4194 M-ビジョナル 2021-06-07 15:00:00
2021年7月期 第3四半期決算説明資料 [pdf]
第3四半期決算
説明資料
2021年6月
ビジョナル株式会社
2021年7月期 第3四半期連結決算 ハイライト
• COVID-19からの脱却により、累計売上高が第2四半期累計から84.3億円伸長し、206.0億円で着地
連結 • 来期以降の持続的な成長及び企業価値向上のためのマーケティング投資及び人材採用を再開したもの
の、2021年7月期上期からの利益も牽引し、累計営業利益は31.1億円で着地
• プロフェッショナル領域の採用支援市場の回復により、前年同期比売上高成長は第2四半期よりプラ
ス成長に転じ、第3四半期はさらに成長が加速。結果、累計売上高は167.1億円で着地
• 2020年7月期下期から2021年7月期上期にかけてコントロールしたマーケティング投資及び人材採用
BizReach を再開し、来期以降の売上高伸長のための攻めの先行投資を実行。累計管理部門経費配賦前利益は
74.7億円で着地
• リスクはCOVID-19による不透明な社会情勢(東京2020オリンピック・パラリンピックの動向含む)
• 積極的な顧客開拓により、第3四半期末時点ARRは12.0億円、利用中企業数は897社に成長。COVID-
19の影響を受けてChurn rate(12カ月の移動平均)は1.40%、しかし2020年12月以降のChurn rate
(単月)は1.0%前後で推移しており、移動平均も今後は低下の見込み
HRMOS • 引き続きBizReachからのクロスセルに重点を置きながら、HRMOSの顧客開拓を加速させる施策とし
て認知度拡大のマーケティング施策を継続的に実行
• リスクはプロダクト開発人員の採用競争が熾烈な中、必要人材の確保
• 売上高については、BizReachの前年同期比売上高成長が第2四半期よりプラス成長に転じ、第3四半
期は上振れ基調で推移しているが、COVID-19による不透明な社会情勢に鑑み、通期業績予想に変更
なし
連結業績 • 利益については、第3四半期累計にて31.1億円の営業利益を計上しているが、来期以降の持続的成長
見通し 及び企業価値向上のために、上期に一部抑制していた各種マーケティング施策をBizReach及び
HRMOSを中心に積極的に投下予定。利益見通しについても、通期業績予想に変更なし
• COVID-19による不透明な情勢(東京2020オリンピック・パラリンピックの動向含む)次第ではマー
ケティング投下に影響する可能性あり
2
2021年7月期 第3四半期累計 連結業績 進捗状況
COVID-19拡大により不透明な経済動向が続く中、BizReachを中心としたプロフェッショナル領域の採用
支援市場の力強い回復により、第3四半期連結累計期間実績は売上高206.0億円、営業利益31.1億円
単位:百万円
FY21/7 2Q連結累計 FY21/7 3Q連結累計 FY20/7 連結年度
(ご参考)
売上高 12,167 20,601 25,879
年成長率(%) (1.9%) N.A. 20.4%
HR Techセグメント(1) 11,410 19,439 24,914
年率成長率(%) (5.0%) N.A. 17.7%
Incubationセグメント(1) 675 1,040 892
年率成長率(%) 74.9% N.A. 182.1%
売上原価 1,551 3,030 4,104
売上総利益 10,615 17,571 21,775
売上総利益率(%) 87.2% 85.3% 84.1%
販売費及び一般管理費 9,103 14,458 19,588
営業利益 1,512 3,112 2,186
営業利益率(%) 12.4% 15.1% 8.4%
HR Techセグメント(2) 2,141 4,207 3,343
Incubationセグメント(2) (329) (564) (868)
税金等調整前当期純利益 1,665 2,933 7,023
法人税等合計 579 1,048 2,364
親会社株主に帰属する当期純利益 1,086 1,885 4,658
親会社株主に帰属する当期純利益率(%) 8.9% 9.2% 18.0%
注: (1)HR Techセグメント、Incubationセグメントの合計と連結合計の差異は、持分法適用会社からのオフィス賃借料等 (2) HR Techセグメント、Incubationセグ
メントの合計と連結合計の差異は、 各報告セグメントに帰属しない全社費用 3
連結貸借対照表(1)
4月22日の新規株式上場にて100.0億円を調達。売上高の伸長により受取手形及び売掛金、前受収益が増
加。継続的な利益貢献により、利益剰余金は69.0億円
