4196 J-ネオマーケ 2021-04-22 08:00:00
東京証券取引所JASDAQへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ [pdf]
2021 年 4 月 22 日
各 位
会社名 株式会社ネオマーケティング
代表者名 代表取締役 橋本 光伸
(コード番号:4196 東証 JASDAQ)
問合せ先 取締役管理本部⾧ 秋田 誠
(電話番号:03-6328-2880)
東京証券取引所 JASDAQ への上場に伴う当社決算情報等のお知らせ
当社は、本日、2021 年4月 22 日に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場いたしまし
た。今後とも、なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、2021 年 9 月期(2020 年 10 月 1 日~2021 年 9 月 30 日)における当社グループの業績予想は、
以下のとおりであり、また、最近の決算情報等につきましては別添のとおりであります。
【連結】 (単位:百万円、%)
2021 年9月期
2021 年9月期 2020 年9月期
決算期 第 1 四半期累計期間
(予想) (実績)
(実績)
項目
対売上 対前期 対売上 対売上
高比率 増減率 高比率 高比率
売上高 1,822 100.0 27.7 415 100.0 1,427 100.0
営業利益 223 12.3 28.9 89 21.4 173 12.2
経常利益 217 12.0 25.4 86 20.9 173 12.2
親会 社株主 に帰 属する
151 8.3 29.7 55 13.4 116 8.2
当期(四半期)純利益
1 株当たり当期
65 円 19 銭 25 円 15 銭 50 円 24 銭
(四半期)純利益
1 株当たり配当金 0 円 00 銭 0 円 00 銭
(注)1.2020 年9月期(実績)及び 2021 年9月期第1四半期累計期間(実績)の1株当たり当期(四
半期)純利益は期中平均発行済株式数により算出しております。
2.2021 年9月期(予想)の1株当たり当期純利益は公募株式数(40,000 株)を含めた予定期中平
均発行済株式数により算出しております。
3.当社は、2020 年 9 月 29 日付で普通株式1株につき 200 株の割合で株式分割を、2021 年 3 月 2
日付で普通株式 1 株につき 2 株の株式分割を行っております。上記では、2020 年9月期の期首
に当該株式分割のすべてが行われたと仮定し、1株当たり当期(四半期)純利益を算出しており
ます。
【業績予想に係る定性的情報について】
1.当社グループ全体の見通し
当社グループは、当社と連結子会社3社(株式会社セールスサポート、パイルアップ株式会社、NEO
MARKETING ASIA LIMITED(※1)で構成されております。当社グループは、
「人と企業の架け橋となる価
値ある情報サービスを提供し、人々の生活向上と社会発展に貢献する」という経営理念のもと、マーケテ
ィング支援事業を行っております。
「生活者起点のマーケティング支援」というコンセプトをもとに挑戦し
続けてきたことにより、マーケティング領域におけるノウハウ、経験、データを蓄積してまいりました。
当社グループはクライアント企業のマーケティングプロセスを独自の「マーケティングフレームワーク
4K」を使って一気通貫にサポート出来ることを特⾧としております。
「4K」とは、生活者インサイト(※
2)の発見(カクシン)からプロダクト開発(カイハツ)、プロモーション支援(カイタク)から PDCA の実行(カ
イゼン)までを指します。それぞれのマーケティングプロセスにおいて各種ソリューションを自社リソー
スで網羅的に提供することが可能です。
(※1)NEO MARKETING ASIA LIMITED は 2021 年 2 月清算結了しております。
(※2)生活者インサイトとは、生活者の購買行動の奥底にある、本人も意識していない本音を指します。
当社グループは、マーケティング支援事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略し
ておりますが、売上計画に占める割合及び成⾧戦略により定義した主要サービスについて、以下のとおり
記載いたします。
(1) カスタマードリブン
生活者パネルから収集した定量的データを数値化し分析する、定量調査を核とした顧客起点マーケティ
ングです。
特⾧はマーケティング施策に実効性高く活用できるよう顧客を分類(優良顧客・一般顧客・離反顧客・非
購入者・非認知者)し、顧客が商品やサービスを知ってから最終的に購買するまでの行動・思考・感情等(カ
スタマージャーニー)を解析することにより、顧客起点のプロモーション施策の戦略立案・実行後の検証
までをクライアントに伴走するという点です。
当社のサービスは何れも生活者を起点とするコンセプトにより実施しておりますが、この定量調査を核
としたサービスを特に「カスタマードリブン」と呼んでおります。
(2) インサイトドリブン
生活者パネルの中から最適な対象者を抽出し、インタビューや行動観察(実際に商品を使用している姿
の観察)を実施することで、数値では計測出来ない潜在的な意識を明らかにします。定性調査を核とした
イノベーションを創造するのに適したマーケティングサービスです。
特徴的な事例としては、ユーザー自身も気づいていない本質的なニーズの発見やイノベーションを引き
