4188 三菱ケミHD 2021-08-04 13:45:00
2022年3月期第1四半期 決算説明 [pdf]
2022年3月期
第1四半期 決算説明
三菱ケミカルホールディングス
2021年8月4日
2017年3月期 第1四半期よりIFRS (指定国際会計基準) を適用しております。
1
目 次
<2022年3月期 第1四半期 連結決算> <参考資料①>
・連結損益計算書 ・・・ 4 ・連結損益計算書 四半期別推移 ・・・ 18
・事業セグメント別 売上収益及びコア営業利益 ・・・ 5 ・事業セグメント別 売上収益及びコア営業利益 四半期別推移 ・・・ 19
・コア営業利益 (全社) 増減要因 ・・・ 6 ・各報告セグメントの事業部門 ・・・ 20
・事業セグメント別 業績概要 ・・・ 7 <参考資料② 田辺三菱製薬 決算概要>
・非経常項目 ・・・ 11 ・2021年度 第1四半期 決算概要 ・・・ 22
・連結キャッシュ・フロー計算書 ・・・ 12
・連結財政状態計算書 ・・・ 13
<2022年3月期 上期業績予想修正>
・業績予想 連結損益計算書 ・・・ 15
・業績予想 事業セグメント別 売上収益及びコア営業利益 ・・・ 16
2
2022年3月期
第1四半期 連結決算
3
連結損益計算書
為替レート (\/$) 109.8 107.4 109.7 2.4 2% 0.1 108.0
ナフサ単価 (\/kl) 47,700 25,000 45,400 22,700 91% 2,300 48,000
(億円) <参考>
22/3月期 21/3月期 増減 5/12発表
20/3月期
増減 増減率
対20/3月期
進捗率
1Q実績 1Q実績 1Q実績 1Q実績 上期予想
売上収益 9,283 7,227 9,164 2,056 28% 119 17,740 52%
コア営業利益 *1 887 150 701 737 491% 186 1,025 87%
継 非経常項目 △ 17 87 △2 △ 104 △ 15 △ 20
続 営業利益 870 237 699 633 267% 171 1,005 87%
事
金融収益・費用 △ 17 △ 33 △ 33 16 16 △ 70
業
*2 (内、受取配当金) (38) (25) (29) (13) (9) (27)
(内、為替差損益) (△ 0) (0) (△ 3) (△ 1) (3) (0)
税引前利益 853 204 666 649 318% 187 935 91%
法人所得税 △ 261 △ 122 △ 182 △ 139 △ 79 △ 330
継続事業からの四半期利益 592 82 484 510 108 605
非継続事業からの四半期利益 - - 5 - △5 -
四半期利益 592 82 489 510 103 605
親会社の所有者に帰属する
四半期利益
499 52 378 447 866% 121 440 113%
非支配持分に帰属する四半期利益 93 30 111 63 △ 18 165
*1 内、持分法投資損益 46 2 50 44 △4
*2 非継続事業に係る数値を控除しております。
コア営業利益は、営業利益(又は損失)から非経常的な要因により発生した損益(事業撤退や縮小から生じる損失等)を除いて算出しております。 4
事業セグメント別 売上収益及びコア営業利益
(億円) <参考>
22/3月期 21/3月期 5/12発表
増減
1Q実績 1Q実績 上期予想
売上収益 9,283 7,227 2,056 17,740
全社
コア営業利益 887 150 737 1,025
売上収益 801 601 200 1,390
ポリマーズ&コンパウンズ
コア営業利益 80 20 60 75
売上収益 1,202 943 259 2,160
フィルムズ&モールディングマテリアルズ
コア営業利益 153 52 101 180
売上収益 828 690 138 1,690
アドバンストソリューションズ
コア営業利益 33 41 △8 70
売上収益 2,831 2,234 597 5,240
機能商品
コア営業利益 266 113 153 325
売上収益 776 480 296 1,350
MMA
コア営業利益 123 △ 19 142 170
売上収益 1,604 933 671 3,130
石化
コア営業利益 160 △ 143 303 20
売上収益 539 444 95 1,000
炭素
コア営業利益 65 △ 14 79 50
売上収益 2,919 1,857 1,062 5,480
ケミカルズ
コア営業利益 348 △ 176 524 240
売上収益 2,168 1,829 339 4,150
産業ガス
コア営業利益 238 135 103 450
売上収益 984 952 32 1,950
ヘルスケア
コア営業利益 47 89 △ 42 30
売上収益 381 355 26 920
その他
