4215 タキロンシーアイ 2021-11-24 17:00:00
2022年3月期第2四半期 決算説明会資料 [pdf]
2022年3月期第2四半期 決算説明会
2021年11月
証券コード 4215 東証第1部
目次
1. 2022年3月期第2四半期決算実績 P. 2
2. 2022年3月期業績予想 P.14
3. 中期経営計画の進捗状況 P.24
Appendix. 会社概要・当社の特長 P.32
1
1. 2022年3月期第2四半期決算実績
1-1. 決算概要
営業利益は第2四半期過去最高を更新
2020年3月期 2021年3月期
第2四半期 第2四半期 2022年3月期第2四半期
前期比
金額 金額 金額 構成比
(単位:百万円) 増減額 増減率
売上高 70,738 64,175 70,417 100.0 6,241 9.7
売上総利益 19,454 18,627 20,423 29.0 1,795 9.6
販売費及び一般管理費 15,816 14,952 15,630 22.2 677 4.5
営業利益 3,638 3,675 4,792 6.8 1,117 30.4
経常利益 3,716 3,783 4,998 7.1 1,215 32.1
親会社株主に帰属する
四半期純利益
2,350 2,086 3,480 4.9 1,393 66.8
海外売上高 11,187 10,810 13,106 18.6 2,295 21.2
1株当たり四半期期純利益 24.14円 21.43円 35.76円 - 14.33円 66.9
設備投資額 5,061 3,010 2,314 - △695 △23.1
減価償却費 2,149 2,586 2,552 - △34 △1.3
2022年3月期第2四半期ハイライト
◼ 売上高は、昨年度のコロナ影響からの復調、原材料及び物流費の高騰による製品値上げ前の駆け込み需要等により前期比
9.7%の増収
◼ 営業利益は、原材料及び物流費高騰の影響を受けるも、値上げ前の駆け込み需要による増収や高機能材セグメントにおける半
導体装置向け製品が牽引し前期比30.4%の増益。第2四半期としては過去最高を更新
◼ 親会社株主に帰属する四半期純利益は、前期は投資有価証券の評価減363百万円の影響があったが、当期については投資有
価証券の売却益と、固定資産売却益により計144百万円の増益要因もあり、前期比66.8%の増益
3
1-2. セグメント別売上高構成比
機能フィルム事業本部 建築資材事業本部
サンジップ事業部
ボンセット事業部 サンジップ事業部 2.8% 住設建材事業部 床・建装事業部
その他
飲料用ラベル ジッパーテープ 0.3% 採光建材 防滑性ビニル長尺床
ボンセット事業部 住設建材事業部
12.9% 19.0%
0.3%
15.7%
31.8%
2022年3月期
高機能材事業部 第2四半期実績
15.0% 15.0% 売上 床・建装事業部
704億円
12.8%
インフラマテリアル
工業用プレート マイクロモータ アグリ事業部 事業部
インフラマテリアル事 農業用フィルム 水膨張性止水材
37.2%
業部
13.4% アグリ事業部
23.8%
高機能材事業部
高機能材事業本部 環境資材事業本部
4
1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
セグメント別概況
セグメント別売上高
(百万円)
30,000
25,51426,194 2021/3期2Q 2022/3期2Q
22,380
20,074
20,000
11,049
10,589 10,339
10,000 8,102
0
建築資材 建築資材 環境資材 環境資材 高機能 高機能材 機能フィルム 機能フィルム
セグメント別営業利益
(百万円)
2,000
1,753 2021/3期2Q 2022/3期2Q
1,500 1,366
1,195
1,096
1,000 892
763
671 640
500
0
建築資材 建築資材 環境資材 環境資材 高機能 高機能材 機能フィルム 機能フィルム
5
1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
主要関連動向
セグメント 関連指標 19FY→20FY 20FY→21FY 2021FY概況
新設住宅着工戸数 コロナ影響により落ち込むも一定程度回復
建築資材
セグメント コロナ影響により延期されていた案件
分譲マンション改修工事 の発注により好調
農業資材の需要 コロナ影響により落ち込むも一定程度回復
環境資材
セグメント 当社関連案件については、工事の
土木公共工事状況 中断、延期により不調
高機能材 世界的に半導体需要が旺盛であり、半導体製造
半導体需要
セグメント 設備の需要も比例して好調
機能フィルム 19FY→20FYは欧米を中心にコロナ影響による巣
ペットボトル消費動向
セグメント ごもり需要があったが、安定した需要が継続
※関連指標および概況につきましては、当社の取引先様からのヒアリング等を参考にし当社にて判断したものであり、公的データを元にしたものでは
ございません。
6
1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
セグメント別概況(建築資材事業セグメント):進捗
建築資材事業セグメント(住設建材事業 ・ 床・建装事業)
◼ 住設建材事業は、ホームセンター向けの販売において前年の巣籠り需要の反動がありましたが、新設住宅着工戸数の回復と原材料及び物流費の
高騰による 製品値上げ前の駆け込み需要により増収
◼ 床・建装事業は、床部門において、コロナ禍の影響により延期されていた物件の受注増により増収。建装部門においても、国内の建築物件向けは
コロナ禍の影響から回復途上にあり、海外市場における回復が進んだため、前年同期と比較して伸長し事業全体として大幅な増収
(単位:百万円、%)
2021年3月期
2022年3月期第2四半期
第2四半期
