アイカ工業株式会社
2022年3月期 第2四半期 決算説明会
2021年11月24日
証券コード：4206
ⒸAica Kogyo Co., Ltd.
注記
本資料に掲載されているアイカ工業株式会社の現在の計画、
見通し、戦略、確信等のうち、歴史的事実でないものは、将来の
業績に関する見通しであり、リスクや不確実な要因を含んでおります。
これらの情報は、現在入手可能な情報からアイカ工業株式会社の
経営者の判断に基づいて作成されております。実際の業績は、
さまざまな重要な要素により、業績見通しとは大きく異なる結果と
なりうるため、業績見通しのみに全面的に依拠することは控えるよう
お願い致します。
また、本資料は、投資勧誘を目的としたものではありません。投資に
関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますよう
お願い申し上げます。
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目次
1. 2022年3月期 第2四半期実績
2. 2022年3月期 通期計画
3. セグメントの実績および方策
3-1 化成品セグメント
3-2 建装建材セグメント
4. 中期経営計画 Change & Grow 2400 の進捗
5 .配当について
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1. 2022年3月期第2四半期 連結決算の概要
[百万円]
2021/3期 第2四半期 2022/3期 第2四半期
実績 率 計画 実績 率 伸率 達成率
売 上 高 77,927 － 93,500 98,650 － 26.6% 105.5%
営 業 利 益 6,040 7.8% 9,000 9,426 9.6% 56.0% 104.7%
経 常 利 益 6,484 8.3% 9,300 10,156 10.3% 56.6% 109.2%
四半期純利益※ 3,841 4.9% 5,600 6,261 6.3% 63.0% 111.8%
※：親会社株主に帰属する四半期純利益
[円]
一株当たり四半期利益 58.84 － 85.77 95.90 － 63.0% 111.8%
■連 結 業 績：売上は過去最高を更新、利益は56～63%伸長、計画上振れ
■国 内 事 業：非住宅市場の回復遅れあるも、化成品・建装建材ともに伸長
■海 外 事 業：AAP社好調、アドテック社の新規連結も寄与
アジアにおける化粧板販売増加により売上増
新型コロナウイルスの感染再拡大により、東南アジアの一部地域で業績低調
※AAP社：アイカ・アジア・パシフィック社
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1. 第2四半期 連結決算の推移
■売上高 2期ぶり増収、過去最高を更新
■経常利益 2期ぶり増益、+56.6%伸長
■四半期純利益※ 2期ぶり増益、+63.0%伸長
[百万円]
連結売上高 90,832 91,848
98,650
10,502
78,012 10,109 77,927
経常利益 9,595
10,156
6,582
6,044
6,484
四半期
5,726
純利益※ 6,261
3,841
17/9期 18/9期 19/9期 20/9期 21/9期
※親会社株主に帰属する四半期純利益
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1. 第2四半期 主要項目の状況
2020/3期 2021/3期 2022/3期
第2四半期 第2四半期 第2四半期
研究開発費 16.3億円 15.7億円 16.4億円
減価償却費 20.9億円 24.3億円 28.7億円
設備投資額 39.3億円 31.1億円 22.2億円
借入金残高 60.2億円 72.0億円 93.1億円
期末人員 4,102人 4,780人 4,954人
（国内） 1,672人 1,641人 1,610人
（海外） 2,430人 3,139人 3,344人
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1. 第2四半期 セグメント別実績
[百万円]
売上高 営業利益
2021/3期 2022/3期 2022/3期 2021/3期 2022/3期 2022/3期
第2四半期 第2四半期 伸率 第2四半期 達成率 第2四半期 第2四半期 伸率 第2四半期 達成率
実績 実績 計画 実績 実績 計画
