2021年9月期第2四半期
決算説明資料 2021年5月13日
証券コード:4124
目次
１.決算概要 P.3
２.トピックス P.13
３.参考資料 P.17
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１.決算概要
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通期方針と上期総括
21年9月期方針
◆ プラント事業の業容拡大を図る
◆ 受託蒸留事業にて、研究開発力を拡充する
◆ 海外案件受注体制を整備
21年9月期上期の進捗状況・ハイライト
◆ プラント事業にて、20年9月期に続き、案件獲得及び売上計上
◆ 研究開発棟の増築及びICP-MS導入仕掛
◆ 海外展開体制の整備をプロジェクトチームにより実行中
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決算ハイライト
連結
売上高 営業利益
560百万円 21百万円
前年同期比20.4％増 前年同期比61.7％減
受託蒸留事業 プラント事業
売上高 売上高
514百万円 45百万円
前年同期比 12.1％増 前年同期比678.5％増
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損益計算書
◆ 受託蒸留事業において、有償支給案件の計上があり増収
◆ M&Aによる株式取得関連費用及び将来を見据えた人材投資による人件費の増加により減益
（単位：百万円） 20年9月期 上期 構成比(%) 21年9月期 上期 構成比(%) 増減率(%)
売上高 465 100.0 560 100.0 20.4
売上原価 252 54.2 340 60.8 35.0
売上総利益 213 45.8 219 39.2 3.1
販売費及び一般管理費 156 33.7 198 35.4 26.4
営業利益 56 12.1 21 3.9 ▲ 61.7
経常利益 56 12.2 34 6.1 ▲ 39.3
親会社株主に帰属する
四半期純利益
34 7.4 14 2.7 ▲ 56.7
１株当たり四半期純利益(円) 32.65 ― 14.16 ― ―
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貸借対照表
◆ M&Aによる株式取得関連費用によって現金預金が減少
◆ 買掛金及び未払消費税等の減少などにより、流動負債が減少
（単位：百万円） 20年9月期 21年9月期 上期 増減
流動資産 1,107 950 ▲ 156
現金預金 883 748 ▲ 134
売上債権 74 87 13
棚卸資産 133 91 ▲ 41
その他 16 22 5
固定資産 829 878 48
資産合計 1,937 1,828 ▲ 108
流動負債 253 133 ▲ 119
固定負債 ― 16 16
純資産 1,683 1,678 ▲5
負債純資産合計 1,937 1,828 ▲ 108
自己資本比率 86.9% 91.8% 4.9％
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キャッシュ・フロー計算書
◆ 仕入債務及び未成工事受入金の減少などにより、営業キャッシュ・フローは支出超過
◆ M&Aによる株式取得関連費用などにより、投資キャッシュ・フローは支出増加
（単位：百万円） 20年9月期 上期 21年9月期 上期 増減
営業活動によるキャッシュ・フロー 191 ▲6 ▲ 197
税金等調整前四半期純利益 56 34 ▲ 22
減価償却費 70 60 ▲9
その他 64 ▲ 101 ▲ 166
投資活動によるキャッシュ・フロー ▲ 45 ▲ 101 ▲ 56
有形固定資産の取得による支出 ▲ 41 ▲ 15 25
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 ― ▲ 83 ▲ 83
その他 ▲4 ▲2 1
フリーキャッシュ・フロー 145 ▲ 107 ▲ 253
財務活動によるキャッシュ・フロー ▲ 54 ▲ 26 28
配当金の支払額 ▲ 26 ▲ 26 0
その他 ▲ 28 ― 28
現金及び現金同等物の四半期末残高 844 748 ▲ 95
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受託蒸留事業 売上高
◆ 研究開発支援売上高については、コロナ禍の影響により顧客で研究開発活動が
抑制されたことにより案件数が減少し、前期比14.1％減
◆ 受託加工売上高については、有償支給案件の計上があり、前期比22.1％増
（単位：百万円） 20年9月期 上期 21年9月期 上期
受託蒸留事業売上高 459 514
研究開発支援売上高 126 109
受託加工売上高 332 405
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プラント事業 売上高
◆ 小型蒸留装置案件及びメンテナンスサービスの売上計上により、
前年同期比678.5％増
(単位：百万円) 20年9月期 上期 21年9月期 上期
プラント事業売上高 5 45
＜イメージ図＞
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受託蒸留事業 新規案件数等推移
◆ 新規案件数は20年9月期上期と同水準で推移
◆ 問い合わせ件数は、プラント事業の技術相談が受託蒸留事業にも一部影響し、
前年同期比で約20％増加
（単位：件） 20年9月期 上期 21年9月期 上期
新規案件数 35 35
問い合わせ件数 80 97
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通期連結業績予想の修正ついて
◆ 売上高は、受託蒸留事業における新型コロナウイルス感染症の影響が当初の想定よりも
限定的であること及びM&Aにより買収した子会社の寄与により、前回予想を上回る見通し
◆ 利益面に関しても、 M&Aによる株式取得関連費用の計上を増収効果でカバーし、前回予想を
上回る見通し
21年9月期 21年9月期 前期実績
(単位：百万円) 増減率(%)
（前回予想） （修正予想） （20年9月期）
売上高 968 1,140 17.7 1,050
受託蒸留事業 売上高 926 1,005 8.5 914
プラント事業 売上高 42 135 221.4 135
営業利益 14 75 418.1 111
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２.トピックス
