4167 M-ココペリ 2021-11-15 15:00:00
2022年3月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]
2022年3月期 第2四半期
決算説明資料
株式会社ココペリ(証券コード : 4167)
2021年11月15日
Index
01. 2022年3月期 第2四半期実績 P3-12
2022年3月期第2四半期決算ハイライト/2022年3月期第2四半期損益計算書/2022年3月期 第2四半期貸借対照表
四半期売上高の推移/Big Advanceの売上高の推移/四半期営業損益の推移
Big Advanceが地域経済振興の取り組みに採用/Big Advanceの認知度向上に向けた取り組み
「BAファイナンス」リリース
02. 事業概要(Big Advance)P13-20
「Big Advance」の概要/「Big Advance」の仕組み/会員企業数の四半期推移/導入金融機関の推移
チャーンレートの推移/Big Advance 導入の効果/持続可能な開発目標(SDGs)
03. 2022年3月期 業績見通し P21-25
2022年3月期 経営方針/売上高及び営業利益の推移/2022年3月期 業績予想/今後の成長戦略
04. 補足資料 P26-36
会社概要/経営理念/背景:中小企業の現状と課題/背景:地域金融機関の現状と課題/サービス概要
中小企業のDXを支援/ユーザー基盤の更なる拡大/データ活用による高付加価値化
AI(人工知能)モジュール「FAI」/本資料の取り扱いについて
2 /36
01.
2022年3月期 第2四半期実績
2022年3月期第2四半期決算ハイライト/2022年3月期第2四半期損益計算書
2022年3月期 第2四半期貸借対照表/四半期売上高の推移
Big Advanceの売上高の推移/四半期営業損益の推移
Big Advanceが地域経済振興の取り組みに採用
Big Advanceの認知度向上に向けた取り組み/「BAファイナンス」リリース
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第2四半期実績
2022年3月期
第2四半期決算
売上高 営業利益
ハイライト
805 百万円 264百万円
Big Advanceの実績
導入金融機関数 会員企業数 平均チャーンレート
75 社 63,788 社 1.78 % (※1)
4 /36 (※1)チャーンレート:当月退会企業数/前月末有料会員企業数 2020年10月〜2021年9月の12カ月平均
単位:百万円
第2四半期実績
2022年3月期 2021年3月期2Q 2022年3月期2Q
増減額 増減率
(前年同期) (当期)
第2四半期決算
損益計算書
売上高 388 805 416 +107.4%
売上高は、
Big Advanceの導入金融
機関及び会員企業数の増 営業利益 46 264 217 +469.6%
加により増収
営業利益は、 経常利益 46 262 216 +466.3%
売上高の増加により増益
当期純利益 40 193 153 +382.2%
5 /36
単位:百万円
第2四半期実績
2022年3月期 2021年3月期末
(前期末)
2022年3月期2Q末
(当期末)
増減額 増減率
第2四半期決算
貸借対照表 流動資産 1,664 1,832 168 +10.1%
固定資産 83 193 109 +130.8%
Big Advance開発費用の
一部をソフトウェア仮勘
定として無形固定資産計 流動負債 195 256 60 +31.1%
上したこと、予定してい
る新オフィスの保証金を 固定負債 - - - -
計上したこと等から、固
定資産が増加
負債合計 195 256 60 +31.1%
自己資本比率は87%とな 株主資本 1,552 1,762 210 +13.6%
り、財務の安全性を維持
純資産合計 1,552 1,769 216 +14.0%
総資産 1,747 2,025 277 +15.9%
6 /36
YoY
+79.4%
第2四半期実績 単位:百万円
405
