4124 Ｊ－大阪油化工業 2019-11-14 15:30:00
2019年９月期 決算説明資料 [pdf]
2019年9月期
決算説明資料 2019年11月14日
証券コード:4124
目次
１.決算概要
２.今後に関して
３.参考資料
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１.決算概要
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2019年9月期 決算ハイライト
売上高 1,088百万円（前期比10.4％減）
営業利益 107百万円（前期比46.6％減）
当期純利益 72百万円（前期比36.9％減）
◆ 米中貿易摩擦による一部大口顧客の在庫調整の影響を受け、減収減益
◆ 2019年5月9日公表の修正業績予想を概ね達成
◆ 2019年9月期における配当については、期末に1株当たり25円の配当を実施予定
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2019年9月期 損益計算書
◆ 売上高面及び利益面それぞれが、米中貿易摩擦による一部大口顧客の在庫調整の影響を受け、伸び悩む
◆ 費用面では、本社移転に係る費用の発生や製造及び営業人員の計画的な増強に伴う人件費の増加があった
ものの、製造経費等を削減し、全体として費用抑制
(単位:百万円) 2 0 1 8 年9 月期 構成比(% ) 2 0 1 9 年9 月期 構成比(% ) 増減率(% )
売 上 高 1,214 100.0 1,088 100.0 ▲10.4
売 上 原 価 685 56.4 648 59.6 ▲5.3
売 上 総 利 益 529 43.6 439 40.4 ▲17.0
販売費及 び一 般管 理費 327 27.0 331 30.5 ＋1.2
営 業 利 益 201 16.6 107 9.9 ▲46.6
当 期 純 利 益 115 9.5 72 6.7 ▲36.9
１株当たり当期純利 益( 円) 111.49 68.37
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2019年9月期 貸借対照表
◆ 連続蒸留塔の新設等により、固定資産が増加、現金及び預金が減少
(単位:百万円) 2 0 1 8 年9 月期 2 0 1 9 年9 月期 増減 主な増減要因
現金及び預金▲1 5 5
流 動 資 産 1,199 954 ▲245 売掛金▲9 6
機械及び装置＋1 5 1
固 定 資 産 596 847 ＋250 建物＋6 3
資 産 合 計 1,795 1,801 ＋5
未払金▲5 0 , 買掛金＋2 3
流 動 負 債 157 143 ▲13 未払法人税等＋2 2
固 定 負 債 - - - -
負 債 合 計 157 143 ▲13
利益剰余金＋3 2 (当期純利益＋
純 資 産 合 計 1,638 1,657 ＋19 7 2 ,配当▲3 8 ） ,自己株式▲1 3
負 債 純 資 産 合 計 1,795 1,801 ＋5
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2019年9月期 キャッシュ・フロー計算書
◆ 営業活動によるキャッシュ・フローは、265百万円を獲得 （前期比156百万円増）
◆ 連続蒸留塔の新設等による、合計361百万円の投資を実施 （前期比163百万円増）
(単位:百万円) 2 0 1 8 年9 月期 2 0 1 9 年9 月期 増減
営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロー 109 265 ＋156
投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロー ▲198 ▲361 ▲163
フ リ ー ・ キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー ▲88 ▲95 ▲7
財 務 活 動 によ るキ ャッ シ ュ ・ フ ロー 591 ▲59 ▲650
現 金 及 び現 金同 等物 の増 減額 502 ▲155 ▲657
現金及び現金同等物の 期首 残高 406 908 ＋502
現金及び現金同等物の 期末 残高 908 753 ▲155
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売上高推移
（単位：百万円）
研究開発支援 受託加工 プラントサービス 売上高
▲20.0％ ▲4.8％ ▲78.5 ％ ▲10.4 ％
（237→190） （934→889） （42→9） （1,214→1,088）
※前期比
＜売上高＞ ＜売上高内訳＞
（単位：百万円）
受託加工
1% 研究開発支援
17% プラントサービス
総売上高
1,137 1,214
1,088百万円
82%
2017/9 2018/9 2019/9
8
研究開発支援
◆ 企業の活発な研究開発活動に支えられ、新規案件数は増加したものの、基礎研究
段階の案件の割合が増加したことにより、前期比20.0％減
（単位：百万円）
228 237
2017/9 2018/9 2019/9
9
受託加工
◆ 営業人員を増強する等の顧客対応充実に注力したこと及び企業の堅調な生産
活動に支えられ、石油関連の受託案件は増加したものの、米中貿易摩擦による
一部大口顧客の在庫調整が影響し、前期比4.8％減
（単位：百万円）
934
899
2017/9 2018/9 2019/9
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プラントサービス
◆ 大型プラントの受注はなかったものの、研究開発用装置及びメンテナンスサービス
の受注を獲得したことにより、9百万円計上（前期比78.5％減）
（単位：百万円）
42
9
2017/9 2018/9 2019/9
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従業員数推移
◆ プラントサービスへの注力及び連続蒸留マルチプラントの稼働の為、技術者を増員
前期比8名増
（単位：人）
42
35
2017/9 2018/9 2019/9
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問い合わせ件数推移
◆ 株式上場及び展示会出展等による知名度向上により、前期比16.7%増
（単位：件）
132
107
2017/9 2018/9 2019/9
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新規取引件数
◆ 新規取引件数は、増加傾向
◆ 今まで取引の無かった業界からも取引増加
◆ 研究テーマに関しても、スケールアップし、継続案件に繋がる見込み
