4218 ニチバン 2020-05-15 14:00:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

                               2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                                             2020年5月15日
上場会社名 ニチバン株式会社                                                                                          上場取引所         東
コード番号 4218    URL https://www.nichiban.co.jp
代表者      (役職名) 代表取締役社長                        (氏名) 高津 敏明
問合せ先責任者 (役職名) 上席執行役員 管理本部長                    (氏名) 遠藤 和彦                                             TEL 03-5978-5601
定時株主総会開催予定日       2020年6月25日                 配当支払開始予定日                                         2020年6月26日
有価証券報告書提出予定日      2020年6月25日
決算補足説明資料作成の有無 :        無
決算説明会開催の有無        :    無 (当社ウェブサイトにて決算説明の動画を開示予定)
                                                                                                                   (百万円未満切捨て)

1. 2020年3月期の連結業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績                                                                                                      (%表示は対前期増減率)
                                                                                                        親会社株主に帰属する当期
                  売上高                          営業利益                            経常利益
                                                                                                            純利益
                 百万円                %          百万円             %               百万円                  %           百万円                %
2020年3月期         44,063        △7.1            2,975      △19.2                3,095         △19.8               1,751        △45.1
2019年3月期         47,417         2.6            3,684      △16.6                3,860         △16.6               3,193          2.0
(注)包括利益 2020年3月期  1,525百万円 (△61.8%) 2019年3月期  3,991百万円 (21.0%)

                                    潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
             1株当たり当期純利益                                                                総資産経常利益率 売上高営業利益率
                                       当期純利益        益率
                               円銭                       円銭                        %                        %                       %
 2020年3月期                   84.54     ―                                          4.8                      5.2                     6.8
 2019年3月期                  154.12     ―                                          9.2                      6.4                     7.8
(参考) 持分法投資損益           2020年3月期 114百万円                 2019年3月期 157百万円

(2) 連結財政状態
                  総資産                           純資産                      自己資本比率                          1株当たり純資産
                               百万円                           百万円                               %                                円銭
 2020年3月期                 59,752                        37,218                               62.3                            1,796.15
 2019年3月期                 60,329                        36,480                               60.5                            1,760.54
(参考) 自己資本        2020年3月期 37,218百万円               2019年3月期 36,480百万円

(3) 連結キャッシュ・フローの状況
            営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー                                          現金及び現金同等物期末残高
                               百万円                           百万円                              百万円                              百万円
 2020年3月期                      5,776                     △1,408                               △916                            11,273
 2019年3月期                      5,584                     △4,743                               △979                             7,822

2. 配当の状況
                                               年間配当金                                               配当金総額        配当性向 純資産配当
               第1四半期末          第2四半期末          第3四半期末          期末                 合計                (合計)         (連結) 率(連結)
                          円銭            円銭              円銭              円銭                  円銭          百万円              %        %
2019年3月期           ―                    0.00      ―                    38.00               38.00         787         24.7         2.2
2020年3月期           ―                    0.00      ―                    33.00               33.00         683         39.0         1.8
2021年3月期(予想)       ―                ―             ―                ―                   ―                         ―

(注)2021年3月期の配当予想については未定としております。今後、業績予想の開示が可能となった段階で、配当予想額を速やかに開示いたします。
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
                                                                           (%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
                                                                                   親会社株主に帰属する 1株当たり当期
                  売上高                  営業利益                        経常利益
                                                                                     当期純利益      純利益
                  百万円        %             百万円         %           百万円         %          百万円        %             円銭
第2四半期(累計)        20,000   △10.3             800    △50.9            850    △49.5            600   △38.3           28.96
   通期           ―         ―           ―            ―           ―           ―          ―           ―           ―
(注)2021年3月期第2四半期(累計)の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染拡大によるインバウンド需要減退の影響などを一定程度織り込んでお
ります。また、2021年3月期の通期の連結業績予想については、現時点では合理的な算定が困難であるため、未定としております。今後、連結業績予想の算定
が可能となった段階で速やかに開示いたします。

※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
     新規 ― 社  (社名)               、  除外   ― 社                                        (社名)

(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
     ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更  : 無
     ② ①以外の会計方針の変更         : 無
     ③ 会計上の見積りの変更          : 有
     ④ 修正再表示               : 無
  (注)詳細は、添付資料 P.16「3.連結財務諸表および主な注記(5)連結財務諸表に関する注記事項(会計上の見積りの変更)」をご覧ください。

(3) 発行済株式数(普通株式)
     ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)               2020年3月期                    20,738,006 株 2019年3月期                  20,738,006 株
     ② 期末自己株式数                         2020年3月期                        16,707 株 2019年3月期                      16,653 株
     ③ 期中平均株式数                         2020年3月期                    20,721,329 株 2019年3月期                  20,721,371 株



(参考)個別業績の概要
2020年3月期の個別業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 個別経営成績                                                                                          (%表示は対前期増減率)
                  売上高                        営業利益                          経常利益                     当期純利益
                 百万円          %               百万円              %           百万円              %        百万円             %
 2020年3月期       42,412      △7.4              2,159        △21.2           2,496     △20.3           1,470        △47.0
 2019年3月期       45,785       1.9              2,739        △23.7           3,133     △20.1           2,776          3.1

