4206 アイカ工 2020-04-30 15:20:00
2020年3月期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年4月30日
上場会社名 アイカ工業株式会社 上場取引所 東名
コード番号 4206 URL http://www.aica.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 (氏名) 小野 勇治
問合せ先責任者 (役職名) 財務統括部長 (氏名) 森 要輔 TEL 052-533-3135
定時株主総会開催予定日 2020年6月23日 配当支払開始予定日 2020年6月24日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月24日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期の連結業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 191,501 0.1 20,850 0.1 21,333 0.4 12,732 △4.4
2019年3月期 191,363 16.9 20,834 9.1 21,249 8.4 13,316 11.0
(注)包括利益 2020年3月期 11,998百万円 (12.3%) 2019年3月期 10,684百万円 (△28.5%)
潜在株式調整後1株当た 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
り当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2020年3月期 195.01 194.93 9.9 10.8 10.9
2019年3月期 203.95 203.86 10.7 11.2 10.9
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 42百万円 2019年3月期 62百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 203,626 144,414 63.9 1,994.03
2019年3月期 191,025 136,116 66.2 1,936.87
(参考) 自己資本 2020年3月期 130,198百万円 2019年3月期 126,466百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フ 投資活動によるキャッシュ・フ 財務活動によるキャッシュ・フ
現金及び現金同等物期末残高
ロー ロー ロー
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 18,240 △16,798 △6,210 40,644
2019年3月期 13,275 △8,147 △7,557 45,379
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年3月期 ― 47.00 ― 56.00 103.00 6,725 50.5 5.4
2020年3月期 ― 49.00 ― 57.00 106.00 6,921 54.4 5.4
2021年3月期(予想) ― ― ― ― ― ―
(注) 2021年3月期の配当予想に関しましては、現時点では未定とさせていただきます。
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を合理的に算定することが困難なことから未定とし、業績予想の開示が
可能になった段階で速やかに開示させていただきます。
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 4社 (社名) 南京鐘騰化工有限公司、Wilsonart (Thailand) Company Limited.、Wilsonart (Shanghai) Co., Ltd.、Wilsonart Australia Pty Ltd.
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は添付資料P.13「3.連結財務諸表及び主な注記(5)連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 67,590,664 株 2019年3月期 67,590,664 株
② 期末自己株式数 2020年3月期 2,296,827 株 2019年3月期 2,296,226 株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 65,294,096 株 2019年3月期 65,292,502 株
(参考)個別業績の概要
2020年3月期の個別業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 109,431 0.3 13,582 △1.6 15,272 △4.6 10,607 △10.1
2019年3月期 109,053 3.4 13,798 4.6 16,002 13.5 11,801 15.6
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2020年3月期 162.45 162.39
2019年3月期 180.75 180.67
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 145,165 115,636 79.6 1,770.60
2019年3月期 144,076 113,421 78.7 1,736.66
(参考) 自己資本 2020年3月期 115,609百万円 2019年3月期 113,393百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提とな
る条件及び業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料P.4「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
(決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手方法)
