さらなる飛躍へ
2020年3月期 通期決算説明会
2020年5月21日
目次
2020年3月期 通期業績
通期業績概要
セグメント別業績
2021年3月期 通期業績予想
業績予想前提
通期業績予想概要
要約連結キャッシュ・フロー計算書
株主還元
事業施策紹介
2020年3月期 通期業績
概要
Ortus Stage 2
3
業績概要
(単位:億円)
19/3月期 20/3月期 20/3月期
通期公表値
通期実績 通期実績 前期比
(2/5発表)
利益率 利益率 増減率 利益率
売上収益 7,403 8,502 +1,099 8,550
+14.8%
コア営業利益 658 903 +245 915
8.9% 10.6% +37.2% 10.7%
非経常損益 10 35 +25 35
営業利益 668 939 +271 950
9.0% 11.0% +40.5% 11.1%
親会社の所有者に
412 533 +121 540
帰属する当期利益 5.6% 6.3% +29.2% 6.3%
適用為替レート(期中平均レート)
単位:円 USD(米ドル) EUR(ユーロ) AUD(豪ドル)
前期 111.07 125.70 80.77
当期 108.95 120.85 73.81
2019年3月期 通期実績にて、コア営業利益に計上される欧州事業の取得関連費用(アドバイザリー費用等)として
27億円を計上しました。
4
4
業績概要:売上収益増減要因
国内・アジアでのバルクガスの需要減に加え、サーモスでの減収は
ありましたが、前期に買収を完了した米Praxairの欧州事業および
独Lindeの米国HyCO事業の寄与により、大幅な増収となりました。
+1,099億円
+1,104 (+14.8%増)
+115 ▲16 ▲27
うち為替影響 うち為替影響 うち為替影響
8,502
7,403 ▲78 うち為替影響
▲21 ▲39 ▲3
▲36
19/3月期 国内ガス 米国ガス 欧州ガス アジア・ サーモス 20/3月期
実績 オセアニアガス 実績
(単位:億円)
3,561 1,988 1,655 1,045 251 5
20/3月期実績
19/3月期実績 3,639 1,873 551 1,061 278 5
5
業績概要:コア営業利益増減要因
国内バルクガス減収による減益、サーモスでの減益はありましたが、
米国ガス事業では堅調に推移し、欧州事業および米国HyCO事業による
通期寄与により、大幅な増益となりました。
+245億円
+183 +8 +19(+37.2%増)
うち為替影響 ▲19
+66 ▲4
うち為替影響 903
▲1
うち為替影響
658 ▲11 うち為替影響
▲3
▲3
19/3月期 国内ガス 米国ガス 欧州ガス アジア・ サーモス 消去 20/3月期
実績 オセアニアガス 又は全社 実績
(単位:億円)
287 222 248 99 72 -26 20/3月期実績
*
19/3月期実績 298 156 65 91 91 -45
*2019年3月期 通期実績にて、コア営業利益に計上される欧州事業の取得関連費用(アドバイザリー費用等)として27億円を計上しました。 6
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2020年3月期 通期業績
セグメント別業績
Ortus Stage 2
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セグメント別業績:国内ガス事業
業績ハイライト
売上収益
(単位:億円) セグメント利益率
セグメント利益
19/3月期 20/3月期
8.2% 8.1%
通期実績 通期実績 前期比
3,639 3,561
▲2.1%
売上収益 3,639 3,561 ▲78
298 ▲3.6% 287
セグメント利益
298 287 ▲11
(コア営業利益)
19/3月期 20/3月期
通期実績 通期実績
売上収益増減要因 セグメント利益増減要因
バルク・オンサイト(セパレートガス): バルク・オンサイト(セパレートガス):減収による減益
主要関連業界を中心に減少
医療機器販売会社アイ・エム・アイ社買収による寄与
ガス関連・プラント他(メディカル):
医療機器販売会社アイ・エム・アイ社買収による寄与
8
8
セグメント別業績:米国ガス事業
業績ハイライト
売上収益
(単位:億円) セグメント利益率
セグメント利益
19/3月期 20/3月期
8.3% 11.2%
通期実績 通期実績 前期比
1,988
1,873
+6.2%
売上収益 1,873 1,988 +115
222
セグメント利益 +42.4%
156 222 +66 156
(コア営業利益)
※為替換算による影響:売上収益 ▲35.7億円 セグメント利益 ▲3.0億円
19/3月期 20/3月期
通期実績 通期実績
売上収益増減要因 セグメント利益増減要因
バルク:セパレートガスを中心に出荷は堅調。 セパレートガスを中心に産業ガス関連では全般的に堅調
炭酸ガスは新規工場稼働開始により出荷増 バルクガスの製造及び物流コストの増加
オンサイト:新規案件の稼動開始。 HyCO事業買収による貢献
HyCO事業買収による貢献
9
9
セグメント別業績:欧州ガス事業
業績ハイライト
売上収益
(単位:億円) セグメント利益率
セグメント利益