2,482 3,869 55.9% 3,200 120.9% 金額
化成品 41,212 56,306 36.6% 47,700 118.0%
6.0% 6.9% － 6.7% － 利益率
4,876 7,170 47.0% 7,800 91.9% 金額
建装建材 36,714 42,344 15.3% 45,800 92.5%
13.3% 16.9% － 17.0% － 利益率
（配布不能営業費用) ▲1,317 ▲1,612 22.4% ▲2,000 80.6% 金額
6,040 9,426 56.1% 9,000 104.7% 金額
合 計 77,927 98,650 26.6% 93,500 105.5%
7.8% 9.6% － 9.6% － 利益率
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1. 第2四半期 セグメント別実績（海外売上高）
2021/3期 2022/3期
第2四半期実績 第2四半期実績
売上高 海外売上比率 売上高 伸率 海外売上比率
化成品 274.1億円 66.5% 406.7億円 48.4% 72.2%
建装建材 52.0億円 14.2% 76.8億円 47.7% 18.2%
合計 326.1億円 41.9% 483.6億円 48.3% 49.0%
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1. 利益増減（化成品） 〈20/9期vs.21/9期〉
[百万円] 3,869
①
③
②
2,482
① 利益率 ② 販管費 ③ 海外G
原材料影響 ▲430 物流費増加 ▲160 AAP社 ＋657
コストダウン +173 研究開発費増加 ▲ 74 EMC社 ＋158
※ 配賦不能営業費用控除前営業利益 ※AAP社：アイカ・アジア・パシフィック社 ※EMC社：エバモア・ケミカル・インダストリー社
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1. 利益増減（建装建材） 〈20/9期vs.21/9期〉
7,170
[百万円]
②
①
4,876
① 利益率 ② 海外G
原材料影響 ▲111 ウィルソナート社 ＋466
コストダウン ＋277 ソイス社 ＋128
※ 配賦不能営業費用控除前営業利益
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目次
1. 2022年3月期 第2四半期実績
2. 2022年3月期 通期計画
3. セグメントの実績および方策
3-1 化成品セグメント
3-2 建装建材セグメント
4. 中期経営計画 Change & Grow 2400 の進捗
5 .配当について
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2. 2022年3月期 経営環境予測
国内建設市場 ※アイカ需要期へタイムラグ調整済み
2021年3月期（実績） 住宅： ▲ 9.3％ 非住宅： ▲ 9.1％
2022年3月期（期初予想） 住宅： ▲ 1.2％ 非住宅： ▲ 5.4％
2022年3月期（最新予想） 住宅： ＋ 4.0％ 非住宅： ▲ 0.8％
海外市場
新型コロナウィルスの影響からの持ち直しが続くものの、感染再拡大による影響が懸念
為替換算レート ※各国通貨建てのため、ドル建ての子会社は僅か
2021年3月期（実績） 1USD＝106.67円
2022年3月期（期初想定） 1USD＝105.00円
2022年3月期（最新想定） 1USD＝110.00円
国産ナフサ価格 ※すべての原材料がナフサに連動するわけではない
2021年3月期（実績） 33,000円/kl
2022年3月期（期初想定） 43,000円/kl
2022年3月期（最新想定） 50,000円/kl
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2. 2022年3月期計画
[百万円]
2021/3期 実績 2022/3期 計画 対前期
金額 利益率 金額 利益率 伸率 増減額
売 上 高 174,628 － 200,000 － 14.5% 25,372
営 業 利 益 17,991 10.3% 21,000 10.5% 16.7% 3,009
経 常 利 益 18,438 10.6% 21,400 10.7% 16.1% 2,962
当 期 純 利 益※ 10,759 6.2% 13,000 6.5% 20.8% 2,241