当社は、2020年5月19日(火)に機関投資家及びアナリスト向けの決算説明会を開催する予定です。
その模様及び説明内容(音声)については、当日使用する決算説明資料とともに、開催後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。
アイカ工業㈱ (4206)
2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 8
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 8
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 13
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 13
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 15
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 15
※ 当社は、以下のとおり決算説明会を開催する予定です。
・2020年5月19日(火)・・・・・・機関投資家・アナリスト向け決算説明会
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アイカ工業㈱ (4206)
2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度の当社グループを取り巻く経営環境は、日本国内においては、雇用・所得環境の改善等を背
景に前半は緩やかな回復基調で推移したものの、相次ぐ自然災害の発生や2019年10月の消費増税による消費者
マインドの落ち込み、その後発生した新型コロナウイルス感染症の影響により景気の減速傾向が鮮明になりま
した。また、アジア・オセアニア地域の経済についても、個人消費を中心とした堅調な内需を牽引役に安定し
た拡大を続けていましたが、新型コロナウイルス感染症の急速な拡大により先行きの不透明感が高まりまし
た。
国内建設市場は低調に推移しました。相続税の節税対策により貸家の着工が減少したことに加えて、2019年
10月の消費増税の影響により持家や分譲住宅の着工にも落ち込みがみられ、住宅着工全体が減少しました。非住
宅関連は、景気の先行き不透明感から企業の設備投資にやや減速傾向が見られ、人手不足や消費増税対応を背景
として店舗・飲食サービス業の新規出店数も減少したことから前年を下回りました。
このような経営環境の下、当社グループは、中期経営計画「C&C2000」の方針に基づき、社会課題の
解決に貢献する商品群の拡充、次世代を担う注力分野の育成、アジア・オセアニア地域における接着剤やメラミ
ン化粧板の販売強化などを推進いたしました。
このような結果、当連結会計年度の業績は、売上高191,501百万円(前年同期比0.1%増)、営業利益20,850
百万円(同0.1%増)、経常利益21,333百万円(同0.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益12,732百万円
(同4.4%減)となりました。
セグメントの業績については次のとおりであります。なお、セグメント間の内部売上は除いております。
(化成品セグメント)
接着剤系商品は、国内においては、集成材用接着剤、産業用フェノール樹脂が低迷しましたが、施工用接着
剤や合板用接着剤が好調に推移し、売上を伸ばすことが出来ました。一方、海外においては、環境規制の強化
が追い風となった中国や新規連結を組み入れたタイで販売量を伸ばしたものの、原材料価格低下に伴う売価の
低下により売上が減少しました。
建設樹脂系商品は、外装・内装仕上塗材「ジョリパット」が前年を上回ったものの、工場・倉庫向けの塗り
床材や橋梁・土木用の補修・補強材が低迷し、前年を下回りました。
非建設分野への取り組みとして注力している機能材料事業につきましては、国内会社においては、電子材料
用UV樹脂やシリコーン製品が好調に推移しましたが、塗料・繊維用途のアクリル・コンパウンド製品や工業用途
の有機微粒子が低迷し、前年を下回りました。前年より連結業績に組み入れたエバモア・ケミカル・インダスト
リー社については、低採算取引の見直しや原材料価格低下による売価の低下により売上は前年を下回りました
が、利益率の高いビジネスに注力することで利益は大幅に増加しました。
このような結果、売上高は103,945百万円(前年同期比4.7%減)、営業利益(配賦不能営業費用控除前)は
8,123百万円(同9.1%増)となりました。
(建装建材セグメント)
メラミン化粧板は、国内においては非住宅建設着工面積の減少の影響から売上が前年を下回りましたが、海
外においては、インドやインドネシアでの販売量が増え、売上を伸ばすことができました。また、第2四半期
連結会計期間より連結業績に組み入れた中国の化粧板商社ソイス社が寄与し、全体としては売上を伸ばすこと
ができました。
ボード・フィルム類は、汎用的なポリエステル化粧合板が苦戦し、前年を下回りました。
メラミン不燃化粧材「セラール」は、住宅のキッチンパネル用途、教育施設、医療福祉施設、店舗、オフィ
ス、公共施設等での需要を順調に獲得するとともに、「セラール消臭タイプ」や抗ウイルス建材「セラールウイ
ルテクトタイプ」の採用が拡大したことから前年を上回りました。
不燃建材は、アイカテック建材株式会社とのシナジーにより、アクリル樹脂系塗装けい酸カルシウム板「ル
ナライト」や押出成形セメント板「メース」がスポーツ施設や教育施設、工場・倉庫、ホテル、商業施設の需要
を取り込み、売上を伸ばすことができました。
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カウンター・ポストフォーム商品は、旺盛な保育施設の新築・改修需要を取り込んだ人工大理石「コーリア
ン」製の幼児用手洗いカウンターや、キッチンや洗面カウンターでの需要を取り込んだ高級人造石「フィオレス
トーン」が好調で、売上を伸ばすことができました。
建具・インテリア建材は、医療福祉施設向け機能建具「U.D.(ユニバーサルデザイン)コンフォートシリー
