2020年度決算の概要及び
2021年度業績予想の概要
三井化学株式会社
2021年5月13日
本資料の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した予想であり、
リスクや不確実性を含んでおります。従いまして、実際の業績は今後様々な要因に
よって大きく異なる結果となる可能性があります。
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目次 1. 2020年度決算の概要
1）主要関連指標動向 ・・・1
2）決算の概要 ・・・2-3
3）セグメント別 コア営業利益増減/事業動向変化 ・・・4-7
4）非経常項目の内訳 ・・・8
5）財政状態計算書 ・・・9
6）キャッシュ・フロー計算書 ・・・10
2. 2021年度業績予想の概要
1）業績予想の概要 ・・・11-12
2）セグメント別 コア営業利益増減/事業動向変化 ・・・13-16
3）セグメント別 売上収益/コア営業利益の予想 ・・・17
4）セグメント別業績推移 ・・・18
5）資源投入計画 ・・・19
6）株主還元 ・・・20
7）キャッシュ・フロー計算書の予想 ・・・21
3. 補助資料 ・・・22-30
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1. 2020年度決算の概要
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１）主要関連指標動向
20年度決算
関連指標 前年比 21年度予想
上期 下期
自動車生産台数(世界) * Δ8% +10%
日本
各地域で前年
北米 グローバルに生産回復
中国を除き 水準並みに回復
中国
グローバルに大幅減産
上期半導体不足 ➡
ASEAN ASEANは緩やかに回復 による影響懸念
欧州
半導体市場 *
➡ +5% +8%
市況 フェノール
アセトンの海外市況は、
ビスフェノールＡの海外 ➡ ビスフェノールＡの海外
➡
➡
市況は、需給環境が 市況は、
ビスフェノールA 消毒用途の需要増により
逼迫し前年を大幅に 上期：高水準で推移
前年を上回る
アセトン 上回る 下期：下落を見込む
TDI 市況は低水準 下期より回復 市況改善
1Q低稼働
クラッカー稼働率 高稼働 高稼働
2Q以降高稼働
* 外部機関参考による当社推定値
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２-1）決算の概要
（単位：億円）
摘 要 19年度 20年度 増減 増減率
売 上 収 益 13,495 12,117 △ 1,378 △10%
コ ア 営 業 利 益 723 851 128 18%
（ う ち 、 持 分 法 に よ る投 資損 益） 45 60 15 33%
非 経 常 項 目 △ 77 △ 70 7 -
営 業 利 益 646 781 135 21%
金 融 収 益 ・ 費 用 △ 38 △ 39 △ 1 -
税 引 前 利 益 608 742 134 22%
親会社の所有 者に 帰属 する
340 579 239 70%
当 期 利 益
為替レート(円/US$) 109 106 △3
国産ナフサ(円/KL) 42,900 31,300 △ 11,600
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２-２）決算の概要（コア営業利益）
上期：①COVID-19の影響を受け、グローバル自動車生産台数の落込み、経済活動の制限により、販売
は減少
②不織布は、おむつ、マスク及び医療用ガウン向けの販売が堅調に推移
③アセトンの海外市況は、消毒用途の川下製品の需要増加により前年を上回る水準で推移
④原料価格下落により、基盤素材を中心に在庫評価損(含むフォーミュラー期ずれ影響)を計上
下期：①各セグメント共に販売は概ね前年並みまで回復
②ビジョンケア材料は、上期からの反動等により販売は堅調に推移
③ビスフェノールAは、需給環境が逼迫し市況は前年を大幅に上回る水準で推移
年間：①ICT関連材料及び農薬の販売は、年間を通し堅調に推移
②固定費の削減
交易条件 (億円)
851
723
+198
基盤素材
固定費他
196
94 +69
170 数量差 ﾌｰﾄﾞ＆
ﾊﾟｯｹｰｼﾞﾝｸﾞ
△139 AC・BPA市況(+) 220
132
在庫評価(-)
889 ヘルスケア
199
上期:自動車用途(-)
不織布(+)
431 下期:ﾋﾞｼﾞｮﾝ(+)
