4206 アイカ工 2021-04-30 15:20:00
2021年3月期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年4月30日
上場会社名 アイカ工業株式会社 上場取引所 東名
コード番号 4206 URL http://www.aica.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 (氏名) 小野 勇治
問合せ先責任者 (役職名) 財務統括部長 (氏名) 森 要輔 TEL 052-533-3135
定時株主総会開催予定日 2021年6月24日 配当支払開始予定日 2021年6月25日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月25日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期の連結業績(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 174,628 △8.8 17,991 △13.7 18,438 △13.6 10,759 △15.5
2020年3月期 191,501 0.1 20,850 0.1 21,333 0.4 12,732 △4.4
(注)包括利益 2021年3月期 12,363百万円 (3.1%) 2020年3月期 11,998百万円 (12.3%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2021年3月期 164.79 164.73 8.1 8.9 10.3
2020年3月期 195.01 194.93 9.9 10.7 10.9
(参考) 持分法投資損益 2021年3月期 36百万円 2020年3月期 42百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期 207,363 150,505 65.0 2,064.24
2020年3月期 206,439 146,221 63.1 1,994.03
(参考) 自己資本 2021年3月期 134,780百万円 2020年3月期 130,198百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 19,713 △9,756 △9,179 41,185
2020年3月期 18,240 △16,798 △6,210 40,644
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2020年3月期 ― 49.00 ― 57.00 106.00 6,921 54.4 5.4
2021年3月期 ― 49.00 ― 58.00 107.00 6,986 64.9 5.3
2022年3月期(予想) ― 50.00 ― 58.00 108.00 54.2
3. 2022年 3月期の連結業績予想(2021年 4月 1日∼2022年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 93,500 20.0 9,000 48.1 9,300 42.6 5,600 47.7 85.77
通期 200,000 14.5 21,000 16.7 21,400 16.1 13,000 20.8 199.10
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 67,590,664 株 2020年3月期 67,590,664 株
② 期末自己株式数 2021年3月期 2,297,405 株 2020年3月期 2,296,827 株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 65,293,525 株 2020年3月期 65,294,096 株
(参考)個別業績の概要
2021年3月期の個別業績(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 98,636 △9.9 12,098 △10.9 14,611 △4.3 10,384 △2.1
2020年3月期 109,431 0.3 13,582 △1.6 15,272 △4.6 10,607 △10.1
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2021年3月期 159.05 158.99
2020年3月期 162.45 162.39
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期 148,748 120,926 81.3 1,851.64
2020年3月期 145,165 115,636 79.6 1,770.60
(参考) 自己資本 2021年3月期 120,899百万円 2020年3月期 115,609百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料P.4「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
(決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手方法)
当社は、2021年5月19日(水)に機関投資家及びアナリスト向けの決算説明会を開催する予定です。
その模様及び説明内容(音声)については、当日使用する決算説明資料とともに、開催後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。
アイカ工業㈱ (4206)
2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 8
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 8
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 13
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 15
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 15
※ 当社は、以下のとおり決算説明会を開催する予定です。
・2021年5月19日(水)・・・・・・機関投資家・アナリスト向け決算説明会
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アイカ工業㈱ (4206)
2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度の当社グループを取り巻く経営環境は、日本国内においては、新型コロナウイルス感染症の
影響による景気の後退から持ち直しの動きも見られましたが、感染の再拡大により再び経済活動が一部制限さ