単位:百万円 単位:百万円
FY20/7 FY21/7 2Q FY21/7 3Q FY20/7 FY21/7 2Q FY21/7 3Q
流動資産 12,137 15,524 27,159
流動負債 5,290 6,357 7,149
未払金 1,486 1,905 2,260
現金及び預金 9,114 11,726 23,249
前受収益 1,917 2,409 2,847
受取手形及び売掛金 2,012 2,651 3,334
その他の流動負債 1,886 2,042 2,041
その他の流動資産 1,011 1,146 574
固定負債 3,225 3,765 3,642
固定資産 5,584 5,542 5,375 持分法適用に伴う負債 3,070 2,933 2,853
有形固定資産 899 783 749 その他の固定負債 155 831 789
純資産合計 9,205 10,944 21,742
無形固定資産 2,488 2,614 2,534
資本金 100 436 5,436
のれん 1,186 1,380 1,338
資本剰余金 4,064 4,400 9,400
その他の無形固定資産 1,301 1,233 1,195
利益剰余金 5,021 6,107 6,906
投資その他の資産 2,196 2,144 2,092 その他 20 (0) 0
資産合計 17,722 21,066 32,535 負債及び純資産合計 17,722 21,066 32,535
注: (1)2020年2月に株式移転によりビジョナル株式会社が新設され、株式会社ビズリーチはビジョナル株式会社の完全子会社となったため、FY20/7は株式会社ビズリーチ
の連結財務諸表を引き継いで作成。(いずれもJ-GAAPに基づく) 4
2021年7月期業績予想
採用支援領域は、COVID-19による経済停滞の影響を受けたものの、プロフェッショナル領域における採用
市場のリバウンドを受け、当社業績は上振れ基調で推移。しかしながら、COVID-19による不確定要素もあ
り、2021年4月22日発表の当社の2021年7月期の連結業績予想に変更なし。当第3四半期連結累計期間にお
いて31.1億円の営業利益が計上されているが、来期以降に向けた成長投資を4Qに予定しており、結果、通
期の利益見通しに変更なし
単位:百万円
FY20/7 FY21/7 FY21/7
• 売上高成長は前年対比3.2%成長を見通す
連結実績 3Q連結累計 連結予想
売上高 25,879 20,601 26,700
• 両セグメントにおいて売上高は順調に推移
成長率(%) 20.4% N.A. 3.2%
うち、HR Techセグメント 24,914 19,439 25,050 • COVID-19による不透明な経済情勢下、2020年7月期下期
うち、Incubationセグメント 892 1,040 1,500 から2021年7月期上期にマーケティング投資及び人材採
うち、その他 72 120 150 用を一時抑制。プロフェッショナル領域における採用支
営業利益 2,186 3,112 960 援市場の回復トレンドに基づき、第3四半期から再開した
成長率(%) 325.1% N.A. (56.1)% 成長投資を更に第4四半期にて加速予定。結果、販管費は
利益率(%) 8.4% 15.1% 3.6%
前年比大幅増加見通し
経常利益 2,254 2,933 840
成長率(%) 340.4% N.A. (62.7)% • 引き続き緊急事態宣言の延長により不透明な動向が続く
利益率(%) 8.7% 14.2% 3.1% ため、売上高及び費用投下に変動の可能性あり
親会社株主に帰属する当期純利益 4,658 1,885 390
成長率(%) - N.A. (91.6)%
利益率(%) 18.0% 9.2% 1.5%
5
Visional グループの業績推移
2021年7月期通期では、COVID-19の影響を受け、売上高成長は例年比鈍化するものの、下期以降グロース
モードに復活。一定の利益を確保しつつ、持続的成長と企業価値向上のために、利益は先行投資へ
連結売上高(1) 連結営業利益(1)
単位: 百万円 単位: 百万円
利益は
通期予想に対する進捗率 先行投資へ
77%
3,112
25,879 26,700
2,186
20,601
21,492
960
15,700 629 514
9,958
(301)
6,183
(1,672)
FY7/16 FY7/17 FY7/18 FY7/19 FY7/20 FY7/21 FY7/21
FY16/7 FY17/7 FY18/7 FY19/7 FY20/7 FY21/7 FY21/7 FY16/7 FY17/7 FY18/7 FY19/7 FY20/7 FY21/7 FY21/7
