4095 日パーカライ 2020-11-06 16:00:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月6日
上 場 会 社 名 日本パーカライジング株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4095 URL https://www.parker.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 松本 満
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名) 田村 裕保 (TEL) 03-3278-4333
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 2020年12月10日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 44,317 △26.1 2,963 △61.1 4,448 △52.0 2,938 △50.0
2020年3月期第2四半期 59,967 △0.0 7,610 △7.1 9,262 △7.8 5,875 △2.3
(注) 包括利益 2021年3月期第2四半期 3,859百万円( △32.5%) 2020年3月期第2四半期 5,715百万円( 32.2%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 24.84 -
2020年3月期第2四半期 48.87 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第2四半期 214,504 171,688 67.2 1,225.57
2020年3月期 216,773 170,947 66.1 1,203.34
(参考) 自己資本 2021年3月期第2四半期 144,220百万円 2020年3月期 143,234百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 11.00 - 13.00 24.00
2021年3月期 - 12.00
2021年3月期(予想) - 12.00 24.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 93,000 △21.9 7,400 △41.3 10,600 △32.6 7,000 △25.9 59.49
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
詳細については、本日公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :有
③ 会計上の見積りの変更 :有
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 132,604,524株 2020年3月期 132,604,524株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 14,928,053株 2020年3月期 13,574,125株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 118,268,266株 2020年3月期2Q 120,216,776株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前
提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料「1.当四半期決算に関する定
性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
日本パーカライジング㈱(4095) 2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1. 当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1) 経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2) 財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………4
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………4
2. 四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………5
(1) 四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………5
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………7
四半期連結損益計算書 ………………………………………………………………………………7
四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………8
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………9
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更) ……………………………9
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………10
3. 補足情報 …………………………………………………………………………………………………12
(1) 四半期毎の業績の推移(連結) ……………………………………………………………………12
(2) 報告セグメントの所在地別売上高及び利益又は損失の金額に関する情報 ……………………13
1