コア営業利益 △ 12 △ 11 △1 △ 20
【受払差】
ポリマーズ&コンパウンズ 10 △1 11
石化 90 △ 147 237
炭素 △6 △5 △1
合計 94 △ 153 247
*1 セグメント内訳の数値は、説明を目的とした概算値であります。
*2 21/3月期2Qにおいて、クオリカプス社についてはヘルスケアセグメントから機能商品セグメント(アドバンストソリュ-ションズ)へ変更しております。これに伴い、比較情報としての21/3月期実績を組み替えております。
*3 22/3月期1Qより中長期経営基本戦略「KAITEKI Vision 30」における成長事業領域に対応した組織体制の構築に伴い、機能商品の内訳を従来の「機能部材」、「機能化学」の2区分から、「ポリマーズ&コンパウンズ」、
「フィルムズ&モールディングマテリアルズ」、「アドバンストソリューションズ」の3区分に変更しております。同時に、一部の事業及び連結子会社の所管セグメントを見直しており、比較情報としての21/3月期実績を
組み替えております。
5
コア営業利益 (全社) 増減要因
(億円)
22/3 月期 21/3 月期
増減 売買差 数量差 コスト削減 その他差
1Q実績 1Q実績
*1
全社 887 150 737 130 427 35 145
機能商品 266 113 153 △ 16 176 8 △ 15
ケミカルズ 348 △ 176 524 145 121 25 233
産業ガス 238 135 103 23 97 0 △ 17
ヘルスケア 47 89 △ 42 △ 20 31 2 △ 55
その他 △ 12 △ 11 △1 △2 2 0 △1
*1 その他差には、受払差・持分法投資損益差等の金額が含まれております。
為替影響 16 25 1 - △ 10
うち換算差 12
1,000
+145
800 +427 +35
600
887
400 +130
200
0
150
21/3月期 売買差 数量差 コスト削減 その他差 22/3月期 6
1Q実績 1Q実績
機能商品セグメントの業績概要
(億円) <セグメント内訳別 業績概要>
2 2 / 3 月期 2 1 / 3 月期 自動車向け等の販売数量が増加したことに加え、ポリマーズの
増減 売上収益
1 Q実績 1 Q実績
ポリマーズ 一部製品における市況が上昇。
売上収益 801 601 200 &コンパウンズ コア
ポリマーズ&コンパウンズ パフォーマンスポリマーズ等の自動車向け販売数量増加等によ
コア営業利益 80 20 60 営業利益 り増益。
フィルムズ&モールディング 売上収益 1,202 943 259 モールディングマテリアルズの自動車向け等に加えて、フィルム
マテリアルズ フィルムズ 売上収益
コア営業利益 153 52 101 ズのディスプレイ向け光学用途等の販売数量が増加。
&モールディング
売上収益 828 690 138 コア
アドバンストソリューションズ マテリアルズ 原料価格の上昇はあったものの、販売数量の増加により増益。
コア営業利益 33 41 △8 営業利益
売上収益 2,831 2,234 597
機能商品 売上収益 需要の回復に伴い販売数量が増加。
コア営業利益 266 113 153 アドバンスト
ソリューションズ コア
販売数量の増加あるも、原料価格上昇等により前期並み。
営業利益
<コア営業利益 増減要因>
400
<トピックス>
300 +176 +8 • 三菱ケミカル社は、炭素繊維強化プラスチック製自動車部品の製造販売会社であるC.P.C.社に
△15 おいて、世界最大級となる5,000トン容量大型プレス成形機の増設を含む設備投資を2021年4月
に決定。2023年中の設備稼働を目標とする。
200
• 三菱ケミカル社は、中石化三菱化学聚碳酸酯(北京)有限公司の保有株式を、2021年10月末を
266 目途に中国石油化工股份有限公司に譲渡することについて同年5月に同社と合意。
100
△16
113 • 三菱ケミカル社と日本製鋼所社は共同で、窒化ガリウム(GaN)単結晶基板の量産に向けた実証
設備を日本製鋼所 M&E 室蘭製作所構内に2021年5月に竣工。2021年度にかけて量産に向けた
0
21/3月期 売買差 数量差 コスト削減 その他差 22/3月期 実証実験を行い、2022年度初頭からの市場供給開始を目標とする。
1Q実績 1Q実績
7
ケミカルズセグメントの業績概要
(億円) <セグメント内訳別 業績概要>
2 2 / 3 月期 2 1 / 3 月期
増減 売上収益 需要が堅調に推移する中、MMAモノマー等の市況が上昇。
1 Q実績 1 Q実績
MMA
売上収益 776 480 296 コア MMAモノマー等の市況上昇に伴う原料と製品の価格差拡大等
MMA
コア営業利益 123 △ 19 142 営業利益 により増益。
売上収益 1,604 933 671 原料価格の上昇に伴い販売価格が上昇したことに加え、エチレ
