4188 三菱ケミHD 2020-08-04 13:30:00
2021年3月期 第1四半期 決算説明 [pdf]
2021年3月期
第1四半期 決算説明
三菱ケミカルホールディングス
2020年8月4日
2017年3月期 第1四半期よりIFRS (指定国際会計基準) を適用しております。
1
目 次
<2021年3月期 第1四半期 連結決算> <参考資料①>
・連結損益計算書 ・・・ 4 ・連結損益計算書 四半期別推移 ・・・ 15
・事業セグメント別 売上収益及びコア営業利益 ・・・ 5 ・事業セグメント別 売上収益及びコア営業利益 四半期別推移 ・・・ 16
・コア営業利益 (全社) 増減要因 ・・・ 6 ・各報告セグメントの事業部門 ・・・ 17
・事業セグメント別 業績概要 ・・・ 7 <参考資料② 田辺三菱製薬 決算概要>
・非経常項目 ・・・ 11 ・2020年度 第1四半期 決算概要 ・・・ 19
・連結キャッシュ・フロー計算書 ・・・ 12
・連結財政状態計算書 ・・・ 13
2
2021年3月期
第1四半期 連結決算
3
連結損益計算書
為替レート (\/$) 107.4 109.7 △ 2.3 △2%
ナフサ単価 (\/kl) 25,000 45,400 △ 20,400 △45%
(億円) <参考>
21/3月期 20/3月期 5/13発表
増減 増減率 進捗率
1Q実績 1Q実績 上期予想
売上収益 7,227 9,164 △ 1,937 △21% 15,090 48%
コア営業利益 *1 150 701 △ 551 △79% 250 60%
非経常項目 87 △2 89 35
継
営業利益 237 699 △ 462 △66% 285 83%
続
事 金融収益・費用 △ 33 △ 33 0 △ 105
業 (内、受取配当金) (25) (29) (△ 4) -
*2 (内、為替差損益) (0) (△ 3) (3) -
税引前利益 204 666 △ 462 180
法人所得税 △ 122 △ 182 60 △ 70
継続事業からの四半期利益 82 484 △ 402 110
非継続事業からの四半期利益 - 5 △5 0
四半期利益 82 489 △ 407 110
親会社の所有者に帰属する
四半期利益
52 378 △ 326 △86% 0 ‐
非支配持分に帰属する四半期利益 30 111 △ 81 110
*1 内、持分法投資損益 2 50 △ 48
*2 非継続事業に係る数値を控除しております。
コア営業利益は、営業利益(又は損失)から非経常的な要因により発生した損益(事業撤退や縮小から生じる損失等)を除いて算出しております。 4
事業セグメント別 売上収益及びコア営業利益
新型コロナ影響
(概算)
(億円) <参考>
21/3月期 20/3月期 5/13発表 21/3月期
増減
1Q実績 1Q実績 上期予想 1Q実績
売上収益 7,227 9,164 △ 1,937 15,090
全社
コア営業利益 150 701 △ 551 250 △ 382
売上収益 1,427 1,718 △ 291 2,900
機能部材
コア営業利益 87 126 △ 39 80 △ 69
売上収益 825 1,048 △ 223 1,870
機能化学
コア営業利益 13 69 △ 56 △ 10 △ 63
売上収益 2,252 2,766 △ 514 4,770
機能商品
コア営業利益 100 195 △ 95 70 △ 132
売上収益 525 777 △ 252 1,110
MMA
コア営業利益 △ 12 138 △ 150 60 △ 59
売上収益 842 1,347 △ 505 1,610
石化
コア営業利益 △ 136 8 △ 144 △ 190 △ 104
売上収益 444 717 △ 273 950
炭素
コア営業利益 △ 13 60 △ 73 10 △ 31
売上収益 1,811 2,841 △ 1,030 3,670
ケミカルズ
コア営業利益 △ 161 206 △ 367 △ 120 △ 194
売上収益 1,829 2,086 △ 257 3,960
産業ガス
コア営業利益 135 211 △ 76 340 △ 83