(事業) 2Q計 第1Q 第2Q 2Q計
期首
期首年度計画進捗
年度計画
実績 実績 実績 実績 対前年
売上
2,305
建築資材事業計 20,074 11,935 10,444 22,380 44,000
(+11.5%) 50.9%
217
住設建材事業 13,148 7,048 6,317 13,365 27,200 49.1%
(+1.7%)
2,088 53.7%
床・建装事業 6,925 4,887 4,127 9,014 16,800
(+30.2%)
0% 50% 100%
営業利益
892 1,039 327 1,366 474 2,470
建築資材事業計 55.3%
(4.4%) (8.7%) (3.1%) (6.1%) (+53.2%) (5.6%)
805 422 199 621 △183 1,370
住設建材事業 45.3%
(6.1%) (6.0%) (3.2%) (4.7%) (△22.8%) (5.0%)
86 616 128 744 658 1,100 67.6%
床・建装事業
(1.3%) (12.6%) (3.1%) (8.3%) (+758.9%) (6.5%)
7
1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
セグメント別概況(環境資材事業セグメント):進捗
環境資材事業セグメント(アグリ事業・インフラマテリアル事業)
◼ アグリ事業は、コロナ禍での先行き不安感からの買い控えが続いてきた更新需要も回復基調の上に、前年から続く大型物件の
受注に加え、製品値上げ前の駆け込み需要があったことで増収
◼ インフラマテリアル事業は、更生管事業や災害復興需要、ハウエル管の大型物件への販売など堅調な推移があったものの、大型
工事物件の計画変更や長期停止、7月および8月の豪雨災害などの影響が大きく、全体的に低調となり減収
(単位:百万円、%)
2021年3月期
2022年3月期第2四半期
第2四半期
(事業) 2Q計 第1Q 第2Q 2Q計
期首
期首年度計画進捗
年度計画
実績 実績 実績 実績 対前年
売上
679
環境資材事業計 25,514 12,864 13,329 26,194 56,500
(+2.7%) 46.4%
1,211
アグリ事業 15,540 8,442 8,310 16,752 34,300 48.8%
(+7.8%)
インフラマテリアル △532
9,974 4,421 5,019 9,441 22,200 42.5%
事業 (△5.3%)
営業利益
763 320 351 671 △91 2,040
環境資材事業計 32.9%
(3.0%) (2.5%) (2.6%) (2.6%) (△12.0%) (3.6%)
262 165 248 414 151 820
アグリ事業 50.5%
(1.7%) (2.0%) (3.0%) (2.5%) (57.8%) (2.4%)
インフラマテリアル 501 154 102 257 △243 1,220 21.1%
事業 (5.0%) (3.5%) (2.0%) (2.7%) (△48.6%) (5.5%)
8
1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
セグメント別概況(高機能材事業セグメント):進捗
高機能材事業セグメント
◼ 高機能材事業は、半導体市場の成長による半導体製造装置メーカーの好業績を背景に、装置向けの工業用
プレート、エンプラ材の販売が引き続き高い水準を維持。半導体パッケージ基板用部材向けのナノ材料販売も伸
長。世界的に新型コロナワクチン接種が進み、先進国を中心とした活動規制の段階的な緩和から消費活動の改
善もみられ、眼鏡フレーム用アセテート板の販売が増加。民生用機器向けを中心にマイクロモータの販売も堅調
に推移
(単位:百万円、%)
2021年3月期
2022年3月期第2四半期
第2四半期
(事業) 2Q計 第1Q 第2Q 2Q計
期首
期首年度計画進捗
年度計画
実績 実績 実績 実績 対前年
売上
+2,487
高機能材事業計 8,102 5,507 5,081 10,589 18,000 58.8%
(+30.7%)
営業利益
640 1,019 734 1,753 +1,113 1,670
高機能材事業計 105.0%
(7.9%) (18.5%) (14.5%) (16.6%) (+173.9%) (9.3%)
9
1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
セグメント別概況(機能フィルム事業セグメント):進捗
機能フィルム事業セグメント(ボンセット事業、サンジップ事業)
◼ ボンセット事業は、シュリンクフィルムが国内販売及び欧米市場において堅調に推移
◼ サンジップ事業は、ジッパーテープが日本国内、アジア、欧州を中心に食品、ペットフード及びアパレル関係で好調に推移し増収
(単位:百万円、%)
2021年3月期
2022年3月期第2四半期
第2四半期
(事業) 2Q計 第1Q 第2Q 2Q計
期首
期首年度計画進捗
年度計画
実績 実績 実績 実績 対前年
売上
機能フィルム事業 710
10,339 5,440 5,608 11,049 21,000
計 (+6.9%) 52.6%
497
ボンセット事業 8,587 4,452 4,631 9,084 17,100 53.1%
(+5.8%)
213
サンジップ事業 1,752 988 977 1,965 3,900 50.4%
(12.2%)
営業利益
機能フィルム事業 1,195 685 411 1,096 △98 1,750
計 (11.6%) (12.6%) (7.3%) (9.9%) (△8.3%) (8.3%) 62.6%
937 572 308 880 △56 1,360
ボンセット事業 64.7%
(10.9%) (12.9%) (6.7%) (9.7%) (△6.0%) (8.0%)
