4206 アイカ工 2019-04-25 15:00:00
2019年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年4月25日
上場会社名 アイカ工業株式会社 上場取引所 東名
コード番号 4206 URL http://www.aica.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 (氏名) 小野 勇治
問合せ先責任者 (役職名) 財務統括部長 (氏名) 森 要輔 TEL 052-533-3135
定時株主総会開催予定日 2019年6月25日 配当支払開始予定日 2019年6月26日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月26日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期の連結業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 191,363 16.9 20,834 9.1 21,249 8.4 13,316 11.0
2018年3月期 163,726 8.0 19,092 5.5 19,600 6.7 11,996 8.4
(注)包括利益 2019年3月期 10,684百万円 (△28.5%) 2018年3月期 14,951百万円 (25.2%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2019年3月期 203.95 203.86 10.7 11.2 10.9
2018年3月期 183.76 183.66 10.1 11.0 11.7
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 62百万円 2018年3月期 45百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 191,025 136,116 66.2 1,936.87
2018年3月期 189,626 132,616 64.7 1,880.13
(参考) 自己資本 2019年3月期 126,466百万円 2018年3月期 122,746百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 13,275 △8,147 △7,557 45,379
2018年3月期 16,436 △7,950 △7,406 48,896
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2018年3月期 ― 42.00 ― 50.00 92.00 6,006 50.1 5.1
2019年3月期 ― 47.00 ― 56.00 103.00 6,725 50.5 5.4
2020年3月期(予想) ― 49.00 ― 57.00 106.00 50.2
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 95,200 4.8 10,300 6.5 10,500 3.9 6,400 5.9 98.02
通期 200,000 4.5 21,800 4.6 22,000 3.5 13,800 3.6 211.35
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 67,590,664 株 2018年3月期 67,590,664 株
② 期末自己株式数 2019年3月期 2,296,226 株 2018年3月期 2,304,868 株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 65,292,502 株 2018年3月期 65,286,300 株
(参考)個別業績の概要
2019年3月期の個別業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 109,053 3.4 13,798 4.6 16,002 13.5 11,801 15.6
2018年3月期 105,513 6.0 13,186 7.6 14,097 6.3 10,212 8.6
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2019年3月期 180.75 180.67
2018年3月期 156.42 156.34
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 144,076 113,421 78.7 1,736.66
2018年3月期 140,473 109,047 77.6 1,669.74
(参考) 自己資本 2019年3月期 113,393百万円 2018年3月期 109,010百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料P.4「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
(決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手方法)
当社は、2019年5月27日(月)に機関投資家及びアナリスト向けの決算説明会を開催する予定です。
その模様及び説明内容(音声)については、当日使用する決算説明資料とともに、開催後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。
(日付の表示方法の変更)
「2019年3月期 決算短信」より日付の表示方法を和歴表示から西暦表示に変更しております。
アイカ工業㈱ (4206)
2019年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 7
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 7
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………………… 12
