4202 ダイセル 2021-11-05 13:20:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月5日
上場会社名 株式会社ダイセル 上場取引所 東
コード番号 4202 URL https://www.daicel.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 小河 義美
事業支援本部副本部長(兼)
問合せ先責任者 (役職名) IR広報グループリーダー (氏名) 廣川 正彦 TEL 03-6711-8121
四半期報告書提出予定日 2021年11月12日 配当支払開始予定日 2021年12月2日
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する四
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 224,817 28.2 27,259 199.3 29,835 193.5 22,046 573.6
2021年3月期第2四半期 175,346 △16.8 9,107 △49.0 10,166 △45.5 3,273 △72.0
(注)包括利益 2022年3月期第2四半期 34,891百万円 (351.0%) 2021年3月期第2四半期 7,737百万円 (14.5%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益 純利益
円銭 円銭
2022年3月期第2四半期 73.15 ―
2021年3月期第2四半期 10.78 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2022年3月期第2四半期 674,010 274,343 39.8 888.07
2021年3月期 640,385 245,000 37.1 789.34
(参考)自己資本 2022年3月期第2四半期 267,938百万円 2021年3月期 237,852百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2021年3月期 ― 16.00 ― 16.00 32.00
2022年3月期 ― 16.00
2022年3月期(予想) ― 16.00 32.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 448,000 13.8 38,000 19.8 42,000 21.1 24,000 21.7 79.55
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 302,942,682 株 2021年3月期 302,942,682 株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 1,232,729 株 2021年3月期 1,609,633 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 301,392,123 株 2021年3月期2Q 303,557,332 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
連結業績予想は、現時点で入手された情報に基づき判断したものであり、実際の業績は様々な要因により、これらの業績予想とは異なることがありうることをご
承知おきください。
㈱ダイセル(4202)2022年3月期第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 10
- 1 -
㈱ダイセル(4202)2022年3月期第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナウイルスによる経済活動停滞に一部で持ち直しの動きがみ
られるものの、新型コロナウイルスの感染再拡大や半導体不足による自動車減産など、先行き不透明な状況のうち
に推移しました。
このような環境の中、当社グループでは、需要の回復による販売機会を着実に捉えるとともに、販売価格の是
正、徹底したコストダウンを実施してまいりました。
新型コロナウイルスの影響を大きく受けた前年同期との比較では、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,248
億17百万円(前年同期比28.2%増)、営業利益は272億59百万円(同199.3%増)、経常利益は298億35百万円(同
193.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は220億46百万円(同573.6%増)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
[メディカル・ヘルスケア事業]
コスメ・健康食品事業は、化粧品原料や健康食品素材の販売数量増加などにより、増収となりました。
キラル分離事業は、キラルカラムの販売が増加したことなどにより、増収となりました。
当部門の売上高は、96億34百万円(前年同期比23.8%増)、営業利益は、販売数量の増加などにより、18億96百
万円(同132.4%増)となりました。
[スマート事業]
液晶表示向けフィルム用の酢酸セルロースや高機能フィルムなどのディスプレイ事業は、液晶パネル需要の好調
などにより販売数量が増加し、増収となりました。
電子材料向け溶剤やレジスト材料などのIC/半導体事業は、半導体材料市場の需要が好調に推移し販売数量が増
加したことや、販売価格の是正により、増収となりました。
当部門の売上高は、154億45百万円(前年同期比49.7%増)、営業利益は、販売数量の増加や販売価格の是正な
どにより、34億2百万円(同228.4%増)となりました。
[セイフティ事業]
自動車エアバッグ用インフレータ(ガス発生装置)などのモビリティ事業は、半導体不足による自動車減産の影
響を受けたものの、前年同期比では自動車生産台数の回復などにより販売数量が増加し、増収となりました。
当部門の売上高は、318億97百万円(前年同期比17.3%増)、営業利益は、販売数量の増加や稼働率の回復など
により、23億96百万円(前年同期は営業損失16億68百万円)となりました。
[マテリアル事業]
酢酸は、会計基準の変更による減収要因があったものの、市況の上昇により、増収となりました。
