4097 高圧ガス 2020-05-22 15:00:00
令和2年3月期 決算短信[日本基準](連結) [pdf]
令和2年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
令和2年5月22日
上 場 会 社 名 高圧ガス工業株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4097 URL https://www.koatsugas.co.jp
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)澁谷 信雄
問合せ先責任者 (役職名)執行役員財務経理部長 (氏名)大北 隆行 (TEL) 06-7711-2571
定時株主総会開催予定日 令和2年6月25日 配当支払開始予定日 令和2年6月26日
有価証券報告書提出予定日 令和2年6月25日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.令和2年3月期の連結業績(平成31年4月1日~令和2年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2年3月期 83,943 △1.1 5,141 0.8 5,828 0.8 3,805 9.0
31年3月期 84,951 6.2 5,099 5.8 5,778 7.2 3,491 7.7
(注) 包括利益 2年3月期 2,846 百万円 ( △3.5%) 31年3月期 2,949 百万円 ( △32.4%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2年3月期 68.93 - 6.6 6.6 6.1
31年3月期 63.24 - 6.2 6.7 6.0
(参考) 持分法投資損益 2年3月期 - 百万円 31年3月期 - 百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2年3月期 87,492 58,829 66.2 1,050.41
31年3月期 88,092 57,031 63.6 1,015.73
(参考) 自己資本 2年3月期 57,987 百万円 31年3月期 56,073 百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2年3月期 5,168 △4,339 △1,012 20,737
31年3月期 5,992 △3,264 △1,025 20,925
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
31年3月期 - 8.00 - 8.00 16.00 883 25.3 1.6
2年3月期 - 8.00 - 8.00 16.00 883 23.2 1.5
3年3月期(予想) - - - - - -
(注)令和3年3月期の配当については、現時点で業績予想の算定が困難なため未定としております。
3.令和3年3月期の連結業績予想(令和2年4月1日~令和3年3月31日)
令和3年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を現時点で合理的に算定
することが困難なことから、未定とさせていただきます。業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに公表いた
します。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 - 社 (社名) 、除外 - 社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 有
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2年3月期 55,577,526 株 31年3月期 55,577,526 株
② 期末自己株式数 2年3月期 373,075 株 31年3月期 372,885 株
③ 期中平均株式数 2年3月期 55,204,546 株 31年3月期 55,204,794 株
(参考) 個別業績の概要
1.令和2年3月期の個別業績(平成31年4月1日~令和2年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2年3月期 66,555 △0.7 2,812 0.2 4,079 0.7 2,854 21.0
31年3月期 67,086 5.1 2,805 9.5 4,047 20.3 2,358 38.6
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2年3月期 51.70 -
31年3月期 42.71 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2年3月期 72,261 48,598 67.2 880.33
31年3月期 73,162 47,438 64.8 859.31
(参考) 自己資本 2年3月期 48,598 百万円 31年3月期 47,438 百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前
提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、決算短信(添付資料)4ページ「1.経営成
績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 4
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当今後の見通し ………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………… 7
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………10
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………11
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………11
(会計上の見積りの変更) …………………………………………………………………………11
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………11
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………13
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………14
1
高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調がみられたものの、長
期化する米中貿易摩擦など不安定な国際情勢の影響による外需の低迷に加え、世界的な新型コロナウイルス感染症
拡大により、経済活動が制限されるなど、極めて先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のなかで、当社グループは市場が求める安全・安心な製品やサービスを供給することを基本と