日本パーカライジング㈱(4095) 2021年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、社会・経済活動が
大きく制限され停滞するなど、極めて厳しい状況となりました。足元では徐々に経済活動が再開されているものの、
特定の国・地域では同感染症が再拡大するなど予断を許さない状況が続いております。わが国経済におきましても、
緊急事態宣言解除後の経済活動の再開に伴い、個人消費や企業収益に持ち直しの兆しも見られましたが、同感染症は
いまだ終息の目処が立たず、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のなか、当社グループの主要な供給先であります自動車業界では、世界的な需要の減速により、工
場の操業停止や生産調整が相次ぎ、自動車生産台数は減少いたしました。もう一つの柱であります鉄鋼業界において
も、鋼材需要の後退を受け減産となるなど、当社を取り巻く事業環境は厳しい状況で推移いたしました。
この結果、当第2四半期の連結業績は次のとおりとなりました。
(単位:百万円)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
当第2四半期累計期間
四半期累計期間
44,317 2,963 4,448 2,938
(2021年3月期)
前第2四半期累計期間
59,967 7,610 9,262 5,875
(2020年3月期)
増減金額 △15,649 △4,646 △4,814 △2,937
増減率 △26.1% △61.1% △52.0% △50.0%
売上高は443億17百万円(前年同期比26.1%減)となりました。依然厳しい状況に変わりはありませんが、四半期毎
の状況では、当第2四半期連結会計期間の売上高は235億24百万円と第1四半期連結会計期間に比べ27億30百万円
(13.1%増)となるなど、国内を中心に改善基調で推移いたしました。事業の種類別セグメント毎の売上高は、前年同
期に比べ薬品事業が21.7%減、装置事業が35.1%減、加工事業が26.6%減、その他が19.4%減といずれも減収で推移
しております。また、地域別セグメントは、国内が22.9%減、アジアが32.6%減、欧米が25.3%減といずれも減収で
推移しております。
営業利益 は29億63百万円(前年同期比61.1%減)、経常利益 は44億48百万円(前年同期比52.0%減)、親会社株主
経 親
に帰属する四半期純利益
に帰属する四半期純利益は29億38百万円(前年同期比50.0%減)となりました。
この結果、当第2四半期累計期間の総資産経常利益率 (ROA)は2.1%(年換算4.2%)と前期に比べ2.2ポイント減
総
少いたしました。また、自己 資 本 利 益 率 (ROE)は2.0%(年換算4.0%)と前期に比べ2.1ポイント減少いたしまし
自
た。
【為替の影響額】
為替の影響額
海外業績の換算による損益計算書に与える影響額は、売上高で5億93百万円程度の減収、営業利益で12百万円程度
の減益となっています。
2
日本パーカライジング㈱(4095) 2021年3月期 第2四半期決算短信
【事業の種類別セグメントの概況】
事業の種類別セグメントの概
の概況 (単位:百万円)
売上高 セグメント利益又は損失(△)(営業利益)
報告セグメント 前第2四 当第2四 前第2四 当第2四
増減額 増減率 増減額 増減率
半期累計 半期累計 半期累計 半期累計
薬品事業 23,233 18,200 △5,032 △21.7% 3,818 2,333 △1,484 △38.9%
装置事業 11,630 7,550 △4,080 △35.1% 532 113 △419 △78.8%
加工事業 23,189 17,022 △6,166 △26.6% 3,979 1,179 △2,800 △70.4%
その他 1,914 1,543 △370 △19.4% 95 48 △47 △49.7%
調整額(消去) - - - - △816 △710 106 -
連結損益計算書計上額 59,967 44,317 △15,649 △26.1% 7,610 2,963 △4,646 △61.1%
第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業区分を一部変更しており、当第2四半期連結累計
期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
①薬品事業
薬品事業
売上高は182億円(前年同期比21.7%減)となり、営業利益は23億33百万円(前年同期比38.9%減)となりました。
営
当事業部門は、金属などの表面に耐食性、耐摩耗性、潤滑性など機能性向上を目的とする化成皮膜を施し、素材の付
加価値を高める薬剤などを中心に製造・販売しております。新型コロナウイルス感染症の影響により、国内では鉄
鋼・自動車業界など取引先で減産調整が行われたことから、大幅な減収減益で推移しました。海外においても政府要
請による工場シャットダウンを余儀なくされるなど、厳しい状況で推移しました。
②装置事業
装置事業
売上高 は75億50百万円(前年同期比35.1%減)となり、営業利益 は1億13百万円(前年同期比78.8%減)となりま
営
した。当事業部門は、輸送機器業界を中心に前処理設備、塗装設備及び粉体塗装設備などを製造・販売しておりま
す。当事業の業績は物件ごとの検収時期の影響を受けるため、短期の業績比較は難しい事業でありますが、大型案件
の減少に加え、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、現場工程の遅れや受注案件においても顧客の設備投資見直
しにより売上計上時期のずれ込みなどが懸念される状況にあります。
③加工事業
加工事業
売上高は170億22百万円(前年同期比26.6%減)となり、営業利益は11億79百万円(前年同期比70.4%減)となりま
営
した。当事業部門は、熱処理加工、防錆加工、めっき処理などの表面処理の加工サービスを提供しております。主要