ズ」が好調に推移しましたが、市場環境の厳しさから住宅向けの建具シリーズが低迷し、前年を下回りました。
このような結果、売上高は87,555百万円(前年同期比6.4%増)、営業利益(配賦不能営業費用控除前)は
15,874百万円(前年同期比1.8%減)となりました。
前連結会計年度 当連結会計年度
売上高(百万円) 構成比 売上高(百万円) 構成比
化成品 109,062 57.0% 103,945 54.3%
建装建材 82,300 43.0% 87,555 45.7%
合計 191,363 100.0% 191,501 100.0%
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は129,148百万円となり、前連結会計年度末に比べ739百万円減少いたし
ました。これは主に受取手形及び売掛金が1,381百万円、流動資産のその他が1,840百万円増加したことに対
し、現金及び預金が4,897百万円減少したことによるものであります。固定資産は74,477百万円となり、前連結
会計年度末に比べ13,341百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産が4,560百万円、無形固定資産が
10,766百万円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、203,626百万円となり、前連結会計年度末に比べ12,601百万円増加いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は51,568百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,314百万円増加いたし
ました。これは主に短期借入金が1,391百万円、流動負債のその他が2,698百万円増加したことに対し、支払手
形及び買掛金が1,532百万円減少したことによるものであります。固定負債は7,643百万円となり、前連結会計
年度末に比べ988百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が482百万円、退職給付に係る負債が179百万
円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は、59,212百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,302百万円増加いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は144,414百万円となり、前連結会計年度末に比べ8,298百万円増加い
たしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益12,732百万円及び剰余金の配当6,855百万円によるも
のであります。
この結果、自己資本比率は63.9%(前連結会計年度末は66.2%)となりました。
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(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ、4,735百
万円減少し、40,644百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるネットキャッシュ・フローは、18,240百万円の資金増加(前連結会計年度は13,275百万円の
資金増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が21,355百万円(同21,310百万円)となった
こと、減価償却費が4,664百万円(同4,207百万円)となったこと等の増加要因があったことと、仕入債務の
3,669百万円の減少(同785百万円の資金増加)及び法人税等の支払額6,167百万円(同7,037百万円)等の減少
要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるネットキャッシュ・フローは、16,798百万円の資金減少(同8,147百万円の資金減少)となり
ました。これは主に、有形固定資産の取得による支出5,401百万円(同7,019百万円)、無形固定資産の取得に
よる支出2,766百万円(同571百万円)、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出7,033百万円等の減
少要因があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるネットキャッシュ・フローは、6,210百万円の資金減少(同7,557百万円の資金減少)となり
ました。これは主に、配当金の支払6,850百万円(同6,328百万円)、非支配株主への配当金の支払879百万円
(同822百万円)等の減少要因があったことによるものであります。
(4)今後の見通し
国内経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい状況が続くと見込まれ、内外経済をさらに下振れ
させるリスクがあり、金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。
国内建設需要は、住宅着工は政府による住宅取得支援策の効果が弱まると見込まれるため、前年度比で減少と
予測されます。非住宅建設市場は新型コロナウイルス感染症の影響による工事遅れが懸念され、先行きは不透明な
状況です。
アジア・オセアニア地域の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大により経済活動が抑制されており、前年の
成長率を下回ると予想されます。また、利益面においては、新興国通貨に対して円高が進行した場合には、収益を
圧迫する懸念があります。
また、翌連結会計年度における、各セグメントに係る主要な関係会社の異動は以下のとおりです。
(化成品セグメント)
ベトナムのウレタン樹脂市場におけるシェア拡大を目的として、当社の連結子会社であるエバモア・ケミカル・
インダストリー社を通じて、ウレタン樹脂メーカーであるベトナムU-Best社と同社に隣接したベトナム上曜社の株
