4203 住友ベーク 2019-04-25 15:00:00
業績予想の修正、のれんの減損損失の計上および負ののれん発生益の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                           2019年4月25日
 各 位
                                          会 社 名 住友ベークライト株式会社
                                          代表者名 代表取締役社長 藤原 一彦
                                               (コード番号 4203 東証第1部)
                                          問合せ先 総 務 本 部 長    本多 範義
                                                    (TEL 03-5462-4111)


 業績予想の修正、のれんの減損損失の計上および負ののれん発生益の計上に関するお知らせ

 直近の業績動向を踏まえ、2018年11月12日に公表した2019年3月期通期の業績予想を修正するととも
に、のれんの減損損失および負ののれん発生益を計上することといたしましたので、お知らせいたします。

                             記

1.業績予想の修正について
(1)2019年3月期通期連結業績予想の修正(2018年4月1日 ~ 2019年3月31日)             (単位:百万円)
                                          親会社の所有者に        基本的1株当たり
                売上収益        事業利益          帰属する当期利益          当期利益
                                                                     円 銭
前回発表予想(A)         220,000        20,000          14,500     308.10
                                                                     円 銭
今回修正予想(B)         212,900        17,200          15,000     318.73

 増減額(B-A)        △ 7,100     △ 2,800               500

  増減率 (%)          △ 3.2      △ 14.0                3.4
 (ご参考) 前期実績                                                          円 銭
 (2018年3月期通期)     211,819        19,251          15,078     320.36
 (注)1.   「事業利益」は、「売上収益」から「売上原価」、「販管費及び一般管理費」を控除
         して算出しております。
    2.   2018年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行っており、基本的
         1株当たり当期利益は、前連結会計年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、
         算定しております。

(2)修正の理由
 夏場以降の米中貿易摩擦に伴う景気減速の顕在化、スマートフォン市場の伸び悩み、欧州や中
国の自動車市場の低迷等の影響を受け、特に半導体材料等の第4四半期会計期間の売上収益は、
前回業績予想の発表時点の想定よりも減少しており、それに伴い事業利益についても前回発表
の予想を下回る見込みとなりました。
 また、下記「2.のれんの減損損失の計上について」および「3.負ののれん発生益の計上に
ついて」に記載しております減損損失および負ののれん発生益を計上することといたしまし
たので、連結業績予想を修正いたします。
2.のれんの減損損失の計上について
 当社の連結子会社であるSumitomo Bakelite Europe (Barcelona), S.L.U.および
Vaupell Holdings, Inc.ののれんについて、直近の事業計画に基づき、将来の回収可能性を検討
した結果、割引後キャッシュ・フローである回収可能価額がのれんを含む資金生成単位の帳簿
価額を下回ったことから、2019年3月期において減損損失約23億円を「その他の費用」に計上い
たします。


3.負ののれん発生益の計上について
  当社は、2019年3月20日付で川澄化学工業株式会社との間で資本業務提携契約を締結し、
2019年3月26日付で同社の既存株主から同社の普通株式4,762,980株(自己株式を除く発行済株式
総数に対する割合23.10%)を譲り受けました。
  株式取得日において同社を持分法適用関連会社とし、同社の時価純資産額の当社持分が取得
原価を上回ったため、負ののれん発生益約49億円を「持分法による投資利益」に含めて計上いた
します。


                                                              以上