石化 売上収益 ンセンターの定期修理の影響が縮小したことや需要の回復によ
コア営業利益 160 △ 143 303 る販売数量増加により、増収。
石化
売上収益 539 444 95 コア 定期修理の影響縮小や販売数量の増加、原料価格上昇に伴う
炭素
コア営業利益 65 △ 14 79 営業利益 受払差の改善により増益。
売上収益 2,919 1,857 1,062 需要の回復に伴い販売数量が増加したことに加え、輸出コーク
ケミカルズ 売上収益
コア営業利益 348 △ 176 524 スの販売価格が上昇。
炭素
コア
輸出コークス等の市況上昇等により増益。
<コア営業利益 増減要因> 営業利益
400
+233
<トピックス>
300
・ 日本ポリケム社は、日本ポリプロ社が保有し、ポリプロピレンコンパウンド及びガラス長繊維強化
200 熱可塑性樹脂事業を展開するマイテックス・ポリマーズ・ユーエス社など海外グループ会社6社の
348 株式を取得することを2021年4月に決定し、同年7月に完全子会社化。
+121 +25
100
・ 三菱ケミカル社及び三菱ケミカルメタクリレーツ社は、アクリル樹脂のケミカルリサイクルの事業化
+145
0 に向け、事業化に向けた実証試験を進めることを2021年5月に決定。両社は、アクリル樹脂の回収、
そのケミカルリサイクル及び再利用について、本田技研工業社とともにスキームの検討を進めて
△100 △ 176 おり、今般の実証設備を用いたリサイクルシステムの実証試験についても共同で実施する予定。
△200 ・ 三菱ケミカル社は、Mura Technology社との間で、廃プラスチックから化学製品や燃料油の原料を
21/3月期 売買差 数量差 コスト削減 その他差 22/3月期
1Q実績 1Q実績 製造する技術のライセンス契約を2021年6月に締結。
8
産業ガスセグメントの業績概要
(億円) <セグメント内訳別 業績概要>
2 2 / 3 月期 2 1 / 3 月期
増減 売上収益 国内外の需要が総じて回復。
1 Q実績 1 Q実績
産業
売上収益 2,168 1,829 339 ガス コア
産業ガス 国内外の需要が総じて回復したことにより増益。
コア営業利益 238 135 103 営業利益
<コア営業利益 増減要因>
300
+97 +0
250
△17
200
+23
150
238
100
135
50
0
21/3月期 売買差 数量差 コスト削減 その他差 22/3月期
1Q実績 1Q実績
9
ヘルスケアセグメントの業績概要
(億円) <セグメント内訳別 業績概要>
2 2 / 3 月期 2 1 / 3 月期 国内医療用医薬品で薬価改定等の影響を受けた
増減
1 Q実績 1 Q実績 売上収益 ものの、重点品の販売数量が伸長したこと等により
ヘルス 増収。
売上収益 984 952 32 ケア
ヘルスケア
コア営業利益 47 89 △ 42 コア 新型コロナウイルスワクチンの研究開発費の増加等
営業利益 により減益。
<コア営業利益 増減要因> 注) 多発性硬化症治療剤「ジレニア」のロイヤリティ収入については、2019年2月に仲裁手続きに
入ったため、IFRSの収益認識基準に従いロイヤリティ収入の一部について売上収益の認識を
行っておりません。
120
+31 +2
100
80
△20
60
89 △55
40 <トピックス>
・ 生命科学インスティテュート社は、急性心筋梗塞、脳梗塞、表皮水疱症、脊髄損傷、筋萎縮性
47
20 側索硬化症(ALS)に加え、2021年4月に新型コロナウイルス感染症に伴う急性呼吸窮迫症候
群を対象としたMuse細胞製品「CL2020」の臨床試験を開始。
0
21/3月期 売買差 数量差 コスト削減 その他差 22/3月期
1Q実績 1Q実績
10
非経常項目
(億円)
22/3月期 21/3月期
増減
1Q実績 1Q実績
非経常項目 合計 △ 17 87 △ 104
固定資産除売却損 △3 △2 △1
減損損失 △1 △0 △1
固定資産売却益 0 81 △ 81
関係会社株式売却益 - 9 △9
その他 △ 13 △1 △ 12
【セグメント別内訳】
機能商品 △ 13 8 △ 21
ケミカルズ △0 △0 0
産業ガス - - -
ヘルスケア △0 81 △ 81
その他 △4 △2 △2 11
連結キャッシュ・フロー計算書
参考) *1
財務諸表ベース 実質ベース
(億円)
22/3月期 21/3月期 21/3月期
1Q実績 1Q実績 1Q実績
営業活動によるCF 819 701 701
税前損益 853 204 204
減価償却費 624 596 596
営業債権債務 186 144 144
棚卸資産 △ 344 126 126
その他 △ 500 △ 369 △ 369
投資活動によるCF △ 574 227 △ 473
設備投資 △ 557 △ 605 △ 605
資産売却 52 146 146