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 14
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 14
※ 当社は、以下のとおり決算説明会を開催する予定です。
・2019年5月27日(月)・・・・・・機関投資家・アナリスト向け決算説明会
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アイカ工業㈱ (4206)
2019年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度の当社グループを取り巻く経営環境は、日本国内においては、相次ぐ自然災害の影響により
一時的に足踏み状態となりましたが、堅調な企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調が持
続しました。また、アジア・オセアニア地域の経済は、全体としては個人消費を中心とした内需に牽引され堅
調に推移しましたが、中国では一部に弱い動きも見られ、底堅さは維持しているものの、通商問題の動向及び
影響、過剰債務問題を含む金融市場の動向等に留意が必要な状況が続きました。
国内建設市場においては、賃貸住宅の供給過剰感から貸家の着工が一服しましたが、分譲住宅が持ち直した
ことにより、住宅着工はほぼ横ばいで推移しました。非住宅関連は、企業の設備投資やインバウンド効果によ
る工場、ホテルの新築・改修需要が増加しましたが、医療福祉施設や商業施設、オフィス等は落ち込み、着工
面積は減少しました。
このような経営環境の下、当社グループは、中期経営計画「C&C2000」の方針に基づき、社会課題の
解決に貢献する商品群の拡充、次世代を担う注力分野の育成、アジア・オセアニア地域における接着剤やメラ
ミン化粧板の販売強化などを推進いたしました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高191,363百万円(前年同期比16.9%増)、営業利益20,834百万
円(同9.1%増)、経常利益21,249百万円(同8.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益13,316百万円(同
11.0%増)となりました。
セグメントの業績については次のとおりであります。なお、セグメント間の内部売上は除いております。
(化成品セグメント)
接着剤系商品は、国内においては集成材用接着剤が低迷しましたが、施工用接着剤や産業用フェノール樹脂
が好調に推移し、売上を伸ばすことが出来ました。海外においてはアジア・オセアニア地域における接着剤・
産業用樹脂の需要を取り込むことができたことに加えて、第2四半期連結会計期間より連結業績に組み入れた
タイ・ケミカル・コーポレーション社も寄与し、売上を伸ばすことができました。
建設樹脂系商品は、新築住宅向けの外装・内装仕上塗材「ジョリパット」やベランダ用防水材、土木用の補
修・補強材が低迷しましたが、高耐久塗り床材「アイカピュール」を中心とした工場・倉庫向けの塗り床材
や、外壁タイルの剥落防止工法である「タフレジンクリアガード工法」が好調に推移し、売上を伸ばすことが
できました。
非建設分野への取り組みとして注力している機能材料事業につきましては、電子材料用UV樹脂や太陽電池
用ホットメルトが低迷しましたが、自動車用や衛生材用のホットメルト、化粧品用の有機微粒子などが伸長
し、また第1四半期連結会計期間より連結業績に組み入れたエバモア・ケミカル・インダストリー社が寄与
し、売上を伸ばすことができました。
このような結果、売上高は109,062百万円(前年同期比31.5%増)となりました。営業利益(配賦不能営業
費用控除前)は、原材料価格高騰の影響をうけましたが、アイカ・アジア・パシフィック・ホールディング社
ののれん償却減の効果もあり、7,444百万円(前年同期比13.9%増)となりました。
(建装建材セグメント)
メラミン化粧板は、国内においては汎用の単色化粧板が好調であったことに加えて、高い意匠性と指紋など
の汚れが目立ちにくい特性をもつメラミン化粧板「セルサス」や、不燃性や耐スクラッチ性などの機能を付与
した高付加価値品がホテルや商業施設の新築・改修需要を取り込み、売上を伸ばすことができました。また、
海外においても、インドネシアやシンガポール、ベトナムを中心に売上を伸ばすことができました。
ボード・フィルム類は、加工品を拡充した粘着剤付化粧フィルム「オルティノ」関連商品は好調でしたが、
汎用的なポリエステル化粧合板が苦戦し、前年を下回りました。
メラミン不燃化粧材「セラール」は、着工減の影響をうけた医療福祉施設向けが減少しましたが、待機児童
問題から増設が進む育児施設、五輪関連で活況なスポーツ施設やホテルなどの新築・改修需要を獲得するとと
もに、駅や学校などのトイレでは「セラール消臭タイプ」の採用が拡大し、売上を伸ばすことができました。
不燃建材は、アクリル樹脂系塗装けい酸カルシウム板「ルナライト」がスポーツ施設やホテル、工場・倉
庫、教育施設用途で伸張し、多機能建材「モイス」が住宅から育児施設、公共施設まで幅広い用途で採用され
るなど、アイカテック建材株式会社とのシナジー商品を中心に売上を伸ばすことができました。
カウンター・ポストフォーム商品は、人工大理石「コーリアン」製の幼児用手洗いカウンターとそれに付随
する収納キャビネットが、育児施設の新築・改修向けに好調に推移しました。また、高価格帯のキッチンカウ
ンター向けに売上を伸ばしてきた高級人造石「フィオレストーン」がホテルなどの非住宅施設へも販路を広
げ、売上を伸ばすことができました。
建具・インテリア建材は、メラミン化粧板の特性を活かした「メラフュージョンシリーズ」は好調でした
が、普及グレードの建具シリーズや医療福祉施設向け機能引戸「U.D. (ユニバーサルデザイン)コンフォー
トシリーズ」が低調で、売上が前年を下回りました。
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アイカ工業㈱ (4206)