3Q 予想 3Q 予想
旧株式会社 旧株式会社 ビジョナル 旧株式会社 旧株式会社 ビジョナル
ビズリーチ ビズリーチ 株式会社 ビズリーチ ビズリーチ 株式会社
(単体) (連結) (連結) (単体) (連結) (連結)
注: (1)2020年2月に株式移転によりビジョナル株式会社が新設され、株式会社ビズリーチはビジョナル株式会社の完全子会社となったため、FY20/7は株式会社ビズリー
チの連結財務諸表を引き継いで作成。FY18/7及びFY19/7は旧株式会社ビズリーチの連結財務諸表であり、FY16/7及びFY17/7は旧株式会社ビズリーチの単体財務諸表 6
第3四半期
事業別決算概況
7
BizReach
決算概況
8
即戦力人材の採用革命を起こしたBizReach
小売業界におけるEコマース革命(1)同様、ネットによる人材採用市場の可視化を
通じて「ダイレクトリクルーティング」の仕組みを創造し、市場の変革を実現
Eコマースによる市場のオンライン化 「ダイレクトリクルーティング」による
市場のオンライン化
従来 従来
メーカー 小売流通 消費者 求職者 ヘッドハンター 採用企業
(売り手) (卸問屋/小売店) (買い手) (売り手) (人材紹介会社) (買い手)
小売流通 ヘッドハンター
(卸問屋/小売店) (人材紹介会社)
ダイレクト
Eコマース
リクルーティング
革命
革命
Eコマース ダイレクトリクルーティング
メーカー プラットフォーム 消費者 求職者 プラットフォーム 直接採用企業
(売り手) (買い手) (売り手) (買い手)
注: (1)電子商取引(Eコマースプラットフォームの出現)によって引き起こされた小売市場の構造的変化 9
多様な収益源による独自のビジネスモデル
プロフェッショナル人材(1)特化型の独自のビジネスモデルに支えられた
BizReachの強固な収益及び成長基盤
人材データベースへのアクセス
求職者への直接スカウト
求人情報の掲載
直接採用企業
(人事・採用担当)
職務経歴書を 直接スカウトへの
人材データベースに登録 返信・求人情報への応募
求職者
(会員ユーザー)
企業/ヘッドハンター 人材データベースへのアクセス
から直接スカウト 求職者への直接スカウト
求人情報の掲載
ヘッドハンター
(人材紹介会社)
直接スカウトへの
返信・求人情報への応募
注: (1)管理職、専門職等 10
BizReachの料金体系
BizReachは、プラットフォーム利用料(リカーリング売上高)と、成功報酬(パフォーマンス売上高)から
構成されるため、景気動向が急激に減速する局面においても、影響を受けにくい収益体制
プラットフォーム利用料(1)(2) 成功報酬
直接採用企業 ¥850,000 / 6か月 求職者の転職後理論年収(3)の15%
¥600,000 / 6か月 採用企業から得る紹介手数料の20-30%
ヘッドハンター
注: (1)税抜き (2)スタンダードプラン (3)転職後理論年収 = 月額固定給×12ヵ月+賞与算定基準額×前年度実績賞与支給月数 11
第3四半期 BizReachの売上高進捗
当第3四半期連結累計期間の売上高実績は167.1億円を計上。通期予想に対して77%の進捗。
足元力強い成長を実現しているが、緊急事態宣言の延長をはじめ、引き続き不透明な経済動向による採用
支援市場への影響がリスクファクター
BizReachの売上高(1) • プロフェッショナル領域における採用支援
単位: 百万円 通期予想に対する進捗率
市場の復活
77%
20,945
21,650 • DX関連求人やポストCOVID-19を見据えた
プロフェッショナルの採用ニーズが拡大。
16,713 首都圏以外の広域においても、COVID-19前
16,850
の水準まで復活
12,130 • 求職者と直接採用企業・ヘッドハンターの
マッチング効率(採用成功)を向上させる
施策を継続的に実施
FY18/7 FY19/7 FY20/7 FY21/7 FY21/7
通期実績 3Q 予想
注: (1)グループの中核サービスであるBizReachの財務数値(ビジョナル株式会社の子会社である株式会社ビズリーチの財務数値とは異なる) 12
COVID-19のBizReachへの影響
2021年7月期 第2四半期以降、BizReachの四半期売上高はプラス成長に転じ、第3四半期は成長がさらに
加速
BizReachの売上高トレンド
前年同四半期比(Y0Y)成長率 • 東京は2020年4月より断続的に緊急事態宣言が発令。
BizReachは、リカーリング売上とパフォーマンス売上か
ら構成されるユニークなビジネスモデルに支えられ、
11.7%
3.3% FY20/7(前期)売上高はYoY成長を実現
