4097 高圧ガス 2019-08-09 15:00:00
令和2年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
令和2年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
令和元年8月9日
上 場 会 社 名 高圧ガス工業株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4097 URL http://www.koatsugas.co.jp
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)澁谷 信雄
問合せ先責任者 (役職名)執行役員財務経理部長 (氏名)大北 隆行 (TEL) 06-7711-2571
四半期報告書提出予定日 令和元年8月9日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.令和2年3月期第1四半期の連結業績( 平成31年4月1日~ 令和元年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2年3月期第1四半期 20,737 1.0 1,356 12.3 1,501 5.2 1,009 7.0
31年3月期第1四半期 20,524 8.6 1,207 3.9 1,426 4.4 942 △1.4
(注) 包括利益 2年3月期第1四半期 1,977 百万円 ( 137.8%) 31年3月期第1四半期 831 百万円 ( △21.7%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2年3月期第1四半期 18.28 ―
31年3月期第1四半期 17.07 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2年3月期第1四半期 88,824 58,552 64.8
31年3月期 88,092 57,031 63.6
(参考) 自己資本 2年3月期第1四半期 57,593 百万円 31年3月期 56,073 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
31年3月期 8.00 8.00 16.00
2年3月期
2年3月期(予想) 8.00 8.00 16.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.令和2年3月期の連結業績予想( 平成31年4月1日~ 令和2年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 43,000 5.6 2,500 12.5 2,700 4.7 1,700 0.4 30.59
通期 90,000 5.9 5,800 13.7 6,200 7.2 3,700 5.9 66.57
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 有
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2年3月期1Q 55,577,526株 31年3月期 55,577,526株
② 期末自己株式数 2年3月期1Q 372,986株 31年3月期 372,885株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2年3月期1Q 55,204,591株 31年3月期1Q 55,204,912株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束するものではありません。また、実際の業績等は様々
な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事
項等については、第1四半期決算短信(添付資料)3ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧
ください。
高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………8
(会計上の見積りの変更) ……………………………………………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………9
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高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などを背景に緩やかな回復基調がみら
れたものの、米中貿易摩擦の激化による世界経済の減速懸念など、先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のもと、当第1四半期連結累計期間の売上高は207億37百万円(前年同期比1.0%増加)、営業利
益は13億56百万円(前年同期比12.3%増加)、経常利益は15億1百万円(前年同期比5.2%増加)、親会社株主に帰
属する四半期純利益は10億9百万円(前年同期比7.0%増加)となりました。
当第1四半期連結累計期間における、セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① ガス事業
ガス事業を取り巻く環境は、鉄鋼、自動車、化学、半導体などの仕向け先において減速感がみられるなか、
シリンダーガスビジネスの収益力強化のため生産体制の合理化などを進め、地域に密着した営業に努めてまい
りました。
『溶解アセチレン』は、建設、土木など現場工事向けの需要が減少したものの、新規需要先の獲得や価格改
定の効果もあり、売上高は前年同期を上回りました。『その他工業ガス等』は、アルゴン、炭酸ガス、冷媒用
ガスが新規需要先の獲得により増加し、売上高は前年同期を上回りました。『溶接溶断関連機器』は、設備工
事や工作機械等の受注減少により、売上高は前年同期を下回りました。『容器』は、消火装置向け容器が増加
し、売上高は前年同期を上回りました。
このほか、設備賃貸の収入を加えた当事業の売上高は152億96百万円(前年同期比0.4%減少)となりまし
た。営業利益は13億45百万円(前年同期比24.0%増加)となりました。
② 化成品事業
化成品事業を取り巻く環境は、原材料価格が安定してきているものの、一部の原材料は高止まりをし、引き
続き厳しい状況が続いているなか、新しい技術の開発に注力し、環境にやさしい製品や付加価値の高い製品の
開発に努めてまいりました。
『接着剤』は、ペガールが木工用、土木用が海外向けに需要を伸ばし、シアノンが海外向けのコンシューマ
ー用が減少したものの、ペガロックが新製品による新規需要先の獲得により国内向けが増加し、売上高は前年
同期を上回りました。
『塗料』は、建築塗料が新製品「ウォールバリアシリーズ」の伸長により増加し、塗料用エアゾールが前期
並みであったものの、売上高は前年同期を上回りました。
このほか、設備賃貸の収入を加えた当事業の売上高は46億50百万円(前年同期比5.3%増加)となりました。
営業利益は3億49百万円(前年同期比5.6%減少)となりました。
③ その他事業
その他事業は、海外向け光学機器の需要が大幅に減少したものの、LSIカード関連は前期並みに推移し、
また、食品添加物が新規需要先の獲得により増加し、売上高は7億90百万円(前年同期比5.4%増加)、営業損
失は29百万円(前年同期は、37百万円の営業損失)となりました。
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高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ7億31百万円増加して888億24百万円となり
ました。流動資産は、現預金、売上債権が減少したことにより前連結会計年度末に比べ13億39百万円減少して、
496億82百万円となりました。固定資産は、有形固定資産の増加や投資有価証券の時価が上昇したことにより前連
結会計年度末に比べて20億70百万円増加し、391億42百万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ7億90百万円減少して302億71百万円とな
りました。流動負債は、仕入債務、未払法人税等などの減少により前連結会計年度末に比べ15億18百万円減少し、
241億1百万円となりました。固定負債は、繰延税金負債の増加により前連結会計年度末に比べ7億28百万円増加
し、61億70百万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、有価証券評価差額金、利益剰余金が増加したことにより前連結
会計年度末に比べ15億21百万円増加して585億52百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
現時点におきましては、令和元年5月15日に発表いたしました第2四半期連結累計期間及び通期の業績予想に
変更はありません。
なお、業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいており、実際の業績は様々な要因によって