売上収益 1,002 1,079 △ 77 1,860
ヘルスケア
コア営業利益 88 93 △5 10 27
売上収益 333 392 △ 59 830
その他
コア営業利益 △ 12 △4 △8 △ 50 0
【受払差】
機能化学 △5 △7 2
石化 △ 143 9 △ 152
炭素 △5 0 △5
合計 △ 153 2 △ 155
*1 セグメント内訳の数値は、説明を目的とした概算値であります。
*2 21/3月期より、三菱ケミカルにおいて、一部の事業及び連結子会社の所管セグメントを見直しております。
これに伴い、比較情報としての20/3月期実績を組み替えております。
5
コア営業利益 (全社) 増減要因
(億円)
21/3月期 20/3月期
増減 売買差 数量差 コスト削減 その他差
1Q実績 1Q実績
*1
全社 150 701 △ 551 △ 122 △ 367 45 △ 107
機能商品 100 195 △ 95 0 △ 145 16 34
ケミカルズ △ 161 206 △ 367 △ 103 △ 93 3 △ 174
産業ガス 135 211 △ 76 6 △ 75 1 △8
ヘルスケア 88 93 △5 △ 30 △ 51 25 51
その他 △ 12 △4 △8 5 △3 0 △ 10
*1 その他差には、受払差・持分法投資損益差等の金額が含まれております。
為替影響 △9 △ 12 △1 - 4
うち換算差 △7
800
600
△ 122
400
701 + 45
200
△ 367
△ 107 150
0
20/3月期 売買差 数量差 コスト削減 その他差 21/3月期 6
1Q実績 1Q実績
機能商品セグメントの業績概要
<セグメント内訳別 業績概要>
(億円)
21/3月期 20/3月期 自動車用途を中心に需要が低迷し、高機能
増減
1Q実績 1Q実績 売上収益 エンジニアリングプラスチック等の販売数量が
機能 減少。
売上収益 1,427 1,718 △ 291 部材
機能部材
コア営業利益 87 126 △ 39 コア 高機能エンジニアリングプラスチック等の
営業利益 販売数量の減少等により減益。
売上収益 825 1,048 △ 223
機能化学 機能性樹脂をはじめとして、総じて自動車
コア営業利益 13 69 △ 56 向けの販売数量が減少したことに加え、
売上収益
売上収益 2,252 2,766 △ 514 機能 フェノール・ポリカーボネートチェーンにおいて
機能商品 定期修理の影響により販売数量が減少。
コア営業利益 100 195 △ 95 化学
コア 機能性樹脂やフェノール・ポリカーボネート
<コア営業利益 増減要因> 営業利益 チェーン等の販売数量の減少等により減益。
200
180
160
140
120
100
+34 <トピックス>
195
80 • 三菱ケミカル社は、コンタクトレンズ原料や抗菌剤などのケイ素化
+16
60 合物、半導体プリカーサー等に用いられる金属化合物等の領域に
100 おいて、高度な分子設計・合成技術を保有するGelest社を買収する
40 △145 ことを2020年4月に決定。同社の広範な知見と、三菱ケミカル社の
20 技術、経営資源、顧客ネットワーク等を組み合わせることで、提供
0 可能なソリューションの大幅な拡充を目指し、本年中を目途に同社
20/3月期 売買差 数量差 コスト削減 その他差 21/3月期
1Q実績 1Q実績 の全株式を取得する予定。
新型コロナウイルス感染症の概算影響
▲132億円 (機能部材▲69億円 機能化学▲63億円) 7
ケミカルズセグメントの業績概要
(億円) <セグメント内訳別 業績概要>
21/3月期 20/3月期 需要が弱含んで推移する中、MMAモノマー等
増減 売上収益
1Q実績 1Q実績 の市況が下落したことにより減収。
MMA
売上収益 525 777 △ 252 コア 市況下落に伴う原料と製品の価格差縮小等
MMA
コア営業利益 △ 12 138 △ 150 営業利益 により減益。
売上収益 842 1,347 △ 505 エチレンセンターの定期修理の影響が拡大
石化 売上収益 したことにより販売数量が減少したことに加え、