酢酸誘導体は、酢酸市況の上昇などにより、増収となりました。
アセテート・トウは、会計基準の変更により、販売数量、売上高ともに微減となりました。
カプロラクトン誘導体やエポキシ化合物などは、自動車塗料、電子材料用途などの需要回復により販売数量が増
加し、増収となりました。
当部門の売上高は、580億49百万円(前年同期比17.8%増)、営業利益は、販売価格の上昇などにより、116億46
百万円(同55.6%増)となりました。
[エンジニアリングプラスチック事業]
ポリアセタール樹脂、PBT樹脂、液晶ポリマーなどポリプラスチックス株式会社の事業は、自動車、スマート
フォンなどの需要回復により販売数量が増加したことや、販売価格の是正などにより、増収となりました。
ABS樹脂、エンプラアロイ樹脂、フィルム、水溶性高分子などダイセルミライズ株式会社の事業は、需要の回
復によりコンパウンド樹脂や水溶性高分子の販売数量が増加したことなどにより、増収となりました。
当部門の売上高は、1,043億91百万円(前年同期比39.8%増)、営業利益は、販売数量の増加や販売価格の是正
などにより、151億7百万円(同83.6%増)となりました。
[その他]
その他部門は、防衛関連事業での販売数量の減少などにより、減収となりました。
当部門の売上高は、53億99百万円(前年同期比11.5%減)、営業利益は、7億56百万円(同19.2%減)となりま
した。
- 2 -
㈱ダイセル(4202)2022年3月期第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び純資産の状況
総資産は、受取手形及び売掛金等の減少がありましたが、棚卸資産等の増加により、前連結会計年度末に比し
336億25百万円増加し、6,740億10百万円となりました。
負債は、支払手形及び買掛金等の増加により、前連結会計年度末に比し42億83百万円増加し、3,996億67百万円
となりました。
また純資産は、2,743億43百万円となりました。純資産から非支配株主持分を引いた自己資本は、2,679億38百万
円となり自己資本比率は39.8%となりました。
② 当期のキャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、909億18百万円となりま
した。
営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動による資金の増加は284億11百万円(前年同期は、218億61百万円の増加)となりました。資金増加の主
な内容は、税金等調整前四半期純利益295億92百万円および減価償却費129億34百万円であり、資金減少の主な内容
は、棚卸資産の増減額140億42百万円であります。
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動による資金の減少は212億89百万円(前年同期は、181億12百万円の減少)となりました。資金減少の主
な内容は、有形固定資産の取得による支出192億69百万円であります。
財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動による資金の減少は75億3百万円(前年同期は、43億2百万円の減少)となりました。資金減少の主な
内容は、配当金の支払額48億19百万円、長期借入金の返済による支出20億27百万円および非支配株主への配当金の
支払額10億8百万円であります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
最近の業績の動向等を踏まえ、2021年8月3日公表の業績予想を修正しております。詳細につきましては、2021
年11月5日公表の「2022年3月期第2四半期累計期間の業績予想値と実績値との差異および通期業績予想の修正に
関するお知らせ」をご参照ください。
- 3 -
㈱ダイセル(4202)2022年3月期第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 90,827 91,081
受取手形及び売掛金 93,159 87,365
有価証券 709 805
棚卸資産 108,659 123,524
その他 19,200 20,575
貸倒引当金 △31 △38
流動資産合計 312,524 323,314
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 61,999 61,246
機械装置及び運搬具(純額) 67,289 69,184
土地 30,306 30,394
建設仮勘定 55,082 57,794
その他(純額) 5,042 4,736
有形固定資産合計 219,720 223,355
無形固定資産
のれん 2,410 2,044
その他 8,197 9,462
無形固定資産合計 10,607 11,506
投資その他の資産
投資有価証券 75,352 91,512
その他 22,238 24,378
貸倒引当金 △58 △57
投資その他の資産合計 97,532 115,833
固定資産合計 327,860 350,696
資産合計 640,385 674,010
- 4 -
㈱ダイセル(4202)2022年3月期第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 49,419 55,203
短期借入金 7,024 7,884
1年内償還予定の社債 - 10,000
1年内返済予定の長期借入金 5,003 11,846
未払法人税等 4,582 4,199
修繕引当金 2,852 1,505
その他 43,684 40,047
流動負債合計 112,566 130,686
固定負債
社債 140,003 130,003
長期借入金 115,568 106,824
繰延税金負債 13,684 19,734
役員退職慰労引当金 80 84
修繕引当金 - 253
環境対策引当金 195 144
退職給付に係る負債 7,923 7,463
資産除去債務 1,268 1,265
その他 4,094 3,205
固定負債合計 282,818 268,980
負債合計 395,384 399,667
純資産の部
株主資本
資本金 36,275 36,275
資本剰余金 - 14
利益剰余金 152,816 170,118
自己株式 △1,446 △1,107
株主資本合計 187,645 205,301