予想値と大きく異なる可能性があります。
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高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(平成31年3月31日) (令和元年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 21,165 20,082
受取手形及び売掛金 21,967 21,105
電子記録債権 3,002 3,143
商品及び製品 2,732 2,989
仕掛品 489 562
原材料及び貯蔵品 1,348 1,335
その他 388 535
貸倒引当金 △73 △71
流動資産合計 51,021 49,682
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 7,499 7,607
機械装置及び運搬具(純額) 2,923 3,186
土地 13,271 13,290
建設仮勘定 757 1,125
その他(純額) 1,010 1,052
有形固定資産合計 25,463 26,263
無形固定資産 430 415
投資その他の資産
投資有価証券 10,352 11,644
繰延税金資産 141 142
その他 748 742
貸倒引当金 △65 △65
投資その他の資産合計 11,177 12,464
固定資産合計 37,071 39,142
資産合計 88,092 88,824
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高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(平成31年3月31日) (令和元年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 12,464 11,496
電子記録債務 6,395 6,265
短期借入金 1,396 1,416
未払法人税等 1,037 238
賞与引当金 1,178 592
その他 3,147 4,091
流動負債合計 25,619 24,101
固定負債
長期借入金 3,000 3,137
退職給付に係る負債 357 354
役員退職慰労引当金 19 19
繰延税金負債 1,260 1,856
その他 805 801
固定負債合計 5,441 6,170
負債合計 31,061 30,271
純資産の部
株主資本
資本金 2,885 2,885
資本剰余金 2,760 2,765
利益剰余金 47,214 47,779
自己株式 △199 △199
株主資本合計 52,660 53,230
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,645 4,522
為替換算調整勘定 12 28
退職給付に係る調整累計額 △244 △188
その他の包括利益累計額合計 3,412 4,362
非支配株主持分 958 959
純資産合計 57,031 58,552
負債純資産合計 88,092 88,824
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高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 平成30年4月1日 (自 平成31年4月1日
至 平成30年6月30日) 至 令和元年6月30日)
売上高 20,524 20,737
売上原価 14,932 14,946
売上総利益 5,592 5,791
販売費及び一般管理費 4,384 4,434
営業利益 1,207 1,356
営業外収益
受取利息 0 2
受取配当金 109 116
受取手数料 27 27
為替差益 25 -
その他 97 106
営業外収益合計 260 252
営業外費用
支払利息 8 7
為替差損 - 36
その他 33 63
営業外費用合計 41 108
経常利益 1,426 1,501
特別利益
固定資産売却益 5 -
特別利益合計 5 -
特別損失
投資有価証券売却損 - 6
固定資産売却損 14 -
特別損失合計 14 6
税金等調整前四半期純利益 1,417 1,495
法人税、住民税及び事業税 371 328
法人税等調整額 92 150
法人税等合計 463 479
四半期純利益 953 1,016
非支配株主に帰属する四半期純利益 10 6
親会社株主に帰属する四半期純利益 942 1,009
6
高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 平成30年4月1日 (自 平成31年4月1日
至 平成30年6月30日) 至 令和元年6月30日)
四半期純利益 953 1,016
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △81 888
為替換算調整勘定 △55 16
退職給付に係る調整額 14 56
その他の包括利益合計 △122 961
四半期包括利益 831 1,977
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 822 1,959
非支配株主に係る四半期包括利益 8 18
7
高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更)
(退職給付に係る会計処理の数理計算上の差異の費用処理年数の変更)
退職給付に係る会計処理の数理計算上の差異の費用処理年数について、従来、従業員の平均残存勤務期間以内の
一定の年数(主として14年)で費用処理しておりましたが、平均残存勤務期間がこれを下回ったため、当第1四半
期連結会計期間から費用処理年数を主として11年に変更しております。
なお、当該変更による当第1四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。
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高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年6月30日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注1) 計上額
ガス事業 化成品事業 その他事業 計 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 15,360 4,414 749 20,524 ― 20,524
セグメント間の内部
― ― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 15,360 4,414 749 20,524 ― 20,524
セグメント利益又は
1,084 370 △37 1,417 △209 1,207
損失(△)
(注)1 セグメント利益又は損失(△)の調整額△209百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用で
あり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行なっています。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
当第1四半期連結会計期間から、報告セグメントの区分を一部見直し、従来の「化成品事業」に含まれる一部
商品の報告セグメントを「その他事業」に変更しています。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の区分方法に基づき作成したものを記載してい
ます。
3. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 平成31年4月1日 至 令和元年6月30日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注1) 計上額
ガス事業 化成品事業 その他事業 計 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 15,296 4,650 790 20,737 ― 20,737
セグメント間の内部
― ― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 15,296 4,650 790 20,737 ― 20,737
セグメント利益又は
1,345 349 △29 1,664 △308 1,356
損失(△)
(注)1 セグメント利益又は損失(△)の調整額△308百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用で
あり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行なっています。
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
9