4124 J-大阪油化工業 2019-05-09 15:30:00
2019年9月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]

2019年9月期第2四半期
決算説明資料           2019年5月9日

                証券コード:4124
目次
 1.決算概要


 2.通期業績予想


 3.トピックス


 4.参考資料

            2
1.決算概要   (2018年10月~2019年3月)




                              3
2019年9月期第2四半期 決算ハイライト


       472百万円(前年同期比:3.7%減)
       →研究開発支援やプラントサービスにおいて、前年同期に大型スポット
        案件があったため、
売上高     ・研究開発支援の売上高は前年同期比20.3%減
        ・プラントサービスの売上高は前年同期比88.2%減
       →受託加工の売上高は前年同期比11.2%増
        (受託加工における純売上高でみると前年同期比1.8%増)



       19百万円(前年同期比:77.1%減)
営業利益   →製造及び営業人員等の増強に伴う人件費の増加
       →本社移転に係る費用の発生による影響



                                          4
   第2四半期業績予想と実績との差異について

                            2019年 9月 期
 (単 位 :百 万 円 )   前回公表予想                   当初計画比(%)
                           第 2四 半 期 実 績
         売上高         522           472         ▲ 9.5

        営業利益          51             19       ▲ 62.3



◆ 売上高
研究開発支援をはじめ、概ね計画通りに推移したが、当期の売上高予算構成における
上位3案件の受注量が、米中貿易摩擦による顧客の在庫調整の影響により、計
画よりも落ち込む結果となり、前回公表予想より49百万円減となった

◆ 営業利益
 売上高減少の影響が大きく、前回公表予想より32百万円減となった


                                                       5
       2019年9月期第2四半期 損益計算書
                                2018年 9月 期                 2019年 9月 期
 (単 位 :百 万 円 )                                構 成 比 (%)                  構 成 比 (%)   増 減 率 (%)
                               第 2四 半 期 累 計               第 2四 半 期 累 計

       売       上       高                490      100.0          472 100.0               ▲ 3.7
    売      上       原   価                264       53.8          283 60.0                   7.5
   売       上   総   利       益            226       46.2          188 40.0               ▲ 16.8
 販売費及 び一 般管 理費                          142       29.0          169 35.8                  19.0
    営      業       利   益                 84       17.2           19   4.1              ▲ 77.1
    経      常       利   益                 77       15.7           19   4.2              ▲ 74.3
  四 半 期 純 利 益                            54       11.0           13   2.8              ▲ 75.6
 1 株当 たり 当期 純利 益( 円)                  52.87                   12.40
◆ 売上高は、研究開発支援やプラントサービスにおいて、前年同期に大型スポット案件があったため、前
  年同期比3.7 %減
◆ 営業利益は、売上高減少及び本社移転に係る費用の発生並びに製造及び営業人員等の増強に伴う
  人件費の増加の影響により、前年同期比77.1%減
                                                                                                 6
      2019年9月期第2四半期 貸借対照表
                                         2019年 9月 期
(単 位 :百 万 円 )              2018年 9月 期                 増減              主な増減要因
                                          第 2四 半 期
                                                                 売 掛 金 ▲ 69
       流    動      資   産       1,199       1,063      ▲ 136 現 金 及 び 預 金 ▲ 5 8
                                                                 建 物 仮 勘 定 + 69
       固    定      資   産           596       670            74
   資       産       合   計       1,795       1,733       ▲ 62
                                                                 未 払 金 ▲ 45
       流    動      負   債           157       136       ▲ 21 未 払 法 人 税 等 + 1 1
       固    定      負   債       -            -           -                     -
   負       債       合   計           157       136       ▲ 21
                                                                 利 益 剰 余 金 ▲ 26
  純    資       産   合   計       1,638       1,597       ▲ 40 自 己 株 式 ▲ 1 3
 負 債 純 資 産 合 計                 1,795       1,733       ▲ 62

◆ 連続蒸留塔の建設工事進行に伴い、建設仮勘定が69百万円増加


                                                                                  7
    2019年9月期第2四半期 キャッシュ・フロー計算書
                                 2018年9月期   2019年9月期
  (単 位 :百 万 円 )                                        増減
                                 第2四半期累計    第2四半期累計

