2020年3⽉期
決算説明資料
2020年5⽉27⽇
⽬次
1. 新型コロナウイルス感染症への対応 P. 3
2. 2020年3⽉期 決算 P. 7
3. 2021年3⽉期 業績予想 P. 9
4. 次の成⻑に向けた取り組みの状況 P. 12
5. 株主還元 P. 14
6. 参考資料 P. 15
本資料に記載の2020年3⽉期数値は、監査法⼈の監査前の数値であります。
2020年3⽉期 決算説明資料
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1. 新型コロナウイルス感染症への対応
新型コロナウイルス感染症への対応
新型コロナウイルス感染症により亡くなられた⽅々のご冥福をお祈りいたしますとと
もに、罹患された皆様および、感染拡⼤により困難な⽣活環境におられる皆様に、⼼
よりお⾒舞い申し上げます。
感染の拡⼤については鈍化の兆候もみられますが、しっかり鎮静化したことを確認す
るまでは、３密対策を確実に取り続けることが重要だと考えています。また、経済へ
の影響として、しばらくは厳しい経済環境が続くことに加え、社会に⼤きな変化が起
こることが予想されます。
このような状況の中、当社では、従業員の安全と、⼯場の操業・事業の継続を維持で
きるよう、従業員の感染防⽌を徹底し、次の三つの観点から、新型コロナウイルスの
影響下での取り組みを進めています。
（対応⽅針）
① 景気低迷に対する⾜元固め
② 新型コロナウイルス対策への貢献
③ 新型コロナウイルス収束後の景気回復への備え
2020年3⽉期 決算説明資料
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1. 新型コロナウイルス感染症への対応
対応⽅針とアクション
① 景気低迷に対する⾜元固め
・不急な投資案件の取り⽌め（安全品質に関わる投資を除く）
・従来のコストダウンに加え、更なるコストダウンの徹底
⇒テレワークによる出張の削減など
・在庫の削減
・アセットの削減
・⼿元流動性資⾦の確保、債権債務管理の徹底など、キャッシュ・フローの改善
② 新型コロナウイルス対策への貢献
・３密回避の徹底による当社関係者による感染拡⼤の防⽌
・新型コロナウイルスのワクチン治験に当社の投与デバイスを提供
・抗⽣物質原料を増産
・原料⽤バイオエタノールを消毒液として提供
・⾃治体や⼤学などへのマスクの寄付
③ 新型コロナウイルス収束後の景気回復への備え
・ワークスタイルの変⾰と対応
⇒感染拡⼤防⽌対策として実施している在宅勤務などから得られた教訓を、今
後のダイバーシティ施策に活かし、⼈事制度や評価制度に反映
・サプライチェーンの⾒直し
・次の成⻑に向けた取り組みの着実な実施
2020年3⽉期 決算説明資料
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1. 新型コロナウイルス感染症への対応
感染防⽌対策
外出を⾃粛するため、本⽀店勤務者は原則在宅勤務とし、⼯場勤務者についても対象
者を定め在宅勤務を実施しております。また、⼯場の⼀部プラントにおいて、操業停
⽌やブロック運転を適⽤しております。
各事業場への⼊場者の検温実施とマスク着⽤の徹底、出社が必要な業務について担当
者を班分けし、勤務場所、時間を分散するなど、３密回避による感染拡⼤防⽌に努め
ております。
⽣産の状況
⾏政機関からの要請により、⼀時稼働を停⽌した海外拠点がありましたが、現在は全
ての拠点が稼働しています。但し、需要の減少などにより、インフレータ、エンジニ
アリングプラスチックの⽣産は稼働率が低下しております。
たばこフィルター⽤トウについては、フル稼働を継続しております。
2020年3⽉期 決算説明資料
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1. 新型コロナウイルス感染症への対応
業績への影響
※影響の⼤きさ︓☁ ＜ 🌧 ＜ 🌂 ＜ ☂
2020年3⽉期
セルロース ☁ 液晶フィルム⽤途の酢酸セルロースに若⼲の販売減少があったものの、
⼤きな影響はなし
有機合成 🌧 化粧品向けなど⼀部で影響はあったものの、お客様での在庫確保なども
あり、⼤きな影響はなし
合成樹脂 ☂ 中国におけるエンジニアリングプラスチックの需要が急速に減少し、販
売が減少
⽕⼯品 ☂ ⾃動⾞⽣産の減少、⽶中での⾏政機関からの要請に伴う稼働停⽌などに
より、販売が減少
2021年3⽉期 ※新セグメントについては、9ページを参照ください