出すことのできるデザイン思考をベースとし、エクストリームユーザー(極端な消費者)の行動観察調査
を実施します。これにより生活者自身が気づいていない意識下に存在している人を動かす隠れた心理(イ
ンサイト)を発見し、発見したインサイトを起点に当社グループでアイデア・コンセプト、プロトタイプ
まで創り上げクライアントに提案をするといったものがあります。
(3) デジタルマーケティング
デジタルマーケティング戦略設計にあたり、生活者起点で Web 広告に関する戦略立案から作成、運用、
効果検証まで一貫したコミュニケーション戦略を設計・実行するサービスです。当社グループのメイン顧
客層である製造業には D2C(自ら企画生産した製品を生活者にダイレクトに販売する手法)支援サービス
として、世界で最も利用されている EC プラットフォームである Shopify を利用し、クライアントに代わっ
て当社グループで EC サイトの構築から集客・運用まで一気通貫で支援できることに強みを持っておりま
す。
これらの強みを最大限に活かし、お客様の課題を本質的に解決し、お客様の事業を成功に導くためのサ
ービスを開発し続けることによって、世の中に良い商品や素晴らしいサービスが溢れ、企業は成功し、人々
の生活が豊かになる社会を実現していくことを目指してまいります。
また、当社グループは、マーケティングコンサルタントがクライアントとの窓口となり、クライアント
が抱えるマーケティング課題に対し、当社が独自に開発した『マーケティングフレームワーク 4K』に基づ
いて最適な解決策を提案しております。一人のマーケティングコンサルタントが複数のクライアントを担
当し、クライアントごとに最適なマーケティング支援サービスを提案できることが強みであります。その
ため、
「マーケティングコンサルタント人員数」
「顧客単価」を重要な経営指標としております。
このような状況のもと、2021 年9月期の当社グループの業績予想として、売上高 1,822 百万円(前期比
27.7%増)
、営業利益 223 百万円(同 28.9%増)
、経常利益 217 百万円(同 25.4%増)
、親会社株主に帰属
する当期純利益 151 百万円(同 29.7%増)を見込んでおります。
なお、当社はマーケティング支援事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は行っており
ません。
2.業績予想の前提条件
(1)売上高
主要サービスの売上予想は次のとおりです。
カスタマードリブンサービス、インサイトドリブンサービスにつきましては、
「前期売上実績のリピ
ート売上高+新規売上高」をベースに売上計画を策定しております。
「前期売上実績のリピート売上高」については、過去の推移から今期目標を 90%(前年実績 92%)と
し、
「新規売上高」については、前期の実績をもとに、今期の「マーケティングコンサルタント人員数」
計画である 31 人体制(前期末より7名増)により算定した新規売上獲得目標を加味して策定しており
ます。
また、デジタルマーケティングサービスにつきましては、月額固定の既存顧客からの売上高に、前
期のマーケティングコンサルト人員数による新規売上実績をもとに、今期のマーケティングコンサル
タント人員数計画により算出した新規売上獲得目標を加味して策定しております。
以上の結果から売上予想については下記のとおりとなっております。
(単位:百万円、%)
2021 年9月期 2021 年9月期
(予想) 第 1 四半期 2020 年9月期
サービス名
対前期 累計期間 (実績)
増減率 (実績)
カスタマードリブンサービス 801 21.6 194 658
インサイトドリブンサービス 410 5.0 102 390
デジタルマーケティングサービス 225 242.7 34 65
(2)売上原価、売上総利益
主要サービスであるカスタマードリブンサービス、インサイトドリブンサービスの売上原価につ
きましては、前期の実績から売上高に対する労務費及び外注費、ポイント原価をベースに予定原価
率を算出しております。デジタルマーケティングサービスの売上原価につきましては、前期の実績
から売上高に対する外注費をベースに予定原価率を算出しております。各サービスの計画売上原価
率を達成すべく、適正な製造人員体制及び相見積による適切な外注先の選定を進めてまいります。
以上の結果、売上原価は前期比 34.6%増の 968 百万円、売上総利益は前期比 20.6%増の 854 百万
円を見込んでおります。
主要サービスの売上原価計画については下記のとおりとなっております。
(単位:百万円、%)
2021 年9月期 2021 年9月期
(予想) 第 1 四半期 2020 年9月期
サービス名
対前期 累計期間 (実績)
増減率 (実績)
カスタマードリブンサービス 344 27.7 71 269
インサイトドリブンサービス 246 9.8 55 223
デジタルマーケティングサービス 189 242.6 28 55
(3)販売費及び一般管理費、営業利益
販売費及び一般管理費につきましては、マーケティングコンサルト 7 名の増員及び既存従業員の
昇給に伴い増加する人件費 384 百万円(対前期増減率 33.3%)、基幹システムの運用及びシステム改
修により増加する IT サービス費 39 百万円(対前期増減率 68.5%)、地方拠点設置計画(福岡・札幌)
に伴い増加する地代家賃 38 百万円(対前期増減率 8.7%)、広告宣伝費 32 百万円(対前期増減率
