2021年９月期
決算説明資料
2021年11月11日
東証JQS：4124
目次
１. 決算概要 P.3
２. 今後に関して P.12
３. 参考資料 P.18
2
１. 決算概要
3
決算ハイライト
連結
売上高 営業利益
1,216百万円 117百万円
前期比15.7％増 前期比 5.4％増
受託蒸留事業 プラント事業
売上高 売上高
1,067百万円 148百万円
前期比16.7％増 前期比9.2％増
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 4
連結損益計算書
◆ 売上高に関して、主に受託蒸留事業において電子材料関連及び工業材料関連の案件が増加した
ことにより、前期に比べて増加
◆ 利益面に関しては、M&Aによる株式取得及び将来を見据えた人材投資や設備投資を着実に行いつ
つ、費用対効果を重視し経費の抑制に努めたことにより、前期に比べて増加
（単位：百万円） 2020年9月期 構成比(%) 2021年9月期 構成比(%) 増減率(%)
売上高 1,050 100.0 1,216 100.0 15.7
売上原価 621 59.2 696 57.3 12.1
売上総利益 429 40.8 519 42.7 21.0
販売費及び一般管理費 317 30.2 401 33.0 26.6
営業利益 111 10.6 117 9.7 5.4
経常利益 110 10.5 126 10.4 14.4
親会社株主に帰属する
当期純利益
75 7.2 80 6.6 6.8
１株当たり当期純利益（円） 71.55 － 76.25 － －
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 5
連結貸借対照表
◆ 主にM&Aによる株式取得関連費用によって、現預金が減少
◆ 主に株式会社カイコーを連結子会社化したことに伴い顧客関連資産及びのれんを計上したこと
によって、固定資産が増加
（単位：百万円） 2020年9月期 2021年9月期 増減
流動資産 1,107 974 ▲ 132
現金預金 883 715 ▲ 167
売上債権 74 116 42
棚卸資産 133 119 ▲ 13
その他 16 22 6
固定資産 829 1,050 220
総資産 1,937 2,024 87
流動負債 253 265 12
固定負債 - 15 15
純資産 1,683 1,743 59
負債純資産合計 1,937 2,024 87
自己資本比率 86.9% 86.1% ▲ 0.8％
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 6
連結キャッシュ・フロー計算書
◆ M&Aによる株式取得関連費用などにより、投資キャッシュ・フローは支出増加
（単位：百万円） 2020年9月期 2021年9月期 増減
営業活動によるキャッシュ・フロー 334 174 ▲ 159
税金等調整前当期純利益 110 126 15
減価償却費 138 128 ▲9
その他 85 ▲ 80 ▲ 165
投資活動によるキャッシュ・フロー ▲ 150 ▲ 316 ▲ 165
有形固定資産の取得による支出 ▲ 146 ▲ 228 ▲ 81
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 ― ▲ 83 ▲ 83
その他 ▲4 ▲4 0
フリーキャッシュ・フロー 183 ▲ 141 ▲ 325
財務活動によるキャッシュ・フロー ▲ 54 ▲ 26 28
配当金の支払額 ▲ 26 ▲ 26 0
自己株式の取得による支出 ▲ 28 － 28
現金及び現金同等物の期末残高 883 715 ▲ 167
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 7
受託蒸留事業 売上高
◆ 研究開発支援売上高については、概ね前期並みに推移し、前期比6.0％減
◆ 受託加工売上高については、電子材料関連及び工業材料関連の案件の増加に
より、前期比24.4％増
（単位：百万円） 2020年9月期 2021年9月期 前期比(%)
受託蒸留事業売上高 915 1,067 16.7
研究開発支援売上高 231 217 ▲ 6.0
受託加工売上高 683 850 24.4
※研究開発支援 ： 顧客の研究開発部門の支援を行うサービス
受託加工 ： 中・大型の蒸留装置による製造規模の蒸留及びそれに付随するサービス
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 8
プラント事業 売上高
◆ プラント事業については、株式会社カイコーの連結子会社化及びメンテナンス
サービスの売上計上により、前期比9.2％増
(単位：百万円) 2020年9月期 2021年9月期 前期比(％）