コア営業利益 △ 136 8 △ 144 原料価格の下落等に伴い販売価格が低下。
石化
売上収益 444 717 △ 273 コア 定期修理の影響拡大及び原料価格下落に
炭素
コア営業利益 △ 13 60 △ 73 営業利益 伴う受払差損等により減益。
売上収益 1,811 2,841 △ 1,030 原料価格の下落等に伴う販売価格の低下
ケミカルズ
コア営業利益 △ 161 206 △ 367 売上収益 及びコークス等の需要減退に伴う販売数量の
減少により減収。
<コア営業利益 増減要因>
炭素
コア 輸出コークス等の原料と製品の価格差縮小等
営業利益 により減益。
220 △103
170
120 △93
206
70
+3 △174
20
△30
△80
△ 161
△130
△180
20/3月期 売買差 数量差 コスト削減 その他差 21/3月期
1Q実績 1Q実績
新型コロナウイルス感染症の概算影響
▲194億円 (MMA ▲59億円 石化 ▲104億円 炭素 ▲31億円)
8
産業ガスセグメントの業績概要
(億円)
<セグメント内訳別 業績概要>
21/3月期 20/3月期 エレクトロニクス関連向けガスが堅調に
増減
1Q実績 1Q実績
売上収益 推移したものの、国内外の需要が総じて
売上収益 1,829 2,086 △ 257 産業 減退したことにより減収。
産業ガス ガス
コア営業利益 135 211 △ 76 コア 国内外の需要が総じて減退したこと等に
営業利益 より減益。
<コア営業利益 増減要因>
240
220 +6
200
180
160
+1
140
211 △75
△8
120
100 135
80
60
20/3月期 売買差 数量差 コスト削減 その他差 21/3月期
1Q実績 1Q実績
新型コロナウイルス感染症の概算影響 ▲83億円
9
ヘルスケアセグメントの業績概要
(億円) <セグメント内訳別 業績概要>
21/3月期 20/3月期
増減 薬価改定等の影響による国内医療用
1Q実績 1Q実績 売上収益
医薬品の減少等により減収。
売上収益 1,002 1,079 △ 77 薬価改定等の影響による国内医療用
ヘルスケア ヘルス
コア営業利益 88 93 △5 医薬品の減少等があったものの、
ケア コア
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う
営業利益
活動自粛等による販売費や研究開発費の
使用抑制により前年同期並み。
<コア営業利益 増減要因> 注) 多発性硬化症治療剤「ジレニア」のロイヤリティ収入については、
2019年2月に仲裁手続きに入ったため、IFRSの収益認識基準に従い
110 ロイヤリティ収入の一部について売上収益の認識を行っておりません。
100
90 +51
80
70
60 △30
50
93 88
40 +25
30
20
10
△51
0
20/3月期 売買差 数量差 コスト削減 その他差 21/3月期
1Q実績 1Q実績
新型コロナウイルス感染症の概算影響 +27億円 10
非経常項目
(億円)
21/3月期 20/3月期
増減
1Q実績 1Q実績
非経常項目 合計 87 △2 89
固定資産売却益 81 9 72
関係会社株式売却益 9 4 5
固定資産除売却損 △2 △6 4
減損損失 △0 △7 7
その他 △1 △2 1
【セグメント別内訳】
機能商品 8 2 6
ケミカルズ △0 0 △0
産業ガス - △6 6
ヘルスケア 81 △0 81
その他 △2 2 △4
11
連結キャッシュ・フロー計算書
財務諸表ベース *1 実質ベース
(億円)
21/3月期 20/3月期 21/3月期 20/3月期
1Q実績 1Q実績 1Q実績 1Q実績
営業活動によるCF 701 1,037 701 1,037
税前損益 204 673 204 673
減価償却費 596 596 596 596
営業債権債務 144 222 144 222
棚卸資産 126 △ 52 126 △ 52
その他 △ 369 △ 402 △ 369 △ 402
投資活動によるCF 227 △ 473 △ 473 △ 574
設備投資 △ 605 △ 560 △ 605 △ 560