258 113 103 216 △42 390 55.4%
サンジップ事業
(14.8%) (11.4%) (10.6%) (11.0%) (△16.3%) (10.0%)
10
1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
営業利益増減要因分析
(単位:百万円)
6,000 建築資材 環境資材 高機能材 機能フィルム 6,000
売
利上 202 △111
売 益増 15 売 △190
に 上 増に 売 に 上
5,000 売 よ 総 よ 310 に 販 よ 総 に 5,000
る 利 る よ 管 利上 る 利 よ 販 △279 4,792
利上 売 益増
増
益に
利益 に 販 る 費 に 利益 る 管
増よ
増よ
益率 利上 よ 管 売 利の 益率 利費 そ
減低 増 る 費 に 上 益減 る 減低 益増
益に の
る 下 増よ 利増 よ 総 増少 下 減加 他
益加 788 る 利
る 減 利益
△386 △16 益率
158 増上
49 売 △233 昇
811 に 上
4,000 に 販 よ 総 4,000
よ 管 る 利
3,675 る 費 利益
利の 益率
益減 減低
増少 下
3,000 3,000
2021年3月期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 2022年3月期
15 16 17
第2四半期 第2四半期
11
1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
貸借対照表
(単位:百万円)
資産
2021年 2022年
(単位:百万円) 3月期 3月期2Q 増減額
流動資産 88,584 90,533 1,948
流動資産 現金及び預金 6,712 7,630 917
88,584 90,533 預け金の増加
+1,948
(+3,543) 売上債権 46,185 44,650 △1,534
たな卸資産 22,832 23,351 519
投資有価証券減少
固定資産 (△439)
54,158 △640 53,518 その他 12,853 14,900 2,046
固定資産 54,158 53,518 △640
2021/3期 2022/3期2Q
有形固定資産 41,947 41,971 24
負債/純資産 無形固定資産 2,661 2,497 △163
(単位:百万円) 投資その他の資産 9,550 9,049 △501
その他流動負債の減少 資産合計 142,743 144,051 1,308
負債 (未払い消費税等
55,375 54,409
△965
△917)
負債合計 55,375 54,409 △965
利益剰余金増加 (有利子負債残高) 4,438 4,816 377
純資産
87,367 89,641 (純利益+3,480)
+2,274 純資産合計 87,367 89,641 2,274
(配当金の支払い額
△1,169) (単位:%)
2021/3期 2022/3期2Q
自己資本比率 60.0 61.1 1.1
12
1-3. 2022年3月期第2四半期決算実績
連結キャッシュフロー計算書
◼ フリー・キャッシュフローは2021年3月期2Qの4,187百万円から2,099百万円減の2,088百万円
(単位:百万円)
有形固定資産の取得による支出 △2,100
税金等調整前四半期純利益 +5,131 預け金の増減額 △3,543
減価償却費 +2,552
その他 △773
+6,910 △4,822 配当金の支払額 △1,169
営業活動による 投資活動による
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー △317
連結除外に伴う
△890 現金及び現金同
財務活動による 等物の減少額
キャッシュ・フロー
36
現金及び 現金及び
現金及び 現金同等物 現金同等物の
現金同等物の に係る換算差額 期末残高
期首残高 7,630
6,712 FCF:2,088百万円
2021年4月1日 2021年9月30日
13
2. 2022年3月期業績予想
2. 2022年3月期業績予想
売上高・利益・各種指標推移(実績および見通し)
売上高 営業利益
(百万円) (百万円)
160,000 16,000
147,805 150,650
140,000
140,000 139,432 14,000
134,470
120,000 13,091 12,000
100,000 10,000
80,000 9,080 8,000
8,363 8,511
8,000
7,372
60,000 6,579 6,000
6,391
5,332 5,500
40,000 4,000
20,000 2,000
0 0
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期見通し
売上高 営業利益 当期純利益
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期見通し
営業利益率 5.7% 6.0% 5.3% 6.3% 5.7%
ROA 5.7% 4.6% 9.2% 3.7% 3.8%
ROE 9.6% 8.8% 17.0% 6.4% 6.3%
15
2. 2022年3月期業績予想
損益計算書(P/L)(連結)
◼ 建築資材事業、高機能材事業を中心に売上が増加するも、原材料高の影響を受け粗利率の低下および販管
費の上昇を見込み営業利益では減益見通し
実績 予想
2021年3月期(累計) 2022年3月期(累計)
前期比
金額 構成比 金額 構成比
増減額 増減率
売上高 134,470 100.0 140,000 100.0 5,529 4.1
売上総利益 39,013 29.0 40,000 28.6 986 2.5
販売費及び一般管理費 30,502 22.7 32,000 22.9 1,497 4.9