2019年3月期 決算短信
このような結果、売上高は82,300百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益(配賦不能営業費用控除前)は
16,169百万円(前年同期比3.5%増)となりました。
前連結会計年度 当連結会計年度
売上高(百万円) 構成比 売上高(百万円) 構成比
化成品 82,911 50.6% 109,062 57.0%
建装建材 80,815 49.4% 82,300 43.0%
合計 163,726 100.0% 191,363 100.0%
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は129,888百万円となり、前連結会計年度末に比べ311百万円減少いたし
ました。これは主に受取手形及び売掛金が1,049百万円、商品及び製品が1,241百万円増加したことに対し、現
金及び預金が3,933百万円減少したことによるものであります。固定資産は61,136百万円となり、前連結会計年
度末に比べ1,709百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産が2,485百万円増加したことによるもので
あります。
この結果、総資産は、191,025百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,398百万円増加いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は48,254百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,325百万円減少いたし
ました。これは主に未払法人税等が797百万円、未払消費税等が263百万円減少したことによるものでありま
す。固定負債は6,655百万円となり、前連結会計年度末に比べ775百万円減少いたしました。これは主に長期借
入金が345百万円、繰延税金負債が252百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は、54,909百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,101百万円減少いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は136,116百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,499百万円増加い
たしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益13,316百万円及び剰余金の配当6,333百万円によるも
のであります。
この結果、自己資本比率は66.2%(前連結会計年度末は64.7%)となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ、3,516百
万円減少し、45,379百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるネットキャッシュ・フローは、13,275百万円の資金増加(前連結会計年度は16,436百万円の
資金増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が21,310百万円(同19,600百万円)となった
こと、減価償却費が4,207百万円(同3,638百万円)となったこと、仕入債務の785百万円増加(同3,587百万
円)等の増加要因があったことと、たな卸資産の2,710百万円増加(同1,072百万円)、売上債権の1,742百万円
増加(同3,630百万円)、その他の流動負債の1,714百万円減少(同118百万円の資金増加)及び法人税等の支払
額7,037百万円(同6,547百万円)等の減少要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるネットキャッシュ・フローは、8,147百万円の資金減少(同7,950百万円の資金減少)となり
ました。これは主に、有形固定資産の取得による支出7,019百万円(同4,088百万円)、無形固定資産の取得に
よる支出571百万円(同225百万円)等の減少要因があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるネットキャッシュ・フローは、7,557百万円の資金減少(同7,406百万円の資金減少)となり
ました。これは主に、配当金の支払6,328百万円(同5,805百万円)、非支配株主への配当金の支払822百万円
(同594百万円)等の減少要因があったことによるものであります。
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2019年3月期 決算短信
(4)今後の見通し
国内経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復が続くことが期待される一方で、2019年10月に予定さ
れている消費増税の影響、海外経済の不確実性、為替の変動、原材料価格の上昇の影響に留意する必要がありま
す。
国内建設需要は、住宅着工は消費増税後の反動減により前年度比で減少すると見込まれるものの、政府による住
宅取得支援策等の効果もあり、減少幅の緩和が予測されます。非住宅建設市場はほぼ横ばいで推移する見通しです
が、技術労働者不足や建築資材不足による工事遅れも懸念され、先行きは不透明な状況です。
一方、アジア・オセアニア地域の経済は、緩やかな減速が続くことが予測されるものの、日本国内市場と比較す
ると高い成長率が期待できます。また、利益面においては、原材料価格が上昇した場合や、米ドルや円に対して新
興国通貨安が進行した場合には、収益を圧迫する懸念があります。
また、翌連結会計年度における、各セグメントに係る主要な関係会社の異動は以下のとおりです。
(建装建材)
中国におけるメラミン化粧板およびメラミン不燃化粧板の更なる拡販を目的として、当社100%子会社アイカ・ア