19/3月期 20/3月期 15.0%
通期実績 通期実績 前期比 1,655
売上収益 551 1,655 +1,104
11.9% 248
セグメント利益 551
65 248 +183
(コア営業利益) 65
※為替換算による影響:売上収益 ▲21.2億円 セグメント利益 ▲2.5億円
19/3月期 20/3月期
通期実績 通期実績
買収した欧州事業の取得日が2018年4月1日だったと仮定した場合の2018年4月1日から2019年3月31日の売上収益は1,634億円
であり、前期比 +1.4%増加となります。なお、実際には2018年12月に買収を完了しました。
(この円建換算での適用為替レートは、2020年3月期通期実績 120.85円/ユーロを用いております)
売上収益について、主要な地域別に見ますと、前期比(現地通貨ベース)では、イベリア(スペイン・ポルトガル)では▲2%、
イタリアでは▲1%の減収、ドイツでは+2%、ベネルクス(ベルギー・オランダ)では+5%、スカンジナビア(ノルウェー、
スウェーデン)では+1%の増収でした。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大により、スペイン・イタリアなどでは、2020年3月の売上収益は前年同月比で減収でした。
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セグメント別業績:アジア・オセアニアガス事業
業績ハイライト
売上収益
(単位:億円) セグメント利益率
セグメント利益
19/3月期 20/3月期
通期実績 通期実績 前期比 8.6% 9.5%
1,061 ▲1.5% 1,045
売上収益 1,061 1,045 ▲16
99
セグメント利益 * 91 +8.8%
91 99 +8
(コア営業利益)
※為替換算による影響:売上収益 ▲39.1億円 セグメント利益 ▲4.1億円
19/3月期 20/3月期
通期実績 通期実績
売上収益増減要因 セグメント利益増減要因
バルク(セパレートガス):主に中国で大きく減少 豪州でのLPガス事業の採算が改善
LPガス:豪州での販売は順調 電子材料ガスの減収による減益
特殊ガス:電子材料ガスの市況悪化による減収
エレクトロニクス関連機器・工事:台湾で大きく増加
*インドネシアで進めている天然ガス液化事業(発電用天然ガスを液化・輸送する役務提供する事業)において、原燃料を取り巻く
11
市場環境が大きく変化し、将来の収益性が低下したため、当該事業に関連する資産を▲13億円の減損処理しました。
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セグメント別業績:サーモス事業
業績ハイライト
売上収益
(単位:億円) セグメント利益率
セグメント利益
19/3月期 20/3月期
通期実績 通期実績 前期比 33.1% 28.8%
278 251
▲9.6%
売上収益 278 251 ▲27
セグメント利益 ▲21.4%
91 72 ▲19 91 72
(コア営業利益)
※為替換算による影響:売上収益 ▲3.0億円 セグメント利益 ▲1.0億円
19/3月期 20/3月期
通期実績 通期実績
売上収益増減要因 セグメント利益増減要因
国内:冷夏・暖冬(天候不順)、新型コロナウイルス 国内:減収による減益
感染症の拡大による主要製品の販売数量減。 海外:韓国での減収による減益。
フライパンの拡販 生産工場の稼働率低下による減益。
海外:韓国での販売環境の大きな変化。 持分法適用会社の販売は一部の地域を除いて低調
生産工場の全般的な稼働率低下
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2021年3月期 通期業績予想
概要
Ortus Stage 2
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業績予想前提
今後の見通しとして、新型コロナウイルス感染症の拡大による世界経済の悪化は、
第1四半期(4-6月)までは現在の状況が続くものの、第2四半期(7-9月)には段階的に回復が進み、
基本的な考え方
第3四半期(10-12月)以降はほぼ正常化するものと仮定しています。
なお、業績予想の前提為替レートは、米ドル 108円、ユーロ 120円です。
産業ガスおよびハードグッズの売上収益は、第1四半期では前年同期比15%程度の減少、
第2四半期では前年同期比10%程度の減少、第3四半期以降は前年同期並みになるものと想定し、
主な利益増減要因 コア営業利益への影響額は地域ごとの利益率を勘案して算出しています。
エレクトロニクス関連の顧客の稼働については、現時点においては直接的な影響は
大きくないことから、当初の想定どおり、国内などで増収による増益を見込みます。
サーモス事業では、主に国内・中国・韓国で、第1四半期を中心に、
新型コロナウイルス感染症の拡大による業績への影響があるものと想定しています。
そのほかでは、国内におけるバルクガス等の価格是正、生産物流におけるコストダウンなどで
増益を見込む一方、前期に計上された米国での一時的収益がなくなる影響での減益を見込みます。
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通期業績予想