資産売却 146 28 146 28
投融資 他 686 59 △ 14 △ 42
FCF 928 564 228 463
財務活動によるCF 723 △ 1,091 *1 実質ベースの連結キャッシュ・フロー計算書は、説明を目的として
投資活動CFに含まれる手元運用資金の影響を除いたものです。
有利子負債 1,904 △ 644
子会社株式追加取得 *2 △ 958 △ 14 *2 田辺三菱製薬株式の追加取得△954億円
配当 他 △ 223 △ 433
現金及び現金同等物の増減 1,651 △ 527
為替換算差等 3 △ 93
現金及び現金同等物期首残高 2,282 3,215
現金及び現金同等物期末残高 3,936 2,595 12
連結財政状態計算書
(億円) (億円)
20/6月末 20/3月末 増減 20/6月末 20/3月末 増減
現金及び現金同等物 3,936 2,282 1,654 有利子負債 25,876 23,881 1,995
営業債権 6,214 6,985 △ 771 営業債務 3,348 3,981 △ 633
棚卸資産 5,947 6,065 △ 118 その他 7,651 8,951 △ 1,300
その他 1,371 2,161 △ 790 負債合計 36,875 36,813 62
流動資産合計 17,468 17,493 △ 25 資本金 ・ 剰余金等 12,321 12,345 △ 24
固定資産 22,571 22,528 43 その他の資本の構成要素 △ 666 △ 643 △ 23
のれん 6,232 6,168 64 親会社の所有者に帰属する持分 11,655 11,702 △ 47
投融資等 5,076 5,132 △ 56 非支配持分 2,817 2,806 11
非流動資産合計 33,879 33,828 51 資本合計 14,472 14,508 △ 36
資産合計 51,347 51,321 26 負債・資本合計 51,347 51,321 26
ネット有利子負債 *1 21,940 20,899 1,041
ネットD/Eレシオ 1.88 1.79 0.09
親会社所有者帰属持分比率 22.7% 22.8% △0.1%
ROE *2 - 4.2% -
*1 ネット有利子負債(20/6月末)
=有利子負債25,876億円-(現金・現金同等物3,936億円+手元運用資金残高0億円)
注) 有利子負債はリース負債を含む
*2 親会社所有者帰属持分当期利益率
13
参考資料①
14
連結損益計算書 四半期別推移
為替レート (\/$) 109.7 107.7 109.3 109.1 107.4
ナフサ単価 (\/kl) 45,400 40,200 41,300 44,800 25,000
(億円)
20/3月期 21/3月期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
売上収益 9,164 9,113 9,031 8,497 7,227
コア営業利益 *1 701 607 502 138 150
非経常項目 △2 0 △ 202 △ 301 87
継 営業利益 699 607 300 △ 163 237
続
事 金融収益・費用 △ 33 △ 49 △ 77 △ 64 △ 33
業 (内、受取配当金) (29) (1) (11) (1) (25)
*2 (内、為替差損益) (△ 3) (7) (△ 28) (△ 13) (0)
税引前利益 666 558 223 △ 227 204
法人所得税 △ 182 △ 194 △ 157 10 △ 122
継続事業からの当期利益 484 364 66 △ 217 82
非継続事業からの当期利益 5 164 - - -
当期利益 489 528 66 △ 217 82
親会社の所有者に帰属する
当期利益
378 435 △ 50 △ 222 52
非支配持分に帰属する当期利益 111 93 116 5 30
*1 内、持分法投資損益 50 31 26 27 2
*2 非継続事業に係る数値を控除しております。 15
事業セグメント別 売上収益及びコア営業利益 四半期別推移
新型コロナ影響(概算)