20.5%)、新たに発生する東京証券取引所 JASDAQ スタンダード市場への上場に伴う費用 8 百万円
を計画しております。
以上の結果、販売費及び一般管理費は前期比 17.9%増の 630 百万円、営業利益は前期比 28.9%増
の 223 百万円を見込んでおります。
(4)営業外損益、経常利益
営業外損益につきましては、東京証券取引所 JASDAQ スタンダード市場への上場に伴う株式公
開費用を計画しております。
以上の結果、経常利益は前期比 25.4%増の 217 百万円を見込んでおります。
(5)特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益
特別損益の発生は見込んでおりません。法人税等に関しては、税引前当期純利益に対する実効税率
により算出しております。
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比 29.7%増の 151 百万円を見込んでおりま
す。
なお、本資料に掲載されている当社の当期業績見通しは、本資料の日付時点において入手可能な情報
による判断及び仮定を前提にしており、実際の業績は様々な要因によって異なる場合があります。
以上
2021年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年4月22日
上 場 会 社 名 株式会社ネオマーケティング 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4196 URL https://www.neo-m.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役 (氏名) 橋本 光伸
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 管理本部長 (氏名) 秋田 誠 (TEL)03(6328)2880
四半期報告書提出予定日 - 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年9月期第1四半期の連結業績(2020年10月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期第1四半期 415 - 89 - 86 - 55 -
2020年9月期第1四半期 - - - - - - - -
(注) 包括利益 2021年9月期第1四半期 56 百万円 ( - %) 2020年9月期第1四半期 - 百万円 ( - %)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年9月期第1四半期 25.15 -
2020年9月期第1四半期 - -
(注)1.当社は、2020年9月期第1四半期については四半期財務諸表を作成していないため、2020年9月期第1四半
期の数値及び2021年9月期第1四半期の対前年同四半期増減率については記載しておりません。
2.当社は、2020年9月29日付で普通株式1株につき200株の割合、2021年3月2日付で普通株式1株につき2株
の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当
たり当期純利益を算定しております。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、当社は非上場であるため、記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年9月期第1四半期 997 268 26.9
2020年9月期 982 211 21.6
(参考) 自己資本 2021年9月期第1四半期 268 百万円 2020年9月期 211 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年9月期 - - - 0.00 0.00
2021年9月期 -
2021年9月期(予想) - - 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年9月期の連結業績予想(2020年10月1日~2021年9月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,822 27.7 223 28.9 217 25.4 151 29.7 68.19
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期1Q 2,408,000株 2020年9月期 2,408,000株
② 期末自己株式数 2021年9月期1Q 190,000株 2020年9月期 190,000株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年9月期1Q 2,218,000株 2020年9月期1Q -株
(注) 1.当社は、2020年9月期第1四半期については四半期連結財務諸表を作成していないため、2020年9月期
第1四半期の期中平均株式数については記載しておりません。
2.当社は、2020年9月29日付で普通株式1株につき200株の割合、2020年3月2日付で普通株式1株につき
2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、