取引先である自動車部品メーカーの減産に伴い、国内を中心に当社グループの一部工場で一時休業を実施いたしまし
た。海外においても米国やタイなどで政府要請による工場シャットダウンなど生産活動が制限されたことにより、大
幅な減収減益で推移しました。
④その他
その他
売 上 高 は15億43百万円(前年同期比19.4%減)となり、営業 利 益 は48百万円(前年同期比49.7%減)となりまし
営
た。当事業部門は、為替の影響を受けない国内を中心に、ビルメンテナンス事業、太陽光発電事業などを営んでおり
ます。
【投資情報】
投資情報 (単位:百万円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
減価償却費 3,107 2,748
設備投資額 5,447 2,426
研究開発費 1,110 970
有利子負債 2,352 1,730
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日本パーカライジング㈱(4095) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
資産合計は、前連結会計年度末と比較し22億68百万円減少し2,145億4百万円となりました。流動資産は32億41百万
円減少いたしました。主な要因は、現金及び預金が59億45百万円増加した一方で、受取手形及び売掛金が69億66百万
円、有価証券が17億83百万円それぞれ減少いたしました。固定資産は9億73百万円増加いたしました。主な要因は、
有形固定資産が16億40百万円減少した一方で、投資その他の資産が投資有価証券の時価上昇などにより26億18百万円
増加いたしました。
負債合計は、前連結会計年度末と比較し30億10百万円減少し428億15百万円となりました。流動負債は40億円減少い
たしました。主な要因は、支払手形及び買掛金が46億79百万円減少いたしました。固定負債は9億90百万円増加いた
しました。主な要因は、投資有価証券の時価上昇に伴い繰延税金負債が11億53百万円増加いたしました。
純資産合計は、前連結会計年度末と比較し7億41百万円増加し1,716億88百万円となりました。主な要因は、利益剰
余金が13億84百万円、自己株式が13億95百万円、その他有価証券評価差額金が25億96百万円それぞれ増加した一方で、
為替換算調整勘定が15億47百万円、非支配株主持分が2億45百万円それぞれ減少いたしました。
以上の結果、自己資本比率は67.2%と前連結会計年度末と比較し1.1ポイント増加するとともに、1株当たり純資産
は1,225円57銭と22円23銭増加いたしました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の業績予想につきましては、長期化した米中貿易摩擦の影響に加え、新型コロナウイルス感染症拡大
の影響により停滞した経済活動が本格的に回復するには時間を要するものと見込まれます。
当社グループの事業環境につきましては、自動車業界・鉄鋼業界とも需要回復は依然厳しく、先行き不透明な状況
が続くものと想定しております。
なお、2021年3月期の連結業績予想に関しましては、本日公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧くだ
さい。
【通期連結業績(2021年3月期)の見通し】
通期連結業績 の見通し (単位:百万円)
2021年3月期 進捗率
前期比
(予想) (第2四半期)
売上高 93,000 △21.9% 47.7%
営業利益 7,400 △41.3% 40.1%
経常利益 10,600 △32.6% 42.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 7,000 △25.9% 42.0%
(通期予想は、現時点の入手可能な情報に基づき作成したものであり、新型コロナウイルス感染症の収束時期等、様々
な要因により変動する可能性があります。)
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度末 当第2四半期連結会計期間末
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 59,992 65,937
受取手形及び売掛金 36,420 29,453
有価証券 2,676 892
商品及び製品 2,995 2,749
仕掛品 1,620 1,942
原材料及び貯蔵品 5,174 5,071
その他 3,614 3,165
貸倒引当金 △1,460 △1,420
流動資産合計 111,034 107,792
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 22,419 22,021
機械装置及び運搬具(純額) 16,819 16,349
土地 16,589 16,510
建設仮勘定 4,515 4,284
その他(純額) 2,133 1,669
有形固定資産合計 62,476 60,835
無形固定資産 2,489 2,484
投資その他の資産
投資有価証券 29,245 32,207
退職給付に係る資産 77 8
繰延税金資産 2,268 2,194
その他 9,285 9,076
貸倒引当金 △103 △94
投資その他の資産合計 40,773 43,391
固定資産合計 105,739 106,712
資産合計 216,773 214,504
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 18,473 13,794
1年内返済予定の長期借入金 511 443
未払法人税等 1,843 1,555
賞与引当金 2,447 2,086
役員賞与引当金 95 44
その他 8,012 9,459
流動負債合計 31,384 27,383
固定負債
長期借入金 983 899
役員退職慰労引当金 204 211
退職給付に係る負債 9,819 9,831
繰延税金負債 1,647 2,801
