4173 M-WACUL 2021-10-11 15:30:00
2022年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2022年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年10月11日
上場会社名 株式会社WACUL 上場取引所 東
コード番号 4173 URL https://wacul.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)大淵 亮平
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 コーポレート担当 (氏名)竹本 祐也 TEL 03-5244-5535
四半期報告書提出予定日 2021年10月15日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2022年2月期第2四半期の業績(2021年3月1日~2021年8月31日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年2月期第2四半期 535 - 81 - 79 - 67 -
2021年2月期第2四半期 - - - - - - - -
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年2月期第2四半期 9.59 8.71
2021年2月期第2四半期 - -
(注)当社は、2021年2月期第2四半期については四半期財務諸表を作成していないため、2021年2月期第2四半期の数
値及び2022年2月期第2四半期の対前年同四半期増減率については記載しておりません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年2月期第2四半期 1,065 644 60.3
2021年2月期 711 466 65.3
(参考)自己資本 2022年2月期第2四半期 642百万円 2021年2月期 464百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年2月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2022年2月期 - 0.00
2022年2月期(予想) - 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2022年2月期の業績予想(2021年3月1日~2022年2月28日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,052 47.8 229 220.7 228 301.3 225 170.0 32.32
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
1株当たり当期純利益については、2021年3月23日付で払込完了したオーバーアロットメントによる株式売出しに
伴う第三者割当増資分(104,700株)を考慮して算出しております。
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年2月期2Q 7,047,700株 2021年2月期 6,892,000株
② 期末自己株式数 2022年2月期2Q -株 2021年2月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年2月期2Q 7,025,839株 2021年2月期2Q -株
(注)当社は、2021年2月期第2四半期については四半期財務諸表を作成していないため、期中平均株式数を記載
しておりません。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来予測に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての
注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報
に関する説明」をご参照ください。
(四半期決算補足説明資料及び四半期決算説明会内容の入手方法)
当社は、2021年10月12日(火)に機関投資家及びアナリスト向けにネット・カンファレンスを開催する予定です。
当日使用する四半期決算説明会資料は、当社ウェブサイトに掲載する予定です。
株式会社WACUL(4173)2022年2月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 5
第2四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………………… 6
(4)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 7
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株式会社WACUL(4173)2022年2月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社は、前第
2四半期累計期間については四半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期累計期間との比較分析は行ってお
りません。
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大の長期化が見られました。そのた
め、当社の属するデジタルトランスフォーメーション(以下、「DX」という。)市場は活況が続いていると見てお
ります。そのような中、Web会議システムなど感染拡大後にリモートワークに対応するソリューションが急速に普
及したことに対し、当社の提供するマーケティング&セールスに関するソリューションは、普及の速度は緩やかな
がら、安定的に拡大が続いていると当社では認識しております。そうした環境下において、マーケティングのDXへ
の関心の高まりを捉えるべく、デジタルマーケティングのPDCAを支える分析・改善提案ツールである「AIアナリス
ト」だけでなく、そこから抽出された改善を実現するBPOソリューション群である「AIアナリストSEO」「AIアナリ
ストAD」を含む「AIアナリスト・シリーズ」のクロスセルの推進を、またインキュベーション事業では「AIアナリ