モビリティ
年間:ICT材料・農薬(+) 302
その他
19年度決算
19年度 20年度決算
20年度
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３-１）モビリティ:コア営業利益増減/事業動向変化
コア営業利益の方向感
’19→’20 19下→20上 20上→20下
20年度決算
PPコンパウンド ・上期：自動車生産台数の落込みに伴い販売減 数量(-)
数量(-) 数量(+)
エラストマー ・下期：自動車生産台数の回復に伴い販売増 交易条件(-)
固定費(+) 交易条件(-)
機能性コンパウンド 原料価格上昇に伴い交易悪化 固定費(+)
交易条件(+) 交易条件(+)
機能性ポリマー ・ICT関連材料の販売は堅調に推移 交易条件(+)
固定費(+) 固定費(+)
数量(-) 数量(-)
ソリューション事業 ・展示会の中止等による試作案件の受注減により販売減 －
固定費(+) 固定費(+)
431
302 (億円)
206
数量差 交易条件 固定費他
△126 ±0 △3
220 下期
自動車用途(-) 固定費(+)
ソリューション(-) 持分法(-)
225
82 上期
19年度 20年度
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３-２）ヘルスケア:コア営業利益増減/事業動向変化
コア営業利益の方向感
’19→’20 19下→20上 20上→20下
20年度決算
ビジョンケア ➡ 上期：経済活動制限により販売減
下期：上期からの反動等により販売は堅調に推移
数量(±)
固定費(+)
数量(-)
固定費(+)
数量(+)
上期：おむつ、マスク、医療用ガウン向けの販売が堅調に推移 数量(+) 数量(+)
不織布 数量(-)
下期：COVID-19による品薄状況は解消し販売減 固定費(+) 固定費(+)
歯科材 ➡ 上期：経済活動制限により販売減
下期：販売は概ね前年並みに回復
数量(-)
固定費(+)
数量(-)
固定費(+)
数量(+)
固定費他
+59 199 (億円)
数量差 交易条件
132 +5 +3
下期
127
73 不織布(+) 歯科材(+)
歯科材(-) 補助金、時短等
上期
59 72
19年度 20年度
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３-３）フード&パッケージング:コア営業利益増減/事業動向変化
コア営業利益の方向感
’19→’20 19下→20上 20上→20下
20年度決算
交易条件(+) 交易条件(+)
包装用フィルム
➡ ・販売は堅調に推移
固定費(+) 固定費(+)
交易条件(-)
・半導体需要増に伴い堅調に販売増 数量(+) 数量(+)
産業用フィルム 数量(+)
・台湾稼働増による固定費増加 固定費(-) 固定費(-)
数量(+) 数量(-)
農薬 ・海外向けの販売が増加 数量(+)
固定費(+) 固定費(+)
交易条件 固定費他
220 (億円)
数量差 +20 +7
170 +23
包装用フィルム(+) 125 下期
92 産業用フィルム(+) コーティング機能材(+)
農薬(+)
95 上期
78
19年度 20年度
１．2020年度決算の概要 6 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
３-４）基盤素材:コア営業利益増減/事業動向変化
コア営業利益の方向感
’19→’20 19下→20上 20上→20下
20年度決算
・上期：川下製品の需要減少を受けクラッカーは低稼働
原料価格下落による在庫評価損計上(含むフォーミュラ期ずれ)
数量(-) 数量(-) 数量(+)
石化 自動車用途を中心に減販
在庫(-) 在庫(-) 在庫(+)
・下期：川下製品の需要回復に伴いクラッカーは高稼働
自動車用途を中心に販売は回復
・上期：アセトンの海外市況は、消毒用途の川下製品の需要増加により
数量(-) 数量(-) 数量(+)
基礎化 高水準で推移
交易条件(+) 交易条件(+) 交易条件(+)
・下期：ビスフェノールAの海外市況は、需給環境が逼迫し高水準で推移
・上期：市況は低水準で推移
ウレタン 持分法(-) 持分法(-) 持分法(+)
・下期：市況は改善するも損益への影響は限定的
(億円)
196
固定費他
交易条件 △32
自動車用途(-) +175
94 242
242 下期
25
69 数量差
△41 上期:AC市況(+)
在庫評価(-)