投融資 他 △ 69 686 △ 14
FCF 245 928 228
財務活動によるCF △ 1,166 723
*1 実質ベースの連結キャッシュ・フロー計算書は、説明を目的として
有利子負債 △ 930 1,904 投資活動CFに含まれる手元運用資金の影響を除いたものです。
*2 田辺三菱製薬株式の追加取得(21年3月期 △954億円)
子会社株式追加取得 *2 0 △ 958
配当 他 △ 236 △ 223
現金及び現金同等物の増減 △ 921 1,651
為替換算差等 22 3
現金及び現金同等物期首残高 3,496 2,282
現金及び現金同等物期末残高 2,597 3,936 12
連結財政状態計算書
(億円) (億円)
21/6月末 21/3月末 増減 21/6月末 21/3月末 増減
現金及び現金同等物 2,597 3,496 △ 899 有利子負債 24,030 24,824 △ 794
営業債権 7,255 7,164 91 営業債務 4,086 3,823 263
棚卸資産 6,136 5,765 371 その他 8,364 8,514 △ 150
その他 1,698 1,550 148 負債合計 36,480 37,161 △ 681
流動資産合計 17,686 17,975 △ 289 資本金 ・ 剰余金等 12,631 12,265 366
固定資産 22,693 22,692 1 その他の資本の構成要素 358 98 260
のれん 6,795 6,719 76 親会社の所有者に帰属する持分 12,989 12,363 626
投融資等 5,693 5,486 207 非支配持分 3,398 3,348 50
非流動資産合計 35,181 34,897 284 資本合計 16,387 15,711 676
資産合計 52,867 52,872 △5 負債・資本合計 52,867 52,872 △5
ネット有利子負債 *1 21,432 21,328 104
ネットD/Eレシオ 1.65 1.73 △ 0.08
親会社所有者帰属持分比率 24.6% 23.4% 1.2%
ROE *2 - △0.6% -
*1 ネット有利子負債(21/6月末)
=有利子負債24,030億円-(現金・現金同等物2,597億円+手元運用資金残高0億円)
注) 有利子負債はリース負債を含む
*2 親会社所有者帰属持分当期利益率 13
2022年3月期
上期業績予想修正
14
業績予想 連結損益計算書
為替レート (\/$) 109.8 110.0 109.9 108.0 1.9 106.3
ナフサ単価 (\/kl) 47,700 54,000 50,850 48,000 2,850 27,600
(億円) <参考>
22/3月期 5/12発表 21/3月期
1Q 2Q 増減
上期予想 上期予想 乖離率 上期実績 増減率
実績 予想
売上収益 9,283 9,317 18,600 17,740 860 4.8% 15,048 23.6%
コア営業利益 887 603 1,490 1,025 465 45.4% 546 172.7%
非経常項目 △ 17 △3 △ 20 △ 20 0 △ 827
営業利益 870 600 1,470 1,005 465 46.3% △ 281 -
金融収益・費用 △ 17 △ 43 △ 60 △ 70 10 △ 87
税引前利益 853 557 1,410 935 475 △ 368
法人所得税 △ 261 △ 179 △ 440 △ 330 △ 110 △ 31
四半期利益 592 378 970 605 365 △ 399
親会社の所有者に帰属する
四半期利益
499 291 790 440 350 79.5% △ 497 -
非支配持分に帰属する四半期利益 93 87 180 165 15 98
15
業績予想 事業セグメント別 売上収益及びコア営業利益
(億円) <参考>
22/3月期 5/12発表 21/3月期
1Q 2Q 増減
実績 予想 上期予想 上期予想 上期実績
売上収益 9,283 9,317 18,600 17,740 860 15,048
全社
コア営業利益 887 603 1,490 1,025 465 546
売上収益 801 774 1,575 1,390 185 1,230
ポリマーズ&コンパウンズ
コア営業利益 80 65 145 75 70 46
売上収益 1,202 1,143 2,345 2,160 185 1,944
フィルムズ&モールディングマテリアルズ
コア営業利益 153 107 260 180 80 109
売上収益 828 892 1,720 1,690 30 1,426
アドバンストソリューションズ
コア営業利益 33 37 70 70 0 95
売上収益 2,831 2,809 5,640 5,240 400 4,600
機能商品
コア営業利益 266 209 475 325 150 250