ジア・ラミネーツ・ホールディング社を通じて、中国の化粧板販売会社であるSois Mendinni Industrial
Technology (Shanghai) Co.,Ltd.(ソイス・メンディニ社)に67%を出資し同社を連結子会社としており、翌第2
四半期連結会計期間より連結業績に組み入れます。
このような環境の中、翌連結会計年度(2020年3月期)の連結業績見通しにつきましては、売上高200,000百万
円(前年同期比4.5%増)、営業利益21,800百万円(同4.6%増)、経常利益22,000百万円(同3.5%増)、親会社
株主に帰属する当期純利益13,800百万円(同3.6%増)を予想しています。
また、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績
は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
・翌連結会計年度の業績見通しを次のとおり予想しております。 (単位:百万円)
親会社株主
売上高 増減率 営業利益 増減率 経常利益 増減率 に帰属する 増減率
当期純利益
第2四半期
95,200 4.8% 10,300 6.5% 10,500 3.9% 6,400 5.9%
連結累計期間
通期 200,000 4.5% 21,800 4.6% 22,000 3.5% 13,800 3.6%
・事業別の売上高の見通しは以下のとおりです。 (単位:百万円)
第2四半期連結累計期間 通 期
売上高 構成比 増減率 売上高 構成比 増減率
化成品 54,500 57.2% 4.5% 114,700 57.3% 5.2%
建装建材 40,700 42.8% 5.3% 85,300 42.7% 3.6%
合計 95,200 100.0% 4.8% 200,000 100.0% 4.5%
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務
諸表を作成する方針であります。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内の同業他社の適用動向及び国内外の諸情勢を考慮の上検討を進め
ていく方針であります。
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アイカ工業㈱ (4206)
2019年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 49,521 45,587
受取手形及び売掛金 59,259 60,309
商品及び製品 8,550 9,791
仕掛品 1,046 1,004
原材料及び貯蔵品 6,404 7,446
その他 5,608 6,162
貸倒引当金 △189 △413
流動資産合計 130,200 129,888
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 35,380 36,115
減価償却累計額 △23,724 △23,975
建物及び構築物(純額) 11,656 12,140
機械装置及び運搬具 53,808 54,205
減価償却累計額 △43,467 △44,169
機械装置及び運搬具(純額) 10,340 10,035
工具、器具及び備品 9,009 10,241
減価償却累計額 △7,656 △8,349
工具、器具及び備品(純額) 1,353 1,891
土地 14,203 13,816
リース資産 279 294
減価償却累計額 △163 △194
リース資産(純額) 116 99
建設仮勘定 792 2,966
有形固定資産合計 38,464 40,949
無形固定資産
のれん 168 319
その他 2,686 2,784
無形固定資産合計 2,855 3,104
投資その他の資産
投資有価証券 16,287 14,828
繰延税金資産 466 440
退職給付に係る資産 582 534
その他 788 1,292
貸倒引当金 △17 △12
投資その他の資産合計 18,107 17,082
固定資産合計 59,426 61,136
資産合計 189,626 191,025
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2019年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 26,127 26,332
電子記録債務 6,058 6,188
短期借入金 4,052 4,556
未払法人税等 3,492 2,694
未払消費税等 486 222
賞与引当金 1,763 1,833
その他 7,600 6,425
流動負債合計 49,579 48,254
固定負債
長期借入金 777 432
繰延税金負債 3,275 3,023
退職給付に係る負債 1,406 1,296
その他 1,971 1,902
固定負債合計 7,430 6,655
負債合計 57,010 54,909
純資産の部
株主資本
資本金 9,891 9,891
資本剰余金 13,279 13,279
利益剰余金 93,756 100,739
自己株式 △2,011 △2,007
株主資本合計 114,917 121,904
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 5,402 4,307
繰延ヘッジ損益 △4 △5
為替換算調整勘定 2,187 60
退職給付に係る調整累計額 243 199
その他の包括利益累計額合計 7,828 4,562
新株予約権 36 27
非支配株主持分 9,833 9,622
純資産合計 132,616 136,116
負債純資産合計 189,626 191,025
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アイカ工業㈱ (4206)
2019年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 163,726 191,363
売上原価 116,112 141,856
売上総利益 47,614 49,506
