4215 タキロンシーアイ 2021-11-24 17:00:00
2022年3月期第2四半期 決算説明会資料 [pdf]

2022年3月期第2四半期 決算説明会
                   2021年11月




            証券コード 4215 東証第1部
目次



     1. 2022年3月期第2四半期決算実績   P. 2
     2. 2022年3月期業績予想        P.14
     3. 中期経営計画の進捗状況         P.24
     Appendix. 会社概要・当社の特長   P.32




                                   1
1. 2022年3月期第2四半期決算実績
    1-1. 決算概要
    営業利益は第2四半期過去最高を更新
                   2020年3月期    2021年3月期
                    第2四半期       第2四半期                 2022年3月期第2四半期
                                                                          前期比
                     金額          金額         金額        構成比
(単位:百万円)                                                           増減額          増減率
売上高                   70,738       64,175    70,417     100.0        6,241             9.7
    売上総利益             19,454       18,627    20,423         29.0     1,795             9.6
    販売費及び一般管理費        15,816       14,952    15,630         22.2         677           4.5
    営業利益               3,638        3,675     4,792          6.8     1,117            30.4
    経常利益               3,716        3,783     4,998          7.1     1,215            32.1
    親会社株主に帰属する
    四半期純利益
                       2,350        2,086     3,480          4.9     1,393            66.8

    海外売上高             11,187       10,810    13,106         18.6     2,295            21.2
    1株当たり四半期期純利益      24.14円      21.43円    35.76円            -     14.33円            66.9
    設備投資額              5,061        3,010     2,314           -      △695         △23.1
    減価償却費              2,149        2,586     2,552           -       △34         △1.3

    2022年3月期第2四半期ハイライト
◼   売上高は、昨年度のコロナ影響からの復調、原材料及び物流費の高騰による製品値上げ前の駆け込み需要等により前期比
    9.7%の増収
◼   営業利益は、原材料及び物流費高騰の影響を受けるも、値上げ前の駆け込み需要による増収や高機能材セグメントにおける半
    導体装置向け製品が牽引し前期比30.4%の増益。第2四半期としては過去最高を更新
◼   親会社株主に帰属する四半期純利益は、前期は投資有価証券の評価減363百万円の影響があったが、当期については投資有
    価証券の売却益と、固定資産売却益により計144百万円の増益要因もあり、前期比66.8%の増益

                                                                                         3
1-2. セグメント別売上高構成比

  機能フィルム事業本部                                                                建築資材事業本部
                                        サンジップ事業部

ボンセット事業部   サンジップ事業部                       2.8%                        住設建材事業部       床・建装事業部
                                             その他
 飲料用ラベル     ジッパーテープ                           0.3%                         採光建材     防滑性ビニル長尺床
                              ボンセット事業部                住設建材事業部
                                12.9%                    19.0%
                                              0.3%
                                      15.7%

                                                        31.8%
                                          2022年3月期
                 高機能材事業部                   第2四半期実績
                      15.0%   15.0%           売上                 床・建装事業部

                                        704億円
                                                                  12.8%


                                                                                    インフラマテリアル
工業用プレート    マイクロモータ                                                        アグリ事業部       事業部
                        インフラマテリアル事                                        農業用フィルム   水膨張性止水材
                                           37.2%
                              業部
                              13.4%                  アグリ事業部
                                                      23.8%


      高機能材事業部

   高機能材事業本部                                                                 環境資材事業本部


                                                                                                4
1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
セグメント別概況
                                            セグメント別売上高
(百万円)
 30,000
                                          25,51426,194                            2021/3期2Q           2022/3期2Q
                          22,380
                 20,074
 20,000

                                                                                                  11,049
                                                                       10,589            10,339
 10,000                                                        8,102



     0
          建築資材      建築資材           環境資材     環境資材         高機能     高機能材           機能フィルム      機能フィルム



                                           セグメント別営業利益
(百万円)
  2,000
                                                                       1,753     2021/3期2Q          2022/3期2Q

  1,500                    1,366
                                                                                          1,195
                                                                                                  1,096
  1,000             892
                                            763
                                                  671           640

    500


      0
          建築資材       建築資材          環境資材      環境資材        高機能     高機能材           機能フィルム      機能フィルム



                                                                                                                  5
1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
主要関連動向


 セグメント          関連指標         19FY→20FY   20FY→21FY          2021FY概況

              新設住宅着工戸数                                コロナ影響により落ち込むも一定程度回復
 建築資材
 セグメント                                                  コロナ影響により延期されていた案件
             分譲マンション改修工事                                    の発注により好調

               農業資材の需要                                コロナ影響により落ち込むも一定程度回復
 環境資材
 セグメント                                                  当社関連案件については、工事の
              土木公共工事状況                                    中断、延期により不調


 高機能材                                                世界的に半導体需要が旺盛であり、半導体製造
                半導体需要
 セグメント                                                   設備の需要も比例して好調




 機能フィルム                                              19FY→20FYは欧米を中心にコロナ影響による巣
              ペットボトル消費動向
  セグメント                                                ごもり需要があったが、安定した需要が継続



※関連指標および概況につきましては、当社の取引先様からのヒアリング等を参考にし当社にて判断したものであり、公的データを元にしたものでは
 ございません。



                                                                             6
1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
セグメント別概況(建築資材事業セグメント):進捗
建築資材事業セグメント(住設建材事業 ・ 床・建装事業)
◼   住設建材事業は、ホームセンター向けの販売において前年の巣籠り需要の反動がありましたが、新設住宅着工戸数の回復と原材料及び物流費の
    高騰による 製品値上げ前の駆け込み需要により増収
◼   床・建装事業は、床部門において、コロナ禍の影響により延期されていた物件の受注増により増収。建装部門においても、国内の建築物件向けは
    コロナ禍の影響から回復途上にあり、海外市場における回復が進んだため、前年同期と比較して伸長し事業全体として大幅な増収
                                                                                        (単位:百万円、%)

             2021年3月期
                                                   2022年3月期第2四半期
              第2四半期
     (事業)      2Q計       第1Q      第2Q               2Q計
                                                                   期首
                                                                                 期首年度計画進捗
                                                                  年度計画
               実績        実績        実績       実績            対前年