売上収益 776 824 1,600 1,350 250 1,063
MMA
コア営業利益 123 117 240 170 70 15
売上収益 1,604 1,656 3,260 3,130 130 2,003
石化
コア営業利益 160 60 220 20 200 △ 157
売上収益 539 491 1,030 1,000 30 838
炭素
コア営業利益 65 25 90 50 40 △ 39
売上収益 2,919 2,971 5,890 5,480 410 3,904
ケミカルズ
コア営業利益 348 202 550 240 310 △ 181
売上収益 2,168 1,982 4,150 4,150 0 3,814
産業ガス
コア営業利益 238 212 450 450 0 356
売上収益 984 966 1,950 1,950 0 1,940
ヘルスケア
コア営業利益 47 △ 17 30 30 0 134
売上収益 381 589 970 920 50 790
その他
コア営業利益 △ 12 △3 △ 15 △ 20 5 △ 13
*1 セグメント内訳の数値は、説明を目的とした概算値であります。 16
参考資料①
17
連結損益計算書 四半期別推移
為替レート (\/$) 109.7 107.7 109.3 109.1 107.4 105.3 104.0 107.2 109.8
ナフサ単価 (\/kl) 45,400 40,200 41,300 44,800 25,000 30,200 31,300 38,800 47,700
(億円)
20/3月期 21/3月期 22/3月期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
売上収益 9,164 9,113 9,031 8,497 7,227 7,821 8,506 9,021 9,283
コア営業利益 *1 701 607 502 138 150 396 590 611 887
非経常項目 △2 0 △ 202 △ 301 87 △ 914 △ 302 △ 143 △ 17
継 営業利益(△損失) 699 607 300 △ 163 237 △ 518 288 468 870
続
事 金融収益・費用 △ 33 △ 49 △ 77 △ 64 △ 33 △ 54 △ 48 △ 11 △ 17
業 (内、受取配当金) (29) (1) (11) (1) (25) (3) (7) (8) (38)
*2 (内、為替差損益) (△ 3) (7) (△ 28) (△ 13) (0) (△ 4) (△ 3) (31) (△ 0)
税引前利益(△損失) 666 558 223 △ 227 204 △ 572 240 457 853
法人所得税 △ 182 △ 194 △ 157 10 △ 122 91 △ 125 54 △ 261
継続事業からの当期利益(△損失) 484 364 66 △ 217 82 △ 481 115 511 592
非継続事業からの当期利益 5 164 - - - - - - -
当期利益(△損失) 489 528 66 △ 217 82 △ 481 115 511 592
親会社の所有者に帰属する
当 期 利 益 ( △損 失 )
378 435 △ 50 △ 222 52 △ 549 19 402 499
非支配持分に帰属する当期利益 111 93 116 5 30 68 96 109 93
*1 内、持分法投資損益 50 31 26 27 2 9 42 76 46
18
*2 非継続事業に係る数値を控除しております。
事業セグメント別 売上収益及びコア営業利益 四半期別推移
(億円) (参考)20/3月期 セグメント別コア営業利益
21/3月期 22/3月期 20/3月期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q
売上収益 7,227 7,821 8,506 9,021 9,283
全社
コア営業利益 150 396 590 611 887 701 607 503 137
売上収益 601 629 721 768 801
ポリマーズ&コンパウンズ
コア営業利益 20 26 49 55 80 55 49 33 27
売上収益 943 1,001 1,081 1,113 1,202
フィルムズ&モールディングマテリアルズ
コア営業利益 52 57 103 64 153 95 97 65 23
売上収益 690 736 812 851 828
アドバンストソリューションズ
コア営業利益 41 54 28 48 33 54 66 42 19
売上収益 2,234 2,366 2,614 2,732 2,831
機能商品
コア営業利益 113 137 180 167 266 204 212 140 69
売上収益 480 583 595 653 776
MMA
コア営業利益 △ 19 34 44 72 123 121 94 △ 4 △ 19