販売費及び一般管理費
荷造運搬費 8,013 8,532
広告宣伝費 1,802 1,720
給料及び賞与 7,224 7,938
賞与引当金繰入額 952 935
退職給付費用 460 249
福利厚生費 1,621 1,671
減価償却費 774 927
賃借料 556 682
その他 7,116 6,013
販売費及び一般管理費合計 28,521 28,672
営業利益 19,092 20,834
営業外収益
受取利息 162 178
受取配当金 350 365
負ののれん発生益 244 -
その他 669 734
営業外収益合計 1,426 1,279
営業外費用
支払利息 44 103
売上割引 161 133
固定資産処分損 331 146
その他 381 481
営業外費用合計 919 864
経常利益 19,600 21,249
特別利益
受取保険金 - 282
特別利益合計 - 282
特別損失
災害による損失 - 221
特別損失合計 - 221
税金等調整前当期純利益 19,600 21,310
法人税、住民税及び事業税 6,510 6,614
法人税等調整額 △185 243
法人税等合計 6,324 6,857
当期純利益 13,275 14,452
非支配株主に帰属する当期純利益 1,278 1,136
親会社株主に帰属する当期純利益 11,996 13,316
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アイカ工業㈱ (4206)
2019年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益 13,275 14,452
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,180 △1,094
繰延ヘッジ損益 5 △1
為替換算調整勘定 353 △2,581
退職給付に係る調整額 105 △43
持分法適用会社に対する持分相当額 30 △47
その他の包括利益合計 1,675 △3,768
包括利益 14,951 10,684
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 13,653 10,049
非支配株主に係る包括利益 1,297 634
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アイカ工業㈱ (4206)
2019年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 9,891 13,271 87,570 △2,007 108,726
当期変動額
剰余金の配当 △5,810 △5,810
親会社株主に帰属する当期
純利益
11,996 11,996
自己株式の取得 △3 △3
その他 8 8
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - 8 6,186 △3 6,191
当期末残高 9,891 13,279 93,756 △2,011 114,917
その他の包括利益累計額
その他有価証券 為替換算調 退職給付に係る その他の包括利
評価差額金
繰延ヘッジ損益
整勘定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 4,222 △9 1,822 137 6,172
当期変動額
剰余金の配当
親会社株主に帰属する当期
純利益
自己株式の取得
その他
株主資本以外の項目の当期
1,180 5 365 105 1,656
変動額(純額)
当期変動額合計 1,180 5 365 105 1,656
当期末残高 5,402 △4 2,187 243 7,828
新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
当期首残高 36 4,749 119,685
当期変動額
剰余金の配当 △5,810
親会社株主に帰属する当期
純利益
11,996
自己株式の取得 △3
その他 8
株主資本以外の項目の当期
- 5,083 6,739
変動額(純額)
当期変動額合計 - 5,083 12,931
当期末残高 36 9,833 132,616
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アイカ工業㈱ (4206)
2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 9,891 13,279 93,756 △2,011 114,917
当期変動額
剰余金の配当 △6,333 △6,333
親会社株主に帰属する当期
純利益
13,316 13,316
自己株式の取得 △4 △4
自己株式の処分 0 0 0
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△1 △1
新株予約権の行使 1 8 9
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - △0 6,983 3 6,987
当期末残高 9,891 13,279 100,739 △2,007 121,904
その他の包括利益累計額
その他有価証券 為替換算調 退職給付に係る その他の包括利
評価差額金
繰延ヘッジ損益
整勘定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 5,402 △4 2,187 243 7,828
当期変動額
剰余金の配当
親会社株主に帰属する当期
純利益
自己株式の取得
自己株式の処分
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
新株予約権の行使
株主資本以外の項目の当期
△1,094 △1 △2,127 △43 △3,266
変動額(純額)
当期変動額合計 △1,094 △1 △2,127 △43 △3,266
当期末残高 4,307 △5 60 199 4,562
新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
