクをヘッジする目的で実需の範囲内においてのみ実施してお
ります。また、将来予想される金利変動リスクを回避する目的で金利スワップ取引を行っています。なお、収益
確保を目的としたディーリングは実施しないこととしております。
④ ヘッジ有効性評価の方法
振当処理によっている為替予約取引及び特例処理の要件を満たす金利スワップ取引については、有効性の評価
を省略しております。
(ヘ)のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却は、計上後20年以内でその効果の発現する期間にわたって均等償却することとしております。ただ
し、金額が僅少な場合は、発生時に一括償却を行なっております。
(ト)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引出し可能な預金及び容
易に換金可能であり、かつ、価値変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来
する短期投資からなっております。
(チ)その他連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によっております。
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(追加情報)
(従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引)
(1)株式給付信託(BBT)
当社は、2016年6月24日開催の第87回定時株主総会決議に基づき、業務執行をする取締役(監査等委員であ
る取締役を除く。)及び執行役員が、中長期的な業績の向上及び企業価値の増大に貢献する意識を高め、業務
執行をしない取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び監査等委員である取締役が、監督または監査を
通じた中長期的な企業価値の増大に貢献することを目的として、新たな株式報酬制度「株式給付信託(BB
T)」を2016年9月14日より導入しております。
①取引の概要
当社グループは、あらかじめ定めた役員株式給付規程に基づき、取締役等(取締役及び執行役員)に対しポ
イントを付与し、退任時に受益者要件を満たした者に対し、付与されたポイントに相当する当社株式を給付い
たします。給付する株式については、あらかじめ当社が拠出した金銭により信託銀行が将来給付分も含めて第
三者割当による自己株式を譲受し、信託財産として分別管理しております。
②信託に残存する自社の株式
信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己
株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は当連結会計年度206,299千円、467千株で
あります。
③総額法の適用により計上された借入金の帳簿価額
該当事項はありません。
(2)株式給付信託(従業員持株会処分型)
当社は、2017年5月24日開催の取締役会の決議により、従業員の福利厚生の増進及び当社の企業価値向上に
係るインセンティブの付与を目的として、「株式給付信託(従業員持株会処分型)」(以下、「本制度」といいま
す。)を導入しております。
①取引の概要
本制度は、「リケンテクノス従業員投資会」(以下、「持株会」といいます。)に加入するすべての従業員を
対象に、当社株式の株価上昇メリットを還元するインセンティブ・プランです。
信託の設定後5年間にわたり持株会が取得する見込みの当社の当社株式を、本制度の受託者である信託銀行
が予め一括して取得し、持株会の株式取得に際して当社株式を売却していきます。信託終了時までに、信託銀
行が持株会への売却を通じて本信託の信託財産内に株式売却益相当額が累積した場合には、それを残余財産と
して受益者適格要件を充足する当社従業員持株会会員に分配します。また当社は、信託銀行が当社株式を取得
するための借入に対し保証をしているため、信託終了時において、当社株価の下落により当該株式売却損相当
の借入残債がある場合には、保証契約に基づき当社が当該残債を弁済することとなります。
②信託に残存する自社の株式
信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己
株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、当連結会計年度79,750千円、145千株
であります。
③総額法の適用により計上された借入金の帳簿価額
当連結会計年度82,800千円
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(連結貸借対照表関係)
1.裏書手形譲渡高
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
裏書手形譲渡高 1,110千円 2,215千円
※2.当座貸越契約及び借入未実行残高
提出会社及び国内連結子会社は、設備資金の効率的な調達を行うため取引銀行との間に当座貸越契約を締結して
おります。当連結会計年度末の借入未実行残高は以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
当座貸越極度額の総額 11,130,000千円 12,180,000千円
借入実行残高 3,927,500 4,715,000
差引額 7,202,500 7,465,000
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社は本社に市場別のビジネスユニットを置き、各ビジネスユニットは、取り扱う製品について国内および海外の
包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
一方、当社グループの製造部門は、製品の種類によって「コンパウンド」、「フィルム」及び「食品包材」の3つ
に区分されており、この区分による情報は当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取
締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
したがいまして、当社グループの報告セグメントの区分方法は、当社及び子会社を基礎とした製品別を考慮して区
分しており、「コンパウンド」、「フイルム」及び「食品包材」の3つを報告セグメントとしております。
「コンパウンド」はプラスチック成型品の中間原料である主としてペレット状の混合合成樹脂の製造・販売、「フ