その他 1,786 1,688
固定負債合計 14,441 15,432
負債合計 45,826 42,815
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日本パーカライジング㈱(4095) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度末 当第2四半期連結会計期間末
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 4,560 4,560
資本剰余金 4,300 4,300
利益剰余金 137,710 139,095
自己株式 △10,388 △11,784
株主資本合計 136,183 136,171
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 7,208 9,804
繰延ヘッジ損益 55 △0
為替換算調整勘定 △244 △1,791
退職給付に係る調整累計額 31 35
その他の包括利益累計額合計 7,051 8,048
非支配株主持分 27,713 27,468
純資産合計 170,947 171,688
負債純資産合計 216,773 214,504
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 59,967 44,317
売上原価 38,902 29,944
売上総利益 21,065 14,372
販売費及び一般管理費 13,455 11,409
営業利益 7,610 2,963
営業外収益
受取利息 145 137
受取配当金 408 384
受取賃貸料 396 389
持分法による投資利益 679 137
補助金収入 34 408
その他 461 602
営業外収益合計 2,125 2,060
営業外費用
支払利息 8 15
賃貸費用 151 150
為替差損 74 228
その他 238 180
営業外費用合計 473 575
経常利益 9,262 4,448
特別利益
固定資産売却益 147 4
投資有価証券売却益 81 776
その他 - 9
特別利益合計 228 790
特別損失
固定資産除売却損 200 49
投資有価証券売却損 - 39
その他 6 2
特別損失合計 206 90
税金等調整前四半期純利益 9,284 5,147
法人税等 2,342 1,748
四半期純利益 6,942 3,398
非支配株主に帰属する四半期純利益 1,066 460
親会社株主に帰属する四半期純利益 5,875 2,938
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四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 6,942 3,398
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △480 2,641
繰延ヘッジ損益 - △61
為替換算調整勘定 △585 △2,032
退職給付に係る調整額 1 4
持分法適用会社に対する持分相当額 △162 △91
その他の包括利益合計 △1,227 460
四半期包括利益 5,715 3,859
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 4,610 3,935
非支配株主に係る四半期包括利益 1,104 △75
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用計算
税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税金等調整前当期純利益に対する税効果
会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税金等調整前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しておりま
す。
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)
有形固定資産の減価償却方法の変更
当社および国内連結子会社の有形固定資産の減価償却方法については、従来、定率法(ただし、1998年4月1日
以降に取得した建物ならびに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備および構築物については定額法)を採用
しておりましたが、当連結会計年度より定額法に変更いたしました。
この変更は、中期経営計画の策定を契機に減価償却方法を検討した結果、今後生産設備が長期にわたり安定的に
稼働することが見込まれ、投資効果が平均的に生ずると見込まれることから、有形固定資産の減価償却方法として
定額法を採用することが、今後のグループの経営実態を適正に反映するものと判断いたしました。
この結果、従来の方法によった場合と比較し、当第2四半期連結累計期間の営業利益は226百万円、経常利益お
よび税金等調整前当四半期純利益は243百万円それぞれ増加しております。
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(セグメント情報等)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
薬品事業 装置事業 加工事業 計 (注1) (注2) 計上額
(注3)
売上高
(1)外部顧客に対する
23,233 11,630 23,189 58,053 1,914 59,967 - 59,967
売上高
(2)セグメント間の内部
606 137 19 763 117 881 △881 -
売上高又は振替高
計 23,840 11,767 23,209 58,817 2,032 60,849 △881 59,967
セグメント利益又は
3,818 532 3,979 8,331 95 8,427 △816 7,610