営業利益 8,511 6.3 8,000 5.7 △511 △6.0
経常利益 8,807 6.6 8,200 5.9 △607 △6.9
親会社株主に帰属する純利益 5,332 4.0 5,500 3.9 167 3.1
海外売上高 21,522 16.0 23,000 16.4 1,478 6.9
1株当たり当期純利益 54.77円 56.49円 1.72円 3.1
ROA 3.7 3.8
ROE 6.4 6.3
16
2. 2022年3月期業績予想
セグメント別見通し
(百万円)
セグメント別売上高
60,000 54,930 53,400
2021/3期 2022/3期
42,147 44,200
40,000
21,200 19,464 21,200
17,478
20,000
0
建築資材 建築資材 環境資材 環境資材 高機能 高機能材 機能フィルム 機能フィルム
セグメント別営業利益
(百万円)
3,000 2,650 2,750
2021/3期 2022/3期
2,500 2,329
2,069 1,984
2,000 1,803
1,490 1,550
1,500
1,000
500
0
建築資材 環境資材 高機能材 機能フィルム
建築資材 環境資材 高機能 機能フィルム
※連結業績予想について直近に公表されている業績予想からの修正はありませんが、第2四半期までのセグメント別の売上・利益の当初期首計画からの進捗乖離
を踏まえ、各セグメント別において当初期首計画からの修正を実施しております
17
2. 2022年3月期業績予想
セグメント別見通し:建築資材セグメント
建築資材事業セグメント(住設建材事業 ・ 床・建装事業)
◼ 住設建材事業は、前年度の新設住宅着工戸数の落ち込みからは緩やかに回復するも、期首計画には至らず前年からも減
収・減益見込み
◼ 床・建装事業は前年度、コロナ禍により延期・中止となったマンション改修工事需要の回復により増収、増益、期首計画につ
いても達成見込み (単位:百万円、%)
2021年3月期 2022年3月期見通し
(事業)
期首 期首年度計画
実績 見通し 対前年
年度計画 との差
売上
2,053
建築資材事業計 42,147 44,200 44,000 200
(4.9%)
△216
住設建材事業 26,216 26,000 27,200 △1,200
(△0.8%)
2,270
床・建装事業 15,930 18,200 16,800 1,400
(14.2%)
営業利益
2,069 2,650 581 2,470
建築資材事業計 180
(4.9%) (6.0%) (+28.1%) (5.6%)
1,237 1,000 △237 1,370
住設建材事業 △370
(4.7%) (3.8%) (△19.2%) (5.0%)
832 1,650 818 1,100
床・建装事業 550
(5.2%) (9.1%) (+98.3%) (6.5%)
18
2. 2022年3月期業績予想
セグメント別見通し:環境資材セグメント
環境資材事業セグメント(アグリ事業・インフラマテリアル事業)
◼ アグリ事業は、コロナ禍の影響により落ち込んでいた農業用ハウス関連資材の緩やかな受注回復を予想しており、期首計画に
は及ばないものの増収・増益見込み
◼ インフラマテリアル事業は、期首計画では災害復興需要や更生管事業が堅調に推移すると予想するも、大型案件の延期等に
より売上げ、営業利益共に期首計画未達、減収・減益見込み
(単位:百万円、%)
2021年3月期 2022年3月期見通し
(事業)
期首 期首年度計画
実績 見通し 対前年
年度計画 との差
売上
△1,530
環境資材事業計 54,930 53,400 56,500 △3,100
(△2.8%)
830
アグリ事業 32,670 33,500 34,300 △800
(+2.5%)
△2,360
インフラマテリアル事業 22,260 19,900 22,200 △2,300
(△10.6%)
営業利益
2,329 1,490 △839 2,040
環境資材事業計 △550
(4.2%) (2.8%) (△36.0%) (3.6%)
737 800 63 820
アグリ事業 △20
(2.3%) (2.4%) (+8.5%) (2.4%)
1,592 690 △902 1,220
インフラマテリアル事業 △530
(7.2%) (3.5%) (△56.7%) (5.5%)
19
2. 2022年3月期業績予想
セグメント別見通し:高機能材セグメント
高機能材事業セグメント
◼ 高機能材事業は、旺盛な半導体需要に牽引され半導体製造設備需要が引き続き堅調に推移するもの
と予想、売上は期首計画を上回り、増収を見込む。営業利益は販売量の増加及び、増産益の取り込み
により期首計画を大きく上回り増益見込み
(単位:百万円、%)
2021年3月期 2022年3月期見通し
(事業)
期首 期首年度計画
実績 見通し 対前年
年度計画 との差
売上
3,722
高機能材事業計 17,478 21,200 18,000 3,200
(+21.3%)
営業利益
1,803 2,750 947 1,670
高機能材事業計 1,080
(10.3%) (13.0%) (+52.5%) (9.3%)
20
2. 2022年3月期業績予想
セグメント別見通し:機能フィルムセグメント
機能フィルム事業セグメント(ボンセット事業、サンジップ事業)
◼ ボンセット事業は、北米市場の需要が引き続き堅調に推移するものと予想しており、売上は期首計画達成、増収を見込むも、
営業利益は原材料及び物流費の高騰により、期首計画未達、減益見込み
◼ サンジップ事業は、ジッパーテープが引き続き、日本国内、アジア、欧米を中心に堅調に推移するものと予想しており、増収を見込
むも期首計画にはわずかに未達見込み。営業利益は原材料及び物流費の高騰により、期首計画未達、減益見込み
(単位:百万円、%)
2021年3月期 2022年3月期見通し
(事業)