YoY Growth
(%)
• FY21/7 1Q売上高は、緊急事態宣言の影響により社会活
(5.3)%
動全般が低下した結果、YoY売上高が減少
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
• プロフェッショナル人材への底堅い需要により、FY21/7
FY20/7 FY21/7 2Q売上高からYoY成長に転じる
BizReachプラットフォーム上の求人数の推移 • FY21/7 3QのYoY売上高は11.7%成長。比較となる前年同
期FY20/7 3Qは、COVID-19の影響が原則見られなかった
四半期であり、健全な成長軌道へ回帰したとの認識
1.36倍
• BizReachプラットフォーム上の求人数の推移において
1.15 倍 も、COVID-19前の水準以上となっており、プロフェッ
ショナル領域の求人ニーズの底堅さを示す
'20年1月 vs ’21年1月 '20年4月 vs '21年4月
13
第3四半期 BizReachの管理部門経費配賦前営業利益
COVID-19により2021年7月期上期は売上高が前年同期比マイナス成長であったために抑制していたマーケティ
ング投資及び人材採用を下期は再開。第4四半期はさらに成長投資を加速させ、結果第4四半期の利益率は低下を
見通す
BizReach
• 2021年7月期第1四半期中は、売上高がCOVID-19に
管理部門経費配賦前営業利益及び利益率(1)(2)(3)
よるマイナス影響を受け、動向に注視しながらコス
管理部門経費配賦前営業利益率
トコントロールを積極的に実施
44.1% 44.7%
34.9% 36.4%
• 第2四半期後半より成長がプラスに転じたため、マー
ケティング投資及び人材採用を再開
FY18/7 FY19/7 FY20/7 FY21/7 • 4月26日より、上場を記念して歴代のCM5作品を全国
通期実績 3Q にて一斉放映し、プラットフォームへの顧客流入が
増加
管理部門経費配賦前営業利益
単位: 百万円 9,232 • 引き続き売上高成長が堅調であることに鑑み、第4四
7,472
半期は来期以降の持続的成長及び企業価値向上のた
6,132
4,232 めに、テレビCM、オンライン・オフラインマーケ
ティング等に追加投下予定。結果、第4四半期の利益
率は低下を見通す
FY18/7 FY19/7 FY20/7 FY21/7
通期実績 3Q
注: (1)グループの中核サービスであるBizReachの財務数値(ビジョナル株式会社の子会社である株式会社ビズリーチの財務数値とは異なる) (2) BizReachの売上高及び
管理部門経費配賦前営業利益/営業利益率は報告セグメントであるHR Techセグメントにて計上。 (3)経理機能や人事機能、法務総務機能等の管理部門経費を事業毎に配
賦する前の営業利益 14
顧客基盤の拡大に支えられた堅調な成長
直接採用企業のマッチング効率向上や、ヘッドハンターの質の維持へのコミットメントが中長期的、
且つ持続的な顧客基盤を構築し、事業成長を牽引
累計導入企業数(1) BizReachのスカウト可能会員数(3)
1,300,000+
15,500+ 16,200+ 1,230,000+
13,800+ 1,110,000+
11,200+ 870,000+
8,800+ 620,000+
FY18/7 FY19/7 FY20/7 FY21/7 2Q FY21/7 3Q FY18/7 FY19/7 FY20/7 FY21/7 2Q FY21/7 3Q
利用ヘッドハンター数(2)
4,600+ 4,600+ 4,800+
3,500+
2,500+
FY18/7 FY19/7 FY20/7 FY21/7 2Q FY21/7 3Q
注: (1)BizReachを導入した累計企業数、ヘッドハンターを除く(2)期末時点における株式会社ビズリーチによる審査を経たヘッドハンター数 (3)データベース上に登
録されている会員のうち、採用企業またはヘッドハンターへの職務経歴書公開設定を「公開」にしている会員(無料会員を含む) 15
HRMOS事業
決算概況
16
HCMエコシステム構築に向けて
BizReachとHRMOSのデータ連携を通じて、従業員の生産性が最適化され、定量的な経営判断や合理化さ
れた人材活用を可能とする環境を実現する一気通貫型HCMエコシステムの構築を目指す
企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステム
育成
目標評価 抜擢配置
採用管理 エンゲージ
メント
HR Database
勤怠
給与
サービス提供済み 労務
開発予定
17
HRMOSによる戦略的な人材活用・人材管理の実現