式100%取得契約を締結しており現在現地当局手続きを進めております。同社を連結子会社として、翌第2四半期
連結会計期間より連結業績に組み入れる予定です。
(建装建材セグメント)
アジア・オセアニア地域における生産拠点、販売網の拡大、ブランド力の向上を目的として、グローバルな化
粧板メーカーであるWilsonart LLCが保有していたアジアの事業会社4社(Wilsonart AP各社)の株式51%を取得し
同社を連結子会社としており、翌連結会計年度より連結業績に組み入れます。
また、ベトナムにおけるメラミン化粧板の販売網の拡大を目的として、当社100%子会社アイカ・アジア・ラミネ
ーツ・ホールディング社を通じて、ベトナムの化粧板販売会社であるCHIグループ 8社の事業を譲り受けて新たに
設立されたアイカHPLトレーディング社の株式70%を取得し同社を連結子会社としており、翌連結会計年度より連
結業績に組み入れます。
なお、2021年3月期の連結業績見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響は先
が見えず、現時点で業績予想の合理的な算定が困難であることから、未定といたします。
今後、業績予想の合理的な算定が可能となった時点で、速やかに公表いたします。
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2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務
諸表を作成する方針であります。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内の同業他社の適用動向及び国内外の諸情勢を考慮の上検討を進め
ていく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 45,587 40,690
受取手形及び売掛金 60,309 61,691
商品及び製品 9,791 10,153
仕掛品 1,004 1,132
原材料及び貯蔵品 7,446 8,098
その他 6,162 8,002
貸倒引当金 △413 △620
流動資産合計 129,888 129,148
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 36,115 39,693
減価償却累計額 △23,975 △25,946
建物及び構築物(純額) 12,140 13,746
機械装置及び運搬具 54,205 60,551
減価償却累計額 △44,169 △47,436
機械装置及び運搬具(純額) 10,035 13,115
工具、器具及び備品 10,241 11,387
減価償却累計額 △8,349 △9,270
工具、器具及び備品(純額) 1,891 2,116
土地 13,816 14,530
リース資産 294 846
減価償却累計額 △194 △350
リース資産(純額) 99 496
建設仮勘定 2,966 1,504
有形固定資産合計 40,949 45,509
無形固定資産
のれん 319 6,352
その他 2,784 7,518
無形固定資産合計 3,104 13,870
投資その他の資産
投資有価証券 14,828 12,523
繰延税金資産 440 449
退職給付に係る資産 534 251
その他 1,292 1,883
貸倒引当金 △12 △12
投資その他の資産合計 17,082 15,096
固定資産合計 61,136 74,477
資産合計 191,025 203,626
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2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 26,332 24,799
電子記録債務 6,188 5,207
短期借入金 4,556 5,947
未払法人税等 2,694 3,616
未払消費税等 222 915
賞与引当金 1,833 1,957
その他 6,425 9,124
流動負債合計 48,254 51,568
固定負債
長期借入金 432 914
繰延税金負債 3,023 2,891
退職給付に係る負債 1,296 1,476
その他 1,902 2,361
固定負債合計 6,655 7,643
負債合計 54,909 59,212
純資産の部
株主資本
資本金 9,891 9,891
資本剰余金 13,279 13,276
利益剰余金 100,739 106,786
自己株式 △2,007 △2,009
株主資本合計 121,904 127,945
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 4,307 2,743
繰延ヘッジ損益 △5 16
為替換算調整勘定 60 △474
退職給付に係る調整累計額 199 △33
その他の包括利益累計額合計 4,562 2,252
新株予約権 27 27
非支配株主持分 9,622 14,188
純資産合計 136,116 144,414
負債純資産合計 191,025 203,626
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 191,363 191,501
売上原価 141,856 139,564
売上総利益 49,506 51,936
販売費及び一般管理費
荷造運搬費 8,532 8,985
広告宣伝費 1,720 1,819
給料及び賞与 7,938 8,633
賞与引当金繰入額 935 949
退職給付費用 249 350
福利厚生費 1,671 1,728
減価償却費 927 1,102
賃借料 682 703
その他 6,013 6,812
販売費及び一般管理費合計 28,672 31,085
営業利益 20,834 20,850
営業外収益
受取利息 178 172
受取配当金 365 371
投資有価証券売却益 58 216
その他 676 685
営業外収益合計 1,279 1,446
営業外費用
支払利息 103 125
売上割引 133 136
納期遅延賠償金 - 283
固定資産処分損 146 93
その他 481 325
営業外費用合計 864 963
経常利益 21,249 21,333
特別利益