メディカル・ ⾃動⾞の世界的な減産が起こっており⽣産台数が⼤幅に減少する⾒
ヘルスケア 🌧 込みですが、どの程度の減産になるかの予想は現時点では困難であ
スマート ります。また、電⼦デバイス市場においても、スマートフォンの⽣
🌧 産台数が⼤幅に減少するなど、需要の減少が⾒込まれます。インフ
セイフティ ☂ レータ、エンジニアリングプラスチック、有機機能品などの販売が
⼤きく減少する可能性があります。
マテリアル 🌂 たばこフィルター⽤トウについても、景気悪化・雇⽤不安、免税店
エンジニアリング
☂ の利⽤減少などによりたばこ需要が減少し、販売が減少する可能性
プラスチック
があります。
2020年3⽉期 決算説明資料
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2. 2020年3⽉期 決算
2020年3⽉期 業績 （単位︓億円）
19/3 20/3 20/3 前年度⽐ 予想⽐
(前年度⽐)
実績 予想 実績 増減 ％ 増減 ％
中国の景気減速の影響、インフ
売 上 ⾼ 4,649 4,200 4,128 △ 520 △11.2% △ 72 △1.7% レータの販売数量減少や販売品
種構成の変化、酢酸セルロース
営業利益 512 310 296 △ 215 △42.1% △ 14 △4.4%
の販売数量減少、為替影響、な
経常利益 534 325 318 △ 217 △40.5% △7 △2.2% どに加え、第4四半期での新型コ
ロナウイルスの影響により、減
親会社株主に帰属する 収、営業利益は減益となりまし
353 70 50 △ 303 △85.9% △ 20 △28.9%
当期純利益 た。
また、下期において、⽕⼯品事
為替レート USD/JPY 111 108 109
業で特別損失（減損損失）を計
売上⾼ 832 755 757 △ 75 △9.0% +2 +0.3% 上したことにより、親会社株主
セルロース に帰属する当期純利益は⼤幅な
営業利益 160 110 115 △ 45 △28.3% +5 +4.3% 減益となりました。
売上⾼ 895 810 801 △ 94 △10.5% △9 △1.1%
有機合成 (予想⽐)
営業利益 144 105 101 △ 43 △29.8% △4 △3.8% 第3四半期決算時発表の予想には
売上⾼ 1,759 1,685 1,658 △ 101 △5.7% △ 27 △1.6% 新型コロナウイルスの影響は織
合成樹脂 り込まれていませんでした。
営業利益 206 211 201 △5 △2.5% △ 10 △4.7% 新型コロナウイルスの感染拡⼤
売上⾼ 1,079 850 813 △ 266 △24.7% △ 37 △4.4% に伴う中国での需要減少によ
⽕⼯品 り、インフレータやエンジニア
営業利益 156 43 35 △ 121 △77.7% △8 △19.3% リングプラスチックなどの販売
売上⾼ 84 100 99 +15 +18.2% △1 △1.2% 数量が減少し、減収減益となり
その他 ました。
営業利益 6 4 4 △2 △37.2% △0 △7.5%
全 社 営業利益 △ 160 △ 163 △ 159 +2 +1.0% +4 +2.6%
2020年3⽉期 決算説明資料
※ 予想は2020年2⽉5⽇発表数値 7
2. 2020年3⽉期 決算
セグメント別 売上⾼・営業利益（前年度⽐）
（単位︓億円）
売上⾼ 2019/3 2020/3
分析
増減 増減率 単価差の内
実績 実績 数量差 単価差
為替影響
セルロース 832 757 △ 75 △9.0% △ 56 △ 19 △ 10
有機合成 895 801 △ 94 △10.5% △ 39 △ 55 △5
合成樹脂 1,759 1,658 △ 101 △5.7% △ 38 △ 62 △ 18
⽕⼯品 1,079 813 △ 266 △24.7% △ 231 △ 36 △ 10
その他 84 99 +15 +18.2% +15 - -
合 計 4,649 4,128 △ 520 △11.2% △ 348 △ 172 △ 44
分析
営業利益 2019/3 2020/3 増減 増減率 価格影響の内
実績 実績 数量影響 価格影響 その他
為替影響
セルロース 160 115 △ 45 △28.3% △ 47 △ 12 △8 +13
有機合成 144 101 △ 43 △29.8% △ 22 △ 16 △2 △5
合成樹脂 206 201 △5 △2.5% +8 +10 △5 △ 23