モジュール間でデータ連携をすることによって、人材管理における様々な業務の最適化を実現するクラウ
ドベースのHCM SaaSへと発展
データ連携
従業員 目標評価 組織診断
DB サーベイ
採用管理
分析 ワーク 1 on 1
レポート フロー
採用状況をリアルタイムで可視化・分析可能 従業員データベースで組織情報や従業員情報を一元管理
あらゆる採用情報を一元管理し管理工数を削減 目標・評価管理の業務負荷を大幅軽減
日程調整、採用媒体連携などで採用生産性向上に貢献 組織コンディションをリアルタイムで可視化
BizReachとの自動連携が可能 日常的なオペレーション業務の自動化
API連携を通じて、各社サービスと連携可能
18
Forbes Japanの日本版Cloud Top 10の1位に選出
Forbes Japanが年に一度、非上場スタートアップから日本を代表するクラウドサービス(企業)を選出す
るJapan’s Cloud Top 10の2020年度版ランキングにてHRMOSが1位に選出
#1 ビズリーチ (HRMOS)
2 SmartHR
3 アンドパッド
Japan’s Cloud Top 10にて 4 atama plus
「HRMOS」が1位に選出 5 フロムスクラッチ
(2021年3月号) スタディスト
6
7 Repro
8 カケハシ
9 RevComm
10 ベルフェイス
Forbes JAPAN「Japan’s 米「Forbes」は、毎年、クラウド分野を代表する非上場企業100社を「The Cloud 100」として選出しており、「Japan’s Cloud Top10」は、「The
Cloud Top10」について Cloud100」の日本版として2018年より開始されました。同ランキングは想定時価総額上位企業をベースに、MRR(月次の継続収入)基準で、市
場リーダーシップ、事業成長性、革新性・ポテンシャル、経営陣・組織の4項目を評価したものに基づき作成されました。
※ランキングの詳細は、雑誌「Forbes JAPAN 2021年3月号」をご覧ください。https://forbesjapan.com/articles/detail/39516
19
第3四半期 HRMOSの売上高進捗
第3四半期売上高累計は通期予想に対して77%の進捗率で、順調に推移。BizReachからのクロスセルに重
点を置き、パートナー(代理店)チャネルの開拓も継続。プロダクト開発体制への投資及び、顧客獲得の
ためのマーケティング施策を投下。第4四半期においても同様のトレンドを継続予定
HRMOS事業の売上高(1) HRMOS事業の
通期予想に対する進捗率
単位: 百万円 管理部門経費配賦前営業利益(1)(2)
77% 単位: 百万円
1,100
931
847
624
(443)
324
(664)
(1,159) (1,151)
FY7/19 FY7/19 FY7/20 FY7/21
FY18/7 FY19/7 FY20/7 FY21/7 FY21/7 FY18/7 FY19/7 FY20/7 FY21/7
通期実績 3Q 予想 通期実績 3Q
注: (1) HRMOS事業の売上高及び管理部門経費配賦前営業利益は報告セグメントであるHR Techセグメントにて計上。 (2)経理機能や人事機能、法務総務機能等の管理部
門経費を事業毎に配賦する前の営業利益 20
HRMOS事業の主要KPI
顧客の継続利用及び顧客基盤の拡大、ARPU上昇に支えられ第3四半期末ARRは12.0億円を突破
ARR(1)(2) ¥12.0億円 (YoY +16.6%) 利用中企業数(5)(6) 897社 (YoY +11.2%)
単位:億円 1.20 897
1.03 807
592
0.71
343
0.38
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
FY18/7 FY19/7 FY20/7 FY21/7 FY18/7 FY19/7 FY20/7 FY21/7
ARPU(3)(4) Churn rate
単位:千円 ¥11.1万円 (YoY +4.9%) 直近12ヵ月平均(7)(9): 1.40% 単月(8)(9): 1.27%
111 2.16
1.40 2.02
106
100 1.27
94 0.76
1.05 1.01
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q A M J J A S O N D J F M A
FY18/7 FY19/7 FY20/7 FY21/7 FY19/7 FY20/7 FY21/7 2020 2021