(億円)
20/3月期 21/3月期 20/3月期 21/3月期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 4Q 1Q
売上収益 9,164 9,113 9,031 8,497 7,227
全社
コア営業利益 701 607 502 138 150 △ 78 △ 382
売上収益 1,718 1,754 1,723 1,609 1,427
機能部材
コア営業利益 126 139 90 40 87 △7 △ 69
売上収益 1,048 1,051 1,043 1,035 825
機能化学
コア営業利益 69 72 51 44 13 △ 11 △ 63
売上収益 2,766 2,805 2,766 2,644 2,252
機能商品
コア営業利益 195 211 141 84 100 △ 18 △ 132
売上収益 777 721 592 535 525
MMA
コア営業利益 138 114 5 △ 19 △ 12 △ 29 △ 59
売上収益 1,347 1,371 1,373 1,253 842
石化
コア営業利益 8 10 10 △ 49 △ 136 △ 22 △ 104
売上収益 717 638 622 489 444
炭素
コア営業利益 60 29 10 △ 18 △ 13 △9 △ 31
売上収益 2,841 2,730 2,587 2,277 1,811
ケミカルズ
コア営業利益 206 153 25 △ 86 △ 161 △ 60 △ 194
売上収益 2,086 2,109 2,088 2,150 1,829
産業ガス
コア営業利益 211 232 222 215 135 △ 83
売上収益 1,079 974 1,166 912 1,002
ヘルスケア
コア営業利益 93 5 110 △ 62 88 27
売上収益 392 495 424 514 333
その他
コア営業利益 △4 6 4 △ 13 △ 12 0
*1 セグメント内訳の数値は、説明を目的とした概算値であります。
*2 21/3月期より、三菱ケミカルにおいて、一部の事業及び連結子会社の所管セグメントを見直しております。
これに伴い、比較情報としての20/3月期実績を組み替えております。 16
各報告セグメントの事業部門
分野 セグメント セグメント内訳
事業内容
機能商品 機能商品 機能部材 情電・ディスプレイ 光学フィルム、ディスプレイ・半導体関連製品
高機能フィルム 包装フィルム、工業フィルム
環境・生活
アクア・分離ソリューション、インフラ・アグリマテリアルズ
ソリューション
高機能エンジニアリングプラスチック、繊維、炭素繊維複合材料、
高機能成形材料
機能成形複合材、アルミナ繊維・軽金属
パフォーマンスポリマーズ、エンジニアリングポリマーズ、
機能化学 高機能ポリマー
サステイナブルリソース
高機能化学 機能化学品、機能材料、食品機能材
新エネルギー リチウムイオン電池材料、エネルギー変換部材
素材 ケミカルズ MMA MMA MMA
石化 石化 石化基盤、ポリオレフィン、基礎化学品
炭素 炭素 炭素
産業ガス 産業ガス 産業ガス 産業ガス
ヘルスケア ヘルスケア ヘルスケア 医薬品 医薬品
ライフサイエンス ライフサイエンス
17
参考資料②
(田辺三菱製薬 決算概要)
18
田辺三菱製薬株式会社
2020年度第1四半期 決算概要
(2020年4月1日~2020年6月30日)
2020年8月4日
19
決算概要
2020年度第1四半期 決算概要
前年同期比較 予想比較
2020年度
2019年度
第1四半期 増減額 増減率 通期予想*1 進捗率
第1四半期
億円 億円 億円 % 億円 %
売上収益 918 981 △ 63 △ 6.5 3,835 23.9
国内 757 808 △ 50 △ 6.2 3,141 24.1
海外 161 174 △ 13 △ 7.5 694 23.1
海外売上比率 17.5% 17.7% 18.1%
売上原価 456 448 +8 + 1.8 1,875 24.3
売上原価率 49.7% 45.6% 48.9%
売上総利益 462 533 △ 72 △ 13.4 1,960 23.6