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ICP-MS導入に関して
◆ 21年9月期中に導入予定
◆ ICP-MSとは、半導体材料の管理にも使用される高感度な分析機器
◆ 電子材料向け案件の分析ニーズを汲むことが可能に
◆ 先進的な材料を開発している顧客と同等の分析環境の整備を目指す
見込まれる効果
これまでは難しかった分析水準でも
１ 受託可能案件の増加
自社で分析・品質保証を行うことが可能に
メタル管理案件の 精製後の微量金属成分を分析する事で、
２ ノウハウ蓄積 より高品質な製品の生産条件の考案に活用
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小型排水ろ過装置メーカーの取得
◆ 2021年1月、小型排水ろ過装置専門メーカーを子会社化
◆ 1台で5役（沈殿・濃縮・凝集・脱水・ろ過）こなす『オールイン小型排水ろ過装置』が主力
◆ 主要エンドユーザーは、塗装工場・鍍金加工会社・金属等表面加工会社等
取得の目的
プラント事業の カイコーの子会社化を足掛かりに、
１ 収益力強化 プラント事業の中長期的な業容拡大を促進
小型排水処理装置の 「蒸留」に加え、「沈殿・濃縮・凝集・脱水・ろ過」
２ 設計ノウハウの獲得 といった新しい分離精製サービスの提供を目指す
オールイン小型排水ろ過装置イメージ図
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海外展開体制の整備
◆ 海外展開体制の整備を実行中
◆ 「製造即応サービス」と「受託蒸留のパッケージ化」の２サービスを展開予定
◆ 韓国・中国・台湾等のアジア圏を集中的に開拓予定
製造即応
１ サービス
商談 契約 蒸留試験 蒸留 納品
事前契約により時間を短縮
受託蒸留の
２ パッケージ化
当社HP 蒸留プラン選択 ご要望入力 契約・注文 納品及び報告
オンラインの活用によりコストの低減
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３.参考資料
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会社概要
◆ 社名 大阪油化工業株式会社
◆ 代表者 代表取締役社長 堀田哲平
◆ 創業 1949年11月
◆ 設立 1962年2月
◆ 本社所在地 大阪府枚方市新町一丁目12番1号 太陽生命枚方ビル7階
◆ 資本金 346百万円（2021年3月31日時点）
◆ 決算期 9月末
◆ 従業員数 グループ計54名（2021年3月31日時点）
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事業所一覧
本社 枚方工場 東京営業所
京阪電鉄 枚方市駅 京阪電鉄 枚方市駅 東京メトロ 茅場町駅
徒歩3分 タクシー20分 徒歩3分
〒573-1191 〒573-0136 〒104-0033
大阪府枚方市新町1-12-1 大阪府枚方市春日西町2-27-33 東京都中央区新川1-3-21
太陽生命枚方ビル7階 BIZ SMART茅場町306
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グループ会社
ユカエンジニアリング株式会社
◆ 設立 2019年10月
◆ 所在地 大阪府枚方市新町一丁目12番1号 太陽生命枚方ビル7階
◆ 事業内容 蒸留設備の設計・施工・販売・メンテナンス
株式会社カイコー
◆ 設立 2014年7月
◆ 所在地 埼玉県さいたま市南区文蔵一丁目8番8号
◆ 事業内容 工場排水ろ過装置の設計、製造、据付、販売等
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沿革
年月 概要
1949年11月 粗パラフィンの精製及び販売のため、大阪府大阪市東成区に大阪油化工業所を創業
1962年2月 大阪油化工業株式会社を大阪府枚方市津田に設立（資本金2,000千円）
1963年4月 当社の独自設計による、減圧蒸留装置を本社工場（旧枚方工場）に設置
1973年11月 大阪府枚方市春日西町に本社及び工場（現枚方工場）を新築し、大阪府枚方市津田より本社移転
1998年4月 有機ＥＬ材料精製に対応するため、昇華精製装置を本社工場に設置
2000年4月 少量多品種に対応するため、高真空蒸留装置を本社工場に設置
2008年4月 ＩＳＯ14001認証取得
2008年12月 ＩＳＯ9001認証取得
2012年4月 研究開発支援分野を強化するため、研究実験棟を本社工場敷地内に設立
2013年4月 多様化する顧客ニーズに対応するため、研究開発用蒸留設備を本社工場に設置
2014年7月 増加する顧客ニーズに対応するため、プラントサービスを開始
2015年9月 生産能力増強のため、研究実験棟を本社工場敷地内に増設
2017年10月 東京証券取引所ＪＡＳＤＡＱ（スタンダード）に上場
2019年1月 大阪府枚方市新町に本社移転し、東京都中央区に東京営業所を新設
2019年3月 ＩＳＯ45001認証取得
2019年6月 連続蒸留のテスト案件に対応するため、連続蒸留マルチプラントを枚方工場に設置
2019年10月 大阪府枚方市新町に子会社、ユカエンジニアリング株式会社を設立
2021年1月 株式会社カイコー（埼玉県さいたま市）を子会社化
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事業系統図
受託蒸留事業
原材料等の支給
原材料
大阪油化工業
精製 ・ 加工
仕 顧
入 客
先 プラント事業
材料・部品等 技術相談
ユカエンジニアリング
カイコー
製品・装置
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事業の流れ
生産品目の改定、装置の効率化のため、次段階の研究へ
開発品目の内製化に向け、生産技術の取得へ
研究開発支援 受託加工 プラントサービス
開発成功により、 大量生産に向け、
少量生産 ・中規模生産へ 生産技術の高度化へ
商品の改良・発展のため、次段階への研究 生産効率の向上、生産手法の改良・発展
一気通貫サービスの提供
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＜お問い合わせ先＞
業務部
TEL：072-861-5322
MAIL：md@osaka-yuka.co.jp
URL：https://www.osaka-yuka.co.jp/
＜本資料取扱上の注意点＞
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