下期:BPA市況(+) △ 46 上期
19年度 20年度
19年度 20年度
１．2020年度決算の概要 7 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
４）非経常項目の内訳
（単位：億円）
摘 要 19年度 20年度 増減
固 定 資 産 処 分 ・ 売 却 損 益 2 △7 △9
減 損 損 失 △ 64 △ 81 △ 17
関 連 事 業 損 失 △ 23 0 23
そ の 他 8 18 10
非経常項目 合計 △ 77 △ 70 7
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５）財政状態計算書
（単位：億円）
摘 要 20年3月末 21年3月末 増減 摘 要 20年3月末 21年3月末 増減
流動資産 ( 7,818 ) ( 7,876 ) ( 58 ) 負 債 ( 9,208 ) ( 8,760 ) ( △ 448 ）
現 金 及 び
1,646 1,960 314 営 業 債 務 1,210 1,197 △ 13
現 金 同 等 物
営 業 債 権 2,739 2,858 119 有 利 子 負 債 5,994 5,638 △ 356
棚 卸 資 産 2,843 2,588 △ 255 そ の 他 2,004 1,925 △ 79
そ の 他 590 470 △ 120
非流動資産 ( 7,487 ) ( 7,705 ) ( 218 ) 資 本 ( 6,097 ) ( 6,821 ) ( 724 ）
有形固定 資産 及び 親 会 社の 所有 者に
4,997 5,020 23 5,292 6,079 787
使 用 権 資 産 帰 属 す る 持 分
の れ ん 及 び
262 208 △ 54 非 支 配 持 分 805 742 △ 63
無 形 資 産
非 流 動 の
2,228 2,477 249
そ の 他 の 資 産
合 計 15,305 15,581 276 合 計 15,305 15,581 276
１．2020年度決算の概要 9 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
６）キャッシュ・フロー計算書
（単位：億円）
摘 要 19年度 20年度 増減
Ｉ．営業活動によるキャッシュ・フロー（Ａ） 1,422 1,743 321
Ⅱ．投資活動によるキャッシュ・フロー（Ｂ） △ 1,091 △ 775 316
フリーキャッシュ・フロー（Ａ＋Ｂ） 331 968 637
Ⅲ．財務活動によるキャッシュ・フロー △ 64 △ 690 △ 626
Ⅳ．その他 △ 16 36 52
現預金等増減 251 314 63
１．2020年度決算の概要 10 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
2. 2021年度業績予想の概要
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１-１）業績予想の概要
（単位：億円）
増減
20年度決算 21年度予想
(b)-(a)
摘 要
4-9月 年度 (a) 4-9月 年度 (b) 年度 ％
売 上 収 益 5,370 12,117 6,700 14,000 1,883 16%
コ ア 営 業 利 益 186 851 600 1,150 299 35%
非 経 常 項 目 △7 △ 70 △ 30 △ 20 50 ー
営 業 利 益 179 781 570 1,130 349 45%
金 融 収 益 ・ 費 用 △ 22 △ 39 △ 25 △ 50 △ 11 ー
税 引 前 利 益 157 742 545 1,080 338 46%
親 会 社 の 所 有 者 に
96 579 415 790 211 36%
帰 属 す る 当 期 利 益
為替レート(円/US$) 107 106 108 108 ＋2
国産ナフサ(円/KL) 27,600 31,300 48,000 48,000 ＋ 16,700
中間 期末 中間 期末 中間増減 期末増減
50 円/株 50 円/株 55 円/株 55 円/株 +5円/株 +5円/株
配 当
通期 100 円/株 通期 110 円/株 通期 +10円/株
２．2021年度業績予想の概要 11 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
１-２）業績予想の概要（コア営業利益）
①各セグメント共に販売は回復