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 36,884 48,346
繰延ヘッジ損益 △27 △1
為替換算調整勘定 8,689 9,816
退職給付に係る調整累計額 4,660 4,475
その他の包括利益累計額合計 50,207 62,637
非支配株主持分 7,148 6,404
純資産合計 245,000 274,343
負債純資産合計 640,385 674,010
- 5 -
㈱ダイセル(4202)2022年3月期第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 175,346 224,817
売上原価 127,957 154,883
売上総利益 47,388 69,934
販売費及び一般管理費 38,281 42,674
営業利益 9,107 27,259
営業外収益
受取利息 124 108
受取配当金 845 1,008
持分法による投資利益 1,000 964
為替差益 - 451
その他 762 1,018
営業外収益合計 2,733 3,550
営業外費用
支払利息 488 682
為替差損 584 -
その他 602 292
営業外費用合計 1,674 975
経常利益 10,166 29,835
特別利益
固定資産処分益 27 140
特別利益合計 27 140
特別損失
固定資産除却損 265 383
減損損失 1,530 -
特別損失合計 1,795 383
税金等調整前四半期純利益 8,397 29,592
法人税、住民税及び事業税 2,485 6,624
法人税等調整額 199 681
法人税等合計 2,684 7,305
四半期純利益 5,713 22,287
非支配株主に帰属する四半期純利益 2,440 240
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,273 22,046
- 6 -
㈱ダイセル(4202)2022年3月期第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 5,713 22,287
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,829 11,462
繰延ヘッジ損益 13 25
為替換算調整勘定 72 1,217
退職給付に係る調整額 △4 △182
持分法適用会社に対する持分相当額 112 80
その他の包括利益合計 2,023 12,603
四半期包括利益 7,737 34,891
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 5,300 34,476
非支配株主に係る四半期包括利益 2,436 414
- 7 -
㈱ダイセル(4202)2022年3月期第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 8,397 29,592
減価償却費 12,660 12,934
減損損失 1,530 -
のれん償却額 541 372
受取利息及び受取配当金 △970 △1,116
支払利息 488 682
持分法による投資損益(△は益) △1,000 △964
固定資産除売却損益(△は益) 238 242
売上債権の増減額(△は増加) 6,438 6,205
棚卸資産の増減額(△は増加) 7,214 △14,042
仕入債務の増減額(△は減少) △9,770 5,552
その他 1,835 △6,852
小計 27,603 32,605
利息及び配当金の受取額 1,024 1,121
利息の支払額 △485 △688
法人税等の支払額 △6,281 △4,627
営業活動によるキャッシュ・フロー 21,861 28,411
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) - △82
有形固定資産の取得による支出 △15,671 △19,269
有形固定資産の売却による収入 12 651
無形固定資産の取得による支出 △883 △2,409
投資有価証券の取得による支出 △203 △102
投資有価証券の売却及び償還による収入 313 721
貸付けによる支出 △18 △91
貸付金の回収による収入 56 41
その他 △1,717 △750
投資活動によるキャッシュ・フロー △18,112 △21,289
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 2,178 882
長期借入れによる収入 16,118 19
長期借入金の返済による支出 △2,524 △2,027
自己株式の取得による支出 △8,285 △0
配当金の支払額 △5,594 △4,819
非支配株主への配当金の支払額 △5,225 △1,008
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
△411 △150
よる支出
リース負債の返済による支出 △556 △398
財務活動によるキャッシュ・フロー △4,302 △7,503
現金及び現金同等物に係る換算差額 160 463
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △392 81
現金及び現金同等物の期首残高 80,674 90,747
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 - 89
現金及び現金同等物の四半期末残高 80,281 90,918
- 8 -
㈱ダイセル(4202)2022年3月期第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 令和2年3月31日 以下「収益認識会計基準」とい
う。)及び「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 令和3年3月26日)を第1
四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財またはサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財または
サービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連