し、安定的な収益確保に向けた販売体制の強化や生産体制の効率化に取り組んでまいりました。その結果、当連結
会計年度の売上高は839億43百万円(前期比1.1%減少)、営業利益は51億41百万円(前期比0.8%増加)、経常利
益は58億28百万円(前期比0.8%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は38億5百万円(前期比9.0%増加)と
なりました。
当社グループの事業別の状況は次のとおりであります。
ガス事業
ガス事業を取り巻く環境は、鉄鋼、自動車、化学などの仕向け先において減速感がみられました。
このような事業環境のなか、当事業ではシリンダ-ガスビジネスの収益力強化のため、積極的な投資を行ない、
生産体制の合理化を進め、地域に密着した営業を展開してまいりました。
『溶解アセチレン』は、建設、土木など現場工事向け需要が減少したものの、新規需要先の獲得や価格改定の効
果もあり、売上高は前期を上回りました。
『その他工業ガス等』は、窒素、アルゴン、冷媒用ガス、エアゾール用ガスが新規需要先の獲得により増加した
ものの、酸素が現場工事向け需要の減少、炭酸ガスが原料ソースの減少、また、LPガス等の石油系ガスが輸入価
格の下落に伴なう販売価格の低下により、売上高は前期を下回りました。
『溶接溶断関連機器』は、工作機械や溶接ロボット等の受注が減少し、売上高は前期を下回りました。
『容器』は、消火装置向け容器が増加し、売上高は前期を上回りました。
このほか『設備賃貸』の収入を加えた当事業の売上高は630億13百万円(前期比1.8%減少)となりました。
営業利益は、51億29百万円(前期比2.5%増加)となりました。
化成品事業
化成品事業を取り巻く環境は、原材料価格の安定がみられたものの、一部の原材料に供給不足による値上がりが
あり、厳しい状況が続きました。
このような事業環境のなか、当事業では新しい技術の開発に注力し、環境にやさしい製品やユーザーニーズに合
った付加価値の高い製品の開発を行ない、国内はもとより海外にも、積極的な事業展開を進めてまいりました。
『接着剤』は、ペガールの粘着用が需要低迷により減少したものの、紙用、土木用、繊維用の需要が、国内・海
外向けともに伸長し、その他新規開発の自動車シート用の需要も増加、また、シアノンが、海外での一般消費者向
けの需要が減少したものの、医療用などの高付加価値品が増加し、ぺガールを原料とした塗料、コーティング剤な
どの販売が増加したことにより、売上高は前期を上回りました。
『塗料』は、、建築用塗料が、改修工事向け「ウォールバリアシリーズ」、「ビーズコートシリーズ」などの高
機能・高付加価値品の伸長により増加し、エアゾール製品が減少したものの、売上高は前期を上回りました。
このほか『設備賃貸』の収入を加えた当事業の売上高は178億72百万円(前期比1.6%増加)となりました。
営業利益は、13億16百万円(前期比18.4%増加)となりました。
その他事業
その他事業は、食品添加物が増加したものの、国内、海外向けLSIカード関連や海外向け光学機器の需要が減
少したことにより、売上高は30億57百万円(前期比4.2%減少)、営業利益は、6百万円(前期比94.6%減少)と
なりました。
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高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ6億円減少して874億92百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比べ9億98百万円減少して500億22百万円となりました。これは主に現金及び
預金が2億85百万円、売上債権であります受取手形及び売掛金が8億1百万円減少したことによるものでありま
す。
固定資産は、前連結会計年度末と比べ3億98百万円増加して374億70百万円となりました。これは主に、投資有
価証券が時価の下落などにより12億96百万円減少したものの、有形固定資産が前連結会計年度末と比べ17億14百
万円増加したことによるものであります。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末と比べ23億98百万円減少して286億62百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末と比べ21億77百万円減少して234億42百万円となりました。これは主に、仕入債務
であります支払手形及び買掛金が18億96百万円減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末と比べ2億21百万円減少して52億20百万円となりました。これは主に、退職給
付にかかる負債が2億35百万円増加したものの、繰延税金負債が4億63百万円減少したことによるものでありま
す。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末と比べ、17億98百万円増加して588億29百万円となりまし
た。これは主に、その他有価証券評価差額金が9億2百万円減少したものの、利益剰余金が29億22百万円増加し
たことによるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ1億88
百万円減少し、207億37百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は51億68百万円(前連結会計年度比13.7%減少)となり
ました。これは主に、税金等調整前当期純利益が57億72百万円、減価償却費が21億60百万円、売上債権の減少が
6億93百万円あったものの法人税の支払いが19億44百万円、仕入債務の減少が16億25百万円あったことによるも
のであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果使用した資金は43億39万円(前連結会計年度比32.9%増加)となりま
した。これは主に、有形固定資産の取得による支出が43億18百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果使用した資金は10億12百万円(前連結会計年度比1.2%減少)となりま
した。これは主に配当金の支払いが8億82百万円あったことによるものであります。
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高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 決算短信
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
平成28年3月期 平成29年3月期 平成30年3月期 平成31年3月期 令和2年3月期
自己資本比率 61.8 63.3 64.1 63.6 66.2
時価ベースの自己資
46.5 49.4 57.9 53.5 45.5
本比率
キャッシュ・フロー
1.2 0.8 0.6 0.7 0.8
対有利子負債比率
インタレスト・カバ
77.0 142.8 184.0 184.0 167.6
レッジ・レシオ