当期首残高 36 9,833 132,616
当期変動額
剰余金の配当 △6,333
親会社株主に帰属する当期
純利益
13,316
自己株式の取得 △4
自己株式の処分 0
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△1
新株予約権の行使 9
株主資本以外の項目の当期
△9 △211 △3,487
変動額(純額)
当期変動額合計 △9 △211 3,499
当期末残高 27 9,622 136,116
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アイカ工業㈱ (4206)
2019年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 19,600 21,310
減価償却費 3,638 4,207
貸倒引当金の増減額(△は減少) △90 233
賞与引当金の増減額(△は減少) △1 80
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 144 △81
受取利息及び受取配当金 △512 △544
支払利息 44 103
売上債権の増減額(△は増加) △3,630 △1,742
たな卸資産の増減額(△は増加) △1,072 △2,710
その他の流動資産の増減額(△は増加) △753 △108
仕入債務の増減額(△は減少) 3,587 785
その他の流動負債の増減額(△は減少) 118 △1,714
その他 1,453 24
小計 22,526 19,843
利息及び配当金の受取額 536 571
利息の支払額 △79 △102
法人税等の支払額 △6,547 △7,037
営業活動によるキャッシュ・フロー 16,436 13,275
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △20 △161
定期預金の払戻による収入 - 578
有形固定資産の取得による支出 △4,088 △7,019
無形固定資産の取得による支出 △225 △571
投資有価証券の取得による支出 △508 △266
投資有価証券の売却による収入 574 251
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
△3,477 -
支出
その他 △204 △958
投資活動によるキャッシュ・フロー △7,950 △8,147
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △332 198
長期借入金の返済による支出 △187 △311
配当金の支払額 △5,805 △6,328
非支配株主への配当金の支払額 △594 △822
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
△426 △231
よる支出
リース債務の返済による支出 △56 △56
その他 △3 △4
財務活動によるキャッシュ・フロー △7,406 △7,557
現金及び現金同等物に係る換算差額 194 △1,087
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1,274 △3,516
現金及び現金同等物の期首残高 47,622 48,896
現金及び現金同等物の期末残高 48,896 45,379
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2019年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取
締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているも
のであります。
当社グループは、製品の種類及び販売市場別を基礎とした「化成品」及び「建装建材」の2つのセグ
メントから構成されており、事業毎に国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しており
ます。
報告セグメント別の主要製品は次のとおりであります。
化成品 外装・内装仕上塗材、塗り床材、各種接着剤、有機微粒子、他
建装建材 メラミン化粧板、化粧合板、室内用ドア、インテリア建材、
カウンター、収納扉、不燃化粧材、押出成形セメント板、他
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計
方針に準拠した方法であります。
セグメント間の内部売上高又は振替高は、社内ルールに基づき利益を付加した価格によっておりま
す。
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アイカ工業㈱ (4206)
2019年3月期 決算短信
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 調整額 連結財務諸
(注)1 表計上額
化成品 建装建材 計 (注)3 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 82,911 80,815 163,726 - 163,726
セグメント間の内部売上
2,576 - 2,576 △2,576 -
高又は振替高
計 85,487 80,815 166,303 △2,576 163,726
セグメント利益 6,537 15,623 22,161 △3,068 19,092
セグメント資産 86,172 68,696 154,868 34,758 189,626
その他の項目
減価償却費 2,077 1,365 3,442 127 3,569
有形固定資産及び無形固
2,711 1,318 4,029 493 4,522
定資産の増加額
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 調整額 連結財務諸
(注)1 表計上額
