4095 日パーカライ 2021-11-05 16:00:00
2022年3月期第2四半期決算短信(日本基準)(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月5日
上 場 会 社 名 日本パーカライジング株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4095 URL https://www.parker.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 松本 満
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名) 田村 裕保 (TEL) 03-3278-4333
四半期報告書提出予定日 2021年11月12日 配当支払開始予定日 2021年12月10日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 57,938 30.7 7,916 167.1 9,474 113.0 5,718 94.7
2021年3月期第2四半期 44,317 △26.1 2,963 △61.1 4,448 △52.0 2,938 △50.0
(注) 包括利益 2022年3月期第2四半期 10,026百万円( 159.8%) 2021年3月期第2四半期 3,859百万円( △32.5%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第2四半期 48.62 -
2021年3月期第2四半期 24.84 -
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首より
適用しており、2022年3月期第2四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっておりま
す。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2022年3月期第2四半期 226,766 184,872 69.7 1,344.70
2021年3月期 220,210 176,667 68.8 1,288.01
(参考) 自己資本 2022年3月期第2四半期 158,166百万円 2021年3月期 151,499百万円
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首より
適用しており、2022年3月期第2四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっておりま
す。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 12.00 - 14.00 26.00
2022年3月期 - 13.00
2022年3月期(予想) - 13.00 26.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 118,000 18.1 15,000 40.4 17,700 24.7 10,800 8.0 91.82
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、添付資料10ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(会計方針の変更)をご覧下さい。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 132,604,524株 2021年3月期 132,604,524株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 14,981,892株 2021年3月期 14,981,884株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 117,622,590株 2021年3月期2Q 118,268,266株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が入手している情報及び合理的であるとする
一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提と
なる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、「1.当四半期決算に関する定性的情報
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
日本パーカライジング株式会社(4095) 2022年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………5
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………7
四半期連結損益計算書 ………………………………………………………………………………7
四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………9
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………10
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………11
3.補足情報 …………………………………………………………………………………………………12
(1)四半期毎の業績の推移(連結) ……………………………………………………………………12
(2)報告セグメントの所在地別売上高及び利益又は損失の金額に関する情報 ……………………13
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日本パーカライジング株式会社(4095) 2022年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、各国の経済対策やワクチン接種が進展した影響により、国や地域
