4095 日パーカライ 2021-02-05 16:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月5日
上 場 会 社 名 日本パーカライジング株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4095 URL https://www.parker.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 松本 満
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名) 田村 裕保 (TEL) 03-3278-4333
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 ー
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 69,694 △21.5 6,848 △36.6 8,868 △32.6 5,854 △29.1
2020年3月期第3四半期 88,737 △3.8 10,799 △18.2 13,166 △16.3 8,258 △15.6
(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期 8,480百万円( △14.5%) 2020年3月期第3四半期 9,919百万円( 62.0%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 49.58 -
2020年3月期第3四半期 68.75 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第3四半期 215,409 172,177 68.5 1,254.39
2020年3月期 216,773 170,947 66.1 1,203.34
(参考) 自己資本 2021年3月期第3四半期 147,545百万円 2020年3月期 143,234百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 11.00 - 13.00 24.00
2021年3月期 - 12.00 -
2021年3月期(予想) 12.00 24.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 98,000 △17.7 10,300 △18.3 13,000 △17.3 8,600 △9.0 73.11
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
詳細については、本日公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :有
③ 会計上の見積りの変更 :有
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 132,604,524株 2020年3月期 132,604,524株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 14,981,221株 2020年3月期 13,574,125株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 118,085,407株 2020年3月期3Q 120,126,731株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前
提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料「1.当四半期決算に関する定
性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
日本パーカライジング株式会社(4095) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1. 当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1) 経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2) 財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………4
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………4
2. 四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………5
(1) 四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………5
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………7
四半期連結損益計算書 ………………………………………………………………………………7
四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………8
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………9
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更) ……………………………9
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………10
3. 補足情報 …………………………………………………………………………………………………12
(1) 四半期毎の業績の推移(連結) ……………………………………………………………………12
(2) 報告セグメントの所在地別売上高及び利益又は損失の金額に関する情報 ……………………13