期首 期首年度計画
実績 見通し 対前年
年度計画 との差
機能フィルム事業 1,736
計
19,464 21,200 21,000 200
(8.9%)
1,423
ボンセット事業 15,977 17,400 17,100 300
(8.9%)
313
サンジップ事業 3,487 3,800 3,900 △100
(+9.0%)
機能フィルム事業 1,984 1,550 △434 1,750
計
△200
(10.2%) (7.3%) (△21.9%) (8.3%)
1,529 1,170 △359 1,360
ボンセット事業 △190
(9.6%) (6.7%) (△23.5%) (8.0%)
454 380 △74 390
サンジップ事業 △10
(13.0%) (10.0%) (△16.3%) (10.0%)
21
2. 2022年3月期業績予想
配当予想
配当推移
◼ 2021年3月期配当金については、1株につき22円を実施、2022年3月期末配当予想については1株につき23円を想定しております
(一株配当金額:円) (配当性向)
40 56.6% 60.0%
35
50.0%
30 40.2% 40.7%
39.6%
40.0%
25
20 26.7% 30.0%
37.0
15
26.0 20.0%
22.0 23.0
10
18.0
10.0%
5
0 0.0%
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期予想
普通配当 配当性向
(注)配当性向は特殊損益を除いた場合の数値(2020年3月期は記念配当10円を除いた27円で算出)
22
メモ
23
3. 中期経営計画の進捗状況
3-1. 中期経営計画概要
定量目標/6つの重点実施項目と成長原資/支援体制の新設
80,000 定量目標 売上高 14000
1,570億円 営業利益
60,000 売上高 110億円
1,344 億円 1,400 億円 12000
40,000 営業利益
20,000 85億円 80 億円 連結純利益 10000
75億円
00,000 8000
連結純利益
53億円 55 億円
80,000 6000
60,000
4000
営業利益率
40,000 6.3% 営業利益率 7.0%
ROE 6.4% ROE 7.9%
2000
ROA
20,000 3.7% ROA 4.8%
0 0
2021年3月期実績 2022年3月期計画 2024年3月期計画
重点実施項目
新事業・新製品・
社会課題の解決 ボーダレスの加速
新技術の獲得
グループ経営の
デジタルの実装 経営基盤の進化
再整備
2つの成長原資 2つの支援体制の新設
1 330億円の投資枠を設定 1 デジタル戦略専門組織
2 研究開発費総額を売上高比率2%以上に設定 2 中計・マテリアリティ管理委員会
25
3-2. 中期経営計画進捗状況
重点実施項目の取組みトピックス①
社会課題の解決 その他の取組み状況
◼ 「CO2排出量削減」
新組織 ー2023年度KPI目標を達成済(昨年度実績△17.2%)
太陽光発電・再生エネ電力購入を計画し、
「カーボンニュートラル推進グループ」 更なる排出削減効果推進を図る。
10月稼働 ◼ 「水辺のクリーンエイド活動」
-工場周辺の清掃や地域奉仕を中心に活動を実施
Mission:2050年カーボンニュートラルの実現
当社は事業に伴うCO₂排出量を2030年
度までに2018年度比で30%削減すると
いう目標を掲げております。
脱炭素対応および気候変動対応を中核
としたグループ全体の環境シフトを実現
するために、その戦略立案、対応策の推
進およびそれらのマネジメントの役割を
担います。
26
3-2. 中期経営計画進捗状況
重点実施項目の取組みトピックス②
新事業・新製品・新技術の獲得 【ポイント】
・創⽴ 100 年を超える樹脂加工メーカーが独⾃の特
殊混錬製法により開発
新技術 ・天然繊維であるセルロースを 51%以上配合したオレ
フィン系樹脂のコンパウンド。紙表記が可能
セルロース(天然繊維)配合コンパウンド
・通常のオレフィン系樹脂と同等の物性をもち、かつ強
5月31日ニュースリリース 度、耐熱性の点ではオレフィン系樹脂に勝る
・ニーズに合わせた配合や流動特性の調整も可能
容器包装リサイクル法で「紙」製と認めら ・⽯油由来樹脂の使用量を低減することで CO2排出
れるセルロースコンパウンドの開発 量削減に貢献
を進めています。 ・売上は 3 年後に年間 3〜5 億円を見込む
樹脂加工メーカー独自の特殊混錬製法
により、天然繊維であるセルロースを
51%以上配合したオレフィン系樹脂のコ
ンパウンドで、製品への「紙マーク」表記
が可能になります。
セルロースコンパウンド 新技術を活用したジッパーテープ
(2021年度中に製品化予定)
27
3-2. 中期経営計画進捗状況
重点実施項目の取組みトピックス③
デジタルの実装
新組織
「DX戦略推進部」
10月稼働
Mission:企業の競争優位性を生み出す
当社グループ全体のDX推進を包括的な
立場で指揮・監督し、全社DX戦略の企
画・推進を担います。
部分的な業務効率化にとどまらず全社横
断的な業務高度化に向けたデジタル技
術の活用を加速させます。
さらに、ビジネスプロセスの変革と新たな
ビジネスモデルの創出により、⼀層の競
争力強化をもたらすDX化を実現させます。
28
3-3 事業トピックス
①半導体関連事業の強化
タキロンシーアイグループ売上ポートフォリオにおける
半導体関連事業の位置づけ(2022年3月第2四半期期実績) ➤成長エンジンとしてさらなる事業拡大へ
■今後の展開
機能フィルム
「半導体設備需要増に対応」
建築資材
高機能材 【課題と取り組み目標】
15.0%
①今年度より稼働開始の新設備の有効活用
②設備改造
半導体関連売上 環境資材
(全社の10%強) ③新規設備の導入
(単位:百万円)
④新技術の開発