イルム」はフィルム状に加工した合成樹脂の原反及びこれに意匠、機能を付与した製品の製造・販売、「食品包材」
は主に食品包装用の薄膜状合成樹脂フィルムの製造・販売であります。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」におけ
る記載と概ね同一であります。
セグメント利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結
その他 調整額 財務諸表
合計
コンパ (注)1 (注)2 計上額
フイルム 食品包材 計 (注)3
ウンド
売上高
(1) 外部顧客への売上 66,279,670 13,064,571 11,481,226 90,825,468 3,775,665 94,601,133 - 94,601,133
高
(2) セグメント間の内
部売上高又は振替 264,688 47,721 387 312,797 816,157 1,128,954 △1,128,954 -
高
計 66,544,358 13,112,293 11,481,613 91,138,265 4,591,822 95,730,087 △1,128,954 94,601,133
セグメント利益又はセ 5,108,885 △239,401 790,795 5,660,279 △43,356 5,616,922 △217,614 5,399,307
グメント損失(△)
セグメント資産 49,360,668 10,205,868 7,633,436 67,199,972 2,867,693 70,067,666 21,798,540 91,866,206
セグメント負債 21,990,229 3,169,321 3,552,892 28,712,443 2,941,623 31,654,067 5,357,937 37,012,004
その他の項目
減価償却費 1,817,923 375,786 298,491 2,492,200 43,123 2,535,323 898,928 3,434,252
のれんの 1,455 - 177,162 178,617 12,960 191,577 - 191,577
償却額
特別利益 4,036 - 573 4,610 - 4,610 99,385 103,996
特別損失 14,183 27,375 1,006 42,565 - 42,565 5,340 47,905
(減損損失) (-) (-) (-) (-) (-) (-) (-) (-)
有形固定資産
及び無形固定 2,125,665 682,628 397,978 3,206,272 60,318 3,266,590 508,658 3,775,249
資産の増加額
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、合成樹脂成型品及び電線の製
造・販売、また商品の仕入・販売であります。
2.セグメント利益又はセグメント損失の調整額は、セグメント間取引消去△217,614千円であります。
セグメント資産の調整額は、セグメント間消去△14,047,556千円、全社資産35,846,097千円であり、全社資
産の主なものは余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券等)及び管理部門に係る資産であ
ります。
セグメント負債の調整額は、セグメント間消去△1,654,998千円、全社負債7,012,936千円であり、全社負債
の主なものは報告セグメントに帰属しない借入金及び管理部門に係る負債であります。
3.セグメント利益又はセグメント損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結
その他 調整額 財務諸表
合計
コンパ (注)1 (注)2 計上額
フイルム 食品包材 計 (注)3
ウンド
売上高
(1) 外部顧客への売上 67,967,748 14,355,223 11,523,247 93,846,218 3,967,741 97,813,960 - 97,813,960
高
(2) セグメント間の内
部売上高又は振替 270,350 54,797 574 325,722 807,359 1,133,081 △1,133,081 -
高
計 68,238,098 14,410,020 11,523,822 94,171,940 4,775,101 98,947,042 △1,133,081 97,813,960
セグメント利益又はセ 5,215,256 △53,355 671,023 5,832,924 117,050 5,949,975 △188,178 5,761,796
グメント損失(△)
セグメント資産 50,705,069 12,088,648 8,139,446 70,933,164 2,198,425 73,131,590 22,076,312 95,207,902
セグメント負債 22,562,308 4,610,705 3,927,500 31,100,514 2,815,593 33,916,108 4,813,326 38,729,434
その他の項目
減価償却費 1,896,570 443,184 335,304 2,675,059 57,151 2,732,211 924,816 3,657,027
のれんの 1,455 7,463 177,162 186,081 13,120 199,201 - 199,201
償却額
特別利益 5,253 19,487 - 24,740 - 24,740 292,203 316,944
特別損失 6,306 4,085 5,330 15,722 12 15,734 35,211 50,946
(減損損失) (-) (-) (-) (-) (-) (-) (-) (-)
有形固定資産
及び無形固定 2,272,494 467,069 291,038 3,030,602 75,625 3,106,228 467,683 3,573,911
資産の増加額
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、合成樹脂成型品及び電線の製
造・販売、また商品の仕入・販売であります。
2.セグメント利益又はセグメント損失の調整額は、セグメント間取引消去△188,178千円であります。
セグメント資産の調整額は、セグメント間消去△14,549,147千円、全社資産36,625,460千円であり、全社資
産の主なものは余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券等)及び管理部門に係る資産であ