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日本パーカライジング株式会社(4095) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、社会・経済活動が
大きく制限され停滞するなど、極めて厳しい状況となりましたが、経済活動の再開や経済対策に伴い緩やかな回復基
調となっております。しかしながら、米国や欧州を中心に同感染症の拡大が続いているなど依然終息の目処が見られ
ず予断を許さない状況が続いております。わが国経済におきましても、緊急事態宣言解除後の経済活動の再開に伴い、
個人消費や企業収益に持ち直しの兆しも見られましたが、昨年末からは同感染症の流行が再拡大するなど、先行き不
透明な状況です。
このような状況のなか、当社グループの主要な取引先であります自動車業界では、世界的な需要の減速により、工
場の操業停止や生産調整が相次ぎ、自動車生産台数は減少いたしました。もう一つの柱であります鉄鋼業界において
も、鋼材需要の後退を受け減産となるなど、当社を取り巻く事業環境は厳しい状況で推移いたしました。
この結果、当第3四半期の連結業績は次のとおりとなりました。
(単位:百万円)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
当第3四半期累計期間
四半期累計期間
69,694 6,848 8,868 5,854
(2021年3月期)
前第3四半期累計期間
88,737 10,799 13,166 8,258
(2020年3月期)
増減金額 △19,042 △3,950 △4,297 △2,403
増減率 △21.5% △36.6% △32.6% △29.1%
売上高は696億94百万円(前年同期比21.5%減)となりました。依然厳しい状況に変わりはありませんが、第1四半
期連結会計期間207億93百万円、第2四半期連結会計期間235億24百万円、当第3四半期連結会計期間253億76百万円と
回復基調で推移いたしました。事業の種類別セグメント毎の売上高は、前年同期に比べ薬品事業が16.1%減、装置事
業が34.5%減、加工事業が20.0%減、その他が28.2%減といずれも減収で推移しております。また、地域別セグメン
トは、国内が18.1%減、アジアが28.4%減、欧米が19.1%減といずれも減収で推移しております。
営業利益 は68億48百万円(前年同期比36.6%減)と、当第3四半期連結会計期間は売上高の回復に伴い改善が見ら
れました。経常 利 益 は88億68百万円(前年同期比32.6%減)、親会 社 株 主 に 帰 属 す る 四 半 期 純 利 益 は58億54百万円
経 親
(前年同期比29.1%減)となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の総資産経常利益率 (ROA)は4.1%(年換算5.5%)と前年同期と比べ1.9ポ
総
イント減少いたしました。また、自己資本利益率 (ROE)は4.0%(年換算5.3%)と前年同期と比べ1.8ポイント減少
自
いたしました。
【為替の影響額】
為替の影響額
海外業績の換算による損益計算書に与える影響額は、売上高で8億5百万円程度の減収、営業利益で46百万円程度
の減益となっています。
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日本パーカライジング株式会社(4095) 2021年3月期 第3四半期決算短信
【事業の種類別セグメントの概況】
事業の種類別セグメントの概
の概況 (単位:百万円)
売上高 セグメント利益又は損失(△)(営業利益)
報告セグメント 前第3四 当第3四 前第3四 当第3四
増減額 増減率 増減額 増減率
半期累計 半期累計 半期累計 半期累計
薬品事業 34,813 29,194 △5,618 △16.1% 5,783 4,495 △1,287 △22.3%
装置事業 16,427 10,754 △5,672 △34.5% 252 32 △219 △86.9%
加工事業 34,608 27,671 △6,936 △20.0% 5,802 3,281 △2,521 △43.5%
その他 2,888 2,074 △814 △28.2% 52 108 56 106.3%
調整額(消去) - - - - △1,092 △1,069 22 -
連結損益計算書計上額 88,737 69,694 △19,042 △21.5% 10,799 6,848 △3,950 △36.6%
第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業区分を一部変更しており、当第3四半期連結累計
期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
①薬品事業
薬品事業
売上高は291億94百万円(前年同期比16.1%減)となり、営業利益は44億95百万円(前年同期比22.3%減)となりま
営
した。当事業部門は、金属などの表面に耐食性、耐摩耗性、潤滑性など機能性向上を目的とする化成皮膜を施し、素
材の付加価値を高める薬剤などを中心に製造・販売しております。新型コロナウイルス感染症の影響により、国内で
は鉄鋼・自動車業界などの取引先で減産調整が行われ、海外においても政府要請による工場シャットダウンを余儀な
くされるなど、厳しい状況で推移しました。当第3四半期連結会計期間は、鉄鋼・自動車業界などの取引先において
生産好転がみられましたが、減収減益で推移しました。
②装置事業
装置事業
売上高 は107億54百万円(前年同期比34.5%減)となり、営業利益 は32百万円(前年同期比86.9%減)となりまし
営
た。当事業部門は、輸送機器業界を中心に前処理設備、塗装設備及び粉体塗装設備などを製造・販売しております。
大型案件の減少に加え、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、現場行程の遅れや受注案件においても顧客の設備
投資見直しにより売上計上時期の遅れや為替変動による収益性の悪化が見込まれております。
③加工事業
加工事業
売上高は276億71百万円(前年同期比20.0%減)となり、営業利益32億81百万円(前年同期比43.5%減)となりまし