四半期売上高の 400
400
推移
350 327
308
Big Advanceの導入金融 300
機関数及び会員企業数が
順調に増加 250
225
200
売上高は、前年同期比 162
+180百万円の405百万円 150 134
125
と大きく成長
91
100
62
50
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
7 /36
第2四半期実績 単位:百万円
Big Advanceの 400
362 372
売上高の推移 月額利用料 初期費用
31
350
60
Big Advanceの導入金融 300 285
272
機関数及び会員企業数の
38
増加により、ストック売 250
79
上に当たる月額利用料が
増加 200 186
341
150 64 302
132
1Qと比較し、新規導入し 247
95 47
た金融機関数が減り、初期 100 81 193
費用が減少したものの、月 31
39 45 40
額利用料の増加し、四半期 50 122
25 84
売上高は微増 29
64
20 41
0 9
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
8 /36
YoY
+126.1%
第2四半期実績 単位:百万円
四半期営業損益 160
147
の推移
140
117
120
人件費の増加に伴い、 102 102
営業損益は117百万円と 100
前四半期より減益
80
60 51
40
20
2 6
0
-1 -5
-20
-40 -29
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
9 /36
第2四半期実績 今回射水市と商工団体が目指すDX推進内容を実現するために、北陸銀行が全面サポート
Big Advanceが
地域経済振興の
取り組みに採用
北陸銀行、射水市、射水商
工会議所、射水市商工会の4
者は「地域経済の振興に関
するパートナー連携協定」
を締結
射水市では、地域社会の活
性化など地方創生の実現に
向け、新しい情報通信技術
を積極的に取り入れながら 地域経済の振興に関するパートナー連携協定でBig Advanceが貢献できる項目
DXを推進
(1) 射水市内企業のDX推進及び振興に関すること
(2) 射水市内企業のBCPに関すること
(3) 域内経済循環の促進及び消費喚起に関すること
(4) 新たな活力の創出に関すること
(5) その他、本協定の目的達成のために必要な事項に関すること
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第2四半期実績 第三回NIKKEI全国社歌コンテストに協賛 Big Advance 公式サービスサイトオープン
Big Advanceの ⚫ Big Advanceの特長、お客様の声等のサービスの
⚫ 企業から社歌動画を募集し日本一を決めるコ
認知度向上に ンテストです
紹介サイトをオープン
⚫ このサイトから、Big Advance導入金融機関への
向けた取り組み ⚫ 当社の企業理念として、日本の中小企業が
アクセスが可能
活躍できる社会の実現を目指しています
⚫ 1社でも多くの企業が魅力を伝え、企業の
Big Advanceをより知って 活性化を応援するため今回の協賛に至り
もらうための取り組みを実 ました
施
11 /36
第2四半期実績 BA ファイナンスの流れ
「BAファイナンス」
リリース
9/1よりファーストユーザー
として肥後銀行にて提供を
開始
中小企業が必要なタイミン
グで必要な運転資金をスピ
ーディに資金調達すること
が可能
⚫ 1期分の財務データと口座入出金情報等のトランザクションデータを利用したココペリ独自開発の AI 融資
判定モジュール「FAI(ファイ)」を活用することにより、スピード審査と高度な融資判断が可能
⚫ MG保証株式会社の100%保証がついており、金融機関においても保有する金融データを活用することができ、
12 /36 融資機会の拡大や事務コストの削減などが見込める
02.