受取保険金 282 522
特別利益合計 282 522
特別損失
災害による損失 221 500
特別損失合計 221 500
税金等調整前当期純利益 21,310 21,355
法人税、住民税及び事業税 6,614 7,047
法人税等調整額 243 140
法人税等合計 6,857 7,187
当期純利益 14,452 14,167
非支配株主に帰属する当期純利益 1,136 1,434
親会社株主に帰属する当期純利益 13,316 12,732
- 8 -
アイカ工業㈱ (4206)
2020年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 14,452 14,167
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,094 △1,564
繰延ヘッジ損益 △1 22
為替換算調整勘定 △2,581 △293
退職給付に係る調整額 △43 △232
持分法適用会社に対する持分相当額 △47 △101
その他の包括利益合計 △3,768 △2,169
包括利益 10,684 11,998
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 10,049 10,423
非支配株主に係る包括利益 634 1,574
- 9 -
アイカ工業㈱ (4206)
2020年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 9,891 13,279 93,756 △2,011 114,917
当期変動額
剰余金の配当 △6,333 △6,333
親会社株主に帰属する当期
純利益
13,316 13,316
自己株式の取得 △4 △4
自己株式の処分 1 8 9
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△1 △1
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - △0 6,983 3 6,987
当期末残高 9,891 13,279 100,739 △2,007 121,904
その他の包括利益累計額
その他有価証券 為替換算調 退職給付に係る その他の包括利
評価差額金
繰延ヘッジ損益
整勘定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 5,402 △4 2,187 243 7,828
当期変動額
剰余金の配当
親会社株主に帰属する当期
純利益
自己株式の取得
自己株式の処分
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
株主資本以外の項目の当期
△1,094 △1 △2,127 △43 △3,266
変動額(純額)
当期変動額合計 △1,094 △1 △2,127 △43 △3,266
当期末残高 4,307 △5 60 199 4,562
新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
当期首残高 36 9,833 132,616
当期変動額
剰余金の配当 △6,333
親会社株主に帰属する当期
純利益
13,316
自己株式の取得 △4
自己株式の処分 9
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△1
株主資本以外の項目の当期
△9 △211 △3,487
変動額(純額)
当期変動額合計 △9 △211 3,499
当期末残高 27 9,622 136,116
- 10 -
アイカ工業㈱ (4206)
2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 9,891 13,279 100,739 △2,007 121,904
当期変動額
剰余金の配当 △6,855 △6,855
親会社株主に帰属する当期
純利益
12,732 12,732
自己株式の取得 △2 △2
連結範囲の変動 169 169
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△3 △3
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - △3 6,046 △2 6,041
当期末残高 9,891 13,276 106,786 △2,009 127,945
その他の包括利益累計額
その他有価証券 為替換算調 退職給付に係る その他の包括利
評価差額金
繰延ヘッジ損益
整勘定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 4,307 △5 60 199 4,562
当期変動額
剰余金の配当
親会社株主に帰属する当期
純利益
自己株式の取得
連結範囲の変動
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
株主資本以外の項目の当期
△1,564 22 △534 △232 △2,309
変動額(純額)
当期変動額合計 △1,564 22 △534 △232 △2,309
当期末残高 2,743 16 △474 △33 2,252
新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
当期首残高 27 9,622 136,116
当期変動額
剰余金の配当 △6,855
親会社株主に帰属する当期
純利益
12,732
自己株式の取得 △2
連結範囲の変動 169
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△3
株主資本以外の項目の当期
- 4,566 2,256
変動額(純額)
当期変動額合計 - 4,566 8,298
当期末残高 27 14,188 144,414
- 11 -
アイカ工業㈱ (4206)
2020年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 21,310 21,355
減価償却費 4,207 4,664
貸倒引当金の増減額(△は減少) 233 197
賞与引当金の増減額(△は減少) 80 21
