4204 積水化 2020-05-22 12:30:00
積水化学グループ 中期経営計画「Drive 2022」の策定について [pdf]
2020 年 5 月 22 日
各 位
会 社 名 積水化学工業株式会社
代表者名 代表取締役社長 加藤 敬太
(コード番号 4204 東証第1部)
問合せ先 専務執行役員 上脇 太
(電話番号 03-6748-6467)
積水化学グループ 中期経営計画 「Drive 2022」の策定について
積水化学工業株式会社(本社所在地:大阪市、代表取締役社長:加藤 敬太、以下「積水化学」)は、積
水化学グループ 長期ビジョン「Vision 2030」の第一歩として、ESG 経営の本格化による「経営の盤石化」
と「次なる成長へ仕込みの加速」を狙い、積水化学グループ全社を対象とする 2020 年度から 2022 年度の3
年間を実行期間とする中期経営計画「Drive 2022」を以下のとおり策定しました。
■積水化学グループ 中期経営計画「Drive 2022」
1. Drive 2022 全体概要・全体像
方針 Vision 2030 の実現に向け、
持続可能な「成長」・「改革」・「仕込み」に“Drive”をかける
基本戦略 ◆ESG 経営を実践し、持続的に企業価値を向上させることのできる
企業体制を構築する
◆長期ビジョンの第一歩として“3つの Drive”に取り組む
“現有事業 Drive” ①成長と改革
“新事業 Drive” ②長期への仕込み
“経営基盤 Drive ” ③ESG 基盤強化
◆融合・デジタル変革により加速
目標 2022 年度 売上高 12,200 億円 営業利益 1,100 億円
ROIC8.6% (約 1%向上) ROE10.6% (10%超維持)
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2. 基本戦略詳細
1)成長と改革“現有事業 Drive”
◆成長戦略
全社売上高約 900 億円増(2019 年度比)を目指します。海外を中心とした各ドメインの成長のための投資
を拡大し、リターンの早期獲得を狙います。国内を中心とする基盤事業は、不確実な環境下でも着実に利益
を出せるよう変革します。
◆構造改革
全社営業利益率 10%レベルの収益性確保を目指します。サプライチェーン全体のコスト革新などの生産
革新、低採算製品や事業の構造改革に絶えず取り組みます。
◆デジタル変革
デジタル変革推進部を立ち上げるなど推進体制を強化し、投資も積極的に行い、成長戦略・構造改革をサ
ポートします。
2) 長期への仕込み“新事業 Drive”
際立つコア技術を起点に、イノベーションと融合を推し進めます。新規事業の立ち上げ強化と M&A 積極
化、投資枠拡大により、各ドメインにおいて新事業基盤の創造・獲得を図ります。
レジデンシャル領域では、まちづくり専任部署やタウンマネジメント会社を創設しており、案件拡大と深
掘りに取り組みます。アドバンストライフライン領域では、ごみをエタノールに変える技術のスモールスケ
ール実証を完遂し、本格実証に移行します。イノベーティブモビリティ領域では、航空機分野本格参入のた
めに買収した SEKISUI AEROSPACE 社の収益力強化を進めていきます。このなかで、積水化学で開発し
た熱可塑 CFRP との融合も含め、シナジーを追求していきます。ライフサイエンス領域では、次なる成長
の柱の構築を目指します。全社の知見を融合して探索するとともに、引き続き、積極的に M&A も検討して
いきます。
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3) ESG 基盤強化“経営基盤 Drive ”
積水化学グループの ESG 経営とは、社会の持続可能性向上と積水化学グループの利益ある成長の両立を
目的とし、環境や社会の課題をより戦略的に捉え、それらの解決に取り組む企業活動(=仕事そのもの)で
す。「Vision 2030」では、ESG 経営を実践するための3つの推進力として、従来から重視してきた「社会課
題解決貢献力」「利益創出力」に加え、「持続経営力」を新たに設定しており、これらの強化に取り組みま
す。
◆持続経営力の強化に向けた KPI として、ROIC を導入