れるなど、先行き不透明な状況が続いております。また、アジア・オセアニア地域の経済につきましては、新
型コロナウイルス感染症の影響から持ち直した中国やベトナムは緩やかな回復基調で推移したものの、インド
ネシアやタイでは依然として厳しい状況が継続しています。
国内建設市場は、雇用・所得環境に対する先行き懸念もあり、住宅着工全体は減少しましたが、下半期にお
いて持家に回復の動きが見られました。非住宅関連では、景気の先行き不透明感から、店舗、工場、ホテル、
医療・福祉施設などの着工面積が減少し、全体としても前年を下回りました。
このような経営環境の下、当社グループは、中期経営計画「C&C2000」の方針に基づき、社会課題の
解決に貢献する商品群の拡充、次世代を担う注力分野の育成、アジア・オセアニア地域における接着剤やメラ
ミン化粧板の販売強化などを推進いたしました。また、グループ一丸となって業務改革を推進し、生産効率の
向上、各種コスト削減などに努め、下半期においては利益改善効果が現れました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高174,628百万円(前年同期比8.8%減)、営業利益17,991百万円
(同13.7%減)、経常利益18,438百万円(同13.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益10,759百万円(同
15.5%減)となりました。
セグメントの業績については次のとおりであります。なお、セグメント間の内部売上は除いております。
(化成品セグメント)
接着剤系商品は、国内においては、木工・家具向け汎用接着剤、施工用接着剤、集成材用接着剤などが低調
で売上が前年を下回りました。海外においては、中国やベトナムなどでは新型コロナウイルスの影響から持ち
直しましたが、インドネシアでは影響が長期化しており、売上が減少しました。
建設樹脂系商品は、外装・内装仕上塗材「ジョリパット」が前年を上回り、橋梁・土木用の補修・補強材が
好調に推移したものの、工場・倉庫向けの塗り床材が低迷し、売上が減少しました。
非建設分野への取り組みとして注力している機能材料事業につきましては、国内会社においては、電子機器
関連用途のUV樹脂は前年を上回りましたが、自動車用ホットメルトや紙・粘着剤・繊維用途のアクリル・コン
パウンド製品、化粧品用の有機微粒子が低迷し、前年を下回りました。エバモア・ケミカル・インダストリー
社につきましては、主力製品のシューズおよびスポーツウエア向けのウレタン樹脂や家具等の塗料向け架橋剤
が低迷し、前年を下回りました。
このような結果、売上高は90,446百万円(前年同期比13.0%減)、営業利益(配賦不能営業費用控除前)は
7,109百万円(前年同期比12.5%減)となりました。
(建装建材セグメント)
メラミン化粧板は、国内においては、抗ウイルスメラミン化粧板「アイカウイルテクト」が好調でしたが、
大都市圏を中心とした店舗需要の低迷などが影響し、前年を下回りました。海外においては、インドやインド
ネシアで売上が低迷しましたが、当連結会計年度より連結業績に組み入れたウィルソナート各社やアイカHPLト
レーディング社が寄与し伸長しました。全体としても売上を伸ばすことができました。
ボード・フィルム類は、汎用的なポリエステル化粧合板が低迷し、前年を下回りました。
メラミン不燃化粧板「セラール」は、教育施設での需要を順調に獲得するとともに、抗ウイルスメラミン不
燃化粧板「セラールウイルテクト」が売上を大幅に伸ばしましたが、首都圏需要低迷の影響を受けて、全体と
しては売上が前年を下回りました。
不燃建材は、多機能建材「モイス」が耐力面材用途の好調により、アクリル樹脂系塗装けい酸カルシウム板
「ルナライト」が医療・福祉施設や教育施設の好調により、それぞれ伸長しましたが、押出成型セメント板
「メース」が低迷し、前年を下回りました。
カウンター・ポストフォーム商品は、学校や公共施設向けで好調なポストフォームカウンターや天然石の代
替品としてキッチン・洗面カウンター需要を獲得した高級人造石「フィオレストーン」が伸長しましたが、戸
建て住宅や集合住宅向けのキッチン対面カウンター「バリューエッジカウンター」が低調で、全体として売上
が前年を下回りました。
建具・インテリア建材は、住宅向けの洗面化粧台「スマートサニタリー」が好調で売上を伸ばしましたが、
住宅向けの建具が低調で、前年を下回りました。
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2021年3月期 決算短信
このような結果、売上高は84,182百万円(前年同期比3.9%減)、営業利益(配賦不能営業費用控除前)は
13,751百万円(前年同期比13.4%減)となりました。
前連結会計年度 当連結会計年度
売上高(百万円) 構成比 売上高(百万円) 構成比
化成品 103,945 54.3% 90,446 51.8%
建装建材 87,555 45.7% 84,182 48.2%
合計 191,501 100.0% 174,628 100.0%
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は126,468百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,679百万円減少いた
しました。これは主に現金及び預金が1,730百万円、流動資産のその他が579百万円増加したことに対し、受取
手形及び売掛金が3,799百万円減少したことによるものであります。固定資産は80,894百万円となり、前連結会
計年度末に比べ3,603百万円増加いたしました。これは主に投資有価証券が3,108百万円増加したことによるも
のであります。
この結果、総資産は、207,363百万円となり、前連結会計年度末に比べ924百万円増加いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は47,524百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,044百万円減少いたし
ました。これは主に支払手形及び買掛金が1,330百万円、流動負債のその他が2,638百万円減少したことによる
ものであります。固定負債は9,333百万円となり、前連結会計年度末に比べ684百万円増加いたしました。
この結果、負債合計は、56,858百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,360百万円減少いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は150,505百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,284百万円増加い
たしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益10,759百万円及び剰余金の配当6,921百万円によるも
のであります。
この結果、自己資本比率は65.0%(前連結会計年度末は63.1%)となりました。
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(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ、541百万
円増加し、41,185百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるネットキャッシュ・フローは、19,713百万円の資金増加(前連結会計年度は18,240百万円の
資金増加)となりました。これは主に、減価償却費が5,773百万円(同4,664百万円)となったこと、売上債権
の3,857百万円の減少(同178百万円)等の増加要因があったことに対し、法人税等の支払額6,577百万円(同
6,167百万円)等の減少要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるネットキャッシュ・フローは、9,756百万円の資金減少(同16,798百万円の資金減少)となり
ました。これは主に、有形固定資産の取得による支出5,560百万円(同5,863百万円)、無形固定資産の取得に
よる支出1,306百万円(同2,304百万円)、投資有価証券の取得による支出1,492百万円(同612百万円)等の減
少要因があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるネットキャッシュ・フローは、9,179百万円の資金減少(同6,210百万円の資金減少)となり
ました。これは主に、配当金の支払6,921百万円(同6,850百万円)、非支配株主への配当金の支払1,067百万円
(同879百万円)、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出1,253百万円(同264百万円)等の
減少要因があったことによるものであります。
(4)今後の見通し
国内経済は、新型コロナウイルス感染症の収束時期や景気の先行きなどが依然として不透明な状況でありま
す。また、為替の変動、原材料価格の上昇の影響にも留意する必要があります。
国内建設需要は、住宅着工は徐々に回復すると見込まれますが、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化
や、雇用情勢の悪化等により、回復のスピードは緩やかなものとなり、前年度比で微増と予測されます。非住
宅建設市場は徐々に回復の動きがみられる見通しですが、先行きは不透明な状況です。
アジア・オセアニア地域の経済は、緩やかな回復がみられ、日本国内市場と比較すると高い成長率が期待で
きますが、しばらくは不透明な状況が続くと予想されます。なお、利益面においては、原材料価格が上昇した
場合や新興国通貨に対して円高が進行した場合には、収益を圧迫する懸念があります。
また、翌連結会計年度における、各セグメントに係る主要な関係会社の異動は以下のとおりです。
(化成品セグメント)
東南アジアを中心としたホットメルト接着剤事業の強化を目的として、当社の連結子会社であるアイカ・ア
ジア・パシフィック・ホールディング社を通じて、マレーシアのホットメルト接着剤製造販売会社であるアド
テック社の株式70%を取得し同社を連結子会社としており、翌第2四半期連結会計期間より連結業績に組み入
れる予定です。
また、UVコーティング剤事業のさらなる拡大を目的として、当社の連結子会社であるエバモア・ケミカル・
インダストリー社を通じて、台湾の化学メーカーであるDSMコーティング・レジン社より、大園工場およびそれ
に付随するオーバープリントワニス用UV硬化型コーティング剤事業を譲り受ける契約を締結しており現在現地
当局手続きを進めております。翌第3四半期連結会計期間に工場および事業を譲り受ける予定です。
このような環境の中、翌連結会計年度(2022年3月期)の連結業績見通しにつきましては、売上高200,000百
万円(前年同期比14.5%増)、営業利益21,000百万円(同16.7%増)、経常利益21,400百万円(同16.1%
増)、親会社株主に帰属する当期純利益13,000百万円(同20.8%増)を予想しています。
また、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の
業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
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2021年3月期 決算短信
・翌連結会計年度の業績見通しを次のとおり予想しております。 (単位:百万円)
親会社株主
売上高 増減率 営業利益 増減率 経常利益 増減率 に帰属する 増減率
当期純利益
第2四半期
93,500 20.0% 9,000 48.1% 9,300 42.6% 5,600 47.7%
連結累計期間
通期 200,000 14.5% 21,000 16.7% 21,400 16.1% 13,000 20.8%
・事業別の売上高の見通しは以下のとおりです。 (単位:百万円)
第2四半期連結累計期間 通 期
売上高 構成比 増減率 売上高 構成比 増減率
化成品 47,700 51.0% 15.7% 102,000 51.0% 12.8%
建装建材 45,800 49.0% 24.7% 98,000 49.0% 16.4%
合計 93,500 100.0% 20.0% 200,000 100.0% 14.5%
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務
諸表を作成する方針であります。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内の同業他社の適用動向及び国内外の諸情勢を考慮の上検討を進め
ていく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 40,690 42,420
受取手形及び売掛金 61,691 57,892
商品及び製品 10,153 9,537
仕掛品 1,132 1,064
原材料及び貯蔵品 8,098 7,584
その他 8,002 8,582
貸倒引当金 △620 △612
流動資産合計 129,148 126,468
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 40,229 41,244
減価償却累計額 △25,946 △27,054
建物及び構築物(純額) 14,282 14,190
機械装置及び運搬具 60,851 62,149
減価償却累計額 △47,436 △49,385
機械装置及び運搬具(純額) 13,414 12,764