                                           潜在株式調整後1株当たり当期純
              1株当たり当期純利益
                                                 利益
                                    円銭                                    円銭
 2020年3月期                          70.95                   ―
 2019年3月期                         133.98                   ―

(2) 個別財政状態
                  総資産                         純資産                     自己資本比率                      1株当たり純資産
                            百万円                            百万円                         %                           円銭
 2020年3月期                47,636                          29,338                      61.6                      1,415.86
 2019年3月期                48,403                          28,765                      59.4                      1,388.22
(参考) 自己資本      2020年3月期 29,338百万円                 2019年3月期 28,765百万円

※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
上記予想は本資料の作成時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があり
ます。上記の業績予想に関する事項は、添付資料P.5「1.経営成績等の概況(5)今後の見通し」をご覧ください。
○添付資料の目次

  1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
   (1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
   (2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 4
   (3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 4
   (4)利益配分に関する基本方針および当期・次期の配当 ……………………………………… 5
   (5)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 5
  2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 5
  3.連結財務諸表および主な注記 ……………………………………………………………………… 6
   (1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 6
   (2)連結損益計算書および連結包括利益計算書 ………………………………………………… 8
   (3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………10
   (4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………12
   (5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………14
     (継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………14
     (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ………………………………………14
     (会計上の見積りの変更) ………………………………………………………………………16
     (セグメント情報等) ……………………………………………………………………………16
     (1株当たり情報) ………………………………………………………………………………19
     (重要な後発事象) ………………………………………………………………………………19
  4.その他 …………………………………………………………………………………………………19
     (役員の異動) ……………………………………………………………………………………19




                          1
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
   当連結会計年度におけるわが国経済は、米中貿易摩擦などの通商問題や日韓情勢の悪化、消費税増税、および世
  界的な新型コロナウイルスの感染拡大による影響など、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
   このような状況のなか、当社グループにおいては、2019年度より新たな『ニチバングループの理念』を策定する
  とともに、快適な生活を支える価値を創出し続け、グローバルに貢献する企業を目指した「NICHIBAN GROUP 2030
  VISION」実現に向けて、その基盤を構築するための新中期経営計画【ISHIZUE 2023 ~SHINKA・変革~】を推進い
  たしました。


   ①中長期成長エンジンの確立、イノベーション創出
    *イノベーション創造推進
    *新規事業の創出
    *コア技術の深化・探求
    *新TDS製剤の事業化実現
    *研究開発推進体制の転換、市場顧客インサイト分析・マーケットイン開発強化
   ②グローバル市場へのスピーディな展開・拡大
    *グローバル事業推進体制・海外事業基盤の確立
    *商流獲得および事業拡大策としての業務提携・M&A活用
    *グローバル人財積極獲得、育成
   ③事業推進体制の見直しと収益改革
    *顧客を軸とした事業推進体制の見直し
    *営業利益・将来事業性視点の製品・活動スクラップ&ビルド、特販事業見直し
    *経営資源の最適配分(設備投資・要員配置)
   ④事業戦略推進に向けたAI・IoTの積極活用
    *戦略的データ活用~経営目標を達成する情報(データ)の戦略的活用~
    *業務プロセス変革~事業の付加価値を産み出す業務プロセス変革対応~
    *事業環境変化への対応~将来の事業環境変化への柔軟な対応とリスク低減~
   ⑤将来の持続的成長を担う人財育成
    *ヒトを成長させる人をつくる
    *専門スキルの強化
    *次世代経営層の養成


   以上の取り組みを実施いたしました結果、
   売上高は、日韓情勢の悪化によるメディカル事業のインバウンド需要の鈍化や、米中貿易摩擦などに起因する企
  業心理の冷え込みによるテープ事業の需要低迷、さらに、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、前年同期
  比7.1%減の440億6千3百万円となりました。
   営業利益は、売上高の減少に加え、BCP対応や最適生産体制を目的として物流拠点を再編したことによる移送
  費等の増加により、販売費及び一般管理費が増加したため、前年同期比19.2%減の29億7千5百万円となりまし
  た。
   経常利益は、営業利益減の影響により、前年同期比19.8%減の30億9千5百万円となりました。
   親会社株主に帰属する当期純利益は、福島県いわき市の工場用地の売却に伴う売却益はあったものの、営業利益
  減の影響に加え、旧大阪工場における建物解体工事および土壌・地下水汚染の除去等があったことにより、前年同
  期比45.1%減の17億5千1百万円となりました。
   自己資本当期純利益率は前年同期比4.4ポイント低下の4.8%となりました。


   事業の種類別セグメントの概況は次のとおりであります。




                               2
    メディカル事業
     (ヘルスケアフィールド)
      ドラッグストアを中心とした大衆薬市場におきましては、大手ドラッグチェーンによる経営統合協議が開始さ
     れるなど業界再編の先行き不透明な状況が続きました。
      このような状況のなか、高機能救急絆創膏“ケアリーヴTM”シリーズの売上は、認知拡大を目的とした「ケア
     リーヴTM治す力TM」のテレビCMや「緑と青のケアリーヴTM治す力TMキャンペーン」等を実施し、前年を上回りまし
     た。しかし、鎮痛消炎剤“ロイヒつぼ膏TM”シリーズの売上は、日韓情勢の悪化にともなうインバウンド需要の
     急激な低迷により、前年を大きく下回りました。
     (医療材フィールド)
      医療機関向け医療材料市場におきましては、医療費削減の傾向により、衛生材消耗品に対するコスト要求は依
     然として高く、厳しい販売環境でありました。
      このような状況のなか、術後ケアをトータルサポートする“アスカブリックTM”シリーズの売上は、前年を大
     きく上回りました。また、高透湿性フィルムドレッシング“カテリープラスTM”シリーズの売上も、低刺激の価
     値が受け入れられ、前年を上回りました。しかし、フィールド全体としての売上は前年を下回りました。