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △81 172
受取利息及び受取配当金 △544 △543
支払利息 103 125
売上債権の増減額(△は増加) △1,742 178
たな卸資産の増減額(△は増加) △2,710 659
その他の流動資産の増減額(△は増加) △108 △237
仕入債務の増減額(△は減少) 785 △3,669
その他の流動負債の増減額(△は減少) △1,714 1,327
その他 24 △268
小計 19,843 23,981
利息及び配当金の受取額 571 552
利息の支払額 △102 △126
法人税等の支払額 △7,037 △6,167
営業活動によるキャッシュ・フロー 13,275 18,240
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △161 △21
定期預金の払戻による収入 578 190
有形固定資産の取得による支出 △7,019 △5,401
無形固定資産の取得による支出 △571 △2,766
投資有価証券の取得による支出 △266 △612
投資有価証券の売却による収入 251 737
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
- △7,033
支出
関係会社株式の取得による支出 - △29
その他 △958 △1,859
投資活動によるキャッシュ・フロー △8,147 △16,798
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 198 1,439
長期借入金の返済による支出 △311 △305
長期借入れによる収入 - 823
配当金の支払額 △6,328 △6,850
非支配株主への配当金の支払額 △822 △879
リース債務の返済による支出 △56 △171
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
△231 △264
よる支出
その他 △4 △2
財務活動によるキャッシュ・フロー △7,557 △6,210
現金及び現金同等物に係る換算差額 △1,087 △100
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △3,516 △4,869
現金及び現金同等物の期首残高 48,896 45,379
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減
- 133
額(△は減少)
現金及び現金同等物の期末残高 45,379 40,644
- 12 -
アイカ工業㈱ (4206)
2020年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
国際財務報告基準を適用している子会社は、第1四半期連結会計期間より、国際財務報告基準第16号「リース」
(以下「IFRS第16号」という。)を適用しております。これにより、リースの借手は、原則としてすべてのリース
を貸借対照表に資産及び負債として計上することとしました。IFRS第16号の適用については、経過的な取扱いに従
っております。当連結会計年度において、当該会計基準の適用が連結財務諸表に及ぼす影響は軽微であります。
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取
締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているも
のであります。
当社グループは、製品の種類及び販売市場別を基礎とした「化成品」及び「建装建材」の2つのセグ
メントから構成されており、事業毎に国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しており
ます。
報告セグメント別の主要製品は次のとおりであります。
化成品 外装・内装仕上塗材、塗り床材、各種接着剤、有機微粒子、他
建装建材 メラミン化粧板、化粧合板、室内用ドア、インテリア建材、
カウンター、収納扉、不燃化粧材、押出成形セメント板、他
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な
事項」における記載と同一であります。
セグメント間の内部売上高又は振替高は、社内ルールに基づき利益を付加した価格によっておりま
す。
- 13 -
アイカ工業㈱ (4206)
2020年3月期 決算短信
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 調整額 連結財務諸
(注)1 表計上額
化成品 建装建材 計 (注)3 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 109,062 82,300 191,363 - 191,363
セグメント間の内部売上
2,770 - 2,770 △2,770 -
高又は振替高
計 111,833 82,300 194,134 △2,770 191,363
セグメント利益 7,444 16,169 23,614 △2,779 20,834
セグメント資産 86,079 71,794 157,873 33,151 191,025
その他の項目
減価償却費 2,590 1,441 4,032 140 4,173
有形固定資産及び無形固
3,350 4,088 7,439 457 7,896
定資産の増加額
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 調整額 連結財務諸
(注)1 表計上額
化成品 建装建材 計 (注)3 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 103,945 87,555 191,501 - 191,501
セグメント間の内部売上
2,675 - 2,675 △2,675 -
高又は振替高
計 106,620 87,555 194,176 △2,675 191,501
セグメント利益 8,123 15,874 23,998 △3,147 20,850
セグメント資産 89,432 90,151 179,584 24,042 203,626