工具、器具及び備品 11,442 11,967
減価償却累計額 △9,270 △9,936
工具、器具及び備品(純額) 2,171 2,030
土地 14,530 14,451
リース資産 4,352 5,675
減価償却累計額 △350 △525
リース資産(純額) 4,001 5,150
建設仮勘定 1,965 2,163
有形固定資産合計 50,366 50,750
無形固定資産
のれん 4,281 4,589
その他 7,780 7,931
無形固定資産合計 12,062 12,520
投資その他の資産
投資有価証券 12,523 15,632
繰延税金資産 449 445
退職給付に係る資産 251 255
その他 1,649 1,301
貸倒引当金 △12 △12
投資その他の資産合計 14,862 17,623
固定資産合計 77,290 80,894
資産合計 206,439 207,363
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2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 24,799 23,469
電子記録債務 5,207 4,887
短期借入金 5,947 6,015
未払法人税等 3,616 3,428
未払消費税等 915 1,147
賞与引当金 1,957 2,090
その他 9,124 6,485
流動負債合計 51,568 47,524
固定負債
長期借入金 914 1,255
繰延税金負債 3,897 4,373
退職給付に係る負債 1,476 1,486
その他 2,361 2,218
固定負債合計 8,649 9,333
負債合計 60,218 56,858
純資産の部
株主資本
資本金 9,891 9,891
資本剰余金 13,276 13,280
利益剰余金 106,786 110,563
自己株式 △2,009 △2,011
株主資本合計 127,945 131,724
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,743 4,594
繰延ヘッジ損益 16 △0
為替換算調整勘定 △474 △1,512
退職給付に係る調整累計額 △33 △26
その他の包括利益累計額合計 2,252 3,055
新株予約権 27 27
非支配株主持分 15,995 15,697
純資産合計 146,221 150,505
負債純資産合計 206,439 207,363
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2021年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 191,501 174,628
売上原価 139,564 125,095
売上総利益 51,936 49,532
販売費及び一般管理費
荷造運搬費 8,985 8,277
広告宣伝費 1,819 1,628
給料及び賞与 8,633 8,850
賞与引当金繰入額 949 1,050
退職給付費用 350 391
福利厚生費 1,728 1,856
減価償却費 1,102 1,793
賃借料 703 752
その他 6,812 6,940
販売費及び一般管理費合計 31,085 31,541
営業利益 20,850 17,991
営業外収益
受取利息 172 194
受取配当金 371 336
投資有価証券売却益 216 571
助成金 - 236
その他 685 685
営業外収益合計 1,446 2,024
営業外費用
支払利息 125 138
売上割引 136 139
納期遅延賠償金 283 552
為替差損 73 175
その他 345 571
営業外費用合計 963 1,576
経常利益 21,333 18,438
特別利益
受取保険金 522 -
特別利益合計 522 -
特別損失
事業再構築費用 - 279
災害による損失 500 -
特別損失合計 500 279
税金等調整前当期純利益 21,355 18,159
法人税、住民税及び事業税 7,047 6,467
法人税等調整額 140 △296
法人税等合計 7,187 6,171
当期純利益 14,167 11,988
非支配株主に帰属する当期純利益 1,434 1,228
親会社株主に帰属する当期純利益 12,732 10,759
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アイカ工業㈱ (4206)
2021年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益 14,167 11,988
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,564 1,851
繰延ヘッジ損益 22 △17
為替換算調整勘定 △293 △1,464
退職給付に係る調整額 △232 7
持分法適用会社に対する持分相当額 △101 △1
その他の包括利益合計 △2,169 375
包括利益 11,998 12,363
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 10,423 11,563
非支配株主に係る包括利益 1,574 800
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アイカ工業㈱ (4206)
2021年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 9,891 13,279 100,739 △2,007 121,904
当期変動額
剰余金の配当 △6,855 △6,855
親会社株主に帰属する当期
純利益
12,732 12,732
自己株式の取得 △2 △2
連結範囲の変動 169 169
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△3 △3
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - △3 6,046 △2 6,041
当期末残高 9,891 13,276 106,786 △2,009 127,945
その他の包括利益累計額
その他有価証券 為替換算調 退職給付に係る その他の包括利
評価差額金
繰延ヘッジ損益
整勘定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 4,307 △5 60 199 4,562
当期変動額
剰余金の配当
親会社株主に帰属する当期
純利益
自己株式の取得
連結範囲の変動
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
株主資本以外の項目の当期
△1,564 22 △534 △232 △2,309