営
た。当事業部門は、熱処理加工、防錆加工、めっき処理などの表面処理の加工サービスを提供しております。国内の
一部工場での一時休業の実施や、海外では政府要請による工場シャットダウンなどにより、生産活動が制限されたこ
とにより減収減益で推移しました。当第3四半期連結会計期間は、国内では主要取引先である自動車部品メーカーの
生産好転により回復傾向にありますが、タイや米国など海外では収益面での回復が遅れております。
④その他
その他
売上高は20億74百万円(前年同期比28.2%減)となり、営業利益は1億8百万円(前年同期比106.3%増)となりま
営
した。当事業部門は、為替の影響を受けない国内を中心に、ビルメンテナンス事業、太陽光発電事業などを営んでお
ります。また、ライフサイエンス事業として、一般消費者向けに抗菌剤Pal-feelの販売を開始しました。併せて、医
療機器への参入を進めており、自社開発のコーティング技術により、組織付着を低減した電気メス部品を上市し、
2020年“超”モノづくり部品大賞「健康福祉・バイオ・医療機器部品賞」を受賞しました。
【投資情報】
投資情報 (単位:百万円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
減価償却費 4,730 4,154
設備投資額 6,682 3,733
研究開発費 1,680 1,475
有利子負債 2,003 1,628
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日本パーカライジング株式会社(4095) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
資産合計は、前連結会計年度末と比較し13億64百万円減少し2,154億9百万円となりました。流動資産は43億49百万
円減少いたしました。主な要因は、現金及び預金が12億29百万円、受取手形及び売掛金が26億43百万円それぞれ減少
いたしました。固定資産は29億85百万円増加いたしました。主な要因は、有形固定資産が23億63百万円減少した一方
で、投資その他の資産が投資有価証券の時価上昇などにより53億90百万円増加いたしました。
負債合計は、前連結会計年度末と比較し25億94百万円減少し432億31百万円となりました。流動負債は39億97百万円
減少いたしました。主な要因は、支払手形及び買掛金が31億94百万円減少いたしました。固定負債は14億3百万円増
加いたしました。主な要因は、投資有価証券の時価上昇に伴い繰延税金負債が16億円増加いたしました。
純資産合計は、前連結会計年度末と比較し12億30百万円増加し1,721億77百万円となりました。主な要因は、利益剰
余金が28億95百万円、自己株式が13億63百万円、その他有価証券評価差額金が45億93百万円それぞれ増加した一方で、
為替換算調整勘定が19億57百万円、非支配株主持分が30億80百万円それぞれ減少いたしました。
以上の結果、自己資本比率は68.5%と前連結会計年度末と比較し2.4ポイント増加するとともに、1株当たり純資産
は1,254円39銭と51円5銭増加いたしました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化が懸念され、停滞した経済活
動が本格的に回復するには時間を要するものと見込まれます。
当社グループの事業環境につきましては、自動車生産台数や鋼材需要の増加など明るい兆しも見られますが、今後
の新型コロナウイルス感染症の動向によっては不透明な状況が続くものと想定しております。
なお、2021年3月期の連結業績予想に関しましては、本日公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧くだ
さい。
【通期連結業績(2021年3月期)の見通し】
通期連結業績 の見通し (単位:百万円)
2021年3月期 進捗率
前期比
(予想) (第3四半期)
売上高 98,000 △17.7% 71.1%
営業利益 10,300 △18.3% 66.5%
経常利益 13,000 △17.3% 68.2%
親会社株主に帰属する当期純利益 8,600 △9.0% 68.1%
(通期予想は、現時点の入手可能な情報に基づき作成したものであり、新型コロナウイルス感染症の収束時期等、様々
な要因により変動する可能性があります。)
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日本パーカライジング株式会社(4095) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度末 当第3四半期連結会計期間末
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 59,992 58,763
受取手形及び売掛金 36,420 33,776
有価証券 2,676 2,449
商品及び製品 2,995 2,742
仕掛品 1,620 2,185
原材料及び貯蔵品 5,174 4,717
その他 3,614 3,391
貸倒引当金 △1,460 △1,342
流動資産合計 111,034 106,684
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 22,419 23,469
機械装置及び運搬具(純額) 16,819 16,179
土地 16,589 16,469
建設仮勘定 4,515 2,346
その他(純額) 2,133 1,647
有形固定資産合計 62,476 60,112
無形固定資産 2,489 2,448
投資その他の資産
投資有価証券 29,245 35,253
退職給付に係る資産 77 8
繰延税金資産 2,268 1,636
その他 9,285 9,396
貸倒引当金 △103 △131
投資その他の資産合計 40,773 46,163
固定資産合計 105,739 108,724
資産合計 216,773 215,409
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 18,473 15,278