によるばらつきはあるものの、総じてコロナ危機による経済減速から持ち直す動きが継続いたしました。また、わが
国経済におきましても、海外の景気回復を受けた輸出増加や企業生産・設備投資に持ち直しの動きが見られるなど回
復基調で推移しました。今後につきましては、ワクチン接種の普及に伴い経済の正常化が期待される一方で、新型コ
ロナウイルスの感染再拡大、世界的な需要急増に伴う半導体不足、原材料価格の高騰などの懸念材料もあり、先行き
は不透明な状況となっております。
当社グループの主要な供給先であります自動車業界では、景気回復に伴う旺盛な需要を背景に、生産・販売ともに
回復基調で推移しておりましたが、徐々に半導体不足等による生産調整の影響が出始め、国内の自動車生産台数は8
月以降前年を下回る水準となりました。もう一つの柱であります鉄鋼業界では、中国で粗鋼減産政策が打ち出されて
いるものの、公共投資や製造業の生産回復が追い風となり、国内では粗鋼生産量が前年を約3割上回るなど堅調に推
移しました。
このような状況のなか、当社グループにおきましては、2028年の創業100周年へ向け、当社の企業理念を実現し、持
続可能な社会の実現に貢献するため、新たに「Vision2030」を策定いたしました。Vision2030では、「あらゆる表面
をカガクで変える」をキャッチフレーズに、あらゆる素材に、様々な機能を付与する表面改質技術の開発に取り組み、
コア事業である、薬剤、装置、加工の3つの事業領域で、社会課題の解決に貢献し、社会と共に持続可能な成長・発
展を目指しております。「既存分野の深耕と新規分野の開拓」「グローバル展開の加速」「グループ・ガバナンスの
強化」「多様な人材の活躍推進」を基本戦略として掲げ、新たな成長ステージを目指した諸施策を推進しておりま
す。
この結果、当第2四半期の連結業績は次のとおりとなりました。
(単位:百万円)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
当第2四半期累計期間
四半期累計期間
57,938 7,916 9,474 5,718
(2022年3月期)
前第2四半期累計期間
44,317 2,963 4,448 2,938
(2021年3月期)
増減金額 13,620 4,952 5,026 2,780
増減率 30.7% 167.1% 113.0% 94.7%
売上高は579億38百万円(前年同期比30.7%増)となりました。事業の種類別セグメント毎の売上高は、前年同期に
比べ薬品事業が27.8%、装置事業が42.0%、加工事業が32.7%の増収、その他が11.9%の減収で推移しております。
また、地域別セグメントは、国内が18.1%、アジアが60.4%、欧米が26.1%といずれも増収で推移しております。
営業利益 は79億16百万円(前年同期比167.1%増)、経常利益 は94億74百万円(前年同期比113.0%増)、親会社株
経 親
主に帰属する四半期純利益は57億18百万円(前年同期比94.7%増)となりました。
主に帰属する四半期純利益
この結果、当第2四半期累計期間の総資産経常利益率(ROA)は年換算8.4%と前期末に比べ1.9ポイント増加いたし
総
ました。また、自己資本利益率(ROE)は年換算7.4%と前期末に比べ0.6ポイント増加いたしました。
自己資本利益
自己資本利益率
【為替の影響額】
海外業績の換算による損益計算書に与える影響額は、売上高で8億89百万円程度の増収、営業利益で1億23百万円
程度の増益となっています。
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日本パーカライジング株式会社(4095) 2022年3月期 第2四半期決算短信
【事業の種類別セグメントの概況】
事業の種類別セグメントの概
の概況 (単位:百万円)
売上高 セグメント利益又は損失(△)(営業利益)
報告セグメント 前第2四 当第2四 前第2四 当第2四
増減額 増減率 増減額 増減率
半期累計 半期累計 半期累計 半期累計
薬品事業 18,200 23,268 5,068 27.8% 2,333 4,384 2,051 87.9%
装置事業 7,550 10,722 3,172 42.0% 113 326 213 189.1%
加工事業 17,022 22,586 5,564 32.7% 1,179 3,784 2,604 220.9%
その他 1,543 1,359 △184 △11.9% 48 37 △10 △22.1%
調整額(消去) - - - - △710 △617 93 13.1%
連結損益計算書計上額 44,317 57,938 13,620 30.7% 2,963 7,916 4,952 167.1%
①薬品事業
薬品事業
売上高は232億68百万円(前年同期比27.8%増)となり、営業利益は43億84百万円(前年同期比87.9%増)となりま
営
した。当事業部門は、金属などの表面に耐食性、耐摩耗性、潤滑性など機能性向上を目的とする化成皮膜を施し、素
材の付加価値を高める薬剤などを中心に製造・販売しております。国内外ともに半導体不足等に起因する主要顧客の
生産調整の影響があったものの、国内では昨年後半からの回復基調が継続し、金属表面処理剤の販売は底堅く推移し
ました。海外においてもタイ・中国・インド・韓国・インドネシアなどアジア地域での販売回復が大きく、増収増益
で推移しました。
②装置事業
装置事業
売上高 は107億22百万円(前年同期比42.0%増)となり、営業利益 は3億26百万円(前年同期比189.1%増)となり
営
ました。当事業部門は、輸送機器業界を中心に前処理設備、塗装設備及び粉体塗装設備などを製造・販売しておりま
す。国内外ともに設備投資持ち直しの動きに支えられ好調に推移しました。特に中国やタイでの伸びが大きく、自動
車メーカー向け前処理装置の施工が進捗し、増収増益で推移しました。
③加工事業
加工事業
売上高 は225億86百万円(前年同期比32.7%増)となり、営業利益 は37億84百万円(前年同期比220.9%増)となり
営
ました。当事業部門は、熱処理加工、防錆加工、めっき処理などの表面処理の加工サービスを提供しております。北