ＲＯＥ 8.1% － 9.4% － － －
ＲＯＡ 5.2% － 6.1% － － －
一株当たり純利益 164.79円 － 199.10円 － － －
一株当たり株主資本 2,064.24円 － 2,155.00円 － － －
研究開発費 33.2億円 － 35.0億円 － － －
減価償却費 56.8億円 － 60.0億円 － － －
設備投資額 61.1億円 － 80.0億円 － － －
※：親会社株主に帰属する当期純利益
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2. 2022年3月期 通期セグメント別業績計画
[百万円]
売上高 営業利益
2021/3期 2022/3期 2021/3期 2022/3期
差異 差異
実績 計画 実績 計画
7,109 7,800 691 金額
化成品 90,446 110,000 19,554
7.9% 7.1% ▲0.8% 利益率
13,751 16,800 3,049 金額
建装建材 84,182 90,000 5,818
16.3% 18.7% 2.4% 利益率
（配布不能営業費用) ▲2,869 ▲3,600 ▲731 金額
17,991 21,000 3,009 金額
合 計 174,628 200,000 25,372
10.3% 10.5% 0.2% 利益率
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2. 利益増減計画（化成品） 〈21/3期vs.22/3期〉
[百万円]
7,800
①
③
②
7,109
① 利益率 ② 販管費 ③ 海外G
原材料影響 ▲1,150 物流費増加 ▲230 AAP社 ＋249
コストダウン + 500 研究開発費増加 ▲135
※ 配賦不能営業費用控除前営業利益 ※AAP社：アイカ・アジア・パシフィック社
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2. 利益増減計画（建装建材） 〈21/3期vs.22/3期〉
[百万円]
16,800
②
①
13,751
① 利益率 ② 海外G
原材料影響 ▲300 ウィルソナート社 ＋250
コストダウン ＋600 ALV社 ＋230
※ 配賦不能営業費用控除前営業利益 ※ALV社：アイカ・ラミネーツ・ベトナム社
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目次
1. 2022年3月期 第2四半期実績
2. 2022年3月期 通期計画
3. セグメントの実績および方策
3-1 化成品セグメント
3-2 建装建材セグメント
4. 中期経営計画 Change & Grow 2400 の進捗
5 .配当について
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3-1. 化成品セグメント 商品群別売上実績および計画
［億円］
2021/3期（実績） 2022/3期（実績・計画）
第2四半期 通期
第2四半期 通期 伸率 伸率
実績 計画
接着剤 253.8 543.2 354.3 39.6% 698.9 28.7%
（うちAAP社） (195.9) (420.2) (286.3) (46.1%) (560.4) (33.3%)
建設樹脂 40.1 86.3 44.3 10.5% 92.6 7.3%
機能材料 70.5 168.1 105.2 49.3% 207.7 23.5%
その他 47.5 106.7 59.1 24.2% 100.6 ▲5.7%
合 計 412.1 904.4 563.0 36.6% 1,100.0 21.6%
※AAP社：アイカ・アジア・パシフィック社
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3-1. 化成品セグメント 実績（接着剤 海外）
接着剤 海外：好調
前年の新型コロナウイルスの影響からの回復、
値上げ効果、中国好調、新規連結効果により増収
AAP社の売上・販売量の推移 中国
売上[億円] 販売量[千トン] ■ 昨年の第2四半期以降、順調に回復。
竹材用フェノール樹脂好調
300 450
275 インドネシア
400
250 ■ 感染再拡大の影響により、販売量は減少も第2四半期
225 350 で回復傾向。値上げ効果もあり、売上伸長
200
175 300 タイ
販売量
150
250 ■ 感染再拡大するも、業績への影響は少なく、売上伸長