期末発行済株式数(自己株式を含む)、期末自己株式数を算出しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(1株当たり四半期純利益に関するご注意)
2021年3月2日に普通株式1株につき普通株式2株の割合で株式分割を行っており、当該株式分割を反映した期
中平均株式数を基に1株当たり(予想)四半期純利益を算定しております。
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社ネオマーケティング(4196)
2021年9月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………3
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………4
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………6
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………6
‐ 1 -
株式会社ネオマーケティング(4196)
2021年9月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大傾向が再燃しており、多
くの産業において経済活動の縮小・停滞などの影響が継続しております。各種の経済対策などにより株価を含めた
経済指標の持ち直しの傾向もみられましたが、世界的に見ても感染症の拡大傾向は継続しており、依然として国内
外における経済的な見通しは不透明な状況が続いております。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、当社グループにおいては、従業員の安全・安心を守る施策として、始業
前の全従業員への非接触型検温測定の義務付け、二酸化炭素濃度測定器導入による換気と密の回避、全社的なテレ
ワークの推奨とそれに向けての機器及びルールの整備・体制の構築等の対策について、グループ一丸となって取り
組んでまいりました。
当社グループのメインの顧客層である製造業のお客様においては新型コロナウイルス感染症拡大の影響は他業種
との比較において軽微であり、現時点の経済活動状況を前提とした場合に当社グループが業績面において受ける影
響は限定的と考えております。中長期的には社会がWithコロナ時代に適合していく過程の中で、変化した生活者の
意識や消費行動を捕捉していく必要性から、当社グループが提供するマーケティングサービスの需要が喚起されて
いくものと予想しております。
当社グループがサービスを提供するマーケティング関連市場においては、新型コロナウイルスに対応する施策と
して拡大しているテレワークやオンラインミーティングへの社会的要請とも相まって、社会全体に変革を起こすDX
(デジタル・トランスフォーメーション)という概念が浸透いたしました。当社グループの顧客の中心である製造
業のお客様においては、コロナウイルス禍の中で既存の流通・販売チャネルへの依存度を低減する試みとして、自
社のECサイトを活用して消費者に製品を直接販売する、D2C(ダイレクトtoコンシューマー)という形態に取り組み
始めており急速に市場環境が変化しています。
このような状況の中、消費者調査の結果をもとにターゲットとブランドコミュニケーションを設計しShopifyのサ
イトを構築するD2C支援サービスの提案活動に注力する等、デジタルマーケティングサービスのブラッシュアップに
努めてまいりました。
営業面での取り組みにおいては、マーケティングコンサルタントが顧客に対し包括的・統合的なマーケティング
ソリューションを提案出来る組織体制に移行し、既存のお客様に対して、独自に開発した「マーケティングフレー
ムワーク4K」に基づいてクロスセル・アップセルの提案活動を実施いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高415,522千円、営業利益89,105千円、経常利益86,844千
円、親会社株主に帰属する当期純利益55,782千円となりました。
なお、当社グループはマーケティング支援事業の単一セグメントであるため、セグメント毎の記載はしておりま
せん。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間の資産につきましては、997,894千円となり、前連結会計年度末に比べ15,829千円増加
いたしました。これは主に、現金及び預金の減少63,019千円、固定資産の減少7,747千円があったものの、受取手形
及び売掛金の増加54,062千円、仕掛品の増加27,716千円があったことによるものです。
負債につきましては、729,480千円となり、前連結会計年度末に比べ40,696千円減少いたしました。これは主に、
賞与引当金の増加9,920千円があったものの、未払法人税等の減少17,732千円、長期借入金の減少29,676千円があっ
たことによるものです。
純資産につきましては、268,413千円となり、前連結会計年度末に比べ56,525千円増加いたしました。これは主
に、親会社株主に帰属する四半期純利益55,782千円の計上による利益剰余金の増加があったためです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年9月期の業績予想につきましては、本日開示いたしました「東京証券取引所JASDAQ市場への上場に伴う当
