4185 JSR 2021-09-17 08:00:00
Inpria Corporationの株式取得(子会社化)に関するお知らせ [pdf]
2021 年9⽉ 17 ⽇
各 位
上場会社名 JSR株式会社
代表者 代表取締役 CEO エリック ジョンソン
(コード番号 4185)
問い合わせ責任者 広報部⻑ 武⽥ 佳⼦
(TEL 03-6218-3517/080-3097-0514)
Inpria Corporation の株式取得(⼦会社化)に関するお知らせ
JSR 株 式 会 社 ( CEO Eric Johnson、 以 下 「 JSR」 は 、⽶国の次世代 EUV ⽤メタルレジストメー
)
カーである Inpria Corporation(⽶国オレゴン州、CEO:Andrew Grenville、以下「Inpria」)の 79%1分
の株式を追加取得し、当社の⼦会社とすること(以下、「本買収」)について合意し、本⽇契約を締結し
ましたので、お知らせいたします。これにより、2017 年と 2020 年に取得済の 21%分の株式と合わせて
全株式を取得することになります。
本買収の実⾏は、規制当局の承認の取得などを前提としており、2021 年 10 ⽉末までに完了すること
を予定しております。
1. 株式の取得の理由
当社グループは、グローバル市場での成⻑性が⼤きく、当社の強みである技術⾰新⼒をより発揮でき
るデジタルソリューション事業とライフサイエンス事業を成⻑のドライバーとして、事業拡⼤に注⼒し
ております。デジタルソリューション事業の中でも、特に半導体材料事業におきましては、技術⼒に裏
打ちされた⾼付加価値製品に特化し、⽣産能⼒も増強してきました。主⼒であるフォトレジストは⾼い
利益率を維持しながら市場拡⼤に合わせて拡販し、事業成⻑を実現しております。
現在、半導体製造に使⽤される最先端リソグラフィ⼯程においては、EUV 技術が量産適⽤されており、
当社の EUV フォトレジストは⾼い信頼を獲得しています。今後の半導体製造においては、微細化が進
み、EUV フォトレジストの使⽤量も増加することが予想されています。今後の半導体は、3nm、2nm 世
代とよりと半導体が微細化するにつれて⾼解像度の EUV フォトレジストが必要とされ、その達成に向
けた有望な素材として、メタルレジストに⾼い期待が持たれています。
Inpria は、2007 年の設⽴以来、メタル EUV レジストの開発に取り組んでおり、主要製品であるスズ
酸化物を主成分とするメタルレジストは、EUV 露光系で世界最⾼性能の限界解像度を達成しています。
さらに、従来のレジストに⽐べドライエッチング時のパターン転写性能が⾼く半導体の量産プロセスに
対しても優れた適正を有しています。
本買収の完了によって、当社の強みであるフォトレジストの製品ポートフォリオに有⼒な将来技術で
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オプション及びワラントの⾏使等による変動が⽣じる可能性があります。
1
あるメタルレジストを加え、顧客の更なる微細化技術を⽀える先端材料企業として、シームレスに価値
を提供してまいります。
2. 本買収の⽅法
本買収は、当社が本買収のために⽶国デラウェア州に設⽴した特別⽬的⼦会社(以下、「SPC」)を
Inpria と合併させる⼿法2により⾏い、合併後の存続会社は Inpria となります。Inpria の株主は既存の
Inpria の株式が消却される代わりに当社から対価として現⾦を受領する権利を取得します。SPC の株式
は合併の効果により、Inpria の株式に転換され、結果 Inpria は当社の完全⼦会社となります。
今回、JSR と Inpria は、Inpria の事業価値について 514 百万⽶ドル(約 56,540 百万円3)で合意しま
した。これは、Inpria の将来収益⼒に基づく DCF 法や類似企業⽐較法にて当社が総合的に評価した算定
結果のレンジに含まれています。
3. 異動する⼦会社(Inpria)の概要
(1) 名 称 Inpria Corporation
(2) 所 在 地 1100 NE Circle Blvd., Suite 360 Corvallis, Oregon 97330
(3) 代表者の役職・⽒名 Andrew Grenville, CEO
(4) 事 業 内 容 EUV ⽤メタルレジストの開発・製造
(5) 資 本 ⾦ 74,224 千⽶ドル(2021 年 6 ⽉ 30 ⽇現在)
(6) 設 ⽴ 年 2007 年
⼤株主及び持株⽐率
(7) JSR 株式会社 21.3%
(2021 年 7 ⽉ 12 ⽇現在)
当社は Inpria に戦略的株式投資(21%)を⾏って
資 本 関 係
います。
当 社 と 当 該 会 社
(8) 当社⼦会社の取締役 1 名が Inpria の社外取締役に
と の 間 の 関 係 ⼈ 的 関 係
就任しています。
取 引 関 係 記載すべき事項はありません
(9) 当該会社の最近3年間の連結経営成績
決算期 2018 年 12 ⽉期 2019 年 12 ⽉期 2020 年 12 ⽉期
純 資 産 11,250 千⽶ドル ▲523 千⽶ドル 16,038 千⽶ドル
総 資 産 11,850 千⽶ドル 10,443 千⽶ドル 18,993 千⽶ドル
売 上 ⾼ - 213 千⽶ドル 232 千⽶ドル
営 業 利 益 ▲10,434 千⽶ドル ▲11,971 千⽶ドル ▲12,461 千⽶ドル
純 損 失 ▲10,246 千⽶ドル ▲12,035 千⽶ドル ▲12,250 千⽶ドル
(注1) その他の株主については守秘義務の関係で ⾮開⽰とさせていただきます。
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Inpria を存続会社、SPC を消滅会社とする「逆三⾓合併」⽅式
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1 ⽶ドル=110 円として換算
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4. ⽇程 (すべて⽇本時間)
(1) 決議⽇ 2021 年 9 ⽉ 17 ⽇
(2) 契 約 締 結 ⽇ 2021 年 9 ⽉ 17 ⽇
(3) 買 収 実 ⾏ ⽇ 2021 年 10 ⽉(予定)
(注2)取締役会決議に基づく CEO ⼀任による決議
5. 今後の⾒通し
本買収が成⽴した後に、当社の連結⼦会社となります。これに伴う連結業績に与える影響については
本買収の進捗状況に応じ、速やかに開⽰します。
(参考)
2022年3⽉期の連結業績予想(2021年4⽉1⽇〜2022年3⽉31⽇)
(%表⽰は対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 コア営業利益 営業利益 当期利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 318,000 1.9 43,000 13.5 43,000 25.6 30,000 - 27,000 - 125.64
(参考)税引前利益 通期 42,500百万円
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績⾒通し等の将来に関する記述は、当社が現在⼊⼿している情報及び合理
的であると判断する⼀定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありま
せん。また、実際の業績等は様々な要因により⼤きく異なる可能性があります。
以上
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