⽕⼯品 156 35 △ 121 △77.7% △ 157 △ 17 △0 +52
その他 6 4 △2 △37.2% △2 - - -
全 社 △ 160 △ 159 +2 +1.0% - - - +2
合 計 512 296 △ 215 △42.1% △ 220 △ 35 △ 14 +39
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3. 2021年3⽉期 業績予想
新開⽰セグメントの概要
2021年3⽉期より、開⽰セグメントを変更いたします。
新セグメント 旧セグメント／主な製品
化粧品原料（1,3-BG、ポリグリセリン類）
メディカル・ 有機合成 健康⾷品（エクオール、セラミド）
ヘルスケア キラルカラム、⾼純度キラル試薬
その他 製剤ソリューション（プレミックス添加剤）
セルロース 液晶保護フィルム⽤酢酸セルロース
有機合成 半導体レジスト、電⼦材料向け溶剤
スマート 合成樹脂 ⾼機能光学フィルム
その他 光学デバイス、有機半導体デバイス
⽕⼯品 ⾃動⾞安全部品、⺠⽣⽤⽕⼯品
セイフティ 合成樹脂 樹脂コンパウンド製品（⾃動⾞⽤途）
酢酸セルロース（液晶保護フィルム⽤途以外）
セルロース
たばこフィルター⽤アセテート・トウ
マテリアル 酢酸、酢酸誘導体
有機合成
エポキシ化合物、カプロラクトン誘導体
エンジニアリングプラスチック
エンジニアリング 合成樹脂 樹脂コンパウンド製品（⾃動⾞⽤途以外）
プラスチック 樹脂成型加⼯品（シート、⾷品包装⽤フィルム）
セルロース ⽔溶性⾼分⼦
その他 メンブレン製品
その他 ⽕⼯品 防衛関連製品
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3. 2021年3⽉期 業績予想
2021年3⽉期 業績予想
（単位︓億円）
2020/3 2021/3 増減率
増減
実績 予想 （％）
売 上 ⾼ 4,128 3,860 △ 268 △6.5%
営業利益 296 175 △ 121 △41.0%
経常利益 318 195 △ 123 △38.6%
親会社株主に帰属する
当期純利益
50 100 +50 +100.9%
為替レート USD/JPY 109 105
2021年３⽉期は、新型コロナウイルス感染症拡⼤の影響により、⾃動⾞の世界的な減産、ス
マートフォンの⽣産台数が⼤幅に減少するなど需要の減少を⾒込んでおり、ほぼ全ての事業
に影響が出る中、特にインフレータ、エンジニアリングプラスチックの販売に⼤きな影響が
出ると予想しています。
新型コロナウイルス感染症の影響については現時点で⾒通しが困難な状況でありますが、業
績予想では、上期に国内外の経済活動が⼤幅に制約を受けるものの、下期以降に徐々に回復
する前提としております。
2020年3⽉期 決算説明資料
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3. 2021年3⽉期 業績予想
セグメント別 売上⾼・営業利益予想
（単位︓億円）
売上⾼ 2020/3 2021/3 増減率
増減
実績 予想 （%）
メディカル・ヘルスケア 151 155 +4 +2.7%
スマート 253 245 △8 △3.3%
セイフティ 748 610 △ 138 △18.5%
マテリアル 1,094 1,045 △ 49 △4.5%
エンジニアリングプラスチック 1,761 1,665 △ 96 △5.5%
その他 121 140 +19 +15.9%
合 計 4,128 3,860 △ 268 △6.5%
営業利益 2020/3 2021/3 増減率
増減
実績 予想 （%）
メディカル・ヘルスケア 13 5 △8 △62.7%
スマート 34 25 △9 △25.4%
セイフティ 33 0 △ 33 △100.0%
マテリアル 158 130 △ 28 △17.8%
エンジニアリングプラスチック 209 160 △ 49 △23.4%
その他 8 15 +7 +84.3%
全社 △ 159 △ 160 △1 +0.8%
合 計 296 175 △ 121 △41.0%
2020年3⽉期 決算説明資料
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4. 次の成⻑に向けた取り組みの状況
新⻑期ビジョン・新中期戦略
2021年3⽉期を初年度とする新⻑期ビジョンおよび新中期戦略につきましては、2020年
6⽉上旬の発表を予定しております。