損失(△)
(注) 1 「その他」は、報告セグメントに含まれない区分であり、ビルメンテナンス事業、太陽光発電事業などを
含んでおります。
2 セグメント利益又は損失(△)の調整額△816百万円には、セグメント間取引消去135百万円、各報告セグ
メントに配分していない全社費用△952百万円が含まれております。なお、全社費用は、各報告セグメント
に帰属しない一般管理費及び技術研究費であります。
3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
薬品事業 装置事業 加工事業 計 (注1) (注2) 計上額
(注3)
売上高
(1)外部顧客に対する
18,200 7,550 17,022 42,774 1,543 44,317 - 44,317
売上高
(2)セグメント間の内部
405 190 17 612 68 680 △680 -
売上高又は振替高
計 18,605 7,741 17,039 43,386 1,611 44,998 △680 44,317
セグメント利益又は
2,333 113 1,179 3,626 48 3,674 △710 2,963
損失(△)
(注) 1 「その他」は、報告セグメントに含まれない区分であり、ビルメンテナンス事業、太陽光発電事業などを
含んでおります。
2 セグメント利益又は損失(△)の調整額△710百万円には、セグメント間取引消去87百万円、各報告セグメ
ントに配分していない全社費用△798百万円が含まれております。なお、全社費用は、各報告セグメントに
帰属しない一般管理費及び技術研究費であります。
3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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日本パーカライジング㈱(4095) 2021年3月期 第2四半期決算短信
3.報告セグメントの変更等に関する事項
(報告セグメントの区分変更)
第1四半期連結会計期間から、事業区分を見直したことに伴い、一部の装置事業およびその他に含まれていた運送
事業・金属板試験片製造・販売事業について薬品事業へ変更し、一部の薬品事業について加工事業へ変更いたしまし
た。
なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載して
おります。
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
「会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更」に記載のとおり、有形固定資産の減価償却方法
を変更しております。この変更により、従来の方法と比べて、当第2四半期連結累計期間のセグメント利益が、それ
ぞれ薬品事業で91百万円、装置事業で4百万円、加工事業で117百万円、その他で7百万円増加しております。また、
各報告セグメントに配分していない全社費用が5百万円減少しております。
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日本パーカライジング㈱(4095) 2021年3月期 第2四半期決算短信
3.補足情報
(1)四半期毎の業績の推移(連結)
2021年3月期(連結)
(単位:百万円)
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 通算
2020年4月~6月 2020年7月~9月 2020年10月~12月 2021年1月~3月 2020年4月~2021年3月
売上高 20,793 23,524 44,317
売上総利益 7,138 7,234 14,372
営業利益 1,199 1,764 2,963
経常利益 1,554 2,893 4,448
税金等調整前当期純利益 1,537 3,609 5,147
親会社株主に帰属する
716 2,221 2,938
当期純利益
総資産 211,080 214,504 ―
純資産 168,226 171,688 ―
2020年3月期(連結)
(単位:百万円)
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 通算
2019年4月~6月 2019年7月~9月 2019年10月~12月 2020年1月~3月 2019年4月~2020年3月
売上高 30,696 29,270 28,769 30,291 119,028
売上総利益 10,733 10,332 9,855 9,290 40,211
営業利益 3,957 3,652 3,188 1,802 12,601
経常利益 5,146 4,116 3,903 2,557 15,723
税金等調整前当期純利益 5,244 4,040 3,936 2,338 15,560
親会社株主に帰属する
3,421 2,454 2,383 1,190 9,449
当期純利益
総資産 220,381 216,275 220,754 216,773 ―
純資産 169,438 170,655 172,474 170,947 ―
2019年3月期(連結)
(単位:百万円)
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 通算
2018年4月~6月 2018年7月~9月 2018年10月~12月 2019年1月~3月 2018年4月~2019年3月
売上高 28,091 31,896 32,251 36,968 129,207
売上総利益 10,517 10,867 11,451 11,141 43,978
営業利益 3,998 4,197 5,002 3,825 17,023
経常利益 5,066 4,979 5,690 4,393 20,130
税金等調整前当期純利益 5,043 4,949 5,687 3,813 19,492
親会社株主に帰属する
2,829 3,184 3,771 1,638 11,424
当期純利益