②ICT関連材料、ビジョンケア材料、農薬は成長を見込む
③ビスフェノールAの海外市況は、上期は引続き需給環境が逼迫し高水準
下期にかけては下落を見込む
④在庫評価損(含むフォーミュラー期ずれ影響)の解消
⑤不織布は、COVID-19による品薄状況は解消に向かい販売は減少
⑥新設プラント稼働、開発費用の増加、新事業やESG関連への資源投入等により固定費は増加
1,150 (億円)
交易条件 固定費他
数量差 基盤素材 上期:240億円
+85 △86
+300 360 上期は、主に足元の
851
在庫評価(+)
PH類の市況高、原料
ﾌｰﾄﾞ＆ 上昇による在庫評価に
196
自動車用途(+) ﾊﾟｯｹｰｼﾞﾝｸﾞ より高収益を見込む
ICT材料(+) 240
220 ﾋﾞｼﾞｮﾝｹｱ(+) 1,250 ヘルスケア
農薬(+)
210
199
モビリティ
440
302
その他
20年度決算
20年度 21年度予想
21年度予想
２．2021年度業績予想の概要 12 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
２-１）モビリティ:コア営業利益増減/事業動向変化
コア営業利益の方向感
’20→’21
21年度予想
PPコンパウンド
・自動車生産台数回復に伴う販売増 数量(+)
エラストマー
・新設プラント稼働による固定費増 固定費(-)
機能性コンパウンド
機能性ポリマー ➡ ・ICT関連の販売は堅調に推移
・新設プラント稼働による固定費増
数量(+)
固定費(-)
数量(+)
ソリューション事業 ・受注回復に伴う販売増
固定費(-)
431 440 (億円)
交易条件 固定費他
302 +50 △42
206 235 下期
数量差 新設プラント稼働(-)
+130
220
自動車用途(+)
225 ソリューション(+)
ICT(+)
205 上期
82
19年度 20年度 21年度予想
２．2021年度業績予想の概要 13 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
２-２）ヘルスケア:コア営業利益増減/事業動向変化
コア営業利益の方向感
’20→’21
21年度予想
数量(+)
ビジョンケア ・販売は堅調に推移
固定費(-)
・COVID-19による品薄状況は解消に向かい販売減 数量(-)
不織布
・原料価格上昇に伴う交易悪化 交易条件(-)
・販売は堅調に推移 数量(+)
歯科材
・販売回復に伴う固定費増 固定費(-)
数量差 交易条件
+50 △10 (億円)
210
199
固定費他
132 ビジョンケア(+) △29
115
127 歯科材(+) 下期
不織布(-)
73
95 上期
59 72
19年度 20年度 21年度予想
２．2021年度業績予想の概要 14 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
２-３）フード&パッケージング:コア営業利益増減/事業動向変化
コア営業利益の方向感
’20→’21
21年度予想
・販売は堅調に推移
➡
数量(+)
包装用フィルム
・原料価格上昇に伴う交易悪化 交易条件(-)
数量(+)
産業用フィルム ・半導体需要増加に伴う増販
固定費(-)
数量(+)
農薬 ・販売は堅調に推移
固定費(-)
240 (億円)
220
交易条件
△20 固定費他
170 数量差 △10
+50 135
125 下期
92 産業用フィルム(+)
農薬(+)
105 上期
78 95
19年度 20年度 21年度予想
２．2021年度業績予想の概要 15 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
２-４）基盤素材:コア営業利益増減/事業動向変化
コア営業利益の方向感
’20→’21
21年度予想
・川下製品の需要回復に伴いクラッカーは高稼働
数量(+)
石化 ・自動車用途を中心に販売は堅調 在庫(+)
・在庫評価損（フォーミュラ期ずれ含む）の解消
・需要回復に伴い販売数量回復
数量(+)
基礎化 ・ビスフェノールAの海外市況は、上期は高水準で推移
持分法(+)
下期にかけては下落を見込む
ウレタン ・市況は前年を上回る水準 持分法(+)
交易条件 360 (億円)
+65
数量差
+70 固定費他 120 下期
+29
196 在庫評価(+)
持分法(+)
上期:240億円
自動車用途(+) 主に足元のPH
94 240 類の市況高、原
上期
242 下期 料上昇による在