効率性の指標として ROIC を導入し、実質ベースで約1%の向上を狙います。そのために、限界利益の拡
大や生産性向上などにより“利益率”を向上させ、適切な資本投下や工場稼働率向上、在庫適正化などによ
り“回転率”を高めていきます。
◆資本効率向上と長期的な広義の資本コスト低減により、持続経営力を向上
効率性(ROIC)と長期持続性(資本コストの抑制)の差を「セキスイ・サステナブル・スプレッド(ROIC
スプレッド)」とし、その拡大により持続経営力を向上させ、企業価値を高めていきます。
◆重大インシデント抑え込み、経営基盤への投資により、広義の資本コストを抑制し持続経営力を向上
安全・コンプライアンス・CS 品質向上の徹底によりリスク抑え込み、重大インシデントの発生回避を行
います。また、ESG 投資枠を創設し、デジタル変革、環境、人材などへの投資を拡大し、実効的な資本コ
スト抑制に取り組み、持続経営力を高めてまいります。
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3. 投資・財務戦略
「Drive 2022」の3年間に獲得するキャッシュに加え、適切かつ機動的な資金調達を行い、投資枠 5,000 億
円を設定します。 うち 3,000 億円を M&A
戦略投資は前中期経営計画比2倍以上となる4,000 億円に引き上げ、
投資枠として設定し、技術やノウハウ、グローバルの販路獲得などに活用します。
一方で、ROIC 導入・重視により、これまで以上に効率・回転を意識して資本を活用していきます。そし
て、デジタル変革(DX)、働き方改革、環境負荷低減などを推進し、長期的な資本コスト抑制や企業価値向
上に寄与する先行投資との位置付けで、ESG 投資枠 400 億円を設定しました。
◆ 戦略投資 4,000 億円(うち M&A 等 3,000 億円)
◆ 通常投資 1,000 億円
投資合計 5,000 億円(ESG 投資 400 億円を戦略投資・通常投資の内数として設定)
◆ 研究開発費 1,300 億円
4. 株主還元
株主還元のコミットを強化・明確化します。
◆ 配当性向 35%以上
◆ DOE 3%以上
◆ 総還元性向 D/E レシオ 0.5 以下であれば、50%以上
◆ 自己株式消却 発行済株式総数の 5%以内となるよう、新規取得見合い分を消却
5. 事業目標値 (単位:億円)
◆全社
2019年度実績 2022年度 増減
売上高 11,293 12,200 907
営業利益 878 1,100 222
営業利益率 7.8% 9.0% 1.2%
純利益 589 700 111
ROIC 7.7% 8.6% 0.9%
ROE 9.7% 10.6% 0.9%
海外売上高 2,747 3,200 453
EBITDA 1,332 1,700 368
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◆セグメント別
<住宅>
2019年度実績 2022年度
売上高 5,129 5,480
営業利益 378 440
営業利益率 7.4% 8.0%
ROIC 19.9% 20.8%
<環境・ライフラインカンパニー>
2019年度実績 2022年度
売上高 2,374 2,400
営業利益 155 200
営業利益率 6.5% 8.3%
ROIC 7.3% 7.8%
<高機能プラスチックスカンパニー>
2019年度実績 2022年度
売上高 3,224 3,600
営業利益 372 480
営業利益率 11.5% 13.3%
ROIC 9.1% 10.5%
<メディカル>
2019年度実績 2022年度
売上高 726 850
営業利益 92 125
営業利益率 12.7% 14.7%
ROIC 8.4% 10.2%
以 上
<本件に関するお問い合わせ先>
※発表日以降当面、恐れ入りますが、E-mail にてご連絡いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
積水化学工業株式会社 広報部 Email:kouhou@sekisui.com
TEL:03-6748-6467 FAX:03-6748-6547
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