125
売上
100 200 ベトナム
17/6期 18/6期 19/6期 20/6期 21/6期
■ 断続的なロックダウンはあるも、売上好調
■ AAP社売上＋46%、販売量+19%
アドテック社
※AAP社：アイカ・アジア・パシフィック社 ■ 第2四半期(4月)より、新規連結
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3-1 化成品セグメント 実績（接着剤 国内・建設樹脂）
接着剤国内：好調
接着剤国内の売上推移[億円] ■接着剤
67.1 68.0 施工用接着剤、木工・家具用接着剤が伸長
57.9
集成材用接着剤が好調
■フェノール樹脂事業
断熱材用途、建材用途などが伸び悩み
電子材料用途や合板用接着剤は好調
19/9期 20/9期 21/9期
建設樹脂：伸長 ■塗り壁材
建設樹脂の売上推移[億円] 改修向けやハウスメーカー向けが好調
46.8 44.3
40.1 ■塗り床材
倉庫・工場向けなど、全般的に伸長するも
本格回復には至らず
■補修補強材
19/9期 20/9期 21/9期 建築・土木向け、橋梁トンネル向けなどが好調
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3-1 化成品セグメント 実績（機能材料）
アイカ単体機能材料：伸長 ■ホットメルト、機能性アクリル
アイカ単体機能材料の売上推移[億円]
自動車用ホットメルトが回復基調
47.9 46.0
36.5 ■UV樹脂、シリコーン
電子材料用途が好調
■有機微粒子
19/9期 20/9期 21/9期 化粧品用途が伸長
工業用途が好調
EMC社：好調
■アクリル・コンパウンド
EMC社の売上推移[億円]
手袋用途が低調も塗料用途が好調
54.1 59.7 繊維、紙用途も伸長
34.8
■EMC社
テキスタイル用途、ホース用途、
19/6期 20/6期 21/6期
シューズ用途ウレタン樹脂が伸長
※EMC社：エバモア・ケミカル・インダストリー社
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3-1 化成品セグメント 方策（接着剤 海外）
M&Aシナジーの早期創出
■ 第2四半期(4月)より、アドテック社を新規連結化
・ アイカグループのホットメルト生産能力が3倍増
・ 衛生材用のBCP対応が可能に
・ 約50カ国に跨る新規販路を獲得
・ 早期シナジー創出により、ホットメルト事業拡大を目指す
中国フェノール樹脂ビジネスの拡大
AAP社の売上推移[億円]
560.4
■以下の設備投資を計画通り進捗中 498.0
420.2
①アイカ南京社のフェノール樹脂工場建設
・ レゾール型フェノール樹脂、ノボラック型フェノール樹脂、各新工場建設
②アイカ福建社の竹材用フェノール樹脂工場の新規建設
・ 中国の竹材用フェノール樹脂拡大、需要取り込み
2021年第2四半期売上実績 11.9億円(前年比121%)
③アイカ広東社の移転 19/12期 20/12期 21/12期
・ BCP対策、生産能力向上 (計画)
※AAP社：アイカ・アジア・パシフィック社
接着剤海外 通期売上計画 ：560億円（前年比 ＋33.3%、前々年比 +12.5%）
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3-1 化成品セグメント 方策（接着剤 国内・建設樹脂）
接着剤国内 接着剤国内の売上推移[億円]
138.4 138.5
・ 建装建材ルート向け施工用接着剤の売上拡大 122.9
・ アドテック社製ホットメルトの実績化（AAP社シナジー）
・ 建材用ホットメルトの拡販（EMC社シナジー）
・ 接着剤用、摩擦材用、砥石用途フェノール樹脂の実績化（DICより譲受）
20/3期 21/3期 22/3期
※AAP社：アイカ・アジア・パシフィック社 ※EMC社：エバモア・ケミカル・インダストリー社
(計画)
建設樹脂
建設樹脂の売上推移[億円]
93.8 92.6
86.3
■塗り壁材
・ ハウスメーカーへの拡販強化
・ 透湿外断熱システム「パッシブウォール」の全国展開
■塗り床材 ■補修補強材
20/3期 21/3期 22/3期
・ 高機能塗り床材「AHシリーズ」の早期浸透促進 橋梁補修物件の獲得注力
(計画) ・ 「ファブリカ抗菌流しのべ工法」拡販（SIAAマーク取得）
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3-1 化成品セグメント 方策（機能材料）