1年内返済予定の長期借入金 511 440
未払法人税等 1,843 1,021
賞与引当金 2,447 1,082
役員賞与引当金 95 60
その他 8,012 9,503
流動負債合計 31,384 27,387
固定負債
長期借入金 983 830
役員退職慰労引当金 204 222
退職給付に係る負債 9,819 9,869
繰延税金負債 1,647 3,248
その他 1,786 1,673
固定負債合計 14,441 15,844
負債合計 45,826 43,231
5
日本パーカライジング株式会社(4095) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度末 当第3四半期連結会計期間末
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 4,560 4,560
資本剰余金 4,300 4,492
利益剰余金 137,710 140,605
自己株式 △10,388 △11,752
株主資本合計 136,183 137,906
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 7,208 11,801
繰延ヘッジ損益 55 0
為替換算調整勘定 △244 △2,201
退職給付に係る調整累計額 31 38
その他の包括利益累計額合計 7,051 9,639
非支配株主持分 27,713 24,632
純資産合計 170,947 172,177
負債純資産合計 216,773 215,409
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日本パーカライジング株式会社(4095) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 88,737 69,694
売上原価 57,816 45,491
売上総利益 30,920 24,203
販売費及び一般管理費 20,121 17,354
営業利益 10,799 6,848
営業外収益
受取利息 250 229
受取配当金 664 587
受取賃貸料 590 583
持分法による投資利益 1,029 366
補助金収入 34 470
その他 532 692
営業外収益合計 3,101 2,930
営業外費用
支払利息 57 47
賃貸費用 231 227
為替差損 137 323
その他 308 311
営業外費用合計 734 910
経常利益 13,166 8,868
特別利益
固定資産売却益 211 60
投資有価証券売却益 81 776
その他 - 9
特別利益合計 292 846
特別損失
固定資産除売却損 226 65
投資有価証券売却損 - 39
その他 9 6
特別損失合計 236 110
税金等調整前四半期純利益 13,221 9,604
法人税等 3,466 2,787
四半期純利益 9,754 6,816
非支配株主に帰属する四半期純利益 1,495 962
親会社株主に帰属する四半期純利益 8,258 5,854
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四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 9,754 6,816
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,692 4,864
繰延ヘッジ損益 1 △61
為替換算調整勘定 △1,227 △2,992
退職給付に係る調整額 3 8
持分法適用会社に対する持分相当額 △305 △156
その他の包括利益合計 164 1,663
四半期包括利益 9,919 8,480
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 8,429 8,443
非支配株主に係る四半期包括利益 1,490 37
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用計算
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税金等調整前当期純利益に対する税効果
会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税金等調整前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しておりま
す。
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)
有形固定資産の減価償却方法の変更
当社および国内連結子会社の有形固定資産の減価償却方法については、従来、定率法(ただし、1998年4月1日
以降に取得した建物ならびに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備および構築物については定額法)を採用
しておりましたが、当連結会計年度より定額法に変更いたしました。
この変更は、中期経営計画の策定を契機に減価償却方法を検討した結果、今後生産設備が長期にわたり安定的に
稼働することが見込まれ、投資効果が平均的に生ずると見込まれることから、有形固定資産の減価償却方法として
定額法を採用することが、今後のグループの経営実態を適正に反映するものと判断いたしました。
この結果、従来の方法によった場合と比較し、当第3四半期連結累計期間の営業利益は358百万円、経常利益お
よび税金等調整前四半期純利益は386百万円それぞれ増加しております。
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日本パーカライジング株式会社(4095) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
薬品事業 装置事業 加工事業 計 (注1) (注2) 計上額
(注3)
売上高
(1)外部顧客に対する
34,813 16,427 34,608 85,848 2,888 88,737 - 88,737