プラント事業売上高 135 148 9.2
＜イメージ図＞
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 9
受託蒸留事業 新規受注案件数等推移
◆ 新規受注案件数は、前期比で約20％増加
◆ 問い合わせ件数は、前期と同水準で推移
（単位：件） 2020年9月期 2021年9月期
新規受注案件数 47 55
問い合わせ件数 153 147
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 10
株主還元
◆ 2021年9月期における配当については、前期と同額の1株当たり25円を実施予定
2020年9月期 2021年9月期
１株当たり配当金（円） 25 25
配当性向（％） 34.9 32.8
【2022年9月期予想値】
2022年9月期における配当についても、1株当たり25円を予定
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 11
２. 今後に関して
12
通期連結業績予想
◆ 売上高に関して、受託蒸留事業については堅調に推移する見通しで、プラント事業について
は2021年9月期をやや下回る見通し
◆ 営業利益に関しては、売上高の増加に伴い、堅調に推移する見通し
◆ 売上高の金額に関して、会計基準の変更に伴い、2022年9月期以降は有償支給材料分を除
いた純額を用いることとなったため、2021年9月期実績に当該基準を適用し、前期比を算出
連結
売上高
1,180百万円 営業利益
120百万円
前期比4.1％増※1 前期比1.8％増
受託蒸留事業 プラント事業
売上高 売上高
1,050百万円 130百万円
前期比 6.6％増※2 前期比 12.4％減
※1 2021年9月期 連結売上高実績（会計基準変更後）：1,133百万円との比較により算出
※2 2021年9月期 受託蒸留事業売上高実績（会計基準変更後） ：985百万円との比較により算出
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 13
研究開発力の拡充
◆ 2021年9月期に引き続き、先進的な材料を開発している顧客と同等の分析環境
の整備に注力し、対応可能案件の幅を拡大する
2021/9期 2022/9期
分析力・品質 分析力・品質 研究開発用
研究開発力 管理体制の 管理体制の 生産設備の
の拡充 増強 増強 増強
耐腐食性装置
具体的な ICP-MS ※1導入 HPLC ※2導入
施策 高融点専用装置
研究開発棟増築 品質管理専任者増員
連続蒸留塔改造
※1 ICP-MS ： 半導体材料の管理にも使用される高感度な分析機器
※2 HPLC ： 熱に弱い物質や気化しにくい物質の分析に長けた汎用性の高い分析機器
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 14
工場隣接地の投資進捗報告
◆ 枚方工場拡張の為に取得した隣接地（490㎡）にて、今年12月中に以下完成予定
◆ 保全力及びプラント事業のサービス力強化へ
機械整備室新設 備品倉庫新設
✓ 整備力の強化 ✓ 現拠点の生産効率向上
✓ 当社の高品質を担保 ✓ 必要な部品や機器をストック
外部への 自社装置の性能の
メンテナンスサービス強化 維持・向上
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 15
海外展開体制の整備
◆ 海外展開体制の整備を実行中
◆ 「製造即応サービス」と「受託蒸留のパッケージ化」の２サービスを展開予定
◆ 韓国・中国・台湾等の東アジア圏を集中的に開拓予定
製造即応
１ サービス
商談 契約 蒸留試験 蒸留 納品
事前契約により時間を短縮
受託蒸留の
２ パッケージ化
当社HP 蒸留プラン選択 ご要望入力 契約・注文 納品及び報告
オンラインの活用によりコストの低減
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 16
ろ過装置「オールイン」の販売先拡大
◆ ろ過装置「オールイン」の技術力・強みをアピールし、販売先拡大を図る
Point
1 導入時
▶低コスト
▶省スペース・短納期
利用者目線
オールイン小型排水ろ過装置イメージ図
Point
3
Point
2 様々な排水に対応 ▶フィルターの交換コストが安価
▶塗装工場
ろ布
▶各種実験室 ろ紙
オールイン小型排水
ろ紙 ろ過装置内部イメージ図
ろ布
▶メッキ工場、半導体工場
▶メンテナンスが簡単
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 17
３. 参考資料
18
会社概要
◆ 社名 大阪油化工業株式会社
◆ 代表者 代表取締役社長 堀田哲平
◆ 創業 1949年11月