自己資本比率 :自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率 :株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 :有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・ガバレッジ・レシオ :キャッシュ・フロー/利息支払額
(注)1.いずれの指標も連結ベースの財務数値により計算しています。
2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により計算しています。
3.キャッシュ・フローは営業キャッシュ・フローを使用しています。有利子負債は連結貸借対照表に計上
されている借入金を対象としています。
(4)今後の見通し
今後のわが国経済は、米中貿易摩擦に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴なう世界的な経済活動の大
幅な停滞により、国内景気の悪化が懸念される不透明な状況が続くものと思われます。
次期の連結業績見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を現時点で合理的に算定す
ることが困難なことから、未定とさせていただきます。業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに公表い
たします。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、安定的かつ継続的な配当を実施するという基本方針に基づき、当期の経営成績、財務状況等を総合的
に勘案して株主様への還元に努めてまいります。
当期の期末配当金につきましては、当社普通株式1株につき8円とさせていただく予定であります。なお、中
間配当金は1株につき8円を実施していますので、年間では1株につき16円となる予定であります。
また、次期の配当につきましては、現時点で業績予想の算定が困難なため未定としております。業績予想の開
示が可能となった段階で、業績予想と合わせて速やかに公表いたします。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財
務諸表を作成する方針であります。
なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成31年3月31日) (令和2年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 21,165 20,880
受取手形及び売掛金 21,967 21,166
電子記録債権 3,002 3,115
商品及び製品 2,732 2,776
仕掛品 489 469
原材料及び貯蔵品 1,348 1,306
その他 388 365
貸倒引当金 △73 △56
流動資産合計 51,021 50,022
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 7,499 8,384
機械装置及び運搬具(純額) 2,923 3,816
土地 13,271 13,298
建設仮勘定 757 604
その他(純額) 1,010 1,072
有形固定資産合計 25,463 27,177
無形固定資産 430 400
投資その他の資産
投資有価証券 10,352 9,056
繰延税金資産 141 159
その他 748 731
貸倒引当金 △65 △56
投資その他の資産合計 11,177 9,891
固定資産合計 37,071 37,470
資産合計 88,092 87,492
5
高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成31年3月31日) (令和2年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 12,464 10,567
電子記録債務 6,395 6,665
短期借入金 1,396 1,366
1年内返済予定の長期借入金 - 75
未払法人税等 1,037 1,054
賞与引当金 1,178 1,188
役員賞与引当金 88 76
その他 3,059 2,449
流動負債合計 25,619 23,442
固定負債
長期借入金 3,000 3,000
退職給付に係る負債 357 592
役員退職慰労引当金 19 21
繰延税金負債 1,260 796
その他 805 810
固定負債合計 5,441 5,220
負債合計 31,061 28,662
純資産の部
株主資本
資本金 2,885 2,885
資本剰余金 2,760 2,725
利益剰余金 47,214 50,136
自己株式 △199 △199
株主資本合計 52,660 55,546
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,645 2,743
為替換算調整勘定 12 2
退職給付に係る調整累計額 △244 △305
その他の包括利益累計額合計 3,412 2,440
非支配株主持分 958 841
純資産合計 57,031 58,829
負債純資産合計 88,092 87,492
6
高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成30年4月1日 (自 平成31年4月1日
至 平成31年3月31日) 至 令和2年3月31日)
売上高 84,951 83,943
売上原価 62,052 60,781
売上総利益 22,898 23,161
販売費及び一般管理費 17,799 18,020
営業利益 5,099 5,141
営業外収益
受取利息 21 18
受取配当金 306 377
受取手数料 111 115
その他 511 606
営業外収益合計 951 1,117
営業外費用
支払利息 32 30
その他 239 398
営業外費用合計 272 429
経常利益 5,778 5,828
特別利益
投資有価証券売却益 59 20
固定資産売却益 6 13
その他 2 -
特別利益合計 68 33
特別損失
投資有価証券評価損 110 88
ゴルフ会員権評価損 1 -
減損損失 10 -
その他 20 1
特別損失合計 142 89
税金等調整前当期純利益 5,704 5,772
法人税、住民税及び事業税 1,949 1,962
法人税等調整額 209 △35
法人税等合計 2,158 1,926
当期純利益 3,545 3,846
非支配株主に帰属する当期純利益 54 40
親会社株主に帰属する当期純利益 3,491 3,805
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高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成30年4月1日 (自 平成31年4月1日
至 平成31年3月31日) 至 令和2年3月31日)
当期純利益 3,545 3,846
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △659 △931
為替換算調整勘定 △35 △9
退職給付に係る調整額 98 △59
その他の包括利益合計 △596 △1,000
