4124 J-大阪油化工業 2020-11-12 15:30:00
2020年9月期 決算説明資料 [pdf]

2020年9月期
決算説明資料     2020年11月12日

           証券コード:4124
目次

1.決算概要     P.3




2.今後に関して   P.13




3.参考資料     P.19




                  2
1.決算概要




         3
          決算ハイライト

            連結
                         売上高                            営業利益
                      1,050百万円                         111百万円
                      前期比3.4%減※1                      前期比3.9%増※1



                受託蒸留事業                                プラント事業
                      売上高                                   売上高
                   915百万円                                135百万円
                  前期比   15.2%減※2                       前期比  1376.5%増※2

※1 : 2019年9月期は連結決算を行っておりませんが、 2019年9月期の単体の実績を使用し、前期比を算出しております。
※2 : 会計基準に準拠した数値ではないものの、参考情報として、各事業の売上高前期比数値を掲載させていただいております。
     当該数値算出にあたり、 2019年9月期受託蒸留事業売上高については、旧売上区分である「研究開発支援」及び「受託加工」の売上高を使用し、   4
    2019年9月期プラント事業売上高については、旧売上区分である「プラントサービス」の売上高を使用しております。
          連結損益計算書
   ◆ 新型コロナウイルス感染症の影響による一部取引先の在庫調整等の影響を受け、前期に比べて売上高減少
   ◆ プラント事業強化等を目的とした人員増強による人件費の増加及び生産設備(連続蒸留塔等)の新設等による
      減価償却費の増加があったものの、経費削減に努めたことにより、前期に比べて利益面は微増

        (単位:百万円)               2019年9月期※1     構成比(%)    2020年9月期      構成比(%) 増減率(%)※2

                売上高                   1,088     100.0         1,050     100.0    ▲3.4

               売上原価                     648      59.6           621      59.2    ▲4.2

              売上総利益                     439      40.4           429      40.8    ▲2.3

         販売費及び一般管理費                     331      30.5           317      30.2    ▲4.3

               営業利益                     107       9.9           111      10.6     3.9

               経常利益                     104       9.6           110      10.5     6.0
         親会社株主に帰属する
           当期純利益
                                         72       6.7            75       7.2     3.3

          1株当たり当期純利益(円)               68.37                   71.55
※1 2019年9月期の数値は、2019年9月期単体の実績値を使用しております。                                                5
※2 2019年9月期は連結決算を行っておりませんが、2019年9月期の単体の実績を使用し、増減率を算出しております。
          連結貸借対照表
       ◆ 利益増加に伴い、現金及び預金が増加

       (単位:百万円)               2019年9月期※1      2020年9月期   増減※2           主な増減要因※2

                                                                    現金及び預金+129,
               流動資産                    954       1,107       152 原料+54,売掛金▲19
                                                                    土地+74,機械装置(純額)▲48,
               固定資産                    847         829       ▲17 建設仮勘定▲20

              資産合計                    1,801      1,937       135
                                                                    未払消費税+43,
               流動負債                    143         253       109 買掛金+33,未払費用+25

               固定負債                       -          -          -            -
              負債合計                     143         253       109
                                                                    利益剰余金+47(当期利益剰余金+75,
             純資産合計                    1,657      1,683        26 剰余金の配当▲26),自己株式▲21

           負債純資産合計                    1,801      1,937       135

※1 2019年9月期の数値は、2019年9月期単体の実績値を使用しております。                                                   6
※2 2019年9月期は連結決算を行っておりませんが、2019年9月期の単体の実績を使用し、増減を算出しております。
          連結キャッシュ・フロー計算書
        ◆ 営業活動によるキャッシュ・フローは、334百万円を獲得 (前年同期比68百万円増)
        ◆ 既存設備更新等による、合計150百万円の投資を実施 (前年同期比211百万円減)

        (単位:百万円)                             2019年9月期※1      2020年9月期   増減※2


             営業活動によるキャッシュ・フロー                         265         334          68

             投資活動によるキャッシュ・フロー                      ▲ 361       ▲150            211

               フリー・キャッシュ・フロー                         ▲95        183            279

           財務活動によるキャッシュ・フロー                         ▲ 59        ▲ 54            4

              現金及び現金同等物の増減額                        ▲ 155         129           284

             現金及び現金同等物の期首残高                           908         753     ▲ 155

             現金及び現金同等物の期末残高                           753         883          129


※1 2019年9月期の数値は、2019年9月期単体の実績値を使用しております。                                             7
※2 2019年9月期は連結決算を行っておりませんが、2019年9月期の単体の実績を使用し、増減を算出しております。
        受託蒸留事業 売上高