      以上の結果、ヘルスケアフィールドと医療材フィールドを合わせましたメディカル事業全体(海外事業を含
     む)の売上高は197億1千7百万円(前期比7.8%減)、営業利益は49億5千7百万円(前期比12.7%減)となり
     ました。


    テープ事業
     (オフィスホームフィールド)
      文具事務用品市場におきましては、消費税増税、米中貿易摩擦などの通商問題や日韓情勢悪化に対する警戒感
     から企業心理が一段と冷え込み、オフィス向け・学校学童向け需要ともに減少を続けており、厳しい販売環境で
     ありました。
      このような状況のなか、注力しているキッチン雑貨ブランド“ディアキチTMワザアリTMテープ”シリーズの売上
     は、販売促進活動を全国の雑貨店や大型スーパーに対し行ってまいりましたが、需要が伸び悩み、前年を下回り
     ました。「セロテープⓇ」は、「セロテープⓇ小巻カッターつき<まっすぐ切れるタイプ>」など付加価値のあ
     る製品を大手チェーンに対し販売活動を進め、前年並みの売上となりました。
     (工業品フィールド)
      産業用テープ市場におきましては、米中貿易摩擦や中国経済の減速に対する警戒感、世界的な半導体需要の減
     少を背景に設備投資の先送りが出始め、全体として厳しい販売環境となりました。
      このような状況のなか、塗装マスキングテープ製品の売上は、消費税増税の反動により新車生産が減少し、前
     年を下回りました。また、食品結束用「たばねらTMテープ」の売上も、台風19号など自然災害による青果物など
     への影響があり、前年を下回りました。


      以上の結果、オフィスホームフィールドと工業品フィールドを合わせましたテープ事業全体(海外事業を含
     む)の売上高は243億4千5百万円(前期比6.4%減)、営業利益は16億6千4百万円(前期比19.3%増)となり
     ました。


      また、海外事業におきましては、アジアおよび欧州を重点取り組み地域としておりますが、日韓情勢の悪化、
     中国経済の減速や香港での市民デモなど販売環境の先行き不透明な状況が続きました。このような状況のなか、
     高機能救急絆創膏“ケアリーヴ TM”や止血製品“セサブリック TM”シリーズなどのメディカル事業製品と、
     「PanfixTMセルローステープ」や塗装用和紙マスキングテープなどのテープ事業製品の販売チャネルの構築と製
     品育成に注力し、マーケティング活動および地域需要に対応した製品開発を進めました。また、ドイツのデュッ
     セルドルフ駐在員事務所にて、欧州地域での販売事業の拡大および成長戦略を推進するため、情報収集と市場調
     査を実施するとともに、タイ・バンコクの販売子会社NICHIBAN(THAILAND) CO.,LTD.にて、さらに大きな需要が
     見込めるASEAN(アセアン)地域へ高機能救急絆創膏“ケアリーヴTM”シリーズの販売拡大に努めてまいりまし
     た。



                                 3
(2)当期の財政状態の概況
     当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ5億7千7百万円減少し、597億5千2百万円となりま
    した。流動資産は9億9千万円の増加、固定資産は15億6千8百万円の減少となりました。
     流動資産の増加は、受取手形及び売掛金の減少等があったものの、現金及び預金等が増加したことによるもので
    す。また、固定資産の減少は、減価償却による有形固定資産の減少等によるものです。
     負債は、前連結会計年度末と比べ13億1千5百万円減少し、225億3千3百万円となりました。流動負債は、32
    億8千7百万円の減少、固定負債は、19億7千1百万円の増加となりました。
     流動負債の減少は、1年内返済予定の長期借入金の減少等によるものです。また、固定負債の増加は、借り換え
    による長期借入金の増加等によるものです。
     純資産は前連結会計年度末と比べ7億3千7百万円増加し、372億1千8百万円となりました。これは利益剰余
    金の増加等によるものです。
     以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末より1.8ポイント上昇し、62.3%となりました。


(3)当期のキャッシュ・フローの概況
     当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ34
    億5千万円(44.1%)増加し、112億7千3百万円となりました。これは主に前連結会計年度に、医薬品生産工場お
    よび研究施設の建設にかかる支出があったことによるものです。
     (営業活動によるキャッシュ・フロー)
      営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ1億9千2百万円(3.4%)増加し、57億7千6百万円
     となりました。これは主に売上債権の減少によるものです。
     (投資活動によるキャッシュ・フロー)
      投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ33億3千5百万円(70.3%)減少し、14億8百万円と
     なりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が減少したことによるものです。
     (財務活動によるキャッシュ・フロー)
      財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ6千3百万円(6.4%)減少し、9億1千6百万円とな
     りました。これは主に配当金の支払が減少したことによるものです。