25 庫評価により高
収益を見込む
69
△ 46 上期
19年度 20年度 21年度予想
19年度 20年度
２．2021年度業績予想の概要 16 21年度予想
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３）セグメント別 売上収益/コア営業利益の予想（対前年決算）
（単位：億円）
売上収益 コア営業利益
セグメント 20年度決算 21年度予想 増減 20年度決算 21年度予想 増減
4-9月 年度 (a) 4-9月 年度 (b) (b) - (a) 4-9月 年度 (c) 4-9月 年度 (d) (d) - (c)
モ ビ リ テ ィ 1,320 3,155 1,850 3,850 695 82 302 205 440 138
ヘ ル ス ケ ア 660 1,439 730 1,500 61 72 199 95 210 11
フ ー ド ＆
896 1,977 1,000 2,150 173 95 220 105 240 20
パ ッ ケ ー ジ ン グ
基 盤 素 材 2,426 5,414 3,050 6,350 936 △ 46 196 240 360 164
そ の 他 68 132 70 150 18 △ 17 △ 66 △ 45 △ 100 △ 34
合 計 5,370 12,117 6,700 14,000 1,883 186 851 600 1,150 299
成 長 3 領 域 * 2,876 6,571 3,580 7,500 929 249 721 405 890 169
* モビリティ、ヘルスケア、フード＆パッケージング
２．2021年度業績予想の概要 17 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
４）セグメント別業績推移
日本基準 IFRS
1,300 1,150 (億円)
~18年度 19年度～
1,021 1,035
基盤素材
1,100 934 360
851
900 385 389
278 723
ﾌｰﾄﾞ＆
196 ﾊﾟｯｹｰｼﾞﾝｸﾞ
94
700 240
199 178 170
206 220 ヘルスケア
210
500 136 132
101 108
199
成長3領域
300 モビリティ
407 423 427 431 440
302
100
その他
-100
16年度 17年度 18年度 19年度 20年度 21年度
成長3領域 営業利益 営業利益 営業利益 コア営業利益 コア営業利益 コア営業利益
利益推移
714 730 741 733 721 890
21年度は最高益を目指す
成長3領域は各セグメント共に最高益を見込む
２．2021年度業績予想の概要 18 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
５）資源投入計画
投融資 1,340 (億円) 研究開発費
1,091
390 (億円)
400 364
775 338 90
1,050 新事業創出
81 ESG等
300 72
897
603 200
300
283 266 既存事業
*大規模定期
100 セグメント
修繕費費用見合
194 172 290
0
19年度 20年度 21年度予想 19年度 20年度 21年度予想
*IFRS適用に伴い有形固定資産として認識
ICT関連やヘルスケア分野を中心に、成長に必要な開発・投資は積極的に実行
研究開発費は、既存事業の成長、新製品の加速、新規事業の創出、ESG諸課題への対
応等により増額を見込む
２．2021年度業績予想の概要 19 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
６）株主還元
✔業績の動向を踏まえながら、安定的かつ継続的な配当の実現と、
機動的かつ柔軟な自己株式取得による株主還元の充実を図る。
✔ DOE3.0％以上、総還元性向30%以上を目指す
21年度配当予想
中間 期末 年間
55 円/株 + 55 円/株
= 110 円/株
２．2021年度業績予想の概要 20 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
７）キャッシュ・フロー計算書の予想
（単位：億円）
20年度決算 21年度予想
増減
摘 要
(b)-(a)
4-9月 年度(a) 4-9月 年度(b)
Ｉ．営業活動によるキャッシュ・フロー（Ａ） 1,111 1,743 680 1,230 △ 513
