4124 J-大阪油化工業 2021-08-05 15:00:00
2021年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月5日
上 場 会 社 名 大阪油化工業株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4124 URL https://www.osaka-yuka.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 堀田 哲平
問合せ先責任者 (役職名) 取締役業務部長 (氏名) 島田 嘉人 (TEL) 072-861-5322
四半期報告書提出予定日 2021年8月5日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年9月期第3四半期の連結業績(2020年10月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期第3四半期 913 31.3 98 11.3 107 21.3 62 16.7
2020年9月期第3四半期 695 - 88 - 88 - 53 -
(注) 包括利益 2021年9月期第3四半期 62百万円( 16.7%) 2020年9月期第3四半期 53百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年9月期第3四半期 59.70 59.63
2020年9月期第3四半期 51.23 51.18
(注)2020年9月期第1四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、2020年9月期第3四半期の数値及び対
前年同四半期増減率については記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年9月期第3四半期 1,891 1,726 91.3
2020年9月期 1,937 1,683 86.9
(参考) 自己資本 2021年9月期第3四半期 1,726百万円 2020年9月期 1,683百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年9月期 - 0.00 - 25.00 25.00
2021年9月期 - 0.00 -
2021年9月期(予想) 25.00 25.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年9月期の連結業績予想(2020年10月1日~2021年9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,200 14.2 115 2.8 120 8.6 70 △7.0 66.38
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) - 、 除外 -社 (社名) -
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期3Q 1,073,500株 2020年9月期 1,073,500株
② 期末自己株式数 2021年9月期3Q 17,106株 2020年9月期 22,306株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年9月期3Q 1,053,841株 2020年9月期3Q 1,052,691株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は、今後様々な要因により大きく異なる可能性があります。業
績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期
決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
大阪油化工業株式会社(4124) 2021年9月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………9
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大阪油化工業株式会社(4124) 2021年9月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する感染拡大防止対策の強
化及びワクチン接種の普及等によって終息に向けて前進しつつあるものの、2021年1月に続いて4月にも緊急事
態宣言が一部都道府県で発出され、経済活動の抑制が続く等、先行きは不透明な状況が続いております。
世界経済におきましても、米国等の一部の国では経済対策及びワクチン接種の普及等が奏功し、景気回復基調
にあるものの、感染力の強い変異種ウイルスの流行等、先行きは依然不透明な状況となっております。
このような状況のもと、当社は2020年11月12日に公表しました3か年中期経営計画(2021年9月期~2023年9
月期)に基づき、
①受託蒸留事業の堅実な成長
②プラント事業の実績積上げ
③海外展開に向けた体制構築
等の企業活動に取り組み、長期的な企業価値向上に努めております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、医農薬関連及び石油関連の案件の増加や有償支給
案件の計上もあり913,620千円(前年同期比31.3%増)となりました。利益面におきましては、M&Aによる株式
取得関連費用及び将来を見据えた人材投資による人件費の増加があったものの、費用対効果を重視し経費の抑制
に努めたことにより、営業利益は98,341千円(前年同期比11.3%増)、経常利益は107,580千円(前年同期比21.3
%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は62,910千円(前年同期比16.7%増)となりました。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大による影響は、展示会の延期や販売活動に一部制限が見られたものの、
当第3四半期連結累計期間の業績への影響は比較的軽微であります。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(受託蒸留事業)
受託蒸留事業におきましては、医農薬関連及び石油関連の案件の増加、有償支給案件の計上により、受託蒸留
事業の売上高は801,001千円(前年同期比16.1%増)、セグメント利益は297,395千円(前年同期比14.2%増)と
なりました。
(プラント事業)
プラント事業におきましては、株式会社カイコーの連結子会社化及びメンテナンスサービスの売上計上により、
プラント事業の売上高は112,618千円(前年同期比1,842.2%増)、M&Aによる株式取得関連費用の計上により、
セグメント損失は38,613千円(前年同期はセグメント損失27,593千円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
①資産
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ45,455千円減少し、1,891,573千円
となりました。
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ114,975千円減少し、992,176千円
となりました。主な要因は、受取手形及び売掛金が80,471千円及び仕掛品が16,935千円増加したものの、M&A
による株式取得にかかる支出により現金及び預金が150,857千円及び有償支給案件の材料払出により原材料及び貯
蔵品が53,327千円減少したことによるものであります。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ69,520千円増加し、899,397千円と
なりました。主な要因は、減価償却費の計上により機械装置及び運搬具(純額)が37,552千円減少したものの、
株式取得により株式会社カイコーを連結子会社化したことに伴い顧客関連資産が53,607千円及びのれんが35,439
千円増加したことによるものであります。
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大阪油化工業株式会社(4124) 2021年9月期 第3四半期決算短信
②負債
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ87,884千円減少し、165,264千円と
なりました。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ105,139千円減少し、148,009千円
となりました。主な要因は、買掛金が46,648千円、賞与支給により賞与引当金が15,432千円及び未成工事受入金
が15,400千円減少したことによるものであります。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ17,255千円増加し、17,255千円と
なりました。その要因は、繰延税金負債を17,255千円計上したことによるものであります。
③純資産
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ42,428千円増加し、1,726,308千
円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が34,242千円増加し
たことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年9月期通期連結業績予想につきましては、最近の業績動向等を踏まえ、2021年5月13日に公表いたしま
した業績予想を修正しております。詳細は、本日(2021年8月5日)公表の「2021年9月期通期連結業績予想の
修正に関するお知らせ」をご参照ください。
なお、上記予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今
後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
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大阪油化工業株式会社(4124) 2021年9月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 883,024 732,167
受取手形及び売掛金 74,002 154,473
商品及び製品 45,471 25,410
仕掛品 16,681 33,617
原材料及び貯蔵品 71,221 17,894
前払費用 12,487 17,655
その他 4,263 10,956
流動資産合計 1,107,151 992,176
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 292,721 277,804
機械装置及び運搬具(純額) 313,775 276,222
土地 137,701 137,701
建設仮勘定 23,538 73,686
その他(純額) 18,012 15,053
有形固定資産合計 785,748 780,468
無形固定資産
のれん - 35,439
顧客関連資産 - 53,607
その他 3,462 4,937
無形固定資産合計 3,462 93,984
投資その他の資産
投資その他の資産 46,286 24,944
貸倒引当金 △5,620 -
投資その他の資産合計 40,666 24,944
固定資産合計 829,877 899,397
資産合計 1,937,029 1,891,573
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 61,770 15,122
未払金 22,935 37,195
未払法人税等 19,676 16,749
未払消費税等 43,555 28,339
未成工事受入金 15,400 -
賞与引当金 21,284 5,852
その他 68,526 44,750
流動負債合計 253,149 148,009
固定負債
繰延税金負債 - 17,255
固定負債合計 - 17,255
負債合計 253,149 165,264
純資産の部
株主資本
資本金 346,497 346,497
資本剰余金 313,039 313,039
利益剰余金 1,059,458 1,093,700
自己株式 △35,115 △26,929
株主資本合計 1,683,880 1,726,308
純資産合計 1,683,880 1,726,308
負債純資産合計 1,937,029 1,891,573
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 695,949 913,620
売上原価 377,468 520,194
売上総利益 318,481 393,425
販売費及び一般管理費 230,138 295,084
営業利益 88,342 98,341
営業外収益
受取利息 - 0
受取配当金 - 566
受取手数料 332 23
確定拠出年金返還金 239 300
スクラップ売却収入 179 -
受取保険金 - 5,705
貸倒引当金戻入額 - 5,620
その他 29 835
営業外収益合計 780 13,052
営業外費用
固定資産除却損 - 3,637
その他 401 176
営業外費用合計 401 3,814
経常利益 88,721 107,580
税金等調整前四半期純利益 88,721 107,580
法人税、住民税及び事業税 16,156 30,497
法人税等調整額 18,633 14,172
法人税等合計 34,790 44,669
四半期純利益 53,930 62,910
親会社株主に帰属する四半期純利益 53,930 62,910
6
大阪油化工業株式会社(4124) 2021年9月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益 53,930 62,910
四半期包括利益 53,930 62,910
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 53,930 62,910
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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大阪油化工業株式会社(4124) 2021年9月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(四半期連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
会計方針に関する事項
(1) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
無形固定資産
定額法を採用しております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づいております。
また、顧客関連資産については、その効果の及ぶ期間(7年)に基づいております。
(2) のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却については、のれんの発生原因に基づき、その効果の及ぶ期間(5年)にわたり均等償却
しております。
(新型コロナウイルスの感染拡大に伴う会計上の見積りについて)
前連結会計年度の有価証券報告書の追加情報に記載した新型コロナウイルス感染症の今後の広がり方や収束
時期等を含む仮定に重要な変更はありません。
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大阪油化工業株式会社(4124) 2021年9月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
前第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
受託蒸留事業 プラント事業 合計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 690,150 5,798 695,949 - 695,949
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 690,150 5,798 695,949 - 695,949
セグメント利益又は損失(△) 260,380 △27,593 232,786 △144,444 88,342
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額の△144,444千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用
△147,009千円、セグメント間取引消去2,565千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメント
に帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
従来、当社グループは研究開発支援、受託加工及びプラントサービスからなる精密蒸留事業の単一セグメン
トでありました。しかし、第1四半期連結会計期間より、ユカエンジニアリング株式会社を設立し、プラント
の建設工事を含む案件への対応を可能にするため、一般建設業の許可を取得しました。それにより、対応可能
案件の規模及び範囲が拡大し、プラントサービスの事業内容が変化したことで、当社グループにおける事業の
重要性が増しました。
そのため、研究開発支援及び受託加工を「受託蒸留事業」、プラントサービスを「プラント事業」とする2
区分の報告セグメントに変更しております。
当第3四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
受託蒸留事業 プラント事業 合計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 801,001 112,618 913,620 - 913,620
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 801,001 112,618 913,620 - 913,620
セグメント利益又は損失(△) 297,395 △38,613 258,781 △160,439 98,341
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額の△160,439千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用
△163,804千円、セグメント間取引消去3,365千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメント
に帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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