                    2016年3月期   2017年3月期     2018年3月期   2019年3月期   2020年3月期

    自己資本比率(%)         53.2        54.8         54.8       60.5      62.3
    時価ベースの自己資本比率
                      51.6        67.9       119.0        80.5      51.9
    (%)
    キャッシュ・フロー対有利子
                        1.2           1.3       1.6        0.9        0.9
    負債比率(年)
    インタレスト・カバレッジ・
                      90.2        80.2         67.5     110.4      143.6
    レシオ(倍)
 (注)自己資本比率:自己資本/総資産
      時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
      債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
      インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
      ※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
      ※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しておりま
       す。
      ※有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を
       対象としております。
      ※営業キャッシュ・フローおよび利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業
       活動によるキャッシュ・フロー」および「利息の支払額」を用いております。
 




                                  4
(4)利益配分に関する基本方針および当期・次期の配当
   当社は、株主の皆様への利益還元を経営上の最も重要な課題のひとつと認識し、企業体質の強化および設備投
  資、コスト競争力向上のための技術開発等の資金需要に備えるために内部留保の充実を図りつつ、安定した配当の
  実施を基本に、連結ベースの配当性向25%を目処とする業績に連動した配当を取り入れる方針としております。
   この基本方針のもと、当期の期末配当を1株あたり33円とする剰余金の配当に関する議案を2020年6月25日開催
  予定の第116回定時株主総会に付議させていただきます。
   なお、次期の配当金については、新型コロナウイルス感染症の影響で、通期の業績予想を合理的に算定すること
  が困難な状況のため未定としております。業績予想の開示が可能となった段階で、配当額を速やかに開示いたしま
  す。


(5)今後の見通し
   今後の国内経済の見通しは、米中貿易摩擦の影響や消費税増税による企業・消費者心理の冷え込みに加え、日韓
  情勢の悪化、新型コロナウイルスの感染拡大など先行きは不透明で、当社を取り巻く環境は予断を許さない状況で
  あります。このような状況のなか、当社グループは新中期経営計画【ISHIZUE 2023 ~SHINKA・変革~】を推進し、
  重点テーマである「イノベーション創出」「グローバル展開・拡大」「AI・IoT積極活用」を実行し、
  「NICHIBAN GROUP 2030 VISION」実現に向けて取り組んでまいります。
   なお、第2四半期(累計)の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染拡大による影響について、4月
  末時点において当社が把握している情報に基づき、合理的な一定の前提により算出しており、特にインバウンド需
  要の大幅な減退が業績に大きな影響を与えるものと想定しております。
   通期の連結業績予想については、今後の新型コロナウイルス感染症の推移が当社グループの業績にどのような影
  響を与えるか見極めることが難しく、合理的に算定することが困難なことから未定としております。今後、連結業
  績予想の算定が可能となった段階で速やかに開示いたします。


2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
  当社グループの事業は、現在のところ、日本国内を中心として展開されておりますが、引き続き、海外新規市場の
 開拓を積極的に進めてまいります。
  そのため、当面は日本基準を採用することとしておりますが、今後の海外新規市場の開拓の進行状況および外国人
 株主比率の推移ならびに国内他社のIFRSの適用状況を勘案し、IFRS適用を検討していく方針であります。




                                   5
3.連結財務諸表および主な注記
(1)連結貸借対照表
                                                  (単位:百万円)
                          前連結会計年度             当連結会計年度
                         (2019年3月31日)        (2020年3月31日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                            8,228              11,879
   受取手形及び売掛金                        12,497               9,886
   電子記録債権                            3,130               2,922
   商品及び製品                            4,412               4,768
   仕掛品                               1,782               1,865
   原材料及び貯蔵品                          1,708               1,797
   その他                                 671                 309
   貸倒引当金                               △1                  △6
   流動資産合計                           32,430              33,421
 固定資産
   有形固定資産
     建物及び構築物(純額)                    10,306               9,969
     機械装置及び運搬具(純額)                   8,447               7,620
     土地                              2,592               2,258
     リース資産(純額)                         290                 261
     建設仮勘定                             176                 141
     その他(純額)                           586                 557
     有形固定資産合計                       22,399              20,808
   無形固定資産                              333                 473
   投資その他の資産
     投資有価証券                          2,384               2,348
     退職給付に係る資産                       1,048                 917
     繰延税金資産                          1,349               1,398
     その他                               385                 383
     貸倒引当金                             △1                    -
     投資その他の資産合計                      5,165               5,049
   固定資産合計                           27,899              26,331
 資産合計                               60,329              59,752