総資産 218,642 220,088 220,715 218,818 ―
純資産 161,987 165,729 166,166 166,759 ―
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日本パーカライジング㈱(4095) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)報告セグメントの所在地別売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
売上高 セグメント利益又は損失(△)
報告セグメント 前第2四 当第2四 前第2四 当第2四
半期連結 半期連結 増減額 増減率 半期連結 半期連結 増減額 増減率
累計期間 累計期間 累計期間 累計期間
日本 15,097 11,775 △ 3,322 △22.0% 2,198 1,183 △ 1,015 △46.2%
アジア 7,667 6,059 △ 1,607 △21.0% 1,217 824 △ 392 △32.3%
薬品 欧米 468 365 △ 103 △22.0% 131 99 △ 32 △24.4%
事業 セグメント間
の内部売上高 606 405 △ 201 △33.2% 271 226 △ 44 △16.5%
又は振替高
計 23,840 18,605 △ 5,234 △22.0% 3,818 2,333 △ 1,484 △38.9%
日本 5,951 4,757 △ 1,194 △20.1% 135 90 △ 44 △33.2%
アジア 5,317 2,593 △ 2,724 △51.2% 243 26 △ 217 △89.2%
装置 欧米 361 199 △ 161 △44.8% 51 △ 45 △ 96 △188.8%
事業 セグメント間
の内部売上高 137 190 53 39.0% 102 41 △ 61 △59.4%
又は振替高
計 11,767 7,741 △ 4,026 △34.2% 532 113 △ 419 △78.8%
日本 13,815 10,286 △ 3,528 △25.5% 2,727 1,316 △ 1,411 △51.7%
アジア 5,679 3,919 △ 1,760 △31.0% 896 145 △ 751 △83.8%
加工 欧米 3,693 2,816 △ 877 △23.8% 249 △ 408 △ 658 △263.9%
事業 セグメント間
の内部売上高 19 17 △ 2 △14.3% 105 126 20 19.4%
又は振替高
計 23,209 17,039 △ 6,169 △26.6% 3,979 1,179 △ 2,800 △70.4%
報告セグメント計 58,817 43,386 △ 15,430 △26.2% 8,331 3,626 △ 4,705 △56.5%
日本 1,884 1,518 △ 365 △19.4% 79 34 △ 45 △57.1%
アジア 30 25 △ 5 △16.6% 16 21 4 30.1%
その 欧米 - - - - - - - -
他 セグメント間
の内部売上高 117 68 △ 49 △42.3% 0 △ 7 △ 7 -
又は振替高
計 2,032 1,611 △ 420 △20.7% 95 48 △ 47 △49.7%
合計 60,849 44,998 △ 15,850 △26.0% 8,427 3,674 △ 4,752 △56.4%
調整額 △ 881 △ 680 200 22.8% △ 816 △ 710 106 13.0%
連結損益計算書計上額 59,967 44,317 △ 15,649 △26.1% 7,610 2,963 △ 4,646 △61.1%
所在地別セグメント情報 (単位:百万円)
売上高 営業利益
所在地 前第2四 当第2四 前第2四 当第2四
半期連結 半期連結 増減額 増減率 半期連結 半期連結 増減額 増減率
累計期間 累計期間 累計期間 累計期間
日本 39,421 29,688 △ 9,733 △24.7% 5,202 2,724 △ 2,477 △47.6%
アジア 18,739 12,768 △ 5,970 △31.9% 2,371 1,021 △ 1,349 △56.9%
欧米 4,531 3,384 △ 1,147 △25.3% 432 △ 353 △ 785 △181.8%
合計 62,692 45,840 △ 16,851 △26.9% 8,006 3,393 △ 4,613 △57.6%
調整額 △ 2,724 △ 1,522 1,201 44.1% △ 396 △ 429 △ 33 △8.4%
連結損益計算書計上額 59,967 44,317 △ 15,649 △26.1% 7,610 2,963 △ 4,646 △61.1%
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日本パーカライジング㈱(4095) 2021年3月期 第2四半期決算短信
※1 第1四半期連結会計期間から、事業区分を見直したことに伴い、一部の装置事業およびその他に含まれていた
運送事業・金属板試験片製造・販売事業について薬品事業へ変更し、一部の薬品事業について加工事業へ変更い
たしました。
なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載
しております。
※2 「会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更」に記載のとおり、有形固定資産の減価償却
方法を変更しております。この変更により、従来の方法と比べて、当第2四半期連結累計期間のセグメント利益
が、それぞれ薬品事業で91百万円、装置事業で4百万円、加工事業で117百万円、その他で7百万円増加しており
ます。また、各報告セグメントに配分していない全社費用が5百万円減少しております。
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