     営業 活動 によ るキ ャッ シュ ・フ ロー         ▲ 41      127          168
     投資 活動 によ るキ ャッ シュ ・フ ロー         ▲ 46    ▲ 126      ▲ 79
     フ リ ー ・ キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー       ▲ 88        0           88
  財務活動によるキャッシュ・フロー                    576     ▲ 59     ▲ 635
   現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 増 減 額          488     ▲ 58     ▲ 547
   現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 期 首 残 高        406      908          502
   現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 期 末 残 高        894      849      ▲ 44

◆ 未払金の減少額38百万円があるものの、売上債権の減少額69百万円及び減価償却費46百万円を計上し
  たこと等により、営業活動により得られた資金は、127百万円となる
◆ 有形固定資産取得による113百万円の支出等により、投資活動に使用した資金は、126百万円となる
◆ 自己株式の取得による21百万円の支出及び配当金の支払額38百万円により、財務活動に使用した資金は、
 59百万円となる
                                                                  8
       研究開発支援
◆ 石油関連の研究開発案件は増加しているものの、前年同期に大型スポット案件
  があったため、売上高は96百万円(前年同期比20.3%減)となる
◆ 下期は、米中貿易摩擦の影響を鑑み、保守的に計画を見直し、 80百万円(前年
  同期比31.0%減)となる見込み

(単位:百万円)
 上期売上高
 下期売上高

                                                  (予想値)

                     127          121    116
                            101
                89
  78




       2016/9          2017/9       2018/9     2019/9
                                                          9
    受託加工
◆ 営業人員を増強する等の顧客対応充実に注力したことにより、電子材料向けの受
  託案件が増加したことから、売上高は371百万円(前年同期比11.2%増)となる
◆ 米中貿易摩擦により、当期の売上高予算構成における上位3案件の受注量が当社
  の当初計画よりも減少する見通しのため、 573百万円(前年同期比4.5%減)となる
  見込み
(単位:百万円)
                                            (予想値)
 上期売上高
 下期売上高



                                   599

         438   475
  436                 424
                            334




    2016/9       2017/9       2018/9     2019/9
                                                    10
      プラントサービス
◆ 研究開発用途の新規案件獲得及び以前販売した装置のメンテナンスにより、
  売上高4百万円を計上
◆ 下期は、新規サービスであるため、保守的に受注見込み確度の高いもののみを計画

(単位:百万円)
  上期売上高
  下期売上高




               33                    35


                                                          (予想値)
                                 8                 7
  0                 0

      2016/9            2017/9            2018/9       2019/9
                                                                  11
     純売上高推移
  ◆ 有償支給分を除いた純売上高でみると、431百万円(前年同期比10.2%減)となる
  ◆ 下期の純売上高は、558百万円(前年同期比9.2%減)になる見込み

(単位:百万円)
■上期純売上高
■下期純売上高                                              (予想値)
                                        108
■有償支給分
                                                        99
              0   114        0
   55                            10
                                              40


                                        615
           527           534
   459            489            480




     2016/9         2017/9         2018/9          2019/9
                                                             12
2.通期業績予想   (2018年10月~2019年9月)




                                13
    通期業績予想
◆ 米中貿易摩擦により、当期の売上高予算構成における上位3案件の受注量が当社
  の当初計画よりも減少する見通しのため、売上高1,130百万円(前期比7.0%減)とな
  る見込み
◆ 売上高減少の影響を受け、営業利益は105百万円(前期比48.0%減)となる見込み
(単位:百万円)
売上高        営業利益




                                         1,214
                      1,137
   1,043


                223                220                201



       2016/9             2017/9             2018/9         2019/9(予)
                                                                        14
  通期業績予想の修正に関して
                            2019年 9月 期
 (単 位 :百 万 円 )   前回公表予想                  当初計画比(%)
                              修正予想
         売上高        1,259       1,130        ▲ 10.3