                     6
                                                (単位:百万円)
                        前連結会計年度             当連結会計年度
                       (2019年3月31日)        (2020年3月31日)
負債の部
 流動負債
   支払手形及び買掛金                       4,438               4,070
   電子記録債務                          5,978               5,631
   1年内返済予定の長期借入金                   2,000                   -
   リース債務                              95                  73
   未払金                             1,178                 752
   未払費用                            1,417               1,277
   未払法人税等                            496                 208
   賞与引当金                           1,149               1,097
   役員賞与引当金                            79                  78
   固定資産撤去費用引当金                         -                 143
   資産除去債務                              -                 432
   設備関係支払手形                           95                  51
   営業外電子記録債務                         444                 260
   その他                                87                  98
   流動負債合計                         17,462              14,175
 固定負債
   長期借入金                               -               2,000
   リース債務                             137                 104
   役員退職慰労引当金                          95                  93
   退職給付に係る負債                       2,800               2,997
   長期預り保証金                         3,001               3,021
   資産除去債務                            309                 113
   その他                                41                  29
   固定負債合計                          6,386               8,358
 負債合計                             23,848              22,533
純資産の部
 株主資本
   資本金                             5,451               5,451
   資本剰余金                           4,186               4,186
   利益剰余金                          25,570              26,534
   自己株式                             △15                 △15
   株主資本合計                         35,193              36,158
 その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金                      239                 129
   為替換算調整勘定                         △65                 △28
   退職給付に係る調整累計額                    1,113                 959
   その他の包括利益累計額合計                   1,287               1,060
 純資産合計                            36,480              37,218
負債純資産合計                           60,329              59,752




                   7
(2)連結損益計算書および連結包括利益計算書
連結損益計算書
                                                       (単位:百万円)
                            前連結会計年度               当連結会計年度
                          (自 2018年4月1日          (自 2019年4月1日
                          至 2019年3月31日)         至 2020年3月31日)
売上高                                  47,417                 44,063
売上原価                                 31,992                 29,182
売上総利益                                15,425                 14,880
販売費及び一般管理費                           11,741                 11,905
営業利益                                  3,684                  2,975
営業外収益
 受取利息                                      3                     3
 受取配当金                                    16                    18
 持分法による投資利益                              157                   114
 その他                                      60                    72
 営業外収益合計                                 238                   208
営業外費用
 支払利息                                     50                    39
 支払手数料                                     4                     0
 為替差損                                      3                     9
 コストキャップ保証料                                -                    26
 その他                                       4                    11
 営業外費用合計                                  62                    88
経常利益                                   3,860                 3,095
特別利益
 固定資産売却益                                   0                   185
 投資有価証券売却益                                37                     0
 受取保険金                                   124                     -
 補助金収入                                   802                     4
 特別利益合計                                  965                   190
特別損失
 固定資産除売却損                                 45                    79
 減損損失                                      -                   108
 投資有価証券評価損                                 -                     1
 固定資産撤去費用引当金繰入額                            -                   252
 土壌汚染対策費用                                226                   356
 特別損失合計                                  272                   798
税金等調整前当期純利益                            4,553                 2,487
法人税、住民税及び事業税                           1,053                   669
法人税等調整額                                  305                    66
法人税等合計                                 1,359                   735
当期純利益                                  3,193                 1,751
非支配株主に帰属する当期純利益                            -                     -
親会社株主に帰属する当期純利益                        3,193                 1,751




                         8
連結包括利益計算書
                                                 (単位:百万円)
                       前連結会計年度              当連結会計年度
                     (自 2018年4月1日         (自 2019年4月1日
                     至 2019年3月31日)        至 2020年3月31日)
当期純利益                           3,193                 1,751
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                     △47                  △109
 為替換算調整勘定                            0                     0
 退職給付に係る調整額                        854                 △154
 持分法適用会社に対する持分相当額                  △9                     36
 その他の包括利益合計                        798                 △226
包括利益                             3,991                 1,525
(内訳)
 親会社株主に係る包括利益                    3,991                 1,525
 非支配株主に係る包括利益                        -                     -




                    9
(3)連結株主資本等変動計算書
   前連結会計年度(自 2018年4月1日       至 2019年3月31日)
                                                                              (単位:百万円)
                                                 株主資本

               資本金           資本剰余金               利益剰余金           自己株式         株主資本合計

当期首残高                5,451         4,186            23,205              △15        32,828

当期変動額

 剰余金の配当                                              △828                          △828
 親会社株主に帰属す
                                                     3,193                         3,193
 る当期純利益
 自己株式の取得                                                                △0             △0
 株主資本以外の項目
 の当期変動額(純
 額)
当期変動額合計                 ―             ―              2,364              △0         2,364

当期末残高                5,451         4,186            25,570              △15        35,193



                                その他の包括利益累計額
             その他有価証券          為替換算              退職給付に係る        その他の包括利益        純資産合計
              評価差額金           調整勘定               調整累計額           累計額合計
当期首残高                  286           △57                 259            488        33,317

当期変動額

 剰余金の配当                                                                            △828
 親会社株主に帰属す
                                                                                   3,193
 る当期純利益
 自己株式の取得                                                                               △0
 株主資本以外の項目
 の当期変動額(純             △47            △8                  854            798            798
 額)
当期変動額合計               △47            △8                  854            798        3,163

当期末残高                  239           △65             1,113          1,287          36,480




                                           10
   当連結会計年度(自 2019年4月1日       至 2020年3月31日)
                                                                              (単位:百万円)
                                                 株主資本

               資本金           資本剰余金               利益剰余金           自己株式         株主資本合計

当期首残高                5,451         4,186            25,570              △15        35,193

当期変動額

 剰余金の配当                                              △787                          △787
 親会社株主に帰属す
                                                     1,751                         1,751
 る当期純利益
 自己株式の取得                                                                △0             △0
 株主資本以外の項目
 の当期変動額(純
 額)
当期変動額合計                 ―             ―                  964            △0             964