（ 単位： 件） 2 0 1 8 年9 月期 2 0 1 9 年9 月期 前期比(% )
新 規 案 件 40 47 ＋17.5
研 究 テ ー マ 14 20 ＋42.9
（ 単位： 社） 2 0 1 8 年9 月期 2 0 1 9 年9 月期 前期比(% )
新 規 取 引 先 8 16 ＋100.0
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２.今後に関して
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通期連結業績予想
◆ 子会社設立によるプラントサービスへの注力及び連続蒸留マルチプラントの稼働並びに大型
蒸留装置の改造によって、増収見込み
◆ 人員増強に伴う人件費及び設備投資に伴う減価償却費は増加のため、減益見込み
2020年 9月 期
(単 位 :百 万 円 ) 2019年 9月 期 前 期 比 (%)
通期予想
売 上 高 1,088 1,230 ＋13.0
営 業 利 益 107 76 ▲29.4
当 期 純 利 益 72 52 ▲28.7
営 業 利 益 率 (%) 9.9 6.2
配 当 性 向 (%) 36.6 51.3
※当社は2020年9月期第1四半期より、連結財務諸表作成会社に移行いたします 16
連続蒸留サービス開始
◆ 研究開発段階や小規模の生産段階にある新素材等を大規模生産に移す際の、
最適な加熱温度や加える圧力等を検討するサービスを開始
＜連続蒸留マルチプラント設備概要＞
有効理論段数 〜36 段
圧力 100Pa～常圧
加熱温度 〜300℃
冷却温度 0℃〜
対応融点 〜100℃
留出部 塔頂、中間、缶出
フィード量 4.1〜22L/h
危険物対応 4類1石取扱可
顧客の新しい蒸留塔の建設、
既存設備の運転条件の変更、生産を想定したサンプル作成等の要望に対応 17
大型蒸留設備による多品目対応サービス開始
◆ 特定物質の量産に特化して設計された蒸留塔を、常温固体の物質など様々な物性に
対応するべく、プロセスラインの改修を実施
＜大型蒸留設備概要＞
有効理論段数 40 段
圧力 100Pa～常圧
加熱温度 〜280℃
冷却温度 10℃〜
対応融点 〜100℃
釜容量 10,000L
生産量 ～1,000t/年
高融点物質・高付加価値案件へ対応可能に
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プラントサービス本格展開開始
◆ プラントサービス専門の子会社を設立
社名 ユカエンジニアリング株式会社 設立日 2019年10月1日
プラントサービスの業容拡大に向け、建設業許可を取得し、
目的 建設工事を含む案件への対応を可能にすることで、顧客への
提案力充実を図る
蒸留装置の設計・販売
サービス 機械器具設置工事の設計・施工
イメージ図
新たな収益の柱であるプラントサービスを強化
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海外展開体制の整備
◆ 当社の蒸留サービスを海外展開するために、受注方法の多様化を予定
製造即応
サービス
顧客探索 商談 契約・注文 原料調査 蒸留
事前契約
受託蒸留の
パッケージ化
当社HP 蒸留プラン選択 ご要望入力 契約・注文 納品及び報告
事業拡大の準備を行う
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３.参考資料
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会社概要
◆ 社名 大阪油化工業株式会社
◆ 代表者 代表取締役社長 堀田哲平
◆ 創業 1949年11月
◆ 設立 1962年2月
◆ 本社所在地 大阪府枚方市新町一丁目12番1号 太陽生命枚方ビル7階
◆ 資本金 346百万円（2019年9月30日時点）
◆ 決算期 9月末
◆ 従業員数 50名（2019年9月30日時点）
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沿革
年月 概要
1949年11月 粗パラフィンの精製及び販売のため、大阪府大阪市東成区に大阪油化工業所を創業
1962年2月 大阪油化工業株式会社を大阪府枚方市津田に設立（資本金2,000千円）
1963年4月 当社の独自設計による、減圧蒸留装置を本社工場（旧枚方工場）に設置
1973年11月 大阪府枚方市春日西町に本社及び工場（現枚方工場）を新築し、大阪府枚方市津田より本社移転
1998年4月 有機ＥＬ材料精製に対応するため、昇華精製装置を本社工場に設置
2000年4月 少量多品種に対応するため、高真空蒸留装置を本社工場に設置
2008年4月 ＩＳＯ14001認証取得
2008年12月 ＩＳＯ9001認証取得
2012年4月 研究開発支援分野を強化するため、研究実験棟を本社工場敷地内に設立
2013年4月 多様化する顧客ニーズに対応するため、研究開発用蒸留設備を本社工場に設置
2014年7月 増加する顧客ニーズに対応するため、プラントサービスを開始
2015年9月 生産能力増強のため、研究実験棟を本社工場敷地内に増設
2017年10月 東京証券取引所ＪＡＳＤＡＱ（スタンダード）に上場
2019年1月 大阪府枚方市新町に本社移転し、東京都中央区に東京営業所を新設
2019年3月 ＩＳＯ45001認証取得
2019年6月 連続蒸留のテスト案件に対応するため、連続蒸留マルチプラントを枚方工場に設置
2019年10月 大阪府枚方市新町に子会社、ユカエンジニアリング株式会社を設立
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事業系統図
当 社
原材料・試料
研究開発
支援
精製 ・ 加工
顧
受託加工 客
研究・生産テーマ
プラント
サービス
技術・情報
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事業の流れ
生産品目の改定、装置の効率化のため、次段階の研究へ
開発品目の内製化に向け、生産技術の取得へ
研究開発支援 受託加工 プラントサービス
開発成功により、 大量生産に向け
少量生産 ・中規模生産へ 生産技術の高度化へ
商品の改良・発展のため、次段階への研究 生産効率の向上、生産手法の改良・発展
一気通貫サービスの提供
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＜お問い合わせ先＞
業務部
www.osaka-yuka.co.jp/contact/
MAIL md@osaka-yuka.co.jp
TEL 072-861-5322
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