高機能材 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期 ⑤海外販売網の拡充
セグメント 実績 実績 見通し
売上高 17,267 17,478 21,200 ■伸ばすべき強み
営業利益 1,313 1,803 2,750
(トップシェアメーカーとしての、品質と技術力)
■2022年3月期第2四半期実績 ・半導体製造装置向け材料として世界トップシェア
・営業利益は1,753百万円(全社に占める営業利益の割合
36.6%)となり第2四半期過去最高営業利益の原動力となった。 ・難燃基準『FM4910規格』に適合
■2022年3月期見通し ・顧客要望に応える高機能製品の豊富な品揃え
・売上高21,200百万円、営業利益2,750百万円は過去最高
・強固な販売ネットワーク
29
3-3 事業トピックス
② 新規事業「循環適応型素材事業」
◼ 2021年5月1日、循環適応型素材事業推進部を設置しコンパウンドを手段とした循環型社会に資する事業を興す準備作業
を開始。事業コンセプトと戦略を決定。
◼ コンパウンドに関する新展開に伴い(株)ヘキサケミカルとの資本提携(グループ化)に備えた準備行為については本年9月末
に円満に解消、今後は友好的協業を継続
事業コンセプト
◼ プラスチックを巡る資源・環境両面の課題解決に、加工メーカーの視点から、
安全で扱いやすく、循環利用に貢献する材料で応えます
60%出資 ◼ 豊かな循環経済を共に創ります
新事業
マーベリックパートナーズ 戦略
領域
循環適応型素材事業推進部 ◼ 3Rを中心に環境関連をテーマとしたユーザソリューション型ビジネスの創設
◼ タキロンシーアイグループ内での環境関連テーマの実現
SDGs5つのゴールに関連したテーマを採択し製品開発にOA機器、家電製品等で培った
マーベリックパートナーズ株式会社の樹脂コンパウンド配合設計技術を活用
具体的 ◼ R-PET,R-PC/ABS,R-HIPS,コンパウンド
テーマ例
土木・建材製品への応用
◼ 容リ法由来PO発泡製品(CNF活用)等
30
3-4 タキロンシーアイグループのサステナビリティビジョン
タキロンシーアイグループのサステナビリティビジョン サステナビリティ理念体系 アウトカムを起点としたサステナビリティ設計
Sustainability Vision 安全・安心
今日を支える、明日を変える。 企業理念層
安心して暮らせる今日を支えるために、安全で信頼できる
製品・サービスを安定的に提供し続ける企業
タキロンシーアイグループは人々の今日の暮らしを支え、
明日の暮らしを豊かで快適にするために⾃ら変革する勇気を持って
グループ 快適・心地よさ
企業理念
人と地球と未来にやさしいものづくりに挑戦し続けます。 明日の暮らしを豊かで快適に変えるために、技術とアイデア
で時代が求める製品・サービスをつくりだす挑戦を行う企業
ビジョン層
サステナビリティ レジリエンス
ビジョン
社会環境・状況の様々な変化に柔軟に適応するため、
常に変革に挑戦し続ける企業
行動層 環境
企業行動基準 常に地球環境保護をこころがけ、人と地球と未来にやさ
しいものづくりを行う企業
サステナビリティビジョンに基づく具体的な取り組み
マテリアリティ(重要課題)
1. 価値創造を支える企業風土の醸成 6. CSR調達
2. ポリマー加工技術の深化 7. 環境負荷の低減
3. ダイバーシティの推進 8. 環境配慮型製品の拡大
4. 充実人生 経営宣言 9. コンプライアンスの徹底、リスクマネジメント対応
5. 海洋プラスチック問題への対応 10. コーポレート・ガバナンスの充実
31
Appendix. 会社概要・当社の特長
1. 会社情報・株式情報(2021年9月末現在)
会社情報(2021年3月末現在) 大株主
商 号 タキロンシーアイ株式会社 株主名 持株比率(%)
創 ⽴ 大正8年(1919年)10月10日 伊藤忠商事株式会社 55.54%
設 ⽴ 昭和10年(1935年)12月20日 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 5.60%
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 1.83%
〒530-0001
積水樹脂株式会社 1.41%
本社住所 大阪府大阪市北区梅田三丁目1番3号
(ノースゲートビルディング) 株式会社カネカ 1.35%
東ソー株式会社 1.10%
電 話 06-6453-3700
タキロンシーアイ持株会 1.09%
ウェブサイト https://www.takiron-ci.co.jp DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO 1.08%
資本金 15,189百万円 渡辺パイプ株式会社 0.90%
従業員数(連結) 3,299名 RE FUND 107-CLIENT AC 0.66%
株式情報 証券会社 ⾃己株式
証券コード 4215 外国人 1.05% 0.02%
8.90%
発行済株式数 97,500,000株
株主数 9,960名 金融機関
9.62% その他国内法人
上場証券取引所 東京 市場第一部 67.83%
個人・その他 株式の所有者別分布
単元株式数 単元株式数100株 12.58%
株主名簿管理人 三井住友信託銀行株式会社
会計監査人 有限責任監査法人トーマツ
主要加入団体リスト(2021年7月末現在)
関西化学工業協会 JA包装園芸資材協会 日本プラスチック工業連盟
関西経済連合会 日本インテリア協会 日本プラスチック板協会
CLOMA 日本ビニル工業会 農業用フイルムリサイクル促進協会
33
2. 会社沿革
タキロン㈱ タキロンシーアイ㈱
◼ 滝川セルロイド工業所創⽴
◼ 中国現法設⽴
◼ 滝川セルロイド株式会社設⽴
◼ タキロン化学株式会社に改称 — 上海龍徳塑料有限公司
◼ タキロン株式会社に改称 ◼ 揖保川事業所新設、
1961 操業開始