注: (1) Annual Recurring Revenue。各四半期末の月末MRR (Monthly Recurring Revenue。対象月末時点における継続課金企業に係る月額料金の合計(一時収益は含まない))
に12を乗じて算出 (2) 2021年4月時点 (3) Average Revenue Per User。各四半期末のMRRを同時点の有料課金ユーザー企業数で除して算出 (4) 2021年4月末時点 (5)各四半期にお
ける月末有料課金ユーザー企業数。複数のモジュールを導入している顧客は1顧客として取り扱い (6) 2021年4月末時点 (7)各四半期末におけるMRRベースの月末月次解約率を過
去12ヶ月平均して算出。月末月次解約率は、当月に解約したMRRを前月末MRRで除して算出 (8)当月に解約したMRRを前月末MRRで除して算出 (9) 2021年4月時点
21
HRMOS事業のKPI
主要KPI
FY18/7 FY19/7 FY20/7 FY21/7
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
ARR(1) (億円)
2.2 3.0 3.8 4.6 5.5 6.3 7.1 7.7 8.6 9.6 10.3 10.3 10.9 11.3 12.0
ARPU(2) (千円)
83 90 94 96 97 98 100 100 102 104 106 107 109 111 111
利用中企業数(3)
227 281 343 405 473 535 592 638 702 767 807 797 833 849 897
直近12ヵ月平均
Churn Rate(4) (%) - - - - 1.05 0.93 1.05 1.04 1.00 1.05 1.01 1.15 1.40 1.43 1.40
FY20/7 FY21/7
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月
単月Churn rate(5)
(%) 1.68 1.07 2.16 1.42 1.55 1.75 2.02 1.84 1.09 0.76 1.14 0.77 1.27
注: (1) Annual Recurring Revenue。各四半期末の月末MRR (Monthly Recurring Revenue。対象月末時点における継続課金企業に係る月額料金の合計(一時収益は含まな
い))に12を乗じて算出 (2) Average Revenue Per User。各四半期末のMRRを同時点の有料課金ユーザー企業数で除して算出 (3)各四半期における月末有料課金ユー
ザー企業数。複数のモジュールを導入している顧客は1顧客として取り扱い (4)各四半期末におけるMRRベースの月末月次解約率を過去12ヶ月平均して算出。月末月次解
約率は、当月に解約したMRRを前月末MRRで除して算出 (5)当月に解約したMRRを前月末MRRで除して算出 22
Appendix
23
Visional グループ概要
BizReachを収益の柱とし、新たな領域でのサービス創造を加速
事業概要 FY20/7 セグメント/事業別売上高構成(2)
即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト
3.5%
挑戦する20代の転職サイト
HR Tech
OB/OG訪問ネットワーク 18.8%
セグメント
ハイクラスITエンジニア転職サイト 連結売上高(3)
戦略人事クラウド
258.7億円
81.2%
事業承継M&Aプラットフォーム
Incubation オープンソース脆弱性管理クラウド 96.5%
セグメント B2Bリードジェネレーション・
HR Tech BizReach(4)
プラットフォーム
Incubation その他事業
物流DXプラットフォーム
セグメント別 事業別
(1)
関連会社 求人検索エンジン
注: (1)持分法適用会社。Zホールディングス株式会社との合弁会社であり、当社が40%持分を保有 (2)72百万円の調整額を除く (3) 2020年2月に株式移転によりビジョナル
株式会社が新設され、株式会社ビズリーチはビジョナル株式会社の完全子会社となったため、FY20/7は株式会社ビズリーチの連結財務諸表を引き継いで作成(J-GAAPに
基づく) (4)グループの中核サービスであるBizReachの財務数値(ビジョナル株式会社の子会社である株式会社ビズリーチの財務数値とは異なる) 24
Visional グループ・ストラクチャー
ホールディングカンパニー制への移行以前の
グループ・ストラクチャー
株式会社
ビジョナル・
ビズリーチ インキュベーション
100%(1) 100% (1) 100% (1) 40%(1)(4)