その他の項目
減価償却費 2,769 1,694 4,464 168 4,632
有形固定資産及び無形固
2,944 3,742 6,686 1,801 8,487
定資産の増加額
(注)1 前連結会計年度及び当連結会計年度におけるセグメント利益の調整額△2,779百万円及び△3,147百万円に
は、それぞれ各報告セグメントに配分しない全社費用△2,780百万円及び△3,145百万円が含まれておりま
す。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理部門(人事、総務、経理部門等)に係る費用
であります。
2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3 前連結会計年度及び当連結会計年度におけるセグメント資産の調整額33,151百万円及び24,042百万円に
は、それぞれ各報告セグメントに配分していない全社資産33,151百万円及び24,042百万円が含まれており
ます。全社資産は、セグメントに帰属しない現金及び預金、有価証券、投資有価証券及び一般管理部門
(人事、総務、経理部門等)に係る資産であります。
- 14 -
アイカ工業㈱ (4206)
2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 1,936円87銭 1,994円03銭
1株当たり当期純利益金額 203円95銭 195円00銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 203円86銭 194円93銭
(注)1.1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおり
であります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益金額
13,316 12,732
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当
13,316 12,732
期純利益金額(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 65,292 65,294
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額
- -
(百万円)
普通株式増加数(千株) 28 25
(うち新株予約権(千株)) (28) (25)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整
後1株当たり当期純利益金額の算定に含め -
なかった潜在株式の概要
(注)2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部の合計額(百万円) 136,116 144,414
純資産の部の合計額から控除する金額
9,649 14,216
(百万円)
(うち新株予約権(百万円)) (27) (27)
(うち非支配株主持分(百万円)) (9,622) (14,188)
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 126,466 130,198
1株当たり純資産額の算定に用いられた期
65,294 65,293
末の普通株式の数(千株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
- 15 -
2020年3月期
決算短信補足資料
挑戦と創造
2020年4月30日
1.2020年3月期 連結決算の概要
[単位:百万円]
2019/3期 2020/3期
実績 率 計画 実績 率 伸率 達成率
売 上 高 191,363 - 195,000 191,501 - 0.1% 98.2%
営 業 利 益 20,834 10.9% 21,800 20,850 10.9% 0.1% 95.6%
経 常 利 益 21,249 11.1% 22,000 21,333 11.1% 0.4% 97.0%
当 期 純 利 益 ※ 13,316 7.0% 13,800 12,732 6.6% ▲4.4% 92.3%
※:親会社株主に帰属する当期純利益
[一株当たり単位:円]
R O E 10.7% - 10.6% 9.9% - - 93.4%
一 株 当 たり 純 利益 203.95 - 211.35 195.01 - - 92.3%
一株当 たり 株主 資本 1,936.87 - 2,043.22 1,994.03 - - 97.6%
1
2.2020年3月期 連結決算の概要
伸び率
売 上 高 +0.1% 10期連続増収
営 業 利 益 +0.1% 11期連続増益
経 常 利 益 +0.4% 11期連続増益
売上・営業利益・経常利益 : 8期連続 過去最高を更新
■国 内 事 業: 建装建材事業が増収に寄与
原材料安により化成品事業が増益に寄与
■海 外 事 業: 原材料安による売価低下により、アイカ・アジア・
パシフィック社と、エバモア社が減収増益
ソイス社の新規連結効果や既存事業伸長により
アジアにおける化粧板販売増加 2
3.2020年3月期 連結決算の推移
[単位:百万円]
売上高
売上高
利益
191,363 191,501 195,000
22,000 21,249 21,333
19,600 180,000
18,374
18,000
16,352 163,726 165,000
151,633 経常利益
14,000 150,061 13,316
12,732 150,000
11,996
11,064
9,962
10,000
135,000
当期純利益※
6,000 120,000
16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
※親会社株主に帰属する当期純利益 3
4.2020年3月期 セグメント別業績
[単位:百万円]
売上高 営業利益
2019/3期 2020/3期 差異 2019/3期 2020/3期 差異
7,444 8,123 679 金 額
化成品 109,062 103,945 ▲ 5,117
6.8% 7.8% 1.0% 利 益 率
16,169 15,874 ▲ 295 金 額