化成品 建装建材 計 (注)3 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 109,062 82,300 191,363 - 191,363
セグメント間の内部売上
2,770 - 2,770 △2,770 -
高又は振替高
計 111,833 82,300 194,134 △2,770 191,363
セグメント利益 7,444 16,169 23,614 △2,779 20,834
セグメント資産 86,079 71,794 157,873 33,151 191,025
その他の項目
減価償却費 2,590 1,441 4,032 140 4,173
有形固定資産及び無形固
3,350 4,088 7,439 457 7,896
定資産の増加額
(注)1 前連結会計年度及び当連結会計年度におけるセグメント利益の調整額△3,068百万円及び△2,779百万円に
は、それぞれ各報告セグメントに配分しない全社費用△3,067百万円及び△2,780百万円が含まれておりま
す。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理部門(人事、総務、経理部門等)に係る費用
であります。
2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3 前連結会計年度及び当連結会計年度におけるセグメント資産の調整額34,758百万円及び33,151百万円に
は、それぞれ各報告セグメントに配分していない全社資産34,758百万円及び33,151百万円が含まれており
ます。全社資産は、セグメントに帰属しない現金及び預金、有価証券、投資有価証券及び一般管理部門
(人事、総務、経理部門等)に係る資産であります。
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アイカ工業㈱ (4206)
2019年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産額 1,880円13銭 1,936円87銭
1株当たり当期純利益金額 183円76銭 203円95銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 183円66銭 203円86銭
(注)1.1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおり
であります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益金額
11,996 13,316
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当
11,996 13,316
期純利益金額(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 65,286 65,292
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額
- -
(百万円)
普通株式増加数(千株) 34 28
(うち新株予約権(千株)) (34) (28)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整
後1株当たり当期純利益金額の算定に含め -
なかった潜在株式の概要
(注)2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
純資産の部の合計額(百万円) 132,616 136,116
純資産の部の合計額から控除する金額
9,870 9,649
(百万円)
(うち新株予約権(百万円)) (36) (27)
(うち非支配株主持分(百万円)) (9,833) (9,622)
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 122,746 126,466
1株当たり純資産額の算定に用いられた期
65,285 65,294
末の普通株式の数(千株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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2019年3月期
決算短信補足資料
挑戦と創造
2019年4月25日
1.2019年3月期 連結決算の概要
[単位:百万円]
2018/3期 2019/3期
実績 率 計画 実績 率 伸率 達成率
売 上 高 163,726 185,000 191,363 16.9% 103.4%
営 業 利 益 19,092 11.7% 20,800 20,834 10.9% 9.1% 100.2%
経 常 利 益 19,600 12.0% 21,000 21,249 11.1% 8.4% 101.2%
当 期 純 利 益 ※ 11,996 7.3% 13,400 13,316 7.0% 11.0% 99.4%
※:親会社株主に帰属する当期純利益
[一株当たり単位:円]
R O E 10.1% - 10.6% 10.7% - - 100.9%
一 株 当 たり 純 利益 183.76 - 205.25 203.95 - - 99.4%
一株当 たり 株主 資本 1,880.13 - 1,987.39 1,936.87 - - 97.5%
1
2.2019年3月期 連結決算の概要
伸び率
売 上 高 +16.9% 9期連続増収
営 業 利 益 +9.1% 10期連続増益
経 常 利 益 +8.4% 10期連続増益
当期純利益※ +11.0% 3期連続増益
※親会社株主に帰属する当期純利益
売上・営業利益・経常利益 : 7期連続 過去最高を更新
当期純利益※ : 3期連続 過去最高を更新
■国 内 事 業: 住宅向け・非住宅向け共に 好調
■海 外 事 業: アイカ・アジア・パシフィック(AAP) 売上好調
エバモア社、タイ・ケミカル社の新規連結 開始
東南アジアにおける化粧板販売 好調 2
3.2019年3月期 連結決算の推移
[単位:百万円]
売上高
利益 連結売上高
191,363 195,000
22,000 21,249
19,600 180,000