UVコーティング事業
■ 第3四半期にコベストロレジン社・大園工場を連結化
大園工場
・ EMC社はUVコーティング剤の原料を生産
EMC社 ・ 大園工場を手に入れ、オーバープリントワニス事業へ進出
・ 台湾・東南アジアを中心に販路獲得
・ UV配合ノウハウ取得、原料コストダウンシナジー創出
台湾 ・ 早期シナジー創出により、UVコーティング事業拡大を目指す
機能材料その他 機能材料の売上推移[億円]
207.0 207.7
168.2
・ アドテック社とのシナジー創出
・ 原材料購買コストダウン（EMC社、国内）
・ 抗菌抗ウイルスフィルム販売拡大
・ 3次元加飾フィルムの実績化 20/3期 21/3期 22/3期
(計画)
機能材料 通期売上計画：207億円（前年比＋23.5%、前々年比+0.3％）
※EMC社：エバモア・ケミカル・インダストリー社
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3-2. 建装建材セグメント 商品群別売上実績および計画
[億円]
2021/3期（実績） 2022/3期（実績・計画）
第2四半期 通期
第2四半期 通期 伸率 伸率
実績 計画
メラミン化粧板 96.7 242.2 131.2 35.6% 280.4 15.7%
ボ ー ド
48.7 111.9 54.0 10.8% 117.5 5.0%
フィルム等
セラール 86.8 191.9 95.5 10.0% 204.0 6.3%
不燃建材 35.3 82.3 36.9 4.4% 84.4 2.5%
カウンター
76.4 164.7 83.9 9.7% 174.2 5.8%
ポストフォーム
建 具
22.9 48.6 21.8 ▲4.8% 39.3 ▲19.3%
インテリア建材
合 計 367.1 841.8 423.4 15.3% 900.0 6.9%
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3-2 建装建材セグメント 実績
建装建材セグメント：伸長
前年の新型コロナウイルスの影響からの市場回復などにより増収
国内・非住宅市場は回復遅れ、東南アジア一部地域での感染再拡大の影響あり
建装建材セグメントの売上推移[億円]
前年比 前々年比
増減率 増減率
423.4
404.9 メラミン化粧板 35.6% 46.1%
367.1
89.8 131.2 ボード・フィルム等 10.8% ▲13.0%
96.7
62.1
セラール 10.0% ▲5.4%
54
48.7
不燃建材 4.4% ▲22.6%
100.9 95.5
86.8 カウンター・ポストフォーム 9.7% 5.5%
47.7 35.3 36.9
建具・インテリア建材 ▲4.8% ▲11.4%
79.5 76.4 83.9
合計 15.3% 4.6%
24.6 22.9 21.8
19/9期 20/9期 21/9期
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3-2 建装建材セグメント 実績（国内）
■国内建設市場の市場環境
建装建材セグメント国内売上の推移[億円]
第2四半期：住宅は回復傾向、非住宅は回復が鈍い 372.3
346.6
315.2
【第2四半期予想】 住宅：▲2.0％、 非住宅：▲8.0％
【第2四半期実績】 住宅：＋2.7％、 非住宅：▲7.7％
※アイカ需要期へずらし済み
19/9期 20/9期 21/9期
■2022年3月期第2四半期 好調であった商品
高級人造石 フィオレストーン 洗面化粧台 スマートサニタリー
クチーナ大阪ショールーム
設計／クチーナ大阪、(株)モーリショップ
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3-2 建装建材セグメント 方策（国内）
抗ウイルス建材「ウイルテクト」シリーズ拡充
■ ウイルテクト 第2四半期売上
349百万円（前年比244%）
■ ウイルテクトPlus 8月に発売
・ 抗ウイルス、抗菌、消臭性能を付加
・ 12月には13シリーズまで拡大予定
・ 500柄以上のカラーバリエーション
フィオレストーン関連商品の注力
■ フィオレストーン＋加工品 第2四半期売上
1,203百万円（前年比116%、前々年比114%）
■下半期に回復基調、住宅・非住宅市場の需要取り込み
・ スペック活動強化
・ フィオレストーンの用途開拓
高級人造石 フィオレストーン 大板セラミックタイル ラミナム ・ 設備投資による増産体制確立