事業概要(Big Advance)
「Big Advance」の概要/「Big Advance」の仕組み/会員企業数の四半期推移
導入金融機関の推移/チャーンレートの推移/Big Advance 導入の効果
持続可能な開発目標(SDGs)
13 /36
事業概要
「Big Advance」
の概要
BtoB SaaSモデルの中小
企業向け経営支援プラッ
トフォームであり、金融
機関の取引先企業に向け
て展開するサービス
ビジネスマッチング 福利厚生「FUKURI」 ホームページ自動作成
地域・金融機関の枠を超えたビジ 会員限定のクーポンサイトを会員 フォーマットに入力するだけで約15
ネスマッチング機能 企業の全従業員が利用可能 分でスマホ対応のHPを開設可能
補助金・助成金 ビジネスチャット 士業相談
全国を対象とした独自のデータベ 金融機関とのやりとり、社内のや 全国2,000名以上の士業に24時間相
ースからかんたんに検索可能 りとりを効率化 談可能
安否確認
災害時の安否確認・社員の状況管
理が可能
14 /36
事業概要
金融機関の枠を超えたビジネスマッチングを実現
「Big Advance」 各Big Advanceがシステム連携しており金融機関の枠を超えた
の仕組み ビジネスマッチングなどこれまでにないサービス提供が可能
企業A 企業B 企業C 企業D 企業E 企業F 企業G 企業H 企業I
金融機関ごとに
「◯◯ Big Advance」
として中小企業へ 月額利用料 月額利用料 月額利用料
サービス提供
地域・金融機関の枠を
A Big Advance B Big Advance C Big Advance
超えたこれまでにない
A銀行 B信金 C銀行
サービス提供を実現
初期費用+月額利用料(固定+レベニューシェア)
15 /36
単位:社
事業概要
会員企業数の 70,000
63,788
四半期推移
63,788社 (※1)
60,000 CAGR 235% (※2) 56,787
49,783
会員企業数は、 50,000
前四半期末比+7,001社
の63,788社に増加 38,773
40,000
30,000 27,914
20,000 15,999
12,792
9,087
10,000
5,271
2,424 3,174
1,036 1,699 1,923
0
Q1末 Q2末 Q3末 Q4末 Q1末 Q2末 Q3末 Q4末 Q1末 Q2末 Q3末 Q4末 Q1末 Q2末
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
(※1)2021年9月末時点
(※2)CAGR:2018年9月から2021年9月までの年平均成長率
16 /36
単位:社
北海道・東北
事業概要 80
75 青森銀行/旭川信用金庫/岩手銀行/北日本銀行/七十七銀行/荘内銀行/
仙台銀行/大地みらい信用金庫/東邦銀行/北洋銀行
導入金融機関の 71
70
75社 (※1) 北陸
推移 60 金沢信用金庫/三条信用金庫/富山県信用組合/福井銀行/福井信用金庫
60 57 福邦銀行/北陸銀行
関東・甲信越
導入金融機関数は、
足利銀行/あすか信用組合/川崎信用金庫/甲府信用金庫/西武信用金庫
前四半期末比+4社の 50
しののめ信用金庫/常陽銀行/大光銀行/千葉銀行/千葉興業銀行
75社に増加 42 千葉信用金庫/東京スター銀行/東京東信用金庫/東和銀行/栃木銀行
40 長野銀行/飯能信用金庫/東日本銀行/平塚信用金庫/横浜銀行
34 横浜信用金庫
30 東海
26
23 桑名三重信用金庫/静清信用金庫/高山信用金庫/中京銀行/東濃信用金庫
豊川信用金庫/名古屋銀行/碧海信用金庫/三島信用金庫
20
関西
12
池田泉州銀行/紀陽銀行/京都銀行/滋賀銀行/滋賀中央信用金庫
10 8
但馬銀行/但馬信用金庫/奈良中央信用金庫/みなと銀行
2 中国・四国
1 1 1
0 伊予銀行/愛媛銀行/呉信用金庫/高知銀行/山陰合同銀行/四国銀行
Q1末
Q2末
Q3末
Q4末
Q1末
Q2末
Q3末
Q4末
Q1末
Q2末
Q3末
Q4末
1Q末
2Q末
玉島信用金庫/トマト銀行
九州・沖縄地方
2019年 2020年 2021年 2022年
3月期 3月期 3月期