 ◆ 研究開発支援売上高については、新規案件数は増加したことにより、前期比21.6%増
 ◆ 受託加工売上高については、 2020年4月及び5月の緊急事態宣言の発令を主要因
   として、当該期間において工場の稼働を減らしたことにより、前期比23.1%減


      (単位:百万円)                        2019年9月期           2020年9月期     前期比(%)


          受託蒸留事業売上高                          ※   1,079          915    ※   ▲15.2

             研究開発支援売上高                            190           231         21.6

             受託加工売上高                              889           683        ▲23.1




※ 会計基準に準拠した数値ではないものの、参考情報として、2019年9月期の受託蒸留事業売上高及び前期比の数値については、                      8
  旧売上区分である「研究開発支援」 及び「受託加工」の売上高を使用し、算出しております。
        プラント事業 売上高

      ◆ プラント事業については、1億円以上の大型案件及び小型案件2件を獲得した
        ことにより、前期比1376.5%増

      (単位:百万円)                       2019年9月期           2020年9月期      前期比(%)


          プラント事業売上高                             ※   9           135    ※   1,376.5

                                                                      <イメージ図>




※ 会計基準に準拠した数値ではないものの、参考情報として、2019年9月期のプラント事業売上高及び前期比の数値については、                        9
  旧売上区分である「プラントサービス」の売上高を使用し、算出しております。
  新規取引件数等推移
◆ 新型コロナウイルス感染症の影響により、通期ではほぼ横ばいの件数で着地


  (単位:件)             2019年9月期        2020年9月期

           新規案件数                47          47
           研究案件                 20          17
           問い合わせ件数          154            153

  (単位:社)             2019年9月期        2020年9月期

           新規取引先数               16          13


                                                 10
  株主還元

◆ 2020年9月期における配当については、前期と同額の1株当たり25円を実施予定


                    2019年9月期        2020年9月期

   1株当たり配当金(円)                 25          25
      配当性向(%)              36.6           34.9


 【2021年9月期予想値】
 2021年9月期における配当についても、1株当たり25円を予定




                                                 11
  新型コロナウイルス感染症への対応


     具体的な取り組み                副次的な効果
非製造部門におけるテレワークの導入   通勤負担低減
時差出勤の強化             それぞれの働きやすい環境に
WEB会議ツールの活用         遠方の顧客とも密にコミュニケーション
出張や拠点間移動のルール厳格化     目的をもって外出を行うように
作業場・事務所の人口密度緩和の推進   働く場所の適切化・効率化
検温・消毒・マスク着用の励行      他の感染症発症・病欠の低減




                                      12
2.今後に関して




           13
  通期連結業績予想
◆ 売上高に関して、受託蒸留事業については、新型コロナウイルス感染症の影響により、
  前期と同水準に推移する見通し。プラント事業については、中小型案件のみの予想で
  ある為、前期を下回る見通し
◆ 利益面に関しては、主として売上高減少見込みに加えて、将来を見据えた人材投資に
  よる人件費増加の見込みにより、前期を下回る見通し


   連結
      売上高
              968百万円     営業利益
                                  14百万円
              前期比7.8%減          前期比87.1%減


      受託蒸留事業                プラント事業
         売上高                  売上高
      926百万円                42百万円
          1.3%減
        前期比                 前期比  69.1%減

                                            14
          研究開発力の拡充

      1                     電子材料向け案件の
                ICP-MS※導入   分析ニーズを汲むことが可能に


                            分析機器増加に伴い、分析室拡張
      2        研究開発棟増築
                            作業効率を重視した配置に変更



      3       品質管理専任者増員     当社の高品質を担保




                   分析力・品質管理体制を増強し、
                   高付加価値案件の取り扱い強化
                                             15
※半導体材料の管理にも使用される高感度な分析機器
 工場隣接地の取得
◆ 2020年9月期に枚方工場拡張の為、土地(490㎡)を取得
◆ 以下2つの用途に利用予定


 1    機械整備室新設           整備力の強化
                        当社の高品質を担保


                        現拠点の生産効率向上
 2     備品倉庫新設
                        必要な部品や機器をストック



       自社装置の性能の維持・向上に加え、
     外部へのメンテナンスサービス提供に備える
                                        16
  子会社ユカエンジニアリングの実績積上げ
◆ 2021年9月期に関しても、案件を受注済み
◆ 以下2つの強みをアピールし、実績積上げを図る