Ⅱ．投資活動によるキャッシュ・フロー（Ｂ） △ 394 △ 775 △ 640 △ 1,340 △ 565
フリーキャッシュ・フロー（Ａ＋Ｂ） 717 968 40 △ 110 △ 1,078
Ⅲ．財務活動によるキャッシュ・フロー △ 57 △ 690 160 △ 100 590
Ⅳ．その他 △ 10 36 0 0 △ 36
現預金等増減 650 314 200 △ 210 △ 524
２．2021年度業績予想の概要 21 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
３. 補助資料
１）製品価格の状況
２）セグメント別 売上収益・コア営業利益の内訳（増減分析）
３）セグメントの増減概要（売上収益）
４）セグメント別 売上収益・コア営業利益の内訳（四半期別）
５）財務データ
６）地域別売上収益比率
７）主な投資案件の状況
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１）製品価格の状況
（ＰＥ国内、ＰＰ国内、ＰＨ国内、ＢＰＡ国内：国内価格改定幅）
年 2018年 2019年 2020年 2021年
月 4～6月 7～9月 10～12月 1～3月 4～6月 7～9月 10～12月 1～3月 4～6月 7～9月 10～12月 1～3月
国産標準
(円／KL) 48,800 53,500 54,200 41,200 45,400 40,200 41,300 44,800 24,900 30,200 31,300 38,800
ﾅﾌｻ価格
+10円 +10円 △15円 +10円 △10円 +10円 △30円 +20円
ＰＥ国内 (円／KG) → → → →
程度 程度 程度 程度 程度 程度 程度 程度
+10円 +10円 △15円 +10円 △10円 +10円 △30円 +20円
ＰＰ国内 (円／KG) → → → →
程度 程度 程度 程度 程度 程度 程度 程度
ＰＨ国内
(円／KG) → → → → → → +10円 → → → → →
(ﾌｫｰﾐｭﾗ価格)
ＢＺ
(＄／Ｔ) $850 $860 $770 $580 $620 $660 $680 $700 $360 $440 $490 $720
（*ＡＣＰ）
△15円 +5円 △15円
→ → → → → → → → →
ＢＰＡ国内 (円／KG) (4月～) （1月～） （６月～）
BZ/BPA市況をベースに都度交渉
ＢＰＡ
(＄／Ｔ) $1,800 $1,810 $1,550 $1,450 $1,410 $1,190 $1,210 $1,310 $1,210 $1,290 $1,990 $2,630
中国市況
ＰＴＡ
(＄／Ｔ) $810 $960 $910 $840 $790 $700 $620 $560 $420 $440 $450 $600
中国市況
ＰＸ
(＄／Ｔ) $980 $1,140 $1,140 $1,060 $910 $810 $800 $710 $500 $550 $560 $770
(*ＡＣＰ)
ＴＤＩ
(＄／Ｔ) $4,150 $3,400 $2,480 $1,730 $1,790 $1,610 $1,500 $1,430 $1,330 $1,580 $2,330 $2,150
中国市況
*ACP アジア圏契約価格
３．補助資料 22 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
２）セグメント別 売上収益・コア営業利益の内訳（増減分析 対前年決算）
（単位：億円）
売上収益 コア営業利益 増減内訳
セグメント
19年度 20年度 増減 19年度 20年度 増減 数量差 交易条件 固定費他
モ ビ リ テ ィ 3,679 3,155 △ 524 431 302 △ 129 △ 126 0 △3
ヘ ル ス ケ ア 1,432 1,439 7 132 199 67 5 3 59
フ ー ド ＆
2,013 1,977 △ 36 170 220 50 23 20 7
パッケージング
基 盤 素 材 6,195 5,414 △ 781 94 196 102 △ 41 175 △ 32
そ の 他 176 132 △ 44 △ 104 △ 66 38 - - 38
合 計 13,495 12,117 △ 1,378 723 851 128 △ 139 198 69
成長３領域 * 7,124 6,571 △ 553 733 721 △ 12
*モビリティ、ヘルスケア、フード＆パッケージング
