4165 M-プレイド 2020-12-17 08:00:00
成長可能性に関する説明資料 [pdf]
成長可能性に関する説明資料
株式会社プレイド ¦ 2020年12月
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ディスクレイマー
本資料の取り扱いについて
本資料には、
将来の見通しに関する記述が含まれています。
これらの記述は、
当該記述を作成した時点における情報に基づいて作成さ
れたものにすぎません。
さらに、
こうした記述は、
将来の結果を保証するものではなく、
リスクや不確実性を内包するものです。
実際の結
果は環境の変化などにより、
将来の見通しと大きく異なる可能性があることにご留意ください
上記の実際の結果に影響を与える要因としては、
国内外の経済情勢や当社の関連する業界動向等が含まれますが、
これらに限られる
ものではありません
今後、
新しい情報 将来の出来事等があった場合において、
・ 当社は、
本資料に含まれる将来に関するいかなる情報についても、 ・
更新 改
訂を行う義務を負うものではありません
また、
本資料に含まれる当社以外に関する情報は、
公開情報等から引用したものであり、
かかる情報の正確性、
適切性等について当社
は何らの検証も行っておらず、
またこれを保証するものではありません
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私たちのミッション
Maximize the value of people
データによって人の価値を最大化する
with the power of data
データの民主化を進めることで、価値の創出とその流通にイノベーションを起こす
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当社概要
プレイドについて
社名 株式会社プレイド(英語表記 PLAID, Inc.)
設立 2011年10月
所在地 〒104-0061
東京都中央区銀座6-10-1
GINZA SIX 10F
代表者 倉橋 健太
従業員数 190名(2020年9月末時点)
事業内容 CX(1)プラットフォーム
「KARTE」
の提供
(注) 1.Customer Experience カスタマーエクスペリエンス)
( の略語であり、一般的に「顧客体験」
と訳されるが、顧
客がよいと感じられる体験、 つまり 「顧客が体験して得られる価値」までも含めて定義
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当社概要
柴山 直樹 / 取締役 CPO
経営メンバー - 2009年 未踏本体採択
- 2011年 株式会社エスキュービズムに入社
- 2013年 東京大学情報理工学系研究科(博士)
退学
さまざまな強みを持つ経営陣が当社を経営 同大学では分散環境における機械学習の研究に従事
- 2013年 共同創業者として当社に参画。
当社ではCPOとしてプロダクトの企画、
開発
髙 慶太郎 / 取締役
倉橋 健太 / 代表取締役 CEO
- 2005年 明治大学政治経済学部卒業
- 2005年 同志社大学法学部卒業
- 2005年 楽天株式会社に入社
- 2005年 楽天株式会社に入社。
楽天市場事業における、
- 2008年 アジャイルメディア ネットワーク株式会社に参画
・
マーケティングやウェブディレクション等を担当
COOとして基幹システムのプロデューサー業務なども実施
- 2011年 当社を創業
- 2018年 当社取締役として参画
牧野 祐己 / 執行役員 CTO 武藤 健太郎 / 執行役員 CFO
- 2009年 東京大学工学系研究科 (修士)修了
- 1995年 東京大学工学部卒業
- 2009年 IBMソフトウェア開発研究所に入社
- 1995年 日本長期信用銀行入行
分散データベースの開発、
並列プログラミング言語処理系の研究、
- 1998年 ドイツ銀行グループに入社。
資金調達やM&Aなどの投資銀行業務などを行う
テキスト分析システムの開発、
知識グラフの研究開発を担当
- 2018年 執行役員CFOとして当社に参画
- 2015年 当社に参画。
その後CTOに就任
清水 博之 / 執行役員 平野 正雄 / 社外取締役
- 1980年 東京大学工学系研究科
(修士)
修了
- 2005年 慶應義塾大学経済学部卒業
- 1980年 日揮株式会社に入社
- 2005年 日本ヒューレット パッカード株式会社に入社
・
- 1987年 マッキンゼー アンド カンパニー インクに入社。
・ ・ ・ その後、
ディレクター 日本支社長に就任
・
- 2010年 グリー株式会社に入社。 シニアマネージャーとして
- 2007年 カーライル ジャパン エルエルシーに入社。
・ ・ マネージング ディレクター 日本共同代表就任
・
Appstore/Google play向けのゲーム事業を中心にパートナービジネスを担当
- 2012年 早稲田大学商学学術院教授に就任
- 2015年 当社に参画。
その後執行役員に就任
- 2019年 社外取締役として当社に参画
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当社概要
ARR(1) 契約件数(3)
43.9億円 (2020/9期) 710 (2020/9期)