売上
                                                        2,305
建築資材事業計       20,074    11,935    10,444   22,380                 44,000
                                                      (+11.5%)                  50.9%
                                                         217
    住設建材事業    13,148     7,048    6,317    13,365                 27,200        49.1%
                                                       (+1.7%)
                                                        2,088                   53.7%
    床・建装事業     6,925     4,887    4,127    9,014                  16,800
                                                      (+30.2%)
                                                                           0%            50%   100%
営業利益
                892      1,039      327     1,366       474        2,470
建築資材事業計                                                                          55.3%
              (4.4%)    (8.7%)    (3.1%)   (6.1%)     (+53.2%)    (5.6%)
                805       422       199      621       △183        1,370
    住設建材事業                                                                      45.3%
              (6.1%)    (6.0%)    (3.2%)   (4.7%)    (△22.8%)     (5.0%)
                86        616       128      744         658       1,100           67.6%
    床・建装事業
              (1.3%)    (12.6%)   (3.1%)   (8.3%)     (+758.9%)   (6.5%)

                                                                                                7
1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
セグメント別概況(環境資材事業セグメント):進捗
環境資材事業セグメント(アグリ事業・インフラマテリアル事業)
◼   アグリ事業は、コロナ禍での先行き不安感からの買い控えが続いてきた更新需要も回復基調の上に、前年から続く大型物件の
    受注に加え、製品値上げ前の駆け込み需要があったことで増収
◼   インフラマテリアル事業は、更生管事業や災害復興需要、ハウエル管の大型物件への販売など堅調な推移があったものの、大型
    工事物件の計画変更や長期停止、7月および8月の豪雨災害などの影響が大きく、全体的に低調となり減収
                                                                                        (単位:百万円、%)

                2021年3月期
                                                     2022年3月期第2四半期
                 第2四半期
      (事業)        2Q計      第1Q      第2Q               2Q計
                                                                    期首
                                                                               期首年度計画進捗
                                                                   年度計画
                  実績        実績       実績       実績            対前年

売上
                                                          679
環境資材事業計          25,514    12,864   13,329   26,194                56,500
                                                        (+2.7%)                46.4%
                                                         1,211
     アグリ事業       15,540    8,442    8,310    16,752                34,300       48.8%
                                                        (+7.8%)
    インフラマテリアル                                            △532
                  9,974    4,421    5,019    9,441                 22,200     42.5%
       事業                                               (△5.3%)
営業利益
                   763       320      351      671        △91       2,040
環境資材事業計                                                                     32.9%
                 (3.0%)    (2.5%)   (2.6%)   (2.6%)     (△12.0%)   (3.6%)
                   262       165      248      414         151       820
     アグリ事業                                                                    50.5%
                 (1.7%)    (2.0%)   (3.0%)   (2.5%)     (57.8%)    (2.4%)
    インフラマテリアル      501       154      102      257        △243      1,220   21.1%
       事業        (5.0%)    (3.5%)   (2.0%)   (2.7%)     (△48.6%)   (5.5%)

                                                                                               8
1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
セグメント別概況(高機能材事業セグメント):進捗
高機能材事業セグメント

◼   高機能材事業は、半導体市場の成長による半導体製造装置メーカーの好業績を背景に、装置向けの工業用
    プレート、エンプラ材の販売が引き続き高い水準を維持。半導体パッケージ基板用部材向けのナノ材料販売も伸
    長。世界的に新型コロナワクチン接種が進み、先進国を中心とした活動規制の段階的な緩和から消費活動の改
    善もみられ、眼鏡フレーム用アセテート板の販売が増加。民生用機器向けを中心にマイクロモータの販売も堅調
    に推移
                                                                              (単位:百万円、%)

           2021年3月期
                                                2022年3月期第2四半期
            第2四半期

    (事業)     2Q計       第1Q       第2Q               2Q計
                                                                  期首
                                                                          期首年度計画進捗
                                                                 年度計画
             実績        実績        実績        実績            対前年

売上

                                                      +2,487
高機能材事業計      8,102     5,507     5,081    10,589                 18,000    58.8%
                                                     (+30.7%)

営業利益

              640      1,019      734      1,753       +1,113     1,670
高機能材事業計                                                                            105.0%
            (7.9%)    (18.5%)   (14.5%)   (16.6%)    (+173.9%)   (9.3%)




                                                                                            9
1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
セグメント別概況(機能フィルム事業セグメント):進捗
機能フィルム事業セグメント(ボンセット事業、サンジップ事業)
◼   ボンセット事業は、シュリンクフィルムが国内販売及び欧米市場において堅調に推移
◼   サンジップ事業は、ジッパーテープが日本国内、アジア、欧州を中心に食品、ペットフード及びアパレル関係で好調に推移し増収
                                                                                      (単位:百万円、%)

              2021年3月期
                                                      2022年3月期第2四半期
               第2四半期
     (事業)       2Q計       第1Q       第2Q               2Q計
                                                                    期首
                                                                              期首年度計画進捗
                                                                   年度計画
                実績        実績        実績        実績            対前年

売上
機能フィルム事業                                                   710
               10,339     5,440     5,608    11,049                21,000
   計                                                     (+6.9%)              52.6%
                                                           497
    ボンセット事業     8,587     4,452     4,631     9,084                17,100    53.1%
                                                         (+5.8%)
                                                           213
    サンジップ事業     1,752     988       977       1,965                 3,900     50.4%
                                                         (12.2%)
営業利益
機能フィルム事業        1,195      685       411      1,096        △98      1,750
   計           (11.6%)   (12.6%)   (7.3%)    (9.9%)      (△8.3%)   (8.3%)        62.6%

                 937       572       308       880        △56       1,360
    ボンセット事業                                                                      64.7%
               (10.9%)   (12.9%)   (6.7%)    (9.7%)     (△6.0%)    (8.0%)
                 258       113       103       216        △42        390        55.4%
    サンジップ事業
               (14.8%)   (11.4%)   (10.6%)   (11.0%)    (△16.3%)   (10.0%)



                                                                                             10
 1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
 営業利益増減要因分析
(単位:百万円)


 6,000              建築資材               環境資材             高機能材           機能フィルム                       6,000




                                                        売
                                                       利上              202 △111
                           売                           益増        15           売 △190
                         に 上                           増に               売   に 上
 5,000              売    よ 総                            よ   310 に 販         よ 総 に                   5,000
                         る 利                            る        よ 管   利上   る 利 よ 販 △279 4,792
                   利上                  売                               益増
                    増
                   益に
                         利益                      に 販             る 費    に   利益 る 管
                                                                       増よ
                   増よ
                         益率           利上         よ 管       売     利の         益率 利費    そ
                         減低            増         る 費     に 上     益減     る   減低 益増
                                      益に                                             の
                    る      下          増よ         利増      よ 総     増少           下 減加   他
                                                 益加  788 る 利
                                       る         減       利益
                         △386               △16          益率
                                      158                増上
                                49            売 △233       昇
                   811                      に 上
 4,000                          に 販         よ 総                                                     4,000
                                よ 管         る 利
           3,675                る 費         利益
                                利の          益率
                                益減          減低
                                増少            下