売上高
(2)セグメント間の内部
899 208 15 1,123 133 1,257 △1,257 -
売上高又は振替高
計 35,713 16,635 34,623 86,972 3,022 89,994 △1,257 88,737
セグメント利益又は
5,783 252 5,802 11,838 52 11,891 △1,092 10,799
損失(△)
(注) 1 「その他」は、報告セグメントに含まれない区分であり、ビルメンテナンス事業、太陽光発電事業などを
含んでおります。
2 セグメント利益又は損失(△)の調整額△1,092百万円には、セグメント間取引消去329百万円、各報告セ
グメントに配分していない全社費用△1,421百万円が含まれております。なお、全社費用は、各報告セグメ
ントに帰属しない一般管理費及び技術研究費であります。
3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
薬品事業 装置事業 加工事業 計 (注1) (注2) 計上額
(注3)
売上高
(1)外部顧客に対する
29,194 10,754 27,671 67,620 2,074 69,694 - 69,694
売上高
(2)セグメント間の内部
648 264 27 939 74 1,014 △1,014 -
売上高又は振替高
計 29,842 11,018 27,698 68,559 2,148 70,708 △1,014 69,694
セグメント利益又は
4,495 32 3,281 7,809 108 7,918 △1,069 6,848
損失(△)
(注) 1 「その他」は、報告セグメントに含まれない区分であり、ビルメンテナンス事業、太陽光発電事業などを
含んでおります。
2 セグメント利益又は損失(△)の調整額△1,069百万円には、セグメント間取引消去132百万円、各報告セ
グメントに配分していない全社費用△1,201百万円が含まれております。なお、全社費用は、各報告セグメ
ントに帰属しない一般管理費及び技術研究費であります。
3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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3.報告セグメントの変更等に関する事項
(報告セグメントの区分変更)
第1四半期連結会計期間から、事業区分を見直したことに伴い、一部の装置事業およびその他に含まれていた運送
事業・金属板試験片製造・販売事業について薬品事業へ変更し、一部の薬品事業について加工事業へ変更いたしまし
た。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載して
おります。
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
「会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更」に記載のとおり、有形固定資産の減価償却方法
を変更しております。この変更により、従来の方法と比べて、当第3四半期連結累計期間のセグメント利益が、それ
ぞれ薬品事業で145百万円、装置事業で6百万円、加工事業で189百万円、その他で8百万円増加しております。ま
た、各報告セグメントに配分していない全社費用が8百万円減少しております。
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3.補足情報
(1)四半期毎の業績の推移(連結)
2021年3月期(連結)
(単位:百万円)
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 通算
2020年4月~6月 2020年7月~9月 2020年10月~12月 2021年1月~3月 2020年4月~2021年3月
売上高 20,793 23,524 25,376 69,694
売上総利益 7,138 7,234 9,830 24,203
営業利益 1,199 1,764 3,884 6,848
経常利益 1,554 2,893 4,420 8,868
税金等調整前当期純利益 1,537 3,609 4,456 9,604
親会社株主に帰属する
716 2,221 2,916 5,854
当期純利益
総資産 211,080 214,504 215,409 ―
純資産 168,226 171,688 172,177 ―
2020年3月期(連結)
(単位:百万円)
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 通算
2019年4月~6月 2019年7月~9月 2019年10月~12月 2020年1月~3月 2019年4月~2020年3月
売上高 30,696 29,270 28,769 30,291 119,028
売上総利益 10,733 10,332 9,855 9,290 40,211
営業利益 3,957 3,652 3,188 1,802 12,601
経常利益 5,146 4,116 3,903 2,557 15,723
税金等調整前当期純利益 5,244 4,040 3,936 2,338 15,560
親会社株主に帰属する
3,421 2,454 2,383 1,190 9,449
当期純利益
総資産 220,381 216,275 220,754 216,773 ―
純資産 169,438 170,655 172,474 170,947 ―
2019年3月期(連結)
(単位:百万円)
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 通算
2018年4月~6月 2018年7月~9月 2018年10月~12月 2019年1月~3月 2018年4月~2019年3月
売上高 28,091 31,896 32,251 36,968 129,207
売上総利益 10,517 10,867 11,451 11,141 43,978
営業利益 3,998 4,197 5,002 3,825 17,023