当期末残高                5,451         4,186            26,534              △15        36,158



                                その他の包括利益累計額
             その他有価証券          為替換算              退職給付に係る        その他の包括利益        純資産合計
              評価差額金           調整勘定               調整累計額           累計額合計
当期首残高                  239           △65             1,113          1,287          36,480

当期変動額

 剰余金の配当                                                                            △787
 親会社株主に帰属す
                                                                                   1,751
 る当期純利益
 自己株式の取得                                                                               △0
 株主資本以外の項目
 の当期変動額(純            △109             37             △154           △226           △226
 額)
当期変動額合計              △109             37             △154           △226               737

当期末残高                  129           △28                 959        1,060          37,218




                                           11
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
                                                   (単位:百万円)
                          前連結会計年度             当連結会計年度
                        (自 2018年4月1日        (自 2019年4月1日
                        至 2019年3月31日)       至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
 税金等調整前当期純利益                       4,553               2,487
 減価償却費                             2,327               2,380
 減損損失                                  -                 108
 貸倒引当金の増減額(△は減少)                       3                   3
 受取利息及び受取配当金                        △19                 △21
 支払利息                                 50                  39
 受取保険金                             △124                    -
 補助金収入                             △802                  △4
 固定資産除売却損益(△は益)                       45               △106
 固定資産撤去費用引当金繰入額                        -                 252
 土壌汚染対策費用                            226                 356
 投資有価証券売却損益(△は益)                    △37                  △0
 投資有価証券評価損益(△は益)                       -                   1
 売上債権の増減額(△は増加)                    △237                2,819
 たな卸資産の増減額(△は増加)                    △72                △527
 未収入金の増減額(△は増加)                      206                 △9
 仕入債務の増減額(△は減少)                       37               △715
 未払費用の増減額(△は減少)                      156               △156
 未払消費税の増減額(△は減少)                      76               △635
 賞与引当金の増減額(△は減少)                    △45                 △52
 役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)                  12                 △2
 災害損失引当金の増減額(△は減少)                  △56                    -
 退職給付に係る負債の増減額(△は減少)                  37                 105
 その他                                  56                  62
 小計                                6,393               6,386
 利息及び配当金の受取額                          19                  21
 利息の支払額                             △50                 △40
 保険金の受取額                             124                   -
 補助金の受取額                             401                 406
 法人税等の支払額                         △1,304               △996
 営業活動によるキャッシュ・フロー                  5,584               5,776
投資活動によるキャッシュ・フロー
 定期預金の預入による支出                      △635                △605
 定期預金の払戻による収入                        635                 405
 有形固定資産の取得による支出                   △4,661              △1,078
 有形固定資産の売却による収入                       17                 520
 有形固定資産の除却による支出                     △32                △117
 資産除去債務の履行による支出                        -               △142
 無形固定資産の取得による支出                    △110                △274
 投資有価証券の取得による支出                      △4                △105
 投資有価証券の売却による収入                       48                   1
 その他の収入                                -                   3
 その他の支出                                -                △15
 投資活動によるキャッシュ・フロー                 △4,743              △1,408




                       12
                                                  (単位:百万円)
                         前連結会計年度             当連結会計年度
                       (自 2018年4月1日        (自 2019年4月1日
                       至 2019年3月31日)       至 2020年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
 短期借入れによる収入                       2,000                    -
 短期借入金の返済による支出                   △2,000                    -
 長期借入れによる収入                           -                2,000
 長期借入金の返済による支出                        -              △2,000
 リース債務の返済による支出                    △151                 △129
 配当金の支払額                          △827                 △786
 その他                                △0                   △0
 財務活動によるキャッシュ・フロー                 △979                 △916
現金及び現金同等物に係る換算差額                    △2                   △1
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)               △140                 3,450
現金及び現金同等物の期首残高                    7,963                7,822
現金及び現金同等物の期末残高                    7,822               11,273




                      13
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
  該当事項はありません。


(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
  1.連結の範囲に関する事項
    子会社はすべて連結しております。
    当 該 連 結 子 会 社 は、 ニ チ バ ン プ リ ン ト ㈱、 ニ チ バ ン テ ク ノ ㈱、 ニ チ バ ン メ デ ィ カ ル ㈱ お よ び NICHIBAN
   (THAILAND) CO.,LTD.の4社であります。


  2.持分法の適用に関する事項
  (1) 関連会社3社(UNION THAI-NICHIBAN CO.,LTD.、㈱飯洋化工および大東化工㈱)に対する投資についてすべて持
    分法を適用しております。
  (2) 持分法の適用会社のうち、決算日が連結決算日と異なる会社については、各社の事業年度にかかる財務諸表を
    使用しております。


  3.連結子会社の事業年度等に関する事項
    連結子会社のうち、NICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD.の決算日は、12月31日であります。
    連結財務諸表の作成にあたっては、同日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引につ
   いては、連結上必要な調整を行っております。
    その他の連結子会社の決算日と連結決算日は一致しております。


  4.会計処理基準に関する事項
  (1) 重要な資産の評価基準および評価方法
    有価証券
      その他有価証券
       時価のあるもの
         決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動
         平均法により算定)
       時価のないもの
         移動平均法による原価法
    たな卸資産
      総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)
  (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
    有形固定資産(リース資産を除く)
      定額法によっております。
      なお、耐用年数および残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。
    無形固定資産
      定額法によっております。
      なお、耐用年数については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。
      ただし、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によってお
      ります。
    リース資産
      リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。