 3,000                                                                                              3,000
         2021年3月期
         1   2   3        4      5     6     7    8    9    10    11   12   13    14    2022年3月期
                                                                                       15   16 17
          第2四半期                                                                         第2四半期


                                                                                                        11
1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
貸借対照表
                                                                              (単位:百万円)
                         資産
                                                              2021年     2022年
                              (単位:百万円)                         3月期      3月期2Q     増減額

                                                  流動資産         88,584    90,533     1,948

           流動資産                                   現金及び預金        6,712     7,630       917
 88,584              90,533        預け金の増加
           +1,948
                                   (+3,543)       売上債権         46,185    44,650    △1,534

                                                  たな卸資産        22,832    23,351       519
                                   投資有価証券減少
           固定資産                    (△439)
 54,158     △640     53,518                       その他          12,853    14,900     2,046

                                                  固定資産         54,158    53,518     △640
 2021/3期            2022/3期2Q
                                                  有形固定資産       41,947    41,971        24
                     負債/純資産                       無形固定資産        2,661     2,497     △163
                              (単位:百万円)            投資その他の資産      9,550     9,049     △501
                                   その他流動負債の減少     資産合計        142,743   144,051     1,308
           負債                      (未払い消費税等
 55,375              54,409
           △965
                                     △917)
                                                  負債合計         55,375    54,409      △965

                                   利益剰余金増加        (有利子負債残高)     4,438     4,816       377
           純資産
 87,367              89,641         (純利益+3,480)
           +2,274                                 純資産合計        87,367    89,641      2,274
                                    (配当金の支払い額
                                     △1,169)                                      (単位:%)

 2021/3期            2022/3期2Q
                                                  自己資本比率         60.0      61.1       1.1



                                                                                        12
    1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
    連結キャッシュフロー計算書
◼   フリー・キャッシュフローは2021年3月期2Qの4,187百万円から2,099百万円減の2,088百万円
                                                                                 (単位:百万円)
                               有形固定資産の取得による支出         △2,100
税金等調整前四半期純利益 +5,131            預け金の増減額                △3,543
減価償却費        +2,552
その他           △773




                      +6,910    △4,822     配当金の支払額 △1,169
                    営業活動による 投資活動による
                    キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー                          △317
                                                               連結除外に伴う
                                            △890               現金及び現金同
                                          財務活動による               等物の減少額
                                          キャッシュ・フロー
                                                     36
                                                    現金及び                   現金及び
          現金及び                                     現金同等物                  現金同等物の
         現金同等物の                                   に係る換算差額                  期末残高
          期首残高                                                              7,630
           6,712           FCF:2,088百万円




        2021年4月1日                                                        2021年9月30日




                                                                                       13
2. 2022年3月期業績予想
 2. 2022年3月期業績予想
 売上高・利益・各種指標推移(実績および見通し)
 売上高                                                                                                                  営業利益
(百万円)                                                                                                                (百万円)
160,000                                                                                                                16,000
          147,805              150,650
                                                                                               140,000
140,000                                               139,432                                                          14,000
                                                                           134,470

120,000                                                           13,091                                               12,000


100,000                                                                                                                10,000


 80,000                              9,080                                                                             8,000
               8,363                                                            8,511
                                                                                                     8,000
                                                            7,372
 60,000                6,579                                                                                           6,000
                                             6,391
                                                                                       5,332                 5,500
 40,000                                                                                                                4,000


 20,000                                                                                                                2,000


     0                                                                                                                 0
             2018/3期              2019/3期                2020/3期              2021/3期             2022/3期見通し
                         売上高       営業利益              当期純利益


             2018/3期                2019/3期                2020/3期              2021/3期            2022/3期見通し
営業利益率          5.7%                  6.0%                       5.3%                 6.3%                5.7%

  ROA          5.7%                  4.6%                       9.2%                 3.7%                3.8%
  ROE          9.6%                  8.8%                   17.0%                    6.4%                6.3%

                                                                                                                                15
    2. 2022年3月期業績予想
    損益計算書(P/L)(連結)
◼   建築資材事業、高機能材事業を中心に売上が増加するも、原材料高の影響を受け粗利率の低下および販管
    費の上昇を見込み営業利益では減益見通し

                            実績                                  予想
                  2021年3月期(累計)                          2022年3月期(累計)
                                                                            前期比
                  金額             構成比         金額         構成比
                                                                     増減額          増減率

売上高                   134,470      100.0     140,000      100.0        5,529            4.1

売上総利益                  39,013       29.0      40,000       28.6            986          2.5

販売費及び一般管理費             30,502       22.7      32,000       22.9        1,497            4.9

営業利益                    8,511          6.3     8,000          5.7      △511         △6.0

経常利益                    8,807          6.6     8,200          5.9      △607         △6.9

親会社株主に帰属する純利益           5,332          4.0     5,500          3.9          167          3.1

海外売上高                  21,522       16.0      23,000       16.4        1,478            6.9

1株当たり当期純利益            54.77円                 56.49円                   1.72円             3.1

ROA                       3.7                     3.8

ROE                       6.4                     6.3


                                                                                         16
2. 2022年3月期業績予想
セグメント別見通し
(百万円)
                                                      セグメント別売上高
   60,000                                  54,930    53,400
                                                                                          2021/3期           2022/3期
                   42,147 44,200
   40,000


                                                                             21,200            19,464 21,200
                                                                    17,478
   20,000



        0
            建築資材     建築資材           環境資材      環境資材            高機能     高機能材            機能フィルム     機能フィルム



                                                     セグメント別営業利益
(百万円)
    3,000                   2,650                                            2,750
                                                                                          2021/3期               2022/3期
    2,500                                    2,329
                    2,069                                                                       1,984
    2,000                                                            1,803
                                                     1,490                                              1,550
    1,500

    1,000

      500

        0
                     建築資材                      環境資材                    高機能材                      機能フィルム
            建築資材                    環境資材                      高機能                     機能フィルム
 ※連結業績予想について直近に公表されている業績予想からの修正はありませんが、第2四半期までのセグメント別の売上・利益の当初期首計画からの進捗乖離
  を踏まえ、各セグメント別において当初期首計画からの修正を実施しております