売上高 / 前期比成長率 契約単価(4)
40.0億円 (2020/9期) / 36.4% (2019/9期対比) 515千円 (2020/9期)
売上総利益 / 売上総利益率 NRR(5)
28.5億円 / 71.2% (2020/9期) 102.3% (2020/9期)
サブスクリプション売上高比率(2) (注) 1.Annual Recurring Revenueの略語。各期末の月次サブスクリプション売上高を12倍することにより算出。 既存の契約が更新のタイミングで全て更新さ
れる前提で、 既存の契約のみから、 期末月の翌月からの12ヶ月で得られると想定される売上高を表す指標 / 2.売上高のうち、 経常的に得られるKARTEの月額利
95.3% (2020/9期)
用料の合計額が占める割合 / 3.2020年9月末時点の導入ウェブサイト及びスマートフォンアプリ数の合計 / 4.2020年9月の月次サブスクリプション売上高を
2020年9月末の契約件数で除して算出 / 5.Net Revenue Retention (Rate)の略語。(i)1年以上契約している既存顧客の月次サブスクリプション売上高を(ii)
前年同月の月次サブスクリプション売上高で割ったものとして算出。 NRRについては2020年9月末時点の直近12ヶ月平均の数値を記載
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CXプラットフォーム - プロダクト概要
KARTE(2015年3月∼)
ウェブサイト上でサイト訪問顧客のリアルタイム解析・
セグメンテーションを行い、
それに応じたアクションや
コミュニケーションを実現するための
クラウド上のソフトウェア
(SaaS)
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CXプラットフォーム - プロダクト概要
KARTE for App(2018年3月∼)
KARTEと同等な機能をそのままに、
リリース作業なしで施策を実装できるなど
アプリ事業者が欲しい機能をプラスで実現
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CXプラットフォーム - プロダクト概要
KARTE Datahub(2018年12月∼)
事業者が持つデータをKARTEにつなげ、
より高度な
セグメンテーションやアクションを行うための追加オプション
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利用企業
KARTE導入ウェブサイト アプリ数の業界別割合(2020年9月末)(1)
・
Eコマース:35.2% その他:64.8%
13.2% 5.9% 4.7% 11.4% 12.7% 8.7% 7.9% 6.9% 28.6%
ファッション 美容 健康
・ ライフスタイル その他 人材 求人 転職
・ ・ 金融 保険 決済
・ ・ 自社メディア 不動産 建設
・ その他
| © 2020 PLAID, Inc. (注) 1.2020年9月末時点における各業界の導入ウェブサイト及びスマートフォンアプリ数の合計を全ての導入ウェブサイト及びスマートフォンアプリ数の合計で除して算出 10
売上高の推移
(百万円)
売上高 成長率(CAGR) Googleからの資金調達&
70.3% (2017/9期 2020/9期)
戦略的パートナーシップ
1,200
900
販売開始
販売開始
600
300
0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期 2020/9期
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目次
1
1. CXが注目される理由
2. サービス概要
3. 潜在的な市場規模 CXが注目される理由
4. 成長戦略とポテンシャル
5. 財務モデル
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CXが注目される理由
82% 73%
Customer
のトップパフォーマンス企業では、 の人が、
デジタルとテクノロジーを取り巻く 購買前の顧客体験が購買決定の
ヒューマンエクスペリエンスに 重要な要素であると回答している
細心の注意を払っているという
Experienceの 報告がある
重要性が 65% 59%
の米国の顧客は、 の米国の顧客は、
高まっている
ブランドでのポジティブな体験は、 その会社や製品を好んでいても、
優れた広告よりも影響力があると 何度か悪い体験をした後は次の
回答している 購買に移さないと回答している
出所 PwCが12ヵ国の対象の15,000人にオンラインと現地でのインタビューを実施。
: 回答者は米国から4,000人、残
りの11,000人は各国(アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、
カナダ、中国、コロンビア、
ドイツ、
日本、メキシコ、 シン
ガポール、 英国)からのサンプリング
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CXが注目される理由
現状のデジタルマーケティングの課題
顧客目線 マーケター目線