厳しい事業業績、激変する事業環境を踏まえ、新⻑期ビジョンでは「当社遺伝⼦とし
て変えてはいけないこと」「⼤胆に変えなければいけないこと」を当社グループ従業
員や関係者に⽰すとともに、バリューチェーンを構成するお客様、仕⼊先様などとの
共創を通じて、社会に価値を提供することで成⻑していく私たちが⽬指す姿をお伝え
します。
⻑期ビジョンの実現に向けて具体的な戦略に落とし込んだものが新中期戦略です。価
値提供型組織・素材提供型組織への転換、ポートフォリオマネジメント強化などによ
り事業構造を変⾰させるとともに、PLに加えBSを重視した経営を実践してまいります。
なお、中期戦略は新型コロナウイルス感染症の影響により将来の⾒通しが困難な状況
であるため、数値⽬標については発表を１年程度延期させていただき、今後の状況の
推移に応じて、⾒直してまいります。
2020年3⽉期 決算説明資料
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4. 次の成⻑に向けた取り組みの状況
コストダウンの取り組み状況
当社は、既存事業強化による業績回復の取り組みとして、全社を挙げて徹底したコス
トダウンを進めてまいりました。2019年度の改善額につきましては、2020年3⽉期第2
四半期決算発表の際にお⽰しした109億円の⽬標に対し、それを上回る約120億円を達
成しましたが、⼀⽅で設備故障などによるロスが約16億円発⽣したことにより、結果
は約103億円（達成率95％）となりました。
なお、2020年度につきましては、107億円を⽬標に鋭意取り組みを進めております。
グループ企業再編（新会社ダイセルミライズ設⽴）
当社では、4⽉の組織変更に続き、7⽉にダイセルファインケム、ダイセルポリマー、
ダイセルバリューコーティングの販売部⾨を新会社ダイセルミライズに統合いたしま
す。この統合によりマーケティング活動におけるシナジーを追求する⼀⽅で、製造部
⾨を当社マルチプルプロダクションカンパニーへ移管させることで、⽣産効率や品質、
コストにおける競争⼒強化を⽬指します。また、⾃動⾞関連事業、機能フィルム事業
をそれぞれの対⾯する市場に合致した、当社セイフティSBU、スマートSBUに移管し、
お客様を主眼に置いた「マーケットイン」を強化することで、事業の成⻑を加速させ
ます。
2020年3⽉期 決算説明資料 13
5. 株主還元
株主還元
2020年3⽉期
• 期末配当は、普通配当16円／株、記念配当2円/株、合わせて18円／株（年間配当 34円／株）
• 約594万株、約61億円の⾃⼰株式取得を実施（取得期間︓2019年4⽉〜8⽉）
※2019年2⽉発表分の今期取得分
• 2,200万株、200億円を上限とする⾃⼰株式取得を実施中（取得期間︓2019年11⽉〜2020年7⽉）
※2020年3⽉末までに約1,178万株、117億円の取得を実施
• 2020年3⽉に1,600万株の⾃⼰株式消却を実施（消却前発⾏済株式総数に対する割合 4.82%）
配当⾦（円/株） 配当性向（%）
2021年3⽉期 29.7 30.4 219.5
• 現時点では新型コロナウイルス感染症の 23.6 24.1
22.6
影響の⾒通しが困難な状況であるため、
配当予想を未定としておりますが、安定
的な配当を継続することを想定しており
30 32 32 34
21 26
ます。
2015/3 2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3
2020年3⽉期 決算説明資料
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参考資料
2020年3⽉期 決算説明資料
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6. 参考資料
売上⾼・営業利益の推移・予想 （単位︓億円）
メタノールアジアスポット価格（USD / ton）439
375 372 382
345 338
303 277 297
267
220
為替レート（USD / JPY）
120
110 109 111 111 109
100 105
87 82
79
4,499 4,630 4,649
■売上⾼ ／営業利益 4,438 4,401
4,138 4,128
3,860
3,537 3,585 643 643
3,419
589
513 512
379
327
296
262
204 175