売上収益 933 1,070 1,289 1,506 1,604
石化
コア営業利益 △ 143 △ 14 33 141 160 18 23 15 △ 44
売上収益 444 394 464 472 539
炭素
コア営業利益 △ 14 △ 25 14 35 65 60 29 10 △ 18
売上収益 1,857 2,047 2,348 2,631 2,919
ケミカルズ
コア営業利益 △ 176 △5 91 248 348 199 146 21 △ 81
売上収益 1,829 1,985 2,061 2,243 2,168
産業ガス
コア営業利益 135 221 233 262 238 211 232 222 215
売上収益 952 988 1,057 909 984
ヘルスケア
コア営業利益 89 45 90 △ 45 47 91 12 116 △ 54
売上収益 355 435 426 506 381
その他
コア営業利益 △ 11 △2 △4 △ 21 △ 12 △4 5 4 △ 12
*1 セグメント内訳の数値は、説明を目的とした概算値であります。
*2 21/3月期2Qにおいて、クオリカプス社についてはヘルスケアセグメントから機能商品セグメント(アドバンストソリュ-ションズ)へ変更しております。これに伴い、比較情報としての21/3月期実績を組み替えております。
*3 22/3月期1Qより中長期経営基本戦略「KAITEKI Vision 30」における成長事業領域に対応した組織体制の構築に伴い、機能商品の内訳を従来の「機能部材」、「機能化学」の2区分から、「ポリマーズ&コンパウンズ」、
「フィルムズ&モールディングマテリアルズ」、「アドバンストソリューションズ」の3区分に変更しております。同時に、一部の事業及び連結子会社の所管セグメントを見直しており、比較情報としての21/3月期実績を
組み替えております。
19
各報告セグメントの事業部門
分野 セグメント セグメント内訳
事業内容
パフォーマンスポリマーズ、サスティナブルポリマーズ、
機能商品 機能商品 ポリマーズ ポリマーズ
アセチルポリマーズ
コーティング
&コンパウンズ コーティング材、添加剤・ファイン
・アディティブス
フィルムズ フィルムズ パッケージング、工業フィルム、ポリエステルフィルム
&モールディング モールディング
炭素繊維、アドバンストマテリアルズ、アルミナ・繊維
マテリアルズ マテリアルズ
アドバンスト アメニティライフ アクア・インフラ、ライフソリューション
インフォメーション・
ソリューションズ 半導体、エレクトロニクス、電池材料
エレクトロニクス
素材 ケミカルズ MMA MMA MMA
石化 石化 石化基盤、ポリオレフィン、基礎化学品
炭素 炭素 炭素
産業ガス 産業ガス 産業ガス 産業ガス
ヘルスケア ヘルスケア ヘルスケア 医薬品 医薬品
ライフサイエンス ライフサイエンス
20
参考資料②
(田辺三菱製薬 決算概要)
21
田辺三菱製薬株式会社
2021年度第1四半期 決算概要
(2021年4月1日~2021年6月30日)
2021年8月4日
22
決算概要
2021年度第1四半期 決算概要
前年同期比較 予想比較
2021年度
2020年度 通期予想
第1四半期 増減額 増減率 進捗率
第1四半期 2021/5/12公表
億円 億円 億円 % 億円 %
売上収益 954 918 + 36 + 3.9 4,075 23.4
売上総利益 477 462 + 15 + 3.3 2,150 22.2
販管費等 419 366 + 53 + 14.5 1,890 22.2
内、研究開発費 188 153 + 35 + 22.9 850 22.1
コア営業利益 58 96 △ 38 △ 39.2 260 22.4
非経常項目* △0 81 △ 81 - 40 -
営業利益 58 177 △ 119 △ 67.1 300 19.3
四半期利益(親会社帰属) 31 115 △ 84 △ 73.4 175 17.5
期中平均レート(米ドル) 109.76円 107.38円 110.00円
* 費用・損失の場合に△と表示
23
決算概要
売上収益の内訳
前年同期比較 予想比較
2021年度
2020年度 通期予想
第1四半期 増減額 増減率 進捗率
第1四半期 2021/5/12公表
億円 億円 億円 % 億円 %
国内医療用医薬品 745 733 + 13 + 1.7 2,863 26.0
重点品 389 334 + 55 + 16.4 1,466 26.5
ワクチン 62 75 △ 13 △ 17.1 370 16.8
長期収載品等 294 323 △ 29 △ 9.0 1,027 28.6
レミケード 104 119 △ 14 △ 12.2 365 28.6
海外医療用医薬品 144 126 + 17 + 13.8 1,006 14.3
ラジカヴァ* 63 56 +8 + 13.7 198 32.0