ります。
セグメント負債の調整額は、セグメント間消去△1,821,972千円、全社負債6,635,298千円であり、全社負債
の主なものは報告セグメントに帰属しない借入金及び管理部門に係る負債であります。
3.セグメント利益又はセグメント損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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【関連情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:千円)
コンパウンド フイルム 食品包材 その他 合計
外部顧客への売上高 66,279,670 13,064,571 11,481,226 3,775,665 94,601,133
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:千円)
日本 タイ 北米 中国 欧州 その他地域 合計
50,742,459 9,683,817 11,123,981 7,686,700 585,714 14,778,460 94,601,133
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:千円)
日本 タイ 北米 中国 欧州 その他地域 合計
12,490,627 3,703,893 5,490,614 1,822,593 356 4,087,729 27,595,814
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がいないため、記載を省略してお
ります。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:千円)
コンパウンド フイルム 食品包材 その他 合計
外部顧客への売上高 67,967,748 14,355,223 11,523,247 3,967,741 97,813,960
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:千円)
日本 タイ 北米 中国 欧州 その他地域 合計
53,829,576 9,767,345 9,410,740 8,067,799 327,211 16,411,286 97,813,960
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:千円)
日本 タイ 北米 中国 欧州 その他地域 合計
12,670,385 3,908,286 5,362,570 1,637,761 - 3,933,763 27,512,767
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がいないため、記載を省略してお
ります。
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リケンテクノス株式会社(4220) 2019年3月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結
その他 合計 調整額 財務諸表
コンパ 計上額
フイルム 食品包材 計
ウンド
当期末残高 13,095 - 265,744 278,839 13,120 291,959 - 291,959
(注) のれんの償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結
その他 合計 調整額 財務諸表
コンパ 計上額
フイルム 食品包材 計
ウンド
当期末残高 11,640 - 88,581 100,221 - 100,221 - 100,221
(注) のれんの償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
フイルム事業において2018年10月1日を効力発生日として株式会社エムディーエルの全株式を取得し子会社化
致しました。これに伴い当連結会計年度において、19,487千円の負ののれん発生益を計上しております。
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リケンテクノス株式会社(4220) 2019年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産額 735.85円 753.31円
1株当たり当期純利益金額 41.64円 47.43円
潜在株式調整後
38.12円 45.93円
1株当たり当期純利益金額
(注) 1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の
基礎は、以下のとおりです。
(注) 算定上の基礎
1.1株当たり純資産額
前連結会計年度末 当連結会計年度末
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
純資産の部の合計額(千円) 54,854,201 56,478,468
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) 7,680,481 7,536,367
(うち非支配株主持分(千円)) (7,680,481) (7,536,367)
普通株式に係る純資産額(千円) 47,173,719 48,942,100
普通株式の自己株式数(株) 2,005,873 1,144,315
1株当たり純資産額の算定に用いられた普通株式の数(株) 64,107,946 64,969,504
(注) 信託E口が所有する当社株式については、連結財務諸表において自己株式と認識しているため、1株当たり純
資産額の算定に用いられた普通株式の期末株式数は、当該株式の数を控除しております。
2.1株当たり当期純利益金額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 2,538,121 3,060,922
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
2,538,121 3,060,922
(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 60,956,444 64,534,937
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額 - -