 1   蒸留データをもとに設計           2   使用者目線の設計




大阪油化の保有プラントで試験蒸留          長年の蒸留精製の経験を活かし、
                          使いやすく設計
                                          17
    海外展開体制の整備
◆ 海外展開体制の整備を実行中
◆ 「製造即応サービス」と「受託蒸留のパッケージ化」の2サービスを展開予定
◆ 韓国・中国・台湾等のアジア圏を集中的に開拓予定


    製造即応
1   サービス
             商談         契約      蒸留試験     蒸留      納品

               事前契約により時間を短縮



    受託蒸留の
2   パッケージ化
             当社HP     蒸留プラン選択   ご要望入力   契約・注文   納品及び報告


                    オンラインの活用によりコストの低減

                                                      18
3.参考資料




         19
 会社概要
◆ 社名      大阪油化工業株式会社

◆ 代表者     代表取締役社長 堀田哲平

◆ 創業      1949年11月

◆ 設立      1962年2月

◆ 本社所在地   大阪府枚方市新町一丁目12番1号 太陽生命枚方ビル7階

◆ 資本金     346百万円(2020年9月30日時点)

◆ 決算期     9月末

◆ 従業員数    48名(2020年9月30日時点)

                                        20
     事業所一覧
本社                枚方工場                東京営業所




 京阪電鉄 枚方市駅         京阪電鉄 枚方市駅           東京メトロ 茅場町駅
   徒歩3分             タクシー20分               徒歩3分
 〒573-1191        〒573-0136            〒104-0033
 大阪府枚方市新町1-12-1   大阪府枚方市春日西町2-27-33    東京都中央区新川1-3-21
 太陽生命枚方ビル7階                            BIZ SMART茅場町306

                                                         21
沿革
  年月                                  概要
1949年11月   粗パラフィンの精製及び販売のため、大阪府大阪市東成区に大阪油化工業所を創業
1962年2月    大阪油化工業株式会社を大阪府枚方市津田に設立(資本金2,000千円)
1963年4月    当社の独自設計による、減圧蒸留装置を本社工場(旧枚方工場)に設置

1973年11月   大阪府枚方市春日西町に本社及び工場(現枚方工場)を新築し、大阪府枚方市津田より本社移転

1998年4月    有機EL材料精製に対応するため、昇華精製装置を本社工場に設置
2000年4月    少量多品種に対応するため、高真空蒸留装置を本社工場に設置
2008年4月    ISO14001認証取得
2008年12月   ISO9001認証取得
2012年4月    研究開発支援分野を強化するため、研究実験棟を本社工場敷地内に設立
2013年4月    多様化する顧客ニーズに対応するため、研究開発用蒸留設備を本社工場に設置
2014年7月    増加する顧客ニーズに対応するため、プラントサービスを開始
2015年9月    生産能力増強のため、研究実験棟を本社工場敷地内に増設
2017年10月   東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2019年1月    大阪府枚方市新町に本社移転し、東京都中央区に東京営業所を新設
2019年3月    ISO45001認証取得
2019年6月    連続蒸留のテスト案件に対応するため、連続蒸留マルチプラントを枚方工場に設置
2019年10月   大阪府枚方市新町に子会社、ユカエンジニアリング株式会社を設立
                                                         22
事業系統図

   当 社
           原材料・試料

   研究開発
    支援
           精製 ・ 加工
                     顧
   受託加工              客
          研究・生産テーマ

   プラント
   サービス
           技術・情報


                         23
 事業の流れ
         生産品目の改定、装置の効率化のため、次段階の研究へ


          開発品目の内製化に向け、生産技術の取得へ




研究開発支援               受託加工               プラントサービス
        開発成功により、             大量生産に向け、
      少量生産 ・中規模生産へ          生産技術の高度化へ




 商品の改良・発展のため、次段階への研究    生産効率の向上、生産手法の改良・発展



           一気通貫サービスの提供
                                               24
                        <お問い合わせ先>
                   業務部
                   TEL:072-861-5322
                   MAIL:md@osaka-yuka.co.jp
                   URL:https://www.osaka-yuka.co.jp/




<本資料取扱上の注意点>
本資料に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点における情報に基づき判断したものであり、マクロ環境や当社の関
連する業界動向等により変動する可能性があります。従いまして、実際の業績等が、本資料に記載している将来の見通しに
関する記述と異なるリスクや不確実性がありますことをご了承ください。また、本資料は当社をご理解いただくために作成した
もので、当社への投資勧誘を目的としておりません。投資に関する決定はご自身のご判断において行われるようお願いいたし
ます。