米地域ではやや苦戦を強いられましたが、国内及び中国・タイ・インドネシアなどのアジア地域では、主要取引先で
ある自動車部品メーカーの生産回復に伴い大幅な伸びとなり、加工事業全体では増収増益で推移しました。
④その他
その他
売 上 高 は13億59百万円(前年同期比11.9%減)となり、営業 利 益 は37百万円(前年同期比22.1%減)となりまし
営
た。当事業部門は、ビルメンテナンス事業、太陽光発電事業などを営んでおります。ビルメンテナンス事業では大型
の大規模修繕工事を複数件受注したことにより増収増益となりました。一方、前期末にボルトの製造・販売をしてい
る会社を売却したことにより、全体としては減収減益となりました。また、ライフサイエンス事業として、昨年より
一般消費者向けに抗菌剤「Pal-feel」の販売を開始しました。併せて、医療機器への参入を進めており、自社開発の
コーティング技術により、血液や生体組織の付着を低減した電気メス部品「CHIDORI」の製造販売やカテーテルガイド
ワイヤーの表面処理加工を行っております。
【投資情報】
投資情報 (単位:百万円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
減価償却費 2,748 2,932
設備投資額 2,426 2,461
研究開発費 970 1,023
有利子負債 1,730 1,437
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日本パーカライジング株式会社(4095) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
資産合計は、前連結会計年度末と比較し65億56百万円増加し2,267億66百万円となりました。流動資産は50億87百万
円増加いたしました。主な要因としては、現金及び預金が28億47百万円、受取手形、売掛金及び契約資産(前連結会
計年度末においては受取手形及び売掛金)が3億62百万円、棚卸資産が9億82百万円増加したことなどが挙げられま
す。固定資産は14億69百万円増加いたしました。主な要因としては、有形固定資産が6億37百万円、投資その他の資
産が7億41百万円増加したことなどが挙げられます。
負債合計は、前連結会計年度末と比較し16億48百万円減少し418億94百万円となりました。流動負債は24億56百万円
減少いたしました。主な要因としては、支払手形及び買掛金が9億82百万円、未払法人税等が5億17百万円それぞれ
減少したことなどが挙げられます。固定負債は8億7百万円増加いたしました。
純資産合計 は、前連結会計年度末と比較し82億4百万円増加し1,848億72百万円となりました。主な要因としては、
利益剰余金が40億92百万円、その他有価証券評価差額金が3億85百万円、為替換算調整勘定が22億17百万円、非支配
株主持分が15億37百万円それぞれ増加したことなどが挙げられます。
以上の結果、自己資本比率は69.7%と前連結会計年度末と比較し0.9ポイント増加するとともに、1株当たり純資産
は1,344円70銭と56円69銭増加いたしました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2022年3月期の業績予想につきましては、概ね計画の範囲内で推移しているものと判断し、2021年5月12日の
「2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」で公表いたしました通期の連結業績予想から変更はありません。
【通期連結業績(2022年3月期)の見通し】
通期連結業績 の見通し (単位:百万円)
2022年3月期 進捗率
前期比
(予想) (第2四半期)
売上高 118,000 18.1% 49.1%
営業利益 15,000 40.4% 52.8%
経常利益 17,700 24.7% 53.5%
親会社株主に帰属する当期純利益 10,800 8.0% 53.0%
(通期予想は、現時点の入手可能な情報に基づき判断したものであり、経済情勢の変化、市場の動向、為替レートの変
動などにより乖離する可能性があります。)
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日本パーカライジング株式会社(4095) 2022年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度末 当第2四半期連結会計期間末
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 66,589 69,437
受取手形及び売掛金 36,934 -
受取手形、売掛金及び契約資産 - 37,296
有価証券 566 829
商品及び製品 2,684 2,962
仕掛品 2,053 2,132
原材料及び貯蔵品 4,617 5,243
その他 2,776 3,419
貸倒引当金 △1,434 △1,445
流動資産合計 114,788 119,876
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 23,271 23,382
機械装置及び運搬具(純額) 15,426 16,260
土地 16,370 16,467
建設仮勘定 2,191 1,863
その他(純額) 1,635 1,558
有形固定資産合計 58,895 59,532
無形固定資産 2,410 2,501
投資その他の資産
投資有価証券 33,006 32,584
退職給付に係る資産 3 31
繰延税金資産 1,638 2,178
その他 9,597 10,192
貸倒引当金 △130 △129
投資その他の資産合計 44,115 44,856
固定資産合計 105,421 106,890
資産合計 220,210 226,766
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 17,028 16,046
1年内返済予定の長期借入金 634 650
未払法人税等 2,694 2,176
賞与引当金 2,644 2,578
役員賞与引当金 70 30