                                                                                                                          17
2. 2022年3月期業績予想
セグメント別見通し:建築資材セグメント
建築資材事業セグメント(住設建材事業 ・ 床・建装事業)
◼   住設建材事業は、前年度の新設住宅着工戸数の落ち込みからは緩やかに回復するも、期首計画には至らず前年からも減
    収・減益見込み
◼   床・建装事業は前年度、コロナ禍により延期・中止となったマンション改修工事需要の回復により増収、増益、期首計画につ
    いても達成見込み                                           (単位:百万円、%)

                2021年3月期                  2022年3月期見通し

      (事業)
                                                     期首          期首年度計画
                  実績          見通し        対前年
                                                    年度計画           との差

売上
                                            2,053
     建築資材事業計         42,147     44,200                  44,000         200
                                           (4.9%)
                                            △216
     住設建材事業          26,216     26,000                  27,200      △1,200
                                          (△0.8%)
                                            2,270
     床・建装事業          15,930     18,200                  16,800       1,400
                                          (14.2%)
営業利益
                      2,069      2,650        581        2,470
     建築資材事業計                                                           180
                     (4.9%)     (6.0%)   (+28.1%)       (5.6%)
                      1,237      1,000      △237         1,370
     住設建材事業                                                          △370
                     (4.7%)     (3.8%)   (△19.2%)       (5.0%)
                        832      1,650        818        1,100
     床・建装事業                                                            550
                     (5.2%)     (9.1%)   (+98.3%)       (6.5%)



                                                                          18
2. 2022年3月期業績予想
セグメント別見通し:環境資材セグメント
環境資材事業セグメント(アグリ事業・インフラマテリアル事業)
◼   アグリ事業は、コロナ禍の影響により落ち込んでいた農業用ハウス関連資材の緩やかな受注回復を予想しており、期首計画に
    は及ばないものの増収・増益見込み
◼   インフラマテリアル事業は、期首計画では災害復興需要や更生管事業が堅調に推移すると予想するも、大型案件の延期等に
    より売上げ、営業利益共に期首計画未達、減収・減益見込み
                                                                   (単位:百万円、%)

                  2021年3月期                  2022年3月期見通し

       (事業)
                                                       期首          期首年度計画
                    実績          見通し        対前年
                                                      年度計画           との差

売上
                                             △1,530
     環境資材事業計           54,930     53,400                  56,500       △3,100
                                            (△2.8%)
                                                830
      アグリ事業            32,670     33,500                  34,300        △800
                                            (+2.5%)
                                             △2,360
    インフラマテリアル事業        22,260     19,900                  22,200       △2,300
                                           (△10.6%)
営業利益
                        2,329      1,490      △839         2,040
     環境資材事業計                                                            △550
                       (4.2%)     (2.8%)   (△36.0%)       (3.6%)
                          737        800         63          820
      アグリ事業                                                              △20
                       (2.3%)     (2.4%)    (+8.5%)       (2.4%)
                        1,592        690      △902         1,220
    インフラマテリアル事業                                                         △530
                       (7.2%)     (3.5%)   (△56.7%)       (5.5%)


                                                                            19
2. 2022年3月期業績予想
セグメント別見通し:高機能材セグメント
高機能材事業セグメント

◼   高機能材事業は、旺盛な半導体需要に牽引され半導体製造設備需要が引き続き堅調に推移するもの
    と予想、売上は期首計画を上回り、増収を見込む。営業利益は販売量の増加及び、増産益の取り込み
    により期首計画を大きく上回り増益見込み
                                                                (単位:百万円、%)


               2021年3月期                  2022年3月期見通し

      (事業)
                                                    期首          期首年度計画
                 実績          見通し        対前年
                                                   年度計画           との差


売上

                                           3,722
     高機能材事業計        17,478     21,200                  18,000        3,200
                                        (+21.3%)

営業利益

                     1,803      2,750        947        1,670
     高機能材事業計                                                         1,080
                   (10.3%)    (13.0%)   (+52.5%)       (9.3%)




                                                                         20
2. 2022年3月期業績予想
セグメント別見通し:機能フィルムセグメント
機能フィルム事業セグメント(ボンセット事業、サンジップ事業)
◼   ボンセット事業は、北米市場の需要が引き続き堅調に推移するものと予想しており、売上は期首計画達成、増収を見込むも、
    営業利益は原材料及び物流費の高騰により、期首計画未達、減益見込み
◼   サンジップ事業は、ジッパーテープが引き続き、日本国内、アジア、欧米を中心に堅調に推移するものと予想しており、増収を見込
    むも期首計画にはわずかに未達見込み。営業利益は原材料及び物流費の高騰により、期首計画未達、減益見込み
                                                                        (単位:百万円、%)


                2021年3月期                        2022年3月期見通し

      (事業)
                                                           期首           期首年度計画
                  実績            見通し           対前年
                                                          年度計画            との差



     機能フィルム事業                                     1,736
        計
                       19,464     21,200                       21,000          200
                                                 (8.9%)
                                                  1,423
      ボンセット事業          15,977     17,400                       17,100          300
                                                 (8.9%)
                                                    313
      サンジップ事業           3,487         3,800                     3,900         △100
                                                (+9.0%)


     機能フィルム事業         1,984        1,550          △434          1,750
        計
                                                                              △200
                   (10.2%)       (7.3%)        (△21.9%)        (8.3%)
                      1,529        1,170          △359          1,360
      ボンセット事業                                                                 △190
                    (9.6%)       (6.7%)        (△23.5%)        (8.0%)
                        454          380            △74           390
      サンジップ事業                                                                 △10
                   (13.0%)       (10.0%)       (△16.3%)       (10.0%)


                                                                                 21
 2. 2022年3月期業績予想
 配当予想
  配当推移
  ◼   2021年3月期配当金については、1株につき22円を実施、2022年3月期末配当予想については1株につき23円を想定しております


(一株配当金額:円)                                                               (配当性向)


       40                             56.6%                                60.0%

       35
                                                                           50.0%
       30                                             40.2%      40.7%
                          39.6%
                                                                           40.0%
       25

       20     26.7%                                                        30.0%
                                      37.0
       15
                          26.0                                             20.0%
                                                      22.0       23.0
       10
               18.0
                                                                           10.0%
        5