Cloud Solutions 株式会社 株式会社 株式会社
株式会社 BINAR トラボックス スタンバイ
現在のグループ・ストラクチャー
(2020年2月3日~)
ビジョナル株式会社
(持株会社)
100%(2) 100%(2) 100%(2) 100%(2) 40%(2)(4)
ビジョナル・ 株式会社 株式会社
株式会社 株式会社
インキュベーション
ビズリーチ BINAR 株式会社 トラボックス スタンバイ
100%(3)
Cloud Solutions
株式会社
HR Techセグメント Incubationセグメント
注: (1)現ホールディングカンパニー制への移行前における、旧株式会社ビズリーチの子会社及び関連会社に対する株式保有比率 (2)ビジョナル株式会社の子会社及び関連
会社に対する株式保有比率 (3)株式会社ビズリーチの子会社に対する株式保有比率 (4)持分法適用会社。Zホールディングス株式会社との合弁会社であり、当社が40%
持分を保有 25
Visional グループ成長の軌跡(1)
HR Tech領域での事業成長に加え、
様々な産業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を
推進する新規事業創出
(サイバーセキュリティ)
(物流)
Incubation
(事業承継)
(3)
(B2Bリード
ジェネレーション)
(2)
HR Tech
(アウトレットモール)
現在
(イメージ図)
2009年 2010年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
注: (1)イメージ図。横軸の下の年は各サービスの開始タイミングを表す (2)2015年4月に持分をKDDI株式会社に売却 (3)2019年12月、持分の60%をZホールディングス
株式会社に売却し、合弁化 26
財務調整項目:管理部門経費配賦前営業利益
管理部門経費配賦前営業利益から営業利益への調整(1) 調整後機能別/事業別人員数 (FY20/7)(5)
単位:百万円
FY20/7 FY20/7 2Q FY21/7 2Q FY21/7 3Q HR Tech関連事業
連結会計年度 連結累計 連結累計 連結累計 人員数 小計に占める割合
HR Tech関連事業
管理部門経費配賦前
7,531 2,945 3,018 5,590
営業利益
BizReach 539 61.7%
BizReach(2)(3) 9,232 4,008 4,189 7,472 HRMOS 169 19.4%
HRMOS (3) (1,159) (633) (687) (1,151) その他HR Tech
166 18.9%
関連事業
その他事業(3) (541) (429) (484) (731)
小計 875 100.0%
調整項目
HR Tech関連事業
56 n/a
固有の間接部門
-) 経理機能や人事機能、
5,345 2,716 1,505 2,477 HR Tech関連事業合計 931 n/a
法務総務機能等の費用(4)
Incubation関連事業 98 n/a
-) HR Techセグメント(4) 4,647 2,354 1,237 2,082
管理部門 158 n/a
-) Incubationセグメント
(4) 697 361 268 394
合計 1,186 n/a
営業利益 2,186 228 1,512 3,112
注: (1)2020年2月に株式移転によりビジョナル株式会社が新設され、株式会社ビズリーチはビジョナル株式会社の完全子会社となったため、FY20/7は株式会社ビズリーチの連結財務諸表を引き継いで
作成。(いずれもJ-GAAPに基づく) (2)グループの中核サービスであるBizReachの財務数値(ビジョナル株式会社の子会社である株式会社ビズリーチの財務数値とは異なる) (3)各事業の売上高から
売上原価、及び事業に直接紐づく販売費及び一般管理費を控除して算出 (4)社内管理を目的とした、事業に直接紐づかない経理機能や人事機能、法務総務機能等の費用 (5)各事業に所属するヘッド
カウントに、管理部門経費配賦前営業利益の中に直課費用として既に計上されている関連部署の人件費(主にデザインやシステム系、事業開発等各事業に密接に紐づく人件費)の工数見合をヘッドカ
ウントに割り戻したものを加えて算出
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様の嗜好及びニーズの変化、他社との競合、法規制の変化環境、その他の様々な要因により、将来の予測・見通しに関する記述
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