沖縄銀行/沖縄海邦銀行/鹿児島相互信用金庫/コザ信用金庫/佐賀銀行/
3月期
西日本シティ銀行/肥後銀行/福岡中央銀行/長崎銀行/南日本銀行/
(※1)2021年9月末時点 宮崎銀行
17 /36
事業概要
機能改善サイクル 年間平均チャーンレート 1.78%(※1)
チャーンレート
の推移 四半期平均チャーンレート
会員企業 セールス
& Face to Faceの 3
金融機関や会員企業のニ 金融機関 ニーズヒアリング
2.38(※2)
ーズを収集、素早いサー 2.5
2.09
ビス反映により、顧客満 2 1.82 1.86 1.94
1.68 1.59
足度及び利便性を高め、
年間平均チャーンレート 1.5
カスタマー
は1%台を維持 エンジニア
サービス 1 1.19 1.30
課題への技術的な 1.33
アプローチ 利用ログ収集
データ分析 0.5
0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
(※1)チャーンレート:当月退会企業数/前月末有料会員企業数、2020年10月〜2021年9月の12カ月平均
(※2)2020年12月に、特定の金融機関における特殊要因にて一時的にチャーンレートが増加したものです。
この影響を除いた2021年3月期3Q平均のチャーンレートは1.67%です。
18 /36
事業概要 売上成長の支援 全国へ情報発信
ビジネスマッチング機能のより、新しい取引先や提携 ホームページの新規開設 10,278社。 (※2)
Big Advance 先の開拓、異業種マッチングによる新商品の開発など 15分で完成、スマホ対応。
導入の効果 を支援。
四半期ごとの商談依頼件数 金融機関とのリレーション強化
15,000 13,728 13,610 Big Advance内のチャット機能で、気軽に金
Big Advanceはサービス 11,131
商談依頼件数 融機関とコミュニケーションがとれるように
開始3年間で多くの中小 10,000 累計 53,123 件。
6,234 (※1) なり、より経営相談などがしやすい関係性を
企業のビジネスを支援し、 5,000 3,545 コロナ禍で、商 構築。
1,999
談件数は大きく
新たな価値が生み出され 増加。
0
ています。コロナ禍にお Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 補助金・助成金の活用
いても、中小企業の経営
2021年3月期 2022年3月期 全国の補助金・助成金件数 8,846件。(※2)
支援及びDX推進サービ コロナに関わる情報も多数掲載。
スとしてご活用頂いてお 情報取得後、金融機関や、士業へ相談。
ります。
同金融機関内 22.9%
社内の情報共有
中小企業と大手企業 金融機関の枠を
15.6% 超え広域での Big Advance内のチャット機能で、社内の情
マッチングが可能。
他金融機関同士 報共有が円滑に。リモートワーク などの新
77.1% しい働き方にも対応。
(※1) 2018年4月〜2021年9月
(※2) 2021年9月末時点
19 /36
持続可能な開発目標(SDGs)
当社は、「企業価値の中に 未来を見つける。」をミッションとし、「中小企業にテクノロジーを届けよう。」というビジ
ョンを実現するため、持続的に企業価値を向上させ、本業を通じて社会課題を解決していく予定です。
ココペリが注力するSDGs
ココペリは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
8.3 9.1 17.17
生産活動や適切な雇用創出、起業、 すべての人々に安価で公平なアクセス さまざまなパートナーシップの経験や
創造性及びイノベーションを支援す に重点を置いた経済発展と人間の福祉 資源戦略を基にした、効果的な公的、
る開発重視型の政策を促進するとと を支援するために、地域・越境インフ 官民、市民社会のパートナーシップを
もに、金融サービスへのアクセス改 ラを含む質の高い、信頼でき、持続可 奨励・推進する。
善などを通じて中小零細企業の設立 能かつ強靱(レジリエント)なインフ
や成長を奨励する。 ラを開発する。
20 /36
03.