販管費等 366 436 △ 70 △ 16.0 1,860 19.7
内、研究開発費 153 199 △ 46 △ 23.3 835 18.3
コア営業利益 96 98 △2 △ 1.8 100 95.8
*2
非経常項目 81 △1 + 82 - 70 115.6
営業利益 177 96 + 80 + 83.6 170 103.9
*2
金融損益 2 △4 +6 -
当期利益(親会社帰属) 115 69 + 46 + 67.1 85 135.3
期中平均レート(米ドル) 107.38円 109.67円 108.00円
*1 2020年5月13日公表
*2 費用・損失の場合に△と表示
20
決算概要
売上収益の内訳
前年同期比較 予想比較
2020年度
2019年度
第1四半期 増減額 増減率 通期予想* 進捗率
第1四半期
億円 億円 億円 % 億円 %
国内医療用医薬品 733 782 △ 49 △ 6.2 3,036 24.1
重点品 453 465 △ 12 △ 2.5 1,823 24.9
ワクチン 75 73 +2 + 3.0 410 18.3
長期収載品等 204 243 △ 39 △ 16.1 803 25.4
海外医療用医薬品 126 126 +0 + 0.4 509 24.8
ラジカヴァ 56 61 △5 △ 8.9 224 24.9
ロイヤリティ収入等 38 51 △ 13 △ 25.7 199 18.9
*2020年5月13日公表
21
決算概要
国内医療用医薬品 重点品売上収益
前年同期比較 予想比較
2020年度
2019年度
第1四半期 増減額 増減率 通期予想* 進捗率
第1四半期
億円 億円 億円 % 億円 %
レミケード 119 144 △ 26 △ 17.7 448 26.6
シンポニー 107 105 +2 + 1.4 423 25.2
ステラーラ 70 62 +8 + 12.5 328 21.2
テネリア 41 47 △6 △ 12.7 149 27.5
カナグル 25 22 +4 + 17.3 92 27.7
カナリア 25 22 +3 + 15.3 93 27.2
レクサプロ 39 39 △0 △ 0.6 146 26.5
ルパフィン 17 13 +4 + 33.1 102 16.2
イムセラ 11 11 △0 △ 4.2 41 26.5
重点品合計 453 465 △ 12 △ 2.5 1,823 24.9
インフルエンザワクチン △0 △0 △0 - 122 △ 0.3
テトラビック 27 24 +3 + 12.9 113 23.8
ミールビック 19 19 △0 △ 0.4 64 29.4
ジェービックV 14 15 △1 △ 4.1 53 27.1
水痘ワクチン 13 13 △0 △ 2.1 48 26.1
ワクチン合計 75 73 +2 + 3.0 410 18.3
重点品・ワクチン合計 528 538 △ 10 △ 1.8 2,233 23.7
*2020年5月13日公表 22
決算概要
売上収益の増減
ステラーラ +8
レミケード △ 26 タリオン △ 4
億円
セレジスト △ 4
ラジカット △ 3
メインテート △ 3
ジレニア * △6
ラジカヴァ △5
テトラビック +3
薬価改定の影響
△50
国内医療用医薬品 △49
23
*仲裁手続き中により、一部売上収益の認識を行わないことによる減収を含む
主な開発パイプライン
2020年度 第1四半期トピックス
グローバル開発品
治験コード 適応症 開発段階 進捗状況
• グローバルP3試験(長期安全性試験)実施中
MT-1186 筋萎縮性側索硬化症:ALS P3 • 新型コロナウイルス感染症等の影響により、上市年度
が2022年度になる見込み
• グローバルP3試験(BouNDless試験)実施中
ND0612 パーキンソン病 P3 • 新型コロナウイルス感染症等による開発計画への影響
を精査中
赤芽球性プロトポルフィリン症 • 6月にグローバルP3試験を開始
MT-7117 P3
X連鎖性プロトポルフィリン症 • FDAよりオーファンドラッグ指定を6月に取得
• 非臨床試験で良好な結果を取得