ウェブサイトが複雑化し、 ウェブサイトから送られてくる ウェブサイト上のリアルタイムな ウェブサイトに来ている顧客ごとに
必要な情報にたどり着きづらく 大量のメッセージが煩わしく 顧客行動を知ること、
それに基づき パーソナライズされたアクション・
なっている なっている 働きかけることができない コミュニケーションができない
顧客を理解しないまま企業が行っているデジタルマーケティングの取り組みは
必ずしもユーザー 顧客の体験向上に寄与していないことが問題となっている
・
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CXが注目される理由
デジタルマーケティングのパラダイムシフト
企業中心のマーケティング 顧客中心のマーケティング
フェーズ サービスの構築 集客の最大化 パーソナライゼーション
・
CMS 広告 / MA CXマーケティング
プロダクト
施策場所 サイト内
(ウェブサイト/アプリ) サイト外(広告/メール) サイト内
(ウェブサイト/アプリ)
データ 年齢 性別などの属性データ
・ 属性データおよび顧客の行動ログなどの動的データ
顧客: 自分にとって最適化される機会がない リアルタイムな顧客解析および
課題
マーケター: 顧客ベースの動きがわからない、 複雑なツールを使いこなせない アクションが可能な環境やツールの構築が難しい
サービスの構築や集客のフェーズから、
顧客に価値を伝えるフェーズにシフトしている
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目次
2
1. CXが注目される理由
2. サービス概要
3. 潜在的な市場規模 サービス概要
4. 成長戦略とポテンシャル
5. 財務モデル
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サービス概要
CXプラットフォーム
「KARTE」
によるユーザー 顧客体験の向上
・
CXプラットフォーム
「KARTE」
の提供を通じて、
企業がデジタルマーケティングやそれ以外の顧客接点において、
サービス利用ユーザーや顧客によりよい体験を提供することを支援
ユーザー行動データのリアルタイム解析、
それに基づく
セグメンテーション、
パーソナライズされた
アクション コミュニケーション
・
KARTE利用企業
KARTE利用企業 KARTE利用企業
サービス利用ユーザー
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サービス概要
ビジネスモデル
導入対象となるウェブサイトやスマートフォンアプリの規模に応じて課金するサブスクリプションモデル
(年間契約)
CXプラットフォーム
「KARTE」
の提供
KARTE利用企業 KARTE利用企業
KARTE利用企業
当社
月額料金の支払い
(ウェブサイト等の規模を基に決定)
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サービス概要
KARTEの特徴
特徴1 特徴2 特徴3
顧客一人ひとりを リアルタイム ワンストップで
可視化 解析基盤 施策実行
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サービス概要
特徴1
顧客一人ひとりを可視化
ウェブサイト等に来訪する顧客の行動データを顧客ごとに
蓄積し、一人ひとりの顧客の行動を可視化することにより、
事業者が顧客の状態やニーズを直感的に理解し、顧客が
より良い体験を得られるような様々な施策を実行 検証
・
することが可能
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サービス概要
特徴2
リアルタイム解析基盤
過去のデータと合わせて、特定の商品で長時間悩んでいる」
「
などウェブサイト等に来訪する顧客の
「今」
を解析することが
できるため、
顧客の購入意向の高まりなどを見逃すことなく、
適切なコミュニケーションが可能
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サービス概要
行動による
セグメンテーション
特徴3
ワンストップで施策実行
顧客をリアルタイムに 施策アクションの
可視化 デザイン
顧客分析やメール配信、
ウェブチャットやSMS配信などの各
機能に特化したマーケティングツールと異なり、KARTEは
顧客分析から施策配信の自動化にいたるまで、
あらゆる顧客
中心の業務をワンストップで実行可能
アクションの配信と
データの収集
レビューおよび自動化
PDCAを通じた、
ナレッジの蓄積
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サービス概要
KARTEの利用ステップ
KARTE利用企業
テンプレート 配信対象の
顧客を見る 施策を考える 施策のデザイン
選択 決定
サイト内の顧客の動きを 目的に合わせてポップアップや 様々なテンプレートから テンプレートをサイトに 配信対象(セグメント)
を
様々な角度から確認 アンケート等の施策を検討 目的に合ったものを選択 合わせて編集 決定 設定
・
サービス利用ユーザー KARTE利用企業
アクションが アクションに データの蓄積・
自動化