経常利益 5,066 4,979 5,690 4,393 20,130
税金等調整前当期純利益 5,043 4,949 5,687 3,813 19,492
親会社株主に帰属する
2,829 3,184 3,771 1,638 11,424
当期純利益
総資産 218,642 220,088 220,715 218,818 ―
純資産 161,987 165,729 166,166 166,759 ―
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(2)報告セグメントの所在地別売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
売上高 セグメント利益又は損失(△)
報告セグメント 前第3四 当第3四 前第3四 当第3四
半期連結 半期連結 増減額 増減率 半期連結 半期連結 増減額 増減率
累計期間 累計期間 累計期間 累計期間
日本 22,635 19,171 △ 3,463 △15.3% 3,424 2,577 △ 846 △24.7%
アジア 11,451 9,482 △ 1,968 △17.2% 1,792 1,333 △ 459 △25.6%
欧米 726 539 △ 186 △25.7% 231 150 △ 81 △35.2%
薬品
事業 セグメント間
の内部売上高 899 648 △ 251 △28.0% 334 434 99 29.8%
又は振替高
計 35,713 29,842 △ 5,870 △16.4% 5,783 4,495 △ 1,287 △22.3%
日本 7,693 5,918 △ 1,774 △23.1% 84 △ 81 △ 165 △196.0%
アジア 8,149 4,522 △ 3,627 △44.5% △ 57 89 147 256.6%
装置 欧米 584 313 △ 271 △46.4% 71 △ 58 △ 130 △182.0%
事業 セグメント間
の内部売上高 208 264 56 27.1% 153 83 △ 70 △46.0%
又は振替高
計 16,635 11,018 △ 5,616 △33.8% 252 32 △ 219 △86.9%
日本 20,633 16,915 △ 3,717 △18.0% 4,104 3,024 △ 1,079 △26.3%
アジア 8,553 6,161 △ 2,391 △28.0% 1,324 418 △ 905 △68.4%
欧米 5,421 4,593 △ 828 △15.3% 259 △ 297 △ 556 △214.5%
加工
事業 セグメント間
の内部売上高 15 27 11 72.2% 114 134 20 17.7%
又は振替高
計 34,623 27,698 △ 6,925 △20.0% 5,802 3,281 △ 2,521 △43.5%
報告セグメント計 86,972 68,559 △ 18,412 △21.2% 11,838 7,809 △ 4,029 △34.0%
日本 2,888 2,074 △ 814 △28.2% 52 115 62 119.3%
アジア - - - - - - - -
その 欧米 - - - - - - - -
他 セグメント間
の内部売上高 133 74 △ 59 △44.1% △ 0 △ 6 △ 6 -
又は振替高
計 3,022 2,148 △ 873 △28.9% 52 108 56 106.3%
合計 89,994 70,708 △ 19,285 △21.4% 11,891 7,918 △ 3,972 △33.4%
調整額 △ 1,257 △ 1,014 243 19.3% △ 1,092 △ 1,069 22 2.1%
連結損益計算書計上額 88,737 69,694 △ 19,042 △21.5% 10,799 6,848 △ 3,950 △36.6%
所在地別セグメント情報 (単位:百万円)
売上高 営業利益
所在地 前第3四 当第3四 前第3四 当第3四
半期連結 半期連結 増減額 増減率 半期連結 半期連結 増減額 増減率
累計期間 累計期間 累計期間 累計期間
日本 57,441 46,284 △ 11,157 △19.4% 7,745 5,787 △ 1,957 △25.3%
アジア 28,203 20,371 △ 7,832 △27.8% 3,060 1,851 △ 1,209 △39.5%
欧米 6,743 5,449 △ 1,293 △19.2% 563 △ 207 △ 770 △136.9%
合計 92,388 72,105 △ 20,283 △22.0% 11,368 7,431 △ 3,937 △34.6%
調整額 △ 3,651 △ 2,411 1,240 34.0% △ 569 △ 582 △ 13 △2.3%
連結損益計算書計上額 88,737 69,694 △ 19,042 △21.5% 10,799 6,848 △ 3,950 △36.6%
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日本パーカライジング株式会社(4095) 2021年3月期 第3四半期決算短信
※1 第1四半期連結会計期間から、事業区分を見直したことに伴い、一部の装置事業およびその他に含まれていた
運送事業・金属板試験片製造・販売事業について薬品事業へ変更し、一部の薬品事業について加工事業へ変更い
たしました。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載
しております。
※2 「会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更」に記載のとおり、有形固定資産の減価償却
方法を変更しております。この変更により、従来の方法と比べて、当第3四半期連結累計期間のセグメント利益
が、それぞれ薬品事業で145百万円、装置事業で6百万円、加工事業で189百万円、その他で8百万円増加してお
ります。また、各報告セグメントに配分していない全社費用が8百万円減少しております。
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