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3-2 建装建材セグメント 実績 （海外）
建装建材セグメント・海外：伸長
前年の新型コロナウイルスの影響からの市場回復やウィルソナート社、ソイス社などの伸長により増収
建装建材セグメント・海外事業の売上推移[億円]
■ 中国
・ 前年比175.3%
中国 インド
・ ウィルソナート上海社、ソイス社が伸長
タイ インドネシア 76.8
■ インド
ベトナム その他
・ 前年比185.5%
・ 新型コロナウイルスの影響により昨年はマイナス、
今期反動増も感染再拡大の影響あり
52.0
■ タイ
・ 前年比119.1%
33.7 ・ 新型コロナウイルスの影響あるも、ウィルソナートタイ社が伸長
■ インドネシア
・ 前年比165.8%
・ 昨年から引き続き新型コロナウイルスの影響あるも、伸長
■ ベトナム
・ 前年比123.9%
・ 新型コロナウイルスの影響あるも、AHT社が寄与し、伸長
19/9期 20/9期 21/9期
※AHT社：アイカ・HPL・トレーディング社
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3-2 建装建材セグメント 方策 (海外)
Japan Technology の海外展開
■不燃化技術の展開
吉林大学中日聯誼病院 東南大学付属中大病院 正直医院
（吉林省永春市） （江蘇省南京市） （山東省臨沂市） 正直医院 院内施工例
・ 近年、中国における不燃規制が厳格化
・ 病院、オフィス市場などの内装壁面を中心に不燃化粧板のニーズが拡大
・ 中国での今期セラール販売枚数見込 : 約4.2万枚（前年比280％）
・ ウィルソナート上海社にてセラール技術を利用した不燃板を現地生産検討中
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3-2 建装建材セグメント 方策 (海外)
Japan Technology の海外展開
■その他技術・商品の展開
・ ウィルソナート上海社にてセルサス生産・販売開始
・ アイカとウィルソナートタイ社の共同カタログ発刊。
両社製品を同一カタログに掲載し、双方の販路に
て提案中
アイカとウィルソナートタイ社の共同カタログ
新型コロナウイルス感染症による規制の緩和
東南アジア各国の規制は緩和傾向にあり、足元の操業は回復傾向
・ 【インド】 5月をピークに感染者数減少傾向、経済および操業度が回復
・ 【インドネシア】 10月以降感染者数が激減し、規制も段階的に緩和
・ 【タイ】 感染者数はまだ高い水準で発生も、10月以降徐々に規制緩和
・ 【ベトナム】 感染者数は9月をピークに減少傾向、10月末より徐々に規制緩和
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3-2 建装建材セグメント （海外） 計画
建装建材セグメント・海外事業の売上推移[億円]
中国 インド タイ
300
インドネシア ベトナム その他
220
165
139
75
20/3期 21/3期 22/3期 24/3期 27/3期
中期経営計画 10年ビジョン
今期計画 最終年度計画 最終年度計画
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目次
1. 2022年3月期 第2四半期実績
2. 2022年3月期 通期計画
3. セグメントの実績および方策
3-1 化成品セグメント
3-2 建装建材セグメント
4. 中期経営計画 Change & Grow 2400 の進捗
5 .配当について
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4. 中期経営計画(2022/3期‐2024/3期)方針骨子
方針骨子
2013 2017 2021 2024 2027
アイカ10年ビジョン
財 中期経営計画 中期経営計画
務 中期経営計画
非 マテリアリティの策定 マテリアリティの改定
財
務
社是・経営理念の整理、経営方針の策定 マテリアリティの改定、中期経営計画への組込み
[中期経営計画基本方針]
①成長事業の創出・拡大 ②利益基盤の強化 ③左記を支える経営基盤の強化 変
化
⚫AS商品の拡販 ⚫物流網、販路の最適化 ⚫ガバナンスの強化 に
⚫非建設分野向け事業の拡大 ⚫営業基盤強化、ブランド構築 ⚫気候変動問題への対応 強