社決算情報等のお知らせ」をご参照ください。
なお、業績予想につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づい
ており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
‐ 2 -
株式会社ネオマーケティング(4196)
2021年9月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 476,458 413,438
受取手形及び売掛金 194,395 248,457
仕掛品 18,660 46,376
貯蔵品 5,960 6,130
その他 28,513 33,174
貸倒引当金 △45 △58
流動資産合計 723,942 747,519
固定資産
有形固定資産 19,403 18,459
無形固定資産
のれん 147,002 142,760
ソフトウエア 11,233 10,399
無形固定資産合計 158,236 153,160
投資その他の資産 80,482 78,755
固定資産合計 258,121 250,374
資産合計 982,064 997,894
負債の部
流動負債
買掛金 37,466 38,158
1年内返済予定の長期借入金 142,635 146,277
未払法人税等 47,958 30,225
賞与引当金 - 9,920
ポイント引当金 57,699 61,678
その他 154,675 143,339
流動負債合計 440,435 429,599
固定負債
長期借入金 327,762 298,086
リース債務 1,979 1,795
固定負債合計 329,741 299,881
負債合計 770,176 729,480
純資産の部
株主資本
資本金 47,560 47,560
利益剰余金 229,186 284,969
自己株式 △66,610 △66,610
株主資本合計 210,136 265,919
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 1,751 2,494
その他の包括利益累計額合計 1,751 2,494
純資産合計 211,887 268,413
負債純資産合計 982,064 997,894
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株式会社ネオマーケティング(4196)
2021年9月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
当第1四半期連結累計期間
(自 2020年10月1日
至 2020年12月31日)
売上高 415,522
売上原価 194,746
売上総利益 220,775
販売費及び一般管理費 131,670
営業利益 89,105
営業外収益
受取利息 0
補助金収入 398
その他 31
営業外収益合計 430
営業外費用
支払利息 559
支払保証料 132
上場関連費用 2,000
営業外費用合計 2,691
経常利益 86,844
税金等調整前四半期純利益 86,844
法人税、住民税及び事業税 30,225
法人税等調整額 835
法人税等合計 31,061
四半期純利益 55,782
非支配株主に帰属する四半期純利益 -
親会社株主に帰属する四半期純利益 55,782
‐ 4 -
株式会社ネオマーケティング(4196)
2021年9月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
当第1四半期連結累計期間
(自 2020年10月1日
至 2020年12月31日)
四半期純利益 55,782
その他の包括利益
為替換算調整勘定 743
その他の包括利益合計 743
四半期包括利益 56,525
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 56,525
非支配株主に係る四半期包括利益 -
‐ 5 -
株式会社ネオマーケティング(4196)
2021年9月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(重要な後発事象)
当社は、2021年2月12日開催の取締役会決議に基づき、2021年3月1日を基準日とし同年3月2日を効力発生
日とする普通株式1株につき2株の株式分割及びそれに伴う定款の一部変更を行っております。
1.株式分割の目的
当社株式の1株当たりの投資金額を引下げ投資家の利便性向上を図るため
2.株式分割の概要
(1)分割方法
2021年3月1日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有株式数を、普通
株式1株につき2株の割合をもって分割しております。
(2)分割により増加する株式数
株式分割前の発行済株式総数 1,204,000株
今回の分割により増加する株式数 1,204,000株
株式分割後の発行済株式総数 2,408,000株
株式分割後の発行可能株式総数 9,600,000株
(3)株式分割の効力発生日
2021年3月2日
(4)1株当たり情報に与える影響
「1株当たり情報」は、当該株式分割が当連結会計年度の期首に行われたと仮定して算出しており、こ
れによる影響については、当該箇所に反映されております。
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