変動額(純額)
当期変動額合計 △1,564 22 △534 △232 △2,309
当期末残高 2,743 16 △474 △33 2,252
新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
当期首残高 27 9,622 136,116
当期変動額
剰余金の配当 △6,855
親会社株主に帰属する当期
純利益
12,732
自己株式の取得 △2
連結範囲の変動 169
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△3
株主資本以外の項目の当期
- 6,373 4,063
変動額(純額)
当期変動額合計 - 6,373 10,105
当期末残高 27 15,995 146,221
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アイカ工業㈱ (4206)
2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 9,891 13,276 106,786 △2,009 127,945
当期変動額
剰余金の配当 △6,921 △6,921
親会社株主に帰属する当期
純利益
10,759 10,759
自己株式の取得 △2 △2
連結範囲の変動 △61 △61
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
4 4
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - 4 3,776 △2 3,779
当期末残高 9,891 13,280 110,563 △2,011 131,724
その他の包括利益累計額
その他有価証券 為替換算調 退職給付に係る その他の包括利
評価差額金
繰延ヘッジ損益
整勘定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 2,743 16 △474 △33 2,252
当期変動額
剰余金の配当
親会社株主に帰属する当期
純利益
自己株式の取得
連結範囲の変動
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
株主資本以外の項目の当期
1,851 △17 △1,037 7 803
変動額(純額)
当期変動額合計 1,851 △17 △1,037 7 803
当期末残高 4,594 △0 △1,512 △26 3,055
新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
当期首残高 27 15,995 146,221
当期変動額
剰余金の配当 △6,921
親会社株主に帰属する当期
純利益
10,759
自己株式の取得 △2
連結範囲の変動 △61
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
4
株主資本以外の項目の当期
- △298 504
変動額(純額)
当期変動額合計 - △298 4,284
当期末残高 27 15,697 150,505
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アイカ工業㈱ (4206)
2021年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 21,355 18,159
減価償却費 4,664 5,773
貸倒引当金の増減額(△は減少) 197 △40
賞与引当金の増減額(△は減少) 21 142
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 172 151
受取利息及び受取配当金 △543 △531
支払利息 125 138
売上債権の増減額(△は増加) 178 3,857
たな卸資産の増減額(△は増加) 659 1,075
その他の流動資産の増減額(△は増加) △237 972
仕入債務の増減額(△は減少) △3,669 △1,813
その他の流動負債の増減額(△は減少) 1,327 △2,422
その他 △268 417
小計 23,981 25,883
利息及び配当金の受取額 552 544
利息の支払額 △126 △137
法人税等の支払額 △6,167 △6,577
営業活動によるキャッシュ・フロー 18,240 19,713
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △21 △1,282
定期預金の払戻による収入 190 102
有形固定資産の取得による支出 △5,863 △5,560
無形固定資産の取得による支出 △2,304 △1,306
有価証券の取得による支出 - △1,000
投資有価証券の取得による支出 △612 △1,492
投資有価証券の売却による収入 737 1,533
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
△7,033 △294
支出
関係会社株式の取得による支出 △29 -
その他 △1,859 △456
投資活動によるキャッシュ・フロー △16,798 △9,756
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 1,439 △141
長期借入金の返済による支出 △305 △585
長期借入れによる収入 823 973
配当金の支払額 △6,850 △6,921
非支配株主への配当金の支払額 △879 △1,067
リース債務の返済による支出 △171 △181
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
△264 △1,253
よる支出
その他 △2 △1
財務活動によるキャッシュ・フロー △6,210 △9,179
現金及び現金同等物に係る換算差額 △100 △236
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △4,869 541
現金及び現金同等物の期首残高 45,379 40,644
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減
133 -
額(△は減少)
現金及び現金同等物の期末残高 40,644 41,185
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アイカ工業㈱ (4206)
2021年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役
会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであり
ます。
当社グループは、製品の種類及び販売市場別を基礎とした「化成品」及び「建装建材」の2つのセグメン