                                          14
(3) 重要な引当金の計上基準
 ①   貸倒引当金
     売上債権および貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等
     の債権については個別に回収可能性を検討し、当連結会計年度末における回収不能見込額を計上しておりま
     す。
 ②   賞与引当金
     従業員賞与の支出に備えて、当連結会計年度末における支給見込額を計上しております。
 ③   役員賞与引当金
     役員賞与の支出に備えて、当連結会計年度末における支給見込額を計上しております。
 ④   固定資産撤去費用引当金
     固定資産の撤去工事に伴う費用の支出に備えるため、当連結会計年度末における支払見込額を計上しており
     ます。
 ⑤   役員退職慰労引当金
     役員および執行役員の退職慰労金の支出に備えるため、内規に基づく期末要支給額を計上しております。
     なお、提出会社は、2009年6月29日開催の第105回定時株主総会において役員退職慰労金制度の廃止を決議
     いたしました。これに伴い、制度の廃止に伴う打切り日(2009年6月29日)までの在任期間に対応する退職慰
     労金として、従来の役員退職慰労金規則に基づいて、当連結会計年度末における支給見込額を計上しており
     ます。
(4) 退職給付に係る会計処理の方法
 ①   退職給付見込額の期間帰属方法
     退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法について
     は、給付算定式基準によっております。
 ②   数理計算上の差異および過去勤務費用の費用処理方法
     過去勤務費用については、その発生時における従業員の平均残存勤務期間による定額法により按分した額を
     費用処理しております。
     数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間による定額法に
     より按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。
 ③   小規模企業等における簡便法の採用
     連結子会社は、退職給付に係る負債および退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を
     退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
(5) 重要なヘッジ会計の方法
 ①   ヘッジ会計の方法
     金利スワップ取引については、金利スワップの特例処理の要件を満たすため、特例処理によっております。
 ②   ヘッジ手段とヘッジ対象
     ヘッジ手段   金利スワップ
     ヘッジ対象   特定借入金の支払金利
 ③   ヘッジ方針
     金利変動による支払金利の増加リスクを減殺する目的で行っております。
 ④   ヘッジ有効性評価の方法
     金利スワップ取引については、特例処理の要件を満たしているため、有効性の評価を省略しております。
(6) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
     手許現金、要求払預金および取得日から3ヶ月以内に満期日の到来する流動性の高い、容易に換金可能であ
     り、かつ、価格の変動について僅少なリスクしか負わない短期的な投資
(7) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
     消費税等の会計処理は、税抜方式により行っております。




                           15
(会計上の見積りの変更)
 (資産除去債務の見積りの変更)
 当社は、大阪府藤井寺市に所有している旧大阪工場において、土壌および地下水より、大阪府条例が定める基準値
を上回るベンゼンが検出され、2018年6月25日付けで大阪府より、「要措置区域」の指定を受けました。これを受
け、土壌・地下水汚染の除去等にかかる費用として、前連結会計年度において226百万円を資産除去債務に計上いた
しました。
 当連結会計年度において、土壌・地下水汚染の除去等の追加工事が必要となり、当初見積額を上回る見込みとなり
ましたので、356百万円を変更前の資産除去債務残高に加算しております。
 当該見積りの変更により、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益が356百万円減少しております。


(セグメント情報等)
  【セグメント情報】
  1.報告セグメントの概要
     当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、
    取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているもの
    であります。
     当社グループは、本社に製品別の販売戦略を統括する事業本部を設置し、各事業本部は、取り扱う製品等に
    ついて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
     従いまして、当社グループは、事業本部を基礎とした製品別のセグメントから構成されており、「メディカ
    ル事業」および「テープ事業」の2つを報告セグメントとしております。
     「メディカル事業」は、医薬品、医療機器、化粧品、医療補助テープ、テーピングテープ等の製造および販
    売を行っております。「テープ事業」は、家庭用・事務用の粘着テープ・粘着シートおよびそれらの機器等、
    産業用の粘着テープ・粘着シートおよびそれらの機器等の製造および販売を行っております。


  2.報告セグメントごとの売上高、利益または損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
     報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」
    における記載と同一であります。また、報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。なお、
    セグメント間の内部収益および振替高は、市場実績価格に基づいております。




                         16
   3.報告セグメントごとの売上高、利益または損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
      前連結会計年度(自   2018年4月1日 至    2019年3月31日)
                                                                        (単位:百万円)
                                報告セグメント                                  連結財務諸表
                                                           調整額
                                                                           計上額
                   メディカル          テープ                      (注)1
                                                合計                         (注)2
                     事業            事業
売上高
(1) 外部顧客に対する売上高        21,394       26,023       47,417            ―         47,417
(2) セグメント間の内部
                         114              103        217      △217               ―
    売上高又は振替高
         計             21,509       26,126       47,635       △217           47,417

セグメント利益                5,675            1,395     7,070     △3,386           3,684

セグメント資産                27,965       23,592       51,557       8,772          60,329