ロイヤリティ収入等 43 38 +6 + 15.7 123 35.3
* 2021年5月12日に公表しました「ラジカヴァ」の2021年度通期予想数値に誤りがありましたので、次の通り修正しております。
修正前)192億円 修正後)198億円
24
決算概要
重点品およびワクチン売上収益
前年同期比較 予想比較
2021年度
2020年度 通期予想
第1四半期 増減額 増減率 進捗率
第1四半期 2021/5/12公表
億円 億円 億円 % 億円 %
ステラーラ 114 70 + 45 + 64.0 427 26.7
シンポニー 111 107 +4 + 4.0 412 26.9
テネリア 38 41 △3 △ 6.4 144 26.7
カナグル 30 25 +5 + 18.3 101 29.7
カナリア 25 25 △1 △ 2.5 93 26.5
バフセオ 1 - +1 - 13 6.1
レクサプロ 39 39 +1 + 1.9 141 28.1
ユプリズナ 1 - +1 - 14 9.3
ルパフィン 19 17 +2 + 12.3 89 21.0
イムセラ 11 11 △0 △ 1.7 33 32.8
重点品合計 389 334 + 55 + 16.4 1,466 26.5
インフルエンザワクチン △0 △0 +0 - 143 △ 0.0
テトラビック 26 27 △1 △ 3.8 108 23.9
ミールビック 19 19 △0 △ 1.0 57 33.1
水痘ワクチン 11 13 △1 △ 11.6 41 27.1
ジェービックV 3 14 △ 11 △ 76.0 13 27.7
ワクチン合計 62 75 △ 13 △ 17.1 370 16.8
重点品・ワクチン合計 451 410 + 42 + 10.2 1,837 24.6
25
決算概要
売上収益の増減
ステラーラ + 45
カナグル +5 レミケード △ 14
億円 シンポニー +4
ラジカヴァ +8
ジェービックV △ 11
薬価改定の影響
△30
国内医療用医薬品 +13
26
研究開発の状況 等
27
開発進捗状況: 中枢神経領域
① 中枢神経領域
治験コード 適応症 地域 開発段階 進捗状況(青字は今回の変更点)
• グローバルP3試験(長期安全性試験)を実施中
MT-1186 ALS / 経口懸濁剤 グローバル P3
• 米国での承認申請を予定(3Q)
ND0612 パーキンソン病 グローバル P3 • グローバルP3試験を実施中
MT-0551 重症筋無力症 日本* P3 • グローバルP3試験を実施中
MT-5199 遅発性ジスキネジア 日本 申請 • 承認申請(4月)
* ホライゾン・セラピューティクス社と共同開発
28
開発進捗状況: 免疫炎症領域、ワクチン
② 免疫炎症領域
治験コード 適応症 地域 開発段階 進捗状況
赤芽球性プロトポルフィリン症(EPP)
MT-7117 グローバル P3 • グローバルP3試験を実施中
X連鎖性プロトポルフィリン症(XLP)
MT-5547 変形性関節症 日本 P2/3 • P2/3試験終了
MT-0551 IgG4関連疾患 日本* P3 • グローバルP3試験を実施中
③ ワクチン
治験コード 適応症 地域 開発段階 進捗状況(青字は今回の変更点)
• グローバルP3試験を実施中
新型コロナウイルス感染症予防
MT-2766 グローバル P3 • カナダでの承認を予定(3Q)、2021年内
(植物由来VLP**ワクチン)
の実用化をめざす
MT-2355 5種混合ワクチン*** 日本 P3 • P3試験終了
* ホライゾン・セラピューティクス社と共同開発
** VLP (Virus-Like Particle):ウイルス様粒子
*** 小児における百日せき、ジフテリア、破傷風、急性灰白髄炎およびHib感染の予防 29
MT-0551
(一般名:イネビリズマブ、国内製品名:ユプリズナ)
◼ 視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)の適応で発売
薬剤分類 ヒト化抗CD19モノクローナル抗体製剤
B細胞から形質芽細胞/形質細胞まで広く除去できる新規メカニズム
特長
投与間隔が半年に1回で利便性が高い
患者数 約4,000⼈(日本)*
発売月 2021年6月
売上予想 59億円(発売8年目 ピーク時)
◼ 適応追加として、2つの疾患でグローバルP3試験を実施中**
① 重症筋無力症 • 眼球や手足の筋肉の筋力低下が起こり、すぐに疲れて力が入らなくなる疾患。
目の症状が主となる眼筋型と、全身型の2種類がある
• 国内患者数: 約23,000⼈*
② IgG4関連疾患 • 全身の様々な臓器が腫れたり、硬くなったりする原因不明の疾患。免疫グロブリン
の1つであるIgG4が血液中で高い特徴が認められる
• 国内患者数: 約8,000⼈*
* 難病情報センターHP https://www.nanbyou.or.jp/
