4202 ダイセル 2020-12-24 13:30:00
当社新規投与デバイスを用いたCOVID-19 DNAワクチンに関する医師主導治験開始のお知らせ [pdf]
2020 年 12 月 24 日
各 位
会社名 株式会社ダイセル
代表者名 代表取締役社長 小河 義美
(コード番号 4202 東証 市場第一部)
問合せ先 事業支援本部IR広報グループ
リーダー 廣川 正彦
(TEL 03-6711-8121)
当社新規投与デバイスを用いた COVID-19 DNA ワクチンに関する
医師主導治験開始のお知らせ
株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:小河義美)は、大阪大学医学部附属病院(所在
地:大阪府吹田市、病院長:土岐祐一郎)が実施する「COVID-19 DNA ワクチン(AG0302-COVID19)皮内
接種の第 I/II 相試験」
(医師主導治験)において、症例登録された被験者(健康成人)に対して、当社
新規投与デバイスを用いたワクチン投与が開始されたことをお知らせします。
当社は、国立大学法人大阪大学(本部:大阪府吹田市、総長:西尾章治郎)とアンジェス株式会社(本
社:大阪府茨木市、代表取締役社長:山田英)による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)向け DNA ワク
チン共同開発プロジェクトに参画しており、本医師主導治験では、当社開発の新規ガス式無針投与デバ
イス(DC-MD3A)が治験薬の皮内投与に適用され、DNA ワクチンの皮内投与での有効性及び安全性が評価
されます。
本医師主導治験の目的: COVID-19 の感染拡大を防止するためには、有効かつ安全なワクチンを可能
な限り短期間に広く普及させる必要がある。そのためには、一人当たりの
ワクチンの有効成分量を低減させることが必要となる。本治験では、治験
薬を皮内投与することにより、筋肉内接種プラスミド DNA の量を 1/5~1/10
に低減させることの可能性を探索的に検討する。本治験では健康成人志願
者を対象として、筋肉内接種における評価を参考に、皮内投与における治
験薬の有効性及び安全性を評価する。
※本医師主導治験の詳細: http://www.med.osaka-u.ac.jp/archives/24047
なお、本件が当社業績に与える影響については現時点で未定であり、今後、当社業績に重要な影響を
与えることが判明した場合には、速やかにお知らせします。
以 上