        0                                                                  0.0%
             2018年3月期   2019年3月期    2020年3月期      2021年3月期    2022年3月期予想
                                   普通配当        配当性向



      (注)配当性向は特殊損益を除いた場合の数値(2020年3月期は記念配当10円を除いた27円で算出)


                                                                                   22
メモ




     23
3. 中期経営計画の進捗状況
         3-1. 中期経営計画概要
                      定量目標/6つの重点実施項目と成長原資/支援体制の新設

80,000                                         定量目標             売上高               14000
                                                              1,570億円 営業利益
60,000       売上高                                                      110億円
           1,344 億円                 1,400 億円                                      12000
40,000                営業利益
20,000                85億円                80 億円                          連結純利益    10000
                                                                          75億円
00,000                                                                            8000
                         連結純利益
                             53億円               55 億円
80,000                                                                            6000
60,000
                                                                                  4000
     営業利益率
40,000         6.3%                                        営業利益率 7.0%
     ROE       6.4%                                        ROE   7.9%
                                                                                  2000
     ROA
20,000         3.7%                                        ROA   4.8%
    0                                                                             0
               2021年3月期実績            2022年3月期計画                  2024年3月期計画

                                          重点実施項目
                                           新事業・新製品・
               社会課題の解決                                            ボーダレスの加速
                                           新技術の獲得
                                           グループ経営の
               デジタルの実装                                            経営基盤の進化
                                           再整備


                      2つの成長原資                             2つの支援体制の新設
     1 330億円の投資枠を設定                               1 デジタル戦略専門組織
     2 研究開発費総額を売上高比率2%以上に設定                       2 中計・マテリアリティ管理委員会

                                                                                 25
3-2. 中期経営計画進捗状況
重点実施項目の取組みトピックス①

    社会課題の解決                  その他の取組み状況

                             ◼   「CO2排出量削減」
 新組織                             ー2023年度KPI目標を達成済(昨年度実績△17.2%)
                                  太陽光発電・再生エネ電力購入を計画し、
   「カーボンニュートラル推進グループ」             更なる排出削減効果推進を図る。

          10月稼働              ◼    「水辺のクリーンエイド活動」
                                 -工場周辺の清掃や地域奉仕を中心に活動を実施
Mission:2050年カーボンニュートラルの実現

 当社は事業に伴うCO₂排出量を2030年
 度までに2018年度比で30%削減すると
 いう目標を掲げております。

 脱炭素対応および気候変動対応を中核
 としたグループ全体の環境シフトを実現
 するために、その戦略立案、対応策の推
 進およびそれらのマネジメントの役割を
 担います。

                                                           26
3-2. 中期経営計画進捗状況
重点実施項目の取組みトピックス②

   新事業・新製品・新技術の獲得      【ポイント】
                        ・創⽴ 100 年を超える樹脂加工メーカーが独⾃の特
                         殊混錬製法により開発
 新技術                    ・天然繊維であるセルロースを 51%以上配合したオレ
                         フィン系樹脂のコンパウンド。紙表記が可能
 セルロース(天然繊維)配合コンパウンド
                        ・通常のオレフィン系樹脂と同等の物性をもち、かつ強
       5月31日ニュースリリース     度、耐熱性の点ではオレフィン系樹脂に勝る
                        ・ニーズに合わせた配合や流動特性の調整も可能
 容器包装リサイクル法で「紙」製と認めら    ・⽯油由来樹脂の使用量を低減することで CO2排出
 れるセルロースコンパウンドの開発        量削減に貢献
 を進めています。               ・売上は 3 年後に年間 3〜5 億円を見込む
 樹脂加工メーカー独自の特殊混錬製法
 により、天然繊維であるセルロースを
 51%以上配合したオレフィン系樹脂のコ
 ンパウンドで、製品への「紙マーク」表記
 が可能になります。

                           セルロースコンパウンド   新技術を活用したジッパーテープ
                                         (2021年度中に製品化予定)

                                                       27
3-2. 中期経営計画進捗状況
重点実施項目の取組みトピックス③

   デジタルの実装


 新組織

       「DX戦略推進部」

         10月稼働

 Mission:企業の競争優位性を生み出す

 当社グループ全体のDX推進を包括的な
 立場で指揮・監督し、全社DX戦略の企
 画・推進を担います。
 部分的な業務効率化にとどまらず全社横
 断的な業務高度化に向けたデジタル技
 術の活用を加速させます。
 さらに、ビジネスプロセスの変革と新たな
 ビジネスモデルの創出により、⼀層の競
 争力強化をもたらすDX化を実現させます。

                         28
3-3 事業トピックス
①半導体関連事業の強化
   タキロンシーアイグループ売上ポートフォリオにおける
半導体関連事業の位置づけ(2022年3月第2四半期期実績)                      ➤成長エンジンとしてさらなる事業拡大へ
                                                   ■今後の展開
          機能フィルム
                                                    「半導体設備需要増に対応」
                                建築資材
          高機能材                                      【課題と取り組み目標】
             15.0%
                                                    ①今年度より稼働開始の新設備の有効活用
                                                    ②設備改造
  半導体関連売上            環境資材
 (全社の10%強)                                          ③新規設備の導入
                                        (単位:百万円)
                                                    ④新技術の開発
 高機能材    2020年3月期      2021年3月期        2022年3月期     ⑤海外販売網の拡充
 セグメント      実績            実績              見通し
  売上高     17,267        17,478          21,200     ■伸ばすべき強み
 営業利益        1,313          1,803        2,750
                                                   (トップシェアメーカーとしての、品質と技術力)
■2022年3月期第2四半期実績                                   ・半導体製造装置向け材料として世界トップシェア
 ・営業利益は1,753百万円(全社に占める営業利益の割合
  36.6%)となり第2四半期過去最高営業利益の原動力となった。                  ・難燃基準『FM4910規格』に適合
■2022年3月期見通し                                       ・顧客要望に応える高機能製品の豊富な品揃え
 ・売上高21,200百万円、営業利益2,750百万円は過去最高
                                                   ・強固な販売ネットワーク

                                                                             29
3-3 事業トピックス
② 新規事業「循環適応型素材事業」
◼   2021年5月1日、循環適応型素材事業推進部を設置しコンパウンドを手段とした循環型社会に資する事業を興す準備作業
    を開始。事業コンセプトと戦略を決定。
◼   コンパウンドに関する新展開に伴い(株)ヘキサケミカルとの資本提携(グループ化)に備えた準備行為については本年9月末
    に円満に解消、今後は友好的協業を継続