'11/3 '12/3 '13/3 '14/3 '15/3 '16/3 '17/3 '18/3 '19/3 '20/3 '21/3
予想
2020年3⽉期 決算説明資料
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6. 参考資料
連結貸借対照表 （単位︓億円）
2019年 2020年
増減 備考
3⽉末 3⽉末
流動資産 3,540 2,980 △ 560
現預⾦及び有価証券 1,203 814 △ 389
受取⼿形及び売掛⾦ 902 795 △ 107
棚卸資産 1,262 1,174 △ 87
その他 174 197 +23
固定資産 3,008 3,000 △8
有形固定資産 1,974 2,043 +69 新規取得+455, 償却△270, 減損△141, 他+25
無形固定資産 127 134 +7
投資その他資産 907 822 △ 84
資産合計 6,548 5,980 △ 568
負債 2,315 2,054 △ 261
有利⼦負債 1,043 928 △ 115 社債△100
その他 1,272 1,126 △ 146
純資産 4,232 3,926 △ 307 ⾃⼰資本⽐率 60.6%
負債純資産 合計 6,548 5,980 △ 568
2020年3⽉期 決算説明資料
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6. 参考資料
連結損益計算書 （単位︓億円）
2019/3 2020/3 増減 増減率 備考
売 上 ⾼ 4,649 4,128 △ 520 △11.2%
売上総利益 1,338 1,111 △ 227 △17.0%
販売費及び⼀般管理費 826 814 △ 12 △1.4%
営業利益 512 296 △ 215 △42.1%
営業外損益 23 21 △1 △5.6%
経常利益 534 318 △ 217 △40.5%
特別損益 3 △ 151 △ 154 - 減損損失△130
税⾦等調整前
537 167 △ 371 △69.0%
当期純利益
親会社株主に帰属する
353 50 △ 303 △85.9%
当期純利益
営業利益率 11.0％ 7.2％ △3.8％
2020年3⽉期 決算説明資料
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6. 参考資料
セグメント別 売上⾼・営業利益（四半期推移） （単位︓億円）
2019/3 2020/3
売上⾼
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
セルロース 199 221 224 188 182 197 183 196
有機合成 227 224 232 211 207 204 196 195
合成樹脂 441 454 457 406 414 431 421 391
⽕⼯品 273 282 277 247 214 209 197 193
その他 14 15 27 27 23 28 24 25
合 計 1,155 1,197 1,217 1,079 1,039 1,068 1,021 1,000
2019/3 2020/3
営業利益
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
セルロース 39 47 44 31 33 30 20 32
有機合成 38 33 44 29 33 21 21 26
合成樹脂 59 60 51 37 53 64 38 46
⽕⼯品 50 48 49 9 13 10 6 5
その他 1 1 1 2 0 2 0 1
全 社 △ 40 △ 41 △ 35 △ 44 △ 41 △ 41 △ 37 △ 40
合 計 147 148 153 64 92 87 48 70
2020年3⽉期 決算説明資料
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6. 参考資料
連結キャッシュ・フロー計算書
（単位︓億円）
2019/3 2020/3 増減 備考
税⾦等調整前当期純利益△371
営業キャッシュ・フロ－ 585 572 △13 棚卸資産の増減+219、減損損失+130
関係会社出資⾦の取得による⽀出+41
投資キャッシュ・フロー △ 411 △ 459 △48 投資有価証券の売却及び償還による収⼊△34
有形固定資産取得による⽀出△25
フリーキャッシュフロー 174 113 △61
⻑期借⼊による収⼊△105、