2022年3月期 業績見通し
2022年3月期 経営方針/売上高及び営業利益の推移
2022年3月期 業績予想/今後の成長戦略
21 /36
業績見通し 新型コロナウィルス感染症の脅威は未だ続いており、経済活動にも多大
2022年3月期 な影響を与えています。企業においては、事業活動を継続するためデジ
経営方針 タルトランスフォーメーション推進が加速しています。
2022年3月期は、会員企業数と導入金融機関の拡大に注力します。また、
UI/UXの改善、金融機関及び会員企業へのサポート体制の充実、ARPU
拡大に向けた開発体制の強化を図る重要な1年と位置付け、採用強化と
組織力向上に努めます。
2023年3月期以降は、新機能のリリースによるARPUの拡大に取り組み
ます。
⚫ 売上高はBig Advanceが順調に推移し、前期比75.7%増を見込む。
⚫ 売上原価、販管費においては、エンジニアを中心に営業やCS人材を含め35名程度の採用を計画しており、
採用に伴う人件費及び採用費の増加を見込む。
⚫ 営業利益は、上記の採用を中心に積極投資を実施するものの、売上高の増加により、43.1%増益と見込む。
22 /36
単位:百万円
業績見通し
業績予想
2021年3月期 2022年3月期
増減額 増減率
業績予想の変更はありませ (前期実績) (業績予想)
ん。
上期は売上高は計画通り 売上高 1,024 1,800 776 +75.1%
進捗、営業利益は採用関
連費用、外注費が予定を
下回ったことで、計画値 営業利益 251 360 109 +43.1%
を上回って着地
下期は上期に未消化であっ 経常利益 239 360 121 +50.5%
た採用関連費用、外注費の
増加に加え、新オフィスへ
の移転費用の計上等から、
費用が上期より大幅に増加
当期純利益 253 288 35 +13.4%
し、通期の利益は期初の見
込みから変わらない見通し
23 /36
単位:百万円
業績見通し
売上高及び 売上高
1,900 1,800
営業利益の推移 営業利益
YoY
+75.7%
2022年3月期の売上高は、 1,400
前期比+75.7%の
1,800百万円を見込む
1,024
900 YoY
営業利益は、 +147.6%
前期比+43.1%増の
360百万円を見込む 413
400 360
185 251
68 105
-100
-53 -63 -98 -21
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
(予想)
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業績見通し
国内最大の中小企業向け
今後の成長戦略 経営支援プラットフォームへ
当面は導入金融機関及び
収益力向上とオープン戦略
会員企業数の拡大に注力
⚫ リリースしたβ版機能での収益化
しながら、将来的な ARPU拡大
⚫ 他社サービスとAPI連携することにより
ARPU拡大成長フェーズ プラットフォームのオープン化
に向けてサービス提供基
盤の強化し、国内最大の データ活用による高付加価値化と機能拡充
経営支援プラットフォー ⚫ 独自のAIモジュール「FAI」を活用したオンライン融資機能β版
ムを目指します ユーザー数拡大 リリース(2021/9/1)
⚫ Big Advanceに蓄積されたビッグデータや、金融機関が保有する
膨大な金融データを活用し新たなデータ分析基盤を提供
ユーザー基盤の更なる拡大
⚫ 新規導入金融機関の開拓
現在 ⚫ 導入金融機関との連携強化による会員企業数/1金融機関の増加
2021年3月期 ⚫ 顧客ニーズを追求し、最適なUI/UXを実現
⚫ オンラインを活用したセミナーの実施
⚫ TV広告等の新たなプロモーション施策を実施
25 /36
04.
補足資料
会社概要/経営理念/背景:中小企業の現状と課題/背景:地域金融機関の現状と課題
サービス概要/中小企業のDXを支援/ユーザー基盤の更なる拡大
データ活用による高付加価値化/AI(人工知能)モジュール「FAI」/
/本資料の取り扱いについて
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会社概要
会社名 株式会社ココペリ
所在地 東京都千代田区二番町8-3 二番町大沼ビル4階
設立 2007年6月
代表者 近藤 繁
805百万円
資本金
*2021年9月30日時点
62名(正社員・アルバイト)
従業員数
*2021年9月30日時点
ビジネスプラットフォーム事業
・中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」の
事業内容 開発・運営
・AIモジュール「FAI」の開発等
27 /36
経営理念
MISSION
企業価値の中に、未来を見つける。
VISION
中小企業にテクノロジーを届けよう。