スト」で培った“勝ちパターン”をもとに企業のマーケティング戦略、組織設計、オペレーション構築など、マー
ケティングのDXコンサルティングを提供し、企業のマーケティングのDXを推進してまいりました。また、足元で
は、既存ソリューションの強化、そして当社のコア・コンピタンスであるナレッジの強化や提供手法を広げるソリ
ューションの立ち上げを進めてまいりました。
プロダクト事業では、既存プロダクトの強化として、分析の深さと幅の2面での拡張を進めました。深さの面で
は、「AIアナリスト」の機能アップデートのひとつとして、当社の分析知見にもとづいた独自の“SEOレポート”
を7月19日にリリースしました。“SEOレポート”では、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを連携
することで、自動で定期的にSEO特化のレポートが作成されるため、SEO効果の検証や現状把握を簡単に実施するこ
とができます。特に自然検索流入からのCV数予測など、SEOの重要指標を自動分析できる点が特徴となっておりま
す。また、幅の面では、中期的なプロダクトの機能拡張を目指すべく、「AIアナリスト」の機能強化のために、
(1)SFA/CRM連携機能の実証実験、(2)「Q&Aチャットサービス」の試験運用を開始しました。SFA/CRM連携機能
は、顧客獲得活動全体を一気通貫で評価し、可視化された費用対効果に沿って投資の意思決定を可能にするため
に、GoogleアナリティクスなどのデジタルマーケティングのデータとSalesforceなどのSFA/CRMツールのデータを
スムーズに紐付けし、「AIアナリスト」で分析するものです。本機能について、将来的な「AIアナリスト」への機
能追加を念頭に、既存顧客とともに実証実験を開始しました。また、当社のナレッジを「AIアナリスト」の改善提
案などのこれまでの届け方に加えて、新たに“チャット”というライトなかたちで届けるべく、企業内のマーケタ
ーの方を対象に、デジタルマーケティングに関する質問にチャットで回答する「QAチャットサービス」を社数限定
で開始しました。今後、Q&Aデータの蓄積を進め、Q&A回答のAIによる自動化を実現し、「AIアナリスト」の機能
のひとつとして実装を目指します。
また、当社では自社の顧客獲得活動についても取り組みを継続しております。「AIアナリストAD」では、主な広
告媒体であるGoogle及びYahoo!からパートナー認定を獲得しました。パートナー認定の獲得により、顧客からの信
頼の獲得や媒体に関するアップデートの取得などが容易となり、マーケティング面でも後押しになるものと当社で
は考えております。また、経済産業省「IT導入補助金2021」の対象ツールに認定されたことで、「AIアナリスト」
の導入費用の半額が補助金申請可能となるなど、経済的な面での魅力度向上にも取り組んでまいりました。
インキュベーション事業では、継続的な需要の増大を受け、大企業との密接な関係性強化を進めております。継
続的にプロジェクトを受注できているため、この需要拡大に応じたキャパシティの確保に向けて、コンサルティン
グの型化による省力化及びコンサルタントの採用活動を進めております。
この結果、当第2四半期累計期間の経営成績は、売上高535,406千円、営業利益81,127千円、経常利益79,859千
円、四半期純利益67,372千円となりました。
なお、当社はDX事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
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株式会社WACUL(4173)2022年2月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末と比較して354,311千円増加し、1,065,490千円とな
りました。これは、主に流動資産が330,268千円増加したことによるものであります。流動資産の増加は、主に借
入及び株式の発行により現金及び預金が288,051千円増加したこと、業務拡大により売掛金が34,521千円増加した
ことによるものであります。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末と比較して176,466千円増加し、421,097千円となり
ました。これは、主に流動負債が55,881千円増加したこと、固定負債が120,585千円増加したことによるものであ
ります。流動負債の増加は、主に借入により1年内返済予定の長期借入金が52,010千円増加したことによるもので
あります。固定負債の増加は、借入により長期借入金が120,585千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度末と比較して177,845千円増加し、644,393千円とな
りました。これは、主に株式の発行により資本金が55,330千円、資本剰余金が55,330千円増加したこと、四半期純
利益の計上により利益剰余金が67,372千円増加したことによるものであります。
(キャッシュ・フローの概況)
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ
288,051千円増加し、734,852千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそ
れらの要因は以下のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果獲得した資金は54,435千円となりました。これは主に、税引前四半期純利益が79,859千円計上
されたこと、減価償却費が19,350千円計上されたこと、賞与引当金の増加額が10,737千円あった一方で、売上の
増加に伴い売上債権の増加額が34,521千円あったこと、法人税等の支払額が11,212千円あったことによるもので
あります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は39,889千円となりました。これは、無形固定資産の取得による支出が39,889千
円あったことによるものであります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果獲得した資金は273,505千円となりました。これは主に、長期借入れによる収入が199,521千円