** ホライゾン・セラピューティクス社と共同開発 30
新たな治療選択肢を提供する製品
「エクサヴァン(リルゾール経口フィルム製剤)」を米国で発売(6月)
◼ エクサヴァンの特長
• 経口フィルムにより素早く溶解し、
嚥下障害を併発しているALS患者さんの利便性が向上
• 「ラジカヴァ」 との併用が可能
<投与方法・イメージ>
◼ ALS治療薬の米国ラインナップ強化に向けて ALS治療の
リーディングカンパニーとして成長
2022年度 MT-1186 発売予定
市場プレゼンスを拡大
(ラジカヴァ経口懸濁剤)
2021年度 エクサヴァン 発売
(リルゾール経口フィルム製剤)
米国市場への本格参入
2017年度 ALS治療薬 ラジカヴァ 発売
(注射剤)
31
新たな治療選択肢を提供する製品
「テネリアOD錠」を国内で発売(6月)
◼ DPP-4阻害薬として国内初のOD錠
• 2型糖尿病における高齢の患者さんや嚥下機能が低下した
患者さんのさらなる利便性や服薬コンプライアンスの向上
◼ 2型糖尿病と向き合うすべての人に新たな選択肢を
DPP-4阻害薬と
当社が創製した アンメット・メディカル・ニーズに応える
SGLT2阻害薬の
2つの異なるメカニズムの糖尿病治療薬 治療選択肢の充実
国内初の配合剤
2012年度 2017年度 2021年度 剤形追加
DPP‐4阻害薬 「テネリア」発売 テネリアとカナグルの配合剤 「テネリアOD錠」 発売
「カナリア」発売
2014年度 2022年度 効能追加 予定
SGLT2阻害薬 「カナグル」発売 「カナグル」 糖尿病性腎症
32
主な開発パイプライン 一覧 2021年7月26日現在 今回の進捗
領域 治験コード 開発地域 適応症 P1 P2 P3 申請 承認
MT-1186 グローバル ALS / 経口懸濁剤
ND0612 グローバル パーキンソン病
MT-3921 グローバル 脊髄損傷
中枢神経
日本 視神経脊髄炎スペクトラム障害 (NMOSD) 3月
MT-0551
日本* 重症筋無力症
MT-5199 日本 遅発性ジスキネジア
赤芽球性プロトポルフィリン症 (EPP)
グローバル
MT-7117 X連鎖性プロトポルフィリン症 (XLP)
グローバル 全身性強皮症
免疫炎症
MT-2990 グローバル 子宮内膜症
MT-5547 日本 変形性関節症
MT-0551 日本* IgG4関連疾患
MT-2766 グローバル 新型コロナウイルス感染症の予防
ワクチン MT-2654 グローバル 季節性インフルエンザの予防 / 高齢者
MT-2355 日本 5種混合ワクチン
その他 TA-7284 日本 糖尿病性腎症
* ホライゾン・セラピューティクス社と共同開発(グローバル試験実施中)
33
主な開発パイプラインの上市計画
2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度以降
MT-0551 MT-1186 ND0612 MT-0551
NMOSD ALS(経口懸濁剤) パーキンソン病 重症筋無力症
(日本) (グローバル) (グローバル) (日本)
MT-5199
遅発性ジスキネジア
中枢神経 (日本)
MCI-186*
ALS
(中国)
MT-5547 MT-7117 MT-0551
免疫炎症 変形性関節症 EPP, XLP IgG4関連疾患
(日本) (グローバル) (日本)
MT-2766 MT-2355
新型コロナウイルス 5種混合ワクチン
ワクチン ワクチン (日本)
(グローバル**) : グローバル(米国上市年度)
MP-513 OD錠 TA-7284* : 日本・中国
2型糖尿病 糖尿病性腎症
(日本) (日本)
その他 : 上市済み
MP-513
2型糖尿病
(中国) * 前回発表から更新のあったPJ
** カナダで実用化後、グローバルでの展開を想定
34
注意事項
本資料に記載した一切の記述内容は、現時点での入手可能な情報に基づき、
一部主観的前提をおいて合理的に判断したものであり、
将来の結果はさまざまな要素により大きく異なる可能性がございますので、
ご了承ください。
医薬品(開発品を含む)に関する情報が含まれていますが、それらは
宣伝・広告や医学的なアドバイスを目的とするものではありません。
35
36
本説明会および本資料における見通しは、現時点で入手可能な情報により当社が
判断したものです。実際の業績は様々なリスク要因や不確実な要素により、業績予想
と大きく異なる可能性があります。
当社グループは各種機能商品、MMA、石化製品、炭素製品、産業ガス、医薬品等、
非常に多岐に亘る事業を行っており、その業績は国内外の需要、為替、ナフサ・原油等
の原燃料価格や調達数量、製品市況の動向、技術革新のスピード、薬価改定、製造物
責任、訴訟、法規制等によって影響を受ける可能性があります。
但し、業績に影響を及ぼす要素はこれらに限定されるものではありません。
37