                                                  事業コンセプト
                                ◼   プラスチックを巡る資源・環境両面の課題解決に、加工メーカーの視点から、
                                    安全で扱いやすく、循環利用に貢献する材料で応えます
          60%出資                 ◼   豊かな循環経済を共に創ります
    新事業
           マーベリックパートナーズ                             戦略
     領域
     循環適応型素材事業推進部               ◼   3Rを中心に環境関連をテーマとしたユーザソリューション型ビジネスの創設
                                ◼   タキロンシーアイグループ内での環境関連テーマの実現

     SDGs5つのゴールに関連したテーマを採択し製品開発にOA機器、家電製品等で培った
         マーベリックパートナーズ株式会社の樹脂コンパウンド配合設計技術を活用




具体的            ◼   R-PET,R-PC/ABS,R-HIPS,コンパウンド
テーマ例
                                                         土木・建材製品への応用
               ◼   容リ法由来PO発泡製品(CNF活用)等


                                                                          30
3-4 タキロンシーアイグループのサステナビリティビジョン

タキロンシーアイグループのサステナビリティビジョン            サステナビリティ理念体系           アウトカムを起点としたサステナビリティ設計

       Sustainability Vision                              安全・安心
   今日を支える、明日を変える。                         企業理念層
                                                          安心して暮らせる今日を支えるために、安全で信頼できる
                                                          製品・サービスを安定的に提供し続ける企業
タキロンシーアイグループは人々の今日の暮らしを支え、
明日の暮らしを豊かで快適にするために⾃ら変革する勇気を持って
                                           グループ           快適・心地よさ
                                           企業理念
人と地球と未来にやさしいものづくりに挑戦し続けます。                                明日の暮らしを豊かで快適に変えるために、技術とアイデア
                                                          で時代が求める製品・サービスをつくりだす挑戦を行う企業
                                           ビジョン層
                                          サステナビリティ        レジリエンス
                                            ビジョン
                                                          社会環境・状況の様々な変化に柔軟に適応するため、
                                                          常に変革に挑戦し続ける企業

                                           行動層            環境
                                          企業行動基準          常に地球環境保護をこころがけ、人と地球と未来にやさ
                                                          しいものづくりを行う企業


                                サステナビリティビジョンに基づく具体的な取り組み
                                            マテリアリティ(重要課題)
                          1. 価値創造を支える企業風土の醸成         6. CSR調達
                          2. ポリマー加工技術の深化             7. 環境負荷の低減
                          3. ダイバーシティの推進              8. 環境配慮型製品の拡大
                          4. 充実人生 経営宣言               9. コンプライアンスの徹底、リスクマネジメント対応
                          5. 海洋プラスチック問題への対応          10. コーポレート・ガバナンスの充実

                                                                                      31
Appendix. 会社概要・当社の特長
 1. 会社情報・株式情報(2021年9月末現在)
会社情報(2021年3月末現在)                               大株主
商 号         タキロンシーアイ株式会社                                           株主名                  持株比率(%)
創 ⽴         大正8年(1919年)10月10日                 伊藤忠商事株式会社                                55.54%
設 ⽴         昭和10年(1935年)12月20日                日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)                  5.60%
                                              株式会社日本カストディ銀行(信託口)                       1.83%
            〒530-0001
                                              積水樹脂株式会社                                 1.41%
本社住所        大阪府大阪市北区梅田三丁目1番3号
            (ノースゲートビルディング)                    株式会社カネカ                                  1.35%
                                              東ソー株式会社                                  1.10%
電 話     06-6453-3700
                                              タキロンシーアイ持株会                              1.09%
ウェブサイト  https://www.takiron-ci.co.jp          DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO       1.08%
資本金     15,189百万円                             渡辺パイプ株式会社                                0.90%
従業員数(連結) 3,299名                               RE FUND 107-CLIENT AC                    0.66%
株式情報                                                       証券会社                    ⾃己株式
証券コード       4215                                 外国人       1.05%                   0.02%
                                                 8.90%
発行済株式数      97,500,000株
株主数         9,960名                                金融機関
                                                  9.62%                               その他国内法人
上場証券取引所     東京 市場第一部                                                                       67.83%
                                                  個人・その他           株式の所有者別分布
単元株式数       単元株式数100株                             12.58%
株主名簿管理人     三井住友信託銀行株式会社
会計監査人       有限責任監査法人トーマツ
主要加入団体リスト(2021年7月末現在)
関西化学工業協会                          JA包装園芸資材協会                        日本プラスチック工業連盟

関西経済連合会                           日本インテリア協会                         日本プラスチック板協会

CLOMA                             日本ビニル工業会                          農業用フイルムリサイクル促進協会


                                                                                                    33
2. 会社沿革

タキロン㈱                                                                                タキロンシーアイ㈱
         ◼ 滝川セルロイド工業所創⽴
                                                                     ◼ 中国現法設⽴
                   ◼ 滝川セルロイド株式会社設⽴
                                 ◼ タキロン化学株式会社に改称                         —   上海龍徳塑料有限公司
                                                 ◼ タキロン株式会社に改称               ◼ 揖保川事業所新設、
                                     1961                                    操業開始

  1919         1935          1959        1973                 1996 2000
                                ◼ 大証2部   ◼ 東証1部
                                 上場         上場



                                                                                      2017

                            シーアイ化成㈱                                                   ◼ 経営統合
                                                                                       —   タキロンシーアイ株式会社
                                                                                           と商号変更
                                                 ◼ シーアイ化成㈱に改称
                                                 —   神戸樹脂㈱と合併
                                                         ◼ 東証2部 ◼ 東証1部
                                                          上場        指定
                                    1963 1967          1989                   2009

                                            1971              1993 1995          ◼ 伊藤忠完全子会社化
                      ◼ ハマ化成株式会社として発足
                                                                                 ◼ 東証一部上場廃止
                      — 横浜ゴム、日本ゼオン等                           ◼ Bonset
                                                                     America
                        古河グループの共同出資                            Co. 設⽴
                      — 横浜ゴムより合成品営業         ◼ 伊藤忠商事資本参加
                        権譲受                  —   横浜ゴム等から株式
                                                 譲受



                                                                                                          34
3. 国内拠点

◼   国内製造拠点:25拠点
                                                                            北海道サンプラス
                                                                            ⽯狩工場


                                                                               タキロンシーアイシビル
                                                                               恵庭工場