新型コロナウイルス感染症予防 • グラクソ・スミスクライン社およびダイナバクス社のアジュバ
MT-2766 P1
(植物由来VLP*ワクチン) ント利用に関して、各社との協業契約を7月に発表
• 7月にP1試験を開始
*VLP (Virus-Like Particle):ウイルス様粒子
国内 後期開発品
MT-6548 腎性貧血 承認 • 6月に国内承認を取得。製品名:バフセオ
視神経脊髄炎スペクトラム障害:
MT-0551 申請 • 6月に国内申請を実施
NMOSD
24
国内後期開発品
MT-6548(一般名:バダデュスタット、製品名:バフセオ)
2020年6月に国内での製造販売承認を取得
作用機序 低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素(HIF-PH)阻害剤
オリジン アケビア社(米国)
開発ステージ 承認取得
適応症 腎性貧血
• 1日1回服用の経口剤
特長 • 生理的範囲での内因性エリスロポエチン産生を促すことによる貧血改善効果
• 透析期と保存期の腎性貧血に使用可能
25
国内 糖尿病領域と腎領域の架け橋をめざして
密接に関わる糖尿病と腎臓病に向き合い、
最適な治療提案を通じて糖尿病・腎領域疾患のベストパートナーをめざす
糖尿病領域 腎領域
カナグル カナグル(糖尿病性腎症)
2023年度 効能追加予定
カナリア バフセオ(腎性貧血)
2020年6月 国内承認取得
テネリア クレメジン
2019年10月 糖尿病・腎エリアマネジャーを全国に配置
2020年 4月 糖尿病・腎領域部を設立
2020年 5月 バフセオについて、扶桑薬品工業との透析領域における
コプロモーション契約を締結 26
国内後期開発品
MT-0551(一般名:イネビリズマブ)
2020年6月に国内申請を実施
作用機序 ヒト化抗CD19モノクローナル抗体製剤
オリジン ビエラ・バイオ社(米国)
国内申請中(2020年6月)
開発ステージ
(米国:ビエラ・バイオ社が2020年6月に承認を取得)
視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD):
• 重度の再発を繰り返し致命的となり得る中枢神経系の自己免疫疾患
適応症
• 眼の痛みや失明、重度の筋力低下、麻痺、しびれ、腸や膀胱の機能低下、
呼吸不全を引き起こす
患者数 [日本] 約4,000人
• 半年に1回の単剤投与*1
• 再発抑制率73%*2に加え、EDSS*3 スコア悪化の抑制および入院回数、
特長
MRI*4 病巣数の抑制を示した
• 2020年2月に、日本で希少疾病用医薬品に指定
今後の予定 2021年度上市予定
*1: 300 mg 静脈内投与(1日目、15日目、その後6ヶ月毎) *2: N-MOmentum試験, N=230, intention-to-treat 解析 27
*3: Expanded Disability Status Scale (総合障害度) *4: Magnetic Resonance Imaging (核磁気共鳴画像法)
グローバル開発品
MT-7117
2020年6月にグローバルP3試験を開始
作用機序 選択的メラノコルチン1受容体(MC1R)作動剤
オリジン 自社創製品
開発ステージ Phase 3
赤芽球性プロトポルフィリン症(EPP):光過敏症状が主。日光曝露後に疼痛
適応症 を伴った発赤、腫脹、水疱・びらんを呈する遺伝性疾患
X連鎖性プロトポルフィリン症(XLP): EPPと類似の症状を持つ遺伝性疾患
[日・米・欧計] EPP:約1万人
患者数
XLP:EPPよりも少ないとされている
• 経口投与可能な光過敏症発現予防薬
• MC1Rの活性化により、色素細胞におけるメラニン形成を促進し、紫外線に
特長 よる皮膚障害を抑制
• FDAより、2018年6月にEPPに対するファストトラック指定を取得、2020年6
月にはオーファンドラッグ指定を取得
今後の予定 2021年度承認申請予定
28
グローバル開発品
MT-2766
新型コロナウイルス感染症の予防をめざすメディカゴ社のVLPワクチン
薬剤分類 植物由来VLPワクチン
オリジン メディカゴ社(カナダ)
開発ステージ Phase 1