◆ 設立 1962年2月
◆ 本社所在地 大阪府枚方市新町一丁目12番1号 太陽生命枚方ビル7階
◆ 資本金 346百万円（2021年9月30日時点）
◆ 決算期 9月末
◆ 従業員数 グループ計57名（2021年9月30日時点）
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 19
事業所一覧
本社 枚方工場 東京営業所
京阪電鉄 枚方市駅 京阪電鉄 枚方市駅 東京メトロ 茅場町駅
徒歩3分 タクシー20分 徒歩3分
〒573-1191 〒573-0136 〒104-0033
大阪府枚方市新町1-12-1 大阪府枚方市春日西町2-27-33 東京都中央区新川1-3-21
太陽生命枚方ビル7階 BIZ SMART茅場町306
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 20
グループ会社
ユカエンジニアリング株式会社
◆ 設立 2019年10月
◆ 所在地 大阪府枚方市新町一丁目12番１号 太陽生命枚方ビル７階
◆ 事業内容 蒸留設備の設計・施工・販売・メンテナンス
株式会社カイコー
◆ 設立 2014年7月
◆ 所在地 埼玉県さいたま市南区文蔵一丁目８番８号
◆ 事業内容 工場排水ろ過装置の設計、製造、据付、販売等
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 21
沿革
年月 概要
1949年11月 粗パラフィンの精製及び販売のため、大阪府大阪市東成区に大阪油化工業所を創業
1962年2月 大阪油化工業株式会社を大阪府枚方市津田に設立（資本金2,000千円）
1963年4月 当社の独自設計による、減圧蒸留装置を本社工場（旧枚方工場）に設置
1973年11月 大阪府枚方市春日西町に本社及び工場（現枚方工場）を新築し、大阪府枚方市津田より本社移転
1998年4月 有機ＥＬ材料精製に対応するため、昇華精製装置を本社工場に設置
2000年4月 少量多品種に対応するため、高真空蒸留装置を本社工場に設置
2008年4月 ＩＳＯ14001認証取得
2008年12月 ＩＳＯ9001認証取得
2012年4月 研究開発支援分野を強化するため、研究実験棟を本社工場敷地内に設立
2013年4月 多様化する顧客ニーズに対応するため、研究開発用蒸留設備を本社工場に設置
2014年7月 増加する顧客ニーズに対応するため、プラントサービスを開始
2015年9月 生産能力増強のため、研究実験棟を本社工場敷地内に増設
2017年10月 東京証券取引所ＪＡＳＤＡＱ（スタンダード）に上場
2019年1月 大阪府枚方市新町に本社移転し、東京都中央区に東京営業所を新設
2019年3月 ＩＳＯ45001認証取得
2019年6月 連続蒸留のテスト案件に対応するため、連続蒸留パイロットプラントを枚方工場に設置
2019年10月 大阪府枚方市新町に子会社、ユカエンジニアリング株式会社を設立
2021年1月 株式会社カイコー（埼玉県さいたま市）を子会社化
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 22
事業系統図
受託蒸留事業
原材料等の支給
原材料
大阪油化工業
精製 ・ 加工
仕 顧
入 客
先 プラント事業
材料・部品等 技術相談
ユカエンジニアリング
カイコー
製品・装置
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 23
事業の流れ
生産品目の改定、装置の効率化のため、次段階の研究へ
開発品目の内製化に向け、生産技術の取得へ
研究開発支援 受託加工 プラントサービス
開発成功により、 大量生産に向け、
少量生産 ・中規模生産へ 生産技術の高度化へ
商品の改良・発展のため、次段階への研究 生産効率の向上、生産手法の改良・発展
一気通貫サービスの提供
Copyright© OSAKA YUKA INDUSTORY LTD. All rights reserved. 24
＜お問い合わせ先＞
業務部
TEL：072-861-5322
MAIL：md@osaka-yuka.co.jp
URL：https://www.osaka-yuka.co.jp/
＜本資料取扱上の注意点＞
本資料に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点における情報に基づき判断したものであり、マクロ環境や当社の関
連する業界動向等により変動する可能性があります。従いまして、実際の業績等が、本資料に記載している将来の見通しに
関する記述と異なるリスクや不確実性がありますことをご了承ください。また、本資料は当社をご理解いただくために作成した
もので、当社への投資勧誘を目的としておりません。投資に関する決定はご自身のご判断において行われるようお願いいたし
ます。