作動 反応 可視化
特定の対象になった際に施策 サイト内で案内やアンケートを アクションの結果を可視化し、 結果の良いものについては
(アクション)
が表示される 受け取り、反応する 次のアクションにつなげる 施策を継続
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サービス概要
KARTE利用企業における活用例
キャンペーン訴求やサービス案内、
チャットサポートなどでKARTEを活用
KARTEによって顧客一人ひとりにあわせたアクション コミュニケーションが可能となる
・
頻繁に来訪 未購入 キャンペーン訴求 長時間滞在 何度も検索 チャットでサポート
顧客および行動の分析
重要なお知らせを見ていない サービス案内
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サービス概要
KARTEが愛される理由
伊藤様 関口様 武石様
ミズノ株式会社 ボルボ カー ジャパン株式会社
・ ・ 株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
ペルソナではなく、
リアルなお客様を把握して接客することが 購入スパンの長い商品なので潜在ユーザーへのアプローチは スタディサプリに関わるすべてのスタッフはKARTEのアカウ
大事だと考えています。
リアルの店舗で接客する時には会話で もちろん大事ですが、同時に
「買い替えのタイミングを逃さな ントを保有しています。
ページの改善の観点ではKARTEのこ
相手のことを模索しながら接客すると思うのですが、KARTE い」
ことが大事です。KARTEを導入し、購入した方のパターン とを認識するようになってきていて、この施策、
「 KARTEを使
での接客は、店舗の接客よりもっと緻密にお客様の情報を背 や、
その人それぞれのきっかけとなった フラグ が徐々にわか ってやったほうが早くない?」
というようなコミュニケーション
景で全部見ながら接客するような感覚になります。 るようになってきます。
またKARTEを使うと、Webサイト上で が生まれ始めています。
リアルタイムにポップアップなど様々な施策で柔軟にコミュニ
ケーションができますが、
それは既存のマーケティング手法に
はない特長なので、
とても助けられています。
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目次
3
1. CXが注目される理由
2. サービス概要
3. 潜在的な市場規模 潜在的な市場規模
4. 成長戦略とポテンシャル
5. 財務モデル
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潜在的な市場規模
CXプラットフォームが持つ潜在的な市場規模
30,000UU以上の
ウェブサイト
ウェブサイト数 19.1千件
:
日本のウェブサイトのうち、現在の価格 サービス体系に
・
おいて特にKARTEの導入可能性がある30,000UU以上の
ウェブサイトは約19,100件(1)あり、今後も顧客基盤の拡大
余地があるものと考えている
また、
スマートフォンアプリ市場におけるKARTE for Appの
拡大余地はこれに含まれていないため、KARTE for Appを
含む潜在的な市場規模はさらに大きいと考えている
(注) 1.2019年2月時点のSimilar Web社のデータに基づく、
30,000UU以上の日本のウェブサイト数であり、
30,000UU
以上のウェブサイ トを現在の価格 サービス体系においてKARTEの導入可能性のあるウェブサイ として定義
・ ト
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潜在的な市場規模
対象 関連市場の規模とポテンシャル
・
当社が属する市場と関連市場の規模 各国のクラウドCRM Softwareへの投資額比較(5)
1.00
BtoC EC + BtoB 小売 EC (1)
21.3兆円
DXの拡大による
成長余地
オンライン広告 (2)
0.60
2.1兆円
デジタルマーケティング (3)
4,189億円
0.19
日本における
CRMソフトウェア (4)
2,270億円
世界におけるCRMソフトウェア (4)
6.1兆円
(注) 為替レートはUSD/JPY=109.02を利用 1. 経済産業省 「令和元年度電子商取引市場調査結果」 2. 電通 / 「2019年 日本の広告費」 3. IDC / 「国内デジタルマーケティング関連サービス市場 セグメント別/産業分野別予測、 2020年∼ 2024年」 4.上 /
図はGartnerリサーチを基にプレイド社にて作成。 Gartner, Forecast: Enterprise Application Software, Worldwide, 2018-2024, 3Q20 Update 30 Sep 2020. Market size of customer experience and relationship management
excluding digital commerce market in 2019. / 5. 上図のグラフはGartnerリサーチを基にプレイド社にて作成。 Source: Gartner, Forecast: Enterprise Application Software, Worldwide, 2018-2024, 3Q20 Update , Neha Gupta, et