VALUES
Deep User In Commit Myself Big & Speedy Team is Great
ユーザーを知り尽くし、 今、自分にできる 大胆な方針を立て、 一人では出来ないことを
ユーザーの期待を越えよう 最高の仕事をしよう 素早く実行しよう 成し遂げよう
28 /36
背景:中小企業の現状と課題
労働生産性の向上が大きな課題。10%の改善により18兆円の経済効果を創出 (※1)
現状:国内経済における中小企業の存在感は絶大 課題:中小企業の労働生産性は低水準
中小企業の労働生産性 約549万円 (※3※4)
労働者のうち中小企業が 労働生産性の比較
占める割合
中小企業・小規模事業者数
358万社 (※2) 1,367
万円
1,394
万円
労働生産性の
格差は2倍超
大企業
30%
554 543
中小企業 全企業数のうち中小企業が
万円 万円
70% 占める割合
99.7%
(※2)
製造業 非製造業 製造業 非製造業
(※2)
大企業 中小企業
(※1)上記*2*3より当社算出(中小企業の従業員総数約3,200万人×549万円×10%)
(※2)総務省・経済産業省「2016年経済センサス」
(※3)中小企業庁「2020 年版中小企業白書」
(※4)554万円・543万円の平均
29 /36
背景:地域金融機関の現状と課題
中小企業の本業支援等による安定収益確保、DX (デジタルトランスフォーメーション)推進の必要性
現状:地域の金融インフラの中心的存在 課題:中小企業の労働生産性は低水準
中小企業向け貸出残高 270兆円 ⚫ 伸び悩む貸出による利益 (※3)
⚫ 資金需要の低迷・競争の激化・超低金利の長
中小企業向け貸出残高
業態 金融機関数 期化等の厳しい経営課題に直面
(※1,※2)
⚫ FinTechの進化を後押しする銀行法改正 (※4)
地方銀行 64 156兆円
第二地方銀行 38 40兆円
信用金庫 256 63兆円
信用組合 145 11兆円
合計 503 270兆円
メガバンク(参考) 4 119兆円
(※1)中小企業庁「都道府県別の中小・地域金融機関情報一覧 2019年3月末時点」より当社算出
(※2)メガバンク(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行の4行)の中小企業向け貸出残高(2019年3月末時点)は、各銀行の開示資料より当社算出
(※3)一般社団法人全国銀行協会「2019年度決算の動向」より当社作成
(※4) 2016年改正「FinTech企業への出資の容易化、仮想通貨交換業の登録制の導入等」、2018年改正「電子決済等代行業者の登録制の導入、オープンAPIの活用等」
30 /36
サービス概要
中小企業の成長と地方創生を支援するBtoB SaaSモデル (※1)
Big Advance AIモジュール「FAI」 その他
全国の地域金融機関と協業する ITサポートサービス
中小企業向けに特化した
中小企業向け経営支援 AI (※2)モジュール(※3)開発 SHARESを中心として
プラットフォーム
中小企業・個人事業主(士
金融機関向け 金融機関・SI向け
業)向けにサービスを提供
初期費用+月額利用料(固定+レベニューシェア) 初期費用+月額利用料(固定+従量課金)
会員企業向け
月額3,000円(税抜) (※4)
(※1)Software as a Serviceの略称。サービス提供者がソフトウェア・アプリケーションの機能をクラウド上で提供し、ユーザー側はネットワ
ーク経由で利用する形態のサービスを指します。
(※2) Artificial Intelligenceの略称であり、学習・推論・認識・判断などの人間の知能的な振る舞いを行うコンピューターシステムを指します。
(※3)機能ごとに再利用可能な形でひとまとまりにしたものであり、仕様が規格化・標準化された個々の構成要素をいいます。
(※4)金融機関とのレベニューシェア方式を採用しております。
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中小企業のDXを支援
中小企業のDX化を実現する、豊富な機能と価格競争力
Big Advanceは、DX化に必要なこれら全ての機能を搭載
金融機関の担当者が
マッチング
サービス
+ チャット
サービス
+ HP制作
サービス
+ 福利厚生
サービス
+ 士業契約
サービス
+ 補助金情報
サービス
+ 導入・活用をサポート
利用料金
+
利用料金
中小企業の課題
+ 月額利用料金
DX化を実施したいが 利用料金 1企業あたり
進まない… + 3,000円(税別)
利用料金
⚫ ITがわからない
+
⚫ 予算が足りない 利用料金
⚫ 人手が足りない +
利用料金 利用料金
A社 B社 C社 D社 E社 F社
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ユーザー基盤の更なる拡大
