4188 三菱ケミHD 2020-11-04 13:30:00
2021年3月期第2四半期連結累計期間の業績予想と実績との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                        2020 年 11 月4日

各      位
                                           会 社 名       株式会社三菱ケミカルホールディングス
                                           代表者名        代表執行役社長 越智 仁
                                                       (コード番号:4188 東証第1部)
                                           問合せ先        広報・IR 室長       清水 治
                                                       TEL. 03-6748-7120


           2021 年3月期第2四半期連結累計期間の業績予想と実績との差異
                   及び通期業績予想の修正に関するお知らせ


 2020 年5月 13 日に公表しました 2021 年3月期第2四半期連結累計期間の業績予想と本日公表の同
期実績に差異が生じましたのでお知らせいたします。
 また、最近の業績の動向等を踏まえ、同じく 2020 年5月 13 日に公表しました 2021 年3月期通期業
績予想についても下記のとおり修正しましたのでお知らせいたします。

                                           記


1. 第2四半期累計期間(2020 年4月1日~2020 年9月 30 日)の連結業績予想と実績との差異
                                                                       親会社の       基本的
                                                                       所有者に
                      売上収益       コア営業利益        営業利益         四半期利益      帰属する
                                                                                  1株当り
                                                                       四半期利益     四半期利益
                          億円             億円          億円          億円        億円     円     銭
前回発表予想(A)
(2020 年5月 13 日発表)      15,090            250         285         110         0     0    00
実績(B)                  15,048            546        △281       △399      △497    △34    99
増減額(B-A)                 △42             296        △566       △509      △497
増減率(%)                 △0.3%        118.6%             -          -         -
(ご参考)前年同期実績
(2020 年3月期第2四半         18,277        1,308          1,306      1,017       813    57    27
期連結累計期間)
 税引前利益              前回発表予想      180 億円         実績   △368 億円
 注)コア営業利益は、営業利益から非経常的な原因により発生した損益(非経常項目)を除いて算出しております。


2. 通期(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)の連結業績予想の修正
                                                                       親会社の      基本的
                                                                       所有者に
                      売上収益       コア営業利益        営業利益         当期利益       帰属する
                                                                                 1株当り
                                                                       当期利益      当期利益
                          億円             億円          億円          億円       億円      円     銭
前回発表予想(A)
(2020 年5月 13 日発表)      33,340        1,400          1,370        770       490    34    51
今回修正予想(B)              31,750        1,400             40      △340      △590    △41    54
増減額(B-A)               △1,590              -    △1,330        △1,110    △1,080
増減率(%)                 △4.8%               -    △97.1%            -         -
(ご参考)前期実績
                       35,805        1,948          1,443        866       541    38    08
(2020 年3月期)
 税引前利益              前回発表予想      1,140 億円        今回修正予想 △160 億円
 注)コア営業利益は、営業利益から非経常的な原因により発生した損益(非経常項目)を除いて算出しております。
3. 差異及び修正の理由
 当第2四半期連結累計期間の業績につきまして、コア営業利益は、機能商品セグメントにおいて半
導体用途等を中心に需要が期初の想定を上回ったこと及びヘルスケアセグメントにおいて新型コロナ
ウイルス感染症拡大に伴う活動自粛等によって販売費や研究開発費が減少したこと等により、前回発
表予想数値を上回る結果となりました。
 一方、当第2四半期に、ヘルスケアセグメントにおいてニューロダーム社(イスラエル)が開発を進
めているパーキンソン病の治療薬について事業環境の変化に伴い収益性が低下したことにより当該技
術に係る無形資産(仕掛研究開発費)の減損損失 845 億円を計上し、営業利益、四半期利益、親会社の
所有者に帰属する四半期利益は前回発表予想数値を下回る結果となりました。
 通期業績予想につきまして、コア営業利益は、ケミカルズセグメントにおいて MMA 等の下期の市況
が期初の想定を下回る見込みであるものの、ヘルスケアセグメント等において、販売費や研究開発費
が減少する見込みであることにより、前回発表予想数値からの修正はありません。営業利益、当期利
益、親会社の所有者に帰属する当期利益は、上期に計上した無形資産の減損損失に加えて下期にもル
ーサイト・インターナショナル社(アメリカ)のボーモント工場閉鎖に伴う減損損失や停止関連費用の
構造改革費用等の計上が想定されることにより、前回発表予想数値を下回る見込みです。


<ご参考>
セグメント別第2四半期累計期間損益(コア営業利益)            (億円)
              実績     前回発表予想          増減額
 機能商品            215       70          +145
 ケミカルズ          △146     △120           △26
 産業ガス            356      340           +16
 ヘルスケア           134       10          +124
 その他             △13      △50           +37
合計                   546       250     +296




上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日現在における
仮定を前提としています。実際の業績等は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。



                                                            以上