財務キャッシュ・フロー △ 256 △ 479 △222 ⾃⼰株式の取得による⽀出△48、
⻑期借⼊⾦の返済による⽀出△47
その他 △1 △ 28 △27
現⾦及び現⾦同等物の増減額 △ 83 △ 393 △311
現⾦及び現⾦同等物の当期末残⾼ 1,200 807 △393
2020年3⽉期 決算説明資料
20
6. 参考資料
設備投資額 570
（単位︓億円）
447 476
395 28
27
43 85
308 108 その他・全社
86
126 25 61 ⽕⼯品
113
51 合成樹脂
220
92 47 221
有機合成
78
83 59 セルロース
45 29
2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3
予想
減価償却費 317
290 300 290
17
19
275
14 21
85
79 88 73
その他・全社
49
50 50 60 ⽕⼯品
54 71
60 61 合成樹脂
有機合成
93 95 83 75
セルロース
2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3
予想
2020年3⽉期 決算説明資料
21
6. 参考資料
研究開発費 （単位︓億円）
207 213 210
188
168 66 70
60
その他・全社
58 ⽕⼯品
52 51 合成樹脂
36
有機合成
32
セルロース
36 38 38
34
42 39 40
34
10 15 13 13
2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2020/3
予想
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6. 参考資料
前提条件
2019/3 2020/3 2021/3
上期実績 下期実績 上期実績 下期計画 下期実績 上期計画 下期計画
為替レート
110 112 109 107 109 105 105
（USD／JPY）
メタノール
アジアスポット価格 403 360 277 250 245 220 220
（USD/ton）
原油
原料 ドバイ 73 65 64 61 56 25 25
（USD/bbl）
国産ナフサ
50,850 47,600 42,800 41,500 42,700 19,000 19,000
（円/kl）
※ 2020年3⽉期 下期計画は2020年2⽉5⽇発表数値
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6. 参考情報
買収防衛策の廃⽌
当社株券等の⼤規模買付⾏為への対応⽅針（買収防衛策）の⾮継続を決定しました。
当社は、企業価値の向上および当社株主様の共同の利益を守るための取組みの⼀つとし
て、2006年より買収防衛策を導⼊し、継続してまいりました。本年の有効期間満了にあた
り、当社グループを取り巻く経営環境が⼤きく変化していること、買収防衛策に関する近
時の動向、国内外の機関投資家をはじめとする株主の皆様のご意⾒、およびコーポレート
ガバナンス・コードの浸透といった状況も考慮した上で慎重に検討した結果、買収防衛策
の必要性は相対的に低下したと判断するに⾄ったため、本年開催の定時株主総会終結の時
をもって、買収防衛策を継続せず、廃⽌することといたしました。
なお、当社は、買収防衛策の有無に関わらず、2020年度から新たに始まる⻑期ビジョン、
中期戦略の着実な遂⾏に注⼒することで株主様の共同の利益を確保し、中⻑期的な企業価
値の更なる向上に取り組んでまいります。また、当社株式の⼤規模買付⾏為を⾏い、また
は⾏おうとする者に対しては、⼤規模買付⾏為の是⾮を株主の皆様が適切に判断するため
に必要かつ⼗分な情報の提供を求め、併せて取締役会の意⾒を開⽰し、株主の皆様の検討
のために必要な情報と時間の確保に努める等、⾦融商品取引法、会社法その他関連法令に
基づき、適切な措置を講じてまいります。
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予測に関する注意事項
本資料は情報の提供を⽬的としており、本資料による何らかの⾏動を勧
誘するものではありません。本資料（業績計画を含む）は、現時点で⼊
⼿可能な信頼できる情報に基づいて当社が作成したものでありますが、
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