1919 1935 1959 1973 1996 2000
◼ 大証2部 ◼ 東証1部
上場 上場
2017
シーアイ化成㈱ ◼ 経営統合
— タキロンシーアイ株式会社
と商号変更
◼ シーアイ化成㈱に改称
— 神戸樹脂㈱と合併
◼ 東証2部 ◼ 東証1部
上場 指定
1963 1967 1989 2009
1971 1993 1995 ◼ 伊藤忠完全子会社化
◼ ハマ化成株式会社として発足
◼ 東証一部上場廃止
— 横浜ゴム、日本ゼオン等 ◼ Bonset
America
古河グループの共同出資 Co. 設⽴
— 横浜ゴムより合成品営業 ◼ 伊藤忠商事資本参加
権譲受 — 横浜ゴム等から株式
譲受
34
3. 国内拠点
◼ 国内製造拠点:25拠点
北海道サンプラス
⽯狩工場
タキロンシーアイシビル
恵庭工場
滋賀工場 滋賀研究所
北海道サンプラス手稲工場
安富工場
三和サインワークス
京都工場
タキロンシーアイシビル八
タキロンシーアイシビル 日市工場 栃木工場
赤穂工場
岡山工場
(CIKナノテック) ボンパック栃木工場
タキロンポリマー ダイライト龍ヶ崎工場
本社工場 佐野工場
タキロンシーアイ
シビル土浦工場
タキロンテック三田事業所
三和サインワークス埼玉工場
東京工場
揖保川事業所 網干工場 (三和サインワークス)
平塚工場
(タキロンテック)
35
4. 海外拠点
◼ 海外製造拠点:6拠点
BONLEX EUROPE BONSET AMERICA
[イタリア ヴェネト] [アメリカ ノースカロライナ]
上海希愛化成電子
上海桑普拉斯塑料 [中国 上海]
[中国 上海]
BONSET LATIN AMERICA
PT. TAKIRON INDONESIA [インドネシア スラバヤ]
[ウルグアイ]
36
5. グループ概要
タキロンシーアイグループ
建築資材事業 国内 海外
⚫ 三和サインワークス
住設資材事業部 ⚫ タキロンシーアイプラス
⚫ タキロンマテックス ⚫ BONLEX EUROPE
床・建装事業部
環境資材事業
⚫ 北海道サンプラス
⚫ PT.TAKIRON INDONESIA
⚫ ヨコビ
アグリ事業部 ⚫ シーアイマテックス
⚫ シーアイアグロ
⚫ ダイライト
⚫ タキロンシーアイシビル
インフラマテリアル事業部
高機能材事業
⚫ タキロンポリマー ⚫ 上海希愛化成電子
高機能材事業部 ⚫ CIKナノテック
⚫ タキロン・ローランド
機能フィルム事業
⚫ BONSET AMERICA
ボンセット事業部 ⚫ ボンパック ⚫ BONSET LATIN AMERICA
⚫ 上海桑普拉斯塑料
サンジップ事業部
その他関係会社 ⚫ タキロンテック ⚫ 上海世愛化成貿易
⚫ タキロンシーアイ物流
⚫ ダイプラ・ウィンテス
⚫ マーベリックパートナーズ
37
■住設建材事業は、雨どい・排水ます等の水処理製品
やポリカーボネート樹脂製高断熱中空パネル「ルメウォ
ール」など、住宅から非住宅まで屋内への⾃然採光に
幅広く使用される建材製品を扱っています。
■床・建装事業は、プールサイドやマンションの廊下、階段
などの安全を守る優れた防滑性能を有する床材と、イン
テリアや建築物の意匠性を高める化粧フィルムを扱って
います。
住設建材事業
ポリカーボネート樹脂製
ポリカーボネート樹脂板 住宅資材(雨どい他) 管工機材
高断熱中空パネル「ルメウォール」
床・建装事業 主要事業の強み
◼ ポリカーボネートの成形・加工技術
防滑性ビニル床シート 内外装用建装資材 樹脂製化粧材
◼ ポリカーボネート建材における国内随一の
製造能力
◼ トップシェアを有するポリカーボネート採光建材、
防滑性塩ビ床材
◼ 建装材へ機能性を付与する総合的開発力
◼ 海外生産拠点(BLX)によるグローバル展開
38
■環境資材事業本部は、農産物栽培に最適環境を提案する
アグリ事業と、安全安心な社会環境の整備を支えるインフラ
マテリアル事業で構成されています。
■アグリ事業は高機能農業用フィルムを中心に、農業発展に貢献
しています。
■インフラマテリアル事業は防水・遮水シート、高密度ポリエチレン
管、その他関連資材の製造から施工までの展開で社会インフラ
を支えています。
アグリ事業 主要事業の強み
農業用フィルム 包装資材 灌水チューブ
◼ 業界シェア
◼ 生産技術力
◼ 営業体制・顧客サポート力
◼ 製販から設計・加工・施工までの対応力
インフラマテリアル事業
高耐圧ポリエチレン管 大型ポリエチレン製樹脂タンク
遮水シート 止水板 水膨張性止水材 (取扱:関係会社) (取扱:関係会社)
39
■PVC、PC、PET等の汎用・機能樹脂板を扱うプレート事業
■マイクロモータを扱うモータ事業
■超微粒子、エンプラ素材、アセテート板を扱う各グループ
会社で構成
■半導体製造設備など産業基盤を支えるものから、生活を
豊かにするものまで幅広い分野に製品を提供しています。
プレート事業 モータ事業
工業用プレート 高機能ポリカーボネートプレート 静電プレート マイクロモータ
アセテート板 超微粒子マテリアル 濾過板・大型切削加工 主要事業の強み
(取扱:関係会社) (取扱:関係会社) (取扱:関係会社)
用途:メガネフレーム ◼ 業界で長きにわたり蓄積した技術力
◼ 顧客要望に応える高機能製品の豊富
な品揃え
◼ 強固な販売ネットワーク
◼ 高い品質とブランド力
40
■「ボンセット」は日本生まれのシュリンクフイルム(熱収縮
フイルム)のブランドで各種素材の特性を活かし、ラベル用、
キャップシール用、成形品用等様々な用途・内容物に用い
られています。
■「サンジップ」はプラスチックジッパーテープのブランドで食品
分野をはじめ多様な分野で使用されています。
ボンセット事業(熱収縮フィルム)
熱収縮フィルム 環境配慮型製品 ◼ 世界3極体制(日本・北米・南米)により世界中の需要に対応
用途:飲料用ラベル等 ボタニカルフィルム タキロンシーアイ岡山工場
PSフィルム Bonset America
PETフィルム・PVCフィルム