18,374
18,000
16,352 163,726
15,885 165,000
14,748
経常利益
14,000 150,061 151,633 13,316
143,843 150,000
141,096 11,996
11,064
10,137 9,962
10,000
135,000
8,221
当期純利益※
6,000 120,000
14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期
※親会社株主に帰属する当期純利益 3
4.2019年3月期 セグメント別業績
[単位:百万円]
売上高 営業利益
2018/3期 2019/3期 差異 2018/3期 2019/3期 差異
6,537 7,444 906 金 額
化成品 82,911 109,062 26,151
7.9% 6.8% ▲ 1.1% 利 益 率
15,623 16,169 546 金 額
建装建材 80,815 82,300 1,485
19.3% 19.6% 0.3% 利 益 率
(配賦不能営業費用→) ▲ 3,068 ▲ 2,779 288 金 額
19,092 20,834 1,742 金 額
合計 163,726 191,363 27,636
11.7% 10.9% ▲ 0.8% 利 益 率
4
5.2020年3月期 通期予想
[単位:百万円]
2019/3期 2020/3期
(実績) (計画)
伸率 伸率
上期 通期 上期 通期
(差) (差)
売上高 90,832 191,363 95,200 4.8% 200,000 4.5%
化成品 52,176 109,062 54,500 4.5% 114,700 5.2%
建装建材 38,656 82,300 40,700 5.3% 85,300 3.6%
営業利益 9,670 20,834 10,300 6.5% 21,800 4.6%
利益率 10.6% 10.9% 10.8% 0.2% 10.9% -
経常利益 10,109 21,249 10,500 3.9% 22,000 3.5%
利益率 11.1% 11.1% 11.0% ▲0.1% 11.0% ▲0.1%
当期純利益※ 6,044 13,316 6,400 5.9% 13,800 3.6%
利益率 6.7% 7.0% 6.7% - 6.9% ▲0.1%
※親会社株主に帰属する当期純利益
5
6.中期経営計画(2018/3期‐2021/3期)の進捗
中期4ヵ年計画、
1年の前倒し達成を狙う
1年目 2年目 3年目 4年目
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期
項目 (実績) (実績) (計画) (策定時目標)
売上高 1,637億円 1,913億円 2,000億円 2,000億円
経常利益 196億円 212億円 220億円 220億円
ROE 10.1% 10.7% 10.6% 10%以上
海外売上比率 33.4% 42.0% 42%以上 35%以上
6
7. 配当について
[円]
配当性向50%を目処
120
106
系列2
期末配当 系列1
中間配当 103 (予想)
100
92
85
10期連続増配、2020年3月期も増配を計画
80
56 57
(予想)
50
47 60
46
43
36 38
32 34 40
28 30
23 25
19 19
17 17 47 49
13 15 42
38 (予想) 20
17 17 19 20 21
15 15 15
0
2009年3月期 2011年3月期 2013年3月期 2015年3月期 2017年3月期 2019年3月期
※2020年3月期の配当は、現時点の予想値です。 7
【参考】 化成品セグメント 商品群別売上実績
2018/3期 2019/3期
実績 計画 実績 達成率 伸率
接着剤 539.7億円 621.0億円 659.2億円 106.2% 22.1%
AAP 405.6億円 488.0億円 521.1億円 106.8% 28.5%
建設樹脂 95.2億円 94.3億円 95.8億円 101.6% 0.6%
機能材料 98.0億円 219.0億円 231.6億円 105.8% 136.3%
その他 96.1億円 97.7億円 103.9億円 106.3% 8.1%
合計 829.1億円 1,032.0億円 1,090.6億円 105.7% 31.5%
※AAP:アイカ・アジア・パシフィック
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【参考】 建装建材セグメント 商品群別売上実績
2018/3期 2019/3期
実績 計画 実績 達成率 伸率
メ ラミン 化粧板 166.3億円 171.5億円 173.4億円 101.1% 4.2%
ボ ー ド
143.4億円 143.0億円 137.3億円 96.0% ▲4.2%
フ ィ ル ム 等
セ ラ ー ル 191.8億円 192.0億円 197.0億円 102.6% 2.7%
不 燃 建 材 92.5億円 97.5億円 97.4億円 99.9% 5.4%
カ ウ ン タ ー
156.3億円 159.0億円 163.5億円 102.8% 4.6%
ポ ス ト フ ォ ー ム
建 具
57.6億円 55.0億円 54.1億円 98.4% ▲6.0%
イ ン テ リ ア 建 材
合 計 808.1億円 818.0億円 823.0億円 100.6% 1.8%
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本資料に掲載されているアイカ工業株式会社の現在の計画、見通し、戦略、確信等のうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通しであり、リスクや
不確実な要因を含んでおります。
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績見通しとは大きく異なる結果となりうるため、業績見通しのみに全面的に依拠することは控えるようお願い致します。
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