全国の地域金融機関の正常取引先がターゲット
中小企業に関する補足情報
⚫ 中小企業の廃業率は3%前後で推移
⚫ リーマンショック後、2010年の4.2%
322万社
が直近20年間のピーク
⚫ 日銀によれば、2019年度地域金融機
5.6万社 15万社 関の正常先債権比率は90%弱「2019
最終ターゲット 年度の銀行・信用金庫決算」P23
全国の地域金融機関の推定 ⚫ 廃業率:3.5% 「中小企業白書2020」
正常取引先数(※4) P114
現状 当面のターゲット(2023年3月期) ⚫ 開業率:4.4% 「中小企業白書2020 」
BA導入金融機関(100社) P114
BA導入金融機関(75社)
取引先導入率 1.1%(※2) 参考:現状のBA導入金融機関(75社)に
対する取引先導入率 2.4%(※3)
出所:日本銀行「金融システムレポート別冊(2019年7月)」、総務省・経済産業省「2016年経済センサス」、金融庁ホームページより作成
(※1)BA導入金融機関(75社)の法人取引先総数=延べ616万社(2021年3月末時点)
(※2)取引先導入率=Big Advance会員企業÷BA導入金融機関(75社)の法人取引先数(2021年3月末時点)
(※3) 15万社÷BA導入金融機関(75社)の法人取引先数(2021年3月末時点)
(※4)中小企業358万社「2016年経済センサス」×正常先債権比率90%
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データ活用による高付加価値化
中小企業のBig Advance上で蓄積される行動データや金融機関が保有している
勘定系データなどを活用・総合的に分析し、新たなアウトプットを創出
⚫ ビジネスマッチング 中小企業データをAIで
⚫ 福利厚生「FUKURI」 企業の 分析し、アウトプットを
事業支援
ビッグデータ分析 Big Advance内に
⚫ ホームページ自動作成
フィードバック
⚫ 士業相談
⚫ 補助金・助成金
データ活用
⚫ ビジネスチャット
コミュニケーション 予測・課題抽出
⚫ 安否確認
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AI(人工知能)モジュール「FAI」
中小企業データの活用に特化した当社独自のAIモジュール (※1)
AIモジュール名 連携サービス 利用ユーザー 内容
企業評価モジュール FAIサービス 金融機関 企業のデフォルト確率や格付劣化確率を算出
企業ごとに、最適なビジネスマッチング
レコメンドモジュール Big Advance 中小企業
情報を提示
企業の財務データや口座入出金データなどから、融
融資判定モジュール 金融機関
資可能金額や融資可否を算出
オンライン融資申込み
(Big Advanceのオプションサービス)
経営インテリジェンス 企業の類似企業を抽出し、企業の経営戦略に基づい
中小企業・金融機関
モジュール た経営課題等を提示
OCRモジュール FAIサービス(※2) 金融機関 決算書のPDFデータを高い精度で読み取り
(※1)特許取得済:特許第6354059号「財務情報分析システム、及びプログラム」
特許第6516309号「財務分析システム及び財務分析プログラム」
特許第6581282号「人工知能を利用した倒産確率算出システム」
(※2)今後、サービス提供予定
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本資料の取り扱いについて
⚫ 本資料に記載された内容は、現時点での一般的に認識されている経済・社会等の情勢お
よび当社が合理的と判断した一定の前提に基づいて作成されておりますが、経営環境の
変化等の事由により、予告なしに変更される可能性があります。
⚫ 本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-
looking statements)を含みます。これらは現在における見込み、予測およびリスクを
伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る不確実
性を含んでおります。それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、
金利、通貨為替変動といった一般的な国内および国際的な経済状況が含まれます。
⚫ 今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、開示規則により
求められる場合を除き、必ずしも本資料に含まれる「見通し情報」の更新・修正を行う
とは限りません。
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