３．補助資料 23 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
３-1）売上収益の増減概要
モビリティ
(単位：億円)
売上高
◆数量差 △431億円
・エラストマー、機能性コンパウンド、海外PPコンパウンド、ソリューション事業は新型コ
ロナウイルス感染症拡大の影響によるグローバル自動車生産減速の影響を受けた。
・ICT関連の需要に的確に対応。
△524
◆価格差 △93億円
・原料価格下落による販売価格の改定等。
ヘルスケア
(単位：億円)
◆数量差 +2億円
売上高
・ビジョンケア材料は販売堅調。
・歯科材料は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた。
・不織布は、おむつ、マスク及び医療用ガウン向けの販売堅調。
+7
◆価格差 ＋5億円
３．補助資料 24 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
３-２）売上収益の増減概要
フード&パッケージング
(単位：億円)
売上高
◆数量差 +53億円
・産業用フィルム及び農薬の販売堅調。
△36 ◆価格差 △89億円
・原料価格下落による販売価格の改定等。
基盤素材
(単位：億円)
売上高
◆数量差 △42億円
・オレフィン及びポリプロピレンの販売減少。
△781 ◆価格差 △739億円
・原料価格下落による販売価格の改定。
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４）セグメント別 売上収益・コア営業利益の内訳（四半期別）
（単位：億円）
売上収益
セグメント
19年度 20年度
4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月
モ ビ リ テ ィ 944 930 902 903 583 737 888 947
ヘ ル ス ケ ア 352 346 371 363 289 371 397 382
フード＆パッケージング 473 493 483 564 454 442 497 584
基 盤 素 材 1,637 1,523 1,468 1,567 1,186 1,240 1,392 1,596
そ の 他 44 45 42 45 33 35 30 34
合 計 3,450 3,337 3,266 3,442 2,545 2,825 3,204 3,543
（単位：億円）
コア営業利益
セグメント
19年度 20年度
4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月
モ ビ リ テ ィ 117 108 105 101 23 59 113 107
ヘ ル ス ケ ア 37 22 36 37 14 58 76 51
フード＆パッケージング 31 47 38 54 44 51 57 68
基 盤 素 材 76 △7 43 △ 18 △ 63 17 99 143
そ の 他 △ 16 △ 18 △ 20 △ 50 △ 12 △5 △9 △ 40
合 計 245 152 202 124 6 180 336 329
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５-1）財務データ
注）～19年度：日本基準 / 20年度：IFRS
（億円） 売上高/売上収益 （億円） 総資産
20,000 16,000 15,581
*1 15,011 14,801
15,501 14,829
14,000 14,118 14,313
15,000 13,439 13,285 13,390
12,123 12,117 14,000 13,255
10,000 12,589
12,000
5,000
0 10,000
'14 '15 '16 '17 '18 '19 '20 '21 '14 '15 '16 '17 '18 '19 '20
（予想) *1.税効果会計基準改正の影響等により、2018年３月末の貸借対照表残高を組み替えております。
営業利益・当期純利益※/コア営業利益・当期利益※ キャッシュ・フロー
（億円）
（億円） ※親会社株主(所有者)帰属分
2,000
1,400 1,743
1,459 1,230
1,150 1,500
1,200 1,004
1,035 1,095 1,150
1,021 934 827
1,000 1,000
851 1,095
761 716 583 968
709 716 790 500 233
800