Bonset Latin America
PETフィルム・PVCフィルム
サンジップ事業(ジッパー) 主要事業の強み
ジッパーテープ 環境配慮型製品 ◼ 長年蓄積された製造加工技術とknowhow
用途:食品包装用パウチ等 セルロース配合ジッパー
◼ 独⾃の配合技術で用途に合わせた多様な製品の製造
◼ 国内(平塚・岡山)と海外(中国・アメリカ・ウルグアイ)に生産拠点を
有し、グローバル最適地生産販売の構築(BCPにも対応)
◼ 金型の内製化によるお客様の要望へのきめ細やかな対応(サンジップ)
◼ 生分解、モノマテリアル、バイオマスなど環境配慮型製品のラインナップと
開発の拡大」
41
2022年3月期第2四半期セグメント別実績
(事業) 2021年3月期第2四半期 2022年3月期第2四半期
金額 構成比 金額 構成比 増減額 増減率
売上 (単位:百万円、%)
売上計 64,175 100.0 70,417 100.0 6,241 9.7
建築資材事業計 20,074 31.3 22,380 31.8 2,305 11.5
住設建材事業 13,148 20.5 13,365 19.0 217 1.7
床・建装事業 6,925 10.8 9,014 12.8 2,088 30.2
環境資材事業計 25,514 39.8 26,194 37.2 679 2.7
アグリ事業 15,540 24.2 16,752 23.8 1,211 7.8
インフラマテリアル事業 9,974 15.6 9,441 13.4 △532 △5.3
高機能材 8,102 12.6 10,589 15.0 2,487 30.7
機能フィルム 10,339 16.1 11,049 15.7 710 6.9
ボンセット 8,587 13.4 9,084 12.9 497 5.8
サンジップ 1,752 2.7 1,965 2.8 213 12.2
金額 利益率 構成比 金額 利益率 構成比 増減額 増減率
営業利益 (単位:百万円、%)
営業利益計 3,675 5.7 100.0 4,792 6.8 100.0 1,117 30.4
建築資材事業計 892 4.4 24.3 1,366 6.1 28.5 474 53.2
住設建材事業 805 6.1 21.9 621 4.7 13.0 △183 △22.8
床・建装事業 86 1.3 2.4 744 8.3 15.5 658 758.9
環境資材事業計 763 3.0 20.8 671 2.6 14.0 △91 △12.0
アグリ事業 262 1.7 7.1 414 2.5 8.6 151 57.8
インフラマテリアル事業 501 5.0 13.7 257 2.7 5.4 △243 △48.6
高機能材 640 7.9 17.4 1,753 16.6 36.6 1,113 173.9
機能フィルム 1,195 11.6 32.5 1,096 9.9 22.9 △98 △8.3
ボンセット 937 10.9 25.5 880 9.7 18.4 △56 △6.0
サンジップ 258 14.8 7.0 216 11.0 4.5 △42 △16.3
42
2022年3月期通期セグメント別見通し
(事業) 2021年3月期 2022年3月期見通し
金額 構成比 金額 構成比 増減額 増減率
売上 (単位:百万円、%)
売上計 134,470 100.0 140,000 100.0 5,529 4.1
建築資材事業計 42,147 31.3 44,200 31.6 2,053 4.9
住設建材事業 26,216 19.5 26,000 18.6 △216 △0.8
床・建装事業 15,930 11.8 18,200 13.0 2,270 14.2
環境資材事業計 54,930 40.9 53,400 38.2 △1,530 △2.8
アグリ事業 32,670 24.3 33,500 24.0 830 2.5
インフラマテリアル事業 22,260 16.6 19,900 14.2 △2,360 △10.6
高機能材 17,478 13.0 21,200 15.1 3,722 21.3
機能フィルム 19,464 14.5 21,200 15.1 1,736 8.9
ボンセット 15,977 11.9 17,400 12.4 1,423 8.9
サンジップ 3,487 2.6 3,800 2.7 313 9.0
金額 利益率 構成比 金額 利益率 構成比 増減額 増減率
営業利益 (単位:百万円、%)
営業利益計 8,511 6.3 100.0 8,000 5.7 100.0 △511 △6.0
建築資材事業計 2,069 4.9 24.3 2,650 6.0 33.1 581 28.1
住設建材事業 1,237 4.7 14.5 1,000 3.8 12.5 △237 △19.2
床・建装事業 832 5.2 9.8 1,650 9.1 20.6 818 98.3
環境資材事業計 2,329 4.2 27.4 1,490 2.8 18.6 △839 △36.0
アグリ事業 737 2.3 8.7 800 2.4 10.0 63 8.5
インフラマテリアル事業 1,592 7.2 18.7 690 3.5 8.6 △902 △56.7
高機能材 1,803 10.3 21.2 2,750 13.0 34.4 947 52.5
機能フィルム 1,984 10.2 23.3 1,550 7.3 19.4 △434 △21.9
ボンセット 1,529 9.6 18.0 1,170 6.7 14.6 △359 △23.5
サンジップ 454 13.0 5.3 380 10.0 4.8 △74 △16.3
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経営企画部
コーポレートコミュニケーショングループ
電話:03-6711-3718
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