適応症 新型コロナウイルス感染症の予防
単剤、グラクソ・スミスクライン社のアジュバント*またはダイナバクス社のアジュバ
P1試験概要 ントを添加したワクチンを、3用量のグループに分けて、21日間隔で2回接種し、
安全性と免疫原性を評価する
• VLP(ウイルス様粒子)は、ウイルスと同様の外部構造を持つため、ワクチ
ンとして高い免疫獲得効果が期待できる
特長 • 植物由来技術による製造期間の短縮が可能
• グラクソ・スミスクライン社およびダイナバクス社のアジュバント利用に関して、
各社との協業契約を2020年7月に発表
今後の予定 2021年臨床試験終了目標
*アジュバント : 医薬品の効果を高めるまたは補助する目的で併用される物質で、ワクチンと共に投与することで免疫原性
を高めることが期待される 29
主な開発パイプライン 一覧
今回の進捗
2020年7月25日現在
重点領域 品目 開発地域 想定適応症 P1 P2 P3 申請 承認
MT-1186 グローバル ALS/経口懸濁剤
ND0612 グローバル パーキンソン病
MT-8554 グローバル 更年期に伴う血管運動神経症状 準備中
中枢神経
MT-3921 グローバル 脊髄損傷
MT-0551 日本 視神経脊髄炎スペクトラム障害
MT-5199 日本 遅発性ジスキネジア
赤芽球性プロトポルフィリン症
MT-7117 グローバル
X連鎖性プロトポルフィリン症
免疫炎症
MT-2990 グローバル 子宮内膜症
MT-5547 日本 変形性関節症
MT-3995 グローバル 非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)
MT-6548 日本 腎性貧血
糖尿病・腎
TA-7284 日本 糖尿病性腎症
MP-513 中国 2型糖尿病
MT-2766 グローバル 新型コロナウイルス感染症の予防
ワクチン
MT-2355 日本 5種混合ワクチン*
* 小児における百日せき、ジフテリア、破傷風、急性灰白髄炎およびHib感染の予防
30
主な開発パイプラインの上市計画
2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
MCI-186 MT-0551 MT-1186*
ALS NMOSD ALS (経口懸濁剤) : グローバル
(中国) (日本) (グローバル) (米国上市年度)
中枢神経 : 日本・中国
ND0612
パーキンソン病
(グローバル)
MT-5199 *新型コロナウイルス感染症等の
遅発性ジスキネジア 影響を反映させた上市計画
(日本)
MT-7117
EPP, XLP
(グローバル)
免疫炎症
MT-5547
変形性関節症
(日本)
MT-6548 MP-513 OD錠 TA-7284
腎性貧血 2型糖尿病 糖尿病性腎症
(日本) (日本) (日本)
糖尿病・腎
MP-513
2型糖尿病
(中国)
MT-2355
ワクチン 5種混合ワクチン
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(日本)
注意事項
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将来の結果はさまざまな要素により大きく異なる可能性がございますので、
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判断したものです。実際の業績は様々なリスク要因や不確実な要素により、業績予想
と大きく異なる可能性があります。
当社グループは情電・ディスプレイ関連製品、高機能成形材料、高機能ポリマー、
MMA、石化製品、炭素製品、産業ガス、医薬品等、非常に多岐に亘る事業を行って
おり、その業績は国内外の需要、為替、ナフサ・原油等の原燃料価格や調達数量、
製品市況の動向、技術革新のスピード、薬価改定、製造物責任、訴訟、法規制等に
よって影響を受ける可能性があります。
但し、業績に影響を及ぼす要素はこれらに限定されるものではありません。
33
以上
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