648 579 530 452
600 0 298
420 379 76
400 △ 500 △ 364 △ 110
230 △ 350 △ 474
173 営業利益/コア営業利益
200 △ 1,000 △ 751 △ 643 △ 852 △ 775
当期純利益/当期利益
0 営業CF 投資CF FCF △ 1,340
△ 1,500
'14 '15 '16 '17 '18 '19 '20 '21 '14 '15 '16 '17 '18 '19 '20 '21
（予想) （予想)
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５-2）財務データ
注）～19年度：日本基準 / 20年度：IFRS
（億円）
設備投資額 1,400
（億円）
減価償却費 *3
1,400 1000
*2 830
1,200 766
*1 932 800
1,000 812 763 495 521
800 619 600 482 486 441 457
600 475 434 454 400
400
200
200
0 0
'14 '15 '16 '17 '18 '19 '20 '21 '14 '15 '16 '17 '18 '19 '20 '21
*1. アーク社株式取得影響(239億円)を含む （予想) *3. IFRS適用に伴う、定期修繕に係る費用等の取り扱い変更（予想)
*2. IFRS適用に伴う、定期修繕に係る費用等の取り扱い変更影響(設備投資額増加)を含む 影響(減価償却費増加)を含む
（億円） 研究開発費 （億円） Net D/Eレシオ
500 10,000 Net有利子負債
390 自己資本 / 親会社所有者帰属持分
400 358 364
325 334 338
315 308 Net D/Eレシオ 1.40
1.22
300
1.03
5,000
200
0.79 0.76 0.90
0.75
0.68 0.61
100 0.60
0 0 0.40
'14 '15 '16 '17 '18 '19 '20 '21 '14 '15 '16 '17 '18 '19 '20 '21
（予想) （予想)
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６）地域別売上収益比率
IFRS IFRS
海外比率 ヨーロッパ
ヨーロッパ 海外比率
8%
51% 8% 54%
アメリカ
アメリカ
13%
14%
日本
19年度 日本 20年度
46%
13,495億円 49% アジア* 12,117億円
アジア*
13%
12%
中国 中国
15% 19%
* アジア：日本及び中国を除く
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７）主な投資案件の状況
投資案件(一部) 時期 能力 FY20 FY21 FY22 FY23以降
PPコンパウンド新拠点設立＠Netherland 20年6月 30KT
PPコンパウンド能力増強＠Thailand 20年9月 13KT
ガラス長繊維強化PP新設＠China 21年4月 3.5KT
アペル 🄬新プラント@Japan 22年3月 +50%
モ ビ リ テ ィ
タフマー能力増強＠Singapore 21年度1Q 25KT
EUVペリクル新設備＠Japan 21年度1Q -
ルーカント新拠点＠Japan 21年4月 20KT
ARRK社完全子会社化 20年8月 -
松風業務・資本提携強化 20年5月 -
ヘ ル ス ケ ア 超撥水・反射防止コーティング材 COTEC 社買収 20年10月
🄬
-
テクノロート 🄬能力増強＠Japan 20年11月 1 Line
フ ー ド & DIC化工買収 20年12月 13KT
パッケージ ング イクロステープ 🄬能力増強@Taiwan 23年10月 380万㎡
α-メチルスチレン設備＠Singapore 20年5月 20KT
大阪工場 ガスタービン新設備＠Japan 20年12月 30MW
基 盤 素 材 市原工場 高純度プロピレン能力増強＠Japan 20年12月 -
本州化学工業 TOB 21年5月開始 -
錦湖三井化学 MDI能力増強＠韓国 24年1月 200KT
３．補助資料 30 Copyright © 2021 Mitsui Chemicals, Inc.
新たな顧客価値を創造し、事業活動を通じて、
社会課題を解決する
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