(単位:億円)
20/3月期 21/3月期
通期実績 通期予想 前期比
利益率 利益率 増減率
売上収益 8,502 8,300 -202
-2.4%
コア営業利益 903 820 -83
10.6% 9.9% -9.2%
非経常損益 35 0 -35
営業利益 939 820 -119
11.0% 9.9% -12.7%
親会社の所有者に
533 440 -93
帰属する当期利益
6.3% 5.3% -17.5%
2021年3月期 想定為替レート:(USD→円)108円/USドル、(EUR→円)120円/ユーロ
2020年3月期では、資産効率改善の一環として保有資産の売却し、非経常損益項目で計上しました。
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2021年3月期 通期業績予想
要約連結キャッシュ・フロー計算書
Ortus Stage 2
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要約連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:億円)
20/3月期 21/3月期
前期比
通期実績 通期予想
税引前利益 791 675 -116
減価償却費・償却費 837 860 +23
運転資金増減 31 -13 -44
その他 -160 -187 -27
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,500 1,335 -165
設備投資 -728 -941 -213
投融資 -7 - +7
その他(資産売却 等) 109 - -109
投資活動によるキャッシュ・フロー -626 -941 -315
フリー・キャッシュ・フロー 874 394 -480
純有利子負債* 8,983 8,818 -165
調整後ネットD/Eレシオ 1.45 1.34 -0.11
純有利子負債:有利子負債 - 現金及び現金同等物
調整後ネットD/Eレシオ:(純有利子負債-資本性負債)/(親会社の所有者に帰属する持分+資本性負債)
資本性負債:ハイブリッドファイナンスで調達した負債のうち、格付機関から資本性の認定を受けた額(調達額の50%)
ハイブリッドファイナンス:負債でありながら、利息の任意繰延、超長期の返済期限、清算手続き及び倒産手続きにおける劣後性等の
資本に類似した特徴を有しているファインナンス形態
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株主還元
Ortus Stage 2
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株主還元
安定的な配当を維持しつつ、連結業績との連動を考慮した配当政策
を実施します
期末 中間 配当性向
40円 27.1% 26.8% 30%
27.1%* 26.2%
24.3% 24.9%
22.7% 25%
30円 20.3%
日本基準 IFRS
20%
20円 14円 15%
13円 (予定)
12円
11円 10%
9円
10円 7円
6円
12円 14円 5%
9円 11円
6円 6円 7円
0円 0%
14/3月期 15/3月期 16/3月期 17/3月期 18/3月期 19/3月期 20/3月期
1株あたり
当期利益(円) 49.42 47.98 59.72 80.28 113.04 95.42 123.26
*2018年3月期では、米国での税制改革法における連邦法人税率の引下げにより、法人所得税が大幅に減少しました。 この影響を除いた場合、配当性向は「27.1%」となります。
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事業施策紹介
Ortus Stage 2
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事業施策紹介
国内ガス事業
Ortus Stage 2
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エレクトロニクス重点施策紹介
中期経営計画 Ortus Stage2重点戦略「構造改革」
Total TNSC : 連携強化によるグループ力の最大化を目指す
戦略方針
ガス及びガス周辺領域への事業拡大(機器ビジネス 等)
顧客指向の徹底とトータルガスビジネスの実践
具体的な成果の紹介(エレクトロニクス顧客深耕)
オンサイト 特殊ガス 機器・工事
供給 供給 ほか
社名(供給拠点) (株)岩手黒沢尻ガスセンター[岩手県北上市]
供給先 半導体メモリメーカー
酸素・窒素併産型空気分離装置(ASU) 3基
主要設備
バックアップ用タンク 12基、蒸発器 34基
設立年月 2018年11月
資本金 50百万円
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(ご参考)アイジーエスエス[IGSS]について
ユーザーのスマートファクトリー化*に適切に対応していくために、
当社がこれまで蓄積してきたガスハンドリングノウハウを最大限活用し、