(うち支払利息(税額相当額控除後)(千円) - -
普通株式増加数(株) 5,624,077 2,102,673
(うち転換社債型新株予約権付社債(株)) 5,624,077 2,102,673
(うち新株予約権(株)) - -
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当
―
期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式の概要
(注) 信託E口が所有する当社株式については、連結財務諸表において自己株式と認識しているため、1株当たり当
期純利益金額の算定に用いられた普通株式の期中平均株式数は、当該株式の数を控除しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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リケンテクノス株式会社(4220) 2019年3月期 決算短信
4.個別財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 9,215,687 10,831,130
受取手形 3,930,027 3,620,936
売掛金 12,973,035 13,327,538
商品及び製品 1,828,384 2,073,198
仕掛品 359,849 486,914
原材料及び貯蔵品 1,493,900 1,473,304
前払費用 225,377 213,283
短期貸付金 107,156 111,574
その他 1,036,767 1,039,790
貸倒引当金 △84,613 △85,054
流動資産合計 31,085,571 33,092,617
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 3,576,374 3,657,750
機械及び装置 2,296,616 2,369,117
車両運搬具 16,689 14,455
工具、器具及び備品 414,032 389,142
土地 4,525,905 4,525,905
リース資産 16,109 12,476
建設仮勘定 63,532 165,881
有形固定資産合計 10,909,259 11,134,730
無形固定資産
ソフトウエア 1,432,278 934,797
リース資産 2,080 416
その他 14,783 14,846
無形固定資産合計 1,449,143 950,060
投資その他の資産
投資有価証券 6,382,509 5,490,625
関係会社株式 8,037,011 8,232,961
関係会社出資金 2,041,404 2,041,404
従業員に対する長期貸付金 1,542 978
前払年金費用 915,142 969,474
その他 704,959 1,202,436
貸倒引当金 △1,450 △1,450
投資その他の資産合計 18,081,119 17,936,431
固定資産合計 30,439,522 30,021,221
資産合計 61,525,093 63,113,838
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形 1,727,076 1,312,264
買掛金 9,230,683 9,523,636
設備関係支払手形 553,083 298,816
短期借入金 3,050,000 3,050,000
1年内償還予定の社債 - 800,000
リース債務 5,604 4,043
未払金 370,824 356,891
未払費用 636,927 672,680
未払法人税等 193,198 410,126
賞与引当金 533,834 558,671
役員賞与引当金 70,422 103,007
その他 94,785 225,414
流動負債合計 16,466,440 17,315,551
固定負債
社債 1,170,000 -
長期借入金 114,683 82,800
リース債務 12,633 8,698
繰延税金負債 429,469 187,963
役員株式給付引当金 93,575 158,100
退職給付引当金 75,275 90,117
資産除去債務 160,134 166,741
長期未払金 25,970 52,684
固定負債合計 2,081,741 747,108
負債合計 18,548,182 18,062,659
純資産の部
株主資本
資本金 8,514,018 8,514,018
資本剰余金
資本準備金 6,532,977 6,532,977
その他資本剰余金 700,454 769,700
資本剰余金合計 7,233,432 7,302,678
利益剰余金
利益準備金 1,107,369 1,107,369
その他利益剰余金
特別償却準備金 34,563 17,341
固定資産圧縮積立金 211,293 158,564
別途積立金 12,000,000 12,000,000
繰越利益剰余金 11,537,021 13,889,840
利益剰余金合計 24,890,248 27,173,115
自己株式 △828,559 △488,720
株主資本合計 39,809,139 42,501,092
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 3,167,771 2,550,086
評価・換算差額等合計 3,167,771 2,550,086
純資産合計 42,976,911 45,051,178
負債純資産合計 61,525,093 63,113,838
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リケンテクノス株式会社(4220) 2019年3月期 決算短信
(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 40,843,875 42,769,612
売上原価 33,295,990 34,752,189
売上総利益 7,547,885 8,017,423
販売費及び一般管理費 6,203,732 6,202,235
営業利益 1,344,153 1,815,188
営業外収益
受取利息及び配当金 1,785,646 1,690,696
為替差益 - 13,185
その他 216,047 273,418
営業外収益合計 2,001,694 1,977,300
営業外費用
支払利息 17,131 16,902
為替差損 105,053 -
貸与資産減価償却費 127,340 151,134