建装建材 82,300 87,555 5,255
19.6% 18.1% ▲1.5% 利 益 率
(配賦不能営業費用→) ▲ 2,779 ▲ 3,147 ▲ 367 金 額
20,834 20,850 16 金 額
合計 191,363 191,501 137
10.9% 10.9% 0.0% 利 益 率
4
5.中期経営計画(2018/3期‐2021/3期)の進捗
コロナウイルス影響により
4年目の今期計画は未定
1年目 2年目 3年目 4年目 4年目
項目 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2021/3期
(実績) (実績) (実績) (計画) (策定時目標)
売上高 1,637億円 1,913億円 1,915億円 未定 2,000億円
経常利益 196億円 212億円 213億円 未定 220億円
ROE 10.1% 10.7% 9.9% 未定 10%以上
海外売上比率 33.4% 42.0% 40.7% 未定 35%以上
5
6. 配当について
[円]
配当性向50%を目処 120
系列2
期末配当 系列1
中間配当
106※ 未
103
2020年3月期まで、年間配当は 定 100
92
85
11期連続 増配※
57※ 80
22期連続 減配なし※ 56
50
47 60
46
43
36 38 40
32 34
28 30 25
23
19 19
17 17 47 49
13 15 42
38 20
17 17 19 20 21
15 15 15
0
2009年3月期 2011年3月期 2013年3月期 2015年3月期 2017年3月期 2019年3月期 2021年3月期
※ 2020年3月期の配当は、正式には6月開催予定の株主総会で決定します。 6
【参考】 化成品セグメント 商品群別売上実績
2019/3期 2020/3期
実績 計画 実績 達成率 伸率
接着剤 659.2億円 670.0億円 636.4億円 95.0% ▲3.5%
AAP 521.1億円 530.0億円 498.0億円 94.0% ▲4.4%
建設樹脂 95.8億円 98.0億円 93.8億円 95.7% ▲2.1%
機能材料 231.6億円 217.0億円 207.0億円 95.4% ▲10.6%
その他 103.9億円 102.0億円 102.1億円 100.1% ▲1.7%
合計 1,090.6億円 1,087.0億円 1,039.4億円 95.6% ▲4.7%
※AAP:アイカ・アジア・パシフィック
7
【参考】 建装建材セグメント 商品群別売上実績
2019/3期 2020/3期
実績 計画 実績 達成率 伸率
メ ラミン 化 粧 板 173.4億円 202.0億円 195.1億円 96.6% 12.5%
ボ ー ド
137.3億円 132.0億円 131.7億円 99.8% ▲4.1%
フ ィ ル ム 等
セ ラ ー ル 197.0億円 209.0億円 210.0億円 100.5% 6.6%
不 燃 建 材 97.4億円 100.0億円 115.3億円 115.4% 18.3%
カ ウ ン タ ー
163.5億円 169.0億円 169.5億円 100.3% 3.7%
ポ ス ト フ ォ ー ム
建 具
54.1億円 51.0億円 53.7億円 105.4% ▲0,8%
イ ン テ リ ア 建 材
合 計 823.0億円 863.0億円 875.5億円 101.5% 6.4%
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【参考】 新型コロナウイルス感染症拡大への当社対応
■国内 ※2020年4月30日現在
営業 時差出勤・分散配置・在宅勤務などを組合せて
感染リスク低減策を講じ営業活動継続中
生産 社員同士の接触削減、来客禁止、車通勤など
の措置をとりながら通常稼働中
原材料調達 BCPによる2社購買等が奏功し、大きな問題なし
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【参考】 新型コロナウイルス感染症拡大への当社対応
■海外 ※2020年4月30日現在
営業 在宅勤務等で感染リスク低減策を推進し営業中
生産 1-2月: 中国6工場が一時稼働停止、現在稼働中
3月末: タイ1工場が一時稼働停止、現在稼働中
3-4月: NZ2工場・インド1工場が一時稼働停止、
現在稼動中
4月: インドネシア2工場が一時稼動停止、現在稼働中
4月30日現在、全31工場稼働中
原材料調達 現時点で大きな問題なし
中国拠点の推移 1月末までの予定だった春節休暇が2月9日まで延長、稼働停止の始まり
春節休暇明け、大きな工場から当局稼動許可。アイカグループの1工場は2月4日から稼働開始。
4工場は2月10日から稼働開始、1工場は2月29日から稼働開始。
2月はアイカグループ中国全体で概ね3割稼働減。
3月は中国全体で概ね2割稼働減。4月は通常通り稼働中
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■機関投資家・アナリスト向けIR説明会について
代表取締役と担当役員らが出席する機関投資家・アナリスト
向けIR説明会(QAあり)は、コロナウイルス対策の観点から
WEB配信を計画しております。
詳細は追ってアイカホームページにてご案内させて頂きます。
http://www.aica.co.jp/company/ir/
日程:2020年5月19日(火)15:00~を予定
本資料に掲載されているアイカ工業株式会社の現在の計画、見通し、戦略、確信等のうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通しであり、リスクや
不確実な要因を含んでおります。
これらの情報は、現在入手可能な情報からアイカ工業株式会社の経営者の判断に基づいて作成されております。実際の業績は、さまざまな重要な要素により、業
績見通しとは大きく異なる結果となりうるため、業績見通しのみに全面的に依拠することは控えるようお願い致します。
また、本資料は、投資勧誘を目的としたものではありません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い申し上げます。
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