その他 8,907 8,040
流動負債合計 31,978 29,522
固定負債
長期借入金 560 463
退職給付に係る負債 5,709 5,788
役員退職慰労引当金 231 228
繰延税金負債 3,536 4,341
その他 1,526 1,550
固定負債合計 11,563 12,371
負債合計 43,542 41,894
5
日本パーカライジング株式会社(4095) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度末 当第2四半期連結会計期間末
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 4,560 4,560
資本剰余金 4,460 4,460
利益剰余金 144,750 148,842
自己株式 △11,745 △11,745
株主資本合計 142,025 146,118
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 10,522 10,907
繰延ヘッジ損益 0 △8
為替換算調整勘定 △1,354 862
退職給付に係る調整累計額 305 286
その他の包括利益累計額合計 9,473 12,048
非支配株主持分 25,168 26,705
純資産合計 176,667 184,872
負債純資産合計 220,210 226,766
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 44,317 57,938
売上原価 29,944 37,581
売上総利益 14,372 20,356
販売費及び一般管理費 11,409 12,440
営業利益 2,963 7,916
営業外収益
受取利息 137 133
受取配当金 384 258
受取賃貸料 389 402
持分法による投資利益 137 339
為替差益 - 262
補助金収入 408 33
その他 602 413
営業外収益合計 2,060 1,842
営業外費用
支払利息 15 18
賃貸費用 150 180
為替差損 228 -
その他 180 85
営業外費用合計 575 283
経常利益 4,448 9,474
特別利益
固定資産売却益 4 6
投資有価証券売却益 776 0
その他 9 -
特別利益合計 790 6
特別損失
固定資産除売却損 49 41
投資有価証券売却損 39 -
その他 2 0
特別損失合計 90 42
税金等調整前四半期純利益 5,147 9,438
法人税等 1,748 2,415
四半期純利益 3,398 7,023
非支配株主に帰属する四半期純利益 460 1,304
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,938 5,718
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日本パーカライジング株式会社(4095) 2022年3月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 3,398 7,023
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 2,641 364
繰延ヘッジ損益 △61 0
為替換算調整勘定 △2,032 2,206
退職給付に係る調整額 4 △19
持分法適用会社に対する持分相当額 △91 450
その他の包括利益合計 460 3,002
四半期包括利益 3,859 10,026
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,935 8,293
非支配株主に係る四半期包括利益 △75 1,732
8
日本パーカライジング株式会社(4095) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用計算
税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税金等調整前当期純利益に対する税効果
会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税金等調整前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しておりま
す。
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日本パーカライジング株式会社(4095) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等
を第1四半期連結会計期間の期首より適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又は
サービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識しております。収益認識会計基準等の適用による主な変更
点は以下のとおりです。
(1)工事契約に係る収益認識
従来は請負工事契約に関して、進捗部分について成果の確実性が認められる工事には工事進行基準を、それ以外の
工事には工事完成基準を適用しておりました。これを第1四半期連結会計期間より、一定の期間にわたり充足される
履行義務は、期間がごく短い工事を除き、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の
期間にわたり認識することとしております。なお、履行義務の充足に係る進捗度の見積り方法は、見積総原価に対す
る実際原価の割合(インプット法)で算出しております。履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積もることがで
きないが、発生する費用を回収することが見込まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しています。
(2)代理人取引に係る収益認識
薬品事業の商品販売取引について、従来は顧客から受け取る対価の総額を収益として認識しておりましたが、第1