その他 11,149 10,206
営業外費用合計 260,675 178,242
経常利益 3,085,171 3,614,245
特別利益
固定資産売却益 1,289 -
投資有価証券売却益 98,096 292,203
特別利益合計 99,385 292,203
特別損失
固定資産売却及び除却損 29,910 17,589
関係会社株式評価損 135,857 -
関係会社債権放棄損 - 63,440
投資有価証券売却損 3,000 -
環境対策費 - 25,587
特別損失合計 168,767 106,617
税引前当期純利益 3,015,789 3,799,832
法人税、住民税及び事業税 465,015 723,032
法人税等調整額 9,524 22,246
法人税等合計 474,540 745,278
当期純利益 2,541,249 3,054,554
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リケンテクノス株式会社(4220) 2019年3月期 決算短信
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
その他資本 資本剰余金
資本準備金 利益準備金 特別償却 固定資産
剰余金 合計 別途積立金
準備金 圧縮積立金
当期首残高 8,514,018 6,532,977 128,509 6,661,487 1,107,369 51,845 264,570 12,000,000
当期変動額
剰余金の配当
特別償却準備金の取
△17,281
崩
固定資産圧縮積立金
△53,277
の取崩
当期純利益
自己株式の取得
自己株式の処分 571,944 571,944
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - 571,944 571,944 - △17,281 △53,277 -
当期末残高 8,514,018 6,532,977 700,454 7,233,432 1,107,369 34,563 211,293 12,000,000
株主資本 評価・換算差額等
利益剰余金
その他利益剰 その他 純資産合計
株主資本 評価・換算
余金 利益剰余金 自己株式 有価証券
合計 差額等合計
繰越利益 合計 評価差額金
剰余金
当期首残高 9,643,723 23,067,509 △3,108,532 35,134,483 2,748,917 2,748,917 37,883,401
当期変動額
剰余金の配当 △718,511 △718,511 △718,511 △718,511
特別償却準備金の取
17,281 - - -
崩
固定資産圧縮積立金
53,277 - - -
の取崩
当期純利益 2,541,249 2,541,249 2,541,249 2,541,249
自己株式の取得 △137,692 △137,692 △137,692
自己株式の処分 - - 2,417,665 2,989,610 2,989,610
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 418,854 418,854 418,854
額)
当期変動額合計 1,893,297 1,822,738 2,279,973 4,674,656 418,854 418,854 5,093,510
当期末残高 11,537,021 24,890,248 △828,559 39,809,139 3,167,771 3,167,771 42,976,911
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リケンテクノス株式会社(4220) 2019年3月期 決算短信
当事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
その他資本 資本剰余金
資本準備金 利益準備金 特別償却 固定資産
剰余金 合計 別途積立金
準備金 圧縮積立金
当期首残高 8,514,018 6,532,977 700,454 7,233,432 1,107,369 34,563 211,293 12,000,000
当期変動額
剰余金の配当
特別償却準備金の取
△17,221
崩
固定資産圧縮積立金
△52,729
の取崩
当期純利益
自己株式の取得
自己株式の処分 69,246 69,246
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - 69,246 69,246 - △17,221 △52,729 -
当期末残高 8,514,018 6,532,977 769,700 7,302,678 1,107,369 17,341 158,564 12,000,000
株主資本 評価・換算差額等
利益剰余金
その他利益剰 その他 純資産合計
株主資本 評価・換算
余金 利益剰余金 自己株式 有価証券
合計 差額等合計
繰越利益 合計 評価差額金
剰余金
当期首残高 11,537,021 24,890,248 △828,559 39,809,139 3,167,771 3,167,771 42,976,911
当期変動額
剰余金の配当 △771,686 △771,686 △771,686 △771,686
特別償却準備金の取
17,221 - - -
崩
固定資産圧縮積立金
52,729 - - -
の取崩
当期純利益 3,054,554 3,054,554 3,054,554 3,054,554
自己株式の取得 △215 △215 △215
自己株式の処分 340,053 409,300 409,300
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △617,685 △617,685 △617,685
額)
当期変動額合計 2,352,818 2,282,867 339,838 2,691,952 △617,685 △617,685 2,074,267
当期末残高 13,889,840 27,173,115 △488,720 42,501,092 2,550,086 2,550,086 45,051,178
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リケンテクノス株式会社(4220) 2019年3月期 決算短信
(4)個別財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
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