                                       滋賀工場      滋賀研究所
                                                                 北海道サンプラス手稲工場
           安富工場
                               三和サインワークス
                               京都工場
                                                タキロンシーアイシビル八
                 タキロンシーアイシビル                    日市工場                                   栃木工場
                 赤穂工場


      岡山工場
    (CIKナノテック)                                                   ボンパック栃木工場
            タキロンポリマー                                           ダイライト龍ヶ崎工場
            本社工場                                                                       佐野工場
                                                                                        タキロンシーアイ
                                                                                        シビル土浦工場
                                             タキロンテック三田事業所
                                                            三和サインワークス埼玉工場




                                                                                       東京工場
                    揖保川事業所        網干工場                                           (三和サインワークス)
                                                                     平塚工場
                                 (タキロンテック)

                                                                                              35
 4. 海外拠点

 ◼   海外製造拠点:6拠点

BONLEX EUROPE                                                             BONSET AMERICA
 [イタリア ヴェネト]                                                             [アメリカ ノースカロライナ]




                                               上海希愛化成電子
                   上海桑普拉斯塑料                     [中国 上海]
                    [中国 上海]




                                                          BONSET LATIN AMERICA
         PT. TAKIRON INDONESIA [インドネシア スラバヤ]
                                                                [ウルグアイ]

                                                                                       36
5. グループ概要
                        タキロンシーアイグループ
 建築資材事業         国内                     海外
                ⚫ 三和サインワークス
 住設資材事業部        ⚫ タキロンシーアイプラス
                ⚫ タキロンマテックス            ⚫ BONLEX EUROPE
 床・建装事業部
  環境資材事業
                ⚫   北海道サンプラス
                                       ⚫ PT.TAKIRON INDONESIA
                ⚫   ヨコビ
 アグリ事業部         ⚫   シーアイマテックス
                ⚫   シーアイアグロ
                ⚫ ダイライト
                ⚫ タキロンシーアイシビル
 インフラマテリアル事業部

  高機能材事業
                ⚫ タキロンポリマー             ⚫ 上海希愛化成電子
 高機能材事業部        ⚫ CIKナノテック
                ⚫ タキロン・ローランド
 機能フィルム事業
                                       ⚫ BONSET AMERICA
 ボンセット事業部       ⚫ ボンパック                ⚫ BONSET LATIN AMERICA
                                       ⚫ 上海桑普拉斯塑料
 サンジップ事業部
 その他関係会社        ⚫   タキロンテック            ⚫ 上海世愛化成貿易
                ⚫   タキロンシーアイ物流
                ⚫   ダイプラ・ウィンテス
                ⚫   マーベリックパートナーズ



                                                                37
                                    ■住設建材事業は、雨どい・排水ます等の水処理製品
                                     やポリカーボネート樹脂製高断熱中空パネル「ルメウォ
                                     ール」など、住宅から非住宅まで屋内への⾃然採光に
                                     幅広く使用される建材製品を扱っています。
                                    ■床・建装事業は、プールサイドやマンションの廊下、階段
                                     などの安全を守る優れた防滑性能を有する床材と、イン
                                     テリアや建築物の意匠性を高める化粧フィルムを扱って
                                     います。

                              住設建材事業
  ポリカーボネート樹脂製
                     ポリカーボネート樹脂板        住宅資材(雨どい他)            管工機材
高断熱中空パネル「ルメウォール」




                   床・建装事業                   主要事業の強み
                                             ◼   ポリカーボネートの成形・加工技術
  防滑性ビニル床シート       内外装用建装資材        樹脂製化粧材
                                             ◼   ポリカーボネート建材における国内随一の
                                                 製造能力
                                             ◼   トップシェアを有するポリカーボネート採光建材、
                                                 防滑性塩ビ床材
                                             ◼   建装材へ機能性を付与する総合的開発力
                                             ◼   海外生産拠点(BLX)によるグローバル展開



                                                                       38
                    ■環境資材事業本部は、農産物栽培に最適環境を提案する
                     アグリ事業と、安全安心な社会環境の整備を支えるインフラ
                     マテリアル事業で構成されています。
                    ■アグリ事業は高機能農業用フィルムを中心に、農業発展に貢献
                     しています。
                    ■インフラマテリアル事業は防水・遮水シート、高密度ポリエチレン
                     管、その他関連資材の製造から施工までの展開で社会インフラ
                     を支えています。

           アグリ事業                 主要事業の強み
農業用フィルム   包装資材     灌水チューブ
                                 ◼ 業界シェア
                                 ◼ 生産技術力
                                 ◼ 営業体制・顧客サポート力
                                 ◼ 製販から設計・加工・施工までの対応力




                   インフラマテリアル事業
                                  高耐圧ポリエチレン管   大型ポリエチレン製樹脂タンク
遮水シート       止水板     水膨張性止水材       (取扱:関係会社)      (取扱:関係会社)




                                                           39
■PVC、PC、PET等の汎用・機能樹脂板を扱うプレート事業
■マイクロモータを扱うモータ事業
■超微粒子、エンプラ素材、アセテート板を扱う各グループ
 会社で構成
■半導体製造設備など産業基盤を支えるものから、生活を
 豊かにするものまで幅広い分野に製品を提供しています。


                      プレート事業                           モータ事業

     工業用プレート       高機能ポリカーボネートプレート      静電プレート         マイクロモータ




      アセテート板      超微粒子マテリアル    濾過板・大型切削加工   主要事業の強み
    (取扱:関係会社)    (取扱:関係会社)     (取扱:関係会社)
    用途:メガネフレーム                              ◼ 業界で長きにわたり蓄積した技術力
                                            ◼ 顧客要望に応える高機能製品の豊富
                                              な品揃え
                                            ◼ 強固な販売ネットワーク
                                            ◼ 高い品質とブランド力



                                                                 40
■「ボンセット」は日本生まれのシュリンクフイルム(熱収縮
 フイルム)のブランドで各種素材の特性を活かし、ラベル用、
 キャップシール用、成形品用等様々な用途・内容物に用い
 られています。
■「サンジップ」はプラスチックジッパーテープのブランドで食品
 分野をはじめ多様な分野で使用されています。

                           ボンセット事業(熱収縮フィルム)
      熱収縮フィルム         環境配慮型製品      ◼   世界3極体制(日本・北米・南米)により世界中の需要に対応
    用途:飲料用ラベル等        ボタニカルフィルム                   タキロンシーアイ岡山工場
                                                  PSフィルム         Bonset America
                                                                 PETフィルム・PVCフィルム