包括利益 2,949 2,846
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 2,906 2,804
非支配株主に係る包括利益 42 41
8
高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他の 非支配株 純資産合
その他有 退職給付
資本剰余 利益剰余 株主資本 為替換算 包括利益 主持分 計
資本金 自己株式 価証券評 に係る調
金 金 合計 調整勘定 累計額合
価差額金 整累計額
計
当期首残高 2,885 2,760 44,661 △199 50,107 4,289 47 △340 3,997 919 55,024
当期変動額
剰余金の配当 △938 △938 △938
親会社株主に帰属す
3,491 3,491 3,491
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0 △0
連結子会社株式の取
- -
得による持分の増減
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △644 △35 95 △584 38 △546
額)
当期変動額合計 - - 2,552 △0 2,552 △644 △35 95 △584 38 2,006
当期末残高 2,885 2,760 47,214 △199 52,660 3,645 12 △244 3,412 958 57,031
当連結会計年度(自 平成31年4月1日 至 令和2年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他の 非支配株 純資産合
その他有 退職給付
資本剰余 利益剰余 株主資本 為替換算 包括利益 主持分 計
資本金 自己株式 価証券評 に係る調
金 金 合計 調整勘定 累計額合
価差額金 整累計額
計
当期首残高 2,885 2,760 47,214 △199 52,660 3,645 12 △244 3,412 958 57,031
当期変動額
剰余金の配当 △883 △883 △883
親会社株主に帰属す
3,805 3,805 3,805
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0 △0
連結子会社株式の取
△35 △35 △35
得による持分の増減
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △902 △9 △60 △971 △116 △1,088
額)
当期変動額合計 - △35 2,922 △0 2,886 △902 △9 △60 △971 △116 1,798
当期末残高 2,885 2,725 50,136 △199 55,546 2,743 2 △305 2,440 841 58,829
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高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成30年4月1日 (自 平成31年4月1日
至 平成31年3月31日) 至 令和2年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 5,704 5,772
減価償却費 1,870 2,160
貸倒引当金の増減額(△は減少) △3 △26
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 0 75
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) 61 71
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) △24 △5
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △3 △11
受取利息及び受取配当金 △328 △395
支払利息 32 30
減損損失 10 -
投資有価証券評価損益(△は益) 110 88
為替差損益(△は益) △10 18
売上債権の増減額(△は増加) △960 693
たな卸資産の増減額(△は増加) △305 18
仕入債務の増減額(△は減少) 1,129 △1,625
その他 33 △116
小計 7,316 6,748
利息及び配当金の受取額 328 395
利息の支払額 △32 △30
法人税等の支払額 △1,619 △1,944
営業活動によるキャッシュ・フロー 5,992 5,168
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △241 △42
定期預金の払戻による収入 42 135
有形固定資産の取得による支出 △2,813 △4,318
有形固定資産の売却による収入 64 51
無形固定資産の取得による支出 △33 △41
投資有価証券の取得による支出 △131 △176
その他の支出 △264 △18
その他の収入 111 69
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,264 △4,339
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △70 △30
長期借入れによる収入 1,000 141
長期借入金の返済による支出 △1,012 △75
自己株式の取得による支出 △0 △0
配当金の支払額 △937 △882
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得
- △163
による支出
その他の支出 △4 △2
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,025 △1,012
現金及び現金同等物に係る換算差額 △3 △5
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1,699 △188
現金及び現金同等物の期首残高 19,176 20,925
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 49 -
現金及び現金同等物の期末残高 20,925 20,737
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高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更)
(退職給付に係る会計処理の数理計算上の差異の費用処理年数の変更)
退職給付に係る会計処理の数理計算上の差異の費用処理年数について、従来、従業員の平均残存勤務期間以内の一
定の年数(主として14年)で費用処理しておりましたが、平均残存勤務期間がこれを下回ったため、当連結会計年度
から費用処理年数を主として11年に変更しております。
なお、当該変更による当連結会計年度の損益に与える影響は軽微であります。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源
の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行なう対象となっているものであります。