四半期連結会計期間より、当社グループの役割が商品を他の当事者によって提供されるように手配する取引について
は、顧客から受け取る額から仕入先に支払う額を控除した純額で収益を認識する方法に変更しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、
第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連結会計
期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認識会計基
準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべて
の収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高が864百万円、売上原価が692百万円、営業利益、経常利益及び税金
等調整前四半期純利益が172百万円それぞれ増加しております。また、利益剰余金の当期首残高へ与える影響額は軽
微であります。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた
「受取手形及び売掛金」は、第1四半期連結会計期間の期首より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示す
ることといたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度につ
いて新たな表示方法により組替えを行っておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等
を第1四半期連結会計期間の期首より適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会
計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会
計方針を、将来にわたって適用しております。これによる四半期連結財務諸表に与える影響はありません。
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日本パーカライジング株式会社(4095) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
薬品事業 装置事業 加工事業 計 (注1) (注2) 計上額
(注3)
売上高
(1)外部顧客に対する
18,200 7,550 17,022 42,774 1,543 44,317 - 44,317
売上高
(2)セグメント間の内部
405 190 17 612 68 680 △680 -
売上高又は振替高
計 18,605 7,741 17,039 43,386 1,611 44,998 △680 44,317
セグメント利益又は
2,333 113 1,179 3,626 48 3,674 △710 2,963
損失(△)
(注) 1 「その他」は、報告セグメントに含まれない区分であり、ビルメンテナンス事業、太陽光発電事業などを
含んでおります。
2 セグメント利益又は損失(△)の調整額△710百万円には、セグメント間取引消去87百万円、各報告セグメ
ントに配分していない全社費用△798百万円が含まれております。なお、全社費用は、各報告セグメントに
帰属しない一般管理費及び技術研究費であります。
3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
薬品事業 装置事業 加工事業 計 (注1) (注2) 計上額
(注3)
売上高
(1)外部顧客に対する
23,268 10,722 22,586 56,578 1,359 57,938 - 57,938
売上高
(2)セグメント間の内部
675 277 16 969 65 1,035 △1,035 -
売上高又は振替高
計 23,943 10,999 22,603 57,547 1,425 58,973 △1,035 57,938
セグメント利益又は
4,384 326 3,784 8,496 37 8,533 △617 7,916
損失(△)
(注) 1 「その他」は、報告セグメントに含まれない区分であり、ビルメンテナンス事業、太陽光発電事業などを
含んでおります。
2 セグメント利益又は損失(△)の調整額△617百万円には、セグメント間取引消去204百万円、各報告セグ
メントに配分していない全社費用△821百万円が含まれております。なお、全社費用は、各報告セグメント
に帰属しない一般管理費及び技術研究費であります。
3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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日本パーカライジング株式会社(4095) 2022年3月期 第2四半期決算短信
3.補足情報
(1)四半期毎の業績の推移(連結)
2022年3月期(連結)
(単位:百万円)
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 通算
2021年4月~6月 2021年7月~9月 2021年10月~12月 2022年1月~3月 2021年4月~2022年3月
売上高 28,255 29,682 57,938
売上総利益 10,309 10,046 20,356
営業利益 4,141 3,774 7,916
経常利益 4,932 4,542 9,474
税金等調整前当期純利益 4,928 4,510 9,438
親会社株主に帰属する
3,017 2,701 5,718
当期純利益
総資産 221,987 226,766 ―
純資産 180,439 184,872 ―
2021年3月期(連結)
(単位:百万円)
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 通算
2020年4月~6月 2020年7月~9月 2020年10月~12月 2021年1月~3月 2020年4月~2021年3月