                                                                 Bonset Latin America
                                                                 PETフィルム・PVCフィルム



           サンジップ事業(ジッパー)           主要事業の強み
      ジッパーテープ         環境配慮型製品      ◼   長年蓄積された製造加工技術とknowhow
   用途:食品包装用パウチ等      セルロース配合ジッパー
                                   ◼   独⾃の配合技術で用途に合わせた多様な製品の製造
                                   ◼   国内(平塚・岡山)と海外(中国・アメリカ・ウルグアイ)に生産拠点を
                                       有し、グローバル最適地生産販売の構築(BCPにも対応)
                                   ◼   金型の内製化によるお客様の要望へのきめ細やかな対応(サンジップ)
                                   ◼   生分解、モノマテリアル、バイオマスなど環境配慮型製品のラインナップと
                                       開発の拡大」



                                                                                        41
2022年3月期第2四半期セグメント別実績
      (事業)     2021年3月期第2四半期                                         2022年3月期第2四半期
                金額                  構成比          金額                  構成比         増減額           増減率
売上                                                                                        (単位:百万円、%)
       売上計              64,175        100.0              70,417        100.0           6,241     9.7
     建築資材事業計            20,074         31.3              22,380         31.8           2,305     11.5
     住設建材事業             13,148         20.5              13,365         19.0            217       1.7
     床・建装事業                 6,925      10.8                  9,014      12.8           2,088     30.2
     環境資材事業計            25,514         39.8              26,194         37.2            679       2.7
      アグリ事業             15,540         24.2              16,752         23.8           1,211      7.8
 インフラマテリアル事業                9,974      15.6                  9,441      13.4           △532     △5.3
      高機能材                  8,102      12.6              10,589         15.0           2,487     30.7
      機能フィルム            10,339         16.1              11,049         15.7            710       6.9
      ボンセット                 8,587      13.4                  9,084      12.9            497       5.8
      サンジップ                 1,752         2.7                1,965       2.8            213      12.2

               金額           利益率     構成比         金額           利益率      構成比        増減額           増減率
営業利益                                                                                     (単位:百万円、%)
     営業利益計          3,675     5.7     100.0          4,792     6.8     100.0           1,117     30.4
     建築資材事業計         892      4.4      24.3          1,366     6.1      28.5            474      53.2
     住設建材事業          805      6.1      21.9           621      4.7      13.0           △183     △22.8
     床・建装事業           86      1.3         2.4         744      8.3      15.5            658     758.9
     環境資材事業計         763      3.0      20.8           671      2.6      14.0            △91     △12.0
      アグリ事業          262      1.7         7.1         414      2.5       8.6            151      57.8
 インフラマテリアル事業         501      5.0      13.7           257      2.7       5.4           △243     △48.6
      高機能材           640      7.9      17.4          1,753    16.6      36.6           1,113    173.9
      機能フィルム        1,195 11.6         32.5          1,096     9.9      22.9            △98     △8.3
      ボンセット          937 10.9          25.5           880      9.7      18.4            △56     △6.0
      サンジップ          258 14.8             7.0         216     11.0       4.5            △42     △16.3


                                                                                                     42
2022年3月期通期セグメント別見通し
      (事業)           2021年3月期                                        2022年3月期見通し
                金額                  構成比          金額                  構成比       増減額            増減率
売上                                                                                      (単位:百万円、%)
       売上計             134,470        100.0             140,000       100.0           5,529      4.1
     建築資材事業計            42,147         31.3              44,200        31.6           2,053      4.9
     住設建材事業             26,216         19.5              26,000        18.6           △216     △0.8
     床・建装事業             15,930         11.8              18,200        13.0           2,270     14.2
     環境資材事業計            54,930         40.9              53,400        38.2          △1,530    △2.8
      アグリ事業             32,670         24.3              33,500        24.0             830      2.5
 インフラマテリアル事業            22,260         16.6              19,900        14.2          △2,360    △10.6
      高機能材              17,478         13.0              21,200        15.1           3,722     21.3
      機能フィルム            19,464         14.5              21,200        15.1           1,736      8.9
      ボンセット             15,977         11.9              17,400        12.4           1,423      8.9
      サンジップ                 3,487         2.6                3,800      2.7             313      9.0

               金額           利益率     構成比         金額           利益率     構成比       増減額            増減率
営業利益                                                                                    (単位:百万円、%)
     営業利益計          8,511     6.3     100.0          8,000     5.7    100.0           △511    △6.0
     建築資材事業計        2,069     4.9      24.3          2,650     6.0     33.1             581     28.1
     住設建材事業         1,237     4.7      14.5          1,000     3.8     12.5           △237     △19.2
     床・建装事業          832      5.2         9.8        1,650     9.1     20.6             818     98.3
     環境資材事業計        2,329     4.2      27.4          1,490     2.8     18.6           △839     △36.0
      アグリ事業          737      2.3         8.7         800      2.4     10.0              63      8.5
 インフラマテリアル事業        1,592     7.2      18.7           690      3.5      8.6           △902     △56.7
      高機能材          1,803 10.3         21.2          2,750    13.0     34.4             947     52.5
      機能フィルム        1,984 10.2         23.3          1,550     7.3     19.4           △434     △21.9
      ボンセット         1,529     9.6      18.0          1,170     6.7     14.6           △359     △23.5
      サンジップ          454 13.0             5.3         380     10.0      4.8            △74     △16.3


                                                                                                    43
IRに関するお問い合わせ先



                         タキロンシーアイ株式会社
                            経営企画部
                      コーポレートコミュニケーショングループ



                         電話:03-6711-3718
                       e-mail:ir@takiron-ci.co.jp




将来見通し等に関する注意事項
本資料につきましては投資家の皆様への情報提供のみを目的としたものであり、売買の勧誘を目的としたものではありません。
本資料における、将来予想に関する記述につきましては、目標や予測に基づいており、確約や保証を与えるものではありません。また、将来における当社の業績
が、現在の当社の将来予想と異なる結果になることがある点を認識された上で、ご利用ください。
また、業界等に関する記述につきましても、信頼できると思われる各種データに基づいて作成していますが、当社はその正確性、完全性を保証するものではあり
ません。
本資料は、投資家の皆様がいかなる目的にご利用される場合においても、ご⾃身のご判断と責任においてご利用されることを前提にご提示させていただくもので
あり、当社はいかなる場合においてもその責任は負いません。


                                                                           44