        営業利益          205          105       ▲ 48.9

◆ 売上高
・米中貿易摩擦により、当期の売上高予算構成における上位3案件の受注量が、
当社の当初計画よりも104百万円減少する見通しとなった
・当該3案件を除き概ね計画通りに推移する見込みであり、前期同様新規案件に関してもコ
 ンスタントに獲得できる見通しであるが、当該3案件の影響が大きく、前回公表予想
 より129百万円減を見込む

◆ 営業利益
・経費削減を織り込むものの、売上高減少分を補うことができず、
 前回公表予想より100百万円減を見込む

                                                      15
3.トピックス




          16
    新サービス開始
    連続蒸留パイロットプラント       設備No.A-1多品目対応化




◆   投資額:約300百万円         ◆   投資額:約30百万円
◆   運転圧力:100Pa~常圧       ◆   運転圧力:100Pa~常圧
◆   対応融点:~100℃          ◆   対応融点:~100℃
◆   危険物対応:第4類危険物第1石油類   ◆   生産実績:1,000t/年

           対応可能案件の幅拡大を実現
          顧客の高度化するニーズに対応可能に
                                            17
 その他の取り組み

            ・京阪枚方市駅前に、本社を移転
 本社移転       ・利便性の向上により、営業活動の円滑化
            ・関西地域の既存ユーザーの支援強化を図る


            ・新規に関東においても拠点を設ける
東京営業所新設     ・関東地域の既存ユーザーの支援強化を図る
            ・より一層の関東地域の新規顧客開拓を狙う


 ISO45001   ・環境や品質に加え、労働安全衛生に対しても認証取得
 認証取得       ・当社のこだわりの一つである「安全」面の強化


     拠点増加や労働安全衛生マネジメントシステムの認証取得を通して、
      生産体制以外の部分でも体制構築を図った
                                       18
4.参考資料




         19
会社概要

◆ 社名      大阪油化工業株式会社

◆ 代表者     代表取締役社長 堀田哲平

◆ 設立年月    1962年2月

◆ 本社所在地   大阪府枚方市新町一丁目12番1号太陽生命枚方ビル7階

◆ 資本金     346百万円(2019年3月31日時点)

◆ 決算期     9月末

◆ 従業員数    43名(2019年3月31日時点)



                                       20
 沿革
  年月                              概要

1962年2月    大阪油化工業株式会社を大阪府枚方市津田に設立(資本金2,000千円)
1963年4月    当社の独自設計による、減圧蒸留装置を本社工場(現枚方工場)に設置

1973年11月   大阪府枚方市春日西町に本社及び工場(現枚方工場)を新築し、大阪府枚方市津田より本社移転

1998年4月    有機EL材料精製のため、昇華精製装置を本社工場(現枚方工場)に設置
2000年4月    少量多品種に対応するため、高真空蒸留装置を本社工場(現枚方工場)に設置
2008年4月    ISO14001認証取得
2008年12月   ISO9001認証取得
2012年4月    研究開発支援分野を強化するため、研究実験棟を本社工場(現枚方工場)敷地内に設立
2013年4月    多様化する顧客ニーズに対応するため、研究開発用蒸留設備を本社工場(現枚方工場)に設置
2014年7月    増加する顧客ニーズに対応するため、プラントサービスを開始
2015年9月    生産力増強のため、研究実験棟を本社工場(現枚方工場)敷地内に増設
2017年10月   東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2019年1月    大阪府枚方市新町に本社移転し、東京都中央区に東京営業所を新設
2019年3月    ISO45001認証取得



                                                         21
事業系統図

           当 社
                  原材料等の支給
           研究開発
    原材料、                    販
            支援
    部品 等                    売
仕                 精製 ・ 加工
入                           先
           受託加工             (
先                           顧
                    製品      客
                            )
           プラント
           サービス


                                22
 事業の流れ
   商品の改良・発展のため、次段階への研究




研究開発支援               受託加工               プラントサービス
        開発成功により、             大量生産に向け
      少量生産 ・中規模生産へ          生産技術の高度化へ



           開発品目の内製化に向け、生産技術の取得へ




         生産品目の改定、装置の効率化のため、次段階の研究へ


            一気通貫サービスの提供
                                               23
                        <お問い合わせ先>
                   業務部
                   www.osaka-yuka.co.jp/contact/
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