あったこと、株式の発行による収入が100,747千円あった一方で、長期借入金の返済による支出が27,405千円あ
ったことによるものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては、2021年4月14日の「2021年2月期 決算短信」で公表いたしました通期の業績予想に
変更はありません。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(2021年2月28日) (2021年8月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 446,801 734,852
売掛金 72,857 107,379
仕掛品 586 4,208
その他 31,587 39,691
貸倒引当金 △936 △4,966
流動資産合計 550,896 881,165
固定資産
有形固定資産 8,049 7,255
無形固定資産
ソフトウエア 98,817 80,261
ソフトウエア仮勘定 927 41,307
無形固定資産合計 99,745 121,568
投資その他の資産 52,486 55,501
固定資産合計 160,281 184,325
資産合計 711,178 1,065,490
負債の部
流動負債
1年内返済予定の長期借入金 29,050 81,060
未払法人税等 16,873 20,774
賞与引当金 9,110 19,847
その他 119,596 108,829
流動負債合計 174,630 230,512
固定負債
長期借入金 70,000 190,585
固定負債合計 70,000 190,585
負債合計 244,630 421,097
純資産の部
株主資本
資本金 474,300 529,630
資本剰余金 48,395 103,725
利益剰余金 △58,347 9,025
株主資本合計 464,347 642,380
新株予約権 2,200 2,013
純資産合計 466,547 644,393
負債純資産合計 711,178 1,065,490
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(2)四半期損益計算書
(第2四半期累計期間)
(単位:千円)
当第2四半期累計期間
(自 2021年3月1日
至 2021年8月31日)
売上高 535,406
売上原価 103,492
売上総利益 431,913
販売費及び一般管理費 350,786
営業利益 81,127
営業外収益
受取利息 2
営業外収益合計 2
営業外費用
支払利息 443
支払手数料 363
株式交付費 463
営業外費用合計 1,270
経常利益 79,859
税引前四半期純利益 79,859
法人税、住民税及び事業税 15,901
法人税等調整額 △3,414
法人税等合計 12,486
四半期純利益 67,372
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(3)四半期キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
当第2四半期累計期間
(自 2021年3月1日
至 2021年8月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期純利益 79,859
減価償却費 19,350
賞与引当金の増減額(△は減少) 10,737
貸倒引当金の増減額(△は減少) 4,030
受取利息 △2
支払利息 443
株式交付費 463
支払手数料 363
売上債権の増減額(△は増加) △34,521
たな卸資産の増減額(△は増加) △3,621
未払金の増減額(△は減少) △6,817
未払消費税等の増減額(△は減少) △6,138
その他の流動資産の増減額(△は増加) △7,771
その他の流動負債の増減額(△は減少) 9,403
その他 400
小計 66,178
利息及び配当金の受取額 2
利息の支払額 △532
法人税等の支払額 △11,212
営業活動によるキャッシュ・フロー 54,435
投資活動によるキャッシュ・フロー
無形固定資産の取得による支出 △39,889
投資活動によるキャッシュ・フロー △39,889
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入 199,521
長期借入金の返済による支出 △27,405
新株予約権の行使による株式の発行による収入 9,262
株式の発行による収入 100,747
上場関連費用の支出 △8,620
財務活動によるキャッシュ・フロー 273,505
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 288,051
現金及び現金同等物の期首残高 446,801
現金及び現金同等物の四半期末残高 734,852
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株式会社WACUL(4173)2022年2月期 第2四半期決算短信
(4)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2021年3月23日を払込期日とするオーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資による
募集株式の発行104,700株により、資本金及び資本準備金がそれぞれ50,570千円増加しております。この結果、当第
2四半期累計期間における新株予約権の行使による募集株式の発行を含めて、当第2四半期会計期間末において資本
金が529,630千円、資本剰余金が103,725千円となっております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の拡大に関する会計上の見積りについて)
前事業年度の有価証券報告書の(追加情報)(新型コロナウイルス感染症の拡大に関する会計上の見積りについ
て)に記載した、新型コロナウイルス感染症の影響に関する仮定及び会計上の見積りについて、重要な変更はありま
せん。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響は不確実性が高く、今後の状況次第では、当社の財政状態及び経
営成績に影響を及ぼす可能性があります。
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