⚫海外の成長 ⚫自動化、コストダウン、生産効率アップ、 ⚫人材育成、組織強化 い
用途・事業領域の拡大 生産基盤の最適化 ⚫DX推進 ア
⚫品質保証 イ
シナジーの創出拡大、R&D機能の強化
⚫労働安全 カ
へ
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4. 中期経営計画(2022/3期‐2024/3期) 非財務目標
アイカグループのサステナビリティ経営 －マテリアリティ－
⚫利益創出
⚫成長事業領域の拡大
⚫賃金確保・配当
⚫商品を通じた温室効果ガスの削減
⚫省施工、省人化型商品の開発・拡販
⚫建築物やインフラの長寿命化
⚫マネジメント人材開発 ⚫従業員満足度の向上
⚫キャリアパス設計 ⚫多様な人材の活用推進
⚫サクセッションプランの策定 （外国人・女性・シニア・障がい者）
⚫情報基盤の構築 ⚫働き方改革
⚫自動化、省人化 ⚫データの蓄積と活用
⚫温室効果ガス排出量削減 ⚫異常気象への適応
⚫産業廃棄物削減 （BCP整備、災害対策設備投資）
⚫グループ会社管理強化
⚫リスクマネジメント体制再構築
⚫IT刷新、セキュリティ強化
⚫製品の安全と品質の確保
⚫労働災害撲滅
⚫現場人材の強化
財務・非財務の融合、持続的成長に向けた経営基盤強化
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4. 中期経営計画(2022/3期‐2024/3期) 気候変動対応
気候変動対応 マテリアリティKPI（~2023年度） 組織体制・会議体の整備
■ GHG※1排出量※2 10%削減 (2020年度比) ・ 気候変動問題対応部会発足
■ GHG排出量※3 2050年実質排出ゼロを目指した施策立案 ・ 開発企画室の新設
■ GHG排出量Scope3算定方法確立、削減に向けた施策立案 ・ サステナブル推進部の新設
■ 産業廃棄物排出量※2 10%削減 (2020年度比) ・ 気候変動対応に特化した
開発テーマの創出・取組み注力
■ ハイリスクエリアにおける水使用量※2 6％削減（2020年度比）
※1：温室効果ガス(Green House Gas) ※2：売上高原単位 ※3：Scope1+2総量
気候変動対応に貢献しうる商品の開発
■自動車外装専用の3次元加飾ハードコートフィルムを開発
・ 自動車製造工程で排出されるCO2の約30％が
塗装工程に起因
・ 塗装代替(= 3次元加飾フィルム)で
自動車製造工程におけるCO2排出量を削減
ボンネット(実物)への加飾成形品
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4. 中期経営計画(2022/3期‐2024/3期)財務目標
前中計 新中計1年目 新中計3年目
項 目 2021/3期 2022/3期 2024/3期
（実績） （計画） （計画）
Ｒ Ｏ Ｅ 8.1% 9.4%を目処 10%を目処
海外＋機能材料
812億円 950億円 1,150億円
売上高※
ＡＳ商品売上高※ 155億円 175億円 210億円
経常利益 184億円 214億円 240億円
売 上 高 1,746億円 2,000億円 2,400億円
※連結消去前単純合算売上高
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目次
1. 2022年3月期 第2四半期実績
2. 2022年3月期 通期計画
3. セグメントの実績および方策
3-1 化成品セグメント
3-2 建装建材セグメント
4. 中期経営計画 Change & Grow 2400 の進捗
5 .配当について
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5. 配当について
[円]
120
108
106 107 （予想）
中間配当 期末配当 103
92 100
2021年3月期まで、年間配当は 85
12期連続 増配 80
57 58 58
56
23期連続 減配なし （予想）
50
47 60
46
43
36 38
32 34 40
23 25
19 19
17 17 47 49 49 50
38 42 20
17 17 19 20 21
15
0
2011年3月期 2013年3月期 2015年3月期 2017年3月期 2019年3月期 2021年3月期
※2022/3期の期末配当は、現時点の予想値です。
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