その他の項目
 減価償却費                 1,110            1,034     2,144           183        2,327
 持分法適用会社への投資額             ―             1,208     1,208            ―         1,208
  有形固定資産及び
                          681     856   1,538     516    2,054
  無形固定資産の増加額
(注) 1.調整額の内容は以下のとおりであります。
    (1) セグメント利益の調整額3,386百万円には、セグメント間取引消去217百万円および各報告セグメントに配
        分していない全社費用3,168百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない
        一般管理費であります。
    (2) セグメント資産の調整額8,772百万円は、報告セグメントに帰属しない管理部門所有の資産であります。
    2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。


      当連結会計年度(自   2019年4月1日 至    2020年3月31日)
                                                                        (単位:百万円)
                                報告セグメント                                  連結財務諸表
                                                           調整額
                                                                           計上額
                   メディカル          テープ                      (注)1
                                                合計                         (注)2
                     事業            事業
売上高
(1) 外部顧客に対する売上高        19,717       24,345       44,063            ―         44,063
(2) セグメント間の内部
                         106               98        205      △205               ―
    売上高又は振替高
         計             19,823       24,444       44,268       △205           44,063

セグメント利益                4,957            1,664     6,622     △3,646           2,975

セグメント資産                26,577       21,152       47,730      12,022          59,752

その他の項目
 減価償却費                 1,121            1,014     2,136           216        2,352
 持分法適用会社への投資額             ―             1,227     1,227            ―         1,227
  有形固定資産及び
                          630     457    1,088    367    1,455
  無形固定資産の増加額
(注) 1.調整額の内容は以下のとおりであります。
    (1) セグメント利益の調整額3,646百万円には、セグメント間取引消去205百万円および各報告セグメントに配
        分していない全社費用3,440百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない
        一般管理費であります。
    (2) セグメント資産の調整額12,022百万円は、報告セグメントに帰属しない管理部門所有の資産であります。
    2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。




                                   17
 【関連情報】
       前連結会計年度(自   2018年4月1日 至         2019年3月31日)
  1.製品およびサービスごとの情報
                                                                          (単位:百万円)
                 医薬品、医療機器、               粘着テープ、粘着シート
                                                                          合計
                および医療補助テープ等              およびテープ関連機器等
外部顧客への売上高                     21,394                       26,023                47,417


  2.地域ごとの情報
  (1) 売上高
       本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。


  (2) 有形固定資産
       本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記
   載を省略しております。


  3.主要な顧客ごとの情報
                                                                          (単位:百万円)
        顧客の名称                          売上高                          関連するセグメント名
       ピップ株式会社                                     4,807             メディカル事業


       当連結会計年度(自   2019年4月1日 至         2020年3月31日)
  1.製品およびサービスごとの情報
                                                                          (単位:百万円)
                 医薬品、医療機器、               粘着テープ、粘着シート
                                                                          合計
                および医療補助テープ等              およびテープ関連機器等
外部顧客への売上高                     19,717                       24,345                44,063


  2.地域ごとの情報
  (1) 売上高
       本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。


  (2) 有形固定資産
       本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記
   載を省略しております。


  3.主要な顧客ごとの情報
                                                                          (単位:百万円)
        顧客の名称                          売上高                          関連するセグメント名
       ピップ株式会社                                     4,523             メディカル事業


 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
       前連結会計年度(自   2018年4月1日 至         2019年3月31日)
        該当事項はありません。


       当連結会計年度(自   2019年4月1日 至         2020年3月31日)
                                                                         (単位:百万円)
                メディカル事業            テープ事業               全社・消去                合計
減損損失                    108                    ―                     ―              108



                                        18
     【報告セグメントごとののれんの償却額および未償却残高に関する情報】
         前連結会計年度(自   2018年4月1日 至   2019年3月31日)
          該当事項はありません。


         当連結会計年度(自   2019年4月1日 至   2020年3月31日)
          該当事項はありません。


     【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
         前連結会計年度(自   2018年4月1日 至   2019年3月31日)
          該当事項はありません。


         当連結会計年度(自   2019年4月1日 至   2020年3月31日)
          該当事項はありません。
 
 (1株当たり情報)

              前連結会計年度                                   当連結会計年度
            (自 2018年4月1日                              (自 2019年4月1日
             至 2019年3月31日)                            至 2020年3月31日)

    1株当たり純資産                 1,760.54円      1株当たり純資産                     1,796.15円

    1株当たり当期純利益                154.12        1株当たり当期純利益                     84.54
   なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益につい    なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益につい
  ては、潜在株式がないため記載しておりません。    ては、潜在株式がないため記載しておりません。
 (注) 1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

                                               前連結会計年度              当連結会計年度
                                             (自 2018年4月1日         (自 2019年4月1日
                                              至 2019年3月31日)       至 2020年3月31日)

    親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)                                  3,193               1,751

    普通株主に帰属しない金額(百万円)                                        ―                     ―
    普通株式に係る親会社株主に帰属する
                                                          3,193               1,751
    当期純利益(百万円)
    普通株式の期中平均株式数(株)                                  20,721,371          20,721,329


 (重要な後発事象)
     該当事項はありません。
 
4.その他
(役員の異動)
      役員の異動については、2020年2月10日発表の「2020年4月1日付            組織改定ならびに取締役、監査役および執
     行役員の異動に関するお知らせ」に記載のとおりであります。
      




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