ユーザーと共に、次世代ガス供給システムを構築しました。
システム構成要素 構成要素の一例ご紹介
ユーザーが簡便・安全・安定的にガスをご利用いただけるように、 (作業省力化:容器自動搬送システム)
タブレット端末で、ガス供給に関連する一連のオペレーションを
一元的に管理できるようにサポートする供給システムを構築
タブレット
オペレーティング 容器自動搬送
システム
高機能
モニタリング Intelligent Gas Supplying System
システム
IGSS オペレーション 1本あたり50kg以上の重さがあるガス充填容器
レコーダー
をロボットが自動搬送する
容器管理
ロボットが空間検知して地図を作成し、操作者
データベース 日常点検支援 が指定する場所(格納容器)に搬出・搬送する
システム
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*スマートファクトリーとは、一般的に、デジタルデータの活用等で業務プロセスの改革、品質・生産性の向上を継続・発展的に実現する工場を指します
事業施策紹介
海外ガス事業
(米国、アジア・オセアニア)
Ortus Stage 2
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米国ガス事業:主な設備投資案件
全米の産業ガス生産ネットワークを活かして更なるプレゼンス拡大を目指す
前期に空気分離装置2基、炭酸プラント1基が稼動、バルクガス・炭酸事業における
アクション
生産能力を継続して拡大
プラン
新プラントからの拡販と価格管理による収益性向上
オンサイト バルク 炭酸ガス ドライアイス
ネブラスカ州に空気分離装置 アイオワ州デニソンに
を建設完了(2019.10) 炭酸ガスプラントを建設完了
(2019.6)
炭酸ガス ドライアイス
東部での炭酸供給能力増強
を検討中
凡例
コーポレート本社
空気分離装置
炭酸ガスプラント
バルク
事業拠点
オンサイト
カリフォルニア州バーノンに 炭酸ガス
空気分離装置を増設完了 ドライアイス バルク
(2019.11) 南東部で空気分離装置と炭酸プラントを計画中 25
25 (2021 稼動開始予定)
東南アジア事業:ベトナムにおけるパイピング事業拡大
南部バリア・ブンタウ省において3基目の空気分離装置が完成し、20km (含む枝管)
に亘る埋設配管網を敷設
2021年には4基目の空気分離装置を稼動させ、盤石なバックアップ体制を構築
ハノイ ミースワン
約8.5km
埋設配管網
ホーチミン
・酸素ガス
バリア・ブンタウ省 フーミー1 ・窒素ガス
(ホーチミン中心街から約60km) ・水素ガス
約7.5km
鉄鋼・化学関連を中心に
7社へパイピング供給
フーミー3
空気分離装置建設中
ロンソン島 (2021年供給開始予定)
フーミー3 工業団地内に新設した空気分離装置 26
26 (2019年9月完成)
事業施策紹介
サーモス事業
Ortus Stage 2
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事業環境認識と対応策
インバウンド需要の激減
・訪日観光客の激減により、家電量販店・免税店を中心としたケータイマグ・スープジャーの売上減少
緊急事態宣言による外出自粛・休校
環境変化 ・行楽需要の減少(ケータイマグ、行楽弁当箱)
・新学期向け商品の不振(キッズボトル・ランチボックス)
・部活・運動会の中止によるピーク時期の売上の伸び悩み(スポーツボトル)
巣篭もり消費への注目
・テレワークの増加や子どもの在宅に伴い、家の中での生活を快適に過ごす為のアイテムが注目
販売促進アプローチの積極的な展開
メディアでの露出 公式SNSでの情報発信 ECプロモーション THERMOS MEMBERS
店頭キャンペーン
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具体的な販売促進アプローチ
学校再開後の需要喚起 7月レジ袋有料化に対応
【店頭プロモーション】スポーツボトルの拡販
【熱中症対策アイテム】新コンセプト商品の用途提案
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具体的な販売促進アプローチ
秋新製品を中心とした拡販施策
ケータイマグ スープジャー
フライパン / シャトルシェフ タンブラー / 卓上ポット
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ご清聴ありがとうございました。
Ortus Stage 2
注意事項
本資料は、証券取引上のディスクロージャー資料ではなく、
その情報の正確性、完全性を保証するものではございません。
また、本説明会および本資料には、将来に関する計画や戦
略、業績に関する予想や見通しが記述されております。これ
らは現時点で入手可能な情報に基づいて当社が判断・想定し
たものであり、実際の業績はさまざまなリスクや不確実性
(経済動向、市場需要、為替レート、税制や諸制度などがご
ざいますが、これらに限りません)を含んでおります。
このため、現時点での見込みとは異なる可能性がございます
ことをお含みおきいただき、本資料のみに依拠して投資判断
されますことはお控えくださいますよう、お願い致します。