結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認
識会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従ってほと
んどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高が3,322百万円、売上原価が2,985百万円、営業利益、経常利益及
び税金等調整前四半期純利益が337百万円それぞれ減少しております。また、利益剰余金の当期首残高は26百万円
減少しています。
なお、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 令和2年3月31日)第28-15項に定める経過
的な取扱いに従って、前第2四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載してお
りません。
(時価の算定に関する会計基準の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 令和1年7月4日 以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
準」(企業会計基準第10号 令和1年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準
等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。なお、四半期連結財務諸表に与える
影響はありません。
- 9 -
㈱ダイセル(4202)2022年3月期第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
その他 調整額 損益計算書
メディカ エンジニア 合計
(注)1 (注)2 計上額
ル・ヘルス スマート セイフティ マテリアル リングプラ 計
(注)3
ケア スチック
売上高
外部顧客への
7,784 10,316 27,187 49,285 74,671 169,244 6,101 175,346 - 175,346
売上高
セグメント間
の内部売上高 144 72 - 4,070 568 4,856 6,636 11,492 △11,492 -
又は振替高
計 7,929 10,388 27,187 53,356 75,239 174,100 12,738 186,839 △11,492 175,346
セグメント利
益又は損失 816 1,036 △1,668 7,485 8,228 15,898 936 16,834 △7,727 9,107
(△)
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、メンブレン事業お
よび運輸倉庫業等を含んでおります。
2 セグメント利益又は損失(△)の調整額△7,727百万円は、各報告セグメントに配分していない
全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない提出会社における基礎研
究および管理部門等に係る費用であります。
3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っておりま
す。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
(単位:百万円)
メディカ エンジニア
ル・ヘルス スマート セイフティ マテリアル リングプラ その他 全社・消去 合計
ケア スチック
減損損失 - - 1,530 - - - - 1,530
- 10 -
㈱ダイセル(4202)2022年3月期第2四半期決算短信
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
その他 調整額 損益計算書
メディカ エンジニア 合計
(注)1 (注)2 計上額
ル・ヘルス スマート セイフティ マテリアル リングプラ 計
(注)3
ケア スチック
売上高
外部顧客への
9,634 15,445 31,897 58,049 104,391 219,418 5,399 224,817 - 224,817
売上高
セグメント間
の内部売上高 282 230 527 9,374 155 10,569 6,038 16,607 △16,607 -
又は振替高
計 9,916 15,675 32,424 67,424 104,547 229,988 11,437 241,425 △16,607 224,817
セグメント利益 1,896 3,402 2,396 11,646 15,107 34,449 756 35,206 △7,946 27,259
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、メンブレン事業お
よび運輸倉庫業等を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額△7,946百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり
ます。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない提出会社における基礎研究および管理部
門等に係る費用であります。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
該当事項はありません。
3.報告セグメントの変更等に関する情報
(収益認識に関する会計基準等の適用)
会計方針の変更に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、
収益認識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の測定方法を同様に変
更しております。
当該変更により、従来の方法に比べて、当第2四半期連結累計期間の「メディカル・ヘルスケア」の
売上高が16百万円減少、セグメント利益が2百万円減少し、「スマート」の売上高が162百万円減少、セ
グメント利益が154百万円減少し、「マテリアル」の売上高が2,858百万円減少、セグメント利益が189百
万円減少し、「エンジニアリングプラスチック」の売上高が272百万円減少、セグメント利益が9百万円
増加し、「その他」の売上高が11百万円減少しております。
- 11 -