al., 30 Sep 2020, CRMソフトウェアの市場規模 (Gartner)/上場企業の広告宣伝費の総額 (Capital IQで取得できる数字)にて算出。 なお、 CRMソフトウェアの市場規模には上場企業と未上場企業の両方の市場が含んでいるが広告宣伝費には未上場企業
| © 2020 PLAID, Inc. の数字を含まない。 また、 各国のクラウド投資額比較については米国を1.00として各国の数値を標準化して算出 28
目次
4
1. CXが注目される理由
2. サービス概要
3. 潜在的な市場規模 成長戦略とポテンシャル
4. 成長戦略とポテンシャル
5. 財務モデル
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成長戦略とポテンシャル
売上高の成長継続に向けた戦略
契約件数の拡大
当社体制の強化
パートナーの活用
導入企業内他サービスへの展開
× 契約単価の上昇
エンタープライズ企業の増加
導入企業サイトのUU数増加
追加オプションの販売
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成長戦略とポテンシャル
契約件数の拡大 契約件数(1)
(数)
800
契約件数 成長率(CAGR)
27.0% (2017/9期 2020/9期) 710
当社体制の強化
605
600
- インサイド含むセールス人員の増強
- カスタマーサクセス 導入支援への注力
・ 515
パートナーの活用 400
347
- パートナー経由の販売強化(Google,NRIデジタル,トランスコスモス等)
導入企業内他サービスへの展開 200
162
- 同一企業内での複数サービス
(ウェブサイト アプリ)
・ への導入
0
2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期 2020/9期
(注) 1.各年度末時点の導入ウェブサイト及びスマートフォンアプリ数の合計
| © 2020 PLAID, Inc. 31
成長戦略とポテンシャル
契約単価の拡大 契約単価(1)
(千円)
600
契約単価 成長率(CAGR)
32.5% (2017/9期 2020/9期)
515
455
エンタープライズ企業の増加 450
- 業界特化のチームによる業界ごとのナレッジ 事例の集約
・
321
導入企業サイトのUU数の増加 300
- UU数に比例する価格体系に基づく契約単価の拡大
221
180
追加オプションの販売 150
- KARTE Datahubなどの追加オプションの利用拡大
0
2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期 2020/9期
(注) 1.各年度末時点の月次サブスクリプション売上高を導入ウェブサイト及びスマートフォンアプリ数で除して算出
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成長戦略とポテンシャル
CXプラットフォームとしての可能性
経営戦略
カスタマーサポート システム基盤設計
マーケティングのみならず、
様々な活動にKARTEを通じて
見えるようになった顧客の存在や体験が、様々な部署の
共通言語となることを目指す
集積されたデータによる
利用用途の広がり
マーケティング 事業開発
顧客分析 市場分析
・
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目次
5
1. CXが注目される理由
2. サービス概要
3. 潜在的な市場規模 財務モデル
4. 成長戦略とポテンシャル
5. 財務モデル
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財務モデル
売上高 ARRの着実な成長
・
(百万円) (百万円)
売上高 ARR(2)
5,000 5,000
売上高 成長率(CAGR) 4,007 ARR 成長率(CAGR)
3,750
+70.3% (2017/9期 2020/9期) 188
3,750
+68.3% (2017/9期 2020/9期)
2,937
169
2,500 2,500
4,390
3,819
1,595
3,305
175
2,768
1,250 1,250
811 1,987
143 1,420
921
668
0 0
2017/9期 2018/9期 2019/9期 2020/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期 2020/9期
サブスクリプション売上高(1) その他の売上高
(注) 1.売上高のうち、経常的に得られるKARTEの利用料の合計額/ 2.Annual Recurring Revenueの略語。各期末の月次サブスクリプション売上高を12倍することにより算出。既存の契約が更新のタイミングで全て更新される前提で、既存の契約のみから、期末月の翌月
| © 2020 PLAID, Inc. からの12ヶ月で得られると想定される売上高を表す指標
35
財務モデル
規律あるコストコントロール