当社グループは、経営組織の形態と取扱い製品及び商品に基づき、「ガス事業」、「化成品事業」、「その他事
業」の3つを報告セグメントとしています。
各セグメントの主要な製品及び商品は以下のとおりであります。
セグメント 主要な製品及び商品
溶解アセチレン、その他工業ガス等(酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス、LP
ガス事業 ガス、特殊ガス、混合ガス等)、溶接溶断関連機器(溶接機、溶接棒等)、容
器(溶解アセチレン用容器、各種高圧ガス容器)、設備賃貸等
接着剤(合成樹脂系接着剤)、塗料(建築用の下地及び仕上塗料等、エアゾー
化成品事業
ル)、化成品関連原材料、設備賃貸等
その他事業 LSIカード、RFID、電子ペーパー表示機、食品添加物等
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法と
同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
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高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 決算短信
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結財務諸
調整額
表計上額
(注1)
ガス事業 化成品事業 その他事業 計 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 64,180 17,577 3,193 84,951 - 84,951
セグメント間の内部
- - - - - -
売上高又は振替高
計 64,180 17,577 3,193 84,951 - 84,951
セグメント利益 5,001 1,111 119 6,232 △1,133 5,099
セグメント資産 48,884 15,432 1,038 65,355 22,737 88,092
その他の項目
減価償却費 1,499 329 6 1,835 34 1,870
のれんの償却額 - - - - - -
有形固定資産及び無
2,729 546 2 3,277 36 3,313
形固定資産の増加額
(注)1 セグメント利益の調整額△1,133百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告セ
グメントに帰属しない一般管理費であります。
2 セグメント資産の調整額22,737百万円は、全社資産の額であり、全社資産の主なものは、親会社の金融資産
(現金及び預金、投資有価証券)及び管理部門に係る資産等であります。
3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行なっています。
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高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 平成31年4月1日 至 令和2年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結財務諸
調整額
表計上額
(注1)
ガス事業 化成品事業 その他事業 計 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 63,013 17,872 3,057 83,943 - 83,943
セグメント間の内部
- - - - - -
売上高又は振替高
計 63,013 17,872 3,057 83,943 - 83,943
セグメント利益 5,129 1,316 6 6,452 △1,310 5,141
セグメント資産 49,564 15,625 1,056 66,246 21,246 87,492
その他の項目
減価償却費 1,757 376 6 2,140 20 2,160
のれんの償却額 - - - - - -
有形固定資産及び無
3,032 910 3 3,947 11 3,959
形固定資産の増加額
(注)1 セグメント利益の調整額△1,310百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告セ
グメントに帰属しない一般管理費であります。
2 セグメント資産の調整額21,246百万円は、全社資産の額であり、全社資産の主なものは、親会社の金融資産
(現金及び預金、投資有価証券)及び管理部門に係る資産等であります。
3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行なっています。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成30年4月1日 (自 平成31年4月1日
至 平成31年3月31日) 至 令和2年3月31日)
1株当たり純資産額 1,015.73円 1株当たり純資産額 1,050.41円
1株当たり当期純利益 63.24円 1株当たり当期純利益 68.93円
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益について なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益について
は、潜在株式がないため、記載していません。 は、潜在株式がないため、記載していません。
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高圧ガス工業株式会社(4097) 令和2年3月期 決算短信
(注)算定上の基礎
1.1株当たり純資産額
前連結会計年度末 当連結会計年度末
(平成31年3月31日) (令和2年3月31日)
連結貸借対照表の純資産の部の合計額(百万円) 57,031 58,829
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 56,073 57,987
差額の主な内訳(百万円)
少数株主持分 958 841
普通株式の発行済株式数(千株) 55,577 55,577
普通株式の自己株式数(千株) 372 373
1株当たり純資産額の算定に用いられた普通株式の数
55,204 55,204
(千株)
2.1株当たり当期純利益金額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成30年4月1日 (自 平成31年4月1日
至 平成31年3月31日) 至 令和2年3月31日)
当期純利益金額(百万円) 3,491 3,805
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る当期純利益(百万円) 3,491 3,805
普通株式の期中平均株式数(千株) 55,204 55,204
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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