トから構成されており、事業毎に国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
報告セグメント別の主要製品は次のとおりであります。
化成品 外装・内装仕上塗材、塗り床材、各種接着剤、有機微粒子、他
建装建材 メラミン化粧板、化粧合板、室内用ドア、インテリア建材、
カウンター、収納扉、不燃化粧材、押出成形セメント板、他
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と同一であります。
セグメント間の内部売上高又は振替高は、社内ルールに基づき利益を付加した価格によっております。
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アイカ工業㈱ (4206)
2021年3月期 決算短信
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 調整額 連結財務諸
(注)1 表計上額
化成品 建装建材 計 (注)3 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 103,945 87,555 191,501 - 191,501
セグメント間の内部売上
2,675 - 2,675 △2,675 -
高又は振替高
計 106,620 87,555 194,176 △2,675 191,501
セグメント利益 8,123 15,874 23,998 △3,147 20,850
セグメント資産(注)4 89,432 92,964 182,397 24,042 206,439
その他の項目
減価償却費 2,769 1,694 4,464 168 4,632
有形固定資産及び無形固
2,944 3,742 6,686 1,801 8,487
定資産の増加額
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 調整額 連結財務諸
(注)1 表計上額
化成品 建装建材 計 (注)3 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 90,446 84,182 174,628 - 174,628
セグメント間の内部売上
2,387 - 2,387 △2,387 -
高又は振替高
計 92,834 84,182 177,016 △2,387 174,628
セグメント利益 7,109 13,751 20,860 △2,869 17,991
セグメント資産 89,982 90,589 180,571 26,792 207,363
その他の項目
減価償却費 3,138 2,378 5,517 165 5,683
有形固定資産及び無形固
3,634 1,412 5,047 1,066 6,113
定資産の増加額
(注)1 前連結会計年度及び当連結会計年度におけるセグメント利益の調整額△3,147百万円及び△2,869百万円に
は、それぞれ各報告セグメントに配分しない全社費用△3,145百万円及び△2,869百万円が含まれておりま
す。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理部門(人事、総務、経理部門等)に係る費用
であります。
2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3 前連結会計年度及び当連結会計年度におけるセグメント資産の調整額24,042百万円及び26,792百万円に
は、それぞれ各報告セグメントに配分していない全社資産24,042百万円及び26,792百万円が含まれており
ます。全社資産は、セグメントに帰属しない現金及び預金、有価証券、投資有価証券及び一般管理部門
(人事、総務、経理部門等)に係る資産であります。
4 前連結会計年度のセグメント情報は、企業結合(Wilsonart LLCが保有するアジアの事業会社4社、また
当社100%子会社アイカ・アジア・ラミネーツ・ホールディング社を通じて、ベトナムの化粧板販売会社で
あるCHIグループ8社の事業を譲り受けて新たに設立されたアイカHPLトレーディング社の企業結合)に係
る暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の金額により開示
しております。
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アイカ工業㈱ (4206)
2021年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 1,994円03銭 2,064円24銭
1株当たり当期純利益金額 195円01銭 164円79銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 194円93銭 164円73銭
(注)1.1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおり
であります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益金額
12,732 10,759
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当
12,732 10,759
期純利益金額(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 65,294 65,293
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額
- -
(百万円)
普通株式増加数(千株) 25 25
(うち新株予約権(千株)) (25) (25)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整
後1株当たり当期純利益金額の算定に含め -
なかった潜在株式の概要
(注)2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
純資産の部の合計額(百万円) 146,221 150,505
純資産の部の合計額から控除する金額
16,023 15,724
(百万円)
(うち新株予約権(百万円)) (27) (27)
(うち非支配株主持分(百万円)) (15,995) (15,697)
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 130,198 134,780
1株当たり純資産額の算定に用いられた期
65,293 65,293
末の普通株式の数(千株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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