費用項目の内訳(対売上高・年度ベース) 費用項目の内訳(対売上高・四半期ベース)
150% 200%
29.0%
19.9%
20.1% 2.5%
22.2% 2.5%
100% 2.7% 7.8%
8.8% 24.5%
4.0% 10.6%
2.5%
10.1%
100% 43.7% 8.1% 14.8% 13.5%
47.3% 2.4% 2.5%
39.6% 7.4% 7.0%
38.7% 49.0%
50%
49.6% 46.5%
48.5%
20.7%
18.2%
12.9% 23.0%
6.6% 10.1%
24.6% 27.0% 28.8% 33.2% 27.7% 26.9% 28.0%
0% 0%
-7.6% -7.6%
-12.5%
-18.2% -34.8%
-26.9%
-65.7%
-50% -100%
2018/9期 2019/9期 2020/9期 2020/9期1Q 2020/9期2Q 2020/9期3Q 2020/9期4Q
売上原価 広告宣伝費 人件費 地代家賃 販売手数料 その他 ● 営業利益率 売上原価 広告宣伝費 人件費 地代家賃 販売手数料 その他 ● 営業利益率
| © 2020 PLAID, Inc. 36
財務モデル
世界の先行するSaaS企業に並ぶセールス効率性(1)(2)
(%)
80 79
75
72
67
61 60 59
53
47
40
A社 B社 C社 D社 E社 F社
(注) 1.各社開示資料を基に弊社作成 /2.当期増加サブスクリプション売上高 前期セールスマーケティング費用(3)。上記数値は各社異なる会計基準に基づき算出されており、会計基準の差異により直接的に比較できない可能性がある / 3.セールスマーケティング費用。
| © 2020 PLAID, Inc. 販売促進に係る広告宣伝費やセールス人員の人件費や関連する経費及び共通費等の合計
37
財務モデル
魅力的なサブスクリプションモデル
サブスクリプション
月額契約単価(2) NRR(3)
売上高比率(1)
95.3% 515千円 102.3%
高い契約単価に表れる 既存顧客の継続 拡大による
・
ストック型の収益構造
プロダクトの価値 成長の実現
(注) 1.2020年9月末における売上高のうち、経常的に得られるKARTEの月額利用料の合計額が占める割合 / 2.2020年9月度におけるMRRを導入ウェブサイトおよびスマートフォンアプリ数で除して算出 / 3.NRR (ネットレベニューリテンションレート)(i)1年以上契
。
| © 2020 PLAID, Inc. 約している既存顧客のMRRを(ii)前年同月のMRRで割ったものとして算出。 NRRについては2020年9月末時点の直近12ヶ月平均の数値を記載
38
サービスとユーザーの関係性に最も通ずるプロダクトを作り、
世界中の創造性と生産性を向上させる
| © 2020 PLAID, Inc. 39
Appendix
| © 2020 PLAID, Inc. 40
Appendix
契約高が積み上がるサブスクリプションモデル
- 新規契約が継続して積み上がり、既存契約が増加していくモデル
- 既存契約の場合にもオプションの追加販売などで既存契約の単価に貢献可能
新規契約 既存契約
新規契約
既存契約
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Appendix
セキュリティ プライバシー保護等
・
当社が事業で扱う情報資産は企業の貴重な情報であり、
これを保護するためのセキュリティ及びプライバシー 個人情報保護等への
・
取組みは極めて重要であるとの認識の下、
当社では各種対応を行っている。
現在では大手金融機関等をはじめとした多くの企業に当
社サービスをご利用いただいている
セキュリティ プライバシー・個人情報保護
認証 SLA 冗長化 認証
ISMS(ISO27001)、
クラウドセキュリティ認証 KARTEでは99.5%の稼働率をSLAとして設定 原則として全てのサーバーを冗長化し、
耐障害性 プライバシーマークを取得済み
(ISO27017) 等、
複数の認証を取得 を高めている
パーミッションの自由度
KARTEへ送信するデータはお客様のプライバシーポリシーに合わせた
暗号化 自動テスト オペレーション 自由な設計が可能
KARTEとの通信はhttps(TLS1.3)を用いており、 マルチブラウザテストを含む数時間以上の自動テ デプロイ サーバー操作など日々のオペレーション
・
全て暗号化 ストに加え、
人の目によるマニュアルテストも実施 をコマンド等により自動化することで、
ヒューマンエ お客様への注意喚起等
ラーを排除 お客様に対して、
プライバシー 個人情報保護への取組みについて注意
・
喚起し、
ご同意いただく等、
法律の要請を超えた対応を行っている
権限設定 オートスケール 監視
KARTEではユーザーごとに細かく権限設定を行 負荷に応じて自動でサーバー数が追加され、
常に クラウドを含めたインスタンス データベースなど
・ オプトアウト
うことが可能 安定した状態で稼働 のコンポーネントは全て監視され、
異常があれば トラッキングの停止を希望するエンドユーザー向けにオプトアウトのペ
即時に対応できるフローを用意 ージを設け、
周知に努めている
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