売上高 20,793 23,524 25,376 30,223 99,918
売上総利益 7,138 7,234 9,830 10,383 34,586
営業利益 1,199 1,764 3,884 3,832 10,681
経常利益 1,554 2,893 4,420 5,328 14,197
税金等調整前当期純利益 1,537 3,609 4,456 6,857 16,462
親会社株主に帰属する
716 2,221 2,916 4,144 9,999
当期純利益
総資産 211,080 214,504 215,409 220,210 ―
純資産 168,226 171,688 172,177 176,667 ―
2020年3月期(連結)
(単位:百万円)
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 通算
2019年4月~6月 2019年7月~9月 2019年10月~12月 2020年1月~3月 2019年4月~2020年3月
売上高 30,696 29,270 28,769 30,291 119,028
売上総利益 10,733 10,332 9,855 9,290 40,211
営業利益 3,957 3,652 3,188 1,802 12,601
経常利益 5,146 4,116 3,903 2,557 15,723
税金等調整前当期純利益 5,244 4,040 3,936 2,338 15,560
親会社株主に帰属する
3,421 2,454 2,383 1,190 9,449
当期純利益
総資産 220,381 216,275 220,754 216,773 ―
純資産 169,438 170,655 172,474 170,947 ―
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日本パーカライジング株式会社(4095) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)報告セグメントの所在地別売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
売上高 セグメント利益又は損失(△)
報告セグメント 前第2四 当第2四 前第2四 当第2四
半期連結 半期連結 増減額 増減率 半期連結 半期連結 増減額 増減率
累計期間 累計期間 累計期間 累計期間
日本 11,775 14,141 2,366 20.1% 1,183 2,297 1,114 94.2%
アジア 6,059 8,564 2,504 41.3% 824 1,670 845 102.5%
薬品 欧米 365 562 197 54.0% 99 166 66 67.3%
事業 セグメント間
の内部売上高 405 675 269 66.5% 226 250 23 10.6%
又は振替高
計 18,605 23,943 5,337 28.7% 2,333 4,384 2,051 87.9%
日本 4,757 4,597 △ 159 △3.4% 90 84 △ 6 △6.8%
アジア 2,593 5,842 3,249 125.3% 26 211 185 701.3%
装置 欧米 199 281 82 41.3% △ 45 △ 42 2 6.4%
事業 セグメント間
の内部売上高 190 277 86 45.6% 41 73 31 76.2%
又は振替高
計 7,741 10,999 3,258 42.1% 113 326 213 189.1%
日本 10,286 13,363 3,076 29.9% 1,316 2,753 1,436 109.1%
アジア 3,919 5,805 1,885 48.1% 145 1,160 1,015 700.1%
加工 欧米 2,816 3,417 601 21.3% △ 408 △ 226 182 44.5%
事業 セグメント間
の内部売上高 17 16 △ 0 △1.8% 126 97 △ 29 △23.1%
又は振替高
計 17,039 22,603 5,563 32.7% 1,179 3,784 2,604 220.9%
報告セグメント計 43,386 57,547 14,160 32.6% 3,626 8,496 4,869 134.3%
日本 1,518 1,359 △ 158 △10.5% 34 37 3 9.2%
アジア 25 - △ 25 - 21 - △ 21 -
その 欧米 - - - - - - - -
他 セグメント間
の内部売上高 68 65 △ 2 △3.1% △ 7 0 7 103.3%
又は振替高
計 1,611 1,425 △ 186 △11.6% 48 37 △ 10 △22.1%
合計 44,998 58,973 13,974 31.1% 3,674 8,533 4,859 132.2%
調整額 △ 680 △ 1,035 △ 354 △52.0% △ 710 △ 617 93 13.1%
連結損益計算書計上額 44,317 57,938 13,620 30.7% 2,963 7,916 4,952 167.1%
所在地別セグメント情報 (単位:百万円)
売上高 営業利益
所在地 前第2四 当第2四 前第2四 当第2四
半期連結 半期連結 増減額 増減率 半期連結 半期連結 増減額 増減率
累計期間 累計期間 累計期間 累計期間
日本 29,688 36,175 6,487 21.9% 2,724 5,255 2,530 92.9%
アジア 12,768 20,348 7,580 59.4% 1,021 3,059 2,037 199.4%
欧米 3,384 4,265 881 26.0% △ 353 △ 109 243 69.0%
合計 45,840 60,789 14,949 32.6% 3,393 8,204 4,811 141.8%
調整額 △ 1,522 △ 2,851 △ 1,328 △87.3% △ 429 △ 288 140 32.7%
連結損益計算書計上額 44,317 57,938 13,620 30.7% 2,963 7,916 4,952 167.1%
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