4199 M-ワンプラ 2021-08-26 17:00:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                          2021 年8月 26 日
各 位
                              会社名       ワンダープラネット株式会社
                              代表者名      代表取締役社長 CEO    常川 友樹
                                       (コード番号:4199 東証マザーズ)
                              問合わせ先     取締役 CFO        佐藤 彰紀
                                                TEL. 052-265-8792

                   業績予想の修正に関するお知らせ

 当社は、2021 年8月 26 日開催の取締役会において、最近の業績動向を踏まえ、2021 年6月 10 日公表
の 2021 年8月期(2020 年9月1日〜2021 年8月 31 日)業績予想を以下のとおり修正することを決議し
ましたのでお知らせいたします。

1.2021 年8月期通期業績予想数値の修正(2020 年9月1日~2021 年8月 31 日)
                                                            1株当たり
                売上高        営業利益      経常利益     当期純利益
                                                            当期純利益
                   百万円       百万円       百万円        百万円             円 銭
前回発表予想(A)
                   3,842      492       484       1,003         482.71

今回修正予想(B)          3,578      265       265        784          377.61


増 減 額(B-A)         △264      △227      △219       △219         △105.10


増 減 率( % )         △6.8     △46.1     △45.2      △21.8          △21.8

(参考)前期実績
                   3,433      332       331        224          110.87
(2020 年8月期)



2.修正の理由
 第 4 四半期に複数タイトルの周年や大型イベントの効果を見込み、想定を下回っていた第 3 四半期の
需要の回復を試みるも、  「ジャンプチ ヒーローズ 日本版(以下ジャンプチ日本版)
                                        」は想定を下回るユ
ーザー数の推移が続き、また「この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ 繁体字版
(以下このファン繁体字版)  」は想定以上の減衰進行を止めるに至らず、売上高は通期で想定を下回る
見込みです。
 各利益項目についても、想定を下回る売上高、また主に新規タイトルにかかる人件費の増加等によ
り、通期で想定を下回る見込みです。

 各項目の業績進捗および着地見込みは以下のとおりです。

(売上高)
・
「ジャンプチ日本版」は、2021 年 4 月の周年イベント以降に実施した大型プロモーションによるユーザ
ー獲得が過去実績値との比較で想定通りの効果を得ることが出来ず、第 4 四半期においてユーザー数が
想定を下回る推移が続いていることを主因に、通期で想定を下回る見込みです。
・
「このファン繁体字版」は、2021 年9月のリリース以降、ユーザー数の減少が続いており、第 4 四半期
においてゲームプレイ環境改善やマネタイズコンテンツ追加を試みるも十分な効果は得られず、通期で
想定を 15%程度下回る見込みです。
・
「クラッシュフィーバー日本版」は、2021 年 6-7 月の 6 周年イベントにおいて概ね想定通りとなり回復
傾向が見られたものの、以降の反動減が見られ、通期で想定を下回る見込みです。
・これら 3 タイトルによる売上高の合計額は、前回予想比で 210 百万円減少する見込みです。
(費用)
・上記の売上高の減少に伴い、プラットフォーム手数料が想定を下回り、また広告宣伝費は売上推移や
プロモーション効果を見極め一部未消化としたことから、想定を下回る見込みです。
・準備中タイトルのうち、  「名古屋スタジオとグローバルスタジオ共同で進行している新規開発中のタイ
トル」の人件費は想定を 15%程度上回る見込みであり、これを主な要因として、2021 年8月期に想定し
ていた新規開発費用は 332 百万円から 353 百万円に増加する見込みです。

(その他)
・前回発表予想において、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討を行った結果、2021 年8月期
において企業会計基準適用指針第 26 号「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」における会社分
類の変更を行い、将来の合理的な見積可能期間内の課税所得見込み額に基づいて、当該見積可能期間の
繰延税金資産は回収可能性があるものと判断し、法人税等調整額(△は利益)△614 百万円を計上する
見込みとしておりましたが、当該金額については現時点では変更しておりません。今後変更が生じた際
は公表いたします。

 これらの状況を踏まえ、2021 年6月 10 日公表の通期業績予想を下回る見込みであることから、2021
年8月通期業績予想(2020 年9月1日~2021 年8月 31 日)を上表の通り修正いたします。

【業績予想に関するご留意事項】
 本